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暇潰し:ロール練習スレ 2ndエディション
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立てておく
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>>610
そう言ったつもりだけど。齟齬があったみたいだから言い直そうか。
僕が踏んでいた男は人間じゃない、弱いくせに強者に縋り生き永らえているゴミクズだよ。
【これで誤解されずに済むよね、と付け加えた青年の微笑は酷く妖しい】
【けれど。その妖しさに艶やかさなぞは微塵も無く、あるのは腐臭に似た胡散臭さのみだった】
覚悟だって? ゴミ掃除をするのに覚悟が居るのかい?
こりゃあ面白い。ねぇ君、もしかして芸人さんかな。凄く笑えるよ、そのネタ。
【既に炭と化した遺体を蹴り、風に散らせば女性に目を向け】
【琥珀色の双眸で、酷く厭な視線を送り付ける】
【それは青年の余裕を表す行為だ。人の速度と雷の速度では、あまりにも差が開き過ぎている】
【その利点を知っているからこその余裕、微笑である】
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>>611
くっくっく
他者を貶して満足するお主のほうがゴミクズに相応しいのではないか?
【馬鹿にするように、女性はくつくつと笑い】
【冷気を纏った剣を、音も立てずに構え】
人を殺すと言うことは
殺される覚悟があるということだ
無論、それが「ゴミクズ」で在ってもな
それも理解できぬお主が、「掃除」を語るとは笑止よ
【やはり変わらぬ声で、女性はそう言い返すと】
【剣をゆらりと揺らし、身体を前のめりに倒して――】
――雹
【暗示をかけるように呟くと、青年に向かって一直線に駆け】
【そのまま、青年の身体を斬り上げようと刀を振るう】
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>>612
あの馬鹿共が僕ら能力者を貶していないとでも言うのかい?
君の言い分だと、“ヒト”と呼ばれる生物の大半がゴミクズになっちゃうぜ。
他者を貶して喜ぶと言う点では、僕も彼らも同じなんだから。
【人の悪口を口にしない聖人なんて、この星には存在しない】
【宣いつつ女の挙動──攻撃に移る為の予備動作だろう──を見て取れば、再度指を鳴らす為の準備をする】
人を殺してるつもりなんて無いんだから、そんな事言われても困るね。
【女性が駆けた途端、夜気を奔る“破裂音に似た何か”……青年が指を磨らして鳴らした音】
【それに伴って女を襲うのは紫電では無い。かと言えば、痩せた青年の拳でも無い。もっと言えば──青年の体自体が、無い】
【代わりに太刀筋を遮るのは一枚の羽である。どこまでも黒く深い、闇色の羽】
【それが数枚ひらと舞い散り、凡そ人並みとは言い難い剣速を嘲笑うのだ】
【ふと、背後を視れば。幾十もの烏が群れを成し、寄り添い合っては人の形を取ろうとする様を目にするだろう】
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>>613
―――えっ?
【確かに今、女性の剣筋は青年を襲っていた】
【が、あるはずの手応えは無く、代わりにあるのは一枚の羽】
【そんな予想外の出来事に、女性は思わず素の声を出して驚愕し】
…ふむ
鴉、か…中々に奇妙よな
しかし、私の剣筋は燕ですら逃れ得ぬ
鴉如き、何羽でも断ち切って見せよう
【烏が集まっていく様子を見て、そんな言葉を呟き】
【再び、一秒もかけずに刀を構えなおして】
【一瞬の内に身体を傾かせ、先ほどと同じように青年に詰め寄って】
【今度は上から、青年を両断すべく斬りかかる】
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>>614
──■■■■!
【人の形を模そうとした烏共だけれど、変化し切る前の不完全な状態の所で袈裟斬りを受けてしまう】
【途端にバラけ、各々が違う方向に飛び立った──が、数羽ばかりが血を流しつつ地に墜ちていて】
【それらは断末魔か怒号か、女の鼓膜を突き破るかと勘違いする程の声量で鳴く】
【脳を灼きそうなくらいに煩いその鳴き声は、正しく人の脳髄を焦がす雷である】
【耳にすればする程に心を壊す魔声。女が一般人に近い思考を持っているなら、耳を塞ごうとする筈だ】
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>>615
鳥を斬るというのは、余り好みではないのだがな
まぁ仕方あるまい
【鳥を斬った手応えを感じ、女性は残骸見て呟き】
【そしてそのまま、刀を鞘へ仕舞おうとしたその瞬間】
っ!?
【その思いがけない悲鳴に、女性は一瞬怯み】
【手にしていた刀を手放し、直ぐに耳を塞ぐ】
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/すまねぇ…眠気が限界だ…
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>>616
■■、■■、■■■■■!
【尚も続く咆哮、それに耳を塞いだ女の上空から】
【二羽の烏が、互いを雷で結びつつ彼女に接近していく】
【線状の紫電が迸るエネルギーを以て彼女を焦がさんと、烏を供給点にして飛来しているのだ】
【目指すは首。当たって首が飛ぶことは無いだろうが、皮膚や肉ごと気道を焼かれてしまうだろう】
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>>617
/偉そうにしつつボコられる計画が……了解した、おやすみ
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だれかヤロウゼ・
【西行桜花】
この能力者は亡霊であり、霊を統べる者である。
常に自分の周りには霊魂が浮かんでおり、また常人では見えない霊を見る事が出来る
また光を操る能力者でもあり、光線や光球、蝶を象った弾幕で攻撃も可能
亡霊であるため「空を飛べる」が「壁をすり抜ける事」はできない。
あらゆる物理攻撃が相手に通じない代わりに、あらゆる攻撃でダメージを受けない。(能力の効果は通る)
ただし自身が「悪の心」「狂気」を持っていた場合、あらゆる攻撃で自分にダメージを受けるようになる……が、自分は死ぬ事は無くただ痛みだけが走る。
この能力者が現れると同時に、どのような環境であろうと一本の巨大な桜の樹が誕生する。
その桜の開花状況はロール最初のコンマ1桁の数字によって変わり、その数字により開花状況が変わる。
【例)コンマ1桁が8=八分咲き、コンマ一桁が6=六分咲き】
その桜の開花状況は、そのまま同時に操れる霊の数となる。
コンマ0の状態は【満開】の状態となり、霊を際限なく召還可能。
ただしこの桜はこの能力者と一心同体、傷つけばダメージを負い、木が散ればこの能力者も散る。
例外として、巫女やシスターと言った神職に関係する者からの攻撃は普通に受け、桜の木に関係なく消滅・封印される場合がある。
身体能力は亡霊であり、初期装備として扇子を二本所持
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現行が立ってるが、どうなんだろう
規制されてるなら仕方ないか
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>>621
すまんな…
一週間も規制され続けててもう限界なのぜ
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かっこいいのくれればやる
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>>623
こんなのどうすか
【怪物現象】or【sys:Monster】
Monster
1 怪物, 怪獣(伝説上のcentaur, dragonなど).
