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暇潰し:ロール練習スレ 2ndエディション

109【死者之戯】>>105:2012/03/25(日) 14:52:31 ID:xDeWDO8k0
>>108
【何やら呟く少女の眼の中に秘めたる炎は黒く、それを見透かす老人の眼はもう仄かに光を失っていた】
【黒い靄のような物がかかる眼が見る先には復讐が見え、それは過去に慟哭の歴史を持つのか】
【それを知る老人にとっては、そんな事は百も承知で、それより目の前に迫りくる黒い雷撃をどう対処するかで動いていた】
【簡単な行動を取れば良いのだ、椅子に潜り込む】
【だがそれをすれば金属を持つ自分に当たりに来るだろう刀も然りだ、ならば】

成長したかよ、あの時の少女さんよぉ……
俺に抗う力を得たのかァ……?
過去には無駄だった事をもう一度、俺が与えてやったせっかくの生を無駄にするたぁ、いい度胸だぜ

【本来ならば、雷など不可避と言っていい】
【しかし、老人にはその不可避の雷を幾度か避けてきた事があった】
【一発しか入っていない拳銃の引き金を引くと、雷を穿ち、少女の方へと弾丸が向かう】
【少しばかりか同じ雷を纏っているであろう弾丸はそれこそ雷のような速度】
【そして、二分割にされた雷を見れば、拳銃を放り捨て、刀を抜く】
【その速さは普通の居合で出来る速さでは無い、一瞬の出来事にして、はっきりと軌跡が見えた】
【二分割された雷は、同じ方向、鞘が左にあり、抜く方向は右に薙ぐ形となっていた】
【つまり、同じ方向へと、右にへと雷は受け流され、そして力を無駄にしてしまったのである】

いいぜぇ、強くなってるなぁ……
まだ、出るだろう……?

【老人は、颯爽と机に上り、跳躍すれば、少女とは5歩分の間合いに立つ】
【先ほどの弾丸をどう潜り抜けたかは知らないが、老人はいつでも攻撃ができるように腰を低く、少女の行動を待っていた】




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