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幽霊「ツーリング浪漫を求めて」女「仕方ないから付き合います」
147
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/04(月) 19:39:06 ID:uR4a72L2
さてなんでしょう…
…ですが、毎回これやるのもレス乞食みたいなので45分になったら続き投下しまーす
148
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/04(月) 19:45:12 ID:uR4a72L2
お嬢「──名前は『エストレヤ』です」
幽《えすとれあ…?》
女「一応、メーカーによると最後は『ア』じゃなくて『ヤ』みたいだよ」
幽《エストレヤかぁ…なんか名前も綺麗っていうか、可愛いなぁ》
女「それで、もうお一人は…?」
お嬢「さっきお手洗いついでに道の駅の店の中に入ったんです……あ、ちょうど出てきました」フリフリ
女「おはようございまーす」ペコリ
幽《うわぁ…お嬢さんとは正反対に、背が高くて格好いい女性だぁ……胸も大っきい…》
お嬢「あの…たぶん彼女には幽さん視えないけど、よく私と話すからそんなに抵抗は無いはずですよ」
女「そっか」
149
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/04(月) 19:46:03 ID:uR4a72L2
??「おはよう、はじめまして」
女「うん、はじめまして! 私、『女』っていいます。よろしく!」ニコッ
??「こちらこそ、私は『姐』…好きに呼んで貰って構わないわ」
幽《姐さん…かぁ。ちょっと怖そうだけど、悪いヒトじゃなさそう》
お嬢《全然怖くないですよ、あるヒトコトを言わなければ…ね》
幽《ヒトコト…?》
女「姐さんのバイクって、どれなんですか?」ワクワク
姐「ああ、私の愛機は──」
150
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/04(月) 19:47:08 ID:uR4a72L2
モブツアラー「お、この『ブサ』走りこんでんなー。タイヤすげえ脇まで使ってる」
モブツアラー「よく『ブサ』の巨体をこんだけ寝かすよなー」
お嬢「…あーぁ」
女「え?」
姐「──おい」
モブツアラー「はい?」
姐「今、何て言った? 誰の愛機がブサイクですって…?」ピキピキ
モブツアラー「え? あの、ブサイクとは一言も…」
モブツアラー「そうそう、略しただけで…」
姐「略さないで、その呼び方は不愉快なのよ……正しい名を言ってみなさいっ──!」
151
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/04(月) 19:48:09 ID:uR4a72L2
20時になったら続き投下しますー
間に合ったらお答えどうぞー
152
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/04(月) 20:00:03 ID:uR4a72L2
モブツアラー「は、隼…です…」カタカタ
姐「はぁ!? 聞こえないわ!」
モブツアラー「GSX1300Rハヤブサですぅ!」
姐「最高速度はっ!?」
モブツアラー「300km/hオーバー…?」ガクブル
姐「1999年式の312km/hよ! 覚えておきなさいっ!」
モブツアラー「は、はいぃ…!」
幽《…あのヒトコトですか》
お嬢「うん…ていうかハヤブサを貶める発言全般なんですけど」ヤレヤレ
女「姐さんのハヤブサって99年式なんですか?」
姐「ううん、2009年式だからメーターは300km/hまでしかないの」テヘッ
153
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/04(月) 20:00:46 ID:uR4a72L2
幽《…なんかキャラが掴みにくいヒトだなー》
お嬢「普段は大丈夫ですよ、幽さん」
姐「…さっきからお嬢は誰と話してるのかしら?」
女「あ…あの…」
お嬢「いるんです、ここに。四人目の仲間が…ね?」
姐「ああ…女さんにも視えてるってわけ?」
女「はい…もともと私の相棒なので」
幽《あ、相棒…! なんか照れます…》ポッ
お嬢「もちろん姐さんの言葉は聞こえてますよ。私と女さんで中継役しますから」
154
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/04(月) 20:02:13 ID:uR4a72L2
姐「そうね…お名前は?」
幽《幽です》
女「幽…っていいます」
姐「幽さん…か、よろしくね?」
幽《こちらこそです!》
お嬢「こちらこそ…って」
姐「はぁ…」
女「どうかしました…?」
お嬢「自分だけ視えないのが、ちょっと寂しいんですよ」
姐「そ、そんな事ないわっ!」アセッ
女「あははははっ」
お嬢「こう見えて姐さんは寂しがりの甘えんぼさんですから」クスクス
姐「ちょ…!? お嬢っ!」
155
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/04(月) 20:02:57 ID:uR4a72L2
幽《大丈夫ですよ、姐さん。ハヤブサの後ろにも乗せて下さいね?》
お嬢「ハヤブサにタンデムしたいって」
姐「そ、そうっ!? いつでもいいわよ! これからでも!!」パァッ…ニコニコ
女《確かにキャラが掴めないなー》
幽《ですよねー》
お嬢《悪い人じゃありませんから…ねっ?》
姐「あっ、なにか聞こえない会話したでしょう!? ずるいわ!!」
お嬢「してないしてない、仲間外れになんかしませんよー」クスクス
女&幽《………》プッ
【「レトロな星と究極の翼」の巻】おわり
156
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/04(月) 20:07:44 ID:M47i8gvo
乙!