2 醜怪な生き物, 化け物;(徐々に育つ)異常な[奇怪な]もの;《生物》奇形.
3 残忍な[非道な]人;悪漢
4 ((略式))巨大な動物[植物, 物]
5 (行儀の悪い)子供.
――goo英和辞書より引用(一部編集済み)
あなたはMonsterという名の現象である。
1〜5のMonsterを好きなだけ発生させられ、好きなようにコントロール出来る。
しかし、その中には常に現象の核となる“何か”が存在していなければならない。
この核は5以外の意味の場合、基本的に他のMonsterよりも強くなる。
ただし、この核が破壊されると発生させたMonsterは全て消滅。向こう一年は発生出来なくなる。
身体能力:ピンキリ
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この時間に誰かいないだろうか?
【Sisters】
この能力者は昔悪き心を持った国王に国から追放された魔女の三姉妹の魂が多重人格として宿り、それぞれの能力を使うことができる
表に出れるには一人の人格
『長女』強力な雷の攻撃魔法を使い戦う
それを応用して、体に雷を纏わせ身体能力をあげることもできる
また一応回復魔法も使えるが切り傷が治る程度の効果しかない
身体能力は一般人
『次女』強力な炎の攻撃魔法を使い戦う
炎は攻撃だけで無く、空気を熱し蜃気楼を起こすこともできる
蜃気楼を起こしている間は攻撃魔法は使えない
また蜃気楼は一度使うと6レスの間使えない
体術をある程度使用することができる
身体能力は鍛えた軍人並
『三女』強力な風の攻撃魔法を使い戦う
風は攻撃だけで無く、自分の足元に固定することにより、宙を浮くことができる、浮いている間は攻撃魔法は使えない
ハンドガンの扱いに長けており、その腕は50m先の物を狙撃できる程度
身体能力は一般人よりちょっと上
初期装備でお好きなハンドガン2丁
それぞれの人格は会話することが可能
それぞれの性格や容姿は決めてください
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/誰か居るかいな
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誰か居れば、とびきり厨二な剣系能力ください
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/ヤろうぜフリークスっ!
倉庫産能力
【甘味天國】
この能力者はお菓子や甘味をいくらでも召喚できる
だが食べた分だけ強くなるとかは無い
召喚されたキャンディやドロップなど
「飴」に分類される物を口にすれば能力が付加される
種類の異なる飴を二つ以上口に入れたままだと喋りづらくなる
種類により付加される能力は異なる
・棒付きキャンディ
盾を二つ召喚でき、一つだけ好きな属性を付加できる
・ドロップ
簡単な属性魔法を使えるが、詠唱しなければならない
・飴細工
飴細工の形がそのまま召喚される。大きさも召喚時に調節できる
・その他飴類
少しだけ身体能力が上がったりとか、かすり傷程度なら傷が塞がったりとか
召喚される物の素材は全て鉄で統一されている
能力の効果は口の中の固形の飴がすべて無くなるまで
回復は効果自体は低いが飴が無くなっても傷が再び開くことは無い
身体能力は結構高く、割と大きめの剣でも振り回せる
【食べ物】【召喚】【飴】
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現行も落ちちゃったし誰か一緒にヤりませんか?
【烈花扇風】
刃の仕込まれた双振りの鉄扇を振るう
この鉄扇は開くと花弁にも見える火の粉が舞い上がりこれを飛び道具として操る
火の粉の火力は低いが鉄扇を振るう度に生み出すことができるので
浴びせ続ければ火だるまにすることが可能
この能力者が危機に陥る程、鉄扇が紅く染まっていき火の粉が一層激しく舞い上がる
身体能力は高く鉄扇術の達人であり格闘技も心得ている
舞う様な身のこなしで鉄扇を振るう姿は見る者を魅了する
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/じゃあ、やろうかお兄ちゃん…
【妹乃日】
全てを終結させる長剣を持つ。この剣を振るうと、辺り一帯が炎に包まれる。
そして緑髪の謎の生物が辺りを埋め尽くさんばかりの勢いで大量に召喚される。
この生き物は「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」等の奇怪な鳴き声を上げて周りの人間に纏わりつく 。
また、この生き物は約3分で爆発する。死んでも爆発する。生命力が高くない為、何かにぶつかったら死ぬ。
爆発の威力は大した事は無い。肉片は飛び散る。たまに残骸が残る。主に皮や骨が残る。
召喚された生き物のスペックは一般的な妹。
能力発動後はこの生き物が畑から収穫出来たり、果実の木から落ちてきたりする。
また、たまに超巨大な個体が出現する。スペックは無論妹。生命力も変わらない。爆発の範囲は大きくなる。
本人の身体能力は頑張れば妹を投げる事が出来る程度
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【夜の街】
【それだけを聞くと、なんだか如何わしい想像をしてしまいそうだが】
【この「能力者の街」は、そんな想像とはかけ離れた雰囲気で】
……さて、と
そろそろ時間かねー
【静寂に包まれた街中に一人、着物を纏った女性が立っていた】
【飄々としていながらも、どこか「実力」を感じられるそんな雰囲気の女性は】
【焦げ茶色の長髪を揺らしながら、静かな町並みを歩き始める】
今日はどんな獲物がいるのっかなー
【ふんふんと、街の雰囲気にはそぐわない鼻歌を歌いながら】
【ニコニコと微笑み、扇子で口を覆いながら街中を歩いて行く】
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【妹の日記145頁数】
【日付は今日である】
「今日も理想のお兄ちゃんお姉ちゃんは見付からなかった」
「何処を探しても見付からない私の理想のお兄ちゃんお姉ちゃん」
「妹の愛が受け止められないなんて、お兄ちゃんお姉ちゃん失格だよー?」
【緑の髪を二つに結び、赤い服を来た妹が一人、日記を書いている
楽しそうに、何処か寂しそうに】
【日記を書き終わると、その日記をそこら辺に放り投げ、傍らに置かれた剣を持つ】
【妹の体には少し大きな剣を腰に差して、夜の町へと旅立って行った】
待っててね、お兄ちゃんお姉ちゃん
今、私(タチ)が行くからねっ♪
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>>632
髪を切った私にー
違うひとみたいとー
貴方は少し照れたようー♪
【…結構古めのヒット曲を歌いながら、女性はふらふらと歩いて行く】
【その足取りはやはり軽く、どこか楽しげな印象もあり】
【何かを探すように女性が歩いていると…目の前を横切る一人の少女が目に入った】
んー?
