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(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
26
:
名も無きAAのようです
:2016/01/04(月) 23:44:12 ID:FHeuVJX20
乙
2話目をどうするかが気になるな
>>25
言われてみれば確かに
http://i.imgur.com/hQtBqXP.jpg
27
:
名も無きAAのようです
:2016/01/04(月) 23:45:48 ID:IJgB7nvc0
個人的にあまり見ないようなキャラの組み合わせだから楽しみ
支援
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1906.png
28
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:06:20 ID:/m.3UZr60
>>27
支援絵ありがとうございます!漫画がイメージ通りで笑ってしまったwww
29
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:12:19 ID:/m.3UZr60
二話目投下します
30
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:13:19 ID:/m.3UZr60
川д川「ヒッキーくーん、居る?」ガラガラ
川д川「あれ…誰も居ない…」
川д川「散らかってるなぁ…全く、手芸部だってのに他の部活の片付けしなきゃならないの…もう」
川;д川「なんか変な壺あるし…どっから拾ってきたのよこんなデカイの」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第二体目:口裂け女
川д川「まぁヒッキー君の行く場所なら検討がつくわね…」
31
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:14:24 ID:/m.3UZr60
(-@∀@)「おい」
(-_-)「何でござんしょ」
(-@∀@)「昨日見に行ったトイレの花子さんが居るんだけど」
o川*゚ー゚)o「やっほー」
(-_-)「どうしてでしょうねぇ…」
(-@∀@)「元凶!言いだしっぺ!」
(#-@∀@)「ていうかなんでまたお前がここに居るんだ!!」
(-_-)「オカルトあるところにヒッキーは必ず居るんだよおおおお!!」
(#-@∀@)「量産型か!!バルサンで焚かれちまえ!」
(#-_-)「ゴキブリと一緒にすんな!」
32
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:15:42 ID:/m.3UZr60
(-@∀@)「なんでトイレの花子さんが科学部に住み着くんだよ…住処に帰ってくれよ…」
o川#゚ー゚)o「花子じゃなくてキュート!」
(-@∀@)「ああごめんねハナコ」
o川#゚ー゚)o「カタカナ表記にすればいいってもんじゃないの!アンタわざとでしょ!」
(-_-) (思ったけど経った一日で慣れすぎじゃね?)
33
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:16:35 ID:/m.3UZr60
(;-_-)「ていうかなんで科学部に居るの?どうせならオカルト部に来てよ」
(-@∀@)「ほらほらオカルト野郎から勧誘がきてるよ」
o川*゚ー゚)o「やだ。キューちゃんここがいい」
(-@∀@)「僕は部室を保育所にしたくないんだけどな」
o川#゚ー゚)o「ハァ!?キューちゃんガキじゃなくてエロス漂う大人だから!」
o川#゚ー゚)o「どぅーゆーあふたーみー!?キュートisエロス!」
(-@∀@)「No」
o川#゚ー゚)o「むがー!」
(-_-)「君達めっちゃ仲良しじゃない?ねぇ?」
34
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:18:01 ID:/m.3UZr60
(;-_-)「もういいや…そういえばハイン君は?」
(-@∀@)「なんでも小テストの時間に居眠りしたらしく放課後補修だって連絡来た」
(;-_-)「放課後…って今か。哀れなりハイン君…」
(-@∀@)「原因はお前なんだけどな」
―その頃のハイン
(;´・_ゝ・`)「小テスト中に居眠りするなんて…おまけに爆睡だったじゃないか」
从 ;∀从Ф
「うぇ…ぐす…居眠りしてごべんなさい…」
(;´・_ゝ・`)「泣くな泣くな。小テスト終わらせたら帰っていいから」
从 ;∀从Ф
「はい…もう俺一生寝ないようにします…うう…」
(;´・_ゝ・`)「夜はちゃんと寝なさい。次からは気をつけろよ?」
从 ;∀从Ф
「うっす…」
35
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:18:58 ID:/m.3UZr60
(-_-)「あ、そうだ花…いやキュートさん。自己紹介してもらえる?後ついでに写真も…」
o川*゚ー゚)o「うんいいよ。最初に写真撮ってもらった方が手っ取り早く終わると思う」
(-_-)「おっけーじゃあ早速」
(-_-)ノ{◎}
「インスタントカメラ〜」パッパラパパパー
(-@∀@)「古っ…よく見つけたなそんなの」
(-_-)「案外あるものだよ?それじゃあパシャー」
{◎}ジジジ…
(-_-)「出てきた出てきた。案外ハッキリ写るものだね」
(-@∀@)「これで心霊写真なんて言っても誰が信じるんだい?それで写真なんかどうするのさ」
(-_-)「それは後で話す。それじゃあ自己紹介いってみようか」
o川*゚ー゚)o「はーい」
36
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:20:16 ID:/m.3UZr60
o川*゚ー゚)o「素直キュート…まぁ旧名は花子だけど今はキュートよ」
o川*゚ー゚)o「身長148cm、好きな色は勿論赤!」
(-@∀@)「体重は?」
o川*゚ー゚)o「殺すぞ」
(;-_-)「ケンカしないの!」
o川*゚ー゚)o「数分前のアンタ達が言えたことじゃないわよそれ」
o川*゚ー゚)o「ゴホン…私がこうなったのはは1950年代くらいかな。もう昔の事はあまり覚えてないわ」
(-_-)「1950年…トイレの花子さんの話が出来た頃だね」
o川*゚ー゚)o「地方によっては正体は大きなトカゲだとか噂されてるけど失礼しちゃうわ」
o川*゚ー゚)o「ん…こんな所かしらね」
(-_-)「十分だよ。ありがとう」
37
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:21:18 ID:/m.3UZr60
( -_-)Ф カリカリカリカリ
(-@∀@)「相変わらず字書くの早いな」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんのプロフィールと写真をノートに載せてどうするの?」
(-_-)+「ふっふっふ…よくぞ聞いてくれたぞ」
(*-_-)「最終兵器としてこのノーt川д川「あ、居た」ガラッ
(´-_-)
川;д川そ「え…なんか邪魔しちゃったかな…」
(-_-)「いや…いいよ…」
川д川「探したんだよヒッキー君。借りてた小説返したく…」
o川*゚ー゚)o川д 川
「て…」
そ川д゚;川「ぺぺぺぺっ!?」
o川;゚ー゚)oそ
「うぎゃあ!!」
38
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:22:28 ID:/m.3UZr60
川д゚;川「びっくりしたびっくりした!なんで科学部に幽霊居るの!?」
o川;゚ー゚)o「びっくりしたぁ…」
川;д川「今まで居なかったのに…アサピー君何かした?」
(-@∀@)「ドア蹴っ飛ばした」
川д川「…おばか」ペシッ
(;-@∀@)「いてっ」
(*-_-)9m「いつもは温厚な貞子さんに怒られてやんのwwwww」
o川*゚∀゚)o「ざwwwまwwwぁwww」
凸(@∀@-#)「お前ら後で電柱ぶつかってしまえ」
川;д川(幽霊相手でも仲良くできないのかなこの人)
39
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:23:40 ID:/m.3UZr60
川д川「じゃあ私は部活があるから…」
(-_-)ノシ「ばいばーい」
o川*゚ー゚)o「あのお姉ちゃん霊感強いのね」
(-_-)「へ、そうなの?」
o川*゚ー゚)o「こっち側としてわかるものよ?今は実体化してるけど、零感なのはあの片目の男の子だけ」
(-_-)「へー…あ、それでやっと本題に入れるんだけど」
(-_-)「この分からずやを説得する為に僕はある方法を見つけました」
(-_-)「題して『都市伝説記録ノート』!」
(-@∀@)「ネーミングセンスねぇな」
(#-_-)「うっせ瓶底眼鏡!お前の為に企画したんだかんな!半分は僕の自己満足だけど」
(-@∀@)「わーいありがとう、ちっとも嬉しくない☆」
40
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:24:26 ID:/m.3UZr60
(-@∀@)「ちょっと待て」
(-_-)「ん?」
(-@∀@)「その口ぶりからするとまた新たな都市伝説引っ張ってきて巻き込むつもりじゃないだろうな」
(-_-)「もちろんそのつもりだけど?」
(#-@∀@)「テメェゴラァァァ!!」
(-_-)「次のターゲットは口裂け女だよ」
(#-@∀@)「ふざけんなボケ!」
(#-@∀@)「大体口裂け女なんてこの町に…」
o川*゚ー゚)o「呼べるけど」
( -_-) (@∀@-)
41
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:25:15 ID:/m.3UZr60
o川*゚ー゚)o「むしろ友達だけど?」
( -Д-) (@Д@-)
(*-_-)「すっげぇぇぇぇ!!マジパネェえぇぇ!!」
(;-ノ∀@)「最悪だ…」
o川*゚ー゚)o「幽霊ネットワークで知り合ったの。もうこの町に居るんじゃない?」
(;-@∀@)「そもそも幽霊ネットワークってなんだよ!」
o川*゚ー゚)o「え…そんなのも知らないの…?ダッサ(笑)」
(#-@皿@)ギリギリギリ…
(*-_-)「キュートさん!口裂け女の居場所とか分からない!?」
o川*゚ー゚)o「ちょっとまってて…」
42
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:26:13 ID:/m.3UZr60
~~~~~o川*゚ー゚)o~~~~~
ピピピピピ
(*-_-)wktk
(-@∀@) (なんかツインテの部分から変な電波出てる…怖…)
―o川*゚ー゚)o―√―
「分かったわ!ちょうどこの街の○○番地の三丁目!」ピキーン
と(*-_-)「ちょうどこの近くだ!行くぞ!」グイッ
(#-@∀@)
「ざっけんなカス!」
o川*゚ー゚)o「いってらー」
43
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:27:17 ID:/m.3UZr60
―三丁目
(;-_-)「ゼェゼェ…つ、着いた…」
(;-@∀@)「自分の体力を考えろ貧弱…」
(;-_-)「鏡見ろモヤシ…」
('[ ]`*川「ワタシ、キレイ?」
(#-@∀@)「は?モヤシはモヤシでも高級モヤシだから。安物モヤシとは違うから」
('[ ]`*川「ワタシ、キレイ?」
(#-_-)「なにそれケンカ売ってる?」
(#-@∀@)「売ってますけど?」
('[ ]`*川「…ワタシ、キレイ?」
(#-_-)「それなら買ってやんよおおおおお!!」
(#-@∀@)「今なら半額セール中ですううううう!!」
('[ ]`*川「…ワタシ…キ、レイ?」
(#-_-)キシャァァァァァ
(#-@∀@)ファァァァァック
('[ ]`*川
(;[ ];*川「ケンカ…ヤメテ…」
44
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:28:34 ID:/m.3UZr60
(#-@∀@)「なんかさっきからキレイキレイ聞こえるけど石鹸の宣伝か何か!?」
(#-_-)「僕ん家普通の固形石鹸なんでお断り…」
(-@∀@)-_-) クスンクスン(;、;*川
(;-@∀@);-_-)
((口裂け女居た――!!))
(;、;*川「せっかく…ワタシキレイって聞いてるのに…ケンカしてて全然聞いてくれないし…マスクも取ったのに反応もなし…」グスングスン
(;-@∀@)「オイどうするんだよめっちゃ泣いてるぞ…」ヒソヒソ
(;-_-)「ど、どうしよう…」ヒソヒソ
(;、;*川「私だけ仲間はずれなの…?」グスッ
(;-@∀@) (こいつめんどくせぇな…)
(;-_-)「えぇい、ここで会ったが数分前!対処は一つ!」
(;-_-)「ポマード!ポマード!」
(;Д;*川「うわあああああん!!」
(#;-@∀@)「さらに泣かせてどうするんだ!!口デカっ!めっちゃ裂けてる!怖い!」
45
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:29:44 ID:/m.3UZr60
〜〜オカルト部ヒッキー事情説明中〜〜
('、`*川「なんだ。貴方達キュートの知り合いなの」
(-_-)「まぁそんなとこです」
Ъ(-_-)「あの大豆が幽霊全然信じてくれなくて…」
(-@∀@)「誰が畑の肉じゃコラ」
('、`*;川「え…幽霊信じてないの?ダサ…」
(#-@∀@)イラッ
46
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:30:41 ID:/m.3UZr60
(#-@∀@)「帰るぞヒッキー!」
(-_-)「幽霊にまでバカにされて…プププwww」
(@∀@-#)三「よーし学校まで競争な!ドーン!」ダダダダ
(;-_-)「ちょ、待てよ!」
('、`*川(久々に男子高校生見たわ…ここら辺おっさんしか居ないんだもの)
('、`*川
('、`*川(あの子達についていこーっと)
47
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:31:51 ID:/m.3UZr60
――
――――
从 ゚∀从(やっと終わった…)
从 ゚∀从(予定の時間より遅くなっちゃった…アサピーさん怒ってないかなぁ)
从 ゚∀从 ガラッ
('、`*川「細い首…素敵…」ウットリ
(ii∩∀∩)グスン
o川*゚∀゚)o「ウケるんですけどwwwwwヒッキー写メって写メwwwww」
(*-_-)「言われなくてもwwww撮りますよこんなのwwwwオカルト否定派が好かれてやんのwwww」パシャパシャ
从;゚∀从「!?」
おわり
48
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 17:36:18 ID:/m.3UZr60
二話投下終了、三話はまた近いうちに
49
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 18:17:42 ID:/V7eOb..0
おつ!
アサピー好かれてるww
50
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 19:01:17 ID:p8Kb1gr60
貞子霊感あるのに手芸部とはもったいない…!
口裂け女も可愛いし、支援!
51
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 19:07:22 ID:s9bJq4vY0
どぅーゆーあふたーみー……
52
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 00:35:36 ID:UkHwjI0s0
大豆ワロタ
53
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 19:51:49 ID:BUw.WRb60
ガヤガヤ・・・
ワイワイ・・・
(´・_ゝ・`)「おーお前ら席着けー授業始めるぞ」
(´・_ゝ・`)「…よし」
(´・_ゝ・`)「それじゃあまず109ページ開いてー」
(;^ω^)「あの…」
(´・_ゝ・`)「どうした内藤」
(;^ω^)「ごめんなさいお先生…教科書忘れてきちゃって…」
(´・_ゝ・`)「それなら隣に見せてもらいなさい。」
(;^ω^)「はいお」
(;^ω^)「てなわけでアサピー…教科書見せてほしい…」
(-@∀@)
(;^ω^)そ(顔怖っ!?)
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第三体目:テケテケ
54
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 19:52:54 ID:BUw.WRb60
(-@∀@)
(;^ω^) (めっちゃ顔怖いお!レンズ越しでも分かる殺意が半端ない!)
(;^ω^) (え、えぇー…この数日感何があったの…よっぽどカルシウム足りていのかお…)
(;^ω^) (彼をここまでイラつかせる原因がどこかに…)
(-_-)o川*゚ー゚)o('、`*川←原因共
(-@∀@) (思い出すだけでクソウゼェ…得体の知れない何かを部室に増やしやがって)ググググ
(;^ω^) (シャーペ――ン!!)
(;^ω^) (このままだとシャーペンが真っ二つだお…ここは止めなければ)
55
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 19:53:35 ID:BUw.WRb60
(;^ω^)「おーい…」
(-@∀@)「あ、ごめんね。教科書忘れたんだっけ。はい」スス
(;^ω^)「あ、ありがとうだお!」
(-@∀@)バキッ
( ;ω;) (怖いお―――!!ついでにシャーペ――ン!!)
56
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 19:54:36 ID:BUw.WRb60
キンコンカンコーン
(´・_ゝ・`)「日直ー。号令」
(´・ω・`)「起立、気を付け」
(´・ω・`)「礼」
(´・_ゝ・`)「来週も小テストやるから覚悟しとけよー」
\エー!?マタァ!?/
\boooooo/
(´^_ゝ^`)「はっはっはっ、声援ありがとよ生徒諸君」ガラッ
57
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 19:55:54 ID:BUw.WRb60
(-@∀@)( ^ω^)
((全く集中出来なかった…))
( ^ω^)「そうだアサピー」
(-@∀@)「ん?」
( ^ω^)「教科書見せてくれたお礼にこれあげるお」
(-@∀@)「牛乳…いいのかい?」
( ^ω^)「おっおっ!余計に買っちゃったからいいんだお。それに最近イライラしてるみたいだし」
(-@∀@)「イライラしてた?」
( ^ω^)「おん」
(-@∀@)「なんだかすまないね。ありがとう」
58
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 19:56:50 ID:BUw.WRb60
(-@∀@) (イライラか…主にあのクソオカルトと便所娘と口裂けのせいだけど)
o川#゚ー゚)o「誰が便所娘ですって」ヒョイ
(;-@∀@)そ「床から幼女の生首生えてきた!何これ新しいモグラたたき!?」
o川#゚ー゚)o「どこに需要があるのよそれ!」
o川#゚ー゚)o「…全く、人が居ないタイミング見計らって来たってのにやっぱアンタ最低のクソメガネだわ」
(-@∀@)「踏むぞ」
59
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 19:57:48 ID:BUw.WRb60
o川*゚ー゚)o「便所コオロギ投げるわよ。で、私はヒッキーから伝言されてきたの」
(-@∀@)「…嫌な予感しかしないんだが」
o川*゚ー゚)o「予感的中よ。放課後、また新たな都市伝説を捕獲ですって」
(#-@∀@)「ホント懲りないな!塩酸ぶっかけてやろうかアイツ」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんに怒らないでよ。じゃあね、次移動でしょ」
(;-@∀@)「しまった完全に忘れてた!」
60
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 19:58:44 ID:BUw.WRb60
―放課後
(-_-)「集まってくれたか諸君」
(-@∀@)「ここ科学部なんだけど」
(-_-)「さぁ次のターゲットは…」デケデケデケ
(-@∀@)「無視かよ」
('、`*川「アサピーちゃんいい加減信じちゃいなさいよぉ…」
o川*゚ー゚)o「そうよそうよ。いつまで意地張ってるの」
('、`*川「信じれば楽になれるわよ…救われるわよ…」
(;-@∀@)「やめろ!新たな宗教の勧誘か!」
61
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 19:59:37 ID:BUw.WRb60
(-@∀@)「第一僕はお前らの事は霊だとかオカルト的な物じゃなくて小学生となんかちょっと怖いお姉さんとしか見てないんだよ」
从;゚∀从「口裂けてるのに”ちょっと怖い”で済ませるんですか!?」
o川;゚ー゚)o「て、手強い…」
('、`*川「なかなかの頑固ちゃんね…」
从 ゚∀从「流石っス!そのまま頑張ってくださいアサピーさん!ベルリンの壁如く!」
(-@∀@)「倒壊してるじゃねぇか」
62
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:00:34 ID:BUw.WRb60
(;-_-)「ねぇ…ちょっと…次のターゲット発表するんだけど…」
(-@∀@)「何他の部活がしゃしゃり出てんだよ」
o川*゚ー゚)o「引っ込めー」
('、`*川「とっととお家に帰りなさーい」
(;-_-)「君達どっちの味方なの!?」
从;゚∀从「お、俺はヒッキーさんの味方ですから!」
(-_-)「ハイン君…」ジーン
(-@∀@)「なんだー高岡。先輩を裏切るのかー卑怯者ー」
从 ゚∀从「すいませんヒッキーさん、俺やっぱアサピーさんの味方っす」サラッ
(;-_-)「切り替え早!もうちょっと粘りなよ!」
63
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:01:26 ID:BUw.WRb60
(;-_-)「と、とりあえず今回のターゲットは『テケテケ』だ!」
从 ゚∀从「テケテケ?」
(-_-)「下半身が欠損して両腕で移動する亡霊?妖怪?だよ」
从;゚∀从「おばけじゃないですか!」
(-_-)「おばけだよ!なんだと思ったの!」
从 ゚∀从「なんかこうマスコットみたいな…」
o川*゚ー゚)o「都市伝説がマスコットってどうなの…」
64
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:02:14 ID:BUw.WRb60
(-_-)「話だと冬の北海道、電車にはねられ下半身が切断され…ってのが有名だね」
从;゚∀从「ひ、ひぇ…」
(-_-)「さらにさらに!あまりの寒さに血管が凍り、止血してもがき苦しんだと…」
从;゚∀从そ
(-@∀@)「よくまぁ器用に切断されたもんだね」
(#-_-)「怪談にマジレスは不要だ!成敗してくれるわ」
(」#-_-)」
「くらえ!オカルトビーム!」ビビビ
(-@∀@)「空気砲!」ドーン
(-_-;)三「ぎゃー!!」
('、`*川「弱いわねぇ…」
65
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:03:10 ID:BUw.WRb60
(;-_-)「いきなり何するんだよ!でんじろう先生か!」
(-@∀@)「お前から仕掛けてきたんだろ」
(;-_-)「クソ…正論すぎて反論ができない…今夜テケテケの存在を証明してやるからな…」
('、`*川「ヒッキーちゃんヒッキーちゃん」
(-_-)「どうしたの伊藤さん?」
('、`*川「思ったけどテケテケって北海道発祥なのかしら?」
(-_-)「そこまでは分からないけど…」
('、`*川「そもそもこの地方に居るとは限らないと思うわ」
o川*゚ー゚)o「幽霊ネットワークを使えばまぁ呼び出す事はできるけどまだ会ったことないし…」
从;゚∀从 (幽霊ネットワークってなんだろう…)
66
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:04:06 ID:BUw.WRb60
(-_-)「それに関しては心配ご無用、テケテケを呼び出す為にあるキーワードを調べた」
('、`*川「キーワードを集めて応募すると?」
o川*゚ー゚)o「もれなく50名様にテケテケをプレゼント!」
(-_-)「いやそうじゃなくて…でもそれいいな…」
(-@∀@)「よくねーよ」
67
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:04:52 ID:BUw.WRb60
(-_-)「キーワードは『カシマレイコ』だ」
从 ゚∀从「なんですかそれ?」
(-_-)「所謂カシマさんってのも居るんだけどそのカシマさんとテケテケって関連性が高くて」
('、`*川「カシマレイコって言葉を知ったら三日以内に来るって奴よね」
(-_-)「そう、調べたの昨日だし。まぁ今日来るでしょ」
('、`*川「随分と用意周到ねぇ…」
(-@∀@)「オカルト絡みになると急に頭働くからなこいつ」
(#-_-)「成績で勝てないからこういうので勝負に出るんだよ」
68
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:05:49 ID:BUw.WRb60
(-_-)「…内容はあらかた説明したから後は夜になるまで待つだけか。」
(-@∀@) (このまま夜なんか来なくていい)
(-_-)「本当はどっか長い廊下かなんかでおびき寄せて、でっかいゴキブリホイホイみたいなの配置して捕まえようと思ったけど足無いから取り下げた」
从 ゚∀从「そんなんで捕獲されるテケテケも哀れでしょうがないと思いますけど」
(-_-)「でもちゃんと作戦は練ってある!捕獲道具持ってくるからちょっと待っててね」
(-@∀@)p「二度と戻ってくんなBoooooo!!」
(#-_-)「ずぁんねんでしたぁ〜戻ってきますぅ〜」バタンッ
69
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:06:43 ID:BUw.WRb60
(-@∀@)「…全身かぶれちまえ」
从 ゚∀从「ここ最近ドタバタですねぇ…」
(-@∀@)「いつもの倍以上疲労感凄いよ…」
o川*゚ー゚)o「イライラするのは体に悪いよ☆」ポスンッ
(-@∀@)「膝に乗るな」
o川*゚ー゚)o「一分5000円」
(-@∀@)「金を要求するな」
(-@∀@)「ハァー…もう僕疲れたよ…タカラッシュ…」
从;゚∀从「タカラッシュってなんすか!?」
70
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:08:34 ID:BUw.WRb60
(-_-)「取ってきたよ!」ガラッ
('、`*川「手に持ってるのは…ロープ?」
(-_-)「それと虫取り網。これでテケテケを捕獲するぞ!」
从;゚∀从「夏休みの小学生ですか!?」
(-@∀@)「ロープ持って山に入っていったら意味深すぎるわ」
(;-_-)「物騒な話しないでよ…」
('、`*川「ロープと虫取り網でどうやって捕まえるのかしら」
(-_-)「テケテケって時速100キロから150キロで追いかけてくるからそれを逆手に使ってー」
(-_-)+「ゴールテープみたいにロープを使って転ばせる!」
o川*゚ー゚)o「下半身無いって言ってなかったけ?」
(-_-)「上半身の位置にセットすれば…それで一人囮が必要なんだけど」
(-_-)「誰か囮になってくれるヤツはー…」
( -_-)川*゚ー゚)o (-@∀@) ('、`*川从∀゚ 从
(#-@∀@)「こっちみんなお前ら!!!」
71
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:09:33 ID:BUw.WRb60
(#-@∀@)「なんで僕なんだ!そもそもこの場合オカルト部が囮に出るものだろ!」
(-_-)「そりゃあまぁ僕もできたらテケテケと一緒に追いかけっこしたいけどさ」
(-_-)「アサピー意外と足速いし」
(#-@∀@)「陸上選手じゃないんだよこっちは!普通の科学部だ!」
(-_-)「いやもう口裂け女に懐かれてる時点で普通じゃないからね?」
('、`*川 ウットリ
(;-@∀@)「うっとりすんなああああああ!!」
72
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:10:21 ID:BUw.WRb60
(-_-)「ん…もうそろそろいい頃合かな」
(*-_-)「それではテケテケ捕獲隊出発しますか!」
(;-@∀@)「あーもうヤダ。ほんっとヤダ」
(*-_-)「今回はハイン君も一緒だからね」
从;゚∀从aそ
「ええー!?俺もっすか!?」
(*-_-)「ロープ持ってくれるだけでいいから」
从;゚∀从「うべぇ…」
(*-_-)「女性方もほらほら」
o川*゚ー゚)o「まぁ目には目を、ゴーストタイプにはゴーストタイプって言うしねぇ」
('、`*川 (鋏しかないけどいいのかな)ジャキン
73
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:11:10 ID:BUw.WRb60
――
――――
(-_-)『あーあー…マイクテステス。聞こえる?』
(-@∀@)『聞こえるけどなんでトランシーバーなんだい。ていうかよくそんなの見つけてくるね』ザザッ
(-_-)『我がオカルト部の部室はガラクタの宝庫だからね。…また貞子さんに怒られそうだけど』
(-_-)『作戦はさっき言った通り。テケテケらしき人物を見つけたらこっちに連絡入れてくれ。その後全力でこっち走ってきて』
(-@∀@)『……めんどくさい』ザザッ
(-_-)『それでは検討を祈るよ』ガチャ
74
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:11:58 ID:BUw.WRb60
(-@∀@) (なーにが健闘を祈るだ)
(-@∀@) (めんどくさい。帰りたい。炊き込みご飯食べたい)
(-@∀@) (…内藤君に貰った牛乳飲むか)
(-@∀@) ズゾゾゾ
(-@∀@) (ん?今何か…)
(((( <●><●>)
(<●><●> ))))
(;-@∀@) (…あいつか)
(;-@∀@) (ふん、何があっても幽霊なんて存在は信じないからな。僕の中の認識は『下半身がない人だ』)
( <●><●> )
(;-@∀@) (こっち見た!)