隼だと思ったら集だったり準だったりして面白い隼
羽っていうとなんかH社を連想しなくもない私
157
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/04(月) 21:24:40 ID:PxxpboCc
乙
158
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/04(月) 21:30:22 ID:EtcoaceM
ハヤブサとエストレヤとVTR…
ハヤブサの圧倒的存在感ww
159
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/04(月) 22:02:20 ID:9eeW4tss
乙
160
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/04(月) 22:13:54 ID:IUGUPSt6
乙
ツーリングいいなー
行きたいなー
161
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/04(月) 23:23:38 ID:MDd.weQE
つるんで走ると隼が目立ちまくる
162
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/06(水) 12:36:19 ID:ofid9hOU
乙
しかしエスパーの多いツーリングだな。
走ってる最中でも連絡取れるってのは便利だが。
163
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/06(水) 20:25:31 ID:TaXsAMGY
>>162
スタンド使いはry
164
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/08(金) 10:48:25 ID:MBW1QTjQ
ハヤブサにエストレヤにVTR…
ハヤブサの一人勝ちですね、速さも注目度も存在感でも
165
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/27(水) 18:13:33 ID:KaDcj8lA
乙
166
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:19:55 ID:pkQIczX6
【「文明の利器とオカルトの相性」の巻】
幽《すぐ出発するんです?》
女《そうだね、お嬢たちは朝ごはんは食べてる?》
嬢《はい、済ませてます》
女《……あれ?》
幽《どうかしました?》
嬢「ふふっ…気づいたみたいですね」クスクス
女《…なんで私とお嬢も思考で会話できてるの!?》
幽《そういえば…》
嬢《まあ、あんまり姐さんを蚊帳の外にしちゃだめだから──》
167
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:20:26 ID:pkQIczX6
嬢「──私は元々ユーレイを感じられる性質だから、今みたいに話すのは慣れてます」
姐「また私を置いてけぼりにしてたのね」シュン…
女「でも、なんで私とまで?」
嬢「今まで何人か会った事があるんですけど、同じようにその性質を持つ人とは近くにユーレイさんがいると通じ合えるみたい」
幽《私、中継アンテナ…?》
女「そんな感じだね、あははっ」
嬢「そうですね、それと…」ゴソゴソ
姐「仲間外れは嫌だから、私も着けるわ」
女「着ける…?」
168
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:21:01 ID:pkQIczX6
嬢「…はいっ、これ貸しますね」ヒョイ
幽《それって、無線ですか?》
嬢「Bluetoothのヘッドセットです、ペアリングはできてますから」ニコッ
女「うわ、欲しいと思ってたけどメーカー品はけっこう高くて買えずにいたのに…」
姐「「OK、感度はどうかしら?」」
女「「おお…よく聞こえる」」
幽「「でも仲間外れは嫌だからってどういう事ですか?」」
嬢「「それはね…」」
姐「「そのまんまの意味よ? 可愛い声ね、幽さん…改めてよろしく」」
169
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:21:34 ID:pkQIczX6
女「「聞こえてるんですか!?」」
嬢「「やっぱりできましたね。前にもヘッドセットを使ってると姐さんにユーレイさんの声が聞こえた事があって」」
幽「「すごい…嬉しい、でもなんでこんな機械で私の声が拾えるんだろう…」」ウルウル
姐「「理屈は解らないけれどね、ユーレイの声って空気の振動というより電気信号に近いのかしら?」」
女「「あー、そういえば霊の声が入った音楽CDとか紹介されることあるね…」」
嬢「「不思議ですけど、電気機器とユーレイさんって相性いいのかもしれませんね」」クスッ
女「「やった…よかったね、幽! これで四人で会話できるねっ!」」ウキウキ
嬢「「さすがにお店に入ったりする時はヘッドセット着けてるわけにいかないですけど」」
姐「「その時はお嬢か女さんが、ちゃんと口頭で中継してね?」」
嬢「「はいはい、やっぱり寂しがり屋さんなんだから──」」
【「文明の利器とオカルトの相性」の巻】おわり
170
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:22:06 ID:pkQIczX6
【「隊列走行とマナー」の巻】
ズキュキュッ…ドロロロォンッ
…ドッドッドッ…
女(うぅ、緊張する…初の複数台ツーリングだよ)
女(ずっと憧れてたけど、上手く走れるかなぁ)
幽「「女さん、肩に力入ってますよ?」」
女「「うっ…そ、そんなことないもん」」ドキドキ
嬢「「ふふっ…初めての隊列走行だと緊張しますよね」」クスッ
姐「「女さん、慣れないところ悪いけれど、先頭を頼めるかしら?」」
女「「ふぇっ!?」」
幽「「わぉ…女さん、大役ですねっ」」
171
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:22:39 ID:pkQIczX6
姐「「お嬢のエストレヤは三台の内では最も走行性能に劣るわ、三台の真ん中…二番目を走るのが無難なの」」
嬢「「ごめんなさい、加速でついていけなかったりすると思います」」
女「「でも、それなら隼が先頭を…!!」」
姐「「隼は一番後ろに置くのがいいと思うわ」」
幽「「どうしてです?」」
嬢「「それは走ってると分かりますよ」」
女「「あぅ、先頭か…大丈夫かなぁ」」ドキドキ
姐「「ここからしばらくは田舎道が続くから、そう心配しないで」」
女「「だけどこの先は道がよく解らないよ…」」
嬢「「何のためのヘッドセットですか、曲がる時はお知らせしますから」」クスクス
172
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:23:52 ID:pkQIczX6
姐「「じゃあ、行こうかしら?」」
…キュキュキュキュッ、ギュオオォォンッ!
ドルッドルッドルッドルッ…
幽「「わぁ…隼、吹かすとすごい鋭い音なのに低回転では重低音…」」
嬢「「アイドリングの音だけ聞くと大排気量ツインみたいですよね」」
…キュルルルッ、トロロロロロオォォンッ
トコトコトコトコ…
幽「「エストレヤの排気音は可愛いです」」
嬢「「えへへ…マフラー変えればもう少し迫力ある音にもなるんですけど、これで気に入ってたりします」」
女「「うぅ…じゃあ、覚悟を決めて…い、いきますっ」」
嬢「「はい、いつでも」」
姐「「OKよ」」
ドッドッドッ…カツンッ、ドロロロオォォンッ!