人…?
【そんな姿を見て、女性は一旦歌うのをやめ】
【目を細めながら、少女――「妹」の姿をじっと見つめる】
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>>633
【トコトコと足音がしそうな足取りで夜の街を歩く妹
特に何処かへ行こうとか、そう言う考えは無い】
お兄ちゃんお姉ちゃんは何処かなぁ…
「お嬢ちゃん、迷ごひゅっ!?」
お兄ちゃんお姉ちゃん意外が私(タチ)に話し掛けないで
【声をかけてきた警察を腰の長剣の鞘で殴り付け、そのまま撲殺する
幸い人通りが少なかったので、誰にも見られてはいないかったが】
……………お姉ちゃんっ♪
【それから数歩、角を曲がった所で
妹はお姉ちゃんを発見する】
【そして、妹はお姉ちゃんへと向き直ると
嬉しそうに、腰の剣を引き抜いた】
こんばんは、お姉ちゃん♪
素敵な夜だねっ、最高だねっ♪
【該当に照らされ妖しく光る刀身
妹は幸せ一杯の顔で、お姉ちゃんに向かって剣を構える】
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>>634
お姉ちゃん?
…あれ、私に妹はいなかったはずだけど…
もしかして、生き別れの妹とかー?
【くすくすと笑いながら、妹の言葉を茶化すように笑い】
【こちらへ向けられた剣を見ても、一切臆さず】
うんうん、最高だね
こんな夜には一つ、愉しい遊びをしたいねぇ
【扇子をちょこちょこいじりながら、微笑みつつ言い】
【一歩、間合いを開けるように後ろへ下がって】
…で、お嬢さんは私と遊ぶつもりなのかい?
まぁそれは構わないけど…怪我しても知らないよ?
【ギン、と金属が擦れ合う音を立てながら、鉄扇を開き】
【それを妹へ向けながら、ニヤリと笑って問いかける】
-
そうだよー、私達血の繋がらない実の姉妹かもしれないのっ♪
お姉ちゃんは、コレに怖がらないから見込みアリなのっ♪
【ニッコリ笑って、言葉を返す
コレ、と長剣を揺らめかせる】
遊びっ!したいしたいっ!
お姉ちゃんと私(タチ)しか出来ない、楽しい楽しい遊びだねっ♪
【大きく剣を頭上に振り上げる
当たるはずも無い距離、なにもせずとも避けられる距離
しかし、空気がざわめく】
怪我は大丈夫だよ、寧ろお姉ちゃんこそ
妹の愛に押し潰されて死なないでね?
後、お嬢さんなんてやめてよお姉ちゃんっ♪
【カキィンッ!と地面へ長剣は振り下ろされた
瞬間、ソレハ起こり始める】
【終焉だ】
私達の事は、妹ちゃんって呼んで?
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「お姉ちゃんっ♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
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>>636
妹ねぇ
私は妹よりお金がほしいかなー
【と、全く怖がらずに少女は言い放ち】
【けらけらと笑いながら、鉄扇で口を覆い】
楽しいかどうかはわからないけどねぃ
もしかしたら、おっそろしいことかもしれない
ま、それは少ししたらわかることかなー
【一振り、鉄扇をひらりと仰ぐと】
【その鉄扇から、淡く光る赤い花びらを散らせ】
【それを、妹へ向け放とうとした――――その時】
妹ちゃん、かぁ
へぇ…面白い能力を持ってるんだねぇ
これはお姉ちゃんも楽しめそうだ
【目の前に現れたのは、視界を覆い尽くさんばかりの「妹」】
【そんな姿を見ても女性は笑みを崩さず、更に花びらを増やしてそれを妹「たち」へ放っていく】
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「お姉ちゃんっ♪」「お姉ちゃん?」「お姉ちゃーん」「お姉ちゃんっ☆」
【回りに人が居ないのが幸か不幸か
妹は増殖し、その全てがお姉ちゃん目掛けて走っていく
最早元々の妹が見えなくなるほどに増えた妹】
【そして、攻撃を避けるまもなく、鉄扇から放たれる花びらに当たり、妹は爆発する
当たりに肉片を撒き散らしながら、真っ赤な焔を上げて辺りを火の海にしていく
爆発は爆発を呼び、更に妹は爆発していくが
その火の海の中、更に数を増した妹がお姉ちゃん目掛けて走っていく】
お姉ちゃんは一つ間違えちゃったね
妹にはやさしくしなきゃダメだよ?
【最初の妹の声が遠くから聞こえた気がする
召喚された妹は爆発と焔を撒き散らしながら、お姉ちゃんへと走る】
【数人の妹が、お姉ちゃんの近くまで迫ってきた
振り払ってもまとわり着かれても、恐らく爆発するだろう】
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>>638
(分身…いや、召喚系かね?
…もう少し様子を見てから対処をしよーっと)
【鉄扇をひらひらと仰ぎ、爆風を華麗な舞いで避けながら】
【冷静に、敵の情報を見極めようと思考して】
…成る程
分身ではなく召喚系、か
【辺りに飛び散った肉片を見ながら、彼女らが召喚されたものだと悟り】
【近くで起こった爆発を利用するように、わざと爆風を受けて距離を取って】
【女性が大きく息を吸い込んで、精神統一を行うと】
せ―――やッ!
