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Q.O.F.F - はるかなる願い -
146
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:33:12 ID:QN6siCQ.
火妖精「…おい」
まね子「マスターも同じ人間さんで良いみたいだし、大盤振る舞いだよね」
ツッコミちゃん「そうね。けど、なるべく指示が上手い人間がマスターなのが良いよね…応援は嫌じゃないけど」
「…肯定」
まね子「次出るならあの人間はどう?
ほら、無色妖精のマスターをしてた」
ツッコミちゃん「あー、ダメダメ。
もう決まってるんだって」
まね子「えー! あの人間さんなら良いところまで行けると思うのにぃ」
火妖精「…おい!」
147
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:35:17 ID:QN6siCQ.
火妖精「アタシの家で何してる」
「…作戦会議」
まね子「次はどんな人間さんと組むかの相談だよ!」
火妖精「他所でやりやがれ」
ツッコミちゃん「うわひっどい!
せっかく来てあげたのに」
火妖精「あ?」
まね子「…大会のことみんなで見てたんだ。 妖精のみんなだって知ってるよ」
ツッコミちゃん「おおさまがね、怖がるのはやめようって他の妖精にずっと話してくれたんだよ」
148
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:37:12 ID:QN6siCQ.
「…私達は
コミュニケーションを用い、火妖精と友好的関係を結ぶ為に参上した」
まね子「つまり仲良くしたくて来たの!」
火妖精「……余計なお世話だ」
まね子「という割には追い返そうとしないんだね!」
火妖精「今すぐ帰してやろうか?」ゴゥッ
ツッコミちゃん「土に!?」
149
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:39:33 ID:QN6siCQ.
まね子「話してみるとね
火妖精は怖い妖精じゃないねって」
火妖精「馬鹿にしてんのか?」
まね子「ううん。でも
火妖精の力はみんなやっぱりちょっとこわがってた」
ツッコミちゃん「けど…変わらないよ
話してみるとね、火妖精も私たちと全然変わらない妖精なんだって」
「…再認識」
火妖精「…そりゃ、そうだろ
アタシだって妖精なんだ」
ツッコミちゃん「そう。
私たちとどこも何も変わらないの」
まね子「だからね…」スッ
150
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:40:08 ID:QN6siCQ.
火妖精「…?」
まね子「握手! 人間さんは仲良くなるときに握手ってのをするんだって
手と手を握るの!」
火妖精「アタシは…」
ツッコミちゃん「仲間でしょ?
…本当は、ずっと前からこうしてれば
良かったんだけどね」
「…快諾を申請」
『…みんなで。いっしょに』
火妖精「………」
火妖精「…遅ぇ」
火妖精「…ほんとにさ…遅ぇんだよ…」ギュ
151
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:40:48 ID:QN6siCQ.
まね子「私たちは仲間だね!」
火妖精「言うなよ…恥ずかしい」
「…言質を確認」
まね子「これで第一関門はクリアだ!」
火妖精「……………ん?」
152
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:43:02 ID:QN6siCQ.
―
―
火妖精「…つまりテメェらはアタシをここから連れ出そうと?」
ツッコミちゃん「だって、火妖精は大会の後…ずっと閉じこもってじゃない
人間さんが帰ってからもずっと…」
火妖精「…」
まね子「そんなの駄目だよ! 部屋にカビと変な茸生えちゃうから!」
火妖精「燃やすか…」
ツッコミちゃん「一思いに頼むわ」
まね子「止めないの!?」
「…事実。火妖精は継続的に外出を拒否」
火妖精「…勝手だろ、んなの」
153
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:45:28 ID:QN6siCQ.
ツッコミちゃん「でも駄目。
火妖精は会いたい妖精、いるでしょ?」
まね子「ずっとお話したくて
でも火妖精は閉じこもってて中々会えなかった妖精」
火妖精「だから、余計なお世話だってんだ。
大体あいつはこっちにいないだろ」
「…消息は、把握済み」
ツッコミちゃん「だから会いに行こうよ
あっちもきっと会いたがってる筈だよ」
火妖精「なんでそこまで構うのさ…いや」
火妖精(それが…仲間…ってやつなのか)
154
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:46:06 ID:QN6siCQ.
まね子「それはな」
火妖精「おい、名前を聞かせろ」
まね子「か?」
火妖精「アンタの名前だ、アタシの名前だけ知られてるのは癪だ」
まね子「よくぞ聞いてくれました! 私は――」
ツッコミちゃん「まね子よ」
火妖精「まね子? すっとぼけた名前だな」
まね子「まっ!?」
155
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:47:34 ID:QN6siCQ.
火妖精「おいまね子、…あいつは今どこにいるのさ」
火妖精「こうなったら行ってやるよ
とことんアンタ達に付き合ってやる」
「…協力、感謝」
ツッコミちゃん「そう言ってくれて嬉しいよ! まね子、あの妖精はどこにいるの?」
まね子「だからまね子じゃないってばあ!」
156
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:55:06 ID:QN6siCQ.
―朝―
『我はメシアなり! フハッハッハッ!』
男(………)
男(…とんでもない夢を見た気がする)
無色妖精「マスター。おはようございます!」
妖精「ごまう!」
男「おはよう」
男(あの日から妖精が1人増えた)
157
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 01:56:42 ID:QN6siCQ.
男(フェアリィ・メシア)
男(妖精界の新たな希望…らしい
自分で言っててもあまり実感は無い)
……。…,…
男「ん?」
妖精「う?」
無色妖精「マスター? どうしましたか?」
男(…何か物音が聞こえたような)
男「
>>158
」
158
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 05:57:58 ID:.tch5kQA
おや、こんな時間に誰だろう?(冗談で死亡フラグ風に)
159
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 08:09:56 ID:akM34c6c
何!?エピローグに安価は無いものではないのか!?
160
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 11:16:37 ID:QN6siCQ.
男「おや、こんな時間に誰だろう?」
無色妖精「?」
男「奥で音が聞こえたんだ
誰か来たようだ」
無色妖精「わたしみてきます」
男「ああ、いや気のせいかもしれないし
俺が見てくるよ」
無色妖精「わかりました!」
161
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 11:17:45 ID:QN6siCQ.
―
―
男(…この辺だったような)
騒が…でよ!
…緊急事態
待っ…今誰か…
隠れ…っ!
男「………」
………。
男(…この辺だなあ)
男「
>>162
」
162
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 12:00:59 ID:/mCHG.8M
(ここにあるのは菓子類をまとめて入れているダンボール箱な訳だが……)
163
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 13:30:56 ID:QN6siCQ.
男(ここにあるのは菓子類をまとめて入れているダンボール箱な訳だが……)
………。
男「………」
…いったかな?
…音がしないよ
…不明
男「………」
…みんな一緒の場所に隠れなくても
いいじゃない
…せまいぃ
…圧迫…窮屈
男「………」
164
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 13:33:24 ID:QN6siCQ.
…それに良い匂い?
…くんくん。本当だ、この箱からするよ
…なにこの細い棒? 食べ物?
男(最後までチョコたっぷりの)
…んん!? おいしい! すっごく甘い!
…なに勝手に食べてるの!? …おいしい!
…未知の味
男(…食べ始めた)
…この四角いのもおいしいよ!
…板も食べられるの!? 人間さんの世界ってすごい…
…甘美
ガタタッガタタッ
男(…どうしたものか)
男「
>>165
」
165
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/05(木) 13:46:32 ID:/mCHG.8M
(無色妖精ー、メシアと一緒に妖精6匹分の飲み物を持って、菓子ダンボールの中のお客さんの輪に自然に混ざってやってー)ネンワー
166
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/06(金) 00:11:19 ID:oQFTNRAg
男(無色妖精ー、メシアと一緒に妖精6匹分の飲み物を持って、菓子ダンボールの中のお客さんの輪に自然に混ざってやってー)
無色妖精『はい?』
男(無色妖精のお客さんだぞー)
無色妖精『わかりました!』
男(さて…俺は学校へ行くか)
167
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/06(金) 00:26:25 ID:oQFTNRAg
まね子「このいっぱい色のある石ころ?
もおいしい!」モグモグ
ツッコミちゃん「…たまに他の妖精が人間界へ行くのはこのことだったのね…
……はっ! まさかこの食べ物に強さの秘密が!?」
「…美味」
まね子「この飴、果物の味がするよ!」
ツッコミちゃん「宝石みたい」
無色妖精「たくさんのくだものあじが
はいってるんですよ! あ、でもしろいのは」
ツッコミちゃん「ひっ!? …辛、スースーするぅ!」
168
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/06(金) 00:29:18 ID:oQFTNRAg
まね子「この砂の球みたいなのはなに?」
無色妖精「ボーロっていって、とってもあまいです!」
妖精「でぅ!」
まね子「おぉー! さっくさく!」モグモグ
ツッコミちゃん「くひが…くひが…」
無色妖精「のみものもありますよ!
