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暇潰し:ロール練習スレ 2ndエディション
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>>106
【周りには昼の喧騒から隔絶されたそこがあり、そこには一つのビルがあった】
【正確には数多あるビルの中でも一つ、目立つ事もなく周りと同化しているビルで、その中には倒れ伏す男、中には女がいた】
【しかしその者達の消息は分からず、ただ寝ているかのようにも見えるが、共通している事があり、その者達の体は、骨と薄っぺらい皮だけ】
【異常な光景を見る者は、居たのだろうが気付かない、よほど急いでいたのか、それとも余裕をかまし過ぎていたのか】
【生きているのでは無くて死んでいる、そうもう既に死んでいる死者を再利用したそれは、異状な存在である事を自ら誇示している】
【それを統べる王は、今境地に立たされていた】
おめぇ、あん時の……
【高かった皮の黒椅子に座る老人は、白髪のオールバックを描きながら少女を見ていた】
【たぶん、この後自分は殺されるであろう】
【理由は分かっている。だが、今考えている余裕など一切に無い】
【ならば、いまは行動のみ】
【懐からあらかじめ用意していた拳銃を取り出し、少女へと標準を向ける】
【それは片手で行って少女からは見えないだろうが、机の下で刀の鞘を確認すると、いつでも抜けるようにと腰を低くする】
【あえて拳銃をおとりとして、拳銃にはしんがりとしてもらい、刀に気を惹かせない】
【戦闘とは手札の見せあいで、見せなかった分だけが、結局は数で決着がつく】
【残りを一気に出そうとでも思えば、それはただの戦闘の素人だ】
【老人は、その体でいくつもの戦場を駆け巡ってきた】
【超えた死線が違うのである】
んなもん解ってるさ……
こいよ、バーカ
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