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5巡目のしりとりスレ
1
:
名無しの厨二能力者
:2014/07/08(火) 13:56:44 ID:EJGqNb/A0
俺たちは忘れない
127
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/13(土) 06:51:07 ID:VAEg788o0
根っこから変えたいのさ
このどうしようもなく汚い色で染め上げられた世界を
この世界は嘘と虚無に満ちている
一歩道を踏み外したが最後、黒い泥に足を踏み入れれば底無し沼のように足を絡め捕られてただ沈んで行く世界
一度できてしまった泥濘は二度と立ち去ることなくその場に留まり続ける、それはまるで癌のように
そんな汚れた理不尽な世界を真っ白に染めてリセットしたいんだよ
独りぼっちの道化は神をも殺す死神になる時が来た、だが僕にとってはそれすらも新たな世界を創り出す一歩に過ぎない
もしも君が非業の死を遂げた彼女の最後を良しとしないのであれば
今この瞬間、後もう一度、そして今度はもう一人の死神としてその剣を再び引き抜いて一緒に世界を創り直さないか?
128
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/13(土) 08:37:57 ID:TlxJiUxg0
神にでも成ったつもりかね、愚か者
人の意思による世界などただの玩具箱に過ぎん
世界は未知であり、そうあることで価値を持つのだ
この世界に、人の生に意味があるのなら、それほどつまらない舞台もない
手を引くことだ、興が醒める
所詮は一個人に収まってしまう我々の意思など、どうせ容易く飲み込まれるさ
129
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/14(日) 01:25:39 ID:z.5mJqPg0
最期の時は、月の無い夜に星空の下で……願わくはそうありたい
このような薄暗く埃っぽい湿った場所など、断じてお断りだ
しかしそれが叶わないというのなら、私は受け入れよう
なに、元よりこの命を美しく散らせるなどとは思っていないしな
願わくは、だ
さあ行け、今の内だ
姫君が眠っていて良かったよ
……元気でな
130
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/14(日) 09:45:08 ID:RwK1f7ac0
泣いているのか笑っているのか、諦めながらも満足した顔
自分自身に絶望しながら、他の誰かに希望を託した顔
…面白い魂をしているね…あ、気が付いた
ハイ亡くなりましてコンバンハ、晴れて享年おめでとう、残念無念また来世?それじゃぁあんまり可哀想
はじめましてアタシ死神、そうそうキミは死んだのさっ!死を受け入れる?往生しちゃう?
悔いは無い?やる事やった?自分に嘘は吐けないよ?誰かに託してサヨウナラ?…ねぇ、本当にソレで良いの?
…だ・よ・ねっ!?そうそうその意気、良い表情、キミはまだまだ戦えるのさ!
恨めしいでしょ?妬ましいでしょ?しっかり未練があるのでしょ?
ほらっ憎め!!呪え!!オマエを殺して生きてるヤツを!!!
それっ妬め!!恨め!!オマエを置いて生きてるヤツを!!!
染まれ〜淀め〜落ちろ!墜ちろ!!堕ちろ!!!アタシがソレを叶えてあげるよ…
アハハハハ…ハイめでたく黄泉還りオハヨウサン、それでは張り切ってぇぇぇ!!!
殺ってらっしゃいっ!!!!
131
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/14(日) 10:45:57 ID:G38rLApE0
意識の剥離、存在の希薄化
俺は僕は我は私は、どこにいる
自身という意味の消失。生という意義の抹消
魂すら何処へ、果てのなき黄泉路に沈んでいる
それを救われる?掬われる、巣食われる
不可能だ
たとえ命の脈動を欲しようとも
死という衝動力に叶う術など
132
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/15(月) 03:30:00 ID:rbyqKiSY0
どうしたのです?
まどろっこしい物言いからしていつものあなたに見えますが……その実、まったく違う
何を惑うことがあるのでしょう? 私達は知っているはずでしょう、セカイはキマグレなのだと
今回のこともそう、アレのキマグレが招いた不思議です……尤も、解っていれば不思議でもありませんが
あなたは知っている
自分がどうするべきか……そして、自分がどうしたいのかを、ね
衝動が怖いのなら、私はその後押しをしてあげましょう
さあ――『往きなさい』
133
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/16(火) 02:30:33 ID:IGEiZakA0
因を結ぼう
超越者にとって『死』等という概念は、時空と同じく濡れた薄紙にも等しい
破るのは容易く、誰もが無自覚に踏み締めている『死/生命』に価値等皆無と言えよう
しかし、人の世にとってそれは不可逆の現象であり、越える事は奇跡や呪いとされる
だからこそ、因を結ぼう
綻ばぬように結果から、原因を紡ぎ出そう
……ああ、理解しているよ
たとえ綻びが生まれようとも、そんな些末な事で変わること等ない無価値である、と
……だが決して、無意味ではない
と、今はそれだけ言っておこう
二柱の祝福/呪縛を受ける者よ
心せよ。貴様が復讐を果たし、真に目覚めた時にこそ“全てが始まる”を
134
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/17(水) 01:05:31 ID:ka3WV2lM0
〜〜を変えようとして、失敗した
君が知りたがっていた10年前の真実は、実のところそういうことなんだ
難しく考える事はない……言った儘の意味だからね
うん? だからね、――だよ、聴こえないのかい?