【辺りにまとわりついてきた妹を離すように足を振るって】
【格闘技を華麗に使いこなし、爆発を受けながらも妹を突き放していく】
【そんな女性の表情は、微笑んで入るものの汗が浮かんでいる】
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【火の海と妹達はどんどん拡がり、次第に街に被害をもたらし始める
建造物を焼き、お兄ちゃんお姉ちゃんの判別が出来ない妹達は一般人へもまとわりつき、爆発する
急激な勢いで、火の赤と緑の妹達による終焉が拡がって行く】
お姉ちゃんっ♪どう?私達の愛は☆
お姉ちゃんなら受けとめてくれるかなっ♪
もっともっと、遊ぼうよっ♪
【楽しそうに、愉快そうに声を弾ませる最初の妹の姿は】
こっちだよー♪おねーちゃーん♪
【突如現れた、巨大な妹の肩に有った
身の丈はざっと十階建てビル程、余りにも巨大な妹である】
「おねーちゃーんっっ♪」
【大きな声で吠えるようにそう言うと
巨大な妹は手をお姉ちゃんへと伸ばす
巨大なナリでも妹、そんなに固くもなければ強くもない…が
途方もない大きさの手はヒト一人潰すのは造作も無いだろう
そして、もしもこの妹が爆発したら
お姉ちゃんも、肩に乗った妹も無事ではすまないだろう】
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>>640
あーあー…
面倒な事になりそうだねぇ…
【辺りが次々と火の海になっていくのを見て、女性は面倒そうにつぶやき】
【鉄扇を振り続けながら、妹たちを排除していき】
【辺りの妹たちを一旦片付け、妹の群衆から距離を置き】
…あんまり使いたくないんだけど、しょうがないか…
【そう、ため息を吐いてから女性が呟くと】
【着物の袖から、一本の髪留めと赤縁のメガネを取り出して】
【ヒョイッと髪を後ろで結い、メガネを装着する】
めったに本気は出さないんだけどねー
ここまで来ちゃうと、本気出さないとヤバイかなーと思ってさー
【そして、口調は変わらずに女性がそう言い放つと】
【鉄扇の色が、鉛色から紅色へと変色していき―――】
一気に決めさせてもらうよーぅ
【女性が軽く、赤に染まった鉄扇を振るうと】
【先ほどまでとは比にならないほどの花びらが宙を舞った】
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>>641
一気に?きゃー、お姉ちゃん格好いいっ♪
じゃあ、一気にねっ♪
【肩に乗った妹は、巨大妹がお姉ちゃんへと伸ばす腕の上を走り始める
増殖する妹は絶えることを知らず、最初の妹が剣を空に掲げると】
「「「「「「「「「「お姉ちゃんっ♪」」」」」」」」」」
【空から、妹が降り始めた
天気は晴れ、所により妹】
【空から降ってくる大量の妹は、勿論降り注いだ側から爆発していく
そして、赤い花びらと空中で激突
爆発しながら、みるみる内に花びらを減らしていく】
【そして、最初の妹が巨大な妹の腕からお姉ちゃんへ、大量の降り注ぐ妹に紛れて飛んだ
次の瞬間、巨大妹は爆発して、辺りに爆風と焔を撒き散らす
その焔に焼かれ、爆風を身に受けながら、お姉ちゃんへと剣を振りかぶりながら落下する
爆風でも爆発しなかった運のよい妹達と共に、次の瞬間お姉ちゃんへと降り注ぐだろう】
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>>642
ふー…
なかなか減らないねー…
【爆発をさせていくも、減るどころかむしろ増えていっているような気がして】
【女性は額に汗を浮かべながらも、なんとか鉄扇を振り】
一気にとは言ったけど
私の能力、決め技的なのがないからなぁー
【空から降る、雨のような妹たちを見上げながら】
【どこか達観したように呟き、再び鉄扇を構え】
【静かに、その鉄扇を振り上げて】
出来ると言ったら――このくらいかな
【力の限り、女性が鉄扇を振り下ろす】
【すると、その鉄扇から竜巻のごとく花びらが発生し、降下してくる妹たちへと放たれる】
【…もしこの攻撃で妹が生き残ったのなら、それは女性の敗北を意味するだろう】
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>>643
【花びらの竜巻が、妹達を襲う
降り注ぐ妹達は次々に爆発して、数を減らしていく】
【そして、急に異変が起きた
あれほどまでに急激に増え続けていた妹が、増えるのをピタリと止めたのだ
徐々にだかその数を減らしつつある】
【お姉ちゃんに、剣は届かなかったのだ
お姉ちゃんのガンゼンに、折れた剣が降ってくる】
【そして】
あ、はぁ…♪
おねぇ、ちゃん…♪
【お姉ちゃんの後ろに、死に体の妹が、幽鬼の様に立っていた
ボロボロの体を何とか引きずって、手をお姉ちゃんの首へと伸ばす】
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>>644
【カラン、という乾いた金属の音が街に響く】
【その音の出処は、地面に落ちた鉄の扇子】
……ふ、ふ
【女性は、鉄扇を落としたことにも気づかず、静かに微笑む】
【目の前に落ちた剣にも反応せず、ただ笑い】
私の負け―――かぁ
【ふぅ、と息を吐き、かけていたメガネを外しながら】
【自分に向かって歩いてくる妹を見ながら、小さな声で呟く】
【よろよろと歩いて、自分へ手を伸ばしてくる妹を拒むことはせずに受け入れ】
もう少し、だったんだけどなぁ
【ニコリと笑って、結っていた髪を解き】
【口から、少量の血を吐いて――悔しそうにつぶやき、目の前にいる妹の頭を撫でる】
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>>645
うう、ん…ごーかく、だよぉ…お姉ちゃん…♪
世界中に居る…、私達の…、たった一人の…おねー、ちゃん…♪
【首に伸ばした手を、お姉ちゃんの口許へ更に伸ばす
口許の血を拭って、撫でられるままに撫でられている
その顔は、今が一番幸せだと言わんばかりの、花が咲いたような笑顔だった】
さいしょ、言ったよね…?
妹には、優しくって…、だから、ごーかく…♪
じゃ、あ、ね…、おねー、ちゃん…♪
また………
【其処まで言って、その先は声に為らない
妹は、お姉ちゃんの体に崩れ落ちる様に倒れて、眠るように目を閉じた…】
【そして、妹の服の中から、一冊の日記がこぼれ落ちる】
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>>646
ふ…お姉ちゃん、なんて柄じゃないんだけどねぇ…
そう言われて…悪い気はしないな…
【女性の体も、爆風と爆発を幾度も受けて限界が近いのか】
【苦しそうな表情を浮かべながらも、女性は妹を撫で続け】
【妹の花のような笑顔を見て、女性も思わず微笑み】
ふふ、ありがとう…
妹ちゃんと会えたことは、絶対に忘れない
この夜のことは、一生…
忘、れ―――
【倒れた少女を抱き、消え去ってしまいそうな声で女性は言い残し】
【少女とともに、長い永い眠りについた】
【烈花扇風】 ――END
/そろそろ眠気がヤバイぜ…
/付き合ってくれてありがとう、お疲れ様ー
-
>>647
【日記が揺れる】
【世界中にある日記が、最初の妹の死を受けて揺れる】
【パラパラと勝手に表紙が開く】
【最後の一頁】
【文字が踊る】
「お姉ちゃん、見つけたっ♪」
【ピョコン、と緑の髪が何処かで揺れた】
【妹乃日】??END…?
