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魔娘「好きです」
45
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 14:27:17 ID:N4rCe6RE
男「ほい」ガチャ
女「!!」
男「...大丈夫か?なんか暗い表情してたけど」
女「だ、大丈夫よ!...ってなにこれ!?」
男「これがカップル割だ、おごってもらってんだから文句は言うなよ、気持ちは分かるが」
女「...こ、これ//一緒に食べるの?」
男「...最近のカップルには受けるんだってよ、一つのクレープ生地に二つのクリーム(チョコにイチゴって合うのか?)」
女「こ、これってか、間接キスよね?」
男「ん、まぁそうだな」
46
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 14:37:01 ID:N4rCe6RE
男「(間接キスって...小学生じゃないんだから...)俺から食べるぞ」パクッ
女「...∥(関節キス)」
男「まぁ、普通だな、ほら」
女「う、うん...あーー...ん」ぱくっ!
女「(間接キス間接キス間接キス)」もぐもぐ
男「どうだ?」
女「!おいっしぃっ!!すごいわねここ!」
男「そっか」
もしよろしかったらバナナの方もいかがですか?
男「!」
女「!」
47
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 14:40:19 ID:N4rCe6RE
店の人「あ、すみません、とっても大きい声でお褒めいただいたので...」
女「///」ふきふき
男「いや、もうお金無くて...」
店の人「いえ、サービスで」ニコ
男「(この人マジイケメン)」
女「...コホン」つんつん
男「なんだよ」ボソボソ
女「あんたお腹空いてんでしょ?」ごにょごにょ
男「いや別に」ぼそぼそ
女「ん!男なんだからもっと食べなさいよ」ごにょごにょ
店の人「♫」ニコニコ
男「(自分が食べたいのか)すみません、お願いします。」
男「(太るぞ)」
48
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 14:50:45 ID:N4rCe6RE
〜〜〜〜〜
女「♫」もぐもぐ
店の人「実は僕、もうお店たたもうとおもってるんです...」
男「え、どうして」
店の人「ほら、例の幽霊ですよ」
男「?幽霊?」
店の人「あれ?知らないんですか?真夜中の幽霊」
男「いえ、初めて聞きました」
女「♫」もぐもぐ
店の人「えー、こほん、これは僕の友達が聞いた話なんですけど、夏にここの公園で花火をやっていたんです、よる遅くまで...この通りとても広い公園ですから近所からの苦情もなくて...ちょうど0時に突然悲鳴が聞こえたと」
男「...」ゴクリ
店の人「当然、その人は悲鳴の方向へと駆けつけたわけですが、なんとそこには...さっきまで一緒に人が倒れていたのです
バラバラになって
警察の調べによると、とんでもなく強い力で引きちぎられたそうなんです」
49
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 14:58:30 ID:N4rCe6RE
男「...バラバラになってって...」
店の人「あとその人が言うには、そのなくなった人のサイフから小銭と、あとアクセサリーが盗まれていたそうです」
女「♫」もぐもぐ
男「強盗目的の殺人ですか、...でも幽霊って」
店の人「まだ捕まってないんですよ、それに指紋も出ない、あと最後に、そのなくなった人を最初に見つけた人が言っていたんですがね...一瞬何かが川で動いたと」
女「...」もぐもぐ
男「川...ですか...確か奥にありますよね小さい川」
店の人「はい、それが真夜中の幽霊です」
男「それが原因でお客さんがいなくなったってことですか?(確かに俺たち以外にいないな)」
店の人「...はい、他の場所でやろうとも、なかなかの激戦区ばかりでして...」
男「それは...残念ですね」
女「えぇ、とっても残念ね」
男「(食べるのはや)」
女「でも安心してください」
店の人「え?」
50
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 15:05:27 ID:N4rCe6RE
女「私たちが解決しますよ」
男「え?」
店の人「いえ、でも...」
女「バナナクレープのお礼です」ニコ
〜〜〜〜〜自宅
男「あんな無責任なこといって良かったのか?それとも何か作戦があるとか」
女「あるわよ、当然じゃない」
男「...俺をエサに使うんじゃないんだろうなぁ」
女「...しないわ...今回は私にも責任があるの」
男「...?」
女「ご飯食べて、お風呂はいって23時になったら、またあの公園に行きましょう、作戦はそれまでに伝えとくわ」
男「...了解」
女「...安心して、私一人でやるわ、ただ周りに人がいる場合はあなたに手伝ってもらうけど」
男「...(またくらい表情だ)」
51
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 15:23:54 ID:N4rCe6RE
夜中〜〜〜〜〜道
男「...」とことこ
女「...」とことこ
男「な、なぁ」
女「...なによ」
男「今回も神様なのか?」
女「いいえ、小人よ」
男「小人ぉ!?そんなものまで今いるのか!?」
女「...そうね珍しいわね、この世界にこられるのは神がほとんどだけどたまにいるのよ...強い意思をもった人が......あるいわ憎悪か」
男「...元気ないのってこの小人と何か関係があるのか?」
女「...私ね...昔からとってもひどいことしてきたの、ここにきて初めて知ったけど、私のことを嫌ってる宗教もあるみたい」
男「(そうか...神様だよな女も、空飛べるし)...今は違うだろ、クリーム屋さん助けるためにやってるんだから」
女「...男は...いいの?」
男「なにが?協力してること?」
女「...うん、私あんまり自分のこと教えてないのに」
52
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 15:41:42 ID:N4rCe6RE
男「奴隷だからな」
女「!」
男「堂々としてくれよご主人」ナデナデ
女「...ありがと」ぼそ
男「普段からそうおとなしいと助かるんだけど...」
女「...一言余計っ!」ぺし
男「うげ」
女「でも、安心して!私の目的はいずれ、貴方の目的にもなるわ」
男「ふーん、っとついたな公園、今見た限りじゃ人はいないけど油断禁物だな」
女「改めてくるとほんとに広いわね」
男「(ライトが逆に不気味だ)川へ急ごう、もうすぐ0時だ」
女「さっきもいったけど、貴方はなにもしなくていいから」
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 15:51:25 ID:N4rCe6RE
ざーざーーーーざーーー
男「(奥にこんな川があるなんてな、広い公園だから他にもまだ何かあるかもな)」
女「じゃ、ここまでね、また会いましょ」
男「あいよ」
女「(やつも、0時にでてくるなんて...一応人目を気にしてるのかしら)複雑ね」とことこ
ざーざーーーー
女「(ここらへんかしら)」ぬぎぬぎ
女「(小銭やアクセサリー、黄金と関係するものにはなんでも反応するのよね、私のコートのボタンは本物の黄金よ)」ぴらぴら
ざーーーーーーざーーーーーーーーーーーーざーーーー!!!
ジャバッッッ!!!
女「来た」
54
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 16:04:03 ID:N4rCe6RE
真夜中0時〜〜〜〜〜公園
ジャバッッッ!!!
ジュルルルル
女「魚から小人への変身...やっぱりあなたね」
?「...なんだおまえ、なんで動じない"」
女「もう忘れたの?」
?「お前など知らん"!!この前のやつのほうが面白かっだ!泣け叫んで!」
女「指輪も可哀想ね、ご主人様に忘れられて...」
?「!!」
女「...ねぇ、アンドヴァリ?」
アンドヴァリ「お前っ!!!なぜそれを!!」
女「...貴方から指輪を取り上げた...と言えば分かるかしら?」
55
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 16:13:56 ID:N4rCe6RE
ア「!!!お前っ!!!あの時の"!指輪、指輪はどごだっ!!」
女「捨てたわよ、あんな趣味が悪い指輪」
ア「おのれおのれおのれおのれおのれっ!!!!!!!!!!」
ヒュッ!ブンッ
女「ふん...」ビュン
ア「なに"空を飛んで...」
女「自分のテリトリーなら勝てると思った?残念、私のテリトリーは空よ!」
ア「うぐぐ...」
女「だいたいあんたが私に勝てるわけないじゃないっ!今度はこっちからいくわよっ!」ビュン
ア「うぐぐ、くひひひひっ!!」
一対一ならそうだな"
女「え?」
ぶん!!