ドロロオォォォォオオオッ…ヴァオオオォォォッ──
173
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:24:37 ID:pkQIczX6
女(制限速度は50km/h、周りの流れは60km/hちょっとかな…)
女「「姐さん、ストレスあるかもだけど周りに合わせていきますね?」」
姐「「もちろん、ツーリングは無理なくスムーズに…が基本よ」」
嬢「「さっきくらいの加速なら、エストレヤでも充分ついていけますから」」
女「「うん、わかった」」
嬢「「BGMとか、かけてもいいですか?」」
姐「「各自、周りの音が聞こえる音量でね」」
嬢「「それは解ってますよ、ヘッドセットも片耳の引っ掛けタイプですしね」」ピッ…
≪BGM:Get Me Outta Here/JET≫
女「「おおぅ…音楽のあるバイク旅、いいなぁ…」」
嬢「「くれぐれも周囲の音が聞こえる程度の音量にして下さいね」」
姐「「片耳とはいえ、それを守らなければ安全運転義務違反よ。あと音楽に集中して運転が疎かにならないように」」
174
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:25:40 ID:pkQIczX6
姐「「あと…女さんは車線中央より少し右寄りを走ってもらえるかしら?」」
女「「あ、はい」」スゥッ…
幽「「あ、姐さんも右に寄って互い違いになりました」」
嬢「「千鳥隊列、コーナーがきつくない道でのツーリングの基本隊形ですね」」
姐「「お嬢、各自の車間距離は充分にとって。詰めてしまうと並列走行になりかねないわ」」
嬢「「解ってますよー」」
幽「「左右の順番は、先頭が右って決まってるんですか?」」
女「「ううん、多分…」」
姐「「…先頭じゃなく、最後尾が右側なのが望ましい。絶対の決まりではないけれどね」」
嬢「「しかもその役を隼が担えば──」」
175
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:26:26 ID:pkQIczX6
嬢「「──ちょうどそんな状況ですね、大丈夫ですか? 姐さん」」
姐「「解りきったこと訊かないで……平気よ」」
幽「「あれ? いつのまにか隼の後ろに後続車…なんかスポーツカーっぽいのがつけてます」」
女「「新しいハチロクだね。でも車間は充分あるみたい」」
嬢「「周りの流れに合わせたツーリングの時って、バイクにしては低速で走ってますからね」」
姐「「四輪よりずっとシルエットの小さいバイクが左寄りをゆっくり走ってると、どうしても追い越しにかかってくる車が増えるのよ」」
女「「…しかも例えば三台全部を抜いたとしても、先頭のバイクはその前の車と適正車間程度で走ってるわけで」」
嬢「「通常、間に車がもう一台入るようなスペースじゃないだけに、急に来られるとすごく危ないんです」」
幽「「なるほど…目の前に突然割り込まれたら怖いですよね」」
176
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:27:15 ID:pkQIczX6
姐「「ハチロクもトヨタ渾身のライトウエイトスポーツだけど、右寄りを走る隼を抜きにかかれるかしら…?」」クスッ
嬢「「それでも抜きたそうなら譲ってあげましょうね? 姐さん」」
姐「「それも解ってるわよ。女さん…前との車間を更にとって、それから全車左へ」」
女「「はいっ」」スーーーッ
幽「「抜いてきますよっ」」
ブォォォオオオオッ!チッカ、チッカ…
幽「「ハザード焚いてる」」
女「「スムーズに追い越させた事への感謝ね」」
姐「「なにも先を譲りたくないわけじゃないの…『急で無理矢理』な追い越しをさせたくないだけ」」
嬢「「だから最後尾に明らかなメガスポーツバイクを配置しておくといいんです」」
姐「「それでも強引に来る奴はいるけどね」」
177
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:28:02 ID:pkQIczX6
幽「「ジグザグな隊列には、そんな効果があるんですねー」」
嬢「「それだけじゃないですよ。今は三台だけだからそうでもないけど、まともに一台ずつ車間をとるより列が短くなります」」
姐「「つまり後方のバイクだけが赤信号に引っ掛かったりって事が起こりにくくなるわ」」
女「「先導役のバイクのウインカーとかも、素早く後ろに伝わるしね」」
幽「「なるほどー」」
姐「「ただし、あくまでそれはゆったりと走れる直線やカーブの少ない道でのお話」」
嬢「「峠なんかで千鳥を組んでると、イン側やアウト側だけに寄った走行をしなきゃいけなくなりますから」」
女「「実質車線の幅が半分になったようなもんだもんね…それは危ない」」
姐「「その時は更に車間距離を空けて一列になった方がいいわ」」
178
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/08/28(木) 11:29:16 ID:pkQIczX6
嬢「「そういう道になったら後ろで勝手に隊形を変えますから、女さんはお気遣いなく」」
女「「はーい」」
幽「「先頭って格好いいけど、案外後ろの人も走行に工夫してるんですね」」
姐「「10台を超えるような集団になる時は、更に二班に分けてリーダーとサブリーダーがそれぞれ先導したりね」」
嬢「「バイクが集団で走るってだけで、慣れない四輪の方は同じ流れに入るのが怖かったりするそうなので」」
女「「じゃあ目的地まで、この調子の安全運転でいきまーす」」
嬢「「約100km弱、よろしくお願いします」」
姐「「頼んだわよ、チームリーダー」」
幽「「女さん、リーダーだって!」」
女「「やめてー、隼にリーダーって言われるなんてとんでもないプレッシャーだよー」」
【「隊列走行とマナー」の巻】おわり
179
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/28(木) 15:32:48 ID:ACRk4nw.
乙
マナーって大切だよな
しかしやっと出発か
焦らしやがるぜ
180
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/28(木) 17:54:02 ID:0jwqMj06
俺はまだ一人のツーリングが良いかな。隊列とか周りへの気遣いが普段以上に大変そう。
181
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/28(木) 23:59:10 ID:wJpqWds6
バイクに乗ってからバイクが好きじゃなく
バイクに乗るのが好きって気づいた
集団ツーリング楽しいけど
ソロツーも気楽よね
乙
182
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/29(金) 01:18:09 ID:LhGDUcFQ
基本ソロツーしかしないからマスツーのマナーの勉強になった!
万が一、億が一やる機会があれば参考にします!(T-T)
183
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/29(金) 11:08:09 ID:40JuKVss
おつおつ
マスツーは俺も億が一だなぁ…
知人がみんな車>>>バイクで誰も付き合ってくれない…
184
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/18(木) 16:12:37 ID:tMrnSYGM
続きー
楽しみにしてるー
アゲ
185
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/09/22(月) 12:22:08 ID:W8YMcVRk
【「虫採り網で捕まえて」の巻】
…ドロロロロロロォンッ
幽「「やっぱり川沿いは楽ですねー」」
女「「横から誰も出てこないしね、あとはちょっと前の車が…」」
嬢「「…随分ゆっくりペースです」」
姐「「まあまあ、初心者マークついてるし。車間を充分とっていった方がいいわ」」
女「「はーい」」
幽「「コペン…かぁ、小っちゃいけどスポーツカーっぽいですね」」
嬢「「今はオープンだけど、電動でクローズもするんだったと思いますよ、可愛いですよね」」
186
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/09/22(月) 12:23:02 ID:W8YMcVRk
女「「…カップルで乗っちゃって、免許取りたてで幸せいっぱいなんでしょーねー」」ケッ
幽「「お、女さん…荒んでます」」
姐「「コペン、コンビニに入るみたいよ…減速注意」」
嬢「「あわわ…すごくもたついてる」」
女「「左に充分車線内のスペースあるから、躱していきます」」
カツンッ…ドロロロロロロォンッ!
187
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/09/22(月) 12:23:39 ID:W8YMcVRk
幽「「おー…助手席の女の人、美人さんだー」」
女「「くっ…胸でかい…」」
姐「「なんとなくアンバランスなカップルねぇ」」
嬢「「姐さんったら…いいじゃないですか、幸せそうですよ?」」
女「「それが腹たつんだよーだ!」」ベーッ
姐「「さて…ペースが遅かったから、いきなり目の前がオールクリアになったわね」」
女「「何者も横から出てこない川沿いの土手道、先行車なしっ! 最高だぁ」」
嬢「「でも気をつけて……ん?」」
188
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/09/22(月) 12:24:17 ID:W8YMcVRk
幽「「川の歩道っぽい木橋…何台もバイクが渡ってきますよ」」
姐「「ほんと、よく見たら土手下の河川敷にも生活道路があったのね」」
女「「でもしばらくこの国道に合流してくる登り道はなさそうだし──」」
嬢「「女さん、距離は充分あるけど前に気をつけて」」
女「「え?」」
姐「「登ってくるわ──」」
幽「「──えっ!?」」
──ビイイィィイィィィンッ!