ラムネとオレンジジュースです!」
まね子「知らない名前! 人間さんの飲み物かな?」
ツッコミちゃん「どっひでもいいからはやふー!」
「…ラムネ」
169
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/06(金) 00:31:06 ID:oQFTNRAg
―学校―
男(無色妖精達を置いてきた)
男(段ボールの中身は結局誰がいるかは分からなかったけど、あのサイズなら妖精くらいしか入らないだろうし)
男(なにより話し声が聞こえたし)
留学生「おはよ、男!」
巫女「おはようございます」
男「おはよう」
留学生「あれ? 無色妖精は来てないんだ
なんだか男だけって新鮮かも」
男「
>>170
」
170
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/06(金) 00:37:37 ID:7/61RgPY
ふ、たまには愛するお前にだけ集中する時間も取りたいってものさ
171
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/06(金) 07:25:41 ID:QeEuGqc6
ああwこんな奴だったなそういやwww
172
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/06(金) 11:05:45 ID:Q2evJqqo
もう吹っ切れて未来を存分に堪能しまくる留先祖さんとか見てみたいなw
あと妖精たちよ、強さ関連はお菓子より妖精界の奥地やら秘境やらの高位神秘食物とかを摂った方が良いと思うぞw
173
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 06:05:00 ID:FgOw/wD6
っていうか彼女ら、お菓子食べさせてもらった事ないのか。食わせたらどうなるか分からないからとかかな?
174
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 13:17:24 ID:DotdVMzw
男「ふ、たまには愛するお前にだけ集中する時間も取りたいってものさ」
留学生「あ…う、ぇへへ…ありがとう
私のこと…考えてくれたんだ」
巫女「まあ…」
留学生「無色妖精には悪いけど
私も今日は…お、男に集中しようかな、なーんて…なんて」
巫女「ふふ。それでは私は失礼しますね」
175
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 13:19:44 ID:DotdVMzw
座敷童「おはよう」
巫女「おはようございます。
…どうしましたか? 浮かない顔色をしているように見えますが」
座敷童「うむ…話せば長くなるが
…いや、面倒じゃ。ざっくり言おう」
座敷童「M.O.Bに追い出されてしまった」
巫女「はい?」
座敷童「M.O.Bに追い出されてしまったのじゃ」
巫女「あ、いえ。聞こえていました
…申し訳ありません。 それでも理解が追い付かなくて」
176
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 13:20:32 ID:DotdVMzw
座敷童「M.O.Bは晴れてあの男と好きあったの」
巫女「好男さんのことですね」
座敷童「うむ。互いが初々しくての。どこぞのばかっぷるより弄りがいがある」
巫女「…程々にお願いしますね」
座敷童「まあそこはのう。
が、あの調子ならいつか二人が番となる日はそう遠くない未来じゃろうて」
巫女「それはまだ早すぎるのでは?」
座敷童「昔などそれこそ10歳そこらで
番となった者がおった。別段問題ではなかろう」
巫女「今の時代では十分に問題ですよ」
177
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 13:22:15 ID:DotdVMzw
座敷童「いや、問題はその後じゃ。
遅かれ早かれ二人はそういう関係にもなるじゃろう」
巫女「座敷童さんのお墨付きならば
その未来は期待できそうですね」
座敷童「この儂が言うのじゃ。間違いはないぞ、はっはっは」
座敷童「まあ、二人の将来にあたってな。そういう予習は大事じゃろう? M.O.Bに手取り足取り教えたのじゃが」
巫女「…はい?」
座敷童「そしたらM.O.Bが耳まで林檎のように真っ赤になっての。いやぁ、あれは見物じゃった」
巫女「…お戯れが過ぎますよ?」
座敷童「うむ…我ながらちとやり過ぎたとは思っておる。
最後に見たときは涙目じゃったからな」
M.O.B2「少し…頭冷やそうか」
座敷童「お主いつの間に後ろに」
178
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 13:23:01 ID:DotdVMzw
―
―
ツッコミちゃん「…ぷっはあ! 死ぬかと思った」
まね子「大袈裟だよー、たかが飴玉いっこで」
ツッコミちゃん「食べてないからそう言えるの! ハッカ…だっけ? あれは悪魔の味!」
「…甘美な酸」
無色妖精「ラムネをきにいってくれてよかったです」
「…追加を所望」
無色妖精「はーい、おかわりですね
メシアもいりますか?」
妖精「ぁい!」
179
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 13:23:41 ID:DotdVMzw
ツッコミちゃん「…ってこんなことしてる場合じゃなかった!」
まね子「わっびっくりした」
ツッコミちゃん「私たちは何のために人間界に来たの!」
まね子「んと…、……なんでだっけ?」
ツッコミちゃん「火妖精!」
まね子「あいた!」ペシ
「…無色妖精に邂逅する任務中」
無色妖精「わたしですか?」
ツッコミちゃん「そうよ! でも火妖精とは途中ではぐれちゃうし…私たちだけじゃ土地勘無いし…」
180
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 13:24:44 ID:DotdVMzw
まね子「でも隠れる必要ってあった?
普通の人には見えないじゃん」
ツッコミちゃん「万が一って場合もあるでしょ。これはごくひにんむで、絶対バレちゃ駄目なんだから」
まね子「人間さんの食べ物を食べちゃったけど」
ツッコミちゃん「先に食べたのはあなたでしょ!」
無色妖精「マスターならおこらないですよ、のみものもよういしてくれました!」
まね子「そうなの? マスターって結構良い人?」
181
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 13:25:16 ID:DotdVMzw
ツッコミちゃん「そんなことより!」
ツッコミちゃん「今は火妖精を捜して無色妖精に会わせるの!」
無色妖精「わたしですか?」
ツッコミちゃん「そう 無色妖精に
火妖精もずっと話したがっていたんだから!」
無色妖精「火妖精さんが……わたしもおはなししたいです!」
ツッコミちゃん「うん。だから早く見付け……」
ツッコミちゃん「てぇぇぇぇええ!?」
無色妖精「ふわあ!?」
182
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 13:26:25 ID:DotdVMzw
―
―
男(授業中…)
留学生「……」チラ
留学生「……」ニコ
男(留学生をずっと見ててもいい…)
座敷童「…男ぉ」
男「…」
座敷童「M.O.B達に除け者にされた。
儂はとても寂しい」
男(聞いた感じ自業自得なんだよな)
男「
>>183
」
183
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 15:26:32 ID:PtQbzKzA
とは言われてもな、授業中は構えんぞ?(メモ帳チラ)
184
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 21:21:27 ID:PvpkvsN2
あんまり生娘を弄るからだぞw節度ってもんを考えろw
185
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/08(日) 10:19:48 ID:yBtr4pKw
『とは言われてもな、授業中は構えんぞ?』
座敷童「留学生には構うておるくせにか?」
男『座敷童も授業を受けたらどうか』
座敷童「いまさら知恵を身に付けたところでそれを生かすところがあるか?」
座敷童「暇じゃー。退屈じゃー」
男『そう騒いでるとM.O.Bにまた怒られるぞ』
座敷童「うぐ…!
じゃが、退屈なのもまた事実…」
186
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/08(日) 10:21:19 ID:yBtr4pKw
座敷童「退屈はネコをも殺すという」
男(好奇心じゃね?)
座敷童「儂はネコじゃ。 にゃー」フリフリ
男「……」
座敷童「……」
座敷童「何か言うてくれ。 儂がまるでアホみたいじゃろう」
男「
>>187
」
187
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/08(日) 10:27:34 ID:nL2ehcu2
こんなオオカミの巣窟みたいなとこで今のがみんなに見えてなくてよかったな
188
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/08(日) 11:43:22 ID:yBtr4pKw
男『こんなオオカミの巣窟みたいなとこで今のがみんなに見えてなくてよかったな』
座敷童「オオカミとな? ここな男共は熟れてもおらぬ赤子を襲う程に飢えておるのか?」
座敷童「それとも童女をわざと狙うような趣味でも持ち合わせてるのか?」
男(見た目は童女で中身は凄い年上なわけだが)
座敷童「じゃが良かったの男。
お主がオオカミなら垂涎じゃろ?
ほれほれ〜 にゃー」
男「
>>189
」
189
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/08(日) 11:55:47 ID:7Fs1dM2E
俺には効かんよ。理由は知ってんだろ
190
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/09(月) 18:02:55 ID:U2ncE0T2
言わずもがなですねww
191
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/10(火) 20:47:57 ID:PpLnSVaM
>>187
では「口は災いの元だったな」
ってブーメランしてやった方が良かったか?w
192
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/12(木) 19:28:11 ID:zmWwmDD.
可愛いのは事実ですけどね〜(笑)
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/15(日) 21:29:49 ID:BZhP/tw6
乙
しかし火妖精はどこで何してるやら
194
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/17(火) 21:35:57 ID:gkPvPvE6
>>189
ってもしかしてどっかでテンドンった?
195
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/28(土) 19:57:39 ID:Y1N9g.yI
妖精にとっちゃ辛子かワサビの方が悪魔の味なんじゃ
196
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/05(土) 12:47:25 ID:Yzfd4Y9U
ここで言う事じゃないだろうけど、Undertaleって凄いRPGだな
197
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/17(木) 16:25:55 ID:U7Q.EYSM
↑クソ花は絶許! [×MERCY]を押しつつ
198
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/17(木) 16:39:21 ID:U7Q.EYSM
oh...sage忘れ失礼
199
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/01/02(土) 00:18:58 ID:g7chnNSM
あけおめ!
200
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/16(火) 15:24:34 ID:/nzG2aCo
質問age失礼します
もしかして、前スレ
>>1000
の番外編的なのってもうスレ建ってたりするの?