女「!きゃ!」ドサ
56
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 16:22:36 ID:N4rCe6RE
ア2「うぐぐ、お前の魔法の靴も重り付きじゃ機能せんじゃろ」ズシン
女「(ふたり!?)」ズシン
ア3「どうだいお嬢さん、地べたに引きずり降ろされる気分は?」ニタァ
ア4「うぐぐ、ひゃひゃひゃ」けたけた
女「(今まで隠れてたの!?全く気付かなかった!)一体何人いるの!?」
ア「【何十人】って言っでぼじいな"」
ア12「けたけた」ア18「けたけた」ア24「けたけた」
ケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタ
ア「一族そろって出稼ぎじゃ」けたけた
57
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 16:36:28 ID:N4rCe6RE
〜〜〜〜〜
きゃっ!
男「!女の声!(助けにいかなきゃっ!)」
男「...いやでも...
……………夕方
女【作戦会議です】
男【へい】
女【っといっても、ただの確認事項だから、楽にして聞いて頂戴】
女【率直に言うと、私は今回の犯人を知っている可能性が高いです】
男【...えっと、小人さんだっけ?】
女【そう、まぁ、正確には小人のドワーフね】
男【ドワーフって知ってるぞ、映画でみたことある!毛むくじゃらで鍛治がとくいなんでしょ?】
58
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 16:44:17 ID:N4rCe6RE
女【そうね、普段は基本的温厚よ、それに力持ちで気高い種族よ】
男【へぇー】
女【ある一族を除けば】
男【え、】
女【アンドヴァリといってね、昔は普通のドワーフと変わりはなかったのだけれど、富を生みだす魔法の指輪を手に入れてから変わってしまったの】
女【お金に対して異常な執着心を身と始め、そして用心深くなり他種との交流をやめてしまったの】
男【へぇ...それで俺は何をそれば?】
女【あなたは、私を川の近くまで先導するの、公園内で一般人を見つけたら、何とか頑張って川の近くにはいかせないようにして】
女【あと......何かあってもあなたもきちゃダメよ】
男【何かあっても?】
女【そう】
59
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 16:57:09 ID:N4rCe6RE
〜〜〜〜〜
女「(重いっ!とてもじゃないけど動けないっ!)」ズシズシ
ア13「へへへ、ガッシリ抑えるゔ」ガシッ
ア17「あ"!?」ガシッ
ア「どうした?」
ア17「やわらかいぞ!こいつ!やわらかいぞ!」モミモミ
女「!ひゃっ!」
ア4「ほんとだ!やわらかい!」モミモミ
女「ちょっ!やめっ!」ずしずし
ア18「ここはもっとやわらかいゾっ!!!!」モミモミ
女「あっ!やめてっ!!」
ア「前のやつはゴツゴツしてたからなぁ...引き裂いたらもっと柔らかくなるぞぉ」ニタニタ
60
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 17:03:21 ID:N4rCe6RE
ア10「おら!ここを引き裂くぞ!」ぐいっ
女「ぃっ!!」
ア23「じゃあ、おではちぎりやすそうなごごっ!!!」ギリっ
女「ぅっ!ううう、や、やめ」
ぅうううおぉぉおおおらぉぁぁ!!!!!ドドドドドド
ア「!なんだ!?」
女「!男ぉっ!!」
男「お前ら、男が女によってたかって恥ずかしくないのかぁぁああ!!!!!!!」ドドド
ア「なんだ、ごの子供は」ちょんちょん
ア2「あい」ガシ
男「うおっ!」
ア19「ごいづは硬そうだ」ズシズシ
男「(おもっ!)なんにんいるんだよ!」
女「一人でこの世界にきたと思ってたけど違ったわ!何十人もの重い憎悪よっ!」
61
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 17:10:03 ID:N4rCe6RE
ア「おれ、ここの世界で好きな言葉、ある【塵も積もれば山となる】、憎悪も積もれば殺意となる」けたけた
女「(もうだめ...っ!うごけない!)」
男「俺たちも、同じようにバラバラに引き裂くのかっ!」
ア「俺たち、むかしは金持ち、生活困らなかっだ...のにごいづ奪っだっ!!!」
女「...」
ア「俺たちお金必要、ここにはお金いっぱいある!!!なければ奪ってバラバラにするっ!!!!!」
男「(こいつらは...)」はぁはぁ
男「(く、くるしい)」はぁはぁ
ア18「おらっ!最初に引き裂きたい"!ごいづの股!引き裂ぐっ!!」ぐいっ
女「!きゃぁあっ!」ギリ
62
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 17:20:31 ID:N4rCe6RE
男「お前たちは生きてるっ!!!」
ア「あ"?」
男「女はあんた達の大切なもの奪ったかもしれないけど、命までは奪ってないっ!あんた達は今っ!女以上に悪いことをしてるっ!」
女「...」
ア「俺たち生活のため、しょうがない」
男「だからって人、殺していいのかっ!?それじゃあお前らが憎んでる女と一緒、いやもっといけないことしてるっ!!」
ア2「わるい?」ア3「俺たち悪い?」ア8「でも生活のため」ア9「昔、普通に生活してた」ア18「昔、おれ、鉄を叩いてた」ア21「指輪は黄金を生み出しただから、鉄叩くのやめた」ア17「他の種族と交流やめた」ア16「人との関わりやめた」ア20「自分優先相手は知らない」ア9「俺たち悪党」ア3「俺たち人殺し」
俺たち何してた?
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 17:28:26 ID:N4rCe6RE
ア「...なんて...ことだ...おれは...」すぅ...
男「!」
とんでもないことをしてしまった...
女「...」
男「あいつら!どこに行ったの!?」
女「消えたのよ、憎悪に飲み込まれて周りが見えてなかったのね...もともとは気高い種族...気付いて、耐えられなくなってしまったのよ...」
男「死んじゃったの?」
女「...分からないわ、消えてしまった」
男「...女が、あいつらの大切なもの奪ったのは理由があったからなのか?」
女「彼らをドワーフに戻すため...正しかったと思ってるわ」
男「...とにかく帰ろう、こんな所誰かに見られたら大変だ」
女「そうね」
?「ふふふっ」
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 17:29:41 ID:N4rCe6RE
休憩!
65
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 19:19:42 ID:.aPFmadI
乙!