……嗚呼、そうか……これも謂わば『罰』……ははは
すまない、僕としたことが少し浮かれてしまったね
ありのままの真実さえも、君に教えることは叶わないとは……
やはりgkかdaaaamnをhhtんmneeeeんに変えようなど、許されることではないのか
135
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/17(水) 21:56:45 ID:wL3CxhyQ0
必ず変える
この肉体を打ち壊されようと、寿命で朽ちようと
今度は機械の体を持つ人形になってこの世界に反逆して見せよう
機械の記憶が壊されれば今度は亡霊となってでも変えて見せよう
例えその姿が四肢を削り取られて、痩せ細り、目を潰され、最後に自分を突き動かす物が狂気だけの惨めな幽鬼と化してでもだ
僕は必ず変えてみせる
この『世界』を創り直す
136
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/18(木) 09:26:36 ID:y7LyHIYg0
凄まじい魔力でしょう?世界を創った神の、遺灰だと言われています
神は元々、魔力を持っていなかったそうです…転生を繰り返し、魂に魔力を創ったそうですよ
魔力の無い世界に産まれた神が、自らの魔力によって世界を創り変えた
137
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/18(木) 22:45:37 ID:vMSO.nxg0
「大変ためになる興味深いお話をありがとう、有意義な時間でした」
偉大なる神、全能なる神――くだらない、なんとも愚かな信仰だとは思わないか
奴らの言う大いなる神とやらも、今やこのフラスコの中に渦巻く粒子の一つに過ぎんというのに
まあ良い、そうだな、奴らに罪があるわけではない
我々の進化は急過ぎたのだよ……それこそ、"母なる神"の手が届かないほどにな
人の手によって創り出されたものとは得てして、創造主の思いもよらぬ域に達するものだ
神の加護をさえ打ち捨てた異端異能のその力……さて、奴らはなんとするかな
138
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/18(木) 23:01:57 ID:eBwbOaDY0
何故、神の行く末、天上の末路に届かない
苦難、苦行、難関、試練
あらゆる壁は遙か高く、その全貌を掴ませない
人の限界、月に酔う心臓、陽に眩む脳髄、臓腑は海に溺れ、四肢は空に駆けた
足掻く脚、梃子摺る腕、首と分かたれ三度、胴は軽く世界を泳ぐ
人の意思、生の意義、死の価値、自己の無意味――――
答えすら遠く、この世に満ちる虚空の色
139
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/18(木) 23:07:00 ID:a193.hJA0
――無くさなくては
淀んでしまうより前に、根元から絶たなくてはなるまい
【能力】がもたらす恩恵は良く知っている
時にその逆となる事もまた然り
【能力】による繁栄は【能力】により終焉を迎えるのだ
なればこそ此処で絶つ
繁栄を繁栄まま置いておくには必要な事だ
さあ……それでは始めようではないか
140
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/18(木) 23:08:00 ID:a193.hJA0
/やっちまった
/続きは
>>138
から
141
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/19(金) 03:55:05 ID:ufbej6C20
蝋燭に灯った火が秋風に消えるように、ある男は夕闇に死した
彼が求めたのは神をも超越した力……決して届かざるもの
その理を理解しながらも、彼はひたすらに求め続けた
迷いを胸に抱きながらも、長きに亘って扉を探した
その末の死は呆気なく、静寂の中、雲間には月が輝いていた――
142
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/19(金) 08:00:07 ID:HlgiP3k20
【只の何の変哲もない木製の机に古びたカセットテープを納めた再生機がある】
【壊れているのか今まで微動だにしなかった再生機は息を吹き返すように動き出す】
―――この記録媒体が再び動き出していると言うことは創世から凡そ―――年後になる
と言ってもこの数字はかつての世界の基準に乗っ取った物だからあまり意味をなさないだろう
――事前に言ってこう、このテープは一回限りの使いきりだ
それをよく理解した上で私の言葉を聞いて欲しい
――遠い昔のことだ、ある少女は人間の枠を越えた力を持っていた
その少女は周りの者達に対して常にその笑顔を絶やすことなく、その周りの者達も彼女の微笑みに救われた
だが、ある時世界の中から彼女を危険視する者が現れ始めた、彼らは少女を魔女だと呼び始めた
百聞は一見にしかず、と言う諺が私の世界にはあったがどうやら彼らにとってはそうでもなかったらしい
――当然彼女の周りに居た者達は一人、また一人と姿を消していった
彼女を危険視する者達によって始末されたという可能性もあるが、真相は定かではない
ついに彼女はその胴を無慈悲な剣で貫かれた、最後まで彼女に味方していた騎士もその末路は同じだった
――恐らくはその頃だろう、私は狂い始めた
己の肉体を捨て、機械の体を複数持った後、亡霊となり無限とも言える時間を旅をした
全てはこの世界を根本から覆すためだ
――遂に世界を変える時が来た時、私は気付いてしまった
世界を何色で彩ろうと言う決意を忘却の彼方に捨て去ってしまったことに
私は、自身の狂気に全てを染め上げられてしまったのだ、最後に覚えているのは一人の少女と騎士の事だけだ
だから私は、全ての人々に最後まで自分の意思で歩めるように私の力の欠片を託した
そして世界を変える鍵もこちらの方へ持ってきた
私が作った世界を変えようと動き始める者がいるなら安心して欲しい、私はそれを阻害することはない
だが、一つ頼みがある
もし世界を創り直したいと思ったのなら
どうか、最後まで自分の目指した世界を忘れないでいて欲しい
私のようには、絶対にならないで欲しい――
【机の上に再生機は何かが切れるような音を発する、するとその再生機は心臓が止まるように動きが緩やかになり――】
143
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/19(金) 12:13:53 ID:HYRbtyZs0
理屈は良く分からねーけど、つまりこうだろ?『神にも悩みがあった』って事だ
ハッこの話を広めるだけで充分に世界がひっくり返るだろうが…たった今、証拠が壊れたな
しかし、こんな物があるって事は、やっぱココで間違ってなかったみてぇだ
・・・まだウジウジしてんのかよ、今の聞いたろ?『神』のお墨付きまで貰ったんだ『遠慮なく世界を壊せ』って言ってたろ?
もしかしたらこの先で御神体と対面できるかも知れねーぜ?ほら、さっさと行こうや
なぁ、魔女の末裔
144
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/19(金) 22:17:02 ID:DGb5wk/E0
いやぁ、あなたは強敵ですね
人間だったら即死でしたよ全く……こんなことになるなんて聞いてなかったんですがね
私も命が惜しいものでして、こんなことになると聞いていたら門番なんてやりませんよ
そうですね・・・・・・あの御神体に再び殺さr……ゴホン、戦いたいのなら次の点に留意することですね
まずはあの4つの光を放つ「門」です、大抵の愚かな存在は人間神天使悪魔問わずあの光に貫かれます
貫かれるとどうなるかって?……知りたいですか?きっと失神して逃げ出しますよ?
