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5巡目のしりとりスレ

364名無しの厨二能力者:2015/05/18(月) 16:50:29 ID:joSZ/yXU0
『第一に、私が正面から向かって左右に矢を放たせる、そこからは…………』

「……時間だな」

木の枝に佇む鷹は空へ発つ、その身体は黒き翼、その頭は白き羽衣
木の枝に佇む一人の男は鷹と共に空へ駆ける、風と木の枝に煽られた黒い服と共に、その銀色の眼差しを光らせながら

『お前が奴を仕留めるんだ、これは、お前だけにしか出来ない大仕事だ』

空に飛び立ちながら鷹は爪を後ろに立てる、今その首元を掻き切ろうと
空に駆け、男は刃を構える、その眼光は全てを切り裂こうと

慈悲もなく、死肉を食らうだけだった筈の禿鷹が殺意を持って戦場に姿を表した瞬間

その【革命の刃】は、加護を食い千切り、神をも殺す剣と成る

『たった一匹の鳥葬』と呼ばれ、血も涙もたった一人の男に貪り尽くされた、長い戦争、革命の始まりだ


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