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 19:23:47 ID:yD0oe2H2
3day〜〜〜〜〜お昼
男「んん...ふわぁぁあ...朝、じゃない昼か」
男「んんっ!っと昨日は遅くまで起きてたからなぁ、体がだるい」
男「あっ、(店の人にもう大丈夫って伝えなきゃ)」
母「男起きてるー?」ガチャ
男「おきてるよ」
母「朝も起こしたんだけどねー、あんたたち夜遅くに出かけてたでしょ?悪いことしてきたんじゃないでしょうね?」
男「大丈夫だよ」
母「ほんとにー?ったく毎朝起こす私のことも考えてよね」
男「えっと、女は?もう起きてる?」
母「女ちゃんはねーまだ寝てる、あ、起こしちゃダメだからね、女の子なんだから」
男「へーい(なんだそれ)」
67
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 19:42:05 ID:yD0oe2H2
男「(クレープ屋さんには一人でいくか)ちょっと出かけてくる、すぐに帰ってくるよ」
母「はーい」
〜〜〜〜〜
男「(...)」とことこ
………
女【昔からひどいことしてきたの】
【最初に引き裂っっ!】
男「(女...昔からひどいことって...一体どういう意味だ?)」
男「女の目的って...あ、ついた」
男「昨日はここら辺にいたのに...もうたたんじゃったのかなぁ、お店」
男「家に帰ろうかな...」
………
女【昔からひどいことしてきたの】
男「街によってから帰ろう」
68
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 22:23:07 ID:.aPFmadI
乙
69
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 22:48:29 ID:yD0oe2H2
〜〜〜〜〜街
ガヤガヤ
男「けっこう人いるな」とことこ
男「(本屋にでもよるか)」サッ
顔色が悪い人「あ、あのぉ」
男「ぇ、ああ、はい」
顔色が悪い人「これ、お願いします」サッ
男「え、あっあの!(いっちゃった...)」
男「何だこれ?コピー用紙?」ピラッ
神様の導きを受け入れましょう
男「...なんだこれ、なになに、(神はもうすぐ【終わり】を告げます、導きを受け入れるのです)...宗教か?」
70
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 23:00:44 ID:yD0oe2H2
男「怖いな、いろいろ」
男「(神様...か、女はどうおもうんだろ)」
あっ!きみっ!
男「!」
明るい女性「あっ!やっぱり男くんだ!覚えてる私の子?」
男「...お、幼馴染っ!?」
幼「ちゃんと覚えててくれてたんだぁ〜うれしーっ!」
男「おまえ、どうしてここに?引っ越したんじゃなかったのか?」
幼「また戻ってきたんだよっ!都会もいいけど、やっぱり地元が一番だね!」
男「...(中学の頃はもっと地味で暗かったのに、すごくハデになったな...都会の魔力か....)」
幼「どうしたの?」ぐいっ
71
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 23:11:01 ID:yD0oe2H2
男「い、いや、明るくなったなと、その、いつ頃戻ってきたんだ?」
幼「...んーと、ちょっと前だよっ、家は前の家とは全然違う所っ」
男「そうか」
幼「男くんは?もう大学生?」
男「まぁ、これからね」
幼「!そうなんだ!すっごぉいっ!」
男「(すっごいって)幼もこれから大学生だろ?」
幼「ううん、ちがうよ」
男「、そっか就職か?」
幼「ううん、違うよ、今ねちょっと病気なんだ」
男「っ!病気っ!?大丈夫なのかっ!?」
幼「ははっ!大げさだなー、ちょっと長い期間お薬のみ続ければ治る病気だよ」
男「...そっか」
72
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 23:24:00 ID:yD0oe2H2
幼「男くんは、これからどんなご予定で?」
男「本屋よってから帰るよ」
幼「ふーん、じゃあ私はもう帰るね」ばいばい
男「その...病気のこと、頑張れよ」
わかったっ!じゃーねー!!
男「(幼馴染がハデになって戻ってきて、それに病気..)すごいな、いろいろ」
〜〜〜〜〜本屋
男「(何となく寄ってみただけだからなー、特にないな、読みたい本)」
さっきのビラ配りの人みたー?
みたみた!顔色悪過ぎって感じ!
内容もヤバかったし、神とか、受けるんですけど!
男「...神話コーナーに行ってみるか」とことこ
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 23:26:12 ID:yD0oe2H2
おやすみなさい
74
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 23:29:35 ID:yD0oe2H2
お話、長くなりそうです
携帯からなので更新遅いです、すみません。
おやすみなさい。
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 23:46:03 ID:.aPFmadI
乙
おやすみなさい
76
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/08(日) 08:19:18 ID:4ljxS8ME
北欧神話、インド神話、日本神話
男「ほぉーたくさんあるなー」
男「(北欧神話って、ゼウスとかポセイドンとかだっけ?)」ぺらぺら
男「なんだか、突拍子のないことばっかり書いてあるな...よく分からん」
色白の男性「ふひひひティターニアたん萌え」ぶつぶつ
男「(ビラ配りの人と同じ怖さを感じる...)」
男「そろそろ帰ろ」とことこ
〜〜〜〜〜自宅
女「おっそぉぉいっ!!」
男「た、ただいま」
女「どこ行ってたのよまったく...私のことかくまってくれるんでしょ!奴隷のくせに...」
男「ごめんごめん」
女「ずっと待ってたんだから...」ぼそ
77
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/08(日) 08:27:34 ID:4ljxS8ME
女「今日はっ!昨日の反省なのっ!」
男「反省?なにかあるっけ?」
女「貴方よあなた!私のいう事も聞けないのっ!?」
男「?...あっ」
………
女【何があっても絶対に助けにきちゃダメだから】
男「...ぁ、ごめん」
女「ぇ、そ、そうよ(なんか素直ね)」
男「...女の悲鳴が聞こえたから、つい...」
女「...っ(そう言われたら怒るに怒れないじゃない!)」
女「ん、まぁ?その...結果オーライというか?その、なんていうか...」
女「...男が来てくれた時、うろせかった...わよ?」///
男「そうだな俺のおかげだな」ケロ
女「なっ!調子にのるなーーっ!」
男「これからは一緒に行動しよう」
78
:
大事な所で誤字してしまった!
:2015/02/08(日) 08:30:54 ID:4ljxS8ME
誤字、すみません
女「今日はっ!昨日の反省なのっ!」
男「反省?なにかあるっけ?」
女「貴方よあなた!私のいう事も聞けないのっ!?」
男「?...あっ」
………
女【何があっても絶対に助けにきちゃダメだから】
男「...ぁ、ごめん」
女「ぇ、そ、そうよ(なんか素直ね)」
男「...女の悲鳴が聞こえたから、つい...」
女「...っ(そう言われたら怒るに怒れないじゃない!)」
女「ん、まぁ?その...結果オーライというか?その、なんていうか...」
女「...男が来てくれた時、嬉しかった...わよ?」///
男「そうだな俺のおかげだな」ケロ
女「なっ!調子にのるなーーっ!」
男「これからは一緒に行動しよう」
79
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/08(日) 08:42:58 ID:4ljxS8ME
女「...そうね、これからはもっと貴方に頼るわ」
男「クレープ代は、これからは自分で頼むぞ、はっはっは」
女「...ちょっと顔こっち向けなさい」
男「え、いきなり...どうし...っ!」
女「ありがとう、男、本当にかっこ良かったわ///」なでなで
男「(頭なでられてる...背伸びしながら)」
女「ふふっ♫お返しよ」なでなで
母「(お母さんいるよ)」
〜〜〜〜〜夜
男「...」ぽー
………
女【ありがとう、男、本当にかっこ良かったわ///】
男「(神様からのナデナデか...レアだな)」
80
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/08(日) 08:58:39 ID:4ljxS8ME
〜〜〜〜〜リビング
母「あっ女ちゃん女ちゃん!」
女「はい、どうしました?」
母「あのニュース、まーたやってるよ」
女「?何のニュースですか?」
母「今日のお昼過ぎの爆発事故よ!...って知らないわよね、お昼まで寝てたから」
女「...はい、ここの近くでですか?」
母「そうなの!私がいつも行くスーパーでね、本当びっくりしちゃった!」
女「...」
母「最近多いわよね〜これも神様の導きってやつなのかしら?」
女「...確かに...多いですよね」
〜〜〜〜〜?