パウゥンッ…キュッ!
189
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/09/22(月) 12:24:51 ID:W8YMcVRk
女「「土手の堤体を斜めに登ってきた!」」
幽「「最後、ジャンプ気味に合流しましたよ…!」」
姐「「まだ来るわ、KSRね」」
嬢「「しんがりはフルサイズオフローダーみたいです」」
女「「そっか…KSR、小っこくて可愛いけどかなりの戦闘力だよ、あれは」」
幽「「そうなんですか…音は峠で会ったNSRに似てるけど、もっと軽い感じ…?」」
姐「「80ccのミニサイズだからね。…でもその軽量さ、排気量もサイズによく合ってる」」
嬢「「実際、オンロード寄りのデュアルパーパスタイヤを履かせたものが多いから、峠で会っても速いんですよね」」
190
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/09/22(月) 12:25:50 ID:W8YMcVRk
幽「「デュアルパーパスかぁ、舗装路でもダートでも走れるんだ…」」
女「「ある意味、公道走行可能な乗り物の中では最もどこへでも行けるジャンルかもね」」
姐「「そうね…隼みたいなスーパースポーツに乗ってて、唯一時々羨ましく感じさせられる相手だわ」」
嬢「「あれはあれですっごく楽しいでしょうねー」」
女「「一度は乗ってみたいけど、こかしちゃいそう…」」
幽「「最後の一台が上がってきます! すごい加速…っ!」」
姐「「あれは速いわ、暴れ馬ならぬカワサキオフロードきっての暴れ蝗──」」
──ビイイィィイィィィンッ!
ヴァウゥゥンッ!キュウッ…!
191
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/09/22(月) 12:27:06 ID:W8YMcVRk
姐「「──KDX250…2ストローク全盛期に生まれた、ホンダCRMやスズキRMXをライバルとするハイパワーオフローダーよ」」
幽「「すごい、みんな緑色だから動きと言い本当にバッタ軍団だ…」」
女「「やっぱりカワサキはグリーンが多いね、オフ車だとなおさらかな」」
嬢「「土手を駆け上がってくるのはあまり褒められた事じゃないけど、あれに乗ってたらやりたくなるでしょうねー」」
女「「あうぅ…でも前を行くのが80ccだから舗装路ではペース変わんないなぁ…」」
幽「「こんな事言っちゃなんだけど」」
嬢「「わんぱく悪戯がきんちょの群れに迷い込んだみたいですね」」
姐「「ま、心配ないわ。この先もうすぐ…」」
192
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/09/22(月) 12:27:42 ID:W8YMcVRk
幽「「あっ、右に降りてった」」
嬢「「あっちの峠は林道に入れますからね」」
女「「でもそこも道じゃないよ! 去る時まで草むら突っ切るのかっ」」
姐「「…あいつら白バイに追われてもあの調子で逃げるからね」」
幽「「捕まえる方法ありますよ」」
女「「なあに?」」
幽「「わんぱく坊主にはわんぱく坊主です。麦藁帽子かぶって、半ズボン履いて…」」
嬢「「あははっ、なるほど」」
姐「「虫採り網でばさーっと…ね」」
幽「「カゴの中でもびーびーうるさそうですけどね──」」
【「虫採り網で捕まえて」の巻】おわり
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 12:49:33 ID:t3pNVMIA
>>186
>>187
このカップルはもしかしてあっちのスレの弟と幼友?
194
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 13:03:39 ID:m6l/k/Nc
クッ…
追い抜きの一瞬でも分かる程の大きさなのか…
195
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 14:17:12 ID:ints.Ktk
やべえ
まったりしてていいな
今まで走っててバイク邪魔としか思ってなかったが見方がかわりそうだ
196
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 18:46:45 ID:dTXEE9DI
闘う4st乗りの俺歓喜
始動性悪かったり加重掛けずにダラダラ走ってるといきなりフロントが流れたりするけど最高の相棒だ
開け開けでケツ流しながらのコーナリングがたまらない
197
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 22:34:20 ID:gpgbWOOc
コペンと胸がデカいと初心者
くっ
198
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 01:01:28 ID:g.vOpCfQ
ここで釣りと絡めてきたか乙
199
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:32:50 ID:8ESo0Efs
【「好きな体位は?」の巻】
幽「「──女さん、さっき滝がありましたよ!」」
女「「………」」
幽「「女さん…?」」
女「「…話しかけないで」」
幽「「えっ」」
女「「今、滝とか見る心の余裕ないから」」ドキドキ…
200
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:33:22 ID:8ESo0Efs
幽「「どうしたんです…?」」キョトン
女「「だって、前見てよ! もうすぐちょっとした峠だよ!?」」
幽「「そりゃそうですけど…峠ならいつも私がいたところを通ってるじゃないですか」」
女「「ああ、もうっ…解んないかなぁっ」」チッ
幽「「どーせ私には解りませんー」」ムッ…
女「「今、私は明らかに自分よりバイク暦長い二人…しかも片方は最上級のスポーツバイクを先導して、峠に差し掛かろうとしてるんだよ!?」」
嬢「「女さん、そう緊張なさらずに」」クスクス
女「「そんなの無理だよ、どうせ後ろからライディングの姿勢をじっくりチェック入れてダメ出しされるんだー!」」
201
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:33:52 ID:8ESo0Efs
姐「「そうね、よーく見させて貰うわ」」
嬢「「もう、姐さんったら…余計なプレッシャーかけないの」」
女「「うわああぁあぁぁん」」
姐「「ごめんなさい、ちょっと悪ふざけだったわね。女さん、いつも通りのライディングを心がけて」」クスッ
幽「「そうですよ、無理しようとしたら危ないですから…ねっ?」」
姐(…でも本当に、そのいつも通りのライディングを見させてもらうわ)
姐(聞いた話じゃ、地元の慣れた峠以外はワインディングの経験浅いとか)
姐(だから尚更ね──)
202
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:34:24 ID:8ESo0Efs
カツンッ…ヴォオオォォッ!!