201
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/22(月) 10:32:54 ID:eGf/XMcQ
すみません
スレは建ててないです
202
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/22(月) 18:55:18 ID:f1Njd7RE
良かった。
>>1
生きてた
203
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/07(月) 23:58:40 ID:U7YlUTK6
男「俺には効かんよ。理由は知ってんだろ」
座敷童「むぅ…一途なやつめ」
男「悪くは思わないでくれ」
座敷童「思わん思わん。それがお主の良いところじゃからのぅ
精々末長く幸せにしてやれ色男」
男「言われるまでもないな」
座敷童「ふふ…。確かに言うまでも無かったな
仕方ない、今回ばかりは大人しくしようかの」
男「…」
座敷童「その疑いの眼差しはなんじゃ。
今日ばかりは本当じゃぞ」
座敷童「本格的に追い出されてはかなわんからの」
男「…今日だけなのか」
座敷童「儂はネコじゃからな」
204
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/08(火) 00:01:36 ID:5730omus
―
―
ツッコミちゃん「うかつだったわ…まさかこんなに早く気付かれるなんて!」
まね子「わかってたのかと思った」
無色妖精「びりびりします…」
「耳の損傷は見当たらない。問題ない」
メシア「てぇー! てぇー!」
ツッコミちゃん「うう…悪かったってば
でもいつから私達が居るのに気付いたの?」
無色妖精「ええと、マスターがおかしのはこにはいってるから そこからです」
ツッコミちゃん「え…始めから? ただ者じゃないね…あなたのマスター」
無色妖精「そうです! マスターはすごいんです!」
205
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/08(火) 00:06:04 ID:5730omus
まね子「で、どうするの?」
「極秘任務…失敗」
ツッコミちゃん「むう…気付かれちゃったからもう隠さないけど
全部聞いてたでしょ?」
無色妖精「あ。はい
火妖精さんがきてくれるんですね」
ツッコミちゃん「うん
でもいつの間にかはぐれちゃって」
まね子「どうしよっかーって悩んでたらマスターの人が近付いて来たの」
ツッコミちゃん「あとは知ってのとうりだよ」
無色妖精「みなさんとおかしたべました!」
「美味」
まね子「大満足!」
ツッコミちゃん「うんそう…っじゃなくて!」
206
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/08(火) 00:10:54 ID:5730omus
「捜索協力を要請」
ツッコミちゃん「そう、それ!
火妖精を一緒にさがしてほしいの!」
まね子「無色妖精ならこのへん詳しそうだし」
ツッコミちゃん「迷子にならないし、火妖精は見付けられるかもだからごうりてき!」
無色妖精「もちろんきょうりょくします!」
メシア「ます!」
まね子「返事が早い!」
無色妖精「わたしも火妖精さんにはやくあいたくて…」
207
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/08(火) 00:16:15 ID:5730omus
―
―
―昼―
男(昼だ)
男(座敷童は宣言通り大人しくしていたようだ)
男「…妖精がいないのは確かに久し振りな気がする」
男(昼食は…誰かを呼ぼうか?)
>>208
208
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/09(水) 16:24:34 ID:4eE4vVTg
ぐぬぅ。昨日は早く寝たから気づくのが遅れに遅れた……
安価は
MOBと好男は水入らずにさせとくとして……いや、それなら男も久し振りに留学生と二人きりでイチャイチャさせよう
209
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/09(水) 18:06:06 ID:hWotvBoo
―
男(今日は留学生と食べることにした)
男(久し振りに二人きりだ)
留学生「…えへへ」
男「機嫌良さそうだな」
留学生「うん! …男と二人きりだし」
留学生「あ。みんなと食べるのが嫌なわけじゃないよ」
留学生「でも、二人きりならもっと嬉しいな…なんて」
男「
>>210
」
210
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/09(水) 18:15:20 ID:6yLxY5jY
ああ、神よ……俺は世界一の幸せ者だ
どうだ、羨ましかろう!(天に向かって叫ぶ)
211
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/10(木) 00:11:10 ID:OAFRjyac
羨ましいぞこのヤロー!
安易なハーレムモノにしてない所も好感触だ!
212
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/10(木) 00:41:11 ID:ARjy0kbk
男「ああ、神よ……俺は世界一の幸せ者だ」
男「どうだ、羨ましかろう!!」
留学生「い、色々と大袈裟だよ男…
それに世界一だなんて…」
留学生「でも…ありがとう
男が世界一なら、
私はう、宇宙一の幸せ者になっちゃうね」
留学生「幸せなら、負けてないもん」
213
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/10(木) 00:44:08 ID:ARjy0kbk
留学生「…」
留学生「色んなことがあったよね」
留学生「男と出会って、みんなに会って。
留先祖さん達に、病男さん。
さらには、座敷童に妖精も…」
留学生「この間なんて私たちQ.O.F.F…妖精の大会に行ってたんだよね」
留学生「他の人に言っても絶対誰も信じないよね」
214
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/10(木) 08:33:19 ID:ARjy0kbk
留学生「男」
男「?」
留学生「うん…その…」
留学生「……男と出会えて良かった」
男「
>>215
」
215
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/10(木) 11:21:34 ID:Ogdtuhi2
ああ。留学生と出会えて良かった(肩を抱き寄せる)
この国に来てくれて、俺を愛してくれて、ありがとう
216
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 16:27:47 ID:xnKIUCc6
男「ああ。留学生と出会えて良かった」
留学生「わわっ」
男「この国に来てくれて、俺を愛してくれて、ありがとう」
留学生「えへへ
こちらこそ、だよ?」
留学生「…愛してます」
男「…」
留学生「…」
217
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 17:06:13 ID:xnKIUCc6
留学生「ね、男?」
男「ん?」
留学生「もうちょっとだけこのままでいさせていい?」
218
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 17:07:22 ID:xnKIUCc6
× いさせていい?
○ いてもいい?
219
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 17:11:13 ID:xnKIUCc6
―
―
無色妖精「てんこー」
メシア「あい!」
ツッコミちゃん「に!」
まね子「さん!」
「四…」
まね子「みんないるよ!」
無色妖精「おかしはもちましたか?」
「抜かりは無い」
まね子「ジュースもあるよ!」
ツッコミちゃん「火妖精そーさく隊の結成ね!」
220
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 17:23:36 ID:xnKIUCc6
まね子「どの辺に行くの?」
無色妖精「わたしがしってるところからみてまわりたいです」
ツッコミちゃん「任せるわ。
こっちが迷子になったら叶わないし」
「随時、同行する」
無色妖精「わかりました!」
まね子「火妖精の分のお菓子は何がいい?これとかどうかな」
ツッコミちゃん「ねえ、無色妖精。これはどんな味なの?」
無色妖精「えっと…それはたべたことないですね」
まね子「赤い木の実の絵だからきっと甘いよ!」
ツッコミちゃん「それもそっか。ハッカみたいなまっしろじゃないし」
221
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 17:25:58 ID:xnKIUCc6
無色妖精「火妖精さんにあったらいっしょにたべましょう!」
まね子「さんせー! この人間のお菓子はどれも甘くて美味しいし!」
「…肯定する」
ツッコミちゃん「変なのもあるけどね」
ツッコミちゃん(しかしこの赤い木の実の笑い顔…なんだか嫌な感じ)
222
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 17:43:33 ID:xnKIUCc6
―
―
火妖精「…」
火妖精「…はあ」
火妖精「なんでこんなとこにきたんだか」
火妖精(今さらビビってんのか、アタシは)
火妖精(この力無くす為、願いの為に
どんなことでもやるつもりだった)
火妖精(人が傷付こうが、他の妖精がどうなろうと知ったことじゃないって考えてた)
火妖精「会わせる顔がありませんってか
…らしくねーよ、クソ」
223
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 18:10:19 ID:xnKIUCc6
『どうだ、羨ましかろう!!!』
火妖精「うおっ! なんだ!?」
火妖精「誰だか知らねーけど急に叫びやがって…いや、待て」
火妖精(この声、聞き覚えがある
確か…あの妖精の)
火妖精「あっち、か」
火妖精「…どっちにしろ、いつまでも逃げてるワケにもいかねーし…な」
224
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 18:11:11 ID:xnKIUCc6
―
留学生「♪」ギュー
男「留学生?」
留学生「男パワーをほきゅーしてるの
放課後まで頑張る為に」
男(パワー?)
男「
>>225
」
225
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 18:15:47 ID:jHwOM4Uo
はっはっは。俺からで良ければ、いくらでももらってくれ
226
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 20:45:24 ID:xnKIUCc6
男「はっはっは。俺からで良ければ、いくらでももらってくれ」
留学生「いいの?
じゃあお言葉に甘えて…ぎゅー」ギュー
男(熱烈だ)
留学生「んー…」ギュー
男「?」
留学生「…もらってばかりじゃ悪いかも」
男「そうか?」
留学生「そうだよ。
お返しに何かしたいな」ギュー
227
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 20:46:16 ID:xnKIUCc6
留学生「何かできることってある?」ギュー
留学生「あ、欲しい物でも良いよ。
でも…あんまり高い物だとちょっと、厳しいかも…なんて」ギュー
男(そんな気にしなくてもいいけどな)
男「そうだな…」
男「
>>228
」
228
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/01(日) 20:58:26 ID:QgtlZFtk
今度デートにでも行けたら幸せかなー
229
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 00:09:41 ID:.yY9KQ/c
男「今度デートにでも行けたら幸せかなー」
留学生「デート…!」
男「嫌だったか?」
留学生「ううん! その逆だよ!
