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暇つぶし・ロール練習スレ 5

314【黒霧流変】>>310:2014/09/09(火) 20:20:13 ID:1Of4vHpQ0
>>313
【男が稲妻の如き疾走を見せて瓦礫を駆け、黒猫に掴みかからんと腕を伸ばす】
【――が、その拳は届かない】

成る程。その心意気や良し

【例えればそれは雲をつかむような感覚。確かに掴んだであろうはずの黒猫は、雲のように四散して】
【飛び散った霧はしばし空を漂い、何処と無く発される声と共に再び黒猫の姿を形作っていく】

【彼は心の底から、己に足りぬ“虚”を満たす為に拳を振るうのだと知れば】

なれば吾輩も本気を出すのが道理であるな
獣だからと侮るなよ?これでも一世紀を生きた猫だ

【逡巡、辺りに突風が吹く。街が、風が、世界が黒猫の言葉を肯定するように――】

…とは言え、この躰は最早耄碌した身だ。最強を語るには烏滸がましい

【そうして突風が収まれば、現れたのは“獅子”の如き矮躯を持つ嘗ての黒猫】
【翡翠の珠の様な瞳はそのままに、猛々しい姿となって男の門前に現れれば】

この姿が――お主の心を埋めるに足る力量ならば良いのだがな

【それは獅子の疾走。野生の体現ともいうべき風が、男の元へと吹き荒れて】
【まずは一撃、本能のままに振るわれた爪が男へと迫る】


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