女「「…よ…っと!」」
幽(よかった…いつも通りのペースと走り、できてる)
女「「このコーナー、気持ち良さそう! てーーーいっ!」」ギュインッ…
姐「「…女さん、もうすぐ左側にパーキングがあるはず。停まりましょう」」
女「「ふぇっ!? もしかしてダメ出しされちゃう…?」」ビクゥッ
姐「「そうね、ちょっとだけ」」
嬢「「姐さん…いちいち怖がらせるような言い方しちゃいけませんよ」」
203
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:35:00 ID:8ESo0Efs
………
…
…ドッドッドッドッ…ヴォンッ…コトンッ
女「…ぷぁっ」ファサッ
嬢「気持ちいい峠ですよね」ニコッ
女「それはそうだけど…これからお説教タイムでしょ…?」オドオド…
姐「お説教だなんておこがましいわ、アドバイスよ。少しばかり貴女よりバイク経験が長い私からの──」ニコッ
『──姐ちゃん、これはもう買った方が早いし安いよ』
『でも、私…これが初めてのバイクでっ』グスッ…
『解るけどなぁ…大事にしてたし。いいの探してやっからよ、な?』
『うぅ…なんであんななんでもないところで転んじゃったんだろう…そんなに飛ばしてもないのに』ポロポロ…
『あー…そういう理由の解らない転び方だったって事は、多分──』
204
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:36:02 ID:8ESo0Efs
女「転倒で初めてのバイクを廃車にしたんだ…」
姐「もう7年になるかしら、苦い思い出よ……カタナ250、初めてのヒトだった」
嬢「ヒトって」
幽《でも、その姐さんが気づかなくってお店の人が気づいた理由ってなんだったんです?》
女「姐さん、続き聞いてもいい?」
姐「ええ、もちろん話すわ。そこを知って欲しかったの──」
『──コーナリングの姿勢……はい、それは確かに習った…けど』
『一番の基本はリーンウィズだ。バイクを寝かす角度とライダーの身体の軸を同じにする、最も素直な姿勢』
『あと二つ…リーンインとリーンアウトですよね』
『そうだ、バイクの角度に対してより身体をイン側に寝かしこむリーンインと、逆にバイクよりアウト側に身体を立てるリーンアウト』
205
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:36:47 ID:8ESo0Efs
『姐ちゃんはいつも、コーナリングをどの姿勢で抜けてると思う?』
『基本的にはリーンウィズのつもりだけど…少しアウト寄りかも』
『だったらかなりリーンアウトに寄ってるだろうな』
『えっ』
『これは初心者が非常に陥りやすい事だ。ハングオフは別として、さっきの三つの姿勢…それぞれのメリットって解るかい?』
『メリット……リーンウィズは、万能?』
『間違っちゃないな、けど全てに優れてるってわけじゃない。バランスが中間どころだってだけだ』
『………』
『いいか、初心者ってのは比較的リーンアウトに寄りやすいんだ。ましてや自分でもそうなってる意識があるなら尚更だろうね』
『初心者向けだから…?』
『…答えはNOだ、リーンアウトは決して初心者向けじゃない。そもそもそれぞれの姿勢は慣れてきたからこのタイプ…って固定するものじゃない』
206
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:38:27 ID:8ESo0Efs
『じゃあ、なぜ初心者がリーンアウト寄りになってしまうの?』
『怖くないからだよ、本当は怖い姿勢なのに』
『怖いのに怖くない…』
『リーンアウトの姿勢をとると、身体は比較的真っ直ぐに立ち上がる事になるし、なにより視界がいい。高い位置、しかもコーナーの外側から先を眺める事になるからね』
『…確かに』
『初心者に限らず、先の見えないブラインドコーナーは怖いものだ。それに身体が起きているから、バイクを深く寝かす恐怖感も薄れる』
『はい』コクン
『そして……格好がいい、違うかい?』
『うっ…』ドキッ
207
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:39:24 ID:8ESo0Efs
『…それが一番タチが悪いんだ。初心者ほどタイヤを端まで使ってバイクを深く寝かすのが格好いいと思ってしまう。そしてそれを再現しやすいリーンアウトに寄ってしまう』ヤレヤレ
『再現しやすい…』
『うん、身体を外側に逃がしておきながら他の姿勢と同じだけ重心を移動するには、当然よりバイクを寝かす必要がある…自然にバンク角は深くなるよ』
『…はい』
『リーンアウトのメリットは恐怖心が薄れる事じゃない。視界がいい事と、コーナリング中の僅かな姿勢制御が素早くできることだ。つまり通常、低速で非常にきついコーナーを抜ける時に有効なんだよ』
『………』
『そうきつくない中速コーナーで、それでもけっこうバイクを寝かしこんで駆け抜ける…格好いいと思わなかった?』
『うっ』ギクッ
『そして、カタナを潰してしまった転倒…それもそんなコーナーだったんじゃないかい──?』
208
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:40:39 ID:8ESo0Efs
姐「──バイクを寝かせば寝かすほど転倒のリスクは高まるなんて、当たり前の事なのにね」
女「なるほど…」
姐「だから無理し過ぎてはいないつもり、そんなにキツくもないつもり…っていう中速コーナーで、理由も解らず転ぶのよ」
幽《確かに、女さんも基本リーンアウト寄りで走ってると思います》
女《うん…自覚ある、カッコいいと思ってた…》シュン…
嬢「やっぱりコーナリングの姿勢は使い分けです、基本はリーンウィズとして」
姐「そうね、間違ってもタイヤを滑らせたくない高速コーナーや砂が出てそうだったりグリップの低そうな路面なら、バンク角度をつけないリーンイン」
女「そもそも遠心力の弱い低速のヘアピンでは、姿勢制御のしやすいリーンアウトって事だね」
幽《納得…》
姐「この峠を抜けるまで先頭を代わるわ…よかったら眺めてて頂戴──」
209
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:41:09 ID:8ESo0Efs
………
…
──ギュオオオオオォァアァァァンッ!
姐「「思い返せば自分の転倒の時もそうだったと思うけど、グリップを失って転倒するのは立ち上がりでアクセルを開ける時が多いわ!」」
嬢「「同じバンク角をつけた状態でも、加速しようとすれば遠心力は増しますからね」」
女(綺麗なリーンウィズ…ほんの僅かに身体の軸がイン側にずらされて、リヤタイヤの接地面から真っ直ぐに重心が通ってる)
幽「「いい感じの中速コーナーですよっ」」
女「「ハングオフまで寄らないけど、手前からサッとイン側に軸を寄せて……」」
姐「「リーンインのメリットはバンク角が浅いから、タイヤがグリップを失いにくい事……! そしてそれは──」」ヴォンッ…!