/乙ぅ!お姉ちゃん乙乙ぅ♪
/ククク…、日記を開いて居ればな…運の良い奴よ…
/何はともあれ乙っ!ネタでガチ戦闘ムツカシイです
/お休みーノシ
-
ちょっとだけ使わしていただく!
>>354
【やはり分かって貰えるはずも無い】
【いや分かって貰おうなどという考えが甘かったのだろうか】
・・・やっぱり分かって貰えるはずも無いですか・・・
【落胆の色が見える少女】
【そんな少女に新たな異変が起こっている】
【少女の見える体の部位】
【右腕、右足、右顔、右半身は黒に染まって行っているのだ】
・・・貴方は理不尽に対して刀を振るっている・・・じゃあ私のこの理不尽もどうにかしてくれるの?
【黒に染まった右腕を突き出し少年に見せつける】
【徐々に黒に染まっている少女の瞳には期待の色が浮かんでいた】
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死ねよ
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>>649
な、なんだよ、なんなんだよ…。いったい何が…!
【少女の体が変色してゆく。禍々しい刀と同じ、どす黒い色に】
「なんじゃ、ジジイからなんも聞いとらんのか。ありゃ妖刀じゃよ」
【少女の周りを周っていた龍が戻ってくる】
妖刀…? それが、アイツに人殺しを強要してるってのか? 信じらんねぇ……信じらんねぇ、けど
『やっぱり、分かって貰えるはずも無いですか』
……きっと、アイツを分かってやれるのは、今! 俺しかいないから!
【少年は少女に向けて走りだす。金色の刀を構え、金色の龍を従えて】
「奴の力の源はあの刀じゃ。アレを女から引き剥がせ」
おう! っはあぁぁぁぁぁ!!!
【煌めく残光を残し、黄金の斬撃が少女に向けて放たれる】
【威力も速さも申し分無く、刀を払えるかは運次第だろう】
-
>>651
【徐々に乗っ取られる意識】
【最後に願いを託した少年】
【きっとこの少年もいつも通りなのだろう】
【いつも通り自分の事を見捨てるのだろう】
【そんな考えは少年の言葉を聞けば一瞬で消え失せた】
・・・ありがとう・・・
【その言葉の直後、少女は完全に何かに飲み込まれた】
くく・・・やっと・・・やっと落ちたかッ!!
ん?なんだ貴様!ほう・・・やろうというのか
【黒いその何かは刀を構える】
【少年の刀を弾こうとはせずに受け止める何か】
あー?んだその程度に俺に挑もうってか?
一回死ぬか?
【刀を受け止めたまま何かは少年を蹴り飛ばそうとするだろう】
-
>>652
「いかん! 跳べ、ボウズ!」
け、蹴り!? ぐへぇ!!
【龍が少年の腹に体当たりする。少女?の蹴りは龍の鱗を僅かにかすり、空振る】
「飲み込まれおったか…。まぁ、あんな小娘が抑えられるもんでもないしの」
ゲホゲホ……さっき言ってた、妖刀、にか… ってか蹴られたのと変わらないくらいのダメージ負ってんじゃね俺…?
【少年は龍によって間合いを開けられ、咳き込みながらも構える】
「タワケ。わしのべりーそふとな体当たりでゴチャゴチャ抜かすな」
で、どうすりゃいいんだよ。
「何も変わらん。刀をふっ飛ばせばええだけの話じゃ。さっさと済ませろい」
……なるほど、何も変わってねーな。 OK、さっさと済ますよ。
【龍の退屈そうな言い方に、少年は吹き出す。まるで、目の前の何かは大した問題ではないというように】
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>>653
あぁれ?当てたと思ったんだけどな
久しぶりに出て来たから体鈍ってんな・・・
【蹴りを終え首を捻り何かをブツブツと言っている何か】
【少年と龍の漫才を眺めていたがやがて刀を握り直し少年に向ける】
おらぁ小僧!
ちょっと俺の体ならしのために死ねや!
【そういえばそちらに向け駆け出す】
【先の少女の時よりも早いだろう】
【龍のほうは見ていない】
【少年にしか意識が行っていないらしい】
おらぁ!そんな刀でこの夜黒牙がうけれるのかぁ?
-
>>654
「タワケ。わしより耄碌してんじゃねーの。お主」
【とぐろを巻くように体を丸め、少年へ向かう刀を受け止める】
【少年は妖刀の言葉にカチンと来たのか、歯をむき出しにし、怒りを込めて叫んだ】
ってか、何『俺の体』とか言ってんだ。それは俺の友達の体だっつーの!
それに!2対2ならともかく、1対3のこの状況で! お前に俺が殺せるわけない!
なぁ、そうだろ姉ちゃん!
【体を屈め、お返しとばかりに少女の腹に向けて回し蹴りを放つ】
-
>>655
【ガキン!と刀が受け止められ何かは龍を見据える】
あぁ?なんだ邪魔するならてめぇも真っ二つだぜ?
【そのまま力を加え押している】
【そんな状態だったため少年の蹴りを喰らい後ろに転がる】
俺の体だ!
この女の友達だぁ?こいつにそんなもんはいねぇよ!
【友達という言葉を聞けば大笑いを始める何か】
いいか?この女はずっと孤独なんだよ!
俺の容れ物になるためにな!
聞こえてねぇよ!馬鹿が!
【少年の言葉にそう返し再び走りだそうとした何か】
【しかし何故か何もない所でずっこけた】
あぁ・・・?
まだ意識が残ってますってか?
-
>>656
「ハン! たかが数百年生きたくらいの奴にワシは切れぬよ。ワシはな、かの剣豪の剣にも…」
【転がった妖刀に刀を構え、少年は叫ぶ】
馬鹿はお前だ。 ずっと孤独な奴なんて居ない。
悪い人間は世界にいくらでもいるけど、良い人だっていくらでもいる。
【構えた刀に光が集まる。安らかな秋の風を含んだ、柔らかくも芳醇な、力強い大地の息吹】
姉ちゃんは確かに運は無かったかもしれないけど、俺にホテルの場所を教えてくれたぞ!
