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( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
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( ^ω^) おいすー!
( ^ω^) ここはブーン系小説読み物イラスト練習&総合案内所だお!
( ^ω^) 短編作品や絵の練習、ブーン系に関する質問や雑談なんかに使ってくれお!
〇ブーン系とは?
『2chおなじみのAAたちを登場人物とし、物語を展開するスレッド』
それがブーン系小説です。
もっと詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。
ブーン系小説をはじめて読む人へ(リンク先:ブーン系wiki)
http://www43.atwiki.jp/boonkei/pages/37.html
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ーミセ*゚ー゚)リエイプリルフールのようですζ(゚ー゚*ζ (終)ー
ベタな展開になってしまった……
やっぱり文章力ないので修行してきます
ハッピーエイプリルフール!
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乙
嫌いじゃないわ
AA紛らわしいけどw
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武士みたいなミセリだな
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質問ですが( ^ω^)が東大を目指すようですって未完のまま終わってる?
まとめを探しても途中で止まってるので…
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業者湧く程度にはまだ人がいるのか
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地の文いっぱいのシリアス教えろください
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歯車
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去年の紅白作品だけど
背骨、ハゲタカ辺りがホードボイルドでシリアスだった
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上げておく
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ここはスレ上限達してるからこの総合埋まったら主拠点はファ板になるのかな
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なる
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ファ板ってどこ…
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ミ板の次
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どれだよ
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いまだにファイナル板知らない人がいるのか
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そんなこと言う前に貼ってやれよ、俺はurl持ってないから貼れないけど
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http://jbbs.shitaraba.net/internet/21864/
はい
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ドレミファコンボがスルーされてて泣いた
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ファミドレじゃん入力ミスってんぞ
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そらしょーがない
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どーなってるのこの島は!?
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ゴロリだけは生き残ってる
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ファ板でこの知名度
キューちゃん板なんて最果て中の最果てだな
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アーカイブたすけて
短編で探してる作品があるんだけど
・ギコもしくはミルナが変身する(白目のキャラだった記憶)
・その際「何で仮面ライダーギルスみたいな変身の仕方なんだよ」的なツッコミをしてた
判断材料少なすぎだけどお願いします
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>>622
これかな
ttp://majikichi.com/archives/9128626.html
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URLからしてひどい
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>>623
即レス感謝です!でもこれじゃなかった
ギルスヒールクロウが出てくる作品があったとは…
AAでギコ(仮)の横に変身後の姿が出現して変身する場面があるんだ
ブーン系外の板で仮面ライダーしいとかアギコとかあったみたいだけどそれも違ってた
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>>623
どうしようもない作品でワロタ…
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>>625