もちろんいいよ」
留学生「こういうのも変だけど、すごく恋人っぽい!」
男「そういや…デートする機会ってあまりなかったな」
留学生「あの頃はそれどころじゃなかったし…その後に座敷童や妖精のこともあったもんね」
230
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 00:13:59 ID:.yY9KQ/c
留学生「男とデート…いつにする?」
男「うん。なるべく近い内にしようか」
留学生「賛成! どこに行く?」
男「まだ考えてすらいないよ
留学生の行きたいところはあるか?」
留学生「私は男と一緒ならどこでも!…って、言ったら困る?」
男「どこでも文句は無いってことで良いのか?」
留学生「うん。 えっと、よっぽど変な場所じゃなければ…」
男「うん?例えば?」
留学生「…部屋が変形したり
家具とかが勝手に動いたり合体する場所じゃなければ…」
男「oh…」
231
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 00:18:09 ID:.yY9KQ/c
男「デートに行く場所か…」
留学生「うんうん」
男(ひとつくらいは決めておいた方が良いか…?)
男「
>>232
」
232
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 00:54:49 ID:ljP0MeGg
映画館
233
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 12:18:45 ID:.yY9KQ/c
男「映画館はどうだろう?」
留学生「良いよ! 映画かあ…何を見ようかな?」
男「参考までに、映画ってどんなの観てる?」
留学生「結構色々かな
アクションとか、コメディとか、SF…あ、最近はアニメーションとか!」
男「動きの激しい感じが好き?」
留学生「そうかな?
けど、見るのはそっちが多いし
好き…かな。うん、だと思う」
男「そっか。なるほど」
234
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 12:20:49 ID:.yY9KQ/c
「エーガって何なのさ?」
留学生「知らないの? こーんな、大きなスクリーンに映像をばーんって映すの。凄い迫力なんだよ!」
「いや、わかんねーよ
大体そんなの大きく無くても良くねーか?」
留学生「大きいことは重要だよ
家で見るのとは全然違うし……ん?」
火妖精「…よう」
留学生「…あ!」
235
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 12:23:00 ID:.yY9KQ/c
男「火妖精か…」
留学生「あなたは、あのときの…
どうしてここに?」
火妖精「偶然通り掛かっただけさ
そしたら声が聞こえてね」
火妖精「羨ましかろうってさ?」
留学生「あ…えっと」
火妖精「…まあ、なんだ
二人とも元気そうじゃねーか」
留学生「え? う、うん
元気だよ」
男「
>>236
」
236
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 13:49:55 ID:jlpwaQRs
よう。そっちもそこそこ元気そうだな
大会じゃあ、あれだけ言っときながら、かっこ悪い負け方しちまって、すまなかったな
237
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 15:39:00 ID:.yY9KQ/c
男「よう。そっちもそこそこ元気そうだな」
火妖精「お…おう」
男「大会じゃあ、あれだけ言っときながら、かっこ悪い負け方しちまって、すまなかったな」
火妖精「ん?…んなこと別に…
いや、待て。何でアンタが謝んだよ」
男「そりゃあ、あれだけ言ったのに
あんな結果に終わったし」
火妖精「…かっこ悪くなんてねーよ
全力出した結果だろ? それの何が悪い」
火妖精「アタシよりずっと強かったくせに謝んな」
238
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 16:15:16 ID:.yY9KQ/c
留学生「火妖精は…何か用、あったっけ?」
火妖精「理由が無きゃ来るなってか」
留学生「ううん、違うよ!
そういうことじゃなくて…えっと、何て言えば…」
火妖精「あ…いや、悪ぃ
けどまあ、そう思われても仕方ねーとは思ってる」
留学生「そんなことは…」
火妖精「あるさ
アタシが優勝する為にやってきたこと、知らない筈はないだろ」
男「…」
火妖精「どんな手を使っても勝つって考えた。場合によっちゃは命だって…」
火妖精「許されることじゃない。
恨まれて当然のことをしてきたんだ」
239
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 16:17:58 ID:.yY9KQ/c
火妖精「なあ。教えてくれ」
火妖精「アンタは…アタシが憎いか」
男「…」
火妖精「嘘は言わなくていい
全部、聞くよ」
男「
>>240
」
240
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 16:52:35 ID:jlpwaQRs
……出合いから大会終了まで、別に憎いとまではいかなかったな
最初は「なんだ、アイツ」って気に食わない所もあった
でも、途中で、お前は無色妖精と俺の良いライバルになってくれるかも、とか思ったりしてた
勝手に、二人で超えるべき目標にして、活力源の一つにさせてもらったりしたしな
電波妖精を燃やした時も、どうやって電波妖精を助けるかの方に頭が行ってたし
そこでも憎しみより「何でそこまで」って疑問の方が勝ってた
ま、その理由は分かったし、境遇から考えれば妖精には重すぎる苦しみだったろうしな
ま、それよりさっきので気付かされたが、俺は大会で負けたのが相当悔しかったみたいだ。終わった事だってのに、ここに来てまだ女々しく引きずっちまってるくらいだし(ケタケタ
241
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 17:47:00 ID:.yY9KQ/c
男「……出合いから大会終了まで、別に憎いとまではいかなかったな」
男「最初は「なんだ、アイツ」って気に食わない所もあった」
火妖精「…」
男「でも、途中で、お前は無色妖精と俺の良いライバルになってくれるかも、とか思ったりしてた
勝手に、二人で超えるべき目標にして、活力源の一つにさせてもらったりしたしな」
火妖精「アタシが…目標、だって?」
男「電波妖精を燃やした時も、どうやって電波妖精を助けるかの方に頭が行ってたし
そこでも憎しみより「何でそこまで」って疑問の方が勝ってた
ま、その理由は分かったし、境遇から考えれば妖精には重すぎる苦しみだったろうしな」
242
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 17:50:50 ID:.yY9KQ/c
男「ま、それよりさっきので気付かされたが、俺は大会で負けたのが相当悔しかったみたいだ。終わった事だってのに、ここに来てまだ女々しく引きずっちまってるくらいだし」ケタケタ
火妖精「………」
男「ん?どうした」
火妖精「ほんと無色妖精といい…あの妖精達といい
なんなのさアンタ達ってさ」
留学生「え?」
火妖精「恨んでないどころか
目標にしてた、なんてさ
人が良いにも程があるだろ」
留学生「…それが男の良いところだよ。
誰にでも優しくて、みんなを大事にしてくれるの」
火妖精「ああ…、今ならアタシが負けたのもわかるよ。 アタシに無かったものを、アンタ達は全部持っていたんだ」
243
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 18:07:38 ID:.yY9KQ/c
火妖精「これだけ、言わせてくれ」
火妖精「…アンタは気にしてないかもしれない。
けど、あんなことをしたのに変わりはない」
火妖精「…悪かった」
男「
>>244
」
244
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 18:19:36 ID:ljP0MeGg
思いの丈。聞かせてくれて、ありがとな
これからは、俺とも、無色妖精とも、他のみんなとも、仲良くしてくれると嬉しい
245
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 00:42:24 ID:4ICxhN8U
男「思いの丈。聞かせてくれて、ありがとな
これからは、俺とも、無色妖精とも、他のみんなとも、仲良くしてくれると嬉しい」
火妖精「お…おう。
…そっちが、嫌じゃなければな」
留学生「嫌じゃないよ!
私達だけじゃない。みんなも仲良くしたいって思ってる」
火妖精「そうか。…そうだといいけどな」
留学生「信じられない?」
火妖精「し、仕方ねーだろ
アンタ達みたいなの…見たこともねーんだから」
246
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 01:10:34 ID:4ICxhN8U
留学生「じゃあ、これから慣れていこうよ」
留学生「大丈夫! 嫌だって言っても私も、みんなも付き合ってくれるから!」
火妖精「…大丈夫じゃねーだろそれ」
留学生「えっと…照れ隠し?」
火妖精「呆れてんのさ」
留学生「あれ?」
男(そういう割に火妖精の表情は明るい)
火妖精「…仲良く、ね。
アンタんとこの妖精は、今何してる」
男「どっちの方だ?」
火妖精「無色妖精さ。
そういや他にちっこいの、いつの間にか増えてたな」
247
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 01:11:15 ID:4ICxhN8U
男(無色妖精は家にいる
妖精達に菓子とジュースも渡した。
…今頃は食べ尽くしてるだろうか)
火妖精「あいつとは常に一緒にいるわけじゃねーのか」
留学生「大会前は確かにそうだったよね…って、知ってる感じ?」
火妖精「奇襲するタイミングを見計らってたからな」
留学生「ぶ、物騒な…」
男「
>>248
」
248
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 01:18:21 ID:qcyeo0hk
朝は家に居たけど、今も居るかどうかは分からないな
そうだな。さっき映画の事気にしてたみたいだし、放課後になったら一緒に行ってみるか?
それまでは学校に居てもらう事になっちゃうけど
249
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 02:33:27 ID:4ICxhN8U
男「朝は家に居たけど、今も居るかどうかは分からないな」
火妖精「そうか…」
男「そうだな。さっき映画の事気にしてたみたいだし、放課後になったら一緒に行ってみるか?
それまでは学校に居てもらう事になっちゃうけど」
火妖精「ん?…エーガって、そんなすぐに見れるもんなのか」
留学生「そりゃあいつでも!