女(立ち上がりが速いっ…!)
姐「「──横方向へのグリップだけじゃないのよっ!」」ギュオオオォァアァァァッ…!
210
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/06(月) 14:41:53 ID:8ESo0Efs
女「「そうか…ある程度バイクを起こさないとアクセルは開けられない。リーンインだとバンク角が浅い分、早くそれが可能になるんだ」」
嬢「「そういうことです」」
幽「「たしかに大きく車体を寝かすリーンアウトは格好いいですけど、さっきの姐さんの走りもすっごく素敵でしたねっ」」フンス
姐「「ちょっ…へ、変なこと言わないでっ」」アセッ…
嬢「「あらあら? コーナリング姿勢がおかしいですよ?」」クスクス
姐「「うるさいわよ! お嬢っ!」」
【「好きな体位は?」の巻】おわり
211
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 17:17:54 ID:Xtqj6Ptg
題名にwktkした俺の純情を返せ
乙
212
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 17:50:01 ID:/V6F2nHY
乙
奇遇だな
俺も同じことを思った
213
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 21:20:11 ID:6tHQ5aZA
乙
カタナが初めてのヒトとか胸が熱いな
214
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/09(木) 09:19:01 ID:YujUUXBE
バイク乗り始めて1年…
全く同じ理由でリーンアウトしてた…精進します…
215
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/09(木) 12:22:59 ID:pdEBETUQ
フォームをあまり考えず運転してた…反省
216
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/09(木) 12:30:58 ID:yeA3whcs
オフ出身だからか気づくとリーンアウトばっかしてる
たまーにレプリカ乗ると乗り方おかしいって言われるぜ…
217
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/10(金) 12:22:51 ID:4xaD9Neg
前にライダーハウスの朝練に参加してから何と無くリーンインでコーナリングするようになってたけど
オーナーさんが言わんとしてたのはこのことだったってコトか、成る程
218
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/18(土) 03:01:25 ID:DLRt8XKA
このSSは白VTRが監視しています
219
:
通勤ライダー
:2014/10/26(日) 23:28:38 ID:zmoyTUng
上司と休みが重なったから、山ツーリングした来たー
ほぼ林道を、オフ車で軽快に飛ばす上司、半泣きで必死についていくスポーツツアラーのわし。
絶景と紅葉で最高に気持ちいいツーリングでした!
220
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/27(月) 00:07:36 ID:w4Iez9ng
休みまで仕事の関連の人と関わろうなんて物好きだなと考えてしまう俺はぼっち体質
221
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/10/27(月) 09:56:59 ID:cNsAsQTk
すんません
ちょっと忙しいのと季節モノ書いてまして
遅くとも11月になったら本気出す
222
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/11(火) 11:37:01 ID:JngW9Ij.
【「カブとハーレー」の巻、前編】
……………
………
…
…ドルルンッ…カチッ
女「ん……ふわっ」ファサッ
幽《着きましたー、温泉街ー!》
嬢「ふぅ…先導役お疲れ様でした」
姐「なかなか安定したペースで、後続も楽だったわよ?」
女「えへへ、よかったー」
223
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/11(火) 11:37:57 ID:JngW9Ij.
幽《公営の駐輪場、色んなバイクが停まってますねー》キョロキョロ
女「う、うん…」
幽《広いからグループ毎に別れてるんでしょうね。あそこの一角、すごいスポーツバイクばっかり》
嬢「あっちは2ストレプリカの集まりみたい。KR-1や後方排気のTZRもいますよ」
姐「ちょっと、会話が虫食いのように感じるんだけど?」ジロッ
幽《あ、そうか…今は私の声、姐さんには聞こえないんですね》
嬢「はいはい、ごめんなさい。ちゃんと中継しますからね」ナデナデ
姐「こらっ、頭を撫でるのやめなさいっ」
女「………」
幽《…女さん?》
224
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/11(火) 11:39:27 ID:JngW9Ij.
嬢「あ、今度はネイキッドスポーツの集団ですよ」
姐「ゼファーにCB750、XJR、ビキニカウルのZRXなんかもいるけど。あら、ザンザスは珍しいわね」
幽《女さん、どうしたんです? さっきから黙って…》
嬢「…女さん、大丈夫ですよ。私のエストレヤもいるでしょ?」
女「うっ…」ギクッ
幽《…?》
姐「ああ…もしかして、メンバーのバイクジャンルがバラバラなのが気になるの?」
女「…バレちゃった。でもジャンル…っていうか──」
嬢「──VTRもロードスポーツよりのバイクだからこそ、隼と同じグループにいるのがアンバランスに思えるんでしょう?」クスッ
225
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/11(火) 11:40:22 ID:JngW9Ij.
女「…このバイクの事、大好きなの」ポツリ
姐「ええ」
女「でも、やっぱりロードスポーツ系のバイクの中では排気量もサイズも小っちゃくて」
嬢「…まあ、そうですね」
女「やっぱりこういうところに来ると周りのバイク見ちゃうから…それはつまり周りからも見られてるって事で」モジモジ
幽《女さん…》
女「エストレヤみたいなクラッシックスタイルなバイクは、ある意味250ccとか400ccくらいが王道的なカテゴリーだと思うの」
嬢「でもネイキッドやツアラーは大排気量モデルが幅をきかせてるから…ある意味コンプレックスがあるんですよね?」クスクス
女「うん…だけど、それを気にするのが自分の愛車に対して後ろめたくて」シュン…
226
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/11(火) 11:41:23 ID:JngW9Ij.
ドドドドドドドッ…!
幽《わ…アメリカンの大集団がきましたよ》
嬢「20台近くいそうですね」
姐「…女さん、彼らを見てごらんなさい」
女「え?」
幽《え?》
姐「先頭はハーレーのファットボーイね、次はスピードスター。…でも、ほら」
嬢「その次はドラッグスター1100みたいです」
女「そうだね…?」キョトン
227
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/11(火) 11:42:19 ID:JngW9Ij.
姐「その数台後ろ、小柄だし女性かしら? ドラッグスターの250がいるわ」
嬢「懐かしのエリミネーター250SEも混じってますよ」
幽《うわ、しかもその後ろの一台すごく大きい!》
嬢「トライアンフのロケットスリー。エリミネーターの約10倍、排気量2300ccですね」
女「………」
姐「女さん、そしてあの最後尾から二番目のバイク…解るでしょう?」ニコッ
幽《女さん、あれって》
女「解らないわけない」
嬢「ですよね」クスッ
女「Vツインマグナ…だよ」
幽《マグナ…VTRと同じエンジンの》
228
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/11(火) 11:43:03 ID:JngW9Ij.