まとめはないんだが、
(,, ^ω^) 改造されたようです
は違うかな?
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かかとチンコ……やっぱり面白い
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>>627
これも違う 探してくれたのに申し訳ない
http://www7.atpages.jp/mesimarja/boon/exec/dat2html.php?dat=1274367211
ギャグ作品だったと思うけど変身シーンのAAとツッコミしか記憶に無いから難しいな…
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自己解決しました!これだった
ご協力本当に感謝です
ミ ゚Д゚彡アマゾンの奥地でのみ採れる至高のオッパニウム天然水のようです
https://sp.logsoku.com/r/2ch.sc/news4vip/1450186103/
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タイトルで笑ったわ何なんだよ
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また懐かしい物を
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何を思ってこういうスレを立てようと思うんだろう
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確かvipの総合のお題だったかと
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新社会人疲れに効く小説を頼む
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(´・ω・`)ショボンとしているようですね
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/399-top.html
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http://vipmain.sakura.ne.jp/end/394-top.html
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http://nanabatu.sakura.ne.jp/boon/boon_youdesuyoudesu_tukarehateta.html
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>>637これはマジで泣けたから駄目
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('A`)「これ、やるよ」
少年はそう言って小包みを鞄から取り出した。
( ・∀・)「ほう。お前にしてはいい心掛けじゃないか。
中身はなんだ?」
('A`)「……後で確認しろ」
( ・∀・)「ふーん……気になるなぁ」
モララーは自分の鞄に受け取った小包みをしまうと、くるりと少年に背を向けた。
('∀`)
だから、彼がどんな表情をしていたのかさえ知らない。
誕生日プレゼントのようです
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帰宅したモララーはまず鞄をリビングのソファーに投げ捨てた。
そのままキッチンに向かい、冷蔵庫から麦茶を取り出してコップになみなみと注いだ。
これが彼の日課なのだ。
( -∀-)「ふはー。生き返るー」
腰に手を当てて一気に飲み干せば、喉の渇きが消えていく。
あっという間に空になったコップを洗い、モララーはソファーに腰掛けた。
( ・∀・)「それにしてもあいつがね……なんだろ」
先ほど受け取った小包みはきれいにラッピングされている。
今日はモララーの誕生日だ。
彼はきっとモララーの機嫌をとるためにこれを用意したのだろう。
包装を何の感慨もなくびりびりに破き、中身を取り出した。
( ・∀・)「手紙……と、DVD?」
きれいな字で書かれた手紙は、この小包みを渡してきたドクオのものではない。
モララーは彼のノートの中身を見たことがあったが、字はもっと雑で読みにくかったのを覚えている。
意図のわからぬプレゼントに戸惑うモララーではあったが、まずはDVDを見てみることに決めた。
なぜあいつがこんなものをくれたのか分からない。
モララーを突き動かすのはただ好奇心だけであった。
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モララーはただ手紙に添えられていた地図だけを持って家を飛び出した。
全力疾走に息がきれるが、そんなものに構ってはいられない。
(; ∀ )「ちくしょう! あいつ、殺してやる……!」
映像に映っていたのは妹の姿だった。
雑然とした部屋の中、パイプ椅子に座らされた、目隠しをされ拘束された少女。
足元には赤いランドセルが落ちていて、中の教科書や文房具が散乱していた。
ドクオの奴が何を企んでいるのかは知らない。
しかし妹が危機的状況にあることだけは即座に理解できた。
地図に従って辿り着いたのは町外れの廃屋だった。
元はアパートだったという場所で、今は地元随一の心霊スポットと化している。
くだらない落書きなど目もくれず、モララーは指定された101号室のドアを開けた。
どすっ、という鈍い音。
(; ∀ )「……!?」
頭を殴られた、そう気付いた時にはもう遅かった。
振り返る間もなくモララーは気を失う。
( ^ω^)「……」
背後に立つ少年は、顔色ひとつ変えずに金属バットを投げ捨てた。
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音はない。
光は少しだけ。
身体が痛いのは殴られた時におかしな倒れ方をしたからだろうか。
徐々に意識は浮上する。
ゆっくりと目を開けたモララーの視界に飛び込んできたのは、暗い屋内に浮かび上がる最愛の妹の姿だった。
( ・∀・)「これは……いったい……」
眠っているのか、気絶しているのか、妹の目は閉じている。
( ・∀・)「しぃ……しぃ、大丈夫なのか……?」
(* ー )「……」
( ・∀・)「しぃ……?」