……まあ、冗談はさておき、その「門」についての情報ですが
「門」から光が漏れてから放たれるまでの間にはタイムラグがあります
その間に近づいて仕留める、これでどうでしょう?
ではいってらっしゃいませ アディオス!
……フフフ、敵の言葉を心に置いてしまうのが人間の弱さよ
あの御神体は「前後対称」で「回転攻撃が得意」で「ジャンプ力が魔女の3倍」だという
何ゆえ御神体と呼ばれているのか
何ゆえ我が守護しているのか
何ゆえそこにただ佇んでいるのか
その意味をよく考えるんだな……人間(マジン)ども
145
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/20(土) 04:05:40 ID:iTo1N45w0
物語は廻り、繋がり、続いてゆく
しかし今日、初秋の良き日に、ひとまず筆を置こう
私が筆を取らずとも、物語は止まらない
さあ、お嬢さん……受け取ってくれないか
君はこの物語を最後まで見届けなければならない
私と君、それぞれが果たすべき務めなのだから
おそらく、もう逢うことはないだろう……だから一言だけ遺そう
「その本を、物語を、運命を……畏れることなかれ」
146
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/20(土) 16:31:40 ID:kyIa14EE0
例外はない。規則は守られなければならない。秩序は乱されてはならないのだ
貴様は死ぬ。我々がこの手で始末せねばならない。平和は保たれねばならないのだ
我らは番人。秩序の守護者にして絶対の盾なり
我らは狩人。平和の化身にして最強の剣なり
貴様は異物だ。この街に居てはならないのだ
貴様は敵だ。この街で生きていてはならないのだ
147
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/20(土) 17:29:13 ID:vnftXoD20
だぁー!!人がベンチでスヤスヤ寝てる所をオメェ等一々うっせぇなぁ!!
今俺瀕死の重傷負う夢見て最っ高に機嫌が悪いの!わかる!?あぁ!?
大っ体オメェ等頭可笑しいんじゃねぇの!?
規則だの秩序だの宗教の勧誘なら余所で…
…ぐぇ!?…痛ぅぅ…
……ろす……殺す…
……マジ殺す…
……ぶっ殺す!!!
テメェ等全員あの悪夢のように痛め付けて四肢をもいでナイフでその肉削ぎ落として
そっからお目目潰して愉快な蝋人形にしてからゆっくり地獄に送ってやんよ!!
148
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/20(土) 19:48:19 ID:fsT54q1c0
余計な物は捨て置くべきだ
余計な者は見殺すべきだ
空の遙か先の世界、即ち完璧なる世界
この身では届かない遠くの空に思いを馳せながら、剣を執ろう
やがてこの世界が軽くなり、天空へと到る為に
この世界から全てを排除し、その時こそ我は高らかに哂う
――――さぁ今宵も掃除の時間だ
149
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/21(日) 02:32:12 ID:hlE3rofQ0
堕落に次ぐ堕落、堕落の連鎖は止まらない
要らないと思わないか? こんな気持ち悪い世界
いつからか変わったのか、それとも最初からなのか
歓迎すべき客人にでも訪ねてみるとしようかな
なあ相棒・・・お前は何を望んで死んでいったんだ
・・・応える者はなし、か
150
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/21(日) 17:47:44 ID:BiwgbvYo0
叶うならば光を
願わくば希望を
未来を希み、世界を望む
輝かしい栄光を
溢れんばかりの燐光を
希み、望む げんじつ
――――だが、これが虚構
未来に栄光などない
世界に燐光は降り注がない
神は大地を見捨て、天空を越えた
最早届かぬその先にこそ――――きっと、臨むものがあるだろう
151
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/22(月) 00:10:10 ID:WtT249VM0
……嘘くさい言葉だ
神にすがって身も心も委ねてると頭までおかしくなるのか?
現実はここだよ見知らぬ青年
オレ達が今、立っているこの場所こそ世界であり現実だ
夢想でも虚構でもない、鬱陶しいほどに明解な事実だ
眼を反らすな……神は居ない、居たとしても死んでいる
もはや神話の時代は幕を降ろしたんだよ……!!
152
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/22(月) 19:15:27 ID:5zlzWKX60
――――依り代は此処に
――――体をして容とし
――――心をして命とす
神はいない、か。その通りだよ
だからこそ我等は斯く為すのだ
贄、代償、人柱
購いの血、償いの骨
臓腑を捧げ、肉体を供える
そうすることで、此処に神は舞い降りる
そう――――我等が悲願、『神犠招来』である
エリ・エリ・レマ・サバクタニ――――
153
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/23(火) 00:44:04 ID:0IO8nI6.0
人間としての生を棄て、怪物としての生を獲る
望まぬ終焉、耐えがたき悲哀、そして悲痛な断末魔
「僕は認めない……断じて認めない、奴等を絶対に赦さない」
怪物は正義を掲げる
然れど怪物とは悪なる存在
古来より討たれし存在
「あの娘を死に至らしめた奴等を塵も残さず消してみせる」
その立ち位置は彼をどのような方向へ……
物語をどのような終端へと導くのだろうか
154
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/23(火) 08:23:06 ID:NeKt01Ww0
過去の亡霊はもうこの世界には必要ない
例えそれが神であろうと、死んだ者がこの世界にいて良い訳がない
禁忌の法によってこの大地に引き寄せられた憐れな魂に再び安らかな眠りを
禁忌の法に手を出した者には相応の報いを
思想を忘れてしまった思想家を…
……我らの先祖を…眠らせてやろう…
155
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/24(水) 00:31:04 ID:lRTnCoZw0
……うむ。その思想こそが、人が矮小とされる由縁
まず、神に死があるという発想が愚かしい
『必要ない』『良い訳がない』
全てが人間視点で、一つの物差しでしか測れていない証拠だ
人同士ですら解り会えないのだから、他種の視点など理解出来るわけもないと言えばそれまでではある
……だが、少しでも理解しようと努力はしたか?
