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暇潰し:ロール練習スレ 2ndエディション
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>>123
【男は、瞬間を見ていた】
【骨の巨大な拳に、皹が走ったと思えば、火花が散り、そして耐久が脆弱になり】
【砕け散ると思えば、皹は空へと向く物もあれば、地へ向かう物のある】
【骨は炭になり、黒い雨となれば、老人を包み込む】
【俺も死ねばこうなるのか、最後には燃やしてこうなるのではないのだろうか】
【否必ずこうなる事はわかっている、だが、まだ死んでいないのにこうなるのは見てはいけない物を見ている気分だ】
【これでもまだ75だし現役だ、と思っているつもりだ】
は、どうした?留めは刺さないのか?
刺すのなら早くしてくれ
早く皆に会いたいんだよ俺は……
【少女を一瞥して、笑う】
【微笑みにも見えるし、暖かさも見えるそれは、過去に見た少女を見る両親の目】
【懐かしい、あいつ等はあっちで何をやっているだろうか】
【先程の骨はただ魂が抜けた骸で、魂は冥府にいるままだ】
【大の字で目を伏せると、少女とどめを待つ】
なぁ、呪われてんだよ……麒麟と、俺達は
死者に呪われた、過去の鎖に繋がれて戯れてるだけ
残念だなぁ、おい
見ろよ、こんなに綺麗な空なのによ……
【巨大な骨動死体を召喚したときは見えなかったが、今空は日が暮れて、美しい】
【しかし、男が言うように、決められた場所で動いているにしかすぎない】
【寂しい、世界だと思う】
【男は、何故か目のはしに暖かさと痛みを感じると、頬を伝う何かに気づく】
なんで、泣いてんだろうなぁ……
ごめん、な
【謝らないと言った筈なのに、何故自分は謝っているのだろうか】
【男にはそれが理解できなかった】
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