返事はない。
まさか、死んでいるのでは。
そんな最悪の事態が脳裏をよぎる。
(;・∀・)「しぃ!」
( ><)「殺したりはしないんです。僕たちはおまえとは違うから」
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(;・∀・)「!?」
右横からの声。
顔を上げれば少年が縛られて椅子に座らされた状態のモララーを見下ろしていた。
川 ゚ -゚)「かわいそうになぁ。妹である、ただそれだけで、馬鹿な兄の尻拭いだ」
左を向けば女がいた。
逆光で表情はよくわからない。
('A`)「本当に馬鹿なやつ。こんなになるまで後悔しなかったんだもんな」
女の左には忌まわしきプレゼントを渡してくれた張本人。
( ><)「こいつに限って後悔なんてするわけないんです。だってこいつは……」
( ^ω^)「……」
一番体格の良い少年が無言で肩に手を置き首を横に振る。
無言でもモララーにはわかった。
彼はモララーの味方をしたのではない、ただ少年が憎しみで暴走するのを止めたのだ。
( ><)「ああ、ブーン。そうだ、今からお楽しみですもんね。
危うく台無しにするところだったんです」
川 ゚ -゚)「ビロードは一番はしゃいでいたもんなぁ」
(;><)「く、クーだって準備の時はずっと笑ってたんです!」
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('A`)「おまえたちは長いもんな。一番はブーンだけど」
( ^ω^)「お!」
ブーンはスケッチブックにきれいな字で『小学校以来だお』と書いてみせた。
モララーは思い出していた。
あの手紙の字はブーンのもので間違いなかった。
(;・∀・)「なんなんだよいったい……」
目の前の四人の男女はモララーの知り合いだ。
しかし、彼ら同士に面識はないはずである。
( ^ω^)「……」
『小学生の時はお世話になったお』とスケッチブックに書かれている。
モララーとブーンは小学二年生から四年生までの三年間、同級生だった。
転校生のブーンはおとなしい性格で、よくクラスメイトたちにからかわれては曖昧に笑っていた。
('A`)「ブーンは精神的なストレスで喋れなくなったんだよ」
( ・∀・)「……」
( ><)「僕はお前のせいで人生めちゃくちゃなんです。
引きこもってやっとこの前、定時制の高校にに合格したんです」
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小学五、六年生の頃はビロードと同じクラスだった。
勉強も運動もいいとこなしで鈍臭い彼は、いつもみんなにおいていかれていた。
川 ゚ -゚)「おまえの子、元気にしているよ。女の子で良かった。
ああ、でもちゃんと教育しないと淫乱になってしまうか」
川 ゚ー゚)「私のように、なぁ」
クーは中学時代の同級生だ。
クラス一の美少女だったが、彼女は良くも悪くも素直過ぎて、その性格から友人皆無だった。
('A`)「俺はお前の財布じゃねーんだよ。かーちゃんがどんなふうにして金を稼いてるか知ってるか?
毎日毎日朝まで働いて、倒れる寸前なんだ。
なのに俺はバイトも満足に出来なくて……」
ドクオは高校生になってから二年間、同じクラスだ。
容姿が人より劣り性格も陰気な少年が初対面の人間しかいない場所に馴染むことは難しかった。
川 ゚ -゚)「ドクオ、あまり自分を責めるな。悪いのは全部」
( ><)「あいつなんです!!」
ビロードは人差し指を憎き男に向けて声を荒げた。
なかなかの大声であったが、近くに人の住む家はない。
それは助けも来ないということで、モララーは改めて己の置かれた状況に絶望した。
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四人はモララーに復讐したいのだ。
馬鹿じゃないモララーにはそれがすぐにわかった。
( ・∀・)「……俺のことは好きにしろよ。だが、しぃは関係ないだろ」
川 ゚ -゚)「なら、お前が、今から性転換して女になるか?
私がされたのと同じこと、お前ではできないだろう」
( ・∀・)「……俺がしたこと」
川 ゚ -゚)「死にたくなるくらいの苦痛だ。私は許さない」
( ><)「クー、落ち着いて。クーが焦ったらダメなんです」
('A`)「ビロードの言うとおりだ。こんなやつの為にそんな怒るのは時間の無駄だ」
川;゚ -゚)「……すまない」
クーはモララーには背を向けて深呼吸を繰り返している。
( ^ω^)『さっさと始めて終わらせるお』
(*><)「やっとなんです。やっとこいつを地獄の底に叩き落としてやれるんです!」
ビロードが頬を紅潮させて叫んだ。
右手には縄跳びが握られている。
それを鞭のようにしならせている。
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ひゅん、ひゅん、と風を切る音が静かな室内に響く。
何度も、何度も。
たまに顔の近くを掠めるたびに、モララーは反射的に目をつむっていた。
( ><)「ばーか!」
そう言ってビロードはモララーの元から離れる。
(;・∀・)「しぃ!」
あろうことか、ビロードはまったく無関係の少女に向けて縄跳びを振るう。
まだ当たっていない、しかし当たったら確実に痛い。
女の子だ、顔に傷を作るのが特に心配でたまらない。
(;・∀・)「やめろ!」
川 ゚ -゚)「何度助けを求めたって、おまえはやめなかっただろう?」
モララーの耳元で低い声を出したのはクーだった。
川 ゚ -゚)「痛かったよ。怖かったよ。でも誰も助けてくれない。何度も死のうと思った。でも出来なかった」
いつの間にかモララーの肩にはクーの手が張り付いていた。
思い切り立てた爪が、薄いシャツ越しに肌に食い込む。
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川 ゚ -゚)「安心しろ。ここにいるみんなは優しいんだ。
無関係のしぃちゃんには誰もひどいことをしたりしないさ。
おまえと違ってな」
そう言うと同時、クーがモララーを椅子ごと床に叩き付けた。
モララーの視界に影が差す。
ブーンだ。彼は張り付いた笑顔で金属バットを振り下ろした。
( ^ω^)「……」
床を思い切り叩く。響く音。
床がわずかにへこんだように見えた。
(*><)「あはは! えい!」
ついに縄跳びがモララーの背中に当たった。
痛かった。しかし、泣き言を言うほどのものではない。
('A`)「ビロード、はしゃぎすぎだろ……」
(*><)「だってだって! やっとこいつに復讐できるんです!
