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暇潰し:ロール練習スレ 2ndエディション
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>>989
騎士とは、そういう物だ。
幾多の血と錆の果てに救いがあると信じている。
自然のままに、在るがままに在ることは許されない。敵兵を屠る為、ただその為だけの剣なのだから。
我は、その哀れな末路の象徴よ。
戦が終われど救われず、職を干され、言い得ぬ虚脱(うえ)を夜毎血で潤す日々。
度し難し。
救い難し。
ならば神に縋るより他はなく、その妄執が我が三位一体の剣を生み出した。
【それが偶像であると】
【気付いていたのに、棄てきれない】
【こんな奥義まで生み出して、そこまでして、この血塗れの身を神に救われたいと願っている】
【哀れ、ただその一言に尽きた】
嗚呼、願わくは――汝が、強者たることを。
神は自然の内に宿るならば……我が偶像(かみ)を、汝の太刀(かみ)で打ち砕け!!
【虚飾の黄金が、その輝きを増す】
【騎士は大きく咆哮を上げると、剣ごと破壊の光を剣士に向かって薙いだ】
おおおおおおおおおおおおおおお―――――ッッッッ!!!
【大地が焦げる】
【大気が灼ける】
【破壊、蹂躙、その全てを集約したような極大の光線】
【目を覆いたくなるような光度と烈風を荒ばせながら、恐ろしい速度で第三の剣が剣士に襲いかかる!】
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