自分のことを悪いと思ってる奴だって! 良いことをすることだってあるんだ!
そんな人を、俺は方ってなんか置かない!!
【やれやれ、と溜息をついて、龍が刀に絡みつく】
だから俺は姉ちゃんを助ける!! お前を倒して、もう姉ちゃんを一人ぼっちになんてさせない!!
【刀身すら見えないほどの、光が埋め尽くす。刀を逆手に持ち替え、ゆっくりと少女に近づく】
【切っ先を手に持った妖刀へむけ、大きく振りかぶる】
-
なげーよ、まとめろよ
-
/ 寝落ちた…?
-
/おおう・・・寝てた・・・
/まだおられますかね?
-
寝れない・・・
誰もいない・・・
暇潰しするなら今のうち・・・
【七天変化<レインボウファクトリー>】
あらゆるものを
刀 槍 弓 斧 矛 盾 鎌
に変化させることができる
ただし同時に変化できるのは3つまでである
この能力者以外の人間が持つと元のものに戻る
また、捨てると元のものに戻る(投げて攻撃は可)
行ってみよう
-
奇遇だな、俺もだ…
【天由翼風】
世界を形作る五大元素の1つ、『風』の力の片鱗を操る能力。
自身の背に特殊なエネルギーで構成された純白の双翼(大きさが1m〜2.5mの間で変更が可能)をつくり、空を飛ぶことができる。
また、両手から風を生み出し、暴風やカマイタチのようにして操ることも可能。
身体能力は高め。
-
【深夜、満月が照らすビルの上に独り佇む少女】
【黒のゴシックロリータファッションに身を包み】
【白銀の髪を靡かせ、深紅に染まった虚ろな瞳で満月を眺め】
「・・・暇」
【一言だけ呟き、ビルから地面へと跳んだ】
-
>>662
「・・・誰・・・?」
【さっきまでは自分一人しかいなかったこの場所】
【そこに闖入者が現れたことを少女は認識した】
「・・・・・・・・・」
【少女は周囲を警戒するが未だ人影はない】
-
>>663
【夜も更け、随分と静かになった街】
【その上空、ビルよりも高い場所に、男はいた】
つまんねえなぁ…
【そう呟いた男は白いシャツの上に深緑のジャケットを着ており】
【その背の純白の翼を見れば、明らかに普通の人間ではないとわかる】
ん…?(子供…か)
なっ…
【ふと目を向けたビルの屋上に佇むのは、1人の少女】
【そして次の瞬間、その少女はビルから冷たい地面へと、落ちていく】
【その様子を見た男は、ほぼ無意識の内に少女の方へと向かっていた】
【その手から生み出した風で、少女を受け止めようとするが?】
/遅くなりました
/文章力には期待しないでね
-
/しまったあああ
/>>664の書き込み時間を見てなかったあああ
/ちょっと待ってくれ、書き直す
-
>>665
【少女は落下していく、只々冷たい地面へ向かって】
【落下直前には自身の能力でビルに何かを突き立てブレーキをかけようと思っていたが】
「・・・・・・・?」
【落下していく途中で自分が何かに受け止められたことに気づく】
【だが周囲を見ても何もなく、自分が浮いていることに疑問が残るだけだった】
/いえいえ大丈夫ですよ
/自分も文章力は自信ないので・・・
-
>>644
【夜も更け、随分と静かになった街】
【その上空、ビルよりも高い場所に、男はいた】
つまんねえなぁ…
【そう呟いた男は白いシャツの上に深緑のジャケットを羽織り、ジーンズをはいている】
【その背の純白の翼を見れば、明らかに普通の人間ではないとわかる】
ん…?(子供…か)
【ふと目を向けたビルの屋上に、1人の少女の姿を確認する】
【男は静かに高度を落としていくと、屋上から4mほどのところで先程のように止まる】
【自然のものとは少々異なる風が吹いたが、少女は気がつくだろうか】
-
/>>666待ってくれ、すれ違いになる
/だから>>665>>667の流れで行こう?
-
/俺のバカ野郎おおお
/>>668は無しで、また書き直す
-
>>669
/了解した
/グダグダでスマンな
-
>>671
/いや、元はといえば俺が書き込んでたのがまずかったんだ
/申し訳ない、では気を取り直して行ってみよう!
-
>>667
(止まった…か…)
【完全に停止とはいかないものの、少女は男の放った風によって空中に浮かんでいる】
【遅れること数秒、男が少女に近づいていく為すぐにその姿を確認できるだろう】
よう…お嬢さん
【ずっと空中に少女を留めておくことは難しい為、男はゆっくりと自身と一緒に少女の高度を下げていく】
【言葉が出てこなかったのだろうか、ひとことだけ少女に向かって話しかけた】
-
>>673
【男の能力によりゆっくりと高度が下がっていき、やがて地面へと降り立つ】
(誰・・・?何故・・・?)
【地面に降り立つまでの間少女に浮かんだのは疑問】
【そして礼も無しにその疑問をそのまま男にぶつける】
「誰・・・?何故・・・?」
【虚ろな瞳のまま無表情で抑揚もなく男に尋ねた】
-
>>674
(なにやってんだ…俺は…)
【着地した男の頭にあったのは、疑問や後悔に似た言葉】
【男の背の翼は、着地すると同時に霧散するかのように姿を消した】
なんでだろうなぁ…
…お嬢さん…何であそこに?
【少女の質問には答えになっていない言葉を返す】
【いや、その言葉くらいしか浮かばなかったのだろう】
【次に少女に向かってたずねたのは、素朴な疑問】
-
>>675
【男が能力者であることは先程の翼や受け止めた力で理解している】
【だが男に敵対心は無いと判断したのかポツリと言った】
「街を・・・見てた・・・」
【素朴な疑問に対して簡潔な答え】
【まるで感情がないかのようにとぎれとぎれだが淡々と答える】
「・・・貴方は・・・誰・・・?何故・・・?」
【そしてまた少女は問いかける】
【さっきとほとんど変わらぬ質問を】
-
>>676
…………
【少女から返ってきた、拍子抜けするような言葉】
【男は一瞬、驚いたようなような顔をするが】
俺は…しがない一般人だ
…君は?
なんで飛び降りた?