何年も、ずっと、ずっと待ってたんです!」
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何度も、ビロードは縄跳びを振るった。
何度も、それは背中に振るわれた。
打たれた箇所が熱を持つ。一度二度は我慢できたが、痛みが徐々に積もってゆく。
(; ∀ )「……そうか、そういうことか……」
モララーは思い出していた。自分がビロードにしていたこと。
仲間たちとビロードを囲んでは、こうやって縄跳びで打ったり、あるいはサンドバッグのように扱ったり。
そんなことを毎日のように繰り返していた。
(;・∀・)「こんなことくらいで、おまえは泣き言を言ってたのか」
笑って言ってやった。
( ><)「……」
ビロードの動きが止まる。
( ・∀・)「そうだよなぁ。おまえはそういうやつだった。我慢できないやつだった。
俺以外でも、誰かが少し大声でおどかしてやったらすぐに泣きわめく情けないやつだったな」
(#'A`)「黙れ!」
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ドクオがモララーの襟首を掴み上げた。
まさか、こいつがこんなことをするなんて。
こればかりはモララーも驚いた。
( ><)「ドクオ、いいんです。僕のために怒ってくれなくていいんです
それに、こんなやつの為に怒るのは時間の無駄だってドクオが言ったんです」
(#'A`)「でもこいつは……!」
( ><)「いいんです。僕がわからせるんです。
僕の気持ちをわかんないなんて、そんなの許さないんです」
ビロードは静かに、ひときわ低い声でそう言って、モララーの背中を蹴り上げた。
川 ゚ -゚)「モララー、おまえは一つ大事なことを忘れていないか?」
ビロードを誰も止めようとはしない、止めるはずはないのだ。
川 ゚ -゚)「しぃちゃんをどうするのか、決めるのは私たちだ。
おまえが無意味に私たちを挑発するというのなら、こちらだって優しくはいられない」
ふと顔を上げた。
しぃの背後には、ブーンが立っている。
(;・∀・)「……卑怯だ」
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('A`)「おまえのしたことに比べたら、なんでもないだろ」
ドクオが床に何かをばらまいた。
(;・∀・)「数字……?」
たくさんの紙切れ、それらには細かく数字がいくつも書かれていた。
100、1000、732、2570、691、そんな規則性のない数字が無数に書かれている。
('A`)「忘れたとは言わせねぇ。これは、おまえが俺から搾取した金額だよ」
ドクオはそのうちの一枚の紙切れをモララーの眼前に押し付けた。
そこには特に大きな数字が書かれていた。
『35000』
おそらく、このたくさんの紙の中で一番大きな数字だ。
しかしモララーにはまったく心当たりはない。
ドクオの財布の中なんて大抵は小銭ばかりで、日課でいくら稼いだかなんて覚えているはずもない。
('A`)「本当に、覚えてないのか?」
ドクオが震えた声で言う。
( ><)「やっぱり……僕にしたことだって覚えてなかったんです、こいつは!」
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ビロードが力任せに縄跳びを振った。
背中に強烈な痛みが走る。
川 ゚ -゚)「やっぱり、切ってやるか……次の被害者を出さないためにも」
クーがぼそりと呟いた。
誰も肯定しない、否定もしない。
('A`)「教えてやるよ。これはな、かーちゃんの誕生日プレゼントになるはずだったんだ」
ドクオがもう一枚、紙切れをモララーの眼前に出す。
小さな文字と数字が並んでいる。
その中で左上の少し大きな文字、『給与明細』と書かれていた。
( ^ω^)『ドクオは人と話すのが苦手だお。それもただの苦手じゃない、病気と言っていいほどだお。
そんなドクオが、お母さんのために一生懸命お金を貯めたんだお』
( ・∀・)「知ったことか。強い者が弱いものから奪うのは当然の権利だ」
(#><)「こいつ……開き直って……!」
再び、背中に痛み。ビロードの狙いは段々と的確になっていた。
(;・∀・)「だいたい、おまえだってそうだ。今更こんなわけのわからないことにしぃまで巻き込んで。
やり返したいならその場ですれば良かっただけの話だろ」
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川 ゚ -゚)「それは、私にも言っているのか? 男と女の力の差を、どう埋めれば良かった?」
( ^ω^)『僕は数の暴力を受けたお。それはビロードもドクオも同じだお。
現に今のモララーは一人、僕ら四人という多数に好きなようにされているお』
モララーには言い返せなかった。ただ俯くしかない。
しかし、ブーンがしぃのそばに寄ったのに気づいてしまえば、顔を上げるしかない。
身動きのとれないこの状態が忌々しい。
モララーにとって、人を傷つけることに意味はなかった。
例えば幼い頃に自分がいじめられていたからということもないし、親に虐待されているわけでもない。
クーに暴行を働いた時だって、特別興奮したということもない。
ブーンやビロードやドクオを殴っている時と同じくらい楽しかったが、それは性的な快感とは全くの別物だ。
そもそも人を殴ることの楽しさだって、モララーが知っている別の楽しさの前では霞む程度のものだ。