( <●><●> )ダッ
(;-@∀@) (こっち来た!)
75
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:13:37 ID:BUw.WRb60
三三三三(;-@∀@)『うおあああああああああああ来たぞおおおおおおお』ザザッ
三三三三三( <●><●>)テケテケテケ
三三三三(@∀@-;)「うおおおおおおおお気持ち悪いいいいいいい!!」
(;-_-)「こっち来た!ハイン君、ロープの準備を!」
从;゚∀从「うっす!」
(;-_-)「アサピーいいいいいいいい!!こっちは準備万端だああああああ!!」
从*;゚∀从「すっげぇ!!どっちも早い!!F1のあのBGMつけたい!!!」
三三三三(;-@∀@)「横っ腹いてえええええええええ!!」
(;-@∀@)"「ぬるぽ!」ガッ
<ドンガラシャーン
从;゚∀从「アサピーさあああああん!!」
三(;<●><●>)"「ぐぇっ」
从∀゚;从「うわあああこっちもだああああ!!」
('、`*川「あらあら賑やかねぇ」
o川*゚ー゚)o「負傷者出てるんだけど…」
76
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:14:19 ID:BUw.WRb60
(;-_-)「捕まえたあああああああ」バッソンバッソン
(;<●><●>)「ちょ、なんですか!虫あみで叩かないで…ぶへっ」
('、`*;川「なんだか踏んだり蹴ったりね…」
(;<●><●>)「うわ、口裂けてる!怖っ!」
('、`*;川「下半身無いアンタに言われたくないわよ!」
((((メ;・∀・)「つ、疲れた」ボロッ
从ノ;゚∀从ノ「ボロボロじゃないっすか!大丈夫ですか!?」
(メ ・∀・)「体痛い…眼鏡壊れた…」
从;゚∀从「ア、アサピーさんの眼鏡が…!」
(メ ・∀・)「うん。できれば僕自身の心配もしてほしかったかな」
77
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:15:05 ID:BUw.WRb60
(-_-)「アサピーお帰り?眼鏡は?」
( ・∀・)「壊れた」
(;-_-)「え、ちょ…大丈夫…?ていうか弁償した方がいいよね…?」
( ・∀・)「家にスペアあるからいい。お前のそういう所は嫌いじゃないよ」
( ・∀・)「ただお前に借りを作りたくないだけだ」
(;-_-)「なんだよそれ…どこの主人公のライバルポジションだよ…」
(;<●><●>)「あのー…お話の所悪いんですが…」
(-_-;)「ん?」
(;<●><●>) Vと('、`*川ジャキンジャキン
「助けてください」
(;-_-) (め、めっちゃ威嚇されてる…)
78
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:15:59 ID:BUw.WRb60
('、`*川「あ”?テメェ何アサピーちゃん怪我させてるのよ」ジャキン
(;<●><●>)「私はただ呼ばれただけなのになんですかこの仕打ちは!」
('、`#川「それに乙女に向かって口裂けてるって何事よおおおおおお!!キレイって言いなさあああああい!!」
(;<●><●>)「えええええ!?貴方口裂け女ですよね!!」
(;<●><●>)「まぁ…その…確かに綺麗なお顔をしていますが…」
('、`#川「ぶち殺すぞ」
(;<●><●>)「なんで!」
(;-_-)オロオロ
(;<●><●>)「いやもうマジで助けてくれませんか!?」
(;-_-)「あ、うん…ごめんね。伊藤さん今度新しい鋏あげるから…」
('、`*川「わーい」
79
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:17:10 ID:BUw.WRb60
(-_-)「さてと、まずは写真を撮らせてもらってもいいかな?」
(;<●><●>)「この無様な私の写真を撮ってネットで拡散すると…」
(;-_-)「しないよ!」
(;<●><●>)「まずはロープを外してもらいたいんですが」
(;-_-)ハズシハズシ
( <●><●>)「ありがとうございます」
(-_-)「じゃあ撮らせてもらいますねー」パシャ
(;<+><+>)「フラッシュが…」
(;-_-)「目くらましになってる!色々不憫だなテケテケ!」
('、`*川「斬新ねその目」
80
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:18:15 ID:BUw.WRb60
(-_-)「…もう遅いし、今日はここまでいいかな。詳しい事は明日聞くよ」
( <●><●>)「はぁ…毎回こんな事してるんですか貴方は」
(-_-)「そりゃオカルト部ですし」
( <●><●>)「チャレンジャーですね…」
81
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:19:02 ID:BUw.WRb60
(-_-)「よーし!もう暗いし遅いし、撤収!」
从 -∀从「もう夜の十時ですからね…」ファワァ…
(-_-)「そういやアサピーは?」
从 ゚∀从「キュートさんと一緒に寝てます」
(;-_-)「寝てんのかよ!」
82
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:19:53 ID:BUw.WRb60
( -∀-)川*-〜-)o zzz
(-_-)「何寝てんだよ。オラオラ起きろ」ゲシゲシ
(;・∀・)「いってぇ!」
o川*-〜-)o「んー…」
o川*゚ー゚)o「あれ…寝てた…って」
o川;゚ー゚)o「ぎゃあああ!なんでクソ眼鏡と一緒に寝て…」
( ・∀・)
o川;゚ー゚)o「誰よアンタ!」
( ・∀・)「アサピーですけど」
o川;゚ー゚)o「アンタそんな顔してたの!?予想外!」
( ・∀・)「肩にもたれかかってた癖に色々と文句つけやがって」
83
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:21:14 ID:BUw.WRb60
从 ゚∀从「アサピーさん起きた。眼鏡無しに夜道帰れるんですか?」
( ・∀・)「…ぶっちゃけ自身ない」
('、`*川「それなら私が送ってあげるわよぉ」
从;゚∀从「頼もしいのか頼もしくないのか…」
('、`*川「何か言った?」シャキィン
从;゚∀从「いえ!流石口裂け女先輩っス!マジパネェっス!とっても頼もしいです!」
('、`*川「よろしい」
(-_-)「ほんじゃ今度こそ撤収〜」
( ・∀・)ゲシッ
(;-_-)「いった!蹴りいった!」
(# ・∀・)「さっきのお返しじゃボケ」
84
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:22:21 ID:BUw.WRb60
ギャーギャー
( <●><●>)「騒がしい人達ですねえ」
o川*゚ー゚)o「同意」
( <●><●>) (この子も割と騒がしいような…)
( <●><●>)「あの、私はどうすればいいんですかね」
o川*゚ー゚)o「どうせ行くあてないんだし、残れば?」
( <●><●>)「それじゃあお言葉に甘えて…」
85
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:23:14 ID:BUw.WRb60
―翌日
(-@∀@)「そういえばあのステルス下半身はもう消えたのか?」
(-_-)「ああ、テケテケなら家庭科室に住み込んだよ」
(-@∀@)「…うわぁ」
――
―――
( <●><●>)アミアミ
川д川「ワカッテマスさん編み物上手ですね」
( <●><●>)「どうも。昔から手先は器用な方なんで」
川д川「そうなんですか…そのマフラーも手作りで?」
( <●><●>)「はい」
(;´・ω・`)「貞子さん一人で会話してるし…毛糸が空中浮遊してるんだけど…」ヒソヒソ
(#゚;;-゚)「…貞ちゃん霊感強いから…下半身の無い男の人が居るんだよあそこに」
(;´・ω・`)「そんなの居るの!?」
おわり
86
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:25:59 ID:BUw.WRb60
三話投下終了。四話はまた明日投下予定
87
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:33:47 ID:UkHwjI0s0
デミタスの顔がなんか違和感あるなと思ったらめっちゃ微妙にテンプレと違ってた
乙
88
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:35:56 ID:yIGRMvtU0
(´・_ゝ・`)デミタス置いて行きますね
89
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:39:12 ID:BUw.WRb60
>>88
テンプレありがとうございます
90
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 20:41:05 ID:BUw.WRb60
見直しはしてるはずですが細かなミス多いですね…すいません気をつけます
91
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 21:37:27 ID:ScWoYTx.O
ブーンもよく見たら西川だしな
92
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 20:49:23 ID:CdvvndZs0
从*゚∀从〜♪
从*゚∀从「やっとお昼の時間だ…!いっただきまーす!」
(´・ω・`)「やあ。お隣失礼するよ」
从*゚〜从「ぬ、ひょぼんしぇんぱいこんにひは」モグモグ
(´・ω・`)「こんにちは。高岡君はきつねそば?いいねぇ」
从*゚∀从「俺食堂のきつねそばが好きなんで!ショボン先輩はカレーですか?」
(´・ω・`)「今日はカレー曜日だし、なんせ激辛が復活したからね」
(*´・ω・`)「ふふふ…待ちに待った激辛だ…」
从 ゚∀从(この人見かけによらず辛党だなあ)
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第四体:怪人アンサー
(´・ω・`)「ところで高岡君」
从 ゚∀从「なんでしょうか」
(´・ω・`)「最近家庭科室に下半身の無い男性が出るようになったんだけど…」
从;゚д从・'.。゜ ブホッ
(;´・ω・`)「高岡君!?」
93
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 20:50:33 ID:CdvvndZs0
从;゚д从ゲホゲホ
(;´・ω・`)「だ、大丈夫!?」
从;゚∀从「うぃっす…ちょっとむせただけなんで…」
从;゚∀从「ていうか先輩…その、下半身のない幽霊って直接見たんですか?」
(´・ω・`)「いや、僕はそういうのは見えないからね。でぃと貞子さんが見たって」
从;゚∀从「はは…その二人なら納得っすね…」
(´・ω・`)「高岡君は何か知ってるの?」モグモグ
从;゚∀从「い、いいえ…」
从;゚∀从(家庭科室以外にも科学室にお化け二人居るってのは口が裂けても言えないよ…)
从;゚∀从(一人口裂けてるのは居るけど)
(´・ω・`) (ふむぅ…いまいちパンチが効かないな…)モグモグ
94
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 20:52:26 ID:CdvvndZs0
白<カベギワニーネガエリウッテー♪
(´・ω・`)「あれ、電話だ。ちょっと失礼するよ」
从 ゚∀从「ふぁい」ズルズル
95
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 20:53:21 ID:CdvvndZs0
(´・ω・`)「うん…うん。分かった。放課後でいいんだね」
从 ゚∀从(セリフだけ聞くと怪しい取引みたい)ズルズル
(´・ω・`)「じゃーねー」ピッ
从 ゚∀从「早かったっすねぇ。相手は?」
(´・ω・`)「ヒッキー。放課後に科学室に来てほしいと」
从;゚∀从
(´・ω・`)「ヒッキーって科学部だったっけ?高岡君はともかく」
从;゚∀从「いえ、科学部は俺とアサピーさんだけっス。残りは顧問と幽霊部員(人間)だけで…」
(´・ω・`)「ふむ、しかしヒッキーとアサピーって仲悪いんだろ?学年でも有名なのにどうしたんだろうね」
从;゚∀从(そこまで有名なの!?)
96
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 20:54:26 ID:CdvvndZs0
从;゚∀从「あの…単刀直入に聞きますけどショボン先輩って幽霊とかホラー系は大丈夫なんですかね…」
(;´・ω・`)「いや無理。全然無理。見えない体質でよかったと心から思うよ」
从;-∀从「あー…それならご愁傷様です…」
(;´・ω・`)「なになに!?何があるの!?」
从;゚∀从「そこは察してくださいよ…」
97
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 20:55:37 ID:CdvvndZs0
―放課後
(#゚;;-゚)「あ…ショボン君…」
(´・ω・`)「あれ?でぃも呼ばれたの?」
(#゚;;-゚)「うん…人数の数合わせが足りないっていうから呼ばれてきた…」
(´・ω・`)「ドッチボールでもするのかなあ」
(;#゚;;-゚) (絶対違うと思う…)
98
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 20:56:40 ID:CdvvndZs0
(´・ω・`)o「ここだっけ?ノックしてもしもーし」コンコン
( <●><●>)ガラッ
(´・ω・`)
(;´゚ω゚`)そ「ぽわっぱああああああああああああ!!」
(#゚;;-゚)「ワカッテマス…なんでここに…」
(;´゚ω゚`)「え!?知り合い!?」
(#゚;;-゚)「家庭科室に居るの…この人…」
(;´゚ω゚`)
(;´゚ω゚`)「ぱぷわああああああああああああ!!」
( <●><●>)「今頃気づくんですか」
(#゚;;-゚)「この人零感だから…」
( <●><●>)「なるほど」
99
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 20:58:58 ID:CdvvndZs0
(-_-)「お、ショボン君来たようだね」
(;´・ω・`)「ヒッキー!なんか入口に下半身無い人がい…」
('、`*川「おはろー貴方がショボンちゃんね」ブンブン
(´゚ω゚`)「ほにょぽぽおおおおお口裂けええええええええええええええええ!!」
(;、;#川「何よ!アンタもそれ言うの!?」
(;、;#川「皆して出会い頭に口裂け口裂けって!乙女に向かって失礼しちゃうわ!!」
( <●><●>)「それが貴方の専売特許でしょうに…」
('、`。#川「うるさいテケテケ!その口、ズタズタにするわよ」シャキィィン
(;<●><●>)「やめてください!」
100
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:01:05 ID:CdvvndZs0
o川*゚ー゚)o(なんか騒がしいと思ったけどめっちゃビビリな子が来たのね)
o川*゚ー゚)o(よし、ここはいっちょ驚かしてやるか)ニシシ
〜o川*゚ー゚)oソロー (;´・ω・`)ヒーヒー
o川*゚ヮ゚)o「がおー!!」バッ
(´・ω・`)
(´・ω・`)「あ…小学生…」
o川#゚д゚)o「なんでキューちゃんの時には驚かないのよ!!」
101
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:02:17 ID:CdvvndZs0
(-@∀@)「そりゃ小学生に驚かされてビビる高校生は居ないでしょ」
o川#゚ー゚)o「見た目は子供でも頭脳は大人なの!実年齢はもうここに居る誰よりも大人よ!」
('、`*川「キュート、最年長だものねぇ」
(-@∀@)「ロリBBAじゃん…」ボソッ
o川#゚ー゚)o「聞こえてんのよクソ眼鏡があああああああ!!」
102
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:03:26 ID:CdvvndZs0
(;´・ω・`)
(#゚;;-゚)「ショボン君」
(;´・ω・`)そ「アマテラスっ!!」ビクゥ
(#゚;;-゚)「む」
(;´・ω・`)「びっくりした…でぃか…」
(#゚;;-゚)「ここの皆、楽しそうで羨ましい」
(;´-ω-`)「僕は嫌だよ…」
( <●><●>)「さっきから思いましたけどあそこの彼叫び方が独特ですね」
(-_-)「なんでもバリエーションが108式あるとか…」
( <●><●>)「それはそれは…驚かせる価値がありますね…」ウズウズ
(;-_-)「やめなさい」
103
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:05:06 ID:CdvvndZs0
(;´・ω・`)「あ、あの…アサピー?」
(-@∀@)「ん?ショボン君か。どうした?」グググ…
o川#゚ー゚)o「はーなーせー!!」ジタバタ
(;#゚;;-゚) (小学生相手にチョークスリーパー…大人げない…)
(;´・ω・`)「色々質問したいことがあるんだけど幽霊否定派なのに思いっきりその…幽霊をチョークスリーパーしてるのと…」
(;´・ω・`)「なんで科学部なのにヒッキー居るの?」
(-@∀@)「前者はアレだ。僕はここに居る人外共を幽霊だとは判断してない」グググ…
o川#゚ー゚)o「離しなさいってのー!!」ジタバタ
(-@∀@)「後者は…あー…高岡パス」
从;゚∀从「あう…えっとそのカクカクシカジカ…って事が」
(;´・ω・`)「なーるほどね…」
o川#゚ー゚)o ピタッ
(;#゚;;-゚)そ (諦めた…)
104
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:06:21 ID:CdvvndZs0
o川#゚ー゚)o「…諦めたと見せかけて再開!!おんどりゃああああああああああああ!!」ジタバタジタバタ
(;-@∀@)「ぐっ…!こいつ活きがいいな…!」
o川#゚ー゚)o「キューちゃんを舐めないでよねえええええええええ!!」ジタバタジタバタ
(-_-)「そこのお二人さーん、イチャイチャするのはいいけどそろそろ説明に移るからねー」
(#-@∀@)川#゚ー゚)o
「「イチャイチャしとらんわ!!」」
('、`*川
(;<●><●>) (ペニサスさんから嫉妬のオーラが!!)