時間とお金に余裕があれば何度だってみれちゃうんだよ」
火妖精「へぇ」
留学生「行ってみたい?」
火妖精「そうまで言われたらな」
250
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 02:34:36 ID:4ICxhN8U
火妖精「それに…今居るかわからないってんなら、アンタと一緒にいる方が入れ違いにならなそうだし」
男「決まりだな」
留学生「放課後は映画館だね!」
火妖精「……あ」
男「ん、どうした?」
火妖精「いや、なんでもねー」
火妖精(……ま、いいか放っといても。
いたらうるさいし)
251
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 09:41:41 ID:4ICxhN8U
―
―
まね子「ぇくしっ!!」
ツッコミちゃん「ぎゃー!?」
まね子「ごめん」
無色妖精「かぜですか?」
まね子「んー? そんなことないよ」
ツッコミちゃん「せめて手で押さえなさいって!」
「…二次被害」
まね子「ほんとごめん」
252
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 09:47:41 ID:4ICxhN8U
まね子「空気が合わないのかな?」
ツッコミちゃん「人間さんの世界って、石とか鉄とかで出来たものがいっぱいあって木は少ないわね」
「個人的、この世界は好感触」
ツッコミちゃん「見るからに難しいもの好きそうだしね。あなた」
無色妖精「わたしもだいすきです!」
メシア「すきー」
まね子「食べ物は美味しいし
へんてこなものがいっぱいだから
見てるだけでも飽きないよね」
ツッコミちゃん「でも人間と妖精でなんでこんなに生活が違うのかしら?」
253
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 09:49:53 ID:4ICxhN8U
まね子「羽根じゃない?」
無色妖精「はねですか」
ツッコミちゃん「たしかに、人間に羽根は無いわね」
「理解した」
まね子「つまり羽根が無くなれば人間みたいになれる…!?」
無色妖精「なるほど!」
ツッコミちゃん「じゃあまず、まね子のその羽根切って落としてみましょう」
「了解した」
まね子「ん?」
254
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 10:50:39 ID:MTJSYyIs
それはあかーん
255
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 11:27:21 ID:4ICxhN8U
――
―
まね子「ひどい目にあった…」
ツッコミちゃん「結局切らなかったわね」
まね子「飛べなくなるじゃん! それに痛いし!」
無色妖精「いたいのはだめですよね」
「人への変化を断念」
まね子「人間への道のりは厳しいなあ」
まね子「…! ねえ、そういえば無色妖精は大会であの不思議な宝箱出してたよね
あれ今も使える?」
無色妖精「はい。だせますよ」
まね子「なら私達がいきなり人間になれるようなものがどーんって出てきたりしない?」
256
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 11:29:21 ID:4ICxhN8U
ツッコミちゃん「なるほど。でもそんな上手くいくものなの?」
無色妖精「わからないです…でてくるものはえらべませんから」
まね子「おうん?そうなの
というか、何が出るか分からない物で戦ってたの?」
無色妖精「はい。とってもつよいんですよ!」
「事実、脅威的な威力」
ツッコミちゃん「強さを聞いてんじゃないわよ…」
まね子「ん…じゃあ、無色妖精!
試しに出してくれないかな」
ツッコミちゃん「何が出るのか分からないのに?」
まね子「もしかしたら偶然人間になれる何かが出るかもしれないし!」
「可能性は極めて低い」
257
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 11:30:53 ID:4ICxhN8U
ツッコミちゃん「まね子が何でそんなに人間にこだわってるのか分かんないけど」
ツッコミちゃん「無色妖精は?」
無色妖精「わたしはいいですよ」
ツッコミちゃん「そう。ならお願いね、
何が出るか分からない宝箱、気になってたもの」
ツッコミちゃん「戦い以外で使ったら一体何が出るのかしら」ワクワク
まね子「そっちも乗り気じゃん」
ツッコミちゃん「興味! ただの知識欲!」
無色妖精「じゃあだしますね。
…えーい!」
>>258
出てきた物
258
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 12:26:45 ID:MTJSYyIs
しょうがないなぁ〜、まね子ちゃんは
人間そっくり乗り込み操縦型ロボット〜 テッテケテッテッ テーテーテー
259
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 14:38:26 ID:4ICxhN8U
ポンッ
無色妖精「おおきいです!」
ツッコミちゃん「というか…でかすぎない?」
まね子「とにかく開けてみよ
『しょうがないなぁ〜、まね子ちゃんは』ガチャンッ
まね子「ほあっ!?」
『人間そっくり乗り込み操縦型ロボット〜』 テッテケテッテッ テーテーテー
ツッコミちゃん「箱が喋ったあ!?」
まね子「箱にまで言われたあ!」
260
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 14:44:08 ID:4ICxhN8U
「正体不明の存在を確認」
ツッコミちゃん「人が…入ってる
寝てるの?」
まね子「やい! まね子って言ったのはお前か!」
「呼吸、反応は認められない」
ツッコミちゃん「ひっ…! つまりそれって…」
無色妖精「ロボットです!」
ツッコミちゃん「ろ…ろぼっと?」
無色妖精「えっと。はがね、とか、ごうきん?でつくられるものなんです」
ツッコミちゃん「この人が…作り物…?
どう見ても人間なんだけど」
無色妖精「はこさんは、【そうじゅうがた】の【ロボット】っていってました。
だから…」
「搭乗が可能?」
無色妖精「はい! きっとのれるとおもいます!」
261
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 14:50:06 ID:4ICxhN8U
まね子「乗る? 乗り物なのこれ?」
無色妖精「はい…どこかにのるばしょが…ありました!」プシュー
ツッコミちゃん「開いたあ!?」
無色妖精「ロボットのこくぴ?…のるところはあたまか、からだのどっちかについてるんですよ」
ツッコミちゃん「何でそんなに詳しいのよ…」
無色妖精「マスターのテレビにうつってました!」
「搭乗して構わないか?」キラキラ
無色妖精「はい。はこさんも、そのためによういしてくれたんだとおもいます!」
「感謝する」フンス
262
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 15:43:17 ID:4ICxhN8U
―――
――
「のりごこちはどうですか?」
「変なの…最初から動かし方分かってるこの感じ…」
「これが人間の目線、大きい! 高い!」
「感動…」
「まさか人数分もあるとは思わなかったわ。あの子の分までしっかりあるなんて」
「うゆ!」
「よかったですね、メシア」
「ろぼも小っさいけどなー。実は箱っていい人?」
「人なのか分からないけど
出す物…選べないんじゃなかったの?」
「ふしぎです…」
「箱さん?ありがとう!」
263
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 15:44:09 ID:4ICxhN8U
「というより誰が誰だかわからないわね」
「搭乗による外見の変化」
「羽根もないし」
「こえもかわるみたいです」
「話し方で見分けるしかないかー
なんとなく分かるし」
「私も、まね子だけならなんとなく分かるわ」
「そうなんですか?」
「うん、だってまね子だし」
「まねこだしー」
「概ね肯定」
「ちょっ」
264
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 16:04:03 ID:4ICxhN8U
―
―
男(教室に戻ってきた)
火妖精「ふーん、これがガッコウってやつか」
留学生「火妖精は学校初めてだっけ?」
火妖精「じっくりと見たのは初めてだな」
留学生「そっか。初めて見た感想は?」
火妖精「ゴチャゴチャして、狭い」
265
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 16:16:09 ID:4ICxhN8U
座敷童「む。戻ったか」
男「座敷童?」
留学生「あれ? M.O.Bとは一緒じゃ無かったんだ」
座敷童「儂とて場の雰囲気を見たりもする。ま、男が叫んでからは知らぬが」
留学生「き、聞こえてたの?」
座敷童「寧ろ聞こえないとでも思っておったのか?」
留学生「あうう…」
座敷童「いつのものことじゃろう?
何を今さら赤くしておる」
留学生「やっぱり聞かれると…」
266
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 16:26:28 ID:4ICxhN8U
座敷童「まあ、それは今は置いておくとして…男」
留学生「置かないで捨ててよ…」
男「ん?」
座敷童「ちと見ない内にお主の妖精は随分と風変わりしたのう?」
火妖精「なんだお前? 男の知り合いか?」
座敷童「お前じゃと
…よよよ…すっかり変わり果ててしまって
あの優しいおまえさんはどこにいったんじゃ…しくしく」
火妖精「なっ…! お前、なんで泣いてるんだよ!?」
男「
>>267
」
267
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 16:50:30 ID:MTJSYyIs
まぁまぁ、あまりからかわんでやってくれよ
幸せの側に歩み寄ってくれたばっかりだからな
268
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/03(火) 19:28:25 ID:qcyeo0hk
まったく、妖精共は最高だぜ!
269
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 03:23:09 ID:xT/P5EiA
さて、どんな映画を選ぶべきか
270
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 12:01:38 ID:hopxIHnk
座敷童「儂は座敷童
縁あって、留まらせてもらっておる【幸運】じゃ」
火妖精「妙な紹介だな」
座敷童「どう思うかはお主の自由じゃ。
まあ、その肩書きに偽りは無いと自負してはおるがの」
火妖精「…幸運ね、なら。今のアタシが幸せだっていうのかい?」
座敷童「うむ。お主はこの儂に巡り会えた、それも幸運といえよう」
火妖精「随分自信があるじゃねぇか」
座敷童「儂じゃからの」
271
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 12:03:05 ID:hopxIHnk
※こっちが先です
男「まぁまぁ、あまりからかわんでやってくれよ
幸せの側に歩み寄ってくれたばっかりだからな」
座敷童「くふふ。驚いたかの?
まあ、今のはちょっとした挨拶代わりじゃ」
火妖精「お前…泣いてな、嘘泣きかよ」
座敷童「いや、面白いほど素直な反応じゃったからの。ついつい興が乗ってしまった」
留学生「それで悪ノリしてM.O.Bを怒らせたでしょ」
座敷童「痛いところじゃのう…」
272
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 12:05:03 ID:hopxIHnk
火妖精「アタシは、火妖精」
火妖精「…色々あって
なんだ、ああ…仲間なったっつーか
良くしてくれると、助かる」
座敷童「堅いの」
留学生「リラックスリラックス」
火妖精「う、うっせ!