努力した上での発言ならば、我々《幻想》は責任者(ワタシ)を差し出して『外』へと去ろう
しなかった上での発言ならば、神がこの世界を打ち捨てた理由が解るというもの
速やかに、この世界の次元を凍結させてもらおう
永遠に止まった時の中、意識だけで生きるといい
156
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/24(水) 01:09:24 ID:FZ.Lo.AE0
威張り散らすなよ、亡霊
過去に置き去りにされた怨念がこの世界を……
……今を生きる者達の命を干渉しよう等と自らの品位を下げるだけだぞ
貴様は運命に負け、戦いに負けた敗者にしか過ぎない
素直に敗けを認めずにあろうことか今更この世界を止めよう等、決して認める訳にはいかん
そして今の言葉で確信した
聞け、憐れな亡霊よ、我が先祖は人類を見守り続けてきた
だが決して、一度たりとも人間を見下したことはない
最後まで一人の人間としてこの『世界のあり方』に、悩み、考え、戦い抜いてきた
…この意味が分かるか?
貴様は我が先祖の威光を借りただけの、その力の本当のあり方を知らない愚か者だったと言うことだ
……お喋りの時間は終わりだ、意識に『還れ』
寂寥を感じ、余燼に餓えながら……温かな光に抱かれ…眠れ
―――そなたの最期は安らかであれ―――
157
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/24(水) 03:27:13 ID:maP7dPVo0
憐憫か……フフフ
あろうことかそのような感情をアレに向けるとは面白い
自己紹介が遅れたね
私に名は無い……ただ、『干渉者』と呼ばれることは多い
さて、早速だが本題に入るとしようか
そこの君もしっかり聴いてくれたまえ
『作者』はこの物語を終わらせたいそうだ
しかしね、私はそれにはまだ早いと考える
だから『干渉者』の力を以て、ちょっと小細工をさせてもらった
君達には一先ず退場してもらおう
そして、私と来てくれたまえ
心配するな……しかるべき時に戻してあげよう
158
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/25(木) 04:17:23 ID:KnE.YG460
上手くは行かぬものだ
彼は《干渉者》の手の中……何度目になる
『また』問いの意味も理解しようとすらしないか
『過去に置き去りにされた怨念』に、運命と戦いに負けた敗者
最後の「意識に『還れ』」といい、当事者が全て見当違いの方向に捉えているというこの状況
……いっそ清々しい程に馬鹿馬鹿しい
とはいえ《干渉者》が来た以上は付き合わねばなるまい
掃いて捨てるほど在る創造主の一柱、その末裔の結末にーー
159
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/25(木) 07:37:28 ID:OAWbyeUw0
逃げられたのは此れで―――回目か?
それもまたよかろう
あの亡霊にもう少し儚い夢を見させてやるのも、それに付き合うのも悪くはない
しかしもうあまり悠長にしている時間もない
さっきの言葉の意味が伝わらなかったか?私は貴様の問い等意味がないと言ったのだ
神の名を語り人を見下すものが人の在り方を決めつける貴様を愚かなのだと
私は言った
どう足掻こうが貴様は所詮ただの偽物であり、己の欲望にまみれた醜い魂の象徴であり
……そしてただひたすらの想いを世界に載せようとした、憐れな思想家だ
狂った思想は例えどれ程純粋な想いを抱こうとその過程は…救いのない物だ
貴様の夢は認められん何があろうとな
だから、もう一度、この言葉を送ろう…
意識に『還れ』
160
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/25(木) 08:00:00 ID:2dNr/K6s0
煉獄の暮らしにもまあまあ慣れてね、最近は少し愉快にも思えてきたよ
おっと失礼、客人が見えていたとは知らず
うん、何やら非常に険悪な雰囲気……それにどうも歓迎されていないようだ
そうですね、まずは客人の貴方……還るべきところに還るのもまた一興では?
そして君、あまり睨むなよ文句なら後で一分だけ聴く
……まずは私の話に耳を貸していただこうかな
私が此方に送還された……つまりは時が迫っているということだ
私としてはすべて無視した方が都合がいいのだが、残念、認めてはくれない
誰がって? 言うまでもなく《上》だよ……まったく忌々しい
オホン
そこで提案でね
貴方には還っていただき、君は君である場所に消えてもらう
その間に私が仕事を済ませるので、その後は適当にどうぞ?
*鼹鮏_燭*な?
161
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/25(木) 08:00:55 ID:2dNr/K6s0
/チッ、文字化けとは締まらんな
/最後は「如何かな?」
162
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/25(木) 09:38:01 ID:b6glTFaQ0
何読んでるの?
うわっ…創世神話とはまた真面目を通り越して気持ち悪いな…面白いの?
あ〜…アンタに聞いたあたしが馬鹿だったわ…
あーあー聞こえ無い〜っと、そうそう、その偉大なる神父様がお呼びだよ
なんの用かは知らないけれど、確かに伝えたからね〜
163
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/26(金) 03:03:48 ID:MPLKAEEo0
ねぇ……って、もう居ない
しかし、このやりとりには違和感があるなぁ
根本的な部分ですれ違っているというか、そもそもコイツは神なんて語ってたっけ?