105
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:08:52 ID:CdvvndZs0
(-_-)「今回呼び出すのは怪人アンサー!今までのよりも簡単に呼び出せるんだけど人数が必要なので手芸部のお二人さんにお手伝いをお願いしました」
(-_-)「早速実践…と言いたいところですが二人の為に都市伝説ズから自己紹介を」
o川*゚ー゚)o「はーい」
o川*>ー゚)o「一番手キュート!トイレの花子さんってことで有名だけど今はキュートだよっ☆」
('、<*川「二番手ペニサス!口裂け女だけど気軽に口裂けなんて呼んだら殺すわよ☆」
( <>><●>)「三番目テケテケ!…もとい新参のワカッテマス!冬生まれで死んだのも冬だったよ☆」
(-_-) (なんで皆ウインクしてんだ)
106
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:09:07 ID:tqgjgatQ0
懐かしいな怪人アンサー
確か9個質問答えてくれる代わりにあっちの問題に答えられないと死ぬんだっけ
107
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:10:37 ID:CdvvndZs0
(;´・ω・`)「え、えっと二年一組のショボンです…」
(#゚;;-゚)「同じく二年一組のでぃ。…ワカッテマスは手芸部メンバーは知ってるよね」
( <●><●>)「はい」
从 ゚∀从「なんだかこの絵面合コンみたいっすね」
(-@∀@)「世界一参加したくない合コンだな」
108
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:11:59 ID:CdvvndZs0
(-_-)「まずは円陣組んでー」
ゾロゾロ…
(-_-)「それで同時に隣の人に電話かければ一人だけ繋がるんだけど…都市伝説の皆さんは携帯ある?」
( <●><●>)「ガラケーならあります」
('、`*川「背負って運ぶタイプなら…」
o川*゚ー゚)o「黒電話ならあるよー」
(;-_-)「なんかどんどん古いタイプになってきてるな…使えれば問題ないんだけど」
(-_-)「それじゃあ合図すると同時に電話かけて…」
(-_-)「いくよ」ピッ
109
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:13:15 ID:CdvvndZs0
(-_-)「こっちは通話中。他は?」
(-@∀@)「僕も通話中だよ」
(-@∀@) (今回ばかりはこっちに来なくてよかった)
从 ゚∀从「俺も通話中ですね…」
(#゚;;-゚)「………」プルルルル
(#゚;;-゚)「…繋がった」ガチャ
(;´・ω・`)そ
(*-_-)「よっし!でぃさんナイス!」
(#゚;;-゚)「皆に聞こえるようにスピーカーにしたから…」
(;´・ω・`)「そんな配慮いらないよ…」
110
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:15:20 ID:CdvvndZs0
『呼ばれた所にホイ参上、怪人アンサーだ。問題に答えられたら願いをなんでも叶えよう』
( <●><●>)「ドラゴンボールいらずの神龍みたいですね」
('、`*川「問題仕掛けてくる神龍とか嫌ねぇ…」
『では問題。我輩の好きな食べ物はなーんだ?』
o川*゚ー゚)o(誰も知らねぇよそんなん…)
(;#゚;;-゚)「し、知らないです…」
『そうか…それなら…』
111
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:16:36 ID:CdvvndZs0
『い ま か ら そ ち ら へ』
(;#゚;;-゚)ガチャン ツーツーツー…
(;#゚;;-゚)「切れた…」
112
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:17:47 ID:AftKrtHI0
あれ怪人アンサーって10人いなくても呼び出せるんだっけ
113
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:18:48 ID:CdvvndZs0
(-_-)「今からそっち行くって?待たずに済むなんて便利だなぁ」
(;´・ω・`)「いやいやいや!呑気な事言ってる場合!?」
(#゚;;-゚)「………」
(;´・ω・`)「ほら、でぃも何とか言いなよ…」
(#゚;;-゚) (どこかしら殺意を感じる…もう近くに…)
ФωФ)+ (#゚;;-゚)
(;<●><●>)「!でぃさん、後ろに…」
(#゚;;-゚)「!」
(#゚;;-゚)「そこかぁ!!」ブォンッ
(; ω )・'.。゜
「ッぐはぁ!!」バキャァ!
从;゚∀从「うええええええ!?回し蹴りいいいい!?」
(;´・ω・`)「でぃは手芸部の他に掛け持ちで剣道部入ってるから…」
从;゚∀从「剣道って回し蹴りするんですか!?」
(;-@∀@) (彼女だけは敵には回したくないな…)
114
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:19:42 ID:CdvvndZs0
(;-_-)σ「と、とりあえず確保!都市伝説ズ、君に決めた!」
('、`#川「女の子を狙うなんて許さないわよ怪盗パンサー!!!」チョッキチョキィ
三三三(#<●><●>)「何手芸部の子を狙ってるんですか妖怪ペペロンチーノ!!」テケテケテケ
o川#゚ー゚)o「こっちはクソメガネのせいでイライラしてんのよおおおお!!変態トンファー!!フライングボディプレス!!」ドーン
(;<●><●>)「ぐへぇ」ベシャ
(;-_-)「関係ない人に被害が!」
(-@∀@)「最後に至っては完全に八つ当たりじゃないか。原因僕だけど」
115
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:20:48 ID:CdvvndZs0
(#)ФωФ)ボロッ
(#);ФωФ)「な、なんであるか貴様ら!呼ばれただけなのにこの仕打ちはなんであるか!」
( <●><●>) (あ、親近感)
('、`#川「女の子に手を出そうだなんてとんだ変態ボクサーね」
(;ФωФ)「怪人アンサー!我輩は変態ボクサーじゃなくて怪人アンサー!」
('、`#川「へぇ?傷治るの早いのねアンタ。これなら何回でも痛めつけられるじゃない」
(;ФωФ)「なんであるかこの女あああああああああああ」
( <●><●>) (さりげなく命拾いしましたねなんたらカンタラー)
116
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:21:42 ID:CdvvndZs0
(#゚;;-゚)「なんかごめん」
(;ФωФ)「い、いや…我輩こそ悪かった…貴様ではなくそこの眼鏡を狙えば…」
(-@∀@)「液体窒素と王水。どっちがいい?」
(;ФωФ)「…なんでもないです」
117
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:22:46 ID:CdvvndZs0
(*-_-)「来てくれたんですね怪人アンサーさん!」
( ФωФ)「あ、あぁ。呼ばれて答えられなかったら我輩は来るからな」
( ФωФ)「それに怪人アンサーとは呼ばなくても我輩には杉浦ロマネスクと言う名があるからな」
(;ФωФ) (ここの奴ら覚える気なさそうだし)
(*-_-)「では早速質問ですけど杉浦さんは幽霊ですか?」
( ФωФ)「いいや」
(*-_-)「妖怪とか?」
( ФωФ)「違うのである」
(;-_-)「え…じゃあ」
( ФωФ)「我輩は妖怪でも幽霊でもなく怪人アンサーであるぞ。それ以外何者でもない」
(;-_-)「えっ…」
118
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:24:09 ID:CdvvndZs0
(;-_-)「…妖怪でも幽霊でもないの…つまんない…」
( ФωФ)「へ」
(;-_-)「僕、普通の幽霊と類が微妙なのって興味ないんだよなあ」
( ;ω;)「本当になんであるか貴様ああああああああああああああ!!」
119
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:25:22 ID:CdvvndZs0
( ;ω;)「じゅ、十数年前はどこもかしくも我輩を呼ぶ電話があったのに」
( ;ω;)「時代が進む度に忘れさられて、久しぶりに呼ばれたと思ったら回し蹴りされるわボコボコにされるわ最終的には興味ない扱いされて…」
( ;ω;)「我輩になんか恨みでもあるのか!?」
o川*゚ー゚)o「試しに聞くけどアンタ何年代の都市伝説?」
( つωФ)「グスッ…2002年からである…ちょうどインターネットが普及した時代に…」
o川*゚ー゚)o「ならバリバリ新参じゃん。長年語られる都市伝説様に歯向かうの?」
( ;ω;)「ちくしょおおおおおおおおおおおおおお!!」
120
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:26:43 ID:CdvvndZs0
( <●><●>)「えっと泣いてる途中で悪いんですが…」
( つωと)「…なんであるか」
( <●><●>)「その怪人パーラーとやらを呼び出すには十人必要だと聞きましたが」
(;ФωФ)「我輩は軽食堂でもないのである!…って」
( ФωФ)
(ФωФ )
121
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:27:48 ID:CdvvndZs0
(-_-)←1
(-@∀@)←2
从;゚∀从←3
o川*゚ー゚)o←4
('、`*川←5
(#゚;;-゚)←6
(;´・ω・`)←7
( <●><●>)←8
( ФωФ)
(;ФωФ)そ「八人しか居ないのであるううううううううううううううう!!」
(;<●><●>)「ドジっ子ですか貴方!!」
(;ФωФ)「だって…数十年ぶりの登場だし…そんなルール作った覚えないし…」
('、`*川「ていうかヒッキーちゃんも気づきなさいよ…」
(;-_-)「てへっ☆」
(-@∀@)「可愛くないんだよ」
(#-_-)「男に可愛さは必要ない!!」
122
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:30:15 ID:CdvvndZs0
(;-_-)「はー…今回の収穫はしょっぱいなあ…もう解散」
(;´・ω・`)「あ…じゃあ僕は帰るよ…部活ないし…」
(#゚;;-゚)「…楽しかった。ありがとう」
(;-_-)「それはどうも。僕は自分の部活に戻るとするよ…掃除しなきゃ…」
( <●><●>)「私は家庭科室に…」
ゾロゾロ
バタンッ
(-@∀@)「ふぅ…やっとこっちも部活始められるよ…」
从 ゚∀从「最近べっこう飴とカルメ焼き作ってないですもんね」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんもべっこう飴食べたい!」
从 ゚∀从「それなら一緒に作りましょうねー」
o川*゚ー゚)o「やった!」
123
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:31:29 ID:CdvvndZs0
( ω )ズゥゥゥゥン…
从;゚∀从 (隅っこで体育座りしてる…)
从;゚∀从「あ、あの…よかったら杉浦さんもこっち来て見ていきませんか?」
( ФωФ)「……いいのであるか?」
从;゚∀从「俺は気にしません」
(。ФωФ)「うう…」
( ;ω;)「少年んんんんんんんんんん!!その優しさ、我輩の心に染み渡るぞおおおおおおお」ガバァ
从;゚∀从そ「うわぁ!」
(-@∀@)「邪魔するなら出てけ」ゲシッ
・'.。゜(ФωФ(#)「あふんっ」
おわり
124
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:33:06 ID:CdvvndZs0
四話投下終了、次回は番外編を投下予定です
125
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:35:07 ID:aYWixmSA0
ロリBBAが何故かツボったぜ
乙
126
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 21:52:15 ID:AftKrtHI0
妖怪ペペロンチーノクソワロタ
127
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 22:03:00 ID:HWVLYNx.0
乙乙!投下ペース早いし面白い
ロマネスクの扱いwwwww
128
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 22:53:19 ID:vZZxFHd.0
ベッキー
sug.pw/57EX
129
:
名も無きAAのようです
:2016/01/07(木) 23:02:51 ID:J4OT.p/Y0
べっこう飴……口裂け女……
130
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:15:02 ID:mJfQsAyI0
予告してた番外編投下します
131
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:20:12 ID:mJfQsAyI0
番外編:(;-@∀@)科学部と手芸部のようです川д川
132
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:22:24 ID:mJfQsAyI0
(-@∀@)「ヒッキー居るか」ガラガラ
川д川「あ…今日は居ないよ…」
(-@∀@)「なんだよせっかくノート届けてきたのに。…他クラスなのに渡してくる盛岡先生もアレだけど」
川д川「それなら私が直接渡してくるわ。ていうかアサピー君足でドア開けちゃダメでしょ」
(-@∀@)「はいはい。じゃあ僕は帰るよ」
川д川つ ガシッ
(-@∀@)「…何かな?」
川д川「ここに来たついでにオカルト部の片付け手伝ってくれる?」
133
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:23:47 ID:mJfQsAyI0
(;-@∀@)「嫌だよそもそも何で手芸部の君がここに来てるんだ」
川д川「私以外片付けする人が居ないのよ」グググ
(((;-@∀@)「そういうのを余計なお世話とは言わないのかい?後白衣引っ張らないで」
川д川「汚い部屋見ると掃除したくなるのが性なの」グググ
(((;-@∀@)「そうなのかー僕はわざわざ他人の部室を掃除するほど暇じゃないんだ。離してくれ」
川д川 パッ
(;-@∀@)そ「ぬおっ」
川 д川 ガツンッ>
川д川「お望み通り離したわよ」クスクス
(;-@∀@)「いたた…君はなかなかいい性格をしているね」
川д川「貴方に言われたくないわ」
134
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:25:36 ID:mJfQsAyI0
川д川「さ、手伝って」
(;-@∀@)「…分かったよ。どうせ逃がしてくれないんだろ」
川д川「あら。ヒッキー君以上に分かってくれるなんて嬉しいわ」
(;-@∀@)「嫌なほどね」
(;-@∀@)「…なんか怪しい本あるし…クソ…今の状況じゃなかったら絶対燃やしてたのに」
川д川「そんなことされたら仕返しにビーカー割ってくると思うわよ」シマイシマイ
川;д川「でもよく考えたら学校の私物か!だとしたら一文一文悪口書いて送るとか…」
(-@∀@)「随分と手の込んだ嫌がらせだな」
川д川「ヒッキー君ならやりかねないかもしれない…」
(-@∀@)「凄いね。幼馴染の勘ってヤツ?」
川д川「そうなのかもね…伊達に幼馴染やってないもの」
135
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:27:40 ID:mJfQsAyI0
(;-@∀@)「そもそも幼馴染なら止めてくれないか?」
川д川「止めてやめる様な感じじゃないからねぇ…あの人。どのくらいか聞きたい?」
(-@∀@)「本来なら聞きたくないけど聞きたい」
川;д川「どっちよ…話すけど。まぁ昔っからあの性格よ。オカルトネタ大好き」
川д川「その癖して普通の浮遊霊だとかには興味示さないんだもの。あ、その本は全部本棚ぶち込んどいて」
(-@∀@)「分かった」ドサドサ
川д川「言い方悪かったけど適当にぶち込みすぎよ…。まぁいいけど」
136
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:28:50 ID:mJfQsAyI0
川д川「それでね、昔うちのおばあちゃんから地方の妖怪の話を聞いたらしくてその妖怪に会いにいくーとか言って」
(-@∀@)「うわあ」
川д川「ご飯も食べてないのに半日も待ちぼうけてたのよ?結局私が迎えに行っても嫌だ嫌だって泣き始めて…」
(-@∀@) (本人居ない間にめっちゃ過去の話暴露されてるなんて思わないよな…)
川д川「成長したら少しは変わってくれると思ったのに…全然変わらないんだから」
(-@∀@)「とりあえず昔からあんな性格ってのは分かったよ」
137
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:30:08 ID:mJfQsAyI0
(-@∀@)「昔からアイツは変人と」
川д川「…私から見たらアサピー君も変な人の部類に入るんだけどな」
(-@∀@)「失敬だな」
川д川「だってあんなに居るしナチュラルに会話だってしてるのにその存在を認めないのが凄いわ」
(-@∀@)「………」
川д川「…何か隠してる?」
(-@∀@)「別に。この間は変なコスプレの人が増えた」
川;д川「また増えたの…科学部が都市伝説の巣窟って笑い話ね」
(-@∀@)「僕の立場としては全然笑えないけどね」
川;д川「でしょうねぇ…いっそのこと認めちゃっても仲間認識されそうだし」
(-@∀@)「そんな結末になったら舌噛んで死ぬわ」
川;д川「ホントに頑固ね…」
(-@∀@)「自分の意思を貫くと言ってもらいたい」
138
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:31:09 ID:mJfQsAyI0
川д川「よし、あらかた本は片付いたわね。換気しなきゃ」ガラッ
(-@∀@)「あー…新鮮な空気」
川д川「定期的に換気しないとホコリが凄いのよ」
川д川「後はホウキで掃けば終わり。もうひと踏ん張りよアサピー君」
(-@∀@)「綺麗に掃除したのにまた汚くなるって想像すると悲しくなってくるな」
川д川「それは禁句」
139
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:32:00 ID:mJfQsAyI0
川д川「そういえばアサピー君ってさ」
(-@∀@)「なんだい?」
川д川「いつも白衣着てるような気がするんだけどちゃんと洗濯してる?」
(;-@∀@)「してるよ…こう見えても三着は持ってるし、放課後しか着ないし」
(-@∀@)「あ、でも家では着てるな。眼鏡は外してるけど」
川;д川「家で白衣着てて眼鏡外すってどういうこと!?」
(-@∀@)「かける必要ないから」
川;д川「白衣は着る必要ないよね!?」
(-@∀@)「落ち着くんだ」
川;д川「最高に意味がわからないよ!」
140
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:33:03 ID:mJfQsAyI0
川;д川「ええ…科学部ってそんな日常的に白衣着るものなの…」
(-@∀@)「個人差があるんじゃないかな」
川;д川「でしょうね!」
(-@∀@)「布団替わりにもなるんだよ。白衣に包まって廊下で寝てたら母さんの叫び声で目が覚めたけど」
川;д川「そりゃそんなの転がってたら誰でも叫ぶよ!」
141
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:34:09 ID:mJfQsAyI0
川д川「…何この後半のツッコミラッシュ」
(-@∀@)「全部真実なんだけどなあ」
川;д川「真実だからこそ!」
川д川「もう…真面目な人だと思ったんだけど…全然違うわ…」
(-@∀@)「僕はいつだって真面目だけど?」
川д川「ドア蹴飛ばして半壊させた人は真面目とは言いません」
142
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:35:04 ID:mJfQsAyI0
川д川「はぁ…なんだかんだで掃除が終わったわ。いつもより早く終わってよかった」
(-@∀@)「それはよかった。もう手伝わないけど」
川д川「流石に毎日掃除はしないし極力人は呼ばないわよ」
(-@∀@)「聞き分けがあってよかった…どっかの誰かさんとは大違いだ」
川д川「アサピー君が言うと約一名しか居ないわよね」
(-@∀@)「そりゃあね」
143
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:36:00 ID:mJfQsAyI0
川д川「掃除も終わったし、もう帰ってもいいわよ。部活もないんでしょ?」
(-@∀@)「今日はね。お言葉に甘えて僕は先に帰らせてもらうよ。貞子も気をつけて」ガラッ
川д川「はーい」
川;д川「ってコラ!足でドア開けるなって言ったでしょ!」
おわり
144
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:37:34 ID:mJfQsAyI0
番外編投下終了。次回からまた普通に話を進めていく形になります
145
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:39:13 ID:a195riUc0
乙乙
146
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 20:47:27 ID:mJfQsAyI0
おまけ 〜今現在居る都市伝説のキャラ紹介〜
o川*゚ー゚)o…トイレの花子さん。髪型以外は一般的な花子さんと同じ
('、`*川…口裂け女。年中赤ワンピ。今欲しいのはピザカッター
( <●><●>)…テケテケ。年中マフラーとコート。切実に車椅子が欲しい
( ФωФ)…怪人アンサー。見た目は最年長だけどこの中では最年少。不憫
147
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 21:00:38 ID:z3kX8AVs0
ピザカッターとか怖ぇよ
148
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 21:16:09 ID:qPoIRuEQ0
車椅子ワロタ
>>132
届けてきたのに→届けにきたのにでいいのかな? 読み込めてないだけならすまん
149
:
名も無きAAのようです
:2016/01/10(日) 21:29:06 ID:mJfQsAyI0
>>148
確認してきました誤字です。届けにきたのにで合ってます。
150
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:19:30 ID:hkKkasnU0
「ねぇねぇ知ってる?転入生の噂」
「知ってるー。4組の入江レモナさんの事だよね?」
「そうそう。なんでも魔女だって噂が流行ってるの」
「魔女?いくらなんでもそれはないんじゃないの?」
「でもちょくちょく常識外れって言うか…なんかおかしいところあるんだよね」
「お嬢様だからじゃない?」
「えー…調理自習で火の使い方も分からないんだよ?やっぱりちょっとおかしいって」
「黒猫やカラスを探してるとか聞いたし」
「ホントに魔女だったりしてねー」
「まっさかー」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第五体目:魔法使い
151
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:21:20 ID:hkKkasnU0
(-_-)「………」
('A`)「ヒッキー」
(-_-)「……」
('A`)ノシ「おい、ヒッキーってば」
(-_-)「…ん?何?」
(;'A`)「お前ボケっとしすぎだろ。大丈夫か?」
(;-_-)「あ、ごめん…ちょっと脳内でホラー映画見てた」
(;'A`)「何その暇つぶし。流石オカルト部はやることが違うな」
(;-_-)「ははは…」
152
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:23:09 ID:hkKkasnU0
('A`)「そうそうオカルトっつーことで用があったんだけどよ」
('A`)「四組の転入生の噂聞いた?入江レモナ魔女説」
(-_-)「朝からその話題ばっかだもんね」
(*'A`)「まぁ確かにありゃあ魔女かもしれないな…魔性のスタイル…!」
(*'A`)「黒ニーソからの絶対領域がたまらねぇぜ…!」
(-_-)
('A`)「その突き刺さるような冷たい視線やめて。俺の心はシャボン玉並に脆いから」
153
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:26:11 ID:hkKkasnU0
('A`)「で、実際のところどうなんだよ。オカルト部さん」
(;-_-)「うーん…微妙っちゃ微妙だし興味なくはないけどやっぱ微妙だなぁ…」
(;'A`)「判定厳しいなぁ!美食家かお前は!」
(;-_-)「だって普通の幽霊とか心霊スポットとかは興味ないオカルトマニアだし…」
('A`)「へっ、めんどくせぇこだわり。折角ネタ提供してきたのによ」
(;-_-)「なんかごめん。でも人のこと勝手に魔女だなんだの噂するのもあまりいいものじゃないなあと思って…」
('A`)「…まぁ、それも一理あるな」
(*'A`)「それに俺はレモナさんが何者であろうとも鞭で叩かれたいと言う野望は変わらないからな!」
(;-_-)))
('A`)「なーんて冗談だぴょん☆美味しい牛乳飲むのだぴょん☆」
154
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:29:05 ID:hkKkasnU0
( ^ω^)「ドクオー。教科書貸して欲しいおー」
('A`)「お、分かった。何の教科書だ?」
( ^ω^)「英語だお。お詫びといっちゃあなんだけどお礼に割り箸に付いてる爪楊枝あげるお」
('A`)「ゴミじゃねぇかふざけんな。…ってことでじゃあなヒッキー」
(-_-)「ばいばーい」
155
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:30:28 ID:hkKkasnU0
(-_-)「………」
(-_-) (ドクオ君にはああ言ったものの…)
(;-_-) (実は結構気になる…!学年に普通じゃない人紛れてるとか非日常的じゃん!)