姐「…あら、今度はえらくバラバラな大所帯が来たわ。どこかのショップ主催のチームかしら」
嬢「本当ですね。CB1300にニンジャ250R、セローやジェベルも混じってるし…あははっ、中には100カブもいますよ」ニコニコ
女「うん」
幽《反対からは10台もいないけど、随分小さいバイクの集団が…》
嬢「モンキーやエイプ、ゴリラ。ああ…やっぱり最近はグロムも混じるんですね」
姐「みんなナンバーは黄色やピンクだけどね。…女さん、彼らはみんな小型自二の免許しか持ってないと思う?」
幽《小型って125ccまでの免許ですよね》
女「中には小型しか持ってない人もいるかもしれないけど」
嬢「きっと多くの人は普通自二を取得してますよね」
229
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/11(火) 11:44:04 ID:JngW9Ij.
姐「じゃあ、女さん。さっきのアメリカンのチームやバラバラな大所帯のグループを見た時にね──」
女「?」
姐「──その中のマグナや100カブを『周りに合ってなくて格好悪い』って思った?」クスッ
女「…思わなかった」
幽《女さん…》
嬢「それが全てですよ、ねっ?」ニコッ
姐「そういう事、続きは温泉に浸かりながら話しましょうか──」
【「カブとハーレー」の巻、前編】おわり
230
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/11(火) 12:03:25 ID:ksjBEMNs
アメリカンと聞いて、俺の愛車が出るかと思ったら出なかった…
231
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/11(火) 22:55:12 ID:PhJoJMvk
へぇこういうこともあるんだな
バイク乗らんから15へぇ位はいけるな
232
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:25:21 ID:6bdSxG76
【「カブとハーレー」の巻、後編】
……………
………
…
…チャプーン
幽《──青空の下で浸かる露天風呂とか、最高ですねー》
女「うん、そだね」
嬢「寒い時期に熱いお風呂もいいけど、暖かい時期にぬるめのお湯で長風呂もいいですよね」
幽《私、死んだ時にまだ学生だったし、温泉とかあんまり来たこと無いんです。嬉しいなー》ニコニコ
女「そっかぁ、じゃあこれからあちこち行こうね」
嬢「でも幽さん、そうやってお湯に浸かっててちゃんと暖かいの?」
幽《ん…そこは雰囲気だけです。ほら、お湯が全然私の身体の影響受けてないし、制服のままでもそれが濡れたりしてないでしょ?》
女「それはなんとなく残念だなー」
233
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:26:11 ID:6bdSxG76
姐「……ごほんっ」
嬢「あ、ごめんなさい、また会話が虫食いになっちゃいましたよね」クスクス
女「幽がね、お湯に浸かっててもその温度やお湯の感触は解らないから、残念だなーって」
姐「ああ…それは確かに残念ね。誰かの身体に憑依するとかできないのかしら」チャプン
幽《やろうとした事がないなぁ…》
嬢「たぶんできますよ? 幽さんがその身体に入る気になって、その人は幽さんを受け入れる気になれば」
女「…なんかお嬢って、妙に詳しいね?」
嬢「ん? えへへ…まあまあ、それはいいからやってみたらどうですか?」
幽《むむ…女さん、いいです…?》
女「もちろん」
234
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:27:39 ID:6bdSxG76
幽《じゃ…じゃあ、女さん…入りますよ…?》ドキドキ
女「う、うん…受け入れるイメージをすればいいんだよね。いいよ、来て…幽」ドキドキ
嬢(自分で言っといてなんだけど、言い回しが若干いやらしかったなぁ…)ドキドキ
姐「?」
…スゥーーーッ
女「んっ…」ピクッ
幽女「…入れ…た? 女さん?」
嬢「上手くいったみたい。たぶん今は女さんの意識は途切れてるはずです。どうですか、湯加減は?」
幽女「あったかーい…幸せ…」ニヘラ
235
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:28:43 ID:6bdSxG76
姐「お嬢、今は女さんには会話も聞こえないの?」
嬢「ええ、眠ってるみたいなものだと思いますよ」
姐「そう」
幽女「えへへー。ごめんね女さん…久々のお風呂の感覚、もうちょっと味合わせて下さいねー」チャプチャプ
姐「…でも、やっぱり普通自二に乗ってると、大型に対するコンプレックスがあるものよね」
嬢「そりゃそうですよ、大きなバイクにはどうしても憧れますし」
姐「お嬢は乗れるじゃない、それに──」
嬢「──姐さん、免許の事はともかくその先は今は内緒です。女さんが余計にプレッシャー感じちゃう……って、幽さん聞いてなさそうだけど」クスクス
幽女「はー…極楽ごくらく…」ウットリ
236
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:29:22 ID:6bdSxG76
姐「コンプレックス…でもそれは大型乗りにも悪いところがあるのよね。250や400を軽んじた態度をとるライダー、実際にいるもの」
嬢「そうですね」
幽女「…んーと」モゾモゾ
姐「私はVTR250、素晴らしいバイクだと思うわ」
嬢「もちろん、エストレヤも負けませんけどね。…勝負する事じゃないですけど」
幽女「…んっ」ピクン
姐「じゃあ、そろそろ女さんにその事を再確認してもらわなきゃね」
嬢「そうですね。…幽さん、いいかしら?」
幽女「え? …あ、はい。そのまま出るつもりになればいいのかな…」
嬢「ええ、自然に出られるはず」
237
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:30:10 ID:6bdSxG76
幽《よっ…と》スルッ…
女「ふぁ…? あれ? 幽…出たの? なんか一瞬の事みたいだった…」キョロキョロ
嬢「うん、やっぱり眠ってるようなものみたいですね。幽さん、よかったら今度は私に入っててもいいですよ?」
幽《え、いいんですか?》パァッ
嬢「ええ、姐さんは女さんにさっきの続きを話すつもりだから」ニコッ
幽《えへへー、じゃあ遠慮なく…お邪魔しまーす》
嬢「はい、どうぞー」
スゥーーーッ…
238
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:31:33 ID:6bdSxG76
姐「…ふぅ、ちょっと逆上せてきたわ。腰掛けるわね」ザァッ…
女(ぐぬぬ…豊かなお胸、羨ましい…)ゴクリ
幽嬢(女さんの時よりお湯がぬるい気がする…人それぞれの感覚の違いなのかな?)チャプン
姐「…で、さっきの続きだけど」
女「うん」
姐「私はね、大型に乗ってるから…女さんには共感しにくいかもしれないけれど」
幽嬢(やっぱり女さんより小柄だなぁ…私と変わらないくらい?)