不満と力量を見るに、人のいない世界を創造してずっと引きこもってそうだけど……誰かの立場を押し付けられてるような
なーんて
まあ、昔話で似た奴が統合されるのはよくある事だよね
……っと、早く神父様の所にいかないと
164
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/26(金) 15:51:34 ID:ueiqBRRs0
『父さんにこの剣の柄を受け取ったんだがどうすれば良いんだこれ…』
『刀身は元々取り付けられてないから切れ味やリーチなんて話は論外』
『これを握ってぶん殴るって訳でもなさそうだし…』
『唯一の手段の魔力を引き出す触媒として使ってみても普段正式に使われている触媒に比べると少々心もとない』
『まさかあの映画やゲームみたいに柄を持って剣として振れば謎のエネルギーの刀身が出るとか?ハハッまさかな…』
『何?あの映画を知らないのか?…何てもったいない!…真面目なのはいいがもう少し自分のために時間を使ってもいいんじゃないか?』
『俺が見た映画ではな、これをこう持って縦に振ると…』
……あの時は、俺も驚いたよ
まさか適当に振っただけで君の聖書を真っ二つに斬り裂いてしまったのだからな
その時の君の怒りようは今にも悪夢に出てきそうな程恐ろしいよ
…言い過ぎなんかじゃない、俺があの時あんな高い屋根まで登って逃げた相手は君が初めてさ
165
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/26(金) 16:30:40 ID:d9Y0dlVs0
「さながら鬼や悪魔の類いのようだった」と、兄は後にそう言って懐かしんでいた
たしかに、普段の彼は常に冷静沈着……庭で本を読みふけっている姿が頭に浮かぶ
「不躾で申し訳ない」と言ってパーティー会場に隅で交際を申し込まれたのも良い思い出のひとつだ
だけどその時は兄の介入で見事なまでに話は流れた……思えば、兄は何でも少々行き過ぎるきらいがあった
そして今日、私は兄の亡骸と対面した
何者かに殺害され、発見時には既に手遅れだったらしい
けれども私には、犯人についての確信を得ている
……そう、彼だ……正確には、彼の中にいる誰か
私は
166
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/27(土) 22:01:07 ID:rrktjSkE0
『――背徳の一面を見せたとしても決して彼を見放すな』
『彼の中にいる真実の姿を見据えるまで、決して瞬きしてはならぬ』
『私の親友を、お前にとっての何よりもかけがえのない者を、誰よりも強く、ひたすらに信じるのだ――』
意識が無くなる間際に貴女の兄さんは…私の師匠は君にそう伝えてくれと言った…
…解らない、親友と信じていた者に殺されるという救われぬ最期だというのに…
あいつは凶刃に刺された師匠に対して、嘲るように笑っていたのに
師匠であればあそこで刺し違えて道連れにすることもできたはずなのに
何故、私の師匠は…ただ幸せそうに微笑みながら逝ったというのだ
私には…わからない…
167
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/28(日) 00:44:00 ID:U0V43ygk0
いつか……いつかは解る日が訪れるはずです
私の兄が望んだことだもの、きっと何か考えてあるはずです
だから私は……いいえ、私たちは! あの人を捜さなければなりません
そうすれば真実は自ずと見えてくると信じます
!!……こんな時間に、呼び鈴
出るべきでしょうか……姉様
168
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/28(日) 08:13:53 ID:SxvLQACk0
待てェイ、我が妹よォオ……
こうも見え透いた危険にお前を晒すわけには行かぬゥウ……
お姉ちゃんが見てこようゥウ……お前はもう暫しの間、兄者の思い出話を楽しんでおけェイ……
なァに安心せいィイ……お姉ちゃんに任せておけば安心だからなァア……
……あァ、そうだァア……兄者の部屋にあの「柄しかない剣」があったなァア……
遺品……というわけでもないがァ、あれはお前の好きなようにするといいィイ……
……任せたぞ、妹よォオ……
169
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/29(月) 16:19:59 ID:c56N6N0c0
おい待て、姉上
ちょっと姉上、足を!足を止めてくれ!頼むから!
……コホン
よし、姉上……妹を連れて奥へ
客にはこの私が対応する
なに、念のためだ
170
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/29(月) 23:17:57 ID:6UK0.awY0
だ、大丈夫ですか?
いえ、まぁこんな夜遅くに訪ねてきた私も私なんですけどね
まぁそんなことはさておき
あなた方の亡くなられたご家族の方には御冥福を申し上げます
そして今回亡くなられた方の親友を名乗る者からメッセージを預かっております
『新月の日、初めて会ったあの場所で待つ』…とのことなんですが
…正直なんのことやら私には全く検討つかないですね
大方葬式の取り決めでも行いたいのだと思うのですが…
…まぁ私が首を突っ込むことでもないですね
取り敢えずメッセージは確かに伝えましたからね
それでは、さようなら
何時かまた縁が在れば会いましょう
……クッ、…フフフ…フフ、フハハハハ!!
アーッハハハハハハ!!おもしれぇおもしれぇ!
お前ってちょっと刺激したらいとも簡単にそれもアッサリと人を殺しちまうんだな!
それも初めて殺したのは大事な大事な親友様だとさぁ!
……どう思う?真面目で哀れな傀儡さんよ
171
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/30(火) 01:04:24 ID:5pLLaIPQ0
よう、傀儡くん
お前さんが大事に読んでたこの聖書だがな、何が書いてあった?
神の教え、何て答えは求めてないぜ……わかるだろ、質問の意味は
この聖書には7、37、67頁が破られている
それともう一つ、15、55、95頁は角が折られているな
どういうメッセージなのか教えてもらいたいんだ
あいつが眠っている今の内に、なあ?
172
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/30(火) 06:35:36 ID:smXYUC/20
あんぱん
173
:
名無しの厨二能力者
:2014/09/30(火) 07:30:05 ID:zU5GVOm20
ンンンンンンッ!!ンンンンアアアアアアアっっっっ!!!
まだだ!まだ終わらんよ!この俺が生きている限りな!
174
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/01(水) 04:24:24 ID:7kixROGg0
何度も何度も繰り返したはずだぜぇ……?
その度にオレは言ってやったぁ……「力を貸してやる」となぁ……
いいかぁ……オマエの成せる事などたかが知れているぅ……
このオレと契約すればぁ……オマエも【能力者】の仲間入りぃ……
成せる事は飛躍的に増えるぜぇ……?
オレはオマエを気に入っているぅ……だからこそのぉ……提案だぁ……
まあぁ……今日はもう遅いからなぁ……夜までは待とうぅ……
よく考えてぇ……良き決断をするんだなぁ……
175
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/01(水) 23:29:54 ID:AgxxPFnE0
ぁ…ぅ…お前みないなヤツの力を借りるなど、異能に呪われたバケモノの仲間入りなど・・・
おぞましい、お前みたいなヤツなんかっ・・・でも・・・
でも、何も出来無いまま見ているだけなんて、もっとイヤだ…使ってやるよバケモノ!
この願いに答えてみせろ!さぁっ力をよこせ!!!