まあ、そういうことだよ…あーもう慣れてねーんだよクソ!」
座敷童「…面白いやつじゃの」
男「程々にな」
273
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 13:40:11 ID:hopxIHnk
―授業中―
座敷童「ふむ、映画館か」
火妖精「つまり、大きい芝居を大勢で見るっつーんだろ?」
座敷童「言ってしまえばそうじゃの
。儂とてあまり詳しくはないが」
座敷童「お主が想像しておる規模とは違うじゃろうて」
火妖精「ふーん…」
男(火妖精は座敷童と打ち解けられた…か?)
274
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 13:41:28 ID:hopxIHnk
火妖精「しっかし。ジュギョウってのは
座って先頭のやつの話しを聞いてるだけかよ」
留学生『たまに問題を聞かれて、答えるときもあるよ』
火妖精「そうか…って、なんで普通に喋んないのさ」
座敷童「授業中の私語は禁止されておるんじゃ」
火妖精「ふーん、それ退屈じゃねぇか?」
座敷童「おお!わかってるなお主
ひたすらに机と黒板とにらめっこ。
まさに退屈の極みじゃ」
留学生『学校だからね?』
275
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 13:54:30 ID:hopxIHnk
留学生『男?』
男「?」
留学生『あ、授業中にごめんね
聞き忘れたんだけど映画は何を見るの?』
男(うーん)
留学生『せっかく火妖精もいるから、皆で見に行くのも良さそうだよね』
男(そうだな…)
>> 276 どんな映画を見るか
>> 277 誰と見に行くか(複数可)
276
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 14:00:44 ID:TXCE19qc
うーん、留学生が見てるって言ってたジャンルに大体当てはまって最近のって言うと……ピクセル(Pixels)かな?
277
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 14:21:11 ID:fBizc.Kg
MOBと好男には静かに過ごしてもらうとして
留学生、座敷童、火妖精はもちろん、MOB2と巫女(出来たら病男も)だろ
妖精達はハブにしようって訳じゃないが、念話は通じる距離に居るのかね?
278
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 14:33:14 ID:TXCE19qc
後輩ェ……
279
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 15:57:15 ID:hopxIHnk
男『うーん、留学生が見てるって言ってたジャンルに大体当てはまって最近のって言うと……ピクセル(Pixels)かな?』
留学生『ぴくせる?』
男『知らないか? ならお楽しみってことで』
留学生『お楽しみかぁ。
うーん…気になる』
男(MOBと好男には静かに過ごしてもらうとして留学生、座敷童、火妖精はもちろん、MOB2と巫女(出来たら病男も))
男(妖精達は…)
男『…』
男(今は…念話の通じる距離には居ないみたいだ)
男(放課後にもう一度試そうか)
280
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 16:56:19 ID:hopxIHnk
――
「みつかりませんね」
「この辺はあらかた捜したね」
「別の場所に行ってみましょう
他に知ってる所はある?」
「えっと、マスターのおともだちのおうちならしってます」
「火妖精がそこにいるとは思えないけど…行かないよりは良いわね」
「案内を所望」
「わかりました!」
281
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 17:16:45 ID:hopxIHnk
「無色妖精! これなに?」
「色んな柄の筒が入ってるわね?
四角くて長い箱だわ」
「【じはんき】です!」
「じはんき…?」
「なかにはいろんなあじののみものがはいっているんです」
「飲み物が? どうやって取るの?」
「えっと、マスターがこのほそながいあなにまるいものをいれてました!」
「鍵穴かしら? 丸いのって差しこむの?」
「いえ…ちゃいろのとぎんいろをいっぱいいれて、なくなっちゃいました」
「???」
282
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 17:19:20 ID:hopxIHnk
「あなたは分かる?」
「…この鍵穴の先に
何者かと繋がっていると推測」
「えっ、誰かいんの?」
「無色妖精のマスターが入れたという円形の物資…恐らく、食糧、またはそれに通ずる何かであると推察する」
「…わかった! つまり無色妖精のマスターはこの箱の中の飲み物をその丸い茶色と銀色で交換したってことだね」
「その可能性は高い」
「そうだったんですか…!
あの、【じはんき】さん
おいしいのみもの、ありがとうございます!」
「…だれもいないって、かってにおもってしまって…ごめんなさい」ペコ
283
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 17:21:14 ID:hopxIHnk
「茶色と銀色って何だか分かる?」
「いえ…くわしくみたことは、でも、いしみたいにかたそうでした。
あと、おはなのえがかかれていました」
「鍵穴の方にもそれらしい絵が描かれているわ。それで間違いなさそうね!」
「いや、待って。その絵丸いの4つ描かれてない?」
「ひとつはまんなかにあながあいてます…」
「隣には四角の絵も描かれているわ…
こっちは長いしどういうの意味かしら…」
「こっちの世界の模様には見掛けないよね…すると人間の?」
「むう…」
284
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/04(水) 18:22:19 ID:8STJ6QKM
自販機に中の人は居なくていいわw居たらSCPか何かになっちゃうからw
でもま、無色妖精の優しさで自我を持つんならそれはそれで
285
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 06:27:51 ID:v.U5Cw56
金を持ってない事にはな……よし、後輩ちゃん!出番だ!
286
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 21:36:07 ID:Waj9sJE6
―
「ええ…それでは」
「また明日」
取り巻き1「ふう…」
取り巻き1「M.O.Bさんは、今頃好男さんのところですね」
取り巻き1「…」
取り巻き1「好男さんは、初めからM.O.Bさんのことをお慕いしてました。
初めから、私に興味など無かったのですから」
取り巻き1「…少し妬けてしまいます」
287
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 21:39:49 ID:Waj9sJE6
「……!……?…?…」
取り巻き1「あら?」
「…?…!……」
取り巻き1「何やら騒がしいですね…?
あちらの方から?」
「【じはんき】さん!火妖精さんをどこかでみかけませんでしたか?」
「こーんな燃える感じの、口は悪いけど良い妖精だよ!」
「…返事がないわね」
「【じはんき】さん…おこらせてしまいました?」
「声量の不足も考えられる」
「もっともっと大きな声で聞けばいいの?おーい!【じはんき】さーん! じーはーんーきーさーん!」
取り巻き1「えっ」
288
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 21:41:28 ID:Waj9sJE6
取り巻き1「あの」
「んひゃあ!?」
「え? あ、あれ?」
「ふえ?」
取り巻き1「お取り込み中失礼しますが
自動販売機の前で貴方たちは一体何を?」
「ええと…見えてる、の? 私達が?」
取り巻き1「え? えぇ。おかしなことを聞きますね」
「ちょ…ちょっと待ってて!」
取り巻き1「はい?」
289
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 21:53:09 ID:Waj9sJE6
(どういうことなの?! 人間さんって私達が見えないんじゃないの?)コソ
(あの人もマスターなんじゃないの?)コソ
(その可能性は皆無。前大会に対象は確認されなかった)コソ
(じゃあ何で見えてるのよ!)コソ
(たぶんロボットだからだとおもいます…)コソ
(わたし…まえに、あのひとにあったことがあるんです)コソ
(知り合いなの?)コソ
(…はなしたことはないですけど、わたしやようせいはぜんぜんみえてなかったです)コソ
(人間さんにはこのろぼっとだけが見えてるってこと…?)コソ
取り巻き1「…」
290
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 21:55:03 ID:Waj9sJE6
(すごくあやしまれてます…)コソ
(とにかく何とかしないと!)コソ
(大丈夫。今の私達はどう見たって人間さんなんだよ!)コソ
(何かいい案があるの?)コソ
(正体を欺く)コソ
(ま、ちょっと見ててよ!)コソ
(む…信じてるからね!)コソ
「やあお待たせ!
私達はどこからどう見ても普通の人間さんだよ!」
「…」ドヤッ
「え? ええ…」
(ばかああああ!!)コソ
291
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 21:57:56 ID:Waj9sJE6
―
―放課後―
男(授業が終わった)
火妖精「ん…終わったか?」
座敷童「ようやっと終わったのう
もう少しで干物になってたところじゃ」
留学生「あはは…一通りこんな感じだけど火妖精は学校、どうだった?」
火妖精「ん? まあ、いいんじゃねーの」
座敷童「なんと!?」
火妖精「正直何言ってるかわかんねーことばっかだけどさ。アンタ達もすっげぇ努力してたってこと、わかったよ」
292
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 21:59:32 ID:Waj9sJE6
座敷童「ぬぅ。信頼のおける仲間と思うておったが、裏切る気かの?」
火妖精「お前の仲間になった覚えはねぇ」
座敷童「ひ…ひどい…あの言葉は嘘じゃったのか…?」
火妖精「同じ手が通じるかっつーの」
座敷童「ぐすっ……ひっく…」
火妖精「お…おい、それくらいにしとけっての」
男「
>>293
」
293
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 22:23:19 ID:zdpBuS.k
(座敷童に向かって)映画見なくて良いのかー?
294
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 22:30:19 ID:EPwC22NY
ちょ、どうなる妖精組www
295
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/06(金) 08:08:48 ID:/7u4UrHw
ん?何かメシアの声が聞こえないけど……
296
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/15(日) 20:49:37 ID:FPMs4K9U
さてさてどうなるやら?