【少女に簡単に答えた男は、今度も少女に質問する】
【特に変わったこともない、先程と同じ素朴な疑問】
-
>>677
「そう・・・」
【能力者が本当に一般人かどうかはわからない】
【だが、男の回答に満足したのかそう呟き、男の質問に回答する】
「面倒だったから・・・」
【少女はまた簡潔なな答えを出した】
【一般人が考えれば『生きることに』とも捉えかねない解答だが・・・】
【少女の考えは『階段を使って降りること』だったのだが伝わるだろうか】
-
>>678
…………
【沈黙】
【少女の答えを聞いた男は、暫しの間、沈黙】
面倒って…何がだ?
【ほぼ反射的に少女を風で受け止めた男だが、疑問が浮かぶ】
【「もしかして助ける必要なかった?」と】
-
>>679
「・・・・・・?」
【一瞬少女には疑問が浮かぶ『なんでわからないの?』と】
【だが、一般人からしてみればあんな回答ではわかる訳がないと気付き】
「階段を使って・・・降りるのが・・・」
【普通に考えれば『生きるのが』と自殺志願だろうが】
【単純に面倒くさがっていただけという予想斜め上の回答を出した】
-
>>680
ハハッ
【少女の話した理由を聞くと、自称一般人の男から笑いが零れる】
ぶっ飛んでるなぁ…
ちなみに…どうやって着地するつもりだった?
【そうたずねた後で男はまた笑い、盛大にむせた】
【思わず少女を受け止めた自身と、少女の話した内容がよほどツボにはまったか】
-
>>681
「・・・?」
【男が何故笑っているかに疑問を感じたが】
「こうやって・・・」
【ポケットからコインを取り出すとそれを槍に変化させビルに突き立てた】
-
>>682
…それより普通に降りたほうが早くないか?
【少女が取り出したコインが槍に変わるのを見て、能力者だと理解するが】
【そこには特に触れることはなく、思ったことを口にする】
で、これからどうするんだ?
…お嬢さんが出歩くような時間じゃないだろう
【ゴホン、と咳払いをしてから、またまた少女に質問】
-
>>683
「私は・・・・・・」
【少女にその先の回答は出せなかった】
【自分自身何がしたいのかわかっていないから】
【否、分かっていないのではなく忘れようとしているだけ】
「何がしたかった・・・?何をしなければいけなかった・・・?」
【回答は出せずただ自問するのみ】
【だが、おそらく無意識下で忘れようとしているだけなのだろう】
-
>>684
…どうした?
【どこか様子のおかしい少女を見て、そう声をかける】
なにかあったのか?
【なんとなく、先程少女がいたビルを見上げながら、ひとこと】
-
>>685
「そうだ・・・敵を探すんだった・・・」
【少女が忘れようとしていたことを思い出す】
「敵を探して・・・殺して・・・いつかは死ななきゃ・・・」
「みんなのために・・・みんな一緒に・・・」
【常識人から見ればおかしいことを無表情のまま淡々と話し続ける】
【まるでそうしてきたことが当たり前のように】
【そうしなければいけなかったことのように】
-
>>686
…敵?みんな?
【少女が淡々と話すその内容に、眉間に皺をよせる男だが】
【少女がどこかおかしいことは、先程から感じていた】
(能力者…か)
【少女を見ている男の脳裏に浮かぶのは、先程の槍】
-
>>687
「敵・・・敵意を持つものには死を・・・」
「でも・・・なんで私といるとみんな死ぬの・・・?」
「なんでだろう・・・?みんな全身を切り刻まれて・・・」
「そしてみんないなくなる・・・誰も動かない・・・しゃべらない・・・笑わない・・・」
【少女はさっきまでよりは少しだけ饒舌になったように見えるが】
【呟いているのは自分自身のことで男には目もくれていない】
【そして少女が手にするのはコイン・・・】
-
>>688
…………
【男は、なんとなく理解していた】
【この少女は、おそらく―――】
…おい
【しかし、何故か男は少女の肩に触れ、ひとこと】
【もっとも、その声は先程までの明るいものとは違っているが】
-
>>689
「ねぇ・・・?」
【男から肩に触れられているがそんなことは気に留めない】
【男の口調が変わっていることも気に留めない】
【少女が今一番気にしなければいけないことはひとつだけ】
「貴方は・・・敵・・・?」
【虚ろな深紅の双眸が男を見た】
-
>>690
さあ…どうだろうなぁ
【少女の肩から手を離すと、少女の問いにそう返す】
…敵なら、どうする?
【そう口にしたのは、何故だろうか】
【単純な興味か、それとも】
-
>>691
「敵なら・・・排除・・・」
【コインを大鎌に変えると無表情のまま告げる】
「敵は悪・・・悪は存在してはいけない・・・存在してはいけないものは・・・排除・・・」
【まるで何かに洗脳されているかのように呟き続ける】
【それが当たり前のことだと教えられてきたから】
【そうしなければいけないと教えられてきたから】
-
>>692
よし、俺は悪者だ
やってみろよ…お嬢さん
【うわ言のように言葉を続ける少女を見ながら、少し間を置いてからそう口にする】
(どうもおかしい…なにかあるはずだ)
【男の背にはいつの間にか、先程、少女を受け止めた際と同じ翼が展開していた】
【空気の流れは少しだけ、しかし不自然に向きを変える】
【深夜4時、静まりかえった街に、ピリピリとした空気が流れる】
-
>>693
「そう・・・」
【少女は呟くと、自身の倍近くもあるはずの大鎌を易易と振るう】
【男に対し何一つ躊躇うこともなく】
【男の能力に何も疑問を抱かずに】
「死ネ・・・」
【少女は大鎌を男の胴体めがけ横薙ぎにしようとした】
-
>>694
(さ、どうするかねぇ…)
【少女が振るった鎌は、街灯に仄かに照らされた宙を切る】
【男は自身の翼で飛ぶことで鎌を避けると、地面から4mほどの場所から少女を見下ろす】
(あんな子供が…なにかあるとしか…)
【少女の行動に疑問を抱きながら、男はその手から生み出した風を鎌鼬のようにして少女に向けて飛ばす】
【と、いっても紙を切り裂くくらいの威力の為、当たったとしても大したことはないだろう】
-
>>695
「ふっ・・・!」
【少女は男が厨二待ったのを確認するやいなや大鎌を男に向かって投げつけた】
「行け・・・」
【そして袖から別のコインを取り出すと今度は弓に変え矢を放つ】
【その際に男が放った鎌鼬で服や皮膚が切り裂かれ少し出血する】
【しかし・・・回避しようとは一切しなかった、まるで死ぬことを恐れていないように】
-
>>696
(避けないか…ならこれを…!)