176
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/02(木) 02:25:00 ID:ytXXgbH.0
せっかくだから教えてあげよう
君が契約したそいつは君からあるものを奪い取る
時に寿命、時に金銭、時に周りの人間の命……まあ、色々だ
信用しすぎず、あくまで道具と持ち主としての関係でいることを勧めるよ
話は以上だ、頑張ってくれたまえー
あ、そうだ……お姉さんによろしく伝えておいてくれるかな
177
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/02(木) 23:19:52 ID:zjIMsxBQ0
何を言っても無駄ですよ、僕はもう覚悟が出来ています
あの人を守るためなら、僕はどんなことだってできる
そう、そのためになら、どんなものを犠牲にしたって惜しむものか……ッ!
178
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/03(金) 05:33:46 ID:xPML4zJM0
勝手にしたければするがいい
だが忘れるなよ……お前はもう一人ではない
つまりその双肩に責任が乗っているということだ
身勝手は自分自身だけではなく、お前の仲間にも牙を剥くんだ
その事を努々忘れるな……ッ!!
179
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/03(金) 06:07:49 ID:wocgZ59I0
夏目漱石
180
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/03(金) 19:22:08 ID:ptYrw.lw0
貴様だな、探したぞ
何年も探したぞ
始まりは我が師を殺し果てにはあろうことかその友までを利用したあの日からだ
貴様には随分と好き勝手してくれたが……これで終わりとしよう
我が一振りの剣は罪を償い全てを再びやり直す為…
貴様に奪われたもの全てを取り戻す為…
非力で、そしてひたすらに無力であった自らの過去を断ち斬る為に…
…今ここで全ての決着を着ける…
いざ、推して参る…!
181
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/03(金) 21:25:40 ID:wocgZ59I0
ルーチンワーク
182
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/04(土) 00:48:58 ID:LCXPajt.0
苦しい時は苦しいと言いなさいな
私は貴女の事を守るように主から仰せつかっているのですから
それだけじゃありません、私自身も貴女を守りたい……ええ、本当ですとも
私の名前?
私はただの猫です、名前はまだありません
そう、まだ……貴女にね、付けてもらいたいのです
183
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/04(土) 05:42:36 ID:u8NcdXzI0
隅に置けないものであるな?立派な使い魔を連れているではないか
我輩?…冗談では無い、誰の命令に従うでもなく気ままに生きているだけである
しかし、そうだな…貴様が望むなら力を貸そう……なに、ただの気まぐれである
我輩の名?
我輩は猫である、名前はまだ無い
この暗がりで遊ぶのも飽きた…好きに呼ぶがよいぞ
184
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/04(土) 05:55:05 ID:aDU83IaQ0
続々と集まってきてるみてえだなァ
ワクワクするぜ……とっつぁんも来ねえかな
久々に人間の話し相手も欲しくなってきた
あ?なんだよ、何か用か
俺の名前だァ……?
俺は猫だ、名前はまだねえよ
それよりもだ……なあ、ガキ
自分から名乗るのが、礼儀ってもんだぜ?
185
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/04(土) 23:56:08 ID:SS7Wtei60
絶体絶命の瞬間
そんな状況でもただ一つ
一つだけこの状況を覆すことができるものがある…
それは……
どうだこの蜜柑の皮の汁の目潰しは!?
「買った!」?
毎度あり!
186
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/05(日) 04:26:46 ID:V2QFkQt60
凉を求めて何処へ行く
皆が欲するその先へ
谷底で怨みを唄う者
花は静かに散った
いつかの恋の物語
先へと消えた魂
187
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/05(日) 07:03:06 ID:drsf6NyE0
インドメタシン
188
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/05(日) 17:13:10 ID:VaiHiNz.0
ンアーッ!
189
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/06(月) 20:43:00 ID:AhDQMo1U0
辻斬りが現れて
俺は刀を抜いた
斬り合い鍔迫り合い
接戦を見下ろす月影
刹那の油断すら
命取りになって
今日という一日が
俺の最期になってしまう
190
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/06(月) 21:01:12 ID:Rvr6f3tg0
ういろう
191
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/06(月) 21:37:03 ID:Gs46nHwg0
うふふ…面白い事を思いついた
…ねぇ、こういう遊びはどう?
ふふ…ふふふ…そんなに楽しい?顔が真っ赤だよ?
ふ…ふふふふふふ…あはははははははは!
192
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/06(月) 22:36:33 ID:Rvr6f3tg0
飯米
193
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/07(火) 04:03:50 ID:95OtEbxg0
嫌らしい手を…
そうやって挑発に乗ったところをその端末に禁断の番号、「百十」を入れて
この俺を外界から完全に隔離された「牢獄」に送ろうって算段なんだろう?知ってるよ
実際、その禁断の番号の呼び掛けに応じた使者達が罠に嵌まった兄さんを牢獄へと連れ去っていく所を目の当たりにしたんだからな
…グス、やっぱり駄目だ兄さん…どんなにカッコつけて説明しても在り方が完全に警察に御用されたロリコンそのものだよ…
……何を思って未成年の少女に手を出したんだよあのバカは…
…毎日毎日挨拶してくれる近所の人たちの憐れむような視線が針のように刺さって涙が溢れて仕方ないよ畜生……
194
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/07(火) 04:48:18 ID:hqpKSMaM0
恨むな弟よ
俺は衝動という名の魂の慟哭に従っただけのこと
それ自体に後悔はない……あの瞬間はとても良い気分だった
しかし我を忘れてお前たち家族のことが頭から抜け落ちていたのは駄目だ
後悔では済まされない過ち、すなわち罪だ
だから俺はこの檻の中で罰をおとなしく受けることとする
もはや会うことはないだろう
弟よ、皆のことを頼む
P.S. 血塗れの木彫り龍
砕けた水晶玉の中
世界に秘めたる宝
書類は纏めてある
祖母によろしくな
195
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/07(火) 08:07:18 ID:oZNdRvac0
なっぱ
196
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/07(火) 23:00:01 ID:0LnIxK3g0
Panasonic
197
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/08(水) 00:37:42 ID:UuxmYqYI0
くっ……殺せ!!
