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しりとりスレ 第四章
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ネーデルランドの騎士様も、流石にご存知ないでしょう
肩に刺さったこの鏃、抜けば黄金となる事を
それを知るればまた次の、鏃を私に打ち込んで
黄金を得んとするでしょう
かつては剣に貫かれ、槍に刺されて血を吐いて
吐いた血すらも金となる、黄金の男がいるのです
屋敷の屋根は黄金葺き、門の飾りは銀細工
人呼んで彼はエル・ドラド、黄金の神でございます
黄金と富を生み出すは、彼に流れる黄金の血
追い求める人数知れず、見つけるもまた多けれど
帰った者はおりませぬ、残るは黄金の武具ばかり
そのうちドラドは厭世し、山に籠ってただ一人
黄金に集うは鳥ばかり、飯にも武器にもならぬけど
あらや楽しや山中隠居、一人黄金の鍬振るい
育てて食らうは金の芋
あらや楽しや山中隠居、一滴の血も流さずに
過ごす余生に富はなし
黄金の男に金は無し、されど男は笑いて過ごす
彼を求める男を眺め
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