297
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/26(月) 00:04:16 ID:WcATlO8M
男「映画見なくて良いのかー?」
座敷童「なにを言う、見るに決まっておるじゃろう」
火妖精「は…!てめっまた嘘泣きか!」
座敷童「ふふ…。いやはや、どこぞの男とは違いお主は見事に引っ掛かるからのぅ。つい興が乗ってしまったわ」
火妖精「……コイツ、いつか燃やす」
男「その辺にしとこうな
M.O.Bの件を忘れたとは言わせないぞ」
座敷童「むぅ…これ以上M.O.Bの機嫌を損ないたくはないの…
…悪かったな。火妖精」
火妖精「…いや。別にいいよ
アンタがどんな奴が分かったし」
座敷童「ふむ。その心は?」
火妖精「性根のひん曲がったガキ」
座敷童「む」
298
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/26(月) 00:14:04 ID:WcATlO8M
―――――――――
―
「ええと違うの!これは…そう…冗談だよ!そうだよね!?」
「は、はい!」
「肯定」
「という訳で私たちは普通の人間さんで」
「お願いだから黙ってて!?」
取り巻き1「冗談…ですか?」
「そ…そうそう!私たち、ここに来たのは初めで、見たことない物があったからはしゃいじゃって!」
取り巻き1「そうだったのですか」
取り巻き1「もしや海外からいらっしゃったのですか?」
「う、うんそう!カイガイ?からだよ」
取り巻き1「まあ。
実は私の通う学校にも海外からいらした生徒がいるのですよ」
「へ、へー。そうなんだ?」
取り巻き1「ご出身はどちらからですか?」
「………うん?」
299
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/26(月) 00:16:06 ID:WcATlO8M
取り巻き1「もしかすると、その生徒と同郷の方かもしれませんね」
取り巻き1「その方は確かフランスご出身なんです。もしかして貴女方も?」
「えっ…えっと、そ、そう!
私たちはフランスよフランス!!」
「ふらんす?って何?」コソ
「いいから今は合わせて!」コソ
取り巻き1「……おかしいですね
フランスにも自動販売機はございますが」
「ふぇ?」
取り巻き1「仮に見たことなくとも、自動販売機の中に人がいるとは考えないと思います」
「それは…冗談で」
取り巻き1「そうでしょうか?
あの時はとても冗談でやっていた雰囲気に見えませんでしたが」
300
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/26(月) 00:18:18 ID:WcATlO8M
「ど、どうするの
余計に怪しまれたじゃない!」コソ
「私のせいじゃないし!」コソ
「元はと言えばまね子が!」コソ
「私か!」コソ
「ど、どうしましょう?」コソ
「…作戦内容の変更を要求」
「! …そうね、もうこの手を使うしか無さそう」コソ
「何か思い付いたの?」コソ
「ええ。みんな、三つ数えたら飛んで」コソ
「飛んでどうするの?」コソ
「逃げるに決まってるでしょ!」コソ
「任務了解」
301
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/26(月) 00:20:05 ID:WcATlO8M
取り巻き1(初めに見たときは不審な態度と行動ばかりで、通報すべきか悩みましたが)
取り巻き1(この方々はそのような悪い人ではないと、どこか確信している私がいます)
取り巻き1(何故、でしょう)
「じゃ、いくよ。
いち、」
「二の」
「さんっ!」ヒュッ
取り巻き1「えっ」
「ぎゃっ」ビターン
「ぴっ!?」ビターン
「はうっ!」ビターン
「ぐっ!」ビターン
取り巻き1「あの…皆さん、顔から落ちましたがお怪我はありませんか?」
302
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/26(月) 00:21:59 ID:WcATlO8M
_
_
男(今来れる人物を誘った)
巫女「お誘い頂き、ありがとうございます」
M.O.B2「何を見るのー?」
留学生「ピクセルだよ!」
M.O.B2「テレビで見たことあるねー」
巫女「予告を拝見したことはありますね」
留学生「え? 知らないの私だけ?」
座敷童「安心せい。儂は知らぬ。そしてこやつも知らぬじゃろう?」
火妖精「…」
303
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/26(月) 00:26:52 ID:WcATlO8M
巫女「彼女は、確か」
M.O.B2「あのときの妖精さんだー」
火妖精「…よう、あの日以来だな
もっともアンタとはほぼ初対面だが」
M.O.B2「大会見てたよー」
火妖精「だろうね。アタシが見えてるっつーわけだし」
巫女「火妖精さんも一緒に映画をご覧になるのですか」
火妖精「ん。まーな
あんだけ言われちゃどんなもんか気になるし」
留学生「行ってみてからのお楽しみだよ!」
火妖精「そんなわけさ。
まあ、嫌だってんなら離れろなり言ってくれよ」
巫女「どうしてですか?」
火妖精「どうもこうもアンタはアタシが嫌だとは思わないのかよ、もし逆の立場なら」
巫女「…火妖精さんを恨んでいると?」
火妖精「…」
304
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/26(月) 00:29:36 ID:WcATlO8M
巫女「そういった気持ちが全く無い…と言えば嘘になります」
火妖精「そうかい」
巫女「ですがそれ以上に私は…いえ、私達は火妖精さんと仲良くなりたいと思っておりますよ」
火妖精「ぇ…」
M.O.B2「そだよー。
火妖精ちゃんも今日は一緒に楽しもー」
留学生「そういうこと!」
座敷童「まあ諦めい。
こやつらに関わったが最後
運の尽きじゃて」
火妖精「…運が悪かったってか」
留学生「ううん違うよ
運が付いて来たんだよ。ね?
座敷童」
座敷童「さてのぅ」
305
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/26(月) 00:37:45 ID:WcATlO8M
巫女「それに
火妖精さんはこうして私や皆さんのことを気にかけて頂けたこと」
巫女「火妖精さんは優しい方なのだと私はそう思ってます」
火妖精「………」
火妖精「…アンタだけじゃねーのな」
男「ん?」
留学生「ね?言った通りでしょ」
火妖精「ああ。変なのは男だけじゃねーって、分かったよ」
男「
>>306
」
306
:
3日も気付けないとは不覚……
:2016/09/29(木) 20:32:51 ID:KbNKHsnc
変とは心外だな。火妖精の心根を知れれば、大抵の奴は対応が変わると、俺は思うがな
307
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/29(木) 20:48:07 ID:WFiNJHkI
妖精達www
見事にどつぼにハマりまくってて草w
308
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/30(金) 03:31:50 ID:blexuHLU
妖精達のあの状況を誤魔化すには何と言うのが……新手の芸人の練習風景?w
309
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/27(日) 22:09:59 ID:UAO1u4Vo
やっぱメシアが居ねぇ……飯屋かな? ナンツッテ
310
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/29(火) 16:06:54 ID:K/v0jmcg
↑
🍅
ll
311
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 11:21:48 ID:makXlgV2
男「変とは心外だな。火妖精の心根を知れれば、大抵の奴は対応が変わると、俺は思うがな」
火妖精「…アンタは今までがそうだったんだろ」
男「火妖精も今までがそうだった」
巫女「…全ての妖精や人が火妖精さんに悪意を持つ方でないことも確かなのですよ」
男「無色妖精とかな」
火妖精「…」
留学生「信じられない?」
火妖精「いきなり信じろっつーのが無理な話さ」
312
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 11:22:47 ID:makXlgV2
火妖精「…まあ、アンタ達は冗談でそんなことを言うような奴じゃないのは分かるよ」
座敷童「素直じゃないのぅ」
火妖精「お互い様だろ」
座敷童「お主はお主が信じたいことを選べ。
なに、時間などこれからはいくらでもある
ゆっくりと納得していくと良い」
火妖精「分かってるっつーの。何偉そうに言ってんのさ」
座敷童「お互い様じゃろ?」
火妖精「ぐっ…!」
M.O.B2「仲良しさんだねー」
313
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 11:34:09 ID:makXlgV2
_
「あいたた…」
「なんで飛べないの?」
「いまのからだにはねはないですよ」
「あっ」
「だから飛んでどうするのって聞いたのに」
「初めに言いなさいよ!?」
「言ったよ!?」
「任務…失敗」
取り巻き1「皆さん」
「ああっとこれはね!そう、これはフランスの挨拶なの!」
「そうなの?」
「ええと…そうなのですか?」
「該当情報は無い。不明」
取り巻き1「フランスにそのような挨拶はありません」
「無いって」
「ないみたいです!」
「新規の情報を入手、登録する」
「知ってるよ!!みんなどっちの味方なの!?」
314
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 11:37:23 ID:makXlgV2
取り巻き1「ふふっ」
「おぅ?」
取り巻き1「…ごめんなさい、
可笑しくてつい。
体は何ともないようですね」
「う、うん」
「…もう気付いてるでしょ」
取り巻き1「えぇ」
「ちなみにどの辺りから?」
取り巻き1「フランスから、ですね」
「さいしょから…です」
「ダメじゃん」
「あんたにだけは言われたくない!」
315
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 11:38:25 ID:makXlgV2
取り巻き1「ごめんなさい。
探るような真似をしてしまって、私は取り巻き1と言います」
取り巻き1「こちらへは観光に?」
「んんー、まあそんなとこ」
取り巻き1「そうなのですか。
興味を惹かれたものはありましたか?」
「全部!」
「いろいろ全然違うから見てて飽きないよ」
「まだまだしらないものがたくさんあります!」
取り巻き1「楽しんで頂けてるようですね」
316
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 11:39:47 ID:makXlgV2
取り巻き1「もしよろしければご案内しましょうか?」
「え?」
取り巻き1「あまり慣れていないご様子でしたので、もし必要ならと思いまして」
「…どうしよ?」
「道案内は無色妖精頼りだし、知らない場所もあるよね?」
「はい。マスターといっしょにいったところしかわからないです…」
「第一目標の判断を」
「うん、火妖精はどうするの?」
「見えないからそのまま探しても良いんじゃない?」
「このからだじゃないのでみえないはずです」
「じゃあ決まりね!」
317
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 11:46:12 ID:makXlgV2
「お願いします!」
取り巻き1「えぇ。
此方こそ、宜しくお願いします。ええと」
無色妖精「無色妖精です!」
まね子「わたしは」
ツッコミちゃん「こっちはまね子」
まね子「わかってた」
ツッコミちゃん「私は…ツッコミちゃん…。みんなそう呼ぶからそれでいいよ」
「…」
取り巻き1「無色妖精さんに、ツッコミちゃん…さん。
貴方は…?」
318
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 11:47:29 ID:makXlgV2
「…緊急事態」
まね子「どしたの?」
「自身に名称が存在しない
その為、名乗る行動を用いることが不可能」
無色妖精「なまえがないんですか」オロオロ
ツッコミちゃん「そんなの適当なものでそれっぽく言えば良いでしょ」コソ
まね子「適当なものって?
