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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

111ぬえ ◆ufIVXIVlPg:2016/09/08(木) 10:27:31 ID:WnM.9N46
そうイタズラじみた笑みを浮かべるナズーリンは尻尾をゆらゆらと揺らしながら俺のもとまで歩いてきた。

ナズ「さぁさぁ、まずは一杯」

手渡してきたお猪口にナズーリンがなみなみと酒を注ぐ。ゆらゆらとゆれる酒に俺の顔が映っていた。

お猪口を一息で干すと喉が焼けるような痛みを覚え、胃の中で酒がその存在を主張した。

男「くぅっ。かなりきついなこれ」

ナズ「はっはっは。酒飲みのための酒さ。こんなご時勢だ。酔わなきゃやってれない事だってある」

そう良いながらナズーリンは自分のお猪口に注いだ酒を軽く飲み干した。

男「で、なんのようなんだ」

ナズ「なに、酔えば口のすべりが滑らかになる。そう打算したまでだよ。んくっんくっ。はぁ。やはり酒はいいねぇ。いつだってこれさえあれば幸せにはなれる」

見た目は少女を下回り幼女とまで呼べそうな外見なのに軽く杯を干す。

外の世界ならば大変な問題なのだろうがここは幻想郷。いまさら違和感は覚えない。

ナズ「どうだい。もう一杯」

男「あぁ、頂くよ」

今度はなめるようにちびちびと飲む。味は美味しいのかも知れないがこのアルコールのきつさだ。酒を飲みなれていない俺では楽しめそうにない。


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