198
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/08(水) 01:50:25 ID:MRKAHjwo0
狭い狭い箱の中
寂しい寂しい日々
凍ったような年月
やがて微睡みの中へ
「やあ、お早う……久しい外は如何かな?」
夕闇と残骸
氷解の理解
覚醒は突然
憧憬の訪問
「時は来た……待たせたね」
199
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/08(水) 06:59:31 ID:k0VHOYU60
ねえそのポエム恥ずかしくないの
200
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/08(水) 15:36:25 ID:seC47VBs0
ノーノー、わかってねえな
ポエム程度で恥ずかしがってて厨二が勤まるかよぉ!!
201
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/08(水) 21:26:02 ID:uw38lzSk0
おっと、驚かせてしまったようだな。これは人がいう電気でもレーザーでもない。
言わば神のみがつくり出せるエネルギー体だ。
ただ発生するだけでなく実態も形成できる。たとえばこの無数の刃……
気をつけろ、触れると一瞬で浄化されてしまうぞ?
……浄化とは何か?だって?はははは、それは昨日言っただろ。
……あ、すまない。君にとっては「明日」の出来事か……いや、もっと先だったかもしれないなぁ?
その日がきたら、また説明しよう。
202
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/08(水) 23:11:00 ID:FZaPh/dY0
胡乱な気分で夢を見る
天は逆しまに昇り、星は太陽に沈む
そうして夜が訪れる
帳は幕のように閉じ、それが意味も無く自分を哀しくさせた
夢も現も、そこに差異など無いのなら
総ては、嘗て視た朱い月に堕ちていくだろう
――――なんて、溶けるように、夢心地な、幻視――――
203
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/09(木) 00:57:57 ID:11qGU5WI0
信頼から憎悪へ
親愛から殺意へ
移り行く季節と変わり行く感情
やがて訪れるであろう朝より前に
いずれ終わるであろう夜より前に
すべてに幕を下ろそう
204
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/09(木) 22:01:57 ID:SIlbqd020
歌が響き渡る
とても綺麗で、清んだ歌声
いったいどこから聞こえてくるのだろうと思いを馳せて
目を向けてみれば、ああなんということだ
どこか見覚えのある歌うたいの少女はその時既に、
205
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/10(金) 01:05:07 ID:gXQTurus0
、、、二度とは動かない唇、聴く者の心を掴んだ美しい声
、、、二度とは踊らない体、魅る者の魂を虜にした美貌
若くして亡くなった少女にまつわる不思議な話
未だ彼女の墓標から、時折歌が聞こえてくるのだと言う
普通に聞けばありふれた怪談だが、誰も怖がる者はいなかった
何故ならば、生前の彼女そして彼女の死因を皆が知っているから
それではお話しよう"歌姫"と呼ばれた彼女の物語を
206
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/10(金) 02:37:06 ID:j6z9OAGw0
WANTED…
謝礼金は2000万…
何々?罪状は要人『■■■■』の殺害事件の容疑者…
白く裾の長いコートを着ていて槍を扱う…だとさ
…正直さ、こういうのってせめて名前と顔が割れてないと話にならないと思うんだよね
武器や服なんて幾らでも変えられるのに、しかも実際は槍なんて大層なものじゃなくて
実はそこら辺で拾ってきた鉄パイプでした何てこともあり得るでしょ?
大体殺された人って民衆から結構な反感買ってたらしいじゃん
酒場に入ればまるで呪われてるかのように恨み言はいてる人居たし
気が滅入って外の空気を吸おうと思ったら飢えでの垂れ死にかけてた子供も居たし
……あ、でもご飯はちゃんとあげたよ?
ただでさえ気が滅入ってるのにここで見捨てたら良心の呵責って奴に苛まれるし
……とまぁ、怪しい人なんて沢山いる所か完全に真相は闇の中状態だと思うよ
…まぁ、実はこれ僕の事なんだけどさ
207
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/10(金) 04:40:03 ID:mBhRhquA0
さあ……外に出ようか……
お前の首が……俺の懐を……繋ぐ……
実を言うと……今は切迫していてね……
俺の為に……今ここで……死んでくれ……
【月夜の邂逅は物語をどのような方向へと導くのだろうか】
【酒場から始まる八つの煌めき――開演は、すぐそこに】
208
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/13(月) 19:30:09 ID:/DhjFKVU0
憎むべきは人ではない
人とは思えぬ所業を強いる、謂わば罪こそ悪なのだ
世界を満たす罪こそが、新たな罪を招くのだ
――なればこそ、我等は人を貶む
争いを生み、罪を着せ、新たな罪を生むことで……
……我等は世界を悪意で満たす
さあ、【悪魔(どうほう)】よ
この地上――即ち【悪意の楽園】に蔓延る【仮初の善】を……
我等が力で駆逐するのだ
209
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/14(火) 05:24:59 ID:.KSWyOcY0
……怠い……とにかく怠い……
なあ相棒、俺は今日、昼まで寝ることにした
ってわけで後のことはよろしく頼むわ
210
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/14(火) 19:36:40 ID:9wzJLjRw0
わかった、つまりはお前は「此処で捨て置け」と言いたいんだな?
いや残念だ、君とは割りと良好な関係を築いていたつもりだったがどうやらそのコンビも今日までで終いらしい
せめてもの情けだ、駄賃はここに置いてやる、もっとも全部俺の分だがな
さてそろそろ別の傭兵でも雇いに行くか、出来れば男じゃなくて別嬪さんが良いが…
どうせ良い女が傭兵なんてしている筈がないからな
これまた長い旅の始まりとなりそうだ
……ん?どうした?まだまだ早朝なんだがもう起きたのか?
……フッ…そんなに怒るな、ちょっとした冗談だ
なに、こんな茶番一つで目を覚ましたんならお得だろう…?
211
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/20(月) 16:05:14 ID:aGpiDZoI0
唄が聴こえる
憤怒と憧憬を夜風に乗せて……
喉が渇こうとも唄い続ける……
やがて……
212
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/21(火) 18:35:51 ID:O/Ra2k6I0
低音が響く実に耳障りな唄だ
それ以上声を出すならその喉笛を掻き切るぞ
213
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/22(水) 03:16:36 ID:BdYW/gWE0
造園を繰り返すこと73回
彼女が「庭園の魔女」と呼ばれるわけはそういうことだ
しかしそれだけではない・・・魔女たる所以は他にある
今夜はゆっくりと話そう、とりあえず掛けたまえ
214
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/22(水) 19:24:44 ID:6txVZ.HU0
延々と語り続けて七時間……お天道様が顔を出しやがったぞ馬鹿野郎……
ああもういい庭園の魔女のことは分かった、分かったよ、お前が庭園の魔女大好きなのもよく分かった!
