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暇潰し:ロール練習スレ vol.3
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【―頭が痛い。脳を杭で打ち付けられたかのような、そんな激痛が走る】
【喉が渇く。いくら水を飲んでもこの乾きは潤わない、何かを、何かを飲まなければ】
【わずかに残った理性がその行動を留めている。「それをしたら人ではなくなる―」と】
は、あ…飲み物、飲み、物…っ
【時刻は深夜。草木も眠る丑三つ時―――】
【私は路地裏からようやく街へ出ることができた。壁をつたい、荒い呼吸を繰り返しながら】
【途端、自分の目に一人の女性が映る。一人で歩いている、ごく普通の女性】
―――駄目!
【逃げて。そう言う前に、私の体は動いてしまった。止まらない、もう理性だけでは――】
【女性の悲鳴が街にこだまする。しかしそれを聞いても尚、私の体は止まらず】
………嘘…
【気がつけば、目の前に広がるのは血を流して横たわる女性の姿】
【もう既に息はない。誰か首をかききられて即死したのだろう】
【誰に?…決まっている。「手と口に返り血を浴びている」この私に――】
ごめん、なさい
こめんなさい…ごめんなさい…!
【逃げ出すように私は走りだした。私がやったのだと、信じたくなくて、受け入れたくなくて】
【吸血鬼。例えるのならば、この怪物が一番当てはまるだろう】
【白く腰ほどまでに伸びた長い髪、そして真紅の瞳を持つ少女―――そんな吸血鬼の少女は、街の片隅で震えていた】
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