【鎌鼬が直撃し、出血しながらも弓矢を自身に向ける少女を見ながら、右手を構える男】【その周囲には風が渦巻き、それはすぐに大きくなっていく】
ふっ!
【そして、男は、矢が放たれるとほぼ同時に渦巻く風を放つ】
【矢と風がぶつかり、矢はフラフラと推進力を失うが】
…………
【壊れたのだろう、矢の先端が男の肩をかすめるが、気にせずに地面に降り立つ男】
【その手には変わらず、風が渦巻いていた】
-
>>697
「・・・・・・死ネ」
【弓矢では風で逸らされると判断した少女はコインを三枚取り出し】
【それぞれを手斧、手槍、鎌に変えると男に投げつける】
【そして、投げたあとに今自分は次の武器を作れないと気付く】
【少女は3個以上は武器を作れない】
【武器が地面に落ちるか男に当たらない限りはすぐに武器は作れないだろう】
-
>>698
…っ!!
【手斧は避け、手槍は渦巻く風で吹き飛ばしたところで、鎌が男の左肩を斬りつける】
【ジャケットに血が滲んでいくが、気にせずに少女に近づいていく】
お前は…なにをやってる!
どこのさしがねだ…?
【左手から風を生み出しながら、そう声をかける】
【明らかに不自然な少女の言動、そして行動】
【狂っている、と言えばそれまでだが、男はどうしても違和感を拭えないでいた】
-
>>699
「私は・・・掃除屋・・・」
「いらないもの・・・必要ないものを排除する・・・」
「そうすれば・・・世界はキレイになる・・・」
【少女は教えられてきたことを回答した、聞かれたらこう答えろというテンプレート】
【だが、彼女はそれが真実だと思い込まされているようだ】
「・・・・・・っ」
【そして・・・まだ次の武器は作れない】
-
>>700
バカなことぬかすなよ…!
誰に吹き込まれたか知らないが…
【ここまで言って、男は同じような人間を思いだしていた】
【何年も前に男がある組織にいた頃、幼い子供が洗脳されて事件をおこす】
【その子供に、少女の不気味な言動は似ていたのだ】
(まさか…)
【同じようなものなのか、と脳裏によぎるが、武器を作らずに立ち止まっている少女を見ながら、両手から風を生み出す】
【そして、風を球体のような形にまとめると、少女に向かって放つ】
【直撃すれば少女の身体が数メートルは吹き飛ぶほどの威力だが―――】
-
>>701
「馬鹿なことじゃない・・・そうすれ・・・っ・・・!」
【最後まで言い切ることはできなかった】
【男が放った風の球体が直撃したからだ】
「ううっ・・・」
【そして少女は宙を舞い】
「あ゙あ゙っ・・・!」
【背中から強く地面に叩きつけられそのまま転がる】
【そして先程少女が投げた武器がようやく元のコインに戻った】
-
>>702
(手荒になったが仕方ないか…)
【風の直撃を受け、吹き飛んだ少女に近付いていく男】
【先程から変わらず、左手から生み出した風は小さく渦巻いている】
どこから来た…?
お前に吹き込んだのはどこのどいつだ…!
【最初の柔らかな雰囲気はなりを潜め、荒い雰囲気の男】
【少女に近付きながら、若干荒くなった口調で問いかける】
-
>>703
「っく・・・」
【コインを刀に変え振り上げようとするがダメージが大きく叶わない】
「私は・・・この街に住んでる・・・」
「いつも・・・メールでだけ仕事の依頼が来る・・・」
「やりとりは全部メール・・・相手のアドレスも・・・毎回変わる・・・」
【諦めたのか少女は知っていることを話した】
【もっとも、手掛かりになりそうなものはなかったが】
-
>>704
どこで知り合った…
それに…親はどうした
【少女から少し離れた位置に立ち、言葉を続ける男】
どうして、こんなことになった
【最後に、ポツリとこぼす】
【念の為だろう、少女の握る刀に目を向けながら】
-
>>705
「両親は・・・小さい頃死んだ・・・その時誰かに拾われた・・・」
【少女の瞳からは涙が伝い始めていた】
「なんで・・・どうして・・・?」
【その時銃声が響いた。銃弾は容赦なく少女に当たり貫通する】
「あ・・・れ・・・?」
【急所こそ外れてはいるが酷い出血だ早急に対処しなければ死んでしまうだろう】
-
>>706
なっ…
【油断していたのだろう】
【銃声の主の姿はおろか、気配すら気付いていなかった男】
(あれか…!)
【倒れこんだ少女を一瞬だけ見て、走り去ろうとする人影を視界にとらえる】
【男の両手を中心に風が爆発的に吹き荒れ、やがて右手に集中】
【そして右手を構えれば、人影に向かって振り下ろす】
【一瞬だけ聞こえた気がする悲鳴のような声と、激しく舞う砂埃―――おそらく、人影の命はもう無いだろう】
おい大丈夫…
【男はすぐさま少女に駆け寄るが、少女の出血を目にしてその表情に焦りが浮かぶ】
【男の能力は長年の鍛練の成果もあって高められているが、傷を負った人間を前にしてはどうしようもない】
-
>>707
「だ・・・だいじょう・・・げほっ・・・ぶ・・・」
「だって・・・ほら・・・げふっ・・・」
【少女はケータイつい今来たメールを見せた】
【件名は無く、文面はただ一言『お疲れ様、良い眠りを』とだけ書かれている】
「今度は・・・私が・・・げぼっ・・・必要ない・・・から・・・」
【吐血しながらとぎれとぎれに男に話す】
【少女の命は持って数分だろう】
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>>708
ふざけるなよ…
(どうする…?助けは間に合わない…この子がもたない)
【少女が見せたメールの文面を読んだ男の表情には、怒りや悲しみ、焦りが混じりあった感情が浮かんでいた】
【男は人間の死というものを何度も見てきたが、このようなケースは経験していない】
いいや…そんなことはない
お前を助ける必要が、たっぷりとある…
【しかし、時間は無い】
【残酷なものである】
【その運命を前に、男の言葉も能力も、なにもかもが無力でちっぽけだ】
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>>709
「・・・・・・これ・・・」
【少女は最後の力でケータイを大鎌に変えた】
「最後・・・楽に・・・して・・・?」
【少女が言いたいことは恐らくわかるだろう】
【ただ男が拒否、もしくは逡巡すれば少女は自分で・・・】
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