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しりとりスレ 第四章

239名無しの厨二能力者:2013/05/23(木) 19:07:30 ID:jtzQDdkQ0
否、全てが貴様の手の上に出来ると思っている辺り、所詮貴様も人間の内に過ぎないということだ
幻想など、所詮人間の幻想であって人間が人間に知覚できるもの以上のことは幻想すらできない
所詮……人は人が知ることが許された領域の知覚体しか知覚することが不可能なのだ
また幻想を知ると現実を幻想と勘違いするとか言う愚か者がいるが、強ち間違いではない……むしり真理に近づいている
幻想の範疇の中に現実があり、現実は人間の思う以上に狭く、つまらなく、単調で一本道だ
しかしその一本道には様々な石、土、虫が沸いては消え、沸いては消えるのだ
そしてそれぞれは限りなく、人間の知覚できないまでに小さいものすらある……
幻想は小さいものだとしてもそれは現実の一部を切り取って昇華させたものなのだろうか?
それとも現実は幻想と崩壊を下す最後の審判とした勇豪なる愚者の代弁が作り上げたのか?
分からぬ……そうか分からぬか……所詮人間とは分からぬことを分かろうと努力しても無駄な存在なのだ
あまりにも、「絶対者」から与えられた可能性と範疇が低欲で、狭少過ぎるのだ
更にはその可能性にすら殺される人間は存在する……否、存在したのだ
分からぬか……分からぬなら、そのままでもよい。それが人間という存在という意味であり、ニュートラルなのだから
だが、私からしてみれば、貴様には分かって欲しい……人間を人間として見せぬ、可能性の魂塊である貴様にはな……
「絶対者」はそれを望み、私を作り上げた・・・…8つの「責任」と共に
しかし「絶対者」はその内一つの「責任」に殺されたのだ……そして、その「責任」はかくも重く、罪深い。
だから重すぎる「責任」を恨み、その恨みが「責任」を殺した。しかし、殺すことは出来なかった。殺すというニュアンスも、我々にしては可笑しいのだがね・・・・・・

――おっと。済まない。これはまったく関係の無い、一人の「器」の話だったね。
だが幻想を現実に簾刷することができるのは、君たち人間に与えられた「責任」だ。
恐れるな。内なる幻想を、一つにして、愚かな「現実」へ――幻滅へと衝き付けろ!




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