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【ジャーナリスト】千葉敦子 乳がん ニューヨーク
11
:
みどりのくつした★
:2014/07/08(火) 09:41:41
千葉敦子「乳ガンなんかに敗けられない」を読む。
千葉敦子については、僕は同時代的に、彼女のガンやガンの再発などの記事を読んできた。
「乳ガンなんかに敗けられない」には、その最初の、ガンが発見されて、都立駒込病院で手術を受けるところなど、詳細に書いてある。
この本を読んだのは、今回が最初だが、想像していた内容とはかなり違った。
もちろん、ガンの検査や、入院、手術、そのあとの経過についてはちゃんと書いてあるが。
僕が感じたのは、病気のことではなくて、その背後にある社会の状況。
そのころの日本社会の雰囲気が読み取れるのが興味深い。
例えば、外国人ジャーナリストがたくさん日本にいる。
いまだと、有能なジャーナリストはみんな、中国に行ってるのでは?
つまり、日本社会に活気があった時代の話だ。
千葉敦子さんは、日本企業の経済記事などを、英語で、海外の雑誌にレポートしていたりする。
しかし、いまだと、日本企業の活動も低下して、記事も売れないのでは??
海外からの有能なジャーナリストも、日本からいなくなっているかも。
彼女はまだまだ若く(40歳)、体力もあり、フリージャーナリストとしての活躍もしていて、日本人外国人を問わず、友人知人が多い。
家族の助け合いもあり、お花のプレゼントも山のように来る。
乳がんの早期発見だから、正直、本人は、あまり危機感を持っていない。
乳がん手術をレポートしようという考えで、胸を出した写真まで撮っている。
それはもちろん、乳がんに正面から向き合って、戦う決意を固めているからだね。
時代が、バブル前で、昇り調子のころだ。
その時代の気分が、本の中に詰まっている。
ところで僕がこの本を読んだのは、近藤誠医師の著作を読んだから。
近藤医師の考えによると、早期発見しても、死ぬ確立は、下がらないとか。
小さなガンを早期発見しても、意味がないという風なことが書いてある。
そうなると、「ガンと戦う」という、千葉敦子さんのスタンス自体が、意味がないことになるわけだが。
抗がん剤を使わずに、放射線療法で、表面だけ叩いたとしたら、そちらが、楽で、長生きしたのだろうか?
難しい問題だね。
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