?「くききき...明日は俺からの目覚ましプレゼントデイだ...」カチャカチャ
81
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/08(日) 10:02:45 ID:3oYidEts
乙
82
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/08(日) 10:03:14 ID:4ljxS8ME
ゼルダやりながら、お話考えます!
83
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 08:48:08 ID:RA.RJy72
4day〜〜〜〜〜朝
男「Zzz」スピー
ゴゴゴゴゴゴゴォォォ
男「っ、なんだぁ?」ムク
男「(地震か?)」ガチャ
母「男っ!いまの聞いた!?」ガチャ
男「うん、地震かな?」
母「...たぶん、何かあると怖いから一階にいましょ、女ちゃんも呼んでくるね」トコトコ
男「(何か不吉だな...)」
男「...下いくか」
〜〜〜〜〜リビング
母「おかしいなぁ〜地震速報出てないな〜、女ちゃんも聞いたよね?ゴゴゴって」
女「はい、その地震っていうのをあまり経験した事ないですからよく分かりませんが、揺れませんでしたよね?」
84
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 08:59:15 ID:RA.RJy72
男「あ、確かに」
母「...そういえば、でも地震じゃないなら何だろうね?」
女「相当大きな音でしたからね、地震じゃなければ、例えば...爆発事故とか」
母「!またぁ?」
男「?」
女「かもしれませんね」
男「またって、前にあったの?爆発事故」
母「あんたはニュースとか見ないからね、昨日近くであったのよ」
男「...物騒だな」
母「!ニュースみて!」
ピロンピロン!えー、ただいま速報がありました。○○市××で大規模な爆発事故がありました。ただいま入った情報によりますと、深夜VIPのビルが爆発したとの事です。
今のところ、重体が1名、軽症が5名です。警察は何者かによる犯行として捜査を続けています。」
85
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 09:13:23 ID:RA.RJy72
男「何者かによる犯行って...(いつからこんな物騒な所になったんだ?ここは」
母「深夜VIPの近くっておじいちゃん、おばあちゃんが多い所よね、静かでいい所なのに」
女「...男」ぼそっ
男「?どうした?」
女「…」コクン
男「!(これも神様と関係があるのか!?)」
ピロンピロン!えー、ただいま先ほどの爆発事故についての情報が入りました。新たに死者一名確認されました。
友さん(19)
です。
86
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 09:23:49 ID:RA.RJy72
母「!!あんたの友達じゃないっ!?」
男「っ!?友っ!?」ガタッ
女「...」
〜〜〜〜〜自室
男「...嘘だろ...なんで、どうなってんだよ...」
女「...大丈夫?、顔色が悪いわよ?」
男「いや...友って...そんなぁ...」
女「仲、良かったの?」
男「あぁ、小さい頃から友達でな...他に幼馴染ってやつもいるんだけど、そいつらとは、もう幼稚園からの付き合いだ...」
女「...そう、とても残念ね」
87
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 09:29:37 ID:RA.RJy72
男「神様の仕業なのか?」
女「ええ、可能性は十分にあると思う、いままでの爆発場所を見てみるとピッタリよ」
男「ピッタリ?」
女「とんでもないものを呼ぼうとしてるわ」
男「神が神を呼ぶ...そのために神は
人を殺すのかよ...神様ってそんなに偉いのかよ」ボソッ
女「そんな事するのは、もう神じゃないわ、邪神よ、実際呼ぼうとしてるのも邪神だし」
男「止められないのか?」
女「止めるわよ、もちろん、そのために爆発現場にいくわよ」
男「おう!」
88
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 09:41:47 ID:RA.RJy72
〜〜〜〜〜事故現場
ざわざわざわざわ
女「流石に人いっぱいね」
男「そうだな、警察の包囲線貼ってあるし」
男「ん?あれ、少女ちゃん?」
少女「......」ブツブツブツ
男「(あれ?行っちゃった)」
女「よしっ!飛んでいくわよ」
男「え、いや、バレるだろ人いっぱいいるし」
女「ここから飛んだらね、あっちの路地裏から飛ぶわよ」
男「分かった」
女「見つからないために猛スピードでいくから覚悟しなさいよ」
少女「...」ブツブツブツ
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 09:47:19 ID:RA.RJy72
男「一緒に飛ぶ場合は手でもつなげばいいのか?」
女「...遅いスピードだったらね...そ、そのーーなさいよ//」ごにょごにょ
男「え?何?」
女「だーかーらー、その、ーーきなさいよ//」
男「?」
女「んもう!抱きつきなさいよって言ってるの!!///」
男「は、はぁ!?//なんでだよ?」
女「猛スピードでいうから、できるだけくっつかないと、あなただけ落ちちゃうのよ!」
女「それとも...猛スピードで地面に激突したいの?」ゴゴゴ
男「...わかったよ」
女「...素直でよろしい♫//」
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 09:52:19 ID:RA.RJy72
男「んっと」ギュ
女「...もっと!//」
男「(夜に飛べば良かったんじゃないのか?)」ギュウウ
女「っ!ぁ//」
男「変な声出すなよっ!」
女「うるさい!//あんたが変なとこ触るからでしょっ!?」
男「わざとじゃないって!」
女「...ほんとー?、まぉいいわ」
男「...」
女「...///」
男「...いかないのか?」
女「!い、いくわよっ!」ハッ
ビュンッ!
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 09:59:44 ID:RA.RJy72
〜〜〜〜〜爆発事故現場
女「っと」シュタッ
男「こ、これは...ヒドイな、あたり一面がれきの山だぞ」
女「かなりの大規模ね」
男「がれきの影に隠れながらいこう、捜査関係者に見つかったら大変だ」ガチャガチャ
女「そうね」ガチャガチャ
ガチャガチャガチャガチャ
男「やべっ!(早速誰かきた)」コソコソ
女「?あの人捜査官?」
男「ん、取材の人だろカメラもってるし」
女「なんか、コソコソしてない?」
男「え?(あれ、ほんとだ)」
コソコソ
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 10:05:24 ID:RA.RJy72
コソコソコソコソ!
女「あやしいわね」
男「!あの人、取材許可バッチしてない!」
女「なにそれ?バッチ?」
男「ほらドラマとかでよくあるだろ?取材班とかって書かれた布を腕につけるの」
女「ドラマしらないわ」
男「あ、そうだった」
カメラもったおじさん「やぁ、君たちも勝手に入ったのかい?」
男女「!ぎゃああああ!!」
だれかいるぞ!かってにはいってきたやつだ!
