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上条「I'll destroy your fuck'n fantasy!」
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:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/25(水) 17:16:33 ID:IjvM2ono
例の怪しい男はいつの間にか店を出ており、件の建物に向かって走り去ってゆく途中であった。何の気配も感じさせずに移動したことにも驚いたが、何よりも驚かされたのはその格好だ。男はいつ着替えたのか銀色の鎧兜に身を包んでおり、長剣を携えていた。まるで中世の騎士のようないで立ちだ。そんな目立つ姿をしているにもかかわらず通行人が誰一人として関心を向けていなさそうなのもまた不可思議だった。
上条「何なんだ、あれ……?」
フォーティスは答える代わりに言った。
Fortis931「僕らも行こう。後を追うぞ」
上条「ち、ちょっと待てよ! まだ早すぎないか? 確か人目につきにくい日没以降に行動を始めるって話じゃ・・・・・・」
店内の時計を見るに、時刻はまだ1時半を回ったばかりであった。
Fortis931「予定は前倒しで行く。いくら小細工するしか能のない相手だからって油断はできない。どんな罠を仕掛けてくるか想像もつかないからね。でも彼のすぐ後をつければ突破の仕方が分かるかもしれない。それに、君だって早くけりをつけて帰りたいだろう?」
確かにフォーティスの言う通りだ。しかし、あまりにも展開が早すぎてなかなか思考が追いつかない。もう少し考える時間が欲しい。なぜそこまで急ぐ必要があるのか、そしてあの騎士はいったい何者なのか、知りたいことも沢山だ。
何も返事がこないのにしびれを切らしたのか、フォーティスは無理やり俺の手をつかんで店外へ引っ張り出した。
上条「なあ、おい、ちょっと待てってば!」
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