(;-_-) (うーん…ここは本人に聞くのが一番だけど初対面に対して『貴方魔女ですか?』とか聞ける勇気なんて…)
(-_-) (いやしかしここ最近は色々な事があったから同級生くらいどうにも…でも今回はタイプが違うか)
(;-_-)「………」
(;-_-) (うがー!!昔から優柔不断すぎるんだよ僕は!!)モダモダ
[壁|;ФωФ)(何やら頭を抱えながら気難しい顔しているのだが…頭痛か?)←校内を徘徊してた
156
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:32:52 ID:hkKkasnU0
―放課後
(-_-) (あっという間に放課後になってしまった…)
(-_-) (あの後何故か杉浦さんに変な同情されたけどなんだったんだろう…)
(-_-) (結局決まらなかったし…なんか悔しい)
(-_-) (今日はもう帰ろうかな)トボトボ
(((||゚ノ ^∀^)テクテク
(;-_-) (あ)
(;-_-) (ほ、本人居た!噂をすればなんとやらだ!)
157
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:34:45 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「あ、あの!」
|゚ノ ^∀^)「はい?」
(;-_-) (お、思わず話しかけてしまった…!どうしよう!)
|゚ノ ^∀^)「あの…貴方は?」
(;-_-)「あ…僕は3組の小森ヒッキーって言いましゅ…」
(;-_-) (うわあああああしかも噛んだあああああ死にたいいいいい)
|゚ノ ^∀^)「ヒッキー君、ね。私は入江レモナですわ。…知ってるかもしれませんが」
(;-_-)「あ、うん。転入生って事で名前は…」
|゚ノ ^∀^)「ところでヒッキー君」
(;-_-)「は、はい!」
158
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:37:02 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「チャック、空いてますわよ」
(*;-_-)「ほんぎゃあああああああああ!!」
(;-_-)「ごめんなさいごめんなさい!初対面の女性にこんなの見せてごめんなさい!」カクシカクシ
|゚ノ;^∀^)「あ、いえ。私は大丈夫ですわ」
|゚ノ ^∀^)b「そんなことより社会の窓が街中に晒される前に私が気がついたんで、ばっちぐー!」グッ
(;-_-)(なんだこの人!)
159
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:39:23 ID:hkKkasnU0
(;-_-) (最悪だ…初対面の、しかも女性にズボンのチャック指摘されるだなんて人生最悪の出会いだよ…)
(;-_-) (こんな事になるならもう少し女の人との会話スキル上げとけばよかった…生きている女の人なんて貞子さんと姉ちゃんと母さんしか会話してないよ…)
|゚ノ;^∀^)「あのー…?」
(;-_-)そ「ハッ ごめんなさい用件言いますねごめんなさい」
|゚ノ;^∀^)「ええ…まずは少し落ち着いてくださいな」
(;-_-)スーハースーハー
(;-_-)ゲッホゴッホオエエ
|゚ノ;^∀^)そ (むせてる!)
(-_-)「よし…」
160
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:41:21 ID:hkKkasnU0
(-_-)「えっと放課後…と言っても今なんですけど空いてますかね?」
|゚ノ ^∀^)「空いてますわよ」
(;-_-)「あ…断られるかと思った…」
|゚ノ ^∀^)「私そんな意地悪じゃないわよぉ…」
(-_-)「それなら屋上へ…ちょっと聞きたい事あるんで」
|゚ノ*^∀^)「屋上!私1回行ってみたかったの!」
|゚ノ ^∀^)「あ、ここは三階ですわね。レモナうっかり」
(;-_-) (噂の通り変わった人だな…)
161
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:43:16 ID:hkKkasnU0
|゚ノ*^∀^)「おっくっじょう♪おっくじょう♪」ルンルン
(;-_-)「あの…そんな階段ではしゃぐと転びますよ…」
|゚ノ*^∀^)「平気平気!私は階段で転ぶようなドジ属性は含まれておりませんので!」
|゚ノ;^∀^)そ「…ってへぼぉ!」コケッ
(;-_-)「あー…言わんこっちゃない」
|゚ノ;^∀^)「あら嫌だ!私としたことが突然すぎて『へぼぉ』とか言っちゃいましたわ!乙女の恥!」
|゚ノ;^∀^)「次は『キャー!』と言いますからもう一回やり直しさせてもらえませんか!?」
(;-_-)「そんなことで体張らなくていいよ!」
162
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:44:30 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「それより怪我はありませんか…?」
|゚ノ;^∀^)「特に問題ないですわ…。ごめんなさいね、イマイチ地上は慣れませんの」
(;-_-)「地上!?」
|゚ノ;^∀^)「あ、いえ。なんでもありませんわ。イッツ入江リアンジョーク!」
(;-_-)「語呂悪いなぁ」
|゚ノ;^∀^)「うふ、うふふふふ」
(-_-) (誤魔化すの苦手なのかこの人。わかりやすい)
(;-_-) (て言うか地上に慣れてないってなんだ…?まさか宇宙人!?)
(;-_-) (つまり僕はとんでもない人物と会話しているわけか…お父さん、お母さん、姉ちゃん、どうか見守っててください)
(;-_-) (地球は僕が守る!)グッ
|゚ノ;^∀^) (ヒッキー君さっきからお話してくれないのだけどもしかしてスベッた…?確かにさっき物理的にスベりましたけど)
163
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:47:01 ID:hkKkasnU0
(;-_-) (とりあえず穏便に話をすませよう。変に地雷を踏んで『地球を滅ばせてやりますわ!』とか言われたらヤバイ)
(;-_-) (あれ…でもこの人魔女って噂じゃなかったけ…なんかもうよくわからなくなってきた…)
(;-_-) (まぁいいや。とりあえずオープンザドア)ガチャ
从 ゚∀从「あ、ヒッキーさん?こんにちはー」
(-_-)「あれハイン君?しかも白衣だし」
从 ゚∀从「絶賛部活中っス」
(;-_-)「…てことは」チラッ
(-@∀@)「どうしてここに居るんだ貴様」
(;-_-)「うわ、やっぱ居た!」
(-@∀@)「試験管眼球に突っ込むぞ」
从;゚∀从「出会った矢先から喧嘩しないでくださいよ」
164
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:48:21 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「で…何してんのさ屋上で」
从*゚∀从つT「竹とんぼ飛ばして遊んでました!」
(;-_-)「田舎の小学生みたいだな!?」
|゚ノ ^∀^)「えっと…割り込む形で悪いのですが竹とんぼってなんですの?」
(-_-)「え…」
从;゚∀从「知らないんですか!?竹とんぼってぎゅるぎゅるーってやってビューンって飛ばすおもちゃですよ!」
|゚ノ;^∀^)??
(-@∀@)「説明下手か」
165
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:49:54 ID:hkKkasnU0
(-@∀@)「それよりなんで君達屋上に来たんだ。何か叫ぶの?」
从 ゚∀从「『食堂のカレーにナス入ってねぇぞー!!』とかっスかね」
(-_-)「僕そんなみみっちい事で怒ったりしないよ…」
(-@∀@)「じゃあ『注意もなしに魔法瓶に熱いお茶入れるなよ母さん!』とか?」
(;-_-)「なんで叫ぶこと前提になってるんだよ!違うわ!」
|゚ノ ^∀^) (カレーには枝豆を入れても美味しいですわね…)
从 ゚∀从(ていうかなんで屋上に来たんだろうなヒッキーさん。見かけない先輩居るし)
从;゚∀从(ま、まさか…)
166
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:51:04 ID:hkKkasnU0
从;゚∀从「アサピーさん、ちょっと1回こっち来てほしいっス!」
(;-@∀@)「なんだどうした!?」
从;゚∀从「いいから!」グイッ
(;-@∀@))))「あー!白衣引っ張らないで!伸びちゃう!」
<ア"ア"ア"ア"
(;-_-)「いきなりどうしたんだろう…」
|゚ノ;^∀^)「わ、私にはサッパリ…てか凄い断末魔ですね…」
167
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:53:27 ID:hkKkasnU0
(;-@∀@)「何するんだ…」
从;゚∀从「すいません。一旦ここは退却しましょう!」ヒソヒソ
(;-@∀@)「なんでさ」
从;゚∀从「このパターンは告白っスよこーくーはーく!」ヒソヒソ
(-@∀@)「告白?僕がやりましたって?」ヒソヒソ
从#゚∀从「違う!恋の告白ですよ!これだから恋愛とレンコンの区別もつかない人は…」ヒソヒソ
(-@∀@)「待って高岡。僕そんなにバカじゃない」
从#゚∀从「こういう場合は知らないふりするもんなんです!」ヒソヒソ
(-@∀@)「そ、そうなのか…僕としては全力で邪魔したいんだが」
从#゚∀从「そんなことしたら毎日アサピーさんの下駄箱に納豆みっちり詰めますよ」
(;-@∀@)「やめてくれ!」
168
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:54:32 ID:hkKkasnU0
从 ゚∀从ヒョイ
(-_-)「あ…戻ってきた。なんか納豆がどうこう聞こえたんだけど」
从 ゚∀从「アサピーさんと一緒に納豆トーク、略してナットークしてました」
(;-_-)「それはまた…随分と飯テロな話を」
从 ゚∀从「刻みたくあん入れると最高ですよね。てことでナットークも終わったし、俺達は退散しますよ」
(-@∀@) (あんなにキレた高岡初めて見た…)ションボリ
(-_-)「あ、うん。なんかさっきよりアサピー元気なくない?」
从 ゚∀从「気のせいですよ気のせい。それじゃあ」バタン
169
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:55:30 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「なんだか嵐のようでしたわね…」
(;-_-)「僕はもう慣れたけどね」
|゚ノ ^∀^)「それでヒッキー君。ご用事はなんですの?」
(;-_-)「忘れてたごめん」
(;-_-)「それでえーっと…大変申し訳ないんですけど…」
(;-_-)「その…」
|゚ノ;^∀^)ゴクリ
170
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:57:01 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「レモナさんって…魔女なんですか…」
|゚ノ;^∀^)「!?」
(;-_-)「………」
|゚ノ;^∀^)「………」
(;-∀-)「ってそんなわけありませんよねー!!あははははー!!さっきのジョークのお返しですよごめんなさい今から飛び降りm
|゚ノ;^∀^)「な、何故私が魔法使いだと…!?」
(-_-)「えっ」
|゚ノ ^∀^)「えっ」
171
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 19:58:21 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「えええええええ!?マジだったのおおおおお!?」
|゚ノ;ノ^∀^)ノ「マジですわよおおおおおおおおお!!」
(;-_-)「とりあえずその盆踊りみたいなポーズはなんですか!」
|゚ノ;^∀^)「ヒッキー君こそフェンスから降りたらどうですの!?」
172
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:02:12 ID:hkKkasnU0
|゚ノ;^∀^)「はあ…まさかこんな早くバレるだなんて想像もつきませんでしたわ…」
|゚ノ;^∀^)「私の正体を見破るなんて…まさか貴方同族!?」
(;-_-)「違うよ!僕はただの高校生だよ!」
(;-_-)「皆がレモナさんのこと魔女だって噂するから気になって話しかけたのに…まさか本物とは…」
|゚ノ;^∀^)「oh…なんてことでしょう…」
|゚ノ;^∀^)「あぁ…ホルス…アヌビス…オシリスにバステト…」
(;-_-) (何故にエジプト神?)
(-_-)「あれ…でもレモナさん魔法使いって言った?」
|゚ノ ^∀^)「はい。私はまだまだ見習い魔法使い。…やっぱり修行不足ね」
173
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:04:02 ID:hkKkasnU0
(-_-)「魔法使いと魔女…あんまり変わらないような」
|゚ノ;^∀^)「全然別物ですわ!緑茶と紅茶ぐらい違いますの!」
(;-_-)「それ元をたどれば同じ茶葉です」
(;-_-)「うーん…しかし違いがよくわからないけどこの世界にも魔法使いって居たんだなあ」
|゚ノ ^∀^)「あ、私この世界の住人ではないですよ」
(;-_-)「そこからなの!?やっぱり宇宙人…!」
|゚ノ;^∀^)そ「やっぱりってなんですの!?」
174
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:05:45 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「コホン…さっきもヒッキー君がおっしゃった通り、私は見習い魔法使い。それにこの世界の人間じゃない」
|゚ノ ^∀^)「普通なら綺麗サッパリ忘れてもらいたいところですが…」スッ
|゚ノ ^∀^)「正体を見破られたので特別に説明もしてあげましょう。記憶消去ナシでね」
(;-_-) (助かった…)
|゚ノ ^∀^)「それでは説明してあげましょう!私が何故ここに来たのか!私の住んでた世界を!」ポフンッ
(;-_-)「どこからともなくホワイトボードと杖が出てきた!魔法ってスゲー!」
|゚ノ;^∀^)「ふぅ…ぶっつけ本番でもなんとか出来ました…」メガネチャキッ
(;-_-)「インテリ女教師風っぽく雰囲気が変わった!需要のある眼鏡だ!」
175
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:08:06 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)つ/「まず私はこの世界の裏側から来ました」
(-_-)「日本の裏側?レモナさんブラジルから来たの?」
|゚ノ;^∀^)「いやまぁここではそういう認識でしょうけど…パラレルワールドってご存知?」
(-_-)「またこことは違う別世界…平行宇宙とかだっけ」
|゚ノ ^∀^)「大雑把に言うとそうですわね。私が住んでいた世界は魔術やら魔法が発展しておりましてね、空が真下にあるの」
|゚ノ ^∀^)「つまり浮島って言うのかしら?」
(;-_-)「通りでなんか地上がどうたらって言ってたのか…」
|゚ノ;^∀^)「もーびっくり!空が上にあるんだなんて怖いわ!落ちてきそう!」
(;-_-)「そっち側だとそういう認識なんだ…こっちもびっくり」
176
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:11:35 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「私は魔法修行としてここに来ました。割と珍しくないことなんだけどね」
|゚ノ ^∀^)「ああそれに、この世界の人より長生きなんですよ。100年200年なんて容易い」
|゚ノ ^∀^)「例えるなら…魔女が大体そうですわね」
(;-_-)「それはつまり…レモナさんはお婆さん…」
|゚ノ#^∀^)「えいっ」フォン
―と彡
(;-_-)「いった!」ゴーン
(;-_-)「なんかタライ落ちてきましたけど!?」
|゚ノ#^∀^)「ただ長生きと言っただけで私は貴方と同い年ですわ!失礼しちゃう!」
|゚ノ#^∀^)「そ!れ!に!魔女だなんて大体若返りの魔法を使って見た目を若くしてるのであって実際はババアよ!あんなクソババアと一緒にしないで!」
(;-_-)「ご、ごめんなさい。レモナさんは魔女に何か恨みでもあるの…?」
|゚ノ#^∀^)「あんのクソババア共私みたいな見習い魔法使いを落ちこぼれだの出来損ないだの言ってくるのよ…」
|゚ノ#^∀^)「自分だって元を辿れば見習い魔法使いでしょうに!色気仕掛けなんかしやがってfuck!」
(;-_-) (やっぱ女の人怖いよおおおおおお!!)
177
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:12:48 ID:YnPLKp6.0
http://ssks.jp/url/?id=348
178
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:14:10 ID:hkKkasnU0
―――
―――――
|゚ノ;^∀^)「ハァハァ…私としたことがつい荒ぶってしまいましたわ…」
(;-_-)「出来るだけ口に出さないことを配慮します…」
|゚ノ;^∀^)「私もなるべくキレないようにしますわ…」
|゚ノ ^∀^)「えーっとそれでねヒッキー君。さっきも言ったけど私のような見習い魔法使いがここに来ることは珍しくはないわ」
|゚ノ ^∀^)「修行として来たり、勉強しにきたり、文化を知ったりね。後観光目的」
(-_-)「じゃあ案外居るんですかね」
|゚ノ ^∀^)「まぁ私の友達にも四人くらいここに来てるし」
|゚ノ ^∀^)「田舎者が東京へ上京するものだと覚えてくれればいいわ」
(-_-)「分かりやすい例え!」
179
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:16:10 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「これで私からの解説は終わり」ポフンッ
(-_-) (魔法で消したりするのって物のスペース取らなさそうでいいなあ)
|゚ノ ^∀^)「次は私がヒッキー君に質問する番ですわ」
(-_-)「なんでしょうか」
|゚ノ ^∀^)「この世界の殿方は三十路を超えたら魔法使いになると聞きましたがそれって本当ですか?」
(;-_-)「!?」
180
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:17:03 ID:hkKkasnU0
|゚ノ*^∀^)「修行いらずで自然と魔法使いになるだなんて凄いですわ…!」
|゚ノ ^∀^)「…しかし何故女性はなれないんでしょうか?不思議ですわねぇ」
|゚ノ*^∀^)「それでも凄いですわ…!一体どれほどの魔力を…」キラキラキラ
(;*-_-)「………」モジモジ
|゚ノ ^∀^)「ってアレアレ?なんで顔赤いんですの?」
(;*-_-)「だ、男子高校生にそんな恥ずかしい質問しないでください…」
|゚ノ;^∀^)そ「恥ずかしいのですか!?もっと誇りを持つものじゃないの!?」
(;*-_-)「無理です!今日一日でズボンのチャック指摘されたりこんな質問されるだけで赤面モノですよ!」
|゚ノ;^∀^)「なんでぇ!?」
181
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:18:55 ID:hkKkasnU0
(;-_-)「とりあえずこの質問はおしまい!シュレッダーにポイ!」
|゚ノ;^∀^)そ「ああっ!私の質問がゴミ箱に!」
(-_-)「それで…レモナさんこれからどうするんですか?」
|゚ノ ^∀^)「そうねぇ…都合の悪い記憶だけじわじわと消してやりますわ」
|゚ノ ^∀^)「ふふふ…人間風情が魔法使いに逆らおうとするとこうなりますの…」
(;-_-)「怖っ!なんか魔王みたいなこと言い出してる!」
|゚ノ ^∀^)「脳みそ弄って前頭葉切って…」
(;-_-)「全然ファンタジーじゃないこと言い出した!奇跡も魔法もなかったよ!」
|゚ノ ^∀^)「冗談ですよ。イッツ入江リアンジョーク」
(;-_-)「それ気に入ってるの!?」
182
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:20:06 ID:hkKkasnU0
|゚ノ ^∀^)「はぁ…なんだか久々に長く人とお話しましたわ…。あ、そうだ」
|゚ノ ^∀^)「私のこと、皆に内緒にしてくださいね。約束」
(-_-)「…うん。全員に言いふらすつもりはないけどあいつらには話していいかな」
|゚ノ ^∀^)「…貴方が信頼できる相手ならば」
(-_-)「大丈夫だよ」
(-_-)「僕らもレモナさんみたいに言えない秘密、持ってるから」
183
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:22:05 ID:hkKkasnU0
――――
――――――
(;´・ω・`)そ「ふびゃあ!!」
( <●><●>)「いい加減慣れてくれませんかね。私下半身無い以外は一般的な人間ですが」
(;´・ω・`)「一般的な人間は下半身欠除してないよ!」
川д川「でもワカッテマスさん基本的には無害ですよ」ヌイヌイ
(;´・ω・`)「基本的って何!?有害の場合もあるの!?」
川д川「……………」
(;´・ω・`)「そこは何とか言ってよおおおおおおおお!!」
イイコイイコ(#゚;;-゚)ノシ( </><\>)ユウガイッテ…
(;´・ω・`) (どうなってるんだその目…)
184
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:23:48 ID:hkKkasnU0
川д川「そういえば科学室の都市伝説さん達が何か忙しそうにしてたんですが行かなくていいんですか?」
川д川「何かお祝いする…みたいな」
( <●><●>)「ああ…その件ならただの勘違いなのでいいんですよ」
( <●><●>)「それに止めない方が面白そうですしね」
川;д川「よく分からないけど大変そうね…」
おわり
185
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:24:58 ID:5E6gC0y20
乙
面白かった
186
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:25:10 ID:hkKkasnU0
五話投下終了。今月中に六話投下予定です
187
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:30:00 ID:qpgfEx6c0
|゚ノ;ノ^∀^)ノ←かわいい
188
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 21:00:59 ID:YnPLKp6.0
http://ssks.jp/url/?id=348
189
:
名も無きAAのようです
:2016/01/18(月) 00:48:48 ID:ROwxNR2I0
生徒指導?