カメラ持ったおじさん「ちょちょ、まずいって!こっちに来な!」
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 10:18:21 ID:RA.RJy72
〜〜〜〜〜
くそっみうしなった!たったった
カメラ持ったおじさん「...ふぅ、ったく大声を出さないのは基本中の基本だろぉ?」
男女「...ごめんなさい」
カ「?君たちずいぶん若いけど、マイクとかカメラは?どっかで落としちゃったの?」
カメラ「ダメだよぉ、取材人にとってカメラは命なんだから」
男女「...(なんか勘違いしてない?この人)」
カメラ「レポートなんて勇気あるねぇ」はっはっは
男「えっと、おじさんは無許可で取材してたの?」
94
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 10:23:48 ID:RA.RJy72
カメラ持ったお兄さん「おじさん...まだ29だよ...、おじさん"は"って君たちもだろぉ?」
男「(あ)」
カ「ん?なぁんかぁ、君たちのほうが訳ありぃって感じかな?」ジーー
男「えーとぉ、、その」
女「(ヘマしたわね)」
カ「まっ俺も同じような感じだし、気になるんだろ?この事故が」
男「はい」
カ「立て続けに爆発事故...これは絶対何かあるよ」
女「どうしてそう思うんですか?」
カ「漢のカンさ」はっはっは
男女「...」
カ「じょ冗談だって!そんな顔しないでくれ!」
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 10:32:43 ID:RA.RJy72
カ「コホン、実はこの事件なんだかおかしいことがたくさんあるんだ」
男「おかしなこと?」
カ「ああ、まず取材許可がおりないこと、これは僕から言わせるとわけが分からない」
カ「過去の爆発事故もふくめて死者がでている、しかも今回に限っては、過去にない大規模だ」
女「...」
カ「もうこの時点で、みんな気付きているが、同一犯ということは間違いない」
男「同一犯」ギリッ
カ「この事件をメディアで発信しない理由がないんだよ」
女「理由がたくさんと言いましたけど、他には?」
カ「警察が取材許可をおろさないだけじゃないんだ」
96
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 10:39:45 ID:RA.RJy72
カ「実は僕、一人で来てるんだ」
男「みれば分かりますよ」
カ「そういうことじゃないんだ...僕の上司がね、今回の取材にストップをかけたんだ」
女「上からの圧力ですか」
カ「うちは結果第一主義でね、こういう違法取材にはすこし寛容なんだよ...、いけないことってわかってるけどね」
カ「ただの事件じゃないよ、これは」
男「でも、ニュースでは、情報でてましたよ」
カ「そうだね、たしか爆発で一人亡くなったんだよね」
97
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 10:45:58 ID:RA.RJy72
カ「...ニュースはやかったよね」
女「...」
男「?まぁ速報ですから」
カ「本来、死亡判断はちゃんとした救急隊員の人が判断するんだ」
カ「だけど、特別な場合のみ救急隊員の到着を待つことなく判断できるんだよ」
男「、特別な場合ですか」
カ「体がバラバラになってる場合さ、例えば爆風とかで」
男「っ!」
カ「おかしくないかい?爆風が起こって、数分もたたないうちに速報」
カ「亡くなったのは○○さん」
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 10:55:17 ID:RA.RJy72
男「な、何が言いたいんですか?」
まるで最初から死ぬ予定だったみたいだよね
男「っ!ふざけないでください!!そんなことあってたまるかっ!!友は、殺されていいわけ...」
女「亡くなったの、彼の友人なんです...幼稚園からの」
カ「おっと、すまない、ただ自分が言いたいのは、できすぎてるってことさ」
カ「バラバラになった遺体を発見して、その遺体の顔が"偶然"に無傷で本人と確認できた場合、」
カ「またはその遺体の顔が分からなかったが、とてつもない爆風にもかかわらず、"偶然"にも身分証が入った財布が近くに落ちてた場合」
カ「それか偶然にも爆風を逃れたものの、衝撃で出血多量で死亡、ゆえに財布と顔には何もなし」
99
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 11:00:03 ID:RA.RJy72
カ「っとまぁ、こんな感じ、僕は先に進むけど君たちはどうする?」
男「俺も行きます」
女「当然私も」
カ「そっか、じゃあ一緒いこうか、僕は君たちよりも現場の歩き方を知ってる、あ、これ僕の名刺ね」
男「サンカク出版社カトウ?」
カ「よろしくね、」
男「は、はい」
100
:
祝100!
:2015/02/09(月) 11:17:25 ID:RA.RJy72
〜〜〜〜〜自宅
母「爆発事故こわいなー、ニュースはこればっかりね、さっきから同じかとばっかり」
ピロンピロン!えーここで先ほどの爆発事故の速報をお伝えします。
ただいま警察関係者に犯人グループと思われる者から爆破予告がありました。
母「ひえーーー!」
こちらがFAXで届けられた爆破予告の内容です。
「明日の日の出と共に、私たちの意思は爆発を起こし、神を爆誕させる。風の魔王は愚かな人類に裁きを与える」
ということで、今回はVIP大学の○○氏にコメントをいただきたいと思いまーーー
母「愚かな人類...きっと私は大丈夫ね」
101
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 21:41:50 ID:RA.RJy72
〜〜〜〜〜
カ「だいぶ歩きまわったけど、捜査官はいなかったね」
男「みんな、ビルの近くに集まってるんですかね?」
女「結局何もなかったわね...」
カ「僕はこれから、もうちょっと先に進んでみるけどどうする?」
男「えっとぉ」
女「もう大丈夫です」
カ「そうか、何か分かったら、さっきの名刺に連絡してくれ」
男「え、あ、はい...もう大丈夫なのか?」ごにょごにょ
女「えぇ、大丈夫よ」
カ「それじゃあね」スタスタ
男「やっぱり、神様の仕業なのか?」
女「いえ、ちがうわね私としたことが読みを外したわ」
男「え、ってことは人!?」
102
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/09(月) 23:44:36 ID:Fx.UnxF.
乙
103
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 06:38:57 ID:5nEUndOM
女「ほら、見てみなさい、正方形の石が転がっているでしょ?」
男「あ、本当だサイコロみたいだ」
女「カメラマンには黙っていたけれど、ここについた最初から落ちてたわ」
男「これは、なんだ?何か文字が書いてあるけど」ヒョイッ
女「いわゆる、お清めの塩みたいなものよ」
男「お清め?お葬式にいって帰って来た時にやる?」
女「彼らにとっては、これから神様を呼び出すのに失礼の無いよう身を清めるものだけど」
男「か、彼らって...」
104
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 06:48:46 ID:5nEUndOM
女「爆風て散らばったとはいえ、今までだけで、かなりの石の数があった」
女「敵はとても大きいわよ」
男「...」ゴクリ
女「そろそろ戻りましょ、帰って作戦を練りましょう」
男「分かった」
〜〜〜〜〜自宅
母「あっ、おかえり〜ニュースおもしろいことになってるよ〜」
女「ただいま戻りました」
男「ただいま」
えー先ほどの爆破予告につきまして、犯罪心理学の○○さんにスタジオに来ていただきました。
「明日の日の出と共に、私たちの意思は爆発を起こし、神を爆誕させる。風の魔王は愚かな人類に裁きを与える」
改めてこの予告文章をみて何か感じられたことは?
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 07:18:52 ID:5nEUndOM
母「ほら、今度は爆破予告だって、あれ女ちゃん!お昼は?」
女「いえ、大丈夫です、じぶんの部屋に戻ってます」
男「(どうしたのだろ?)お、俺もいらない!...待てよ女っ」ごにょごにょ
母「...」
〜〜〜〜〜自室
男「どうした?何か分かったのか?」
女「ええ、ところで貴方、ここに住んで何年になるのかしら?」
男「そ、そりゃ19年だけど、それが?」
女「じゃあ、この辺りの地域は比較的詳しいということね」
男「まぁ、そうだけど、で場所分かったのか?」
女「比較的広いくて、大きな窓がある建物、そしてその周りには...お米とかの畑があればベストね」
男「...広くてでかい窓があって、コメ畑ぇ?」
男「...いや、あるな、すこし遠いけど、」
女「後でそこに行きましょう、確かめる必要があるわ」
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 07:27:39 ID:5nEUndOM
〜〜〜〜〜
少女「...」ブツブツブツブツブツ
お、おい、あの子なんかやばくないか?