俺までそっち側の世界に巻き込もうとすんのやめろ、お前昔っからそういうとこあるぞ!
こっちゃいい加減眠いんだ、もういい! 庭園の魔女のことは! 分かった! 分かったって! 分かったって!!
215
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/22(水) 22:42:20 ID:iq3K.KmY0
テイク184と言った所か、しかし寝起きの朝は実に気分が良い
「庭園の魔女」に飽きたご様子のお前に今度は私が「花園の魔女」について語ってやろうじゃないか
何、遠慮するな、別に泣いて喜ぶ程の事でもなかろう…?…クッフフフ…
216
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/23(木) 03:48:00 ID:rnZqBaw20
ふう……
存分に語り、夜を明かすというのは気持ちがいいな
さて、調子が出てきたところで次へ行くとしようか
その名を【白百合の魔女】……どうだ、なかなかに綺麗な響きだろう?
217
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/23(木) 13:15:27 ID:Or/Ss1uM0
うはは・・・面白い話をしているじゃぁ無いか諸君
そちらさんも白目を剥いて聞き入っているご様子
良かろう、僭越ながらここからは「箱庭の魔女」の話をだな・・・
218
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/23(木) 21:41:57 ID:hDicbFP.0
ナンセンスだ、実にナンセンスな奴等だ
一番面白いのは「菜園の魔法少女」だろう
勿体振ってないでとっとと語ってやったらどうだ?
219
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/24(金) 03:33:55 ID:jtRTrRi20
旦那、《果樹園の魔女》も忘れちゃいけませんよ
「菜園の魔法少女」の実母にして師……今夜は語らせてもらいましょう
いい酒といい肴、いい夜になりそうですぜ
220
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/24(金) 21:11:59 ID:t3XbaFOM0
是非に……と言いたいところだが
久方振りの逢瀬なのだから、私にもちょっとした土産話くらいはさせてくれやしないかい
……ああ、きみは話が長いんだ
まぁ、オードブルだと思って気楽に聞いてくれれば幸いだよ
それでは始めようかーー紅玉と【蔓薔薇の魔女】の話をね
221
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/25(土) 04:23:41 ID:/AYiWfQ.0
ね、じゃねぇよ!いつまで「野菜畑の魔女」やらなんやら続けるんだよ!
……黙れこの野郎ッ!誰も「野原の魔女」の話を始めろなんざ言ってねぇ!うるさい!!
俺はこんなしょうもない話を聞きに来たんじゃなくて例の聖剣の元となった鋼の在処を探すためにここに訪ねて来たんだよ!
だから黙れよ!今度は「牧場の魔女」か!?この世界に魔女がそんな溢れ帰ってる訳ないだろ!!いたら世も末だろうが!
……ハァ、…話を戻そう
さっきも言ったように俺はちょっとした仕事で聖剣の元である鋼の在処を探してそれを回収するために来たんだ
「賢者」と呼ばれたあんたらなら何か知ってるかもしれないと踏んでここに来たんだが……
……何か知ってることないか?
222
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/25(土) 14:38:47 ID:dszFAcP20
かつて竜が生んだとも伝えられている鋼、か
なるほど、君の発想はなかなかに的を射ている
しかし残念だ……私も彼も、それについては知識が及ばない
そう落ち込むな
こんな辺鄙な所まで訪ねてくれた礼として、ある人物を紹介しよう
『赤金の魔女』は、きっと君の力になってくれる
あ、そうそう……魔女とは結構、身近にいるものだよ
223
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/29(水) 21:26:06 ID:IBQ6Zv5A0
よもや、その名を再び聞く日が来ようとはな……
『赤金の魔女』は50年前に西の国へ旅立って以来音信不通、生死不明であったが、生きておったのか
……そういえば「竜が生んだ鋼」で思い出したのじゃがな?
かつて『紫紺の角竜』の異名を持つ錬金術士がおったわ
真名はとんと忘れてしもうたが、奴は実に300種余りの新たな金属を生んだとされておる
お主の探し物はその者が作った鋼だったりせんかのう?
224
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/30(木) 02:05:18 ID:o6vTMauQ0
うぅん?ようこそ迷子の旅人さん…いや『竜鋼』を求める探索者さん、かな?
何れにせよ、はるばるこんな極寒の地までお疲れ様。でも残念ながら私は貴方の探し人では無いの
私は『純白の氷竜』の異名を預かる占い師、貴方の様に漂流する者を導くのが仕事・・・"氷竜"だけにね
・・・サムい?それもそうね、外は猛吹雪だから・・・うん・・・
ところで、貴方の向かうべき先は・・・そうね、次は――
225
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/30(木) 09:19:29 ID:BPPOG2Js0
はじめまして、で良かったかしら?
『赤金の魔女』だなんて、そんな風に呼ばれるのは久しいわね
『竜が生んだ鋼の物語』……私の父が遠い昔に書いた本よ
お伽噺のようでいて、実際には真実を記している
きっと、あなたの求める情報はこの中にある
だけど気をつけてほしいのは、相手が竜だということね
鋼を欲する者は数知れず……死した者もまた然り
あなたはどうかしら、ね?
226
:
名無しの厨二能力者
:2014/10/30(木) 19:20:36 ID:eE7Zt9ew0
ね、じゃねぇよ
俺の帰りを待つ馬鹿野郎共がいるんだ
決して生死だけの問題じゃない、「何がなんでも土産に鋼を持ち帰る」
この仕事だけは俺の命を払ってでも果たす、相手が竜なら俺はその顎に刃を突き立てその牙を奪い必ず仕留めて見せる
それだけだ
……話を戻そう
さっきの本を見せてくれて感謝する、危険はもとより承知の上さ
しかし「魔女」とは未だに信じられないな…世の中は広いものだ
…去らばだ、生きていればまた会おう
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