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立ち話・雑談スレッド

233堅皇:2011/02/09(水) 14:53:01
EUPAさんは法華経を実際に読まれたことはあるのでしょうか。
また、法華経以前の諸経を少しでも理解されていればその関係性が解るかと思うんですけどね。
法華経は単に釈迦が説いた諸経を1つにまとめた経典であると言えますね。
ですから、取り立てて諸経に説かれてない新たなる内容と言うものは記されていません。

強いて言うなら釈迦自身が生まれ持っての仏と言う事ではなく
それは過去世に置いて自らが学び経験した事による結果だと述べているぐらいですね。
ここが寿量品の肝心と言うところです。

で、釈迦は何を学んだかと言えば物事の道理の部分ですね。
腹が減ったらどうするか、病気になったらどうするか、人から嫌がらせを受けたらどうするか
こう言った当たり前に思うことの積み重ねと言う事ですね。
それぞれその場その場をどうして行けば幸せになれるかを歴劫修業の末学び体験していった結果と言う事です。
そうしてこれら対処方法を身に付け(悟りを得て)人々に伝えたのが諸経と言う事になります。

ただ、あくまで諸経と言うものは一方的な物の見方で得た判断なので
その人その人の立場と成れば人の善悪は変わってしまう。
一方が得をする判断であれば一方が損をする事になってしまう。
結局は万民に通じる究極の法など存在し得ない訳です。
しかし、そこで釈迦の説いた諸経の中でもどれが一番正しいのだという争いが生まれてしまう。
こいつはいかんと言う事で生まれたのが法華経と言う事になります。

法華経はどれが一番正しいなどと言う事は一切言ってないわけです。
それぞれがそれぞれにみんな正しくそれぞれがそれぞれの中に正解が存在すると言う結論を出している訳です。
ですから法華経自身が真理と言う事ではなく真理は諸法の中に存在すると。
これが「諸法実相」と言う事ですね、更に言えば諸法は全て方便であるから諸法の中の文の底と言う事ですね。
ですから自分達だけが正しいのだと言ってしまった時点で法華経を捨てた事になるという話です。


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