近づくなって!逃げたほうがいいぞっ
幼「〜♫!〜♫♩ふふんふ〜〜ん♫スタスタ
少女「ワタシハモウダメダワタシハモウダメダワタシハモウ...」ブツブツブツ
幼「〜♫、ん?君!なんか暗いね〜♫人生楽しいこといっぱいあるのに、そんな顔しちゃダメだよ〜」
あ、あの人いっちゃったよ...
少女「ワタシハモウダメダワタシハモウダメダ...」ブツブツブツ
幼「ん〜?さっきから何言ってるの〜?おもしろーーい!!」きゃははははははははははははははっっ!!!!!!
お、おい、あの人もやばくないか?
あ、ああ
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 07:47:56 ID:5nEUndOM
〜〜〜〜〜
男「ついたな、さっきの条件だと、たぶんここしかない」
女「可能性大よ」
男「でも、ここはただの施設だぞ?えっと、水質検査の」
女「その水質検査施設はなーんで平日の昼間なのに、こんなに静かなのかしらね」
男「い、いやだけど、まだ実感わかないって、そのパズズだっけ?神様の名前」
………
女【まずニュースで言ってた[風の魔王]、聞いた人のほとんどが何かの隠喩(いんゆ)と、とらえたかもしれないけれど】
男【敵は、神様を呼び出せるほどの技術と知識がある】
女【そう、その場合[風の魔王]はそのまんまの意味になる、この時点でかなり限れてくるけれどキメては爆発事故現場の清めの石よ】
男【あれか、女が俺に(だまして)サインさせた書類と同じ文字だったぞ】
女【!へぇ、よく覚えてたわね】
男【まぁな、インパクト強かったし】
108
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 07:59:36 ID:5nEUndOM
男【で、なんて書いてあったんだ】
女【バッタが畑作作物を食べる様が書かれていたわ】
男【は?...バッタ?】
女【蝗害(こうがい)よ、知らない?】
男【いや、始めて知った】
女【主にバッタ類が大量発生して、
それらがまるで一つの嵐のように畑作作物を食べてしまうのよ】
女【まぁ、ここ日本じゃあんまりメジャーじゃないかもしれないわね、あめりか?っていう国では大きな問題になってるそうよ】
男【そんな神様...マズイじゃないか】
女【召喚された時点でおしまいよ、日本、いや世界の草や森、すべての農作物が無くなるわ、それと別に風と共に熱病も持ってくる】
女【パズズ、それが名前よ】
男【絶対に止めなきゃ】
109
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 08:12:55 ID:5nEUndOM
ブロロロロロ
男「!(黒塗りのボックスカー)」
女「隠れて正解だったわね」
ゾロゾロゾロ
女「ただの水質検査施設に黒スーツの男が...8人」
ブロロロロ
男「もう一台きたっ」
女「こんだけそろってまだ疑う?」
男「いや信じるよ、今突入するのか?」
女「いいえ、予告文通りにいけば、儀式は今日の深夜、それまでは儀式に必要な物は持ち込まないでしょうね」
女「黒服のガードマンを雇うのがいい証拠よ、予告した分とても慎重ね」
男「じゃあ夜にでよう」
女「そうね遅くて10時」
男「じゃそれまで家で作戦会議だ!」
110
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 08:34:29 ID:5nEUndOM
男「(家も母さんも日本も世界も、そして女も...俺が全部守るっ!)」
111
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 08:39:24 ID:5nEUndOM
〜〜〜〜〜顔色が悪い人「あ、あの、すみませんこれ」すっ
若いお兄さん「ん?神はもうすぐ【終わり】を告げます、導きを受け入れるのです?お前宗教のやつかっ気持ち悪いんだよっ!」ドカッ
顔「わっ!」
若「気持ち悪い顔しやがって、だいたい今朝の爆破予告だってお前らじゃないのかっ!?」
顔「ち、ちがいますっ!」
顔「んだとっ!てめぇふざけんなよっ!」すっ
女性「あなた、決めつけは良くないよ」
若「んだよババア!」
女性「...」ジッ
若「って、くそが...ブツブツ」スタスタ
112
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 08:43:50 ID:5nEUndOM
女性「んもう、礼しちゃうエツジン教は、そんな物騒なことしないよ」
顔「あ、ありがとうございます!母さん」
母「ビラ配りとっととやっちゃお?」
顔「あっ、会長から連絡あって今夜、母さんにホール会場にきてほしいって」
母「はーい、息子が大学入れたのも全部、会長のおかげよ」
顔「そうですね!」
113
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 09:39:29 ID:w2I87MP2
乙
114
:
また誤字してる、、ごめんチャイナ
:2015/02/11(水) 18:44:40 ID:7mKD3WYE
〜〜〜〜〜
ピーポーピーポー
新米の警察官「財布の身分証明書から10代って分かったそうですけど、いやぁ、悲しいですね...」
中年の警察官「私情を挟むなっ、ったく自殺の一つや二つで"悲しい"なんて言ってたら、この先もたねぇぞ」
ブロロロロロ...ガチャ
新米「つきましたね、いきましょうかっ」
中年「おいっ、ビニール袋持ってけ」
新米「?は、はぁ」
中年「死後、少したってるからな、お前吐くだろ?」
新米「は、はきませんよ!」ゴクリ
遺体は奥にあります、どうぞ
中年「...どうも」
新米「...」ペコ
115
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/11(水) 18:56:23 ID:7mKD3WYE
先ほど検死が終わりました。わざわざ来ていただいて、すみません
中年「爆破予告といい、何が起こるか分からないのでね、気にせんで大丈夫さ」
新米「ーっ!」たったった
あ、あの?お連れの方は?
中年「ったく!いつまで新米気取りなんだ!あいつは」
...、!そうでした、両親との連絡はまだ取れていません、...その、
中年「分かった分かった、それもやっておく」
すみません
中年「暇人なんでね、ちょうどいいさ」
中年「...しかし、自殺なんてね、まだ16なんだろ?そんな女の子が、
こんな景色のいい場所で自殺するのかね...?」
言われなきゃ気付きませんね、こんな景色のいい場所は
新米「た、ただいま戻りました!」はぁはぁ
中年「...はぁ」
116
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/11(水) 19:07:29 ID:7mKD3WYE
夜〜〜〜〜〜水筆検査施設
男「昼間より車の数が増えてるぞ」
女「奴らも準備万端ってわけね」
男「...」
女「男、すこしいい?」
男「ん」
女「私の目的のためには、家族に会わなきゃいけない...覚えてるわよね?」
男「姿もしらない家族だろ?覚えてるよ」
女「もしかしたら、ここで会えるかもしれない」
男「!どういう事だ」
女「感じるの、強い力を」
男「施設からか」
女「昼間には感じられなかったけど」コクン
女「...それでね、男、最後だと思うの」
男「、最後?」
117
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/11(水) 19:21:26 ID:7mKD3WYE
女「彼に会えれば、私の目的は現実になる...まぁうまくいけばだけど」
女「いままでかくまってくれてありがと」
男「そんな、も、もうお別れみたいに...」
女「短い間だったけど楽しかったわ、それに私のやろうとしてることは間違ってないって、自信が持てた」
男「な、なぁ女がやろうとしてることって、なんなんだ?」
女「.........好きな人を守るの」
男「?それって...