190
:
名も無きAAのようです
:2016/01/18(月) 13:07:03 ID:WvXEaDLAO
それはない
191
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:16:07 ID:5GnbPD/20
(-@∀@)「高岡」
从 ゚∀从「はい」
(-@∀@)「今は放課後で絶賛部活タイムだね」
从 ゚∀从「そうですね」
(-@∀@)「でも僕は今すぐふかふかのお布団にダイブしたいほど眠いんだ」
从 ゚∀从「レンズの奥の目が明後日の方向見てるくらい眠いのが分かるっス」
(-@∀@)「ならば話は早い」
(-@∀@)「これから寝るから一時間経ったら起こしてくれる?」
从;゚∀从「家帰ってから寝てください!」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第六体目:メリーさん+α
192
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:17:27 ID:5GnbPD/20
(-@∀@)「いやね、僕も家帰って玄関先で寝たいよ?」
从;゚∀从「布団まで頑張ってください!玄関で寝ちゃダメです!」
(-@∀@)「僕の家はベッドだ」
从;゚∀从「知りませんよ!」
193
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:18:23 ID:5GnbPD/20
(-@∀@)「いやホント、このままだと寝ながら歩くことになっちゃうからね」
从;゚∀从「無駄に器用っスね!」
(-@∀@)「こうして会話してる間も睡魔がじわじわ襲って来るんだ」
从;゚∀从「寝ちゃダメです!ここは雪山です!アルプス山脈です!」
( ・∀・)
と彡 ミ-@-@ ポイッ
「どうあがいても科学室だ…ダメだ眠い寝る」
从;゚∀从「眼鏡投げた!」
( -∀-)zzz
从;゚∀从「寝た!」
194
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:20:24 ID:5GnbPD/20
从;゚∀从「アサピーさん!わたあめの件はどうなるんですか!」
( -∀-)zzz
从;゚∀从「完全に爆睡だチクショウ!」
o川*゚ー゚)o「なになにー?クソメガネ寝てるの?あ、今眼鏡かけてないからクソか」ススス
从 ゚∀从「見ての通り爆睡ですよ…ていうかどんだけアサピーさんのこと嫌いなんですか」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんの住処のドア半壊させた輩だもん。どれ、いっちょ睡眠妨害でもしてやりますか」
o川*゚∀゚)o「ほーれこちょこちょー!」コチョコチョ
从;゚∀从「起こし方が小学生だ!あ、小学生だった!」
( -∀-)zzz
o川;゚ー゚)o「クソ!起きねぇ!可愛い寝顔しやがって!」
从 ゚∀从「推測ですけど思い切り殴るか何かしないと起きないと思います」
o川;-ー-)o「くっ…ここでキューちゃんの力不足を恨む…」
从;゚∀从「どんだけ邪魔したいんだ!」
195
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:23:19 ID:5GnbPD/20
( <●><●>)「どうもこんにちは、家庭科室から出張ワカッテマスですよ」ヌルリ
从 ゚∀从「あ、ワカッテマスさん。なんかそうめんみたいな登場しますね」
( <●><●>)「どんな例えですかそれ」
从 ゚∀从「家庭科室で編み物してるんじゃ?」
( <●><●>)「今日は調理部も居ますからね。だから今日はここでお暇させてもらいますよ」
( <●><●>)「…あらあらよく見たらアサピーさん寝てますね。眠りの小五郎ごっこでもしましょうか」
从;゚∀从「科学部を殺人現場にしないでくださいよー」
( <●><●>)「あくまでごっこなので。…犯人は、貴方です!杉浦さん!」ズビシィ
从;゚∀从「何の前触れもなく犯人が決まった!」
(;ФωФ)そ「うぇぇ!?わ、我輩であるか!」デンワチュウ
(;ФωФ)「あ、なんでもないであるよ…こっちの話」
( <●><●>)「…と思いましたがお取り込み中ですか。では犯人は杉浦さんじゃありませんね」
从;゚∀从「ポンコツじゃないですか!」
196
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:24:48 ID:5GnbPD/20
( <●>3<●>)「だって私探偵とか初めてですしーおすしー」
从 ゚∀从「今冗談抜きでバケモンみたいな顔してますよ」
( <●><●>)そ
('、`*川「ところでアサピーちゃんはなんでこんな爆睡してるのよ」
从 ゚∀从「昨日夜更かししてたらしんですよ」
从 ゚∀从「なんか『クレセリアがふっかつのたね消費しまくる』って言ってたんですけど…」
( <●><●>)「ポケダンじゃないですか」
('、`*川「私ポケモンは初代しか知らないわ…」
( <●><●>)「最近はフェアリータイムだとかメガシンカとか出ましたねえ」
そ('、`;*川「何それ!?」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんはピッピが好きだなー」
( <●><●>)「ミュウスリーだッピ!」
从 ゚∀从(都市伝説もポケモンしたりすんだなー)
197
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:26:11 ID:5GnbPD/20
<コンコン
('、`*川「あら?ヒッキーちゃんかしら?」
从;゚∀从「準備室の方だからデルタ先生かも…ていうか居たのかな」
从;゚∀从「とりあえず隠れててください」
('、`*川「おっけー。杉ちゃん隠れるわよ」
( ФωФ)「む。分かったのである」ピッ
198
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:27:07 ID:5GnbPD/20
从 ゚∀从「はいはい開けますよー」ガチャ
( ∵)
从 ゚∀从
( ∵)「ごめんなさい出る時間間違えました」
( ∵)「それでは失礼…」ギィ
从 ゚∀从
从;゚∀从づ「待たんかコラァァァァァ!!!」ガシィ
(;∵)そ「きゃあ!不良の方でしたか!」
从;゚∀从づ「不良は不良でも更生した不良だゴルァ!」
(;∵)「言葉使いからしてぜんっぜん更生してるように見えませんけど!?」ジタバタ
从;゚∀从つ「すいませんつい昔の癖で…!でも逃がすつもりはありませんよ!」
(;∵)「きゃーお助けー!」
199
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:28:43 ID:5GnbPD/20
――
――――
( ∵)「いやあすいませんね。夜だと思ってましたけどまだお昼だったんですか」
从;゚∀从
( ∵)「あ、まだ名前を名乗ってませんね。人体模型のビコーズと申します」
从;゚∀从「なんでおどろおどろしい見た目して声が小桜エツ子みたいなんだ!よろしく!」
( ∵)「最近の子は驚かなくていいですねぇ。そちらの白衣の方は寝ておられるのですか」
从;゚∀从「爆睡してます。…まぁ慣れてますから」
从∀゚ 从「みなさーん。出てきても大丈夫ですよー。むしろ出てきてください同族です」
o川*゚ー゚)o「人体模型…?」
(*∵)「同じ七不思議のビコーズですよ!キュートさん!」
o川*゚ー゚)o「ごめんアンタのこと知らないわ」
(;∵)そ「ビコーズのことをご存知じゃないのですか!?」
200
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:30:10 ID:5GnbPD/20
('、`*川「あら?人間じゃなかったのね」ヒョコ
(;∵)「口裂け女様もおられたのですね!ああ、女性方相手に内蔵丸出しでお恥ずかしい!」
从;゚∀从「内蔵以前に全裸だろ!」ファサァ
(;∵)「さりげなく白衣をビコーズにかける優しさ!惚れちゃいそう!」
( <●><●>)「全裸に白衣って露出魔みたいですね」
(;∵)そ ガーン
201
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:31:14 ID:5GnbPD/20
( ∵)「色んな都市伝説の皆様が居たのですね…これはこれは」ペコペコ
(;ФωФ)「律儀な人体模型であるな」
( ∵)「ビコーズはとっても礼儀正しい人体模型で通ってるのですよ怪人アンサー様」
( ФωФ)「もっかい我輩のこと呼んで」
( ∵)「…怪人アンサー様?」
( ФωФ)
( ФωФ)「わがはい おぬし すき」ダキィ
(;∵)そ「きゃっ!どうなされたのですか怪人アンサー様!」
('、`*川「そういえばなかなか覚えられなかったわね…」
o川*゚ー゚)o「貝柱パウダーだっけ?」
(;ФωФ)「誰が調味料であるか!」
从;゚∀从「それよりも人体模型に抱きつく絵面をツッコんでくださいよ!」
202
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:32:11 ID:5GnbPD/20
('、`*川「思ったけど杉ちゃん誰かに抱きつく癖でもあるのかしら?」
从 ゚∀从「そういや初めて会った時も抱きつかれましたね」
( <●><●>)「ハグ魔?」
(;ФωФ)「違うのである!嬉しいとつい…」
( <●><●>)「少なくとも日本でそれやったらぶっ飛ばされますよ」
(;ФωФ)「確かにそうであるな…」
( ∵)「ビコーズは気にしてませんが…」
203
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:33:45 ID:5GnbPD/20
(;-_-)「遅れたごめん!」ガラガラ
:(;∵)そ: ビックゥ
( ФωФ)「おお、待ってたのであるぞ」
(;-_-)「準備するのに時間かかっちゃった…って」
(-_-)「ん?ここに人体模型なんかあったっけ?しかも白衣着てるし新入部員?」
从;゚∀从「あー…それは…」
(-_-)「なんかアサピー寝てるし」
ミ( ∵)「ビコーズをお呼びですかぁぁぁぁぁぁ!!」グルリンッ
(;-_-)そ「うわ!首が反対側に曲がった!エクソシストみたい!」
ミ( ∵)彡「ぬおおおおおお!!」グルングルン
从;゚∀从「ろくろ回しみたいなことになってる!」
204
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:36:23 ID:5GnbPD/20
(;-_-)「あ、この学校の七不思議だったんだね」
( ∵)「はい。少々気が高ぶりました」
( ∵)「ビコーズの感情表現は首を回すのです」
(;-_-)「どこでもいっしょのスズキみたいだなぁ…びっくりするからあんまりやってほしくないけど」
o川*゚ー゚)o「それで今回は何呼ぶの?」
(-_-)「メリーさん。杉浦さんからの頼みが来てね」
( ∵)「メリー様は呼び込める方なんでしょうか…?」
( ФωФ)「普通なら我輩から電話をかけてるのだが着信拒否されてしまったのである」
o川;゚ー゚)o「どういうことなの…」
( ;ω;)ブワッ
o川;゚ー゚)o「泣くほど辛い思い出が!?」
205
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:37:34 ID:5GnbPD/20
( ;ω;)「とりあえずメリーさえ来れば我輩はそれでいいのである!」
( ;ω;)「頼れるのは貴様しか居らぬぞ!」ガシッ
(;-_-)そ「分かりましたから泣きながらしがみつかないでください!」
( <●><●>)「ここまで来ると杉浦さんがかわいそうな人にしか見えない」
从 ゚∀从「上に同じく」
206
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:38:24 ID:xTzMzcqE0
待ってた支援
207
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:38:37 ID:5GnbPD/20
(-_-)ピッピッピッ
('、`*川「にしてもよくメリーさんの電話番号なんて見つけたわね」
(-_-)「裏ルートで仕入れました」トゥルルル
o川*゚ー゚)o「オカルト部何者だよ」
( ∵) (…これだけ騒いでも起きないあの方は耳栓でもしているのでしょうか?)
208
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:39:44 ID:5GnbPD/20
(-_-) ガチャ
『私メリーさん、電話される立場って初めてだわ』
(-_-)「でしょうね。今からこっち来れますか?」
『んー…ちょっと待って今ワタルが…』
(;-_-)「ワタル!?」
从;゚∀从(メリーさんポケモンやってるの!?都市伝説内で流行ってるのか!?)
『とりあえず後十分したらアンタのところ来てやるから覚悟しなさいよ!』ピッ ツーツーツー
(;-_-)「あ、切れた」
( ФωФ)「メリーはなんと…?」
(;-_-)「後十分したら来るらしいです」
( <●><●>)「宅配サービスか」
209
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:41:13 ID:5GnbPD/20
白<ゴーストバスターズ!
(-_-)「早速来たね」ピッ
『私メリーさん、今この街の神社に居るの』
(-_-)「ごめん急いでるから巻きで頼むよ」
『え、ええ?分かったわ。出来るだけ急いでくる』
从;゚∀从(メリーさん相手に早く来るよう催促する人初めて見た!)
( ∵)ハラハラドキドキ
白<カワイイフリシテアノコー♪
(;-_-)「わわ…流石に早いよ…」ピッ
『私、メリーさん今この学校の正門に居るの』
( <●><●>)「相手はなんと?」
(;-_-)「学校の正門だって」
( ∵)「本当に巻きできまs白<クールーキットクルー♪
(´∵)
210
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:42:43 ID:5GnbPD/20
『私メリーさん、今学校の廊下に居るの』ガチャ ツーツーツー
( <●><●>)「t白<ワータシピンクノサウスポー♪
(#<●><●>)「せめて言わせろや!」
o川;゚ー゚)o「喋る暇すら与えてくれないのね…」
从;゚∀从「つか思ったんですけどヒッキーさんこの短期間の間着メロ変える時間ありましたね!」
('、`*川「ヒッキーちゃんの趣味が丸わかりしちゃうわね」
(;-_-)「んもうこっちが着信拒否したいくらいだよ」ピッ
211
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:44:33 ID:5GnbPD/20
(;-_-)「もしもし!次はどこだ!」
『私メリーさん』
『今』
ξ゚⊿(;-_-)
『あ な た の う し ろ に い る の』
(-_-;)ミ「はい捕まえたー」クルッ
ξ;゚⊿゚)ξそ「はぎゃ!」ガッチリ
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、ちょっと!折角怖く演出したのに意味ないじゃない!離せ!」
(-_-)「狙った獲物は逃がさなーい」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんなのよコイツうううううううう!!」
212
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:46:25 ID:5GnbPD/20
ξ;゚⊿゚)ξ「もう!演出をかっこよく決めたかったのに…」
三三(*ФωФ)「ツううううううン!!」ダダダ
ξ;゚⊿゚)ξそ「ぎゃあ!なんでアンタがここに居るのよ!」
(*ФωФ)「会いたかったのであるー」ギュッギュー
ξ;゚⊿゚)ξ「くっつくんじゃねぇ!!!後本名で呼ぶな!!」
( <●><●>)「杉浦さんとは知り合いで?」
ξ;゚⊿゚)ξ「うんそう…って室内でコート着てる!」
( <●><●>)「ツッコミそっちですか」
ξ;゚⊿゚)ξσ ( -∀-)zzz
「なんか死んでる人が居る!」
从 ゚∀从「それはただ寝てるだけです」
ξ;゚⊿゚)ξ「男子高校生も居る!」
从;゚∀从「そりゃ学校だから居るわ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんかボーリング玉も居るしなんなのよここ!」キシャー
从;゚∀从「こっちから見たらアンタがなんだよ!」
(;-_-) (ハイン君の敬語が取れていくなぁ…)
213
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:48:09 ID:5GnbPD/20
( つ∀-)「なんかうるさいんだけど…」ゴシゴシ
(-_-)「あ…やっとアサピー起きた…」
ξ;゚⊿゚)ξそ「ぽぎゃん!死体が起きた!」
(#・∀・)「誰が死体じゃクオラァ!!ぶち殺すぞ!!」
o川;゚ー゚)oそビクッ
ξ;゚⊿゚)ξそ「きゃいん!」
(;-_-)「え、こっわっ!寝起きのアサピーこっわっ!」
( <●><●>)「修学旅行で同じ部屋になりたくない人No,1ですね」
(;-_-)「全くだよ!」
214
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:51:54 ID:5GnbPD/20
(#-∀-)。゚「寝起き早々死体って…」
( -∀-)。゚
( -∀-)。゚「ぬー…」
(;∵)ノシ「おーい…」
( -∀-)。゚「…君は誰だい?」
(;∵)「人体模型のビコーズと申しますが…?」
( -∀-)。゚「人力機関車のトーマス?」
(;∵)「いえ…機関車でもトーマスでもなくビコーズですが…」
( -∀-)。゚「札幌味噌ラーメン?」
(;∵)「完璧寝ぼけてらっしゃる!」
从;゚∀从「寝ぼけてあんな暴言吐きまくったんですか!?」
215
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:53:34 ID:5GnbPD/20
ξ;゚⊿゚)ξブルブル
( <●><●>)「完全にメリーさん怯えてますけど」
('、`*川「そりゃそうよぉ。女の子なんだから」
('、`*川「よしよし怖かったわね。おいで」
ξ;⊿;)ξ「うわーん!」ギュッ
('、`*川「よしよしお姉さんの胸でいっぱいお泣き」
ξ;⊿;)ξ「グスッ…うう…」
('、`*川「いい子いい子」
ξ;⊿;)ξ「キョニュウコロス…」
そ('、`*川
216
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:55:02 ID:5GnbPD/20
:o川;*゚ー゚)o:「ふ、ふん!あんなのでビビるなんてメリーもおこちゃまね!」ガタガタガタガタ
( ФωФ)「めちゃくちゃ震えてるのであるが…」
:o川;*゚ー゚)o:「はぁー?違うし。小刻みにスクワットしてるだけだし」
(;ФωФ)そ「そうなのであるか…」ゴクリ
o川;゚ー゚)o(信じた!)
217
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:56:23 ID:5GnbPD/20
―――
―――――
( <●><●>)「それで…お二人はどういった関係で?」
ξ#゚⊿゚)ξ「ストーカーなのよコイツ!」
ξ#゚⊿゚)ξ「毎日毎日電話かけてくるし!手紙は送ってくるし!ターゲットを尾行してる時に後ろに居るし!」
(;ФωФ)「それは…ツンが心配だから…」
ξ#゚⊿゚)ξ「余計なお世話!」
(;ФωФ)「ぐぬぅ…」
('、`*川「杉ちゃんアンタ…」
o川*゚ー゚)o「引くわ…」
( ∵)「ちょっとこれは…」
(;ФωФ)「女性陣の視線が痛い!」
( <●><●>)「その前にビコーズさんは女性じゃないですよね」
ξ#゚⊿゚)ξ「…たっく前の所有者には捨てられるわ!呼ばれて出てきたと思ったら返り討ちにされるわ!ストーカー猫目が居るわで最悪よ!」
( <●><●>)「安心してください、ここに呼ばれた都市伝説は必ず返り討ちに遭うか何らかの被害を受けます」
ξ;゚⊿゚)ξ「安心できるか!」
218
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:57:38 ID:5GnbPD/20
ξ#゚⊿゚)ξプンスコプン
(;ФωФ)オロオロ
( -∀・)”ウトウト
从;゚∀从そ(また寝ようとしてる!)