例えば友人らと馬鹿騒ぎしている時、大切な妹や家族とのひと時、それらに比べたら何でもないものなのだ。
ではモララーにとって、人を傷つけることとは何なのか。
その答えは、もう小学生の頃には出していた。
暇潰しだ。
特にするべきことがない。
そんな状態が嫌いだった。
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ある日、クラスに馴染めなかったからか、はたまた趣味か、一人で本を読んでいるブーンが視界に入った。
彼を少しからかうと、周囲も集まってきて楽しかった。
それが最初の記憶だ。
それからモララーは常に暇潰しの手段を探していた。
ブーンとクラスが離れてからはビロードに目をつけた。
中学生の頃、クーに手を出したのも深い意味はないことだった。
性に興味のわく年頃、偶然周囲から浮いているクーがいたからというだけの話だ。
高校生になってもそれまでの暇潰しをやめる理由はなかった。
そして目の前には、丁度いい相手がいた。
相手の人生を壊してやろうなんて悪意はなかった。
例えば子供が地面を歩く蟻を踏み潰すようなものだ。
相手のことなんて知らない、モララーにとっては明日の天気よりどうでもいいことだ。
川 ゚ -゚)「ビロード、そろそろ気は済んだか?」
( ><)「正直言うと、一生気なんか済まないんです」
('A`)「でも、仕上げは必要だろ」
( ><)「もちろんなんです」
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ビロードが今までずっとモララーの背を叩き続けていた縄跳びを放り投げた。
ブーンが一つ頷き、何かのメモをクーに渡す。
川 ゚ -゚)「さて、私たちは悪魔じゃない。何もおまえを殺そうなんてそこまで物騒なことは考えてないさ」
クーは大げさに咳ばらいをして、そして、メモを読み上げた。
川 ゚ -゚)「おまえは以下の罪を認めるか?」
一つ、ブーンに肉体的・精神的な暴力行為を働いたこと。
それが原因で、ブーンは言葉を失ってしまったこと。
一つ、ビロードに肉体的・精神的な暴力行為を働いたこと。
それが原因で、ビロードは引きこもりになってしまったこと。
一つ、クーに肉体的・精神的・性的な暴力行為を働いたこと。
それが原因で、クーは学校を辞めざるを得なかったこと。
一つ、ドクオに肉体的・精神的な暴力行為を働いていること。
それが原因で、ドクオはますます周囲との溝を広げてしまっていること。
川 ゚ -゚)「認めるか?」
クーがモララーの髪を掴んで顔を上げさせた。
有無を言わせぬ強い力だ。
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モララーは頷いた。
事実を認めるのは当然のことだからだ。
しかし、そうもいかない部分もある。
( ・∀・)「俺のしたことはすべて事実だ。でも、その結果は知らない。
それはすべておまえたちの努力が足りなかったから、そうなったというだけのことだろう」
クーの瞳が怒りに染まったのがわかった。
暴行した時もさほど顔色を変えなかった彼女らしくないと思った。
再び縄跳びを手に取ろうとしたビロード。
それを止めたのは、少女の声だった。
(*゚ー゚)「もう、やめてください。……全部、聞こえてましたから」
(;・∀・)「しぃ!」
(*゚ -゚)「呼ばないで! 汚らわしい!」
(;・∀・)「しぃ……?」
(*゚ー゚)「ありがとうございます、皆さん。
皆さんのおかげで、この男が兄なんて呼ぶ価値のない人間だとはっきりわかりました」
しぃは、愛しい妹は何を言っているんだ。
モララーには眼前の光景がまったく理解できなかった。
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('A`)「縄、大丈夫?」
(*゚ー゚)「はい、緩いから、ちゃんと自分で外せます」
しぃは後ろ手に何やらごそごそとすると、立ち上がってみせた。
解けた縄が床に落ちる。
それに驚いているのはモララーだけだ。
(*゚ー゚)「お兄ちゃんのこと、信じてたのに……」
しぃは心の底からの軽蔑の視線をモララーに向ける。
( ><)「僕たちは嘘はつかないんです。でも妹のしぃさんにはつらかったんじゃないですか?」
(*゚ー゚)「いいんです。私もいじめられているから、皆さんの気持ちはよくわかります。
それに、そこの床で這いつくばっている人を兄と呼ばなくていいことに気付けて良かったです」
(;・∀・)「しぃ、おまえ、いじめられてるって……!」
(*゚ー゚)「なんだか雑音がうるさいですね。……そうだ、今度は私からお願いしてもいいですか?」
('A`)「なんだ?」
(*゚ー゚)「私をいじめている人たちにも同じことをしたいんです。一人じゃ難しいので……」
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( ^ω^)『お安い御用だお』
川 ゚ -゚)「ああ、君のおかげでこいつに嫌がらせできたからな。満足さ」
(*゚ー゚)「でも、クーさん、赤ちゃんが……」
川 ゚ -゚)「ああ、気にするな。本当は妊娠なんてしていないから」
(*゚ー゚)「そ、それは良かった……。
でも皆さん、本当に……何て言えばいいのか……」
( ><)「いいんです。しぃさんはちゃんと良いことと悪いことの区別のつく人なんです」
ビロードはそう言ってしぃの足元に散らばった縄を集め出した。
('A`)「じゃあ、終わりにするか」
ブーンからカバンを受け取ったドクオが中から何かを取り出した。
布に包まれている。
(;・∀・)「そ、それは……」
布が取り払われると、中からは鈍い光を放つ包丁が出てきた。
ドクオはそれを右手にしっかり握って、モララーのすぐそばにしゃがみ込む。
ゆっくりと、見せつけるように振り上げる。
窓から射し込む夕日を反射して、一層存在感を増す包丁がモララーに近付いてきた。
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思わず目を閉じた。
頬に冷たい感触。
恐る恐る目を開けてみる。
( ><)「馬鹿なんです、ほんとに」
ビロードが笑っている。
包丁はモララーの頬を一瞬掠っただけで、床につき立てられていた。
頬は痛くない、傷もつけられていないらしい。
('A`)「最後に面白いもん見れたよ」
ドクオはそう呟いて、モララーの背後に回った。
やがて、ぶつり、縄の切れる音がした。
久方ぶりに自由になった体に戸惑いながら、モララーは身体を起こす。
誰も何も言わない。
ただモララーの様子を見ているだけだ。
( ^ω^)『君は社会的に終わるお。大好きな妹の手によって』
(*゚ー゚)「ブーンさん、やめてください。妹なんて」
しぃはモララーから視線を逸らし、ブーンに笑いかける。
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(*゚ー゚)「お父さんとお母さんにも相談しなきゃ。それから学校にも知らせないと」
('A`)「それは俺の仕事だな。同じ高校だから」
(*゚ー゚)「とても勇気のいることですけど、応援してます。上手くいきますように」
('A`)「ありがとう」
モララーは何も言わなかった。
いや、言えなかった。
モララーがしぃを大切に思っていたのは真実だった。
だから全力で駆けてここまで来たのだ。
それなのに、この仕打ち。
もはやいつものように彼らに暴力を働こうなんて気にもならなかった。
しぃにとって自分は敵だった。
それが何よりも衝撃的で、そして悲しかったのだ。
モララーにとって心底どうでもいい存在である四人は最愛の妹と楽しそうに笑いながら部屋から去っていった。
今になって急に背中が痛む。
ビロードが散々打ってくれたせいだ。おまけに、他の三人にも散々蹴られている。
しかしビロード達にやり返してやろうという気持ちは起こらない。
しぃのあの目を思い出すと、自分がいかに愚かしい存在かを思い知らされるのだ。
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今日はモララーの十七回目の誕生日。
プレゼントは今までの人生の中で最悪だった。
それでも、これから身に降りかかる更なる出来事に比べればまだ耐えられるものだろう。
すべては自業自得である。
部屋にはもう何も残されていない。
いや、正確には二つだけ残されている物がある。
自分としぃの座っていた椅子だ。
強い西日の射し込む窓に目を向ける。
この窓ガラスを割って、その破片で手首を切れば死ねるだろうか。
――そう思った。
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以上です
一日早いけどモララー誕生日おめでとう
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清々しいほどのアンハッピープレゼントだった
乙
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ちーんぽ
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おつおつ
なんつー誕生日プレゼントだ
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こういう話を面白いと思う人って気持ち悪い
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その純真無垢な心を大切にするんだぞ
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オチの捻りでただ復讐を絡めて嗜虐心を煽るだけの話っていう型からは出てるのがブーン系らしい
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夕凪シリーズ見返して思ったけどあの頃はSHARPや東芝がこんなことになるとは思っても見なかったなぁ…
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目の付け所がSHARPだったね
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めっちゃ紹介されてんのかとおもぅた
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誰か高齢熟女で1本書いてくれよ
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J( 'ー`)しがお前らに欲情するの書くわ!
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タイミングクソワロタ
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トソンがメインの作品のおすすめ教えろください
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(゚、゚トソンちゃんはお年頃だから当然アレに興味津々なようです
(゚、゚トソンぶっぶーのようです
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わくわく臨界学校のようです
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あれなトソンしかない
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トソいつ
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作家シリーズ
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(゚、゚トソでも、いっしょのようです
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過去作の話題しか出ないね
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>>686
もはやケチつけたいだけだね
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現行が溢れてトソンちゃんが沢山出てるんなら上げに上げてるわ
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モフモフをモミモミのようです
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('A`)「男、鬱田毒男18歳。初めてラブレターと言う物を貰ってしまいました。」('A`)「登校して下駄箱を開けたら手紙が入っていたと言うようなベタな展開」('A`)「いや最初は夢かと思って頬をつねってみたりした」('A`*)「どうやらこれは夢では無かったらしい」('A`)「それからこれは新手のいたずらでは無いかと考えたんだけど」('A`)「だって嘘の告白は定番中の定番だよね」('A`)「呼出されて告白されたあと喜んでOKすると後ろで歓声。ドッキリ大成功っていうオチ」('A`) 「とは言えどうしたものか……」('A`)「ひとまず中身でも見ることにするか」チラ
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☆鬱田毒男様へ春たけなわの季節となりましたね。私の高校の桜も満開となっています。('A`)「いやいやラブレターで時候の挨拶って……まあいいか」さて突然のこのようなお手紙失礼します。(‘A`)「いえいえありがとうございます」この度、とある用事で鬱田様の貴重なお時間をいただければ、と思いお手紙という形でお願いする次第であります。('A`)「え……?ラブレターじゃないの?」つきましては本日の放課後理科室横の桜の樹の下におこし頂けないでしょうか。('A`)「理科室の横の桜ってあの伝説の樹……?その樹の下で告白したカップルは永遠に幸せになれるっていうあれ?」美味しいお菓子もございます。お茶も沸かしてございます。('A`)「いやいや泣いた赤鬼かよ」絶対来てくださいね!!来なかったらその先は……言う必要ないですよね。('A`)「……なんか怖い」
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('A`)「男、鬱田毒男18歳。初めてラブレターと言う物を貰ってしまった」('A`)「登校して下駄箱を開けたら手紙が入っていたと言うようなベタな展開」('A`)「いや最初は夢かと思って頬をつねってみたりした」('A`*)「どうやらこれは夢では無かったらしい」('A`)「それからこれは新手のいたずらでは無いかと考えたんだけど」('A`)「だって嘘の告白は定番中の定番だよね」('A`)「呼出されて告白されたあと喜んでOKすると後ろで歓声。ドッキリ大成功っていうオチ」('A`) 「とは言えどうしたものか……」('A`)「ひとまず中身でも見ることにするか」チラ
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すいません…数行での投稿が上手くいかないので後日再投下します
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どうやらテキストエディタと専ブラの相性が悪いみたいです
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何かワロタ
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CRLFうんたら
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ある意味ドクオっぽいキモさが滲み出てる
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