女「みて、電気がついたわ」
男「!いよいよ始まるのかっ」
女「見つからないように慎重にいくわよ」
118
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/11(水) 19:34:41 ID:7mKD3WYE
〜〜〜〜〜施設内部
女「水質検査ね、笑っちゃうわ」
男「ーっ!なんなんだこれは...」
女「爆発事故現場に転がっていたお清めの石が、敷き詰められてるわね」
男「(異様な空気感だ...気持ちが悪い)」
くけけけけけけけけけ
男「!」
女「(人だけど、人に見えない)」
僕にはできない事ができる、僕は人を超えたんだ、僕は人ではない、僕は僕は僕は......ぶつぶつぶつ
男「どうなってるんだ」
女「この先こんなのばっかよ、急ぎましょ」
119
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/11(水) 19:50:38 ID:7mKD3WYE
〜〜〜〜〜施設内部2F
男「ぐちゃぐちゃだ...」
女「資料の山ね」
男「(細かい地図...住んでる人の名前も書いてある...)」
女「、これ」ペラ
男「麻薬を利用したドール?(なんかの住所も書いてあるぞ?)」
女「計画的ね、あそこみてみなさい」
男「え、...っ!」
女「儀式が終わったと同時に燃やす予定なのね」
僕は悲しくなって、死にたくなって、消えたくなったんだ
男「!(人!?まずい!)」
今は楽しいんだ、命令は僕に存在価値をみいだしてくれる、ブツブツブツ
スタスタ...
120
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/12(木) 06:17:26 ID:CM2AdMEU
乙
121
:
すみません。体調悪くて更新遅れてます
:2015/02/14(土) 20:50:31 ID:e89UwcB.
女「私たちの事は見えてないみたいね」
男「階段をのぼってるぞ、儀式の場所に集まっているのかもしれない」
女「彼の背に隠れていきましょう」スタスタ
僕は...僕は...楽しい事をしたい...
スタスタ
〜〜〜〜〜3F
男「!2Fより人が増えてるっ」
ぞろぞろぞろぞろ
女「彼らは被害者なのかしら、それとも仲間だった人たちなのかしら?」
122
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/14(土) 20:51:59 ID:e89UwcB.
男「被害者だろ、たぶん...」
男「?なんのマークだ、あれ?」
女「んーと、蛇と〜月?」
男「同じマークの服をきた人が、
ちらほらいるな」
女「何かの構成員かもね」
ゾロゾロゾロ
男「(だいぶ前の人たちが上の階にいったな)入口の案内図には4階が最上階だ」
123
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/14(土) 21:03:23 ID:e89UwcB.
女「上で儀式が行われているわ...」
男「(震えてる)女、怖い時は俺を頼れ」ギュ
女「ほんと、本当に私、貴方に支えられてばっかりね」
男「神だって言われても、見た目は女の子だからな、少なくとも俺は仲間だと思ってる」
男「奴隷が図々しいけど、はは」
女「...男...私...じ、じつは」
男「?」
女「い、いえ、なんでもないわ、いきましょう」
124
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/14(土) 21:14:27 ID:e89UwcB.
〜〜〜〜〜4F
ゾロゾロゾロゾロ
男「(苦しい...なんだこの空気は)」
えー、みなさん!
男女「!」
もうすぐ一日が終わり、また新しい一日が始まります!
男「(あいつがボスか...)」ぎりっ
しかし!もうすぐ訪れる明日は、いつもの日常を、ただ今まで通りに運んでくるのではありません!
明日になり、太陽がこの地を照らした時、私たちは新しい世界を迎えるのです!
125
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/14(土) 21:21:51 ID:e89UwcB.
コホン!まぁ、長い挨拶はこれまでにして、まず最初にゲストを紹介したいと思います!
ゾロゾロゾロ
男「あ、あ、、」
女「ばれてたのね」
ささ、どうぞ前へ、いまのあなた方はモーゼです。
男「くそっ」とことこ
こちらにいる2人は、我々のヒジン教とはまったく関係のない者たちです!
なぜいるか?それは!儀式を止めるため、いや!この世界の進化を止めるためです!
126
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/15(日) 02:57:36 ID:l5xL2Skc
乙
127
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/16(月) 08:01:41 ID:c0n5OMlg
この罪深き者たちは、儀式の生贄...?
あなた...
男「?」
あなたですよ、あなた
女「わ、私?」
......は、ははははははははっ!!
そういうことですかっ!分かりました、いま分かりました。
男「ど、どういうことだ?」
ずばり、あなた人ではないですね?
男女「!!」
男「(ど、どうして!?見た目じゃ区別つかないだろ!)」
正解か、はは、分かりやすいね
どうして分かるのかって?
僕も君と同じだからさ
男「俺と...?」
そう、協力者であり、大事な"安定剤"...だろ?
128
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/16(月) 11:34:26 ID:c0n5OMlg
いやはや、彼らの言ってたことは本当だったのか...
あなたのやってることは、我々の進化を止めるだけでなく、あなた側の者たちにも、多大な被害を出していますよ。
女「...うるさい、なにも知らないくせに」
男「(彼ら?)」
何も知らない?それはあなたの方でしょ、我々はもう準備ができてます。
もちろん、これから行う儀式を
含めてですが
ゾロゾロゾロ
男「くそっ!」
129
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/16(月) 22:37:23 ID:Eo2tMlB6
それにしても驚きました、46億年も私たちを見守ってくれたのでしょう?
男「46億年?何のことだ」
?記録のことですよ。私たちが生まれてからの。まぁこれからその歴史はギンヌンガのようーーーーーッ!
グサ
男女「!!」
ったく、しゃべりすぎよ
これだから知識を得た人は嫌いだわ、傲慢になるから
男「お、おまえは!誰だっ!?」
んー、なーにあなたも私のこと、
【好き】になっちゃったの?
男「はぁっ?(なにいってるんだ)」
130
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 06:44:55 ID:V93GGIBo
乙
131
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 11:24:39 ID:V32ZWt3.
!?あなたっ、私のこと知らないの!?
男「(は、早く手当しないと死んじゃうぞ、その人)...だから誰なんだよいきなり」
...ハァハァ...っぐ
女「...(もう助からないわね、この人)」
相手に名前を聞くにはまず自分からっていうけどぉ〜、チラッ
女「?」
彼女のまえで、他の女の子を口説く人もぉ〜嫌いじゃぁないわね♫
男「口説いてなんか...」
私の名前フレイア、女神の中でいっちばん!美しいの、あなたが見とれるのもしょうがないわ♫ふふふ
女「!!ふ、フレイア!?」
132
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 11:35:19 ID:V32ZWt3.
男「ふれいあ?」
ふふ、どうやらあなたは気づいたようね♫
女「ーーッ!」
でも、もう遅いわ、人間がこんな本格的な儀式の設備を持っていると、魔王を召喚しようとしてること、この時点で普通気づかない?
女「...ッ」ギリ
それとも、まだ先だと思ってた?聖戦は
男「聖戦...これがかっ!?」
当然♫神聖なる私たちの将来にも影響を及ぼす大事な闘いよ
女「っ!」ビュッ!!
もちろん!戦地に私一人できているはずがない!
ガシッ
女「!」ガシッ
シュゥゥゥゥウウ
133
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 11:41:39 ID:V32ZWt3.
男「き、霧から人が...ッ!」
そんな事貴方ならすぐにわかると思ったけど...どうやら買いかぶりすぎだったようね
グギッ!
女「っきゃあっ!」
...フレイア、こいつどうすればいい?
もう離して結構よ、あとはこいつを使って儀式を進めるだけよっ!バキッ!
ぐはっ、ぁぁはぁはぁ...っく!