姐「バイクってね、どれも魅力的だと思う。大型だろうと普通二輪だろうと、小型でも原二でも…50ccの原付だって、それぞれの楽しさがあるわ」
女「うん…それは解る気がする」
姐「もちろんサーキットでVTR250が隼に勝負を挑むのはアンバランスだとは思う。でもそれがジムカーナならどうかしら」
幽嬢(おお…お肌すべすべだ…お手入れしてるんだろうなぁ)シミジミ
239
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:33:03 ID:6bdSxG76
姐「さっきのモンキチ集団、きっと普通二輪以上の免許を持つ人もいるのに、あえてあのバイクを選んだのは決して安いからじゃないと思う」
女「どのモンキーもエイプもかなりパーツ変えてて、きっと総額を言えば普通二輪なんか買えちゃうよね」
姐「そうね、ただあのバイクが好きなのよ。さぞ面白いんだろうと思うわ、乗るのも改造するのもね」
幽嬢「……んしょっ」モゾモゾ
姐「125cc以下のバイクは高速道路を使うツーリングには同行できない。原付が小型以上のグループに加わるのは無理がある…それらは仕方ない事」
女「30km/h制限だもんね」
姐「でも、同じ条件の仲間と共に同じ風を浴びて走る。そこに大型と原付の違いなんてないわ」
女「うん、そう思う」
幽嬢「………」モジッ
姐「自分のバイクが一番!…と思っておけばいいのよ、みんなね。見せびらかしちゃえばいいの、大丈夫…赤のVTR格好いいわよ?」
女「あはは…ありがとう、姐さん」ニコッ
240
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:34:01 ID:6bdSxG76
幽《…お邪魔しましたー》スルッ…
嬢「ん…? もうよかったんですか?」
幽《はい、ありがとうございました。…えっと、それで──》チラッ
女「…あ、幽ったら」クスッ
姐「うん?」
嬢「あはは、姐さんに入ってみたいんでしょ…?」クスクス
幽《えへへ、バレましたか》テヘッ
姐「ああ…できるのならどうぞ? 私の話はちょうど終わったわ」
幽《わーい、じゃあ続けてお邪魔しまーす》ウキウキ
嬢「姐さん、受け入れるイメージですよ」
姐「こうかしら…?」
スゥーーーッ…
241
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:34:52 ID:6bdSxG76
幽姐(おお…腰掛けて見下ろす視線の高さに違和感、やっぱり背が高いなぁ)
嬢「ふぅ…それで女さん、姐さんからどんな話を聞きました?」チャプン
女「えっと…色々だけど、とにかく自分のバイクが一番って思っておけばいい…って」
嬢「なるほど…でも、やっぱりどうしたって大型のバイクには憧れるでしょう?」クスッ
女「そりゃあ…もちろん」
幽姐(いやはや…なんというか、下を向くとすごい迫力…。なんか恥ずかしいや、お湯に浸かろう)ドキドキ…チャプッ
嬢「私、自分のバイクはエストレヤだけど免許は大型持ってるんです。だからあれこれ乗らせてもらった事はあるの」
女「そうなんだ」
嬢「きっとみんな、自分のと全然違うバイクって乗ってみたいんです。ハーレーに乗りでも機会があればNSR250に乗りたがるはず」
女「…確かに私も大型にも憧れるけど、KSRとかにも乗ってみたいや」
242
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:35:35 ID:6bdSxG76
嬢「一度マジェスティに乗らせて貰ったことありますけど、ビッグスクーターってズルいくらい快適。あれはあれでいいものだと思いますよ」
女「うん」
幽姐(すごいなぁ…胸って重いんだ…)
嬢「250ccって維持費の面とか楽ですし、逆に言えば大型って買う時も維持するにも比較的お金がかかる…つまり贅沢なものです」
女「そうだね、だからこそ余計に250cc以下ってお手軽バイクなイメージがあるよ」
嬢「うん、でもそれって決して悪い事じゃないですよね」
女「もちろん、すごく助かってる」
幽姐「……えいっ」モゾモゾ
243
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:36:13 ID:6bdSxG76
嬢「女さんはVTRが初バイクでしょうし、社会人としてもまだまだ駆け出しでしょう?」
女「うん」
嬢「そんな人がバイクを選ぶにあたって、ちゃんと求める性能は満たす上に購入費や維持費に有利…って、立派な理由だと思います」
女「…400ccも考えたんだけどねー、まさにその理由もあって250ccにする事にしたの」
幽姐「………」ピクッ
嬢「車検が無いって、やっぱり楽ちんですよ。…そして一番大事な、最終的にVTRにした理由は?」
女「一目惚れしたからだよ! あのトラスフレーム、自分にぴったりのサイズ…全部気に入ったから」
嬢「じゃあ、やっぱり姐さんの言う通りです。カブでもハーレーでも、持ち主にとっては……ねっ?」ニコッ
女「うん! 私にはあの子が一番だよ、見せびらかしちゃう!」ニパッ
244
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:37:00 ID:6bdSxG76
幽《じゃあ、おっぱ…じゃなかった、お風呂堪能させてもらいましたし、出まーす》スルスルッ…
姐「ん…? あぁ…本当に一瞬に感じるのね」チャプン
幽《三人ともありがとうございました。久しぶりのお風呂の感覚、すっごい気持ちよかったです》ペコッ
女「どーいたしまして」
嬢「いえいえ…姐さん、ありがとうって幽さんが」
姐「いいのよ、運転中じゃなければいつでもどうぞ。…それで、女さんはお嬢とも話したのかしら?」
女「うん、大きなバイクにも憧れるし小さくてヤンチャなバイクにも乗ってみたいけど、やっぱり自分のが一番だよ」フンス
幽《そうそう、大事なのは大きさじゃないです!》
245
:
◆M7hSLIKnTI
:2014/11/12(水) 18:37:40 ID:6bdSxG76
嬢「バイクも、女性の胸も…ですか?」
幽《えっ!?》ギクゥッ
嬢「女さんの時も姐さんの時も、感触を確かめてたでしょう?」クスクス
姐「…虫食いでも何となく話が読めたわ」
女「うわ! 幽ひどいっ、自分が一番小さいって判ったから話題に出さないようにしてたのに!」フルフル…
幽「だ…大丈夫ですよ! 感度は女さんが一番良かったですっ!」アワワワ…
女「ちょっ!? 余計な情報まで追加するなっ──!」
【「カブとハーレー」の巻、後編】おわり
246
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/12(水) 19:21:51 ID:.5hrIy5E
乙
幽の憑依してる反応が面白くて話が頭に入ってこないでござる
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