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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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無粋…………………………
【呟きが漏れた】
【そこは闇だった。日は既に徐々に競り上がってくる飲み込まれて西の地平に消えている】
【それは夜だった。一つ大きな通りを外れればそこに明かりはない】
【街に点く明かりは街の空から星を奪う】
【月か星でもあれば路地裏の様子を観ることもできたかも知れない】
【しかし、発達した人の“チエ”はそんな在って然るべき明かりを闇に消し去っていた】
【街が明るくなるにつれて闇は増える。】
【街の外れの光の届かない場所にある、大口を開けた獣のあぎとの中に広がるような其れと】
【人の心の中にある怒りと嫉妬と憎悪と傲慢と偽善と虚飾と強欲と………………………………】
【其れ等を人ならざる何かは観ていた】
わら
【彼等は嘲笑っていた。愚かしく滑稽に明るくなるヒトを】【彼等は愛していた。明るさの裏に出来る、ドス黒い陰を】
【“彼”は泣いていた。】
【彼の手には心臓が握られていた】【彼の視界には泣きわめく一人の男が居た】
……………………………………………無粋だ
【彼は嘆かわしそうに呟いた】
【心乃臓が握りつぶされると同時に彼の視界にいた男は息絶えた】
/待ってみる
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