男「そいつをどうするつもりだ!」
お決まりの生贄よ。儀式の関する知識をちょっとあげただけで調子に乗って...あんたは面倒くさい細々とした仕事をしてればいいのよっ!
グシャ
男「!」
これで完璧ね♫それでは愚かな神とそれに巻き込まれた哀れな人よ...さようなら...いくわよユミル、ここにいたら私たちも危ないわ
...分かった
134
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 11:58:43 ID:V32ZWt3.
5day〜〜〜〜夜明け
バキバキバキバキッ!!!
グォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!
その雄叫びを聴いた後の事はよく知らない...
目の前が真っ暗になって
起きたら病院だった。
ニュースでは爆発事故があったと報道されていた、俺たちがいたところだ。
女は死んでいたらしい、体がバラバラになって出血多量だと。
神様にも血液が通っているのか。
救助隊に発見された時、俺も覆うようにして死んでいたらしい。
俺は無傷だった
135
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 12:08:50 ID:V32ZWt3.
俺の病室に二人の警察官がきた
「事故後、早くに申し訳ないがお話をさせてもらえないだろうか?」
.........
「...やっぱり、まだはやいですよ先輩、もう少し時間がたってからのほうが...」
「そうにもいかないだろ...他に生存者はいないんだから...」
「なぜ、あの時間にあなたはあの場所にいたのか、聞かせてもらえないだろうか」
.........
「...はぁ、あとはお前がやっとけ.こんな状態じゃ拉致があかん」
「え、ちょっと!困りますよ!」
.........
「あ、あはは、あの人俺のこと新米扱いするんだけど、いい人なんだ、別に君を犯人と思ってるんじゃないんだ、ただ君の周りで不可解な事がたびたび起きててね」
136
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 12:17:32 ID:V32ZWt3.
「君のお母さんと連絡が取れないし、それに少女って子知ってるでしょ?君が図書館で話してるのを見たって人がいたんだ。その子も昨日の夜自殺してるし...」
.........
「...連絡先渡すから何かあったら連絡してね、力になるからさ」スッ
「昨日から事件がたくさん起きててね...はは...病室にいるんだよ、じゃあ」ガチャ
.........
寝よう、起きれば何か変わってるかもしれない、女が生きてるかもしれない
ーーーーーーー
ーーーー
ー
137
:
誤字すみません...
:2015/02/17(火) 12:25:55 ID:V32ZWt3.
「ーーっ!とこ!」
「男!男!」
男「!!はっ!」バサッ
女「男!大丈夫!?」
男「あ、あれ?ここは?」
女「儀式が始まっちゃったのよ!急いでここから逃げなきゃ!」
男「え?え?」
女「はやく!立って逃げるわよ!」
〜〜〜〜〜施設外
男「ど、どうなってるんだ!?」
女「あなた寝てたのよ!正確にいうと催眠状態」
男「ど、どういうこと」
女「施設のあちらこちらにいたでしょ、ブツブツ何かいってる人たち、あの人たちみたいに催眠にかかっていたのよ」
138
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 12:30:36 ID:V32ZWt3.
男「で、でも」
女「原理はわからないけど奴の発現と共に、貴方は倒れたわ、当然私は神様だから大丈夫だったけれど」フフン
男「そ、そうなのか、!いや!発現って」
女「魔王は召喚されたわ、ほらあそこの空」
ブブブブブブブブブブブブ
男「な、なんだあれ?は、ハエ?」
女「そうね」
男「そうねって、マズイじゃないか!!ど、どうすれば」
女「その事なんだけど安心して彼に出会ったわ」
男「彼...!本当か!どこに」
女「もう一度奴を元の場所に帰られるために大きな場所を用意してくれてる」
男「大丈夫なのか!?」
女「うまくいったらね、彼が準備してる間、私たちが奴を足止めするのよ」
139
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 12:35:36 ID:V32ZWt3.
男「わ、わかった」
女「さ、早くつかまって、まえのスピードの比じゃないわよ!」
男「了解!」ギュ
ッタンッビュッ!
〜〜〜〜〜空中
女「追いついたわね」
ブンブンブンブンブンブンブン
男「お、俺がきた理由って?」
女「今からわかるわ!さっ服脱いで!」
男「はっ!?なんでたよ!」
女「私が移動するから、あなたは
服を網代わりにしてハエを捕まえて」
男「ぜ、全部か」
140
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 12:41:49 ID:V32ZWt3.
女「一匹一匹ずつ潰していくより、まとめて潰したほうが遥かに効率がいいわ」
女「両手を使うから足はガッチリ私に捕まってね!じゃ!いくわよっ!」
男「うわーーーー!!」ビュンビュン
〜〜〜〜〜
男「(かなり数があるけどこれなら...ペースならいける!)」
女「あとちょっとね」
ズズズズズ
男「ハエたちが集まって...」
女「簡単には倒されないってわけね」
ピカッ!!!
男「!」
女「グットタイミングね!準備が終わった合図よ!」
男「お、おい、大きなハエが追いかけてくるぞ!」
ブブブブブブ!!!
141
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 12:46:08 ID:V32ZWt3.
女「ちょうどいいわ!あそこまで誘導しましょう!」ビュン
男「ハエごときに地球やられてたまるかっ!」ビュン
ブブブブブブ!!!!
うおぉぉぉぉおおおおおおおっ!!!!!!!!!
バチュン!ジジジジ!!!!!!!!!ズドォォォォオオオン!!!!
男女「.........」
男「...まじか、やったのか俺たち」
パチパチパチ
男「!」
女「安心して彼よ」
142
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 12:51:08 ID:V32ZWt3.
彼「見させてもらったよ...」
男「...!(この人が...女の家族)」
女「すごいでしょ?私の奴隷は」
彼「はは、君本当に人間かい?すごいね」
男「いや、はは(顔が見えない)」
彼「君にはFc(&¥36&@@」
女「本当よ、だってu¥8.no¥¥8」
男「え?」
どんどん暗くなってく...
iftyio8!;7!6¥::&?hx&
ju9&;&?7
u67
143
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 12:59:56 ID:V32ZWt3.
7day〜〜〜〜〜病院
........ここは...病院...
夢だったのか...
2日も寝てたのか...体がだるい
家に帰らないと...女が心配するからな...ガタッ
〜〜〜〜〜病院内
誰もいないな...静かな病院は落ちつく...ナースステーションのテレビ付けっぱなしだぞ、はは
お母さん、今日は何のご飯かなぁ
トコトコ
テレビ「ただいま街の様子です!人が住民と思われる多くの人が暴れ狂い亡くなっていく様子が確認されます!」
テレビ「現地の○○さん!そちらで一体何が起こっているのですか!?」
テレビ「えーはい、こちら街なんですけど、たくさんの人が倒れていて、私以外の人は確認できない状態です。」
144
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 13:09:05 ID:V32ZWt3.
テレビ「何かそちらでわかる事はありますか?」
テレビ「えーいや、とくに変わった事は...ーーッ!ブバッあぼぁっ!」
テレビ「ピーーーーーーしばらくお待ちくださいーーーピーーー」
テレビ「...えーただいま映像が乱れました、この謎の死は世界中で確認されてます、原因は分かっていませんが外出する際は十分注意してください。スタジオからお送りしました」
〜〜〜〜〜道
早く帰らないと...早く帰らなきゃ、ご飯が冷めたら女は怒るからな、はは
ズカッ
?近所のおばさんが倒れてる、ダメだよこんなところで寝てちゃあ、はは、ズシッ
早く帰らなきゃ、女が待ってるんだ
ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ
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