ここには『じはんき』?しかないけど」コソ
じはんき「了解。現時点を以て
自身の名称は『じはんき』とする」
まね子「え?」
319
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 11:50:04 ID:makXlgV2
ー
ーー
男(映画館に着いた)
火妖精「ここがエーガカン?ってやつか?」
M.O.B2「そだよー」
留学生「あ、ポスターが貼ってある!もしかしてこれ?」
座敷童「この黄色の妖怪が主人公かの?」
巫女「間違えてはおりませんが…」
留学生「…ゲームのキャラが侵略…」
男「どうかな?」
留学生「すっごく面白そう!男もこういう映画は好きなの?」
男「
>>320
」
320
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 13:58:02 ID:/.kPww3U
もちろんさぁ☆(某バーガー屋マスコット風)
321
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/25(日) 14:06:01 ID:/.kPww3U
つかツッコミちゃんさんとか自称じはんきとか斜め上トークに草が広がるw
322
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/26(月) 14:26:42 ID:KkS7rsrE
男「もちろんさぁ☆」
留学生「そうなんだ!
男と同じのが好きなんだ…」
M.O.B2「良かったねー」
留学生「うん!えへへ…」
座敷童「アツいのぅ」
火妖精「何もしてねーぞ」
座敷童「お主はあの桃色が分からぬか?」
火妖精 「桃色ぉ?どこにそんな色あるってのさ」
座敷童「ふふ…青いのぅ」
火妖精「オイ目ぇ大丈夫か?」
323
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/26(月) 14:27:42 ID:KkS7rsrE
火妖精「で?エーガってのは
いつ始まるのさ」
M.O.B2「券買ってー、座ってー、暗くなったら始まるよー」
火妖精「…? 」
巫女「館内で見るものなのですよ」
火妖精「あの中で見れるってことか」
男「もちろんさぁ☆」
324
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/26(月) 14:30:26 ID:KkS7rsrE
―
―
留学生「ここが映画館の中だよ!どう?火妖精」
火妖精「広いんだか狭いんだかわかんねぇ」
M.O.B2「いっぱいのお客さんと見るからねー」
巫女「あちらに映像が映し出されるのですよ」
座敷童「ほう?てれびとは比にならないのぅ」
留学生「あ、そろそろ始まるみたいだよ」
325
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/26(月) 14:32:47 ID:KkS7rsrE
ジャーン
火妖精「アレは何だ?
四角いのに丸い顔してやがる」
座敷童「横顔が開いたの。こやつがぴくせるか?」
男(映画泥棒…)
男「
>>326
」
326
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/12/26(月) 15:30:29 ID:OWDpfO8I
まぁ、そいつについては後で説明しておくから、今は気にしなくて良いぞ
327
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/01/01(日) 18:43:37 ID:T6v5bpnc
あけおめっちゅ!
328
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/01/30(月) 01:56:31 ID:4Om6DB8A
詳しく説明してたら途中で映画始まっちゃうしな
329
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/08/21(月) 18:27:36 ID:TZPJTW/A
age
330
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/08/29(火) 00:02:47 ID:PY4qneus
うーん、『じはんき』より『とくしゅせんき』の方が……オホン!いやいや、何でもないよ?
331
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/08(金) 19:52:44 ID:jv/yoH0M
ピクセル、金曜ロードSHOW!(日本テレビ)で 9月15日21時から放送だってよ
332
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/07(火) 13:57:36 ID:SQyik8iY
男「まぁ、そいつについては後で説明しておくから、今は気にしなくて良いぞ」
火妖精「そうか?…ん、何だあの妙な動きは…?」
座敷童「顔が赤く灯ったの」
火妖精「なんだあの赤いやつ…っあいつ、火を使うのか!?」
留学生「ええと…あれは、サイレンかな」
男(まだ始まってないが大盛り上がりだ)
333
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/07(火) 13:58:56 ID:SQyik8iY
――1982年 夏
巫女「始まりましたね」
留学生「今より昔のお話なの?」
M.O.B2「うーん、どちらかと言えば回想かなー」
『オープンしたって!?』
座敷童「あやつ盗んだぞ?」
留学生「え、ええ…?」
火妖精「あれはなにさ?あんなにニンゲンが沢山集まってるなんてさ」
巫女「ゲームセンターですね」
火妖精「げーむぅ?」
334
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/07(火) 14:00:29 ID:SQyik8iY
―――
―――
ツッコミちゃん「なにあれ早い!無色妖精、あれなに?」
無色妖精「え?な、なんでしょう」
取り巻き1「電車に何か?」
じはんき「でんしゃ…?」
取り巻き1「ご存知…ないんですか?」
まね子「しらない!」
取り巻き1「…」
ツッコミちゃん「あ…っ、いや違うの!まね子は見たことなくって!」
まね子「みんな見たことないじゃん」
ツッコミちゃん「そういうこと言わなくていいの!」
取り巻き1「そうですね…私も詳しいとは言えませんが、…あれは電気の力で動いてるんです」
335
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/07(火) 14:01:50 ID:SQyik8iY
―
取り巻き1「…といった仕組みですね」
無色妖精「でんきさんがおてつだいしてくれたんですね」
ツッコミちゃん「働き者なのね。あんなおっきなでんしゃ?を動かすんだもの」
まね子「でんきさん凄い!」
じはんき「彼等の存在を認識」
ツッコミちゃん「でんきさんって色んな所で、皆を助けてるのね」
取り巻き1「えぇ。生活の中で様々な用途で扱われてますね」
まね子「王さまみたい!」
無色妖精「ほんとだっ!おおさまです!」
取り巻き1(王様…?)
336
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/07(火) 14:03:17 ID:SQyik8iY
取り巻き1「皆さんの仰っていた、王様とはどのような方なのですか?」
ツッコミちゃん「みんなのお話を聞いてくれるの!」
まね子「願いとか叶えてくれるし!」
無色妖精「あたまもよくて、とってもすごいんです!」
じはんき「尊敬する」
取り巻き1「慕われているのですね。ですが…なぜ王さまなのです?」
まね子「えっとね!おおさまが大会で優勝してからだっけ?」
ツッコミちゃん「そうね。それから後の大会は誰もおおさまにならなかったの」
無色妖精「だからおおさまなんです!」
337
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/07(火) 14:04:37 ID:SQyik8iY
まね子「大会は凄かったよね!」
ツッコミちゃん「うん。いつも凄かったけど、今回は一番凄かった!」
まね子「特に無色妖精と格闘妖精はみんながわーってなってたよ!」
無色妖精「そ、そうですか?」
ツッコミちゃん「火妖精も見てたけど、みんなも忘れない大会になったと思うわ」
じはんき「称賛に値する」
無色妖精「そうなんですか…えへへ」
338
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/07(火) 14:06:08 ID:SQyik8iY
まね子「そうそう。
格闘妖精が最後に勝って…あれ?」
ツッコミちゃん「どうしたの?」
まね子「大会って話して大丈夫なことだっけ?」
無色妖精「へ…?あっ」
取り巻き1「えっと…」
ツッコミちゃん「あ"ー!?」
じはんき「口外禁止の命は出ていない…多分」
339
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/10(金) 22:06:48 ID:UJp9KnVA
続き来てるやないかーい!ひゃっほほーうぅ!!
340
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/11(土) 07:04:16 ID:.1FDFseU
もいちょい色々な技で立ち回らせてやりたかった……
そうすれば華々しさくらいは増しただろうに……あぁ……
341
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/11(土) 07:06:58 ID:.1FDFseU
む?sageは入れていた筈なのに
勝手に上げてしまってすみません
342
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/11(土) 17:03:10 ID:QKUMvfds
「電気を大切にね!」
343
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/12(日) 05:19:00 ID:.Z5EdvcQ
王様って扱われるもんなのか?(汗
344
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/26(日) 16:08:34 ID:3U.4RKvc
まだ大会の話してる……
345
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/02(火) 18:33:18 ID:GkVVPjfQ
あ け お め !
346
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/14(金) 23:48:47 ID:edzKRH2.
>>1
さん、北海道とかの方じゃなかったっけ? 大丈夫かな……?
347
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/06/24(月) 16:52:38 ID:W53zCy3s
下がり過ぎてたんで
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