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5巡目のしりとりスレ

371名無しの厨二能力者:2015/06/30(火) 21:02:30 ID:3J8CiwMc0
ろくでなしが知恵と力を持った結果、狂った巨鳥、史上最悪の革命家……

彼に対する後世の評判は酷いものさ
彼の名を出せば誰もが口を揃えて彼を力にまみれた屑だの知恵と共に生まれた殺人鬼だのカリスマのあるキチガイだのと侮辱し始める
まぁかく言う僕もその意見にはあらかた同意見でね、彼の逸話はどれも不気味な物が多く、恐ろしくて仕方がない

そうだな、例えを出してみるならば…
彼が部下に気晴らしにと、ひょっこり町へと外出したときだ
彼はたまたま見かけた酒場に入り、奥から数えて三番目の客に近付いて

そのままなぶり殺した

ここまでなら単なる狂人、下らない殺人鬼で話が終わる
だが彼はそのなぶり殺した客の懐を探りだした、するとそこには手紙があったんだよ、なんの手紙だと思う?

それはとある国のお偉いさんに渡すはずだったとても大事な大事な手紙だ

そこから流れに乗るように彼の率いる組織はただの弱小組織から国一つを一睨みで一蹴できる化け物集団へと変貌した
その場にいた一般人には恐怖を植え付け、反骨心に溢れていた部下には敵わないと反逆を諦めさせ、彼はそのまま自身の目的を、革命なんなく果たした

ホラーみたいだろ?実際彼を題材にしたホラー映画はそれなりにある
彼は悪霊なのか実は神話生物ではないのかとまで言われている

彼は革命を終わらせた後、誰もが権力を良いように扱って世界を闇に陥れる、と思った
実際はそんなことはなく、彼自身の財産を持ってその町から去っていったそうだ
その後は彼の恐ろしさを身を持って知ってた者達が政治を懸命に治めた故に、特にこれと言って大きな争いもなく平和な町になったのは実に皮肉な話だよ


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