(;-_-)「で、…えっと」
(;-_-)「メリーさんもといツンさんは杉浦さんのこと許してあげないんでしょうか?」
ξ#゚⊿゚)ξ「ストーカー被害受けて許せるわけ無いでしょ」
(;ФωФ)
219
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 01:58:39 ID:5GnbPD/20
(;ФωФ)「た、確かに我輩のやったことはちょっとやりすぎたのである…」
('、`*川「ちょっとじゃないでしょ」
(; ω )「やりすぎました…」
( <●><●>) (同業者の女性っょぃ)
(;ФωФ)「だ、だけど!」
(;ФωФ)「ツンの悲しみは我輩もよくわかってるのである!」
ξ゚-゚)ξ「…なにそれ?同情のつもり?」
(#ФωФ)「違う!」
220
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:02:25 ID:5GnbPD/20
(#ФωФ)「馬鹿!皆に愛されていた人形が『汚い』と罵られ捨てられたお前を見て悲しいと思わぬ奴が居るか!」
ξ゚⊿゚)ξσスッ ( -∀-)zzz
(#ФωФ)「……そいつを除いて!!」
o川*゚ー゚)o(また寝てんのかよコイツ)
(#ФωФ)「ああもうめんどくさい!!単刀直入言うぞ!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「おうなんだ!!」
(#ФωФ)「我輩はなぁ!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「痔なの!?」
(#ФωФ)「違うと言っておるだろうに!この年中ネグリジェ娘が!」
ξ#゚⊿゚)ξ「じゃあ何よ!?イボ痔!?」
(#ФωФ)「痔から離れろおおおおおおおおおお!!」
221
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:04:58 ID:5GnbPD/20
(#ФωФ)「我輩は!!」
(#ФωФ)ノシ「お前の事が、好きで、ストーカーしてんの!!分からぬか!?」バシバシ
ξ゚⊿゚)ξ「は…」
ξ;*゚⊿゚)ξ「ハァ!?」
ξ;*゚⊿゚)ξ「ちょ…え…」
ξ;*゚⊿゚)ξ「な、何言ってるの最高に意味わからないんだけど!!」
ξ;*゚⊿゚)ξ「好きって!好きって!ちょっと!」
('、`;*川「…実際はなんだと思ってたの?」
ξ;*゚⊿゚)ξ「私の仕事を邪魔する嫌がらせのストーカーかと…」
('、`;*川「えぇ…」
222
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:07:06 ID:5GnbPD/20
ξ;*゚⊿゚)ξ「大体す、好きとか…人前で言うんじゃないわよ馬鹿!」
(#ФωФ)「すきですーあいらぶゆーツンー」
ξ;*゚⊿゚)ξ「ぬううううううう……」
ξ;* ⊿ )ξ「もう!もう!」
ξ;* ⊿ )ξ「アンタなんか!…アンタなんかぁ!!」
223
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:10:04 ID:5GnbPD/20
ξ;*>⊿<)ξ「こうしてやるんだから!!」ギュッ
(;ФωФ)そ
(;ФωФ)「ツ、ツン!?」
ξ;*-⊿-)ξ「…さっきのお返し。勘違いしないでよね、許したわけじゃないし。アンタのこと殺してやりたいぐらいなんだから」
(*;ФωФ)「う、うむ」ドドドド
ξ;-⊿-)ξ「…心臓うるさい」
(-_-)「ふぅ…一件落着かな?」
(-_-)「ちょっと僕達はお邪魔になっちゃうけど」
(-@∀@)「恋愛というものはよく分からないね」
そ(-_-;)「さっきまで寝てた癖に何復活してるんだ!」
(#-@∀@)「るせぇ!科学部は告白の名所でもモンスターハウスでもねぇわ!」
(;-_-)「寝ぼけてても起きてても通常運転じゃんお前!!」
224
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:13:13 ID:5GnbPD/20
(*∵)「無事仲直りできてよかったですねー!」キャッキャッ
( ;ω;)ブワッ
( ;ω;)「ほ”ん”と”に”た”の”ん”でよ”がっだあ”あ”」
(;-_-)「僕は何もしてませんよ…泣きすぎてにゃんちゅうみたいな声になってるし」
(*∵)「いやはやめでたいですねー!」
('、`*川「全く、いいもの見せてもらったわ」
(*∵)「ハグ魔だった怪人アンサー様がハグされるとは!」
ξ゚⊿゚)ξ「…は?」
(*∵)「まさか名前を呼ぶだけでハグされるなんて…」テレテレ
ξ゚⊿゚)ξ
ξ#゚⊿゚)ξ「お前…他の女の子に…」
(;ФωФ)そ「誤解である!ていうかそいつ女じゃないし!」
225
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:14:59 ID:5GnbPD/20
ξ#゚⊿゚)ξ「浮気者があああああああああああ!!」バックドロップッ
(; ω )そ「なんで!?」ガツンッ
从;゚∀从「あーあー…」
おわり
226
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:16:28 ID:UsjIjlew0
とりあえず壁殴っといた
乙
227
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 02:18:18 ID:5GnbPD/20
六話投下終了。
>>196
でのワカッテマスのセリフ
フェアリータイム×
フェアリータイプ○ です
228
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 03:29:03 ID:alEeERew0
乙
229
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 11:20:14 ID:0VwcWxOo0
乙乙。メリーさん可愛い
怪人なんとかは爆ぜるといい
230
:
名も無きAAのようです
:2016/01/26(火) 20:15:19 ID:R.l5MZa20
面白い
ヒッキーとかショボンとか着メロが懐メロで吹く
231
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:08:10 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「おい、弟者」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「おいってば」
(´<_` )「なんだ」
( ´_ゝ`)「暇だ」
(´<_` )「知らん」
( ´_ゝ`)「冷たい奴め…石みたいにガチガチの表情筋しやがって…」
(´<_` )「表情一つも変えれないのはお前も一緒だろ」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第七体目:狛犬
232
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:09:08 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「しっかしなんでこんな暇なんだ」
(´<_` )「逆に聞くが俺達に忙しい日なんてあるのか」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
( ´_ゝ`)「ないな」
(´<_` )「そうだな」
233
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:10:34 ID:sJl84Xpw0
(´<_` )「まぁ平和でいいんじゃないか?」
( ´_ゝ`)「そのセリフ言ったのこれで何回目なんだ弟者」
(´<_` )「ざっと346回」
( ´_ゝ`)「数えてたのかよ。暇人め」
(´<_` )「お前が言える立場じゃないぞ兄者」
( ´_ゝ`)「………」
(´<_` )「………」
( ´_ゝ`)「ねぇ!この会話の続かなさどうにかならないのか!?」
(´<_` )「もう50年以上はお前と居るんだぞ。ネタも尽きるわ」
( ´_ゝ`)「時代はどんどん進んで行くんだから新しい話題とかあるだろうに!」
(´<_` )「新しいと言えば最近AIBOというロボットが流行ってだな…」
( ´_ゝ`)「お前の最近は十年単位なのか」
234
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:11:42 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「あーあ。この神社も人気があれば人が集まるだろうに」
(´<_` )「せいぜい人が集まるのは正月くらいだからな」
(´<_` )「かと言って人が集まっても俺達の暇は解消されないだろ」
( ´_ゝ`)「そうだけどさあ…あぁ、月夜が恋しい」
(´<_` )「安心しろ兄者。ウェザーニュースによると今夜は晴れだ。月も出る」
( ´_ゝ`)「どうしよう吽形が知らぬ間に超現代的になってる」
(´<_` )「何を言ってるんだ阿形。時代は進むものなんだぞ」
( ´_ゝ`)「さっきまでAIBOとかほざいてた奴が何言ってるんだ」
235
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:12:53 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「しかし人気が欲しい。ご近所にある神社レベルで終わりたくない」
(´<_` )「今更人気を出すと言ってもな…俺達はただの狛犬なんだぞ」
( ´_ゝ`)「もんげー!とか言ったら人気出ないかな…」
(´<_` )「出ねぇよ。現実見ろ」
( ´_ゝ`)「狛犬が会話してる時点で現実味なんてないんだぞ弟者」
(´<_` )「盲点だった」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
236
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:13:57 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「ほらまた会話途切れたー!お前の返事があっさり薄味なんだよ!」
(´<_` )「すまぬ」
( ´_ゝ`)「こうなったらしりとりしようぜ!りんご!」
(´<_` )「ごはん」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
( ´_ゝ`)「俺が人間だったらお前のこと叩き割ってやるからな」
(´<_` )「無表情なだけに恐怖を感じるぜマイ阿形」
237
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:15:11 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「もう吽形は使い物にならん。人こーい!人こーい!」
(´<_`。 )「そんな言葉を言われたのは生まれてこの方初めてだ。非常に哀しくなってきた、どうしよう泣きそうだ」ジョバジョバジョバ
( ´_ゝ`)「ラフメーカじょうだーんじゃない…ってどうなってるんだその原理」
(´<_`。 )「えーんえーん阿形のせいで出るはずのない涙が止まらないよーえーんえーん」ジョバジョバジョバ
( ´_ゝ`)「無表情でそんなこと言われてもな…今お前血の涙を流すマリア像より怖いぞ」
(´<_` )「むしろ血の涙を流すマリア像にkwsk」ピタッ
( ´_ゝ`)「涙止まってるじゃねぇか」
238
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:16:17 ID:sJl84Xpw0
(((|゚ノ ^∀^)キョロキョロ
( ´_ゝ`)「そんなこんなで話してたらホントに人来た」
(´<_` )「マジカルゥ〜」
( ´_ゝ`)「ふむ。最近の娘は金髪が多いのか。この前来た娘も金髪だったし」
(´<_` )「あれは人間サイズで自立歩行するフランス人形だったろ」
( ´_ゝ`)「そんなものが歩き回ってるうちの近所やべぇな」
239
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:17:43 ID:sJl84Xpw0
|゚ノ;^∀^)キョロキョロ
|゚ノ;^∀^)シャガミシャガミ
( ´_ゝ`)「何か探し物をしてるらしいぞ弟者」
(´<_` )「俺達が動けたら手助けをしたいところだが石像だからな。…見た感じ10代の娘か」
( ´_ゝ`)「パンツみえ…みえ…くそっ!スパッツか…」
(´<_` )「話聞けよ変態」
240
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:19:24 ID:sJl84Xpw0
|゚ノ;^∀^)「むぅ…近所を探し回ってみたけど猫はなかなか見つかりませんね…」
( ´_ゝ`)「猫だって弟者」
(´<_` )「猫か…一時期は溜まり場になっていたな」
|゚ノ ^∀^)「できれば黒猫がいいのですけど…」
( ´_ゝ`)「黒猫だって弟者」
(´<_` )「俺はどちらかというと三毛猫が好きだな」
|゚ノ ^∀^)「それで人懐っこくて金色の目で…」
( ´_ゝ`)「人懐っこくて金色の目だって弟者」
(´<_` )「だんだんハードル上がってきてるな」
241
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:21:03 ID:sJl84Xpw0
|゚ノ ^∀^)「ねぇ!そこのお方!近所にいい猫スポットはありませんの?」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
(´<_` )「…もしかしなくとも俺達に話しかけてる?」
|゚ノ ^∀^)「むしろここには貴方達しか居ませんが」
( ´_ゝ`)「いやそうだけどさぁ…普通色々と疑問に持つところあるでしょ」
|゚ノ ^∀^)「…だって貴方達ガーゴイルでしょ?」
(´<_` )「ガーゴイルってなんだ阿形」
( ´_ゝ`)「外国の雨どいみたいな役割を持つ石像らしいぞ吽形」
(´<_` )「なるほど。してそのガーゴイルとやらはかっこいいのか?」
( ´_ゝ`)「大体醜い怪物の姿をしているな」
(´<_` )
( ´_ゝ`)
|゚ノ;^∀^) (何か悪いことでも言ったのかしら…?)
242
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:22:23 ID:sJl84Xpw0
―――
――――
|゚ノ ^∀^)「あら。貴方達はガーゴイルじゃないのね」
( ´_ゝ`)「いかにも。俺は狛犬の阿形。…もとい兄者」
(´<_` )「で、俺が吽形の弟者」
|゚ノ;^∀^)「…ぶっちゃけ見分けつきませんわ」
(´<_` )「そうだな…イケメンな方が俺でそうじゃない方が兄者だ」
( ´_ゝ`)「何を言う。俺がイケメンな方でそうじゃない方が弟者だ」
(´<_` )「なんだと!お前鏡見たことないのか!?」
( ´_ゝ`)「そういうお前だって!」
|゚ノ;^∀^)「ほとんど同じ顔ですよね!?」
243
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:23:46 ID:sJl84Xpw0
(´<_` )「…とまぁ冗談は置いといて、口が開いてる方が兄者で閉じてるのが俺だな」
( ´_ゝ`)「年中口半開きだよ。たまには口閉じたい」
(´<_` )「俺も口開けたい」
|゚ノ;^∀^)「会話の間に入る隙もない…これが噂の阿吽の呼吸って奴ですわね!」
( ´_ゝ`)+ +(´<_` )
「「流石だろ?」」
|゚ノ;^∀^)「とてつもなくドヤ顔のオーラを感じますわ!」
244
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:25:14 ID:sJl84Xpw0
(´<_` )「してお嬢さん。さっきから猫を探してるようだが…」
|゚ノ ^∀^)「そうですの…これがまたまた見つからないもので…」
( ´_ゝ`)「残念だがここらに猫は居ないぞ。居たとしても人懐こい野良なんか少ないと思うんだが」
|゚ノ;^∀^)そ「そんな…せっかくパピーに頼んでペットが飼えるマンションを選んだのに…」ガックシ
(´<_` )「そんなに落ち込むほどなのか…」
( ´_ゝ`)「ペットショップという手もあるぞ」
|゚ノ ^∀^)「いえ、私は自然で育った賢い猫を探してるので…喋る子とか…」
(´<_` )「猫は喋らないぞ」
( ´_ゝ`)「そしたら狛犬が会話したり人間サイズのフランス人形はどうなるんだ」
(´<_` )「それはそれ。俺達は俺達。フランス人形は知らん」
( ´_ゝ`)「うわぁ理屈だぁ」
|゚ノ;^∀^)そ(ハッ!また会話に入れませんわ!)
245
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:26:50 ID:sJl84Xpw0
|゚ノ;^∀^)-3 ハァー…
|゚ノ;^∀^)「…もういいですわ…私は帰ります」
( ´_ゝ`)「もう行ってしまうのか」
(´<_` )「もっと居てもいいんだぞ。むしろ居てくださいお願いします」
|゚ノ;^∀^)「そう言われましても…狛犬の掛け合いはもうお腹いっぱいですわ…」
( ´_ゝ`)「ほら〜弟者のせいでお嬢さん呆れてるぅ〜」
(´<_` )「俺のせいじゃないし?おすし?いなり寿司?」
|゚ノ;^∀^)「どっちもどっちです!」
( ´_ゝ`)そ そ(´<_` )
246
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:27:47 ID:sJl84Xpw0
(´<_` )「えっと、じゃあ最後の最後に俺達の秘密を教えてやらないこともないぞ」
( ´_ゝ`)「偉そうだなお前」
|゚ノ ^∀^)「秘密…?実は遠隔操作で会話していて世界の何処かに第三の人物がとか?」
(´<_` )「いや…そうじゃなくてな」
247
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:29:34 ID:sJl84Xpw0
(´<_` )「実は俺達、月夜の晩になると動けるんだ。パッパラパー!」
( ´_ゝ`)「ただーし!少しでも月が雲にでも隠れたりすれば俺達は石像に戻ります」
|゚ノ ^∀^)「…それが貴方達の秘密?」
(´<_` )「そうだ。誰も明かしてないんだぞ。お嬢さんだけにしか教えてないからな」
( ´_ゝ`)「魔界大冒険の美夜子さんみたいなを想像してくれればいいぞ」
|゚ノ ^∀^)「何故そんなことを私に…」
(´<_` )「近いうちに月が出る。そしたら俺達完全に動けるから…」
(´<_` )「また、遊びにおいで」
248
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:31:02 ID:sJl84Xpw0
|゚ノ ^∀^)「………」
|゚ノ*^∀^)「…はい!」
( ´_ゝ`)「こいつ近いうちって言ったけど今夜月が出るらしいからな!夜来て!」
(´<_` )「初めて阿形以外と会話したんだからな。友達だぞ友達」
( ´_ゝ`)「俺ボール遊びしたい!フリスビーとかやりたい!」
(´<_` )「はしゃぐなバカタレ」
(´<_` )「…約束な」
|゚ノ*^∀^)「もちろん!」
249
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:32:03 ID:sJl84Xpw0
|゚ノ ^∀^)ノシ「それではバイナラですわ〜」
( ´_ゝ`)「じゃーなー!!車に気をつけろよー!!」
(´<_` )「今夜待ってるからなー!!むしろ人増やしてきてもいいんだぞー!!」
|゚ノ ^∀^)「それなら後日伝えときますわー!!」
250
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:33:01 ID:sJl84Xpw0
(´<_` )「…ふぅ。行ってしまったか」
( ´_ゝ`)「円環の理に導かれて」
(´<_` )「それだと違う意味になるぞ兄者」
( ´_ゝ`)「こりゃうっかり。」
251
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:34:02 ID:sJl84Xpw0
( ´_ゝ`)「…今夜楽しみだな」
(´<_` )「ああ」
( ´_ゝ`)「心がウキウキウォッチングだ」
(´<_` )「そうだな。…今夜に備えて仮眠を取るぞ阿形」
( ´_ゝ`)「了解だ吽形」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
252
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:35:16 ID:sJl84Xpw0
―――
――――――
|゚ノ ^∀^)「…ということがありましたの」
(-_-)「それでレモナさんはその狛犬達と遊んできたと?」
|゚ノ ^∀^)「はい。本当に動いてましたわ。人通りの少ない神社でよかったと思ってるの」
(-_-)「ふむふむ。最近夜になると犬の遠吠えが聞こえる原因はそれだったのか」
|゚ノ ^∀^)「…それよりなんでヒッキー君はこんな所で隠れてるのですか?」
(;-_-)「それには深い事情がありまして…」
253
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:36:36 ID:sJl84Xpw0
ヽ(-@∀@)ノ「鬼ごっこは終わりだ!」バァン
(;-_-)そ「うわあ来やがった!!」
(-@∀@)「最高のショーだと思わんかね!」ギリギリギリ
(;-_-)「開幕チョークスリーパーはやめ…オゲェ」
|゚ノ;^∀^)「あの…あまり聞きたくないのですけど何をやらかしたの?」
(;-_-)「アサピーが眼鏡外した瞬間を狙って目潰ししたんだけど…それから10分くらい追い掛け回されて隠れて見つかるわの繰り返しでさ…」ベシベシ
|゚ノ;^∀^)「自業自得じゃないですか」
254
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:38:15 ID:sJl84Xpw0
(-@∀@)「はっはっは!!ゴミのようだ!!」
(;-_-)ノシ「こいつさっきからムスカ名言マシーンみたいに…エビ固めはダメだってギブギブギブ!!」バキバキバキ
(-@∀@)「流行りのプロレス技は嫌いですか?」
(;-_-)「流行りのプロレス技ってなんだ!バルス!バルス!」
(-@∀@)「馬鹿共にはちょうどいい目くらましだ」
(;-_-)「うわあああああん!!バルスが効かないムスカってなんだよおおお!!チートじゃないかあああ!!」
|゚ノ;^∀^)
|゚ノ;^∀^) (男の子って…)
おわり
255
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 21:39:23 ID:sJl84Xpw0
七話投下終了。次回は番外編か八話投下予定です
256
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 22:06:23 ID:gb7x/QRw0
乙!レモナ可愛いなあ
ヒッキーとアサピーの掛け合い好きだ
257
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 22:41:20 ID:U0OIFwmQ0
乙! バルスの効かないムスカにワロタ
258
:
名も無きAAのようです
:2016/01/30(土) 22:49:04 ID:h5epWVb60
やっぱり流石兄弟はいいなぁ(腐的な意味ではない)
乙
259
:
名も無きAAのようです
:2016/01/31(日) 01:20:18 ID:/eDlcD920
乙
和むなぁ
260
:
名も無きAAのようです
:2016/01/31(日) 01:33:20 ID:g9RgbweU0
乙
261
:
名も無きAAのようです
:2016/01/31(日) 16:19:55 ID:qX4IUbFk0
追いついた!乙!
262
:
名も無きAAのようです
:2016/01/31(日) 16:31:49 ID:7E0kyBMY0
http://ssks.jp/url/?id=348
263
:
名も無きAAのようです
:2016/01/31(日) 19:05:56 ID:8y1Xn8jo0
面白い
兄弟の会話がテンポいいな
264
:
名も無きAAのようです
:2016/01/31(日) 21:27:09 ID:qf9Lz5.o0
>>237
マリア像というよりマーライオン
265
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:39:01 ID:Xq0aiGTE0
(-_-)ホゲー
(-_-)ハッ
(-_-) (僕、小森ヒッキーは今どこに居るでしょーか!)
(-_-)
(-_-) (正解は科学準備室!めっちゃ臭い!薬品臭い!)
(-_-) (なんで入れたって?数日前人体模型のビコーズと打ち合わせしてこっそり鍵開けてもらったからだよ!)
( ∵)v
(-_-) (正直言って廊下から見る人体模型って怖いんだね!だってめちゃくちゃこっち見てるんだもの!)
(-_-) (そして準備室に忍び込んだものの出るタイミングを見失ったよ!)
(-_-)「…………」
(;-_-)「どうしよう…」ボソッ
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
八体目:コックリさん
266
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:40:19 ID:Xq0aiGTE0
(;-_-)「やばい…たまには別の場所から奇襲をかけようと思ったけど出るタイミング失っちゃあ意味ないよなぁ…」
(;-_-)「ハァ…準備室って意外とひんやりしてるんだね。お尻が冷たい」
( ∵)「日が当たりませんからね。学校の中でもちょいと不気味スポットです」グリンッ
(;-_-)「……今まで色んな都市伝説を見てきたけど断トツ一位で不気味なのが人体模型だよ…未だ慣れないよ…」
( ∵)「むむむ、ビコーズは喜んでいいのか悲しむべきなのか微妙な心境!」
267
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:41:56 ID:Xq0aiGTE0
('、`*川「あら、今日はヒッキーちゃん来ないのね」
ξ゚⊿゚)ξ「いつも来てるの?」ポリポリ
('、`*川「科学部の準レギュラーってぐらい来てるわよ。あ、ツンちゃん私にもクッキー頂戴」
ξ゚⊿゚)ξ「おっぱいでかい人にあげるクッキーはありません」バリバリモグムシャ
そ('、`*川
ξ゚⊿゚)ξバリバリバリモルスァ
('、`。*川ウルウル
ξ;゚⊿゚)ξ
('、`。*川ジーッ
268
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:43:03 ID:Xq0aiGTE0
ξ;-⊿-)ξ「あー……」
ξ;゚⊿゚)ξつ○「分かったわよ!あげるわよ!だから涙目でこっち見ないで!罪悪感が凄い」
('、`*川「わーいチョコチップだー」バクシ
ξ゚⊿゚)ξ「ひ、一口デケェ…」
269
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:44:43 ID:Xq0aiGTE0
('、`*川「にしても本当に来ないわねぇ」
o川*゚ー゚)o「いつもは部活開始と同時に来るのにねー。風邪でもひいたんじゃないの?」
(-@∀@)「いや、さっき普通に見かけたし来ないと見せかけて窓ぶち破って入ってくるぞ絶対」
从;゚∀从「ヒッキーさんそんなド派手な登場しませんよ!?」
(-@∀@)「まぁ窓からはないな。でも最近お茶とか要求されるからウザイ」
从;゚∀从「完全にらいぴゃk」ガリッ
从 ゚∀从
(-@∀@)
('、`*川
o川*゚ー゚)o
ξ゚⊿゚)ξバリバリムシャムシャ
( ФωФ)
270
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:45:46 ID:Xq0aiGTE0
从;゚∀从b「…ワンモア!」
(-@∀@)「うーんアウト」
o川*゚ー゚)o「らいぴゃく」
('、`*川「らいぴゃく」
ξ゚⊿゚)ξバリゴリバリ
( ФωФ)「らいぴゃくであるな」
从*;゚∀从「ちょっとおおお!!噛まれたことネタにされるのが一番恥ずかしいんですよ!!リピートしないでください!」
271
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:46:50 ID:Xq0aiGTE0
<ワハハハハ
(;-_-) (ちょっとおおおお!!なんか楽しそうじゃん!!盛り上がってるじゃん!!)ノゾキ
(;-_-) (ほのぼのじゃん!!普通の放課後の光景じゃん!!科学部メンバー以外お化けなこと除けばめっちゃ放課後じゃん!!)
(;-_-) (まーぜーろーよー!僕もまーぜーろーよー!一人暗がりの中でこの光景見てるの寂しいよ!!完全に溶け込めないぼっちだよ!!)
(;-_-) (ていうかなんで『幽霊とか居ないから』キリッ とか言ってた奴が打ち解けてんだ!!オイ!!オカルト否定派オイ!!)
(;-_-) (後ひたすらクッキー貪ってるツンさんにツッコめえええええ!!誰かツッコめええええ!!)
―――
―――――
272
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:47:57 ID:Xq0aiGTE0
(-@∀@)「なんだろう。とてつもなくウザイオーラを感じた」
o川*゚ー゚)o「それならキューちゃんの可愛さ溢れるオーラで癒してあ・げ・る」
(-@∀@)
o川;*゚ー゚)o「な、何よ。こっち見ないでよね」
(-@∀@)「ごん、お前だったのか。いつもウザイオーラを発してるのは」
o川*-ー-)o”「キューちゃんは目を閉じたままうなずく」
o川#゚Д゚)o「…って、だぁぁぁれがごんぎつねじゃオラァァァァァ!!!!」
('、`*川「ナイスツッコミ」
273
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:48:59 ID:Xq0aiGTE0
(;-_-) (なんか次はごんぎつねで盛り上がってるし!!国語の教科書と言えばクラムボンだろ!!カプカプ笑ったよ!!)
(;-_-) (これ以上覗いてると流石にバレるからそっと閉じたけど…僕一体何しに来たんだっけ…)
( ∵)つ□「これではないでしょうか?」ペラッ
(;-_-)「あ、それそれ。これが無いとできないからね」ヒソヒソ
( ∵)「ビコーズは何をするのか全く分かりませんが今のうちに出た方がいいですよ」ヒソヒソ
(;-_-)「そうだね…匿ってくれてありがとうビコーズ」
(*∵)ゞ テレテレ
274
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:50:08 ID:Xq0aiGTE0
(-_-) (よし…このままだと取り残されそうだから開けるぞ…)
(-_-) (3、2、1)
(-_-) (オープンザゲート!)グッ
(;-_-)グッグッ
(;-_-) (!?ドアが開かない…!)
『はっはっはぬかったなヒッキーめ。』
(;-_-)「なっ…!その声はアサピー!」
(;-_-)「なんで僕がここに居ると分かったんだ!」
『さっきからヒソヒソ話し声聞こえるから準備室ドアの前で待機しといた』
(;-_-)「ちくしょおおおおおおおおおおおお!!バレバレかよおおおおお!!」
275
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:51:13 ID:Xq0aiGTE0
(;-_-)「お前ドアの前に何か重たい物置いただろ!!汚いぞ!!」
『いや、何も置いてないけど』
(;-_-)「でも表から鍵なんてかけられないだろ!?てか開けろし!!」
『誰が開けるかボケ。だって…』
(-@∀@)「僕が必死に押さえつけてるからね」グググ…
( ФωФ)「こっちから見るとゾンビパニック映画のワンシーンみたいであるな」
ξ゚⊿゚)ξ「ポップコーン食べたい」
(;ФωФ)そ「まだ食べるのであるか!?」
('、`*川「うふふ、ツンちゃんは食いしん坊さんね」
从 ゚∀从(なんだろうこの差)
276
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:52:44 ID:Xq0aiGTE0
『このやろお前!!』
(#-@∀@)「はっはーずぁんねぇんでしたぁー☆とっととお家に帰りなー」
ドア│#-_-)「そっちがその気なら僕だってなああああ!!」ギギギアル…
ドア│#-_-)「はぁーいこんにちはー☆採れたてピチピチ新鮮なネタを仕入れてきたよ?開けて?」ギギギギ…
(#-@∀@)「宅配もろとも返品お願いしますー。この糸目!寝てるのか起きてるのか分からない顔しやがって!」グググ…
ドア│#-_-)「お前それ糸目に向かって一番言っちゃいけない言葉だぞ!トミノの地獄だぞ!村の掟を破るようなものだぞ!」ガチャガチャガチャ
(#-@∀@)「知らん!!」グググ…
ドア│#-_-)「クソ!!糸目族の規則に反する罰だ!!お前のその眼鏡、指紋ベタベタつけてやる!!」ガチャガチャガチャ
(#-@∀@)「なっ…!眼鏡一族にとって最大のタブーを…!」グググ…
o川*゚ー゚)o「お前ら実は仲いいだろ」
277
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:54:00 ID:Xq0aiGTE0
ドア│#-_-)「ていうかそろそろ開けようよ?僕もお前も腕が限界だろ?めっちゃプルプルしてるよ?」プルプル
(#-@∀@)「そっかー開けてほしいのかーりょーかーい」ガチャ
ミ(;ノ-_-)ノそ「ふぎゃ!」ベチャ
(;-_-)「い、いきなり何するんだよ!勢い余ってずっこけたじゃないか!」
(-@∀@)「僕はお望み通りに開けただけなんだけどなー」
(;-_-)「腹立つ!そこそこ身長ある奴に見下されるとものすっごい腹立つ!」
o川*゚ー゚)o「誰に見下されても腹立つでしょ。…いつまで寝そべってるのよ。手ぇ貸してあげるから」
(;-_-)つ「ごめんねキュートさん…よいしょっと」
o川*゚ー゚)o「小学生に助けられる高校生になるんじゃないわよ。…たっく」
278
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:54:47 ID:Xq0aiGTE0
从;゚∀从「もー…アサピーさん大人げないっすよー」
(-@∀@)アーアーキコエナーイ
(*-_-)9m「やーいwwww怒られてやんのーwwww」
从;゚∀从「いや…ヒッキーさんも大人げないと思いますけど…」
(;-_-)そ「なんで!?」
o川*゚ー゚)o「見りゃ分かるでしょ…」
279
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:56:02 ID:Xq0aiGTE0
('、`*川「やっとヒッキーちゃんも来たのね。居ないとなんだか物足りないのよねぇ」
ξ゚⊿゚)ξ「私一番新参だから分からないけど重要な存在なのね」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんが古参なのだ!にしても本当に賑やかになったわ」
(-_-)「これからもっと増えるよ!」
(-@∀@)「お願いだからこれ以上増やさないでくれる?ていうか一人でやってろ」
(-_-)「いや〜今回は杉浦さんの時みたいに多人数でやらないとちょっと…」
(#-@∀@) (今回はとか言ってるけどいつも巻き込んでるだろうが…)
280
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:56:48 ID:Xq0aiGTE0
( ФωФ)「ぬ、我輩の時みたいであるか?」
(-_-)「人数は指定しないけどね」
( +ω+)「懐かしいであるな…我輩が呼び出されたあの日、目を閉じればあの時の光景が…」
(;+ω+)
(;ФωФ)「だから我輩は怪人アンサーだと言っておるだろうに!」クワッ
(;-_-)「完璧トラウマになってるなぁ…」
281
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:58:08 ID:Xq0aiGTE0
(-_-)つ□「あ、今回やるのはコックリさんね」ペラッ
从;゚∀从!
从;゚∀从「コックリさんって確かやっちゃいけない奴じゃないですか!」
(-_-)「やっちゃいけない奴だよ?」
从;゚∀从「しかも校内で禁止令出されてますよ!?」
(;-_-)「え、そうなの?初めて聞いたんだけど…」
(*-_-)「でも禁止されてやりたくなっちゃうのが人間の本能だよね!」ウキウキ
从;゚∀从「勘弁してくださいよぉ…俺お母さんに危険なことやるなって言われてるんですから…」
('、`*川「可愛い理由ね」
从;゚∀从「あ、後単純に怖い!」
(-_-)「テケテケや口裂け女怖がらないでコックリさん怖がるって基準が分からないよ」
282
:
名も無きAAのようです
:2016/02/06(土) 23:59:06 ID:Xq0aiGTE0
从;゚∀从「おまけにアサピーさんも嫌がると思いますし…」
(-@∀@)「初期の段階からかなり嫌でしたまつ毛増量してくたばれ」
(;-_-)「なにその悪口…」
(-_-)「でもさ、都市伝説ノートがそろそろ埋まりそうになってるんだよね」
(-_-)「二冊目も考えたけどそこまで都市伝説の類って無いし、一冊埋まったら解放してやらないこともないよ?」
(-@∀@)「よしやろう今すぐやろうヒッキー君ウェルカム」ガシッ
(-_-)「わぁー今までにないくらいのやる気と歓迎だー」
从;゚∀从「アサピーさあああああああん!!」
283
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:00:12 ID:PHiEKVA20
从;゚∀从「うう…跳び箱30段飛んでみせますから勘弁してください…」
(;-_-)「そこは土下座じゃないんだ!?そんな筋肉番付みたいなことしなくてもいいんだよハイン君!」
从;゚∀从「じゃあ土下座がいいんですね!?」
(;-_-)「もっと困るよ!!」
284
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:01:19 ID:PHiEKVA20
(;-_-)「え、えっとあのさ…コックリさんは一人でやっちゃいけないのは知ってるよね?」
从;゚∀从「はい…呪われるからってよく耳にします」
(-_-)「じゃあ周りを見てごらん?」
从 ゚∀从”キョロキョロ
('、`*川←口裂け女
ξ゚⊿゚)ξ←メリーさん
( ФωФ)←怪人アンサー
o川*゚ー゚)o←トイレの花子さん
【科学準備室】
( -.-)ゴェェェェ…スヤスヤ…ガッハゴェェェェ… ←動き回って喋る人体模型
从 ゚∀从「…百鬼夜行?」
ξ゚⊿゚)ξ「おい」
285
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:02:27 ID:PHiEKVA20
(-_-)「そうだ。ついでに僕と白衣クソメガネのアサピー」
(-@∀@) ゲシッ
(;-_-)「あいたっ…これだけ居ればコックリさんの一人や二人怖くないでしょ?」
从 ゚∀从「………」
(-_-)「つまり!『赤信号、皆で渡れば怖くない』戦法だ!」
从 ゚∀从「な…」
从*゚∀从「なるほど!それなら百人力ですね!」
(-@∀@)「高岡ー?それ騙されてるよー?将来怪しい宗教に入っちゃうパターンだよ?」
286
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:04:03 ID:PHiEKVA20
(*-_-)б「よーし、早速コックリさんやるぞー」コイントスシッパイチャリーン
(-@∀@)「うわぁ…」
(;-_-)「な、なんだよその目は!いいよ、キャッチ失敗しただけで最初のは上手くできたからいいもん!」
(-@∀@)「今日一日でかわいそうな人になってるぞお前」
( ФωФ)(つまりこの中で一番かわいそうじゃないのは我輩と…今日テケテケは居らぬからな)
( ФωФ)o"(…っしゃ!)
o川*゚ー゚)o(何ガッツポーズしてるんだろうこのおじさん)
――
―――
【家庭科室】
( <●><●>)・'.。゜「ヘーイバクショイドッコイショォ!!」
(;´・ω・`) ビクッ!
―――
――――
287
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:04:39 ID:Ttkaa1wA0
赤信号、みんなで渡れば、一網打尽(字余り)
288
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:05:29 ID:PHiEKVA20
(-_-)「あ、そうだ。悪いけど都市伝説の皆さんは準備室で待機してて」
o川*゚ー゚)o「えー!なんでさー」
(-_-)「後ろに魑魅魍魎みたいなのがわんさか居たらコックリさんびっくりするだろうし…なんかあったら呼ぶから」
o川*゚3゚)o「ふーい」
( ФωФ)「コックリさんとやらをこの目で見たかったのだが…しょうがない。ツン、我輩達は一時撤退するであるぞ」
ξ;*゚⊿゚)ξ「アンタに指図されなくても動いてやるんだから!」スタスタ
(;ФωФ)「ぐぬぅ…」
('、`*川「素直になれないお年頃なのよ。気にしないで行くわよ杉ちゃん」
289
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:06:52 ID:PHiEKVA20
ガチャ パタン
从 ゚∀从「なんだか久々の三人ですね」
(-_-)「一ヶ月ぶりくらいだっけ?なんだか懐かしい気分」
(-@∀@)「暇さえあれば科学部来て喧嘩ふっかけてきたけどね」
(-_-)「僕が勝つまで通い続けるからな。…えっと紙用意して十円置いて親指乗せて」
(-_-)「コックリさんコックリさん…」
(-_-)
290
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:08:10 ID:PHiEKVA20
(;-_-)「…なんて言えばいいんだっけ?」
(;-@∀@)「僕に聞くな」
从 ゚∀从「普通に呼べばいいんじゃないですかね」
(-_-)「普通かー…。よし、仕切りなおして」
(-_-)「コックリさんコックリさんヘイキャモンプリーズ!」
(-@∀@)フッ
从;゚∀从「俺普通にって言いましたよね。なんでルー語風なんですか」
291
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:09:08 ID:PHiEKVA20
シーン
(;-_-)「反応ないし十円も動かないなあ…なんかスベッたみたいで恥ずかしい」
(-@∀@)フフ…ww
从;゚∀从(アサピーさんちょとツボってる…)
292
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:10:01 ID:PHiEKVA20
:::::モヤモヤ
(;-_-)「へ?」
:::'ー::: モヤモヤ
(((爪'ー`)y─┛~~~))) ポヒンッ
(;-_-)
(-@∀@)
293
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:10:59 ID:PHiEKVA20
(;-_-) (なんか来た!狐っぽい何かが来た!)
(#-@∀@) (校内禁煙だっつーの…)
(#-@∀@)「おい、ヒッキー。お前が変な呼び方するからなんか変なの来たぞ」ヒソヒソ
(;-_-)「知らないよ…なんで服装がYシャツとジーンズなのに煙管持ってて草履なのあのキツネモドキ…」ヒソヒソ
从;゚∀从「あの…俺には何が何だか分からないんですけど何か出たんですか…」ヒソヒソ
(;-_-)「あれ…ハイン君見えてないの…とりあえずコックリさんが来たと思って」ヒソヒソ
从;゚∀从「把握っス」ヒソヒソ
294
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:12:20 ID:PHiEKVA20
爪'ー`)
爪'ー`) ヌギヌギ
爪'ー`) ストン
(;-_-) (草履脱いだ!室内だから!?)
爪'ー`)
爪'ー`) トントン
(;-_-) (指で机つついてきた…早く質問しろってことかな)
(;-_-)「えっと…貴方はコックリさんですか?」
爪'ー`)σ ススス
(;-_-) (まさかの手動!)
『はい』
从;゚∀从「うへぇ…勝手に動いた…やっぱ本物来たんだ…」
(-@∀@) (こいつルー語とか喋りそうで怖いな…にしてもミスマッチすぎる)
295
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:12:27 ID:RRYx19mI0
来たか支援
296
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:13:34 ID:PHiEKVA20
(;-_-)「やっぱコックリさんだよこのキツネモドキ…」ヒソヒソ
(-@∀@)「モドキって言うかただの成人男性に狐の耳と尻尾が付いた生き物にしか…」ヒソヒソ
爪'ー`)
爪'ー`)σ ススス
『つぎのしつもんはまだか』
从;゚∀从「ヒッキーさん!コックリさん次の質問要求してますよ!」
(;-_-)「うぇ!?つ、次の質問!?ええと…ええと…明日の天気を教えてください!」
297
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:14:38 ID:PHiEKVA20
爪'ー`)
爪;'ー`)
(;-_-) (…?なんかちょっと困ってる)
爪;'ー`)つ[]
爪;'ー`)σ[] スワイプスワイプ
(;-_-) (スマホで調べだした!やけに現代的だな!)
爪;'ー`)σ ススス
『はれときどきぶた』
(;-_-) (最終的に違う物出てきた!間違えてるよコックリさん!)
298
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:15:51 ID:PHiEKVA20
爪;'ー`)そ
爪;'ー`)σ ナオシナオシ
『まちがえた。はれときどきくもり』
从*゚∀从「お、おお…明日の天気が分かるなんて凄いですね…」
(;-_-) (違うから!そいつウェザーニュース見て確認してるだけだから!)
爪'ー`)+ドヤァ…
(;-_-) (1回間違えた癖にドヤ顔すんな!)
(-@∀@) (なんだろうこの狐っぽい人面白い)
299
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:16:53 ID:PHiEKVA20
(;-_-) (なんだこのコックリさん…今まで相手してきた都市伝説の中でもイレギュラーすぎる…)
(;-_-) (なかなか手強い…ボケ的な意味で…)
(;-_-) (…それならこっちもムチャぶりなお題だしてやる!)
(-_-)「コックリさんコックリさん」
爪」'ー`)」 コイヤァ
(-_-)「一発芸お願いします」
爪'ー`)そ
300
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:17:57 ID:PHiEKVA20
从;゚∀从「一発芸…って質問じゃなくなってますよね?」
(-_-)「いや…コックリさんも質問ばっかじゃ飽きるだろうなぁって」
(-@∀@)「新人芸人に無茶やらすMCみたいだな」
爪;'ー`) オロオロ
(-@∀@) (当の本人困ってるし)
爪;'ー`)つ─┛ スッ
(-_-) (お、煙管を取り出した)
─┛
∩爪;'ー`)∩ ノセノセ
(-_-) (頭の上に乗せて…?)
301
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:19:32 ID:PHiEKVA20
─┛~~~
∩爪;'ー`)∩
「ちょんまげ」
302
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:21:24 ID:PHiEKVA20
(-_-)
(-@∀@)
从 ゚∀从??
(*;-_-)ンンッww
(*;-_-) (あっぶね!時間差で笑いそうになったよ!なんだよちょんまげって!!つまらないのが一周回って面白くなってるよ!)チラッ
从 ゚∀从???
(*;-_-) (ハイン君wwwww見えてないからwwww状況把握できてないwwww)
─┛~~~
∩爪;'ー`)∩
(*;-_-) (しwwかwwもwwまだwwやってるwwwダメwww笑っちゃうwwwちょんまげから煙出てるwwwwお腹痛いwwww)
:(*;- ∀ ):プルプル
(*;-_-) (ほらアサピーもツボってるじゃんwwwwダメだって本当にwwwこの状況wwww)
303
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:22:57 ID:PHiEKVA20
(*;- ∀ ) ヒーwwヒーww
从;゚∀从ノ「あの…なんかめっちゃ苦しそうですけど大丈夫ですか…?」
(;*-@∀@)b「dddddじょうぶ…ヒッwwあ、あれ。ただの発作だから…ww」
从;゚∀从「全然大丈夫じゃないですよね!」
(-@∀@)「ダイジョブ。そういえば僕用事があったんだ、しばらく準備室に篭っていいかな?」
(;-_-) (逃げるつもりだなコイツ…逃げたくなる気持ちは分かるけど)←治まった
304
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:24:00 ID:PHiEKVA20
(;-_-)「コックリさんコックリさん、一人抜けますけどいいですか?」
爪'ー`)
(;-_-) (あ、流石にちょんまげはやめたか)
爪'ー`)σ ススス
『いいよ』
(;-_-)「いいってさー。よかったネー」
(-@∀@)「じゃあンヒwwお言葉に甘えて…ww五分だけ退室するよゲホォwww」
(;-_-) (あ、爆笑寸前になってる。だめだこりゃ)
爪'ー`),「大丈夫かな…」
(;-_-) (優しいな!でも八割貴方のせいだからね!)
305
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:25:35 ID:PHiEKVA20
ガチャ
バタン
<ムリwwwwwwwオナカイタイwwwwヒィwwww
从;゚∀从(めっちゃ笑ってる!やっぱ重症だよね!?)
(;-_-)「あー…このままいったらアサピー笑い死ぬな…終わらせるか」
从;゚∀从「アサピーさん死んじゃうんですか!?初の死人出ちゃうんですか!?」
(;-_-)「色んな意味でね。コックリさんコックリさん、お帰りください」
爪'ー`)
爪'ー`)σ ススス
爪'ー::: スゥ~
从 ゚∀从「あ、鳥居の方向かってきましたね」
从 ゚∀从「…これで終わりですか?」
(-_-)「うん、無事帰っていったよ」
从;-∀从「あー…やっと終わった…無駄に緊張しちゃったなあ」
(;-_-)「いやぁハイン君見えなくて正解だよ」
从;゚∀从「うっへぇ…まじかぁ」ゾワワ
306
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:26:46 ID:PHiEKVA20
(;-_-)「…終わったよー!もう出てきていいよー!」
ガチャ
o川;゚ー゚)o「あ、終わったのね…」
o川;゚ー゚)o「ていうかヒッキー!アンタどんなの呼び出したのよ!クソメガネずっと笑い転げてたわよ!」
('、`;*川「あんな爆笑してるアサピーちゃん初めて見たわ…」
(;ФωФ)「入ってきた瞬間倒れ込んだ時は焦ったぞ…」
ξ;゚⊿゚)ξ「びっくりしてビコーズ起きちゃったし…」
(;-_-)「お前どんだけ笑ってたんだよ…白衣ヨレヨレになってるじゃん…」
(-@∀@)「ゲホッ…もう落ち着いたから…」
307
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:28:23 ID:PHiEKVA20
(-@∀@)「あ、そうだ。ヒッキー」
(-_-)「何?」
(-@∀@)「ちょんまげ」
(-_-)・'.。゜ ゴハァ
从;゚∀从そ
308
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:29:31 ID:PHiEKVA20
(;*-_-)「バカwwwwお前wwwwせっかく忘れかけたのにwwwwやめろよwwwww」
(-@∀@)「ちょんまげ」
(;*-_-)「無理wwwwホント無理だってばwwwwwwやめてwwwww」
('、`*;川「なになに今度はヒッキーちゃん?」
o川;゚ー゚)o「この短時間で何があったのよぉ…」
309
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:31:48 ID:PHiEKVA20
(;*-_-)「お腹痛いwwwwwwwwwww」
(;-@∀@)「あwwww僕もwwwwwじわじわ思い出してきたwwくっそwwww」
(;*-_-)「ざまぁwwwwww」ゲラゲラゲラ
(;*-_-)「「wwwwwwwww」」(@∀@-;)ゲラゲラゲラ
爪'ー`)「忘れ物ーっと」ヌルリ
(;-_-)「ほぎゃああああああああ!!」
(;-@∀@)そ
310
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:33:16 ID:PHiEKVA20
(;ФωФ)「!?何やら面妖な輩が来たぞ…!」
爪;'ー`)「え…素でタキシード仮面みたいな服装みたいな人に言われたくない…」
(;-_-)「ていうか帰したはずなのになんで…?」
爪'ー`)「草履忘れてきちまってよ…後なんか怪しいから帰ってきたらわんさか居るじゃねぇか」
从;゚∀从「…もしかしてさっきのコックリさんっスかね…」
爪'ー`)「おうともさ。片目の坊ちゃん」
从;゚∀从「なんていうか…その…随分とラフな格好なんですね」
爪'ー`)「着物より洋服の方が楽でよー。動きやすいからなー」フワフワ
311
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:34:40 ID:PHiEKVA20
θθと('、`*川「ところでコックリちゃんの言う草履はこれかしら?」
爪'ー`)「そうそうそれ…」
爪'ー`)「よよよっ!女!」
('、`*川「女よ」
ξ;゚⊿゚)ξ
爪'ー`)「こっちにも女!」
(#ФωФ)「我輩のであるぞ」キシャアアアア
爪;'ー`)「ぬおっ!威嚇された!」ビクゥ
爪;'ー`)「こりゃすまない。お前の女だと知らずに…」
ξ;//⊿//)ξカァー
ξ;//⊿//)ξ「ひ、人前で恥ずかしいことを言うんじゃないわよ!」
(;ФωФ)「つ、つい…」
312
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:35:42 ID:PHiEKVA20
爪'ー`)σ「そして娘!」
o川#゚ー゚)o「指差すなし!」
ソー…从 ゚∀从つ 爪;'ー`)「なかなか気の強い娘だな…」
爪;'ー`)「あ、コラ!勝手に尻尾に触ろうとするんじゃない!」
:从;゚∀从つ: ビクゥ
(-@∀@)「何してんだ高岡…」
从;゚∀从「すいません…思わずモフモフしたくなってきて…」
313
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:37:49 ID:PHiEKVA20
爪'ー`)「毎日手入れしてるからな。ツヤツヤのモフモフだぞ」
从*;゚∀从「モフモフ…!」ゴクリ
爪'ー`)「どうだ?俺をここに置いてくれるだけで毎日モフモフし放題だぞ?」
从*;゚∀从「モ、モフモフし放題…!」
从*;゚∀从「アサピーさんこの人飼っていいですかね…?」
(-@∀@)「ダm(-_-)「いいよ!」
爪*'ー`)「いいのか!?じゃあ今日からお暇させてもらうぞ!」
爪*'ー`)「ひゃっほい!これで狭い祠生活とはおさらばじゃい!!」
(#-@∀@)ギュウウウウウ
(;-_-)「いたたた!足踏まないで!正直言って僕も尻尾触りたかったし…」
314
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:39:49 ID:PHiEKVA20
爪'ー`)「さぁ!約束だ!尻尾を好き放題触りたまえ!」
三从ノ*゚∀从ノ「わーい!!モフモフし放題だー!!」
('、`*川「どうせなら私にも触らせなさいよね」
( ФωФ)「わ、我輩も…」
ξ゚⊿゚)ξ「あ…本当にモフモフのサラサラだ…」モファモファ
(*-_-)「あ、ツンさんずるいー。僕も僕もー」
爪*'ー`)「ははは、人気物は辛いなぁ!思う存分モフるがいい!」
315
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:40:50 ID:PHiEKVA20
o川#゚―゚)o ムスー
o川#゚―゚)o「キューちゃんアイツきらーい…」
(-@∀@)「僕もあいつきらーい」モフモフ
o川*゚ー゚)o「どさくさに紛れてモフモフ堪能してんじゃないわよクソメガネ」
('、`*川「にしてもその尻尾暑そうね。切ってあげようか?」ジャキィン
爪;'ー`)「!?」
おわり
316
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:44:02 ID:Ttkaa1wA0
祠ってことはどっかのお稲荷さま?乙!
317
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 00:45:04 ID:PHiEKVA20
八話投下終了。次回は九話投下予定です
>>310
「〜みたいな」のセリフが一個多い…oh…
318
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 01:30:26 ID:c8/JJF1I0
はれときどきぶたくそわろた
319
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 02:22:00 ID:5rC8Sv3E0
乙
320
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 02:33:59 ID:dl1Wfx0A0
乙
321
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 09:55:03 ID:PHiEKVA20
>>316
個人的にはただの妖狐が誰かしらの勘違いで祀られたり祠作られたり…みたいなイメージです
322
:
名も無きAAのようです
:2016/02/07(日) 12:30:35 ID:AQZEjfQ20
狐の尻尾のもふもふは反則
323
:
名も無きAAのようです
:2016/02/09(火) 21:34:56 ID:YhoyfwIw0
ちょんまげワロタ
乙
324
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:47:19 ID:ve6xdsNA0
ガタンゴトン
カタンカタン
( ФωФ)
( ФωФ)(むぅ…さっきから景色が変わらぬ…おまけに乗客も我輩達のみ)
( ФωФ)チラッ
(-_-)zzz
( ФωФ)(ヒッキーは寝ておるし…まぁ普段あれだけ口喧嘩してたら疲れるな…)
( ФωФ)
( ФωФ)(隣ツンがよかった)
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第九体?目:きさらぎ駅
325
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:48:29 ID:ve6xdsNA0
―数時間前
('、`*川「木更津キャッツアイ?」
(;-_-)「きさらぎ駅ですよ!なんですか木更津キャッツアイって!」
('、`*川「何よヒッキーちゃん。木更津キャッツアイも知らないの?説明してあげようか?」
(;-_-)「…長くなりますかね」
('、`*川「校長先生の話ぐらい」
(;-_-)「お断りします」
('、`*川「ちょっとしたジョークなのに…それできさらぎ駅がどうしたのかしら?」
(-_-)「いやー…なんとなく行ってみようと思って同行してくれる人を探してたんですよ」
と('、`*川「ですって。アサピーちゃん」ポンッ
(-@∀@)「No thank you」
(;-_-)「今回はアサピーじゃなくて杉浦さんにお願いしたいんですよ」
(-@∀@) ホッ
('、`*川「杉ちゃんに?なんでまた」
( ФωФ)「呼んだであるか?」ヒョコッ
('、`*川「アンタじゃなくてワイルドの方よ」
( ФωФ),「そ、そうであるか…失礼したな…」
(;-_-)「あっ、いや!そっちのスギちゃんじゃなくて漢字の方の杉ちゃんです!」
326
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:49:43 ID:ve6xdsNA0
( ФωФ)「我輩はさっぱり状況が掴めんのだが…」
('、`*川「実はかくかくしかじかで」
( ФωФ)「まるまるうしうしな訳だな。…しかしどうして我輩?」
(-_-)「一番頼りがありそうだと…」
(*ФωФ)「えっ!我輩が一番頼りになるって!?」
(*ФωФ)σ「そう褒めるでないよ〜このこの〜」ツンツクツン
(;-_-)「なんですかそのノリ!」
327
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:50:44 ID:ve6xdsNA0
('、`*川「えっ、杉ちゃんは頼りなさそうにしか見えないけど」
( ФωФ)グサッ
o川*゚ー゚)o「メンタル弱いしー」
( ФωФ)グサッグサッ
爪'ー`)「なんか湿布の匂いしそうだし」
( ФωФ)グサッグサッグサッ
ξ゚⊿゚)ξ「元ストーカーだし」
( ФωФ)パリィィィィィィン
(;-_-)「割れたああああああ!!杉浦さんのメンタルが割れたあああああ!!」
ξ*゚⊿゚)ξ「で、でも…嫌ではなかったし…」ゴニョゴニョ
( ω )ズーン
(-@∀@)「残念ながら本人には届いてないようだね」
328
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:51:42 ID:ve6xdsNA0
(;ФωФ)「貴様ら!言いたい放題言っておいて!」
(;ФωФ)「第一香水の匂い漂わせてる狐に言われたくないわ!」
爪;'ー`)「獣臭いよりはいいもん!」
从 ゚∀从「俺的には洗剤の匂いとか太陽の匂いとかの方がいいっスけどねー」
爪'ー`)「それなら今度日干しするか…」
从;゚∀从「日干し!?」
爪'ー`)「日干し。」
329
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:52:28 ID:ve6xdsNA0
ξ;゚⊿゚)ξ「それよりきさらぎ駅行くって方をツッコまないの?迷い込むならまだしも、自ら行きたいって言う人初めて見たわよ」
('、`*川「そもそもあるのかしら」
ξ゚⊿゚)ξ「私達が存在して、きさらぎ駅がないってのがおかしいんじゃない?」
('、`*川「それもそうね」
(-_-)「す、凄い説得力だ…」
ξ゚⊿゚)ξ「ふん。アンタは好奇心で殺されるタイプの猫ね」
(-@∀@)「殺されるどころか死んだ後に無限湧きするタイプだよ」
ξ;゚⊿゚)ξ「なるほど…オカルトにそこまで命を使うのね…逆に感心するわ」
(;-_-)「僕って一体なんなの!?」
330
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:53:18 ID:ve6xdsNA0
o川*゚ー゚)o「そもそもそんな軽はずみに行けるはずないでしょ…」
(-_-)「いや、心の中で願えば行けるはず…!サンタさんを待つ小学生のように!」
o川;゚ー゚)o「そんな純粋な心で行かれても嫌だよ!」
(;-_-)「小学校の頃は妖怪の国へ行けると信じてたんだよ僕は!今はきさらぎ駅へ行きたい純粋な気持ちが溢れているんだ!」
o川;゚ー゚)o「めんどくさいタイプのオカルトマニアだな!」
(-@∀@)「そんなめんどくさいタイプと入学当時から喧嘩ふっかけてきた僕です」
331
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:54:27 ID:ve6xdsNA0
(;-_-)「とりあえず僕は決めんたんだからな!杉浦さん、地獄の果てまで付き合ってもらいますよ!」
(;ФωФ)「うっ…できればツンに言われたかった…」
ξ;*゚⊿゚)ξ「ば、ばかっ!」
o川*゚ー゚)o「これ以上続けたら皆の嫉妬で嫉妬玉出来ちゃうから早く行って」
('、`*川「それじゃあ杉ちゃんの服装をどうにかしないとね。まずはその黒マント脱いだら?」
( ФωФ)「うむ」ヌギヌギ
(-_-)「それで僕のネクタイ付ければ完璧ですね」シュルッ
ξ゚⊿゚)ξノ「それなら私が付けるわ」
(-_-)「それじゃあどうぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「ん」
332
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:55:38 ID:ve6xdsNA0
ξ゚⊿゚)ξ「それじゃあ動かないでね」
( ФωФ)「うむ」
ξ゚⊿゚)ξツケツケ
爪'ー`)「おーおーまるで新婚さんだな」
ξ;*゚⊿゚)ξそ「!?」ギュッ
(;ФωФ)そ
ξ;*゚д゚)ξ「ちっげぇから!!ネクタイ付けてあげるぐらい誰だってやってるし!!」ググググ…
ξ;*゚д゚)ξ「ねぇ!?ヒッキー!!」
(;-_-)「まぁ…僕も高校入ったばっかの時はネクタイの付け方分からなくて母さんにやってもらったことあるけど…」
(;ФωФ)「ツ、ツン!息が…」
ξ;*゚∀゚)ξ「ほら見なさい!!別に新婚さん限定とかじゃないから!!ていうか新婚じゃないから!!」ギュウウウウ
:(; ω ):
爪;'ー`)「お、おう…そのへんにしといてやったらどうだ…?おっさん顔真っ青だぞ…」
('、`;*川「ストップストップ!杉ちゃん窒息しちゃうわ!」
333
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:56:30 ID:ve6xdsNA0
('、`;*川「全くもう…」ツケツケ
(;ФωФ)「なんだかすまないな…」
('、`;*川「杉ちゃんは別に悪くないわよ。…はい出来た」
ξ;゚⊿゚)ξ「うー…」
('、`*川「じゃあヒッキーちゃん達。死なない程度に行ってきなさいよ」
(;-_-)「死なない程度とか初めて言われたなぁ…」
从;゚∀从「ホントに死んじゃダメですよ!生きて帰ってくださいね!約束ですよ!」
(;-_-)「ハイン君それフラグだから!それじゃあ行ってきます!」
334
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:57:21 ID:ve6xdsNA0
――
――――
( ФωФ)(…という出来事から数時間)
( ФωФ)(とりあえず学校帰りのルートで電車に乗ったものの、数十分は走り続けてるぞ…)
( ФωФ)チラッ
(-_-)zzz
( ФωФ)(見ての通りヒッキーは爆睡、我輩達以外に乗客は居ない)
( ФωФ)
( ФωФ)(やっぱ隣ツンがよかった)
( ФωФ)(…しかしよく寝られるものだな…我輩なんかギンギンであるぞ)
( ФωФ)(下ネタ的な意味じゃなくて)
( ФωФ)
( ФωФ)(暇であるな)
335
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:58:06 ID:ve6xdsNA0
( ФωФ)(さっきから同じ景色だし、電車の旅と言えば変わりゆく景色こそが楽しみであろう)
(#ФωФ)(それなのになんであるか?窓に映るのは黒黒黒!テレビの砂嵐を見ても楽しくはないぞ!)
(つ_-)「うーん…」ゴシゴシ
(;-_-)そ「あれ!?乗り過ごした!?」
( ФωФ)「ぬ、起きたであるか。十分以上は走り続けておるぞ」
(;-_-)「そうですか…それなら確率が高いかも…」
(;ФωФ)「であるな…乗客も我輩らしかおらん」
336
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:58:55 ID:ve6xdsNA0
『つぅ〜ぎぃ〜はぁ〜き〜さらぁ〜ぎぃ〜き〜さら〜ぎぃ〜』
(;ФωФ)「………」
(;-_-)「………」
(;-_-)「今きさらぎって言いましたね…アナウンス」
(;ФωФ)「言ったであるな…」
(*-_-)「てことは行けたんだ!きゃっほう!」
(;ФωФ)「コラ!いくら人が居ないとは言え電車ではしゃぐんじゃない!」
キキイイイイイイ!!
(;-_-)「ほぎゃ!」
(;ФωФ)つ「言わんこっちゃない!」ガシッ
(;-_-)「すみません…ありがとうございます」
337
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 22:59:48 ID:ve6xdsNA0
プシュー ガチャン
(;-_-)「あ、ドア開いた…」
(;ФωФ)「降りるであるか…?」
(*-_-)「勿論!」
(;ФωФ)(おおう…めっちゃウキウキしてる…)
338
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:00:39 ID:ve6xdsNA0
(*-_-)「きさらぎ駅の第一歩!」トンッ
(*-_-)「わーいわーい!!きさらぎ駅だー!!肌寒ーい!!」
(*-∀-)「鈴の音とか鳴らないのかな!?太鼓の音とか鳴らないかな!?」
(*-∀-)「デュフwwww月明かり綺麗wwwwwテラ天体観測wwww今というほうき星www君と二人追いかけてwwwwオーイェイwwwwハァンwww」
(;ФωФ)「もうお前誰であるか!!別AAみたいになっておるぞ!!」
(*-∀-)「誰ってwwww嫌だなぁ小森ヒッキーですよwwwwグヘヘwwww」
(;ФωФ)
と彡
「ぬおおおおおおお目を覚まさんかあああああああ!!」ペシーン
ミ(;)-_-)・'.。゜
「ぶぺっ!?」
(;ФωФ)「これでもかああああああああ!!」ペシンペシンペシーン
ミ(-_-;(#)彡「往復ビンタだけはやめ…ふぎゃあああ!!」
339
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:01:28 ID:ve6xdsNA0
(メ;-_-)「いたたた…少しテンション上がっただけで往復ビンタはないんじゃないですか!?」
(;ФωФ)「『少し』のベクトル超えてたぞ!?我輩が今まで見たことない顔してたぞ!?」
(;-_-)そ「えぇ!?」ガーン
(;ФωФ)そ「こっちがえぇ!?」
340
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:02:18 ID:ve6xdsNA0
(;-_-)「まあいいや…今というほうき星…じゃなくて何かあるか探索しましょう」
(;ФωФ)「とりあえず改札の方に向かうのである」
(((( -_-)テクテク
(((( ФωФ)テクテク
( ФωФ)(め…)
(;ФωФ)(めっちゃ怖ぇぇ――――!!!!)
(;ФωФ)(正直電車の辺りからめっちゃ怖かったのである!一人じゃなくてよかった!)
(;ФωФ)(ヒッキーのテンションも怖いけど…まだマシ!)
(;ФωФ)「………」
(;ФωФ)「なぁヒッキー、何か歌わぬか?」
(-_-)「歌?そうですねぇ…」
341
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:03:06 ID:ve6xdsNA0
(-_-)「子をよーぶ母のさけーびが聞こえーるかー」
(;ФωФ)「なんでよりによって親知らず子知らずであるか!もっと明るい曲をチョイスするのである!」
(;-_-)「えー…じゃあ」
(-_-)「なみだのかずだーけつよくなれるよー」
( ФωФ)「そうそう…そんな感じの…」
(-_-)「アスファルトーに咲く花のーようにー」
( ФωФ)「見るものすべてーに怯えないーで」
(-_-)「明日は来るよーきみーのーたーめーにー…あ、改札着いた」
342
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:03:53 ID:ve6xdsNA0
(;-_-)「暗いなぁ…スマホつけとこ…」
( ФωФ)「我輩はある程度夜目がきくから問題はない」
(;-_-)「何それ猫みたい…思ったよりごちゃごちゃしてないな…むしろ何もないぐらい」
( ФωФ)「ところどころ葉っぱやホコリを被ってるぐらいだな…戻るであるか?」
(-_-)「ううん。僕はまだ探索してるよ」
(*-_-)「それにこういう所に重要な物とか落ちてたりするんだよねー」ルンルン
(;ФωФ)「完全にホラーゲーム気分であるな…我輩はホームのベンチで待っておるぞ」
(*-_-)「はいはーい」
(;ФωФ)「何かあったら呼ぶのであるぞ!」
343
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:04:38 ID:ve6xdsNA0
――
――――
( +ω+)フゥー…
( ФωФ)(…月明かりが綺麗であるな…星もよく見える)
(;ФωФ)(月明かりが綺麗なのはいいがちと肌寒いな…マント持って来ればよかった)プルプル
(;ФωФ)(………)
(;ФωФ)(怖い)
(;ФωФ)(…一応時刻表でも見るか…)
344
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:05:27 ID:ve6xdsNA0
( ФωФ)(ふーむ…ほとんど掠れて見えないな…