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( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
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( ^ω^) おいすー!
( ^ω^) ここはブーン系小説読み物イラスト練習&総合案内所だお!
( ^ω^) 短編作品や絵の練習、ブーン系に関する質問や雑談なんかに使ってくれお!
〇ブーン系とは?
『2chおなじみのAAたちを登場人物とし、物語を展開するスレッド』
それがブーン系小説です。
もっと詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。
ブーン系小説をはじめて読む人へ(リンク先:ブーン系wiki)
http://www43.atwiki.jp/boonkei/pages/37.html
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おまけ
ミセ*゚※゚)リ 【死因 喀血による呼吸困難により窒息死】
|⊃ ※
〜ヽ ) )※
`JJ:::..,,,.,
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お、おう
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なんだよこれ…
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ベクトルは違えど若返り病と同じ匂いを感じる
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AAで癒されてきたらグーパン飛んできた
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皆の処女作のジャンルって何だった?
あと地の文の有無も教えて欲しい
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シチュエーションホラーかな?
会話と地の文が2対1くらい
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確かギャグ
地の文無しの会話オンリーのやつ
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( ^ω^)初カキコ……のようです
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( ^ω^)「最近同じような展開のSSばっかりだしガル○ンとかアイ○スばっかだお」カタカタ
( ^ω^)「小説にな○うとかも読んで見るけど殆ど異世界転生じゃねーかお」カタカタ
( ^ω^)「ニコ動見ても面白い動画ないし暇だお」
( ^ω^)「何かいい暇つぶしはないかお?」カタカタ
( ^ω^)「ん?ブーン系?なんだお?」ジ-
△通常、VIPにおいて「○○(AAとそのキャラクター名)が〜〜ようです」というスレタイのスレッドを立てて書かれる小説である。△
( ^ω^)「SSみたいなものかお……有名な作品は…」
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ーーー数時間後ーーー
( ^ω^)「ツンちゃんかわいいお!しぃちゃんぺろぺろ!ショボンはホモ!」
( ^ω^)「ドクオwwwwww」
ーーー数日後ーーー
( ^ω^)「マジかお……こんな展開になるとは……」グスッ
( ^ω^)「作者さんは天才かお……」
ーーー数週間後ーーー
( ^ω^)「有名どころの作品はある程度読んでみたお」
( ^ω^)「ブーンも文才はないけど何か書いてみたいお」
\ブーン系創作板のようです/
( ^ω^)「ここが作品達のハウスかお」
( ^ω^)「皆さんよろしくお願いしますだお」
┏━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━┓
┃初カキコ……ども…… ┃書き込み┃
┗━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━┛
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( ^ω^)初カキコ……のようです (終)
こんな感じでブーン系に人が流れてくるかもなんて(ここ数年読んでなかったし創作板は初カキコなのでほぼ実話です)
今後とも宜しくお願いします
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宣伝みたいだな、おつおつ
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俺かよ
初めて書き込む時は緊張したなあ
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ショボンのホモ設定は時代を感じる
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リハビリ短編書いたので投下
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誰にでも、眠れない夜はある。
それは例えば遠足の前日であったり、初デートから帰った夜であったり、あるいは誰かが亡くなった夜であったりするだろう。
特別な日ではなくたって、それはそろりとやってくる。
言葉に出来ないようなじわりとした不安感が私の胸中深く渦巻いていた。
それとも、高揚感だったのだろうか。
こういう事を口にすれば、きっと友人達からは心配され、何があったと訊かれるだろう。
だが、特に何もないのだ。
明日は遠足も旅行の予定もない。デートする相手など此処数年居ない。今日は誰も知人は死んではいない。
それは事実だ。何もない。
―何もないからこそ、かも知れぬ。
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(,,゚Д゚)眠れない夜は…のようです
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先ほどまで降っていた春雨で少し湿った風が頬を撫でるのを感じながら、私は煙草に火を点けた。
河原沿いまで続くアスファルトを踏みしめながら、口に咥えた毒がジリジリと音を立てて燃焼していく。
めっきりと人通りが減ったこの時間では、自分の足音とそんな些細な音が残酷な程クリアに聞こえる。
満たされぬ心を埋める代わりに、肺に煙を深く落とし込んで自分を誤魔化して夜を歩く。
河原まで着いた私は、煙草を携帯灰皿に押し付けて揉み消し、パテ替わりのそれをもう一本胸元から取り出し火を灯した。
(,,゚Д゚)y-「ふぅ」
少し間を空けて、煙を吐き出した。
吐き出された煙は生暖かい風と少しだけ戯れた後、霧散して消えていった。
対岸にはマンションがあり、爛々と蛍光灯が輝いている。
およそ、情緒を求めるには不向きな場所である。
だが、昔から何かが胸に痞えると此処に足が向いてしまう。
ロマンチックな思い出があるわけではない。
私がまだ少年と呼ばれる年齢だった頃、友人達と良く溜まり場にしていた場所だ。
特に内容の無い話をいつまでも続け、気が付いたら日が昇っていた事も少なくない。
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(,,゚Д゚)y-「楽しかった、けどな」
誰かが居る訳でもないが、誰にも聞こえない程の声を口の中で呟く。
そう。楽しかった。
記憶というものは往々にして美化されるものである事は、私自身重々理解している。
しかしそれでも、あの頃は本当に楽しかったと胸を張って言えるだろう。
女っ気などない莫迦な男どもの集まりだったが、だからこそ楽しかったのかも知れぬ。
私には少し、否、かなり我の強い嫌いがある。
我儘と言うと少しばかり印象が違うが、基本的に自分の行動で自分の美学を逸した行動が出来ない人間だ。
有り体に言えば、「曲がった事が出来ない」のである。
傍から見れば、それは立派とも恰好いいとも思われるかも知れない。
しかし、私はこの生き方は阿呆のそれだと思う。
先人は、「折れる木より曲がる葦」だと言ったが、まったくもってその通りだ。
私は誰かとぶつかる事でしか生きていけぬ人間だ。そういう人間からすれば、周りと折り合いをつけながら生きている人間が羨ましくて仕方がない。
.
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(,,゚Д゚)y-「無いものねだりかね」
また、口の中で呟いた。
答えなんて出る訳もない。私もその誰かも、まったく違う生き方をしているのだ。
そも、人の気持ちなんてものは予想は出来ても本当の意味で理解する事など出来はしない。
いい加減短くなった煙草を携帯灰皿に押し込んで、また私は歩き始める。
少し海が観たくなった。
河口に近い故、此処は潮の匂いが強い。その匂いで海が観たくなったのかも知れない。
(,,゚Д゚)「…」
昔を思い出した所為か、地続きにその後の記憶が湧き出してくる。
(*゚ー゚)『私は、貴方ほど、強くないから』
そう言われたのは何年前か。
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(,,゚Д゚)「…俺だって、そんな強い訳でもねぇや」
強くないから、短い針が一回転した後にこうして意味もなく歩き回っている。
彼女は確かにか細かった。が、決して弱い人間ではなかった。
ただ、私以上に背負い込む人だった。
そして、必要以上に私を美化していた。
(*゚ー゚)『私よりね、ギコさんにはいい人が似合うよ』
自身の生い立ちや見目を憂う彼女にそう何度聞かされた事か。
その度に、私はそれを否定した。
「俺はお前がいいんだ」と。
そう言うと彼女は決まって嬉しいような、悲しいような顔をして微笑むのだった。
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(,,゚Д゚)「あれは、いい女だったな」
今でも、心からそう思う。
停滞してしまった私の人生の中で、振り返ればまっさきに出てくるのは彼女である。
そうだ。私は今停滞してしまっている。
川は流れなければ水は淀む。人生も同じだ。私には「ぼんやりとした不安」がべったりと張り付いている。
この「ぼんやりとした不安」に、かの文豪は殺された。
私には死を望む程の器量はないが、時に食い殺さるような感覚を覚える。
こんな眠れない夜は、尚更だ。
あるいは、これこそが眠れない理由なのかも知れない。
繰り返しの時間に飽いてしまっている。
かと言って、「何がしたいの」と問われれば特に思い付きもしない。
だらだらと続く、平坦な道だ。
そういった物が嫌いなのが私の性格であったはずだ。否、未だ変わらず嫌いだから現状に辟易しているのだろう。
ならば、打開しなければ。と思う。思っているだけである。
そして、何もしない自分を俯瞰し自己嫌悪に陥るのだ。
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(,,゚Д゚)「…堂々巡りだな」
この自分自身への問答すら、何回目だろうか。
私を鼓舞し続ける自分と私を卑下する自分を両脇に抱えながら、弥次郎兵衛のように揺れ続けている。
河原を離れ、自販機で缶コーヒーを買う。
これも、この河原でよく飲んだ。と懐かしい気持ちになった。
泥酔し酩酊し、夜風に当たりながらこの不味いコーヒーを飲みながら友人達と談笑したものだ。
「あたたかい」が少なった自販機を横目で見ながら、今が春だと再認識する。
世の中では出会いと別れの季節だと宣っているが、私にとってはただ桜が咲いて花粉が飛ぶ季節である。
不味いコーヒーを啜りながら、また河原に戻る。
川に架かる橋に足を向ける。あそこからは海がよく観える。
橋の中頃まで来ると欄干に肘を乗せ暗い海を眺めた。
見る人が見れば、自殺前の人間に見えるだろうと自分で思い、少しだけ可笑しくなった。
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(,,゚Д゚)「まぁ、生きる気もねぇが」
死にたいの裏返しは生きたいではない。と私は思う。
死にも生にも無頓着な人間は存在する。
私がそうだとは言わないが、私は今自分が生きているとも思っていない。
生きるというのは、身体的な話ではない。感性の話なのだ。
生きているという実感こそが、生を生足らしめている。
(,,゚Д゚)「倦怠のうちに死を夢む」
そんなセンチメントにも生きられないのは、自覚している。
自嘲気味に鼻を鳴らして、煙草に火を点けた。
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眠れない夜は、役にも立たない事を考える。
それは例えば若かりし頃の思い出であったり、別れた人の面影であったり、あるいは現状への不満であったりするだろう。
特別な日ではなくたって、それはそろりとやってくる。
あと数時間もすれば、地平線から太陽が顔を覗かせ、目に見える「明日」を強制的に起動するだろう。
だから、夜が夜であるうちに、私はこの惰性めいた感情を吐き出せるだけ吐き出しておくとしよう。
了
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おつおつ
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おつ
社会人が読むとつらいやつだこれ
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こういう情緒ある地の文好き
おつ
-
おつー
面白かった
共感はできなかった('A`)
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ある雨の日の夜のこと。
私は唐突にセックスがしたくなった。したくなったったらしたくなったのだ。したくなったのだから仕方がないじゃない。
風が轟々と音を立てて、砂壁を揺らしている。いずれ敷居も、屋根も、全て吹き飛んでしまうんじゃないかと思った。
雨は窓を叩き、寂れたサッシから時折濁った水が跳ねて、畳を濡らす。
鍋に湛えた水が沸き立つように、前触れもなく込み上げてきた性衝動が、鬱屈とした湿気によって無理矢理抑え込まれているような気がして、何でもいいからめちゃくちゃに壊してやりたくなった。
剥げかけのペディキュアを爪で擦って、なんとなく指を嗅いでみる。饐えたような匂いがして、急に可笑しくなってきて、声を出して笑った。
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大陸から来た奴隷に両切りの煙草を勧められたので、興味本位で買ってみた。
一口喫ってみると、唇を濡らしていた湿り気が葉っぱにまとわりついて、ぼそぼそと縮こまったそれはぼくの口の中で好き勝手に暴れまわった。
ぺっぺとつばを吐くぼくを見て、奴隷は笑う。
正しい吸い方を教えてもらったけれど、めんどうなだけでちいとも美味しいだなんて思えなかった。
そんな話を、けばけばしい娼婦のような彼女に語り聞かせているぼくは、きっとつまらない男なのだろう。
('、`*川「ふうん」
名前も知らない彼女は、ぞんざいな返事の後に、ブラックコーヒーを啜った。
( ^ω^)「つまらなかったかお?」
('、`*川「普通」
その返答はつまり、この話は面白くなかったということだ。
それ自体はどうでもいいことなのだけれど、喫茶店で一人の時間を過ごしていたぼくが、何故名前も知らない彼女をもてなそうとしているのか、自分の神経がさっぱり理解できなかった。
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('、`*川「煙草の話はつまらないわ。あなたのことを聞かせてちょうだい」
鼻につく喋り方だ。
故郷で酒を呑んだくれていた時期ならば、もしかするとそれだけでぼくはむすっと不機嫌になったかもしれない。
けれどぐっと堪えて彼女の言葉を頭の中で反芻させれば、背伸びをしたがるお嬢さんの、いじらしい見栄みたいなものが見え隠れして、むしろ可愛く思えてくる。
けれど、困った。
ぼくのことを人に語るだなんて、それこそ自分は本当につまらないやつなのですと告白するようなものだ。
奴隷のような、廃棄物処理の仕事から逃げ出し、故郷に帰って死のうとしていた。
気まぐれのように思いとどまって、再び出稼ぎに来て、今は海の向こうで人を殺す兵器を、尻に鞭打たれながら作っている。
そんな話をしたって、しかたがないじゃないか。
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( ^ω^)「ぼくの話……工場に勤めてるけど、主任に尻を鞭打たれ過ぎて、尻を蹴られても平気になったって話は面白いかお?」
彼女は、カップから離した口を掌で覆って、肩を震わせた。
('、`*川「ちょっと面白かったわ」
( ^ω^)「それはなにより」
('、`*川「でも、お陰で口の中を火傷しちゃったわ。どうしてくれるの?」
とんでもない言いがかりだ。
彼女の視線はぼくの手元、正確には、半ば手遊びのように、惰性で描いている途中だった粗末な絵に降りている。
それに気付いて、ぼくは急に恥ずかしくなって、わら半紙をぐしゃぐしゃに握り潰した。
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('、`*川「それ、見せてくれたら許してあげる」
( ^ω^)「遠慮しておくお」
('、`*川「じゃあ許さない」
( ^ω^)「そのコーヒーはぼくの奢りで」
('、`*川「……つまらない人」
彼女は本当につまらなそうに、大きな欠伸をした。
目の下に出来た大きなくま。細過ぎる手首。そして、赤く染め上げた爪。
それら全てが、ふしだらな性を想起させる。
根っからの娼婦だ。
彼女の素性について、ぼくは何一つとして知らないけれど、きっとそうに違いない。
不思議なことに、ぼくは彼女を娼婦だと断定する自分に、なんの疑問も抱かなかった。
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('、`*川「じゃあね、工場勤めのお兄さん」
やがて、彼女は指先を忙しなく動かしながら手を振り、そっぽ向くように味気なく去っていった。
名前くらい、聞いておけばよかっただろうか。
もう一度、ぼく達は出会うかもしれない。そんな劇的な感性は微塵もなくて、むしろ会わなくていいとすら思う。
けれど、線が病的に細い彼女を、今にも消えてしまいそうだった彼女を、どうしても、かつてぼくを死の淵から掬い上げてくれた彼女に重ねてしまうのだ。
( ^ω^)「なんて」
夢想もほどほどに。思い出は、優しいからこそ安易に甘え過ぎてはいけない。
そういった矜持を持っているわけではないけれど、昔を思い返す時、無理にそれを抑えつけようとしている自分に気づいた。
それが少しだけおかしくて、不意に漏れてきた笑みを苦いコーヒーで誤魔化した。
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喫茶店を出て、ぼくは何をするか決めていなかったので、しばらくその場で立ち尽くし、ぐずついた空を眺めていた。
まったく気にも留めやしないのに、こうしてふと足を止めて見上げた時、雲はきまっていつもより駆け足に見えた。
今、この瞬間もその例に洩れず、彼らは、どこに向かおうともしないぼくを急かしているみたいだ。
やれやれ、休日くらいは、尻を叩かれずにいたいのに。
思えばここ数ヶ月、正確には、故郷から離れて今に至るまで。
ぼくはこれといった目的意識を何一つとして持たずに、その日その日を、辛うじて生き長らえるようにして過ごしていた。
休日くらい、休日らしいことをしよう。
そんな取って付けたような目的意識。
雲行き怪しいけれど、充実した一日になりそうな気が、した。
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ある物語の続き。その断片。あるいは呪詛のようなもの。のようです
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おわり
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指先を忙しなく動かして手を振る仕草、娼婦らしい
乙、断片なら全体も読みたいわ
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今年のエイプリルフールはアルファ漫画版こないのかな
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今年はブーン系エイプリルフール全く無いな
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見てる人が減りすぎたからな
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何か急激に減った気がするんだが
きっかけみたいなものあったっけか
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各種人間関係の拗れとそれを煽って遊ぶ人達
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紅白が終わってから急にみんないなくなっちゃったイメージがある
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また時期が来たら増えるでしょ
何か書こうと思っていたので即興で投下します
ミセ*゚ー゚)リエイプリルフールのようですζ(゚ー゚*ζ
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ζ(゚ー゚*ζ「ミセリちゃん!今日はエイプリルフールらしいし嘘のつきあいしてみない?」
ζ(゚ー゚*ζ「三回騙されたほうが負けね!負けた人は勝った人の言うことを聞く事!」
ミセ*゚ー゚)リ「嘘の付き合い?……女子同士は付き合うとか駄目だと思うの。何か深い理由があったとしても」
ζ(゚ー゚*ζ「つ……つきあいってそっちじゃなくて!!つきっこってこと!」
ζ(゚ー゚*ζ(実は一瞬ドキッとしてしまった私がいたのは内緒です)
ミセ*゚ー゚)リ「どっちにしろそれを最初に言ってしまうってどうなの?」
ζ(゚ー゚*ζ「いいの!じゃあ私からいくね!私は昨日の夕食に牛丼を食べたわ!」
ミセ*゚ー゚)リ「わ り と ど う で も い い」
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ζ(゚ー゚*ζ「もっと反応してよ!」
ミセ*゚ー゚)リ「だってデレちゃんが何食べたかなんて知らないもん」
ζ(゚ー゚*ζ「そ……それもそうね、私のミスだわ」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ次は私が。先週デレちゃんの家に行った時冷蔵庫のプリン勝手に食べてごめんなさい」
ζ(゚ー゚*ζ「え……ミセリちゃんだったの!?てっきりお姉ちゃんが食べたものかと」
ζ(゚ー゚*ζ「謝罪と賠償を要求するニダ!」
ミセ*゚ー゚)リ「何<ヽ`∀´>の真似してんの、第一今回の趣旨忘れた?」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ……」
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ζ(゚ー゚*ζ「気を取り直して次よ!実は私は馬鹿です!」
ミセ*゚ー゚)リ「あ……うん、嘘をつこうねデレちゃん」
ζ(゚ー゚*ζ「あー!ミセリ私のこと馬鹿にしたなー!」
ミセ*゚ー゚)リ「前のテスト全教科赤点で泣きついて来たのはどこのデレちゃんだったっけ?」
ミセ*゚ー゚)リ「人がテスト前に家庭教師をしてあげたのにね?」
ζ(゚ー゚*ζ「ごめんなさい、私が悪うござんした」
ミセ*゚ー゚)リ「分かればよろしい。今のとこ一勝してるからあと二勝してすぐ終わらせるぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「嘘をつくのはあまり得意じゃないんだ」
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ζ(゚ー゚*ζ「かかってこい!」キリッ
ミセ*゚ー゚)リ「実は私は彼氏が居る」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ」
ζ(゚ー゚*ζ「」
ミセ*゚ー゚)リ「おーい!デレちゃん?」
ζ(゚ー゚*ζ「」
ミセ*゚ー゚)リ「完全に放心状態だ。これで私の二勝目だな」
ζ(゚ー゚*ζホッ「あ……嘘だったのね……てっきり本当かと」
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ミセ*゚ー゚)リ「私が彼氏だなんてそんなことあるはずないだろ?私にはデレがいるのだから」
ζ(゚ー゚*ζ「」
ζ(゚ー゚*ζ「///」
ミセ*゚ー゚)リ「またやっちゃったみたいだな」
ミセ*゚ー゚)リ「まあこれで私の三連勝といったところだな」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ」
ζ(゚ー゚*ζ「それってミセリちゃんは私のことをなんとも思ってないってこと!?」
ζ(゚ー゚*ζ「ミセリの馬鹿!!!!」
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ミセ*゚ー゚)リ「ちょっと待てデレ、私は3つ嘘をついた。」
ミセ*゚ー゚)リ「一つ目はデレのプリンを勝手に食べたということ。テスト前自分で食べたのを覚えてなかったらしいしな」
ミセ*゚ー゚)リ「二つ目は彼氏について。私は彼氏を作る気もないし私を好く変わり者も少ないだろう」
ミセ*゚ー゚)リ「そして三つ目、私は嘘をつくのはあまり得意じゃないと言った。それが嘘だ」
ζ(゚ー゚*ζ「え……?」
ミセ*゚ー゚*)リ「よって四つめは私の本心だ」
ζ(゚ー゚*ζ「ってことは?」
ミセ*゚ー゚)リ「デレは私の大切な人だ。それは本当だ。」
ζ(゚ー゚*ζ「ミセリちゃん!!!」
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ミセ*゚ー゚)リ「こんなセリフを言うのは苦手だな。それより覚えてるか?」
ミセ*゚ー゚)リ「 ζ(゚ー゚*ζ「三回騙されたほうが負けね!負けた人は勝った人の言うことを聞く事!」って言ってたよな」
ζ(゚ー゚*ζ「えーっと私は何をすれば?」
ミセ*゚ー゚)リ「悩ましいな……前のテスト勉強のも含めて何か奢って貰おうか……」
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあ駅前のカフェにでも行く?新作スイーツが人気らしいし」
ミセ*゚ー゚)リ「いや、折角の権利はスイーツに使うのは勿体無いな」
ミセ*゚ー゚)リ「それよりもだな」
ζ(゚ー゚*ζ「?」
ミセ*゚ー゚)リ「デレ。私の側に居続けてくれるか?」
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ーミセ*゚ー゚)リエイプリルフールのようですζ(゚ー゚*ζ (終)ー
ベタな展開になってしまった……
やっぱり文章力ないので修行してきます
ハッピーエイプリルフール!
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乙
嫌いじゃないわ
AA紛らわしいけどw
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武士みたいなミセリだな
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質問ですが( ^ω^)が東大を目指すようですって未完のまま終わってる?
まとめを探しても途中で止まってるので…
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業者湧く程度にはまだ人がいるのか
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地の文いっぱいのシリアス教えろください
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歯車
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去年の紅白作品だけど
背骨、ハゲタカ辺りがホードボイルドでシリアスだった
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上げておく
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ここはスレ上限達してるからこの総合埋まったら主拠点はファ板になるのかな
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なる
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ファ板ってどこ…
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ミ板の次
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どれだよ
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いまだにファイナル板知らない人がいるのか
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そんなこと言う前に貼ってやれよ、俺はurl持ってないから貼れないけど
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http://jbbs.shitaraba.net/internet/21864/
はい
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ドレミファコンボがスルーされてて泣いた
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ファミドレじゃん入力ミスってんぞ
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そらしょーがない
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どーなってるのこの島は!?
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ゴロリだけは生き残ってる
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ファ板でこの知名度
キューちゃん板なんて最果て中の最果てだな
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アーカイブたすけて
短編で探してる作品があるんだけど
・ギコもしくはミルナが変身する(白目のキャラだった記憶)
・その際「何で仮面ライダーギルスみたいな変身の仕方なんだよ」的なツッコミをしてた
判断材料少なすぎだけどお願いします
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>>622
これかな
ttp://majikichi.com/archives/9128626.html
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URLからしてひどい
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>>623
即レス感謝です!でもこれじゃなかった
ギルスヒールクロウが出てくる作品があったとは…
AAでギコ(仮)の横に変身後の姿が出現して変身する場面があるんだ
ブーン系外の板で仮面ライダーしいとかアギコとかあったみたいだけどそれも違ってた
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>>623
どうしようもない作品でワロタ…
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>>625
まとめはないんだが、
(,, ^ω^) 改造されたようです
は違うかな?
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かかとチンコ……やっぱり面白い
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>>627
これも違う 探してくれたのに申し訳ない
http://www7.atpages.jp/mesimarja/boon/exec/dat2html.php?dat=1274367211
ギャグ作品だったと思うけど変身シーンのAAとツッコミしか記憶に無いから難しいな…
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自己解決しました!これだった
ご協力本当に感謝です
ミ ゚Д゚彡アマゾンの奥地でのみ採れる至高のオッパニウム天然水のようです
https://sp.logsoku.com/r/2ch.sc/news4vip/1450186103/
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タイトルで笑ったわ何なんだよ
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また懐かしい物を
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何を思ってこういうスレを立てようと思うんだろう
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確かvipの総合のお題だったかと
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新社会人疲れに効く小説を頼む
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(´・ω・`)ショボンとしているようですね
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/399-top.html
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http://vipmain.sakura.ne.jp/end/394-top.html
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http://nanabatu.sakura.ne.jp/boon/boon_youdesuyoudesu_tukarehateta.html
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>>637これはマジで泣けたから駄目
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('A`)「これ、やるよ」
少年はそう言って小包みを鞄から取り出した。
( ・∀・)「ほう。お前にしてはいい心掛けじゃないか。
中身はなんだ?」
('A`)「……後で確認しろ」
( ・∀・)「ふーん……気になるなぁ」
モララーは自分の鞄に受け取った小包みをしまうと、くるりと少年に背を向けた。
('∀`)
だから、彼がどんな表情をしていたのかさえ知らない。
誕生日プレゼントのようです
.
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帰宅したモララーはまず鞄をリビングのソファーに投げ捨てた。
そのままキッチンに向かい、冷蔵庫から麦茶を取り出してコップになみなみと注いだ。
これが彼の日課なのだ。
( -∀-)「ふはー。生き返るー」
腰に手を当てて一気に飲み干せば、喉の渇きが消えていく。
あっという間に空になったコップを洗い、モララーはソファーに腰掛けた。
( ・∀・)「それにしてもあいつがね……なんだろ」
先ほど受け取った小包みはきれいにラッピングされている。
今日はモララーの誕生日だ。
彼はきっとモララーの機嫌をとるためにこれを用意したのだろう。
包装を何の感慨もなくびりびりに破き、中身を取り出した。
( ・∀・)「手紙……と、DVD?」
きれいな字で書かれた手紙は、この小包みを渡してきたドクオのものではない。
モララーは彼のノートの中身を見たことがあったが、字はもっと雑で読みにくかったのを覚えている。
意図のわからぬプレゼントに戸惑うモララーではあったが、まずはDVDを見てみることに決めた。
なぜあいつがこんなものをくれたのか分からない。
モララーを突き動かすのはただ好奇心だけであった。
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モララーはただ手紙に添えられていた地図だけを持って家を飛び出した。
全力疾走に息がきれるが、そんなものに構ってはいられない。
(; ∀ )「ちくしょう! あいつ、殺してやる……!」
映像に映っていたのは妹の姿だった。
雑然とした部屋の中、パイプ椅子に座らされた、目隠しをされ拘束された少女。
足元には赤いランドセルが落ちていて、中の教科書や文房具が散乱していた。
ドクオの奴が何を企んでいるのかは知らない。
しかし妹が危機的状況にあることだけは即座に理解できた。
地図に従って辿り着いたのは町外れの廃屋だった。
元はアパートだったという場所で、今は地元随一の心霊スポットと化している。
くだらない落書きなど目もくれず、モララーは指定された101号室のドアを開けた。
どすっ、という鈍い音。
(; ∀ )「……!?」
頭を殴られた、そう気付いた時にはもう遅かった。
振り返る間もなくモララーは気を失う。
( ^ω^)「……」
背後に立つ少年は、顔色ひとつ変えずに金属バットを投げ捨てた。
-
音はない。
光は少しだけ。
身体が痛いのは殴られた時におかしな倒れ方をしたからだろうか。
徐々に意識は浮上する。
ゆっくりと目を開けたモララーの視界に飛び込んできたのは、暗い屋内に浮かび上がる最愛の妹の姿だった。
( ・∀・)「これは……いったい……」
眠っているのか、気絶しているのか、妹の目は閉じている。
( ・∀・)「しぃ……しぃ、大丈夫なのか……?」
(* ー )「……」
( ・∀・)「しぃ……?」
返事はない。
まさか、死んでいるのでは。
そんな最悪の事態が脳裏をよぎる。
(;・∀・)「しぃ!」
( ><)「殺したりはしないんです。僕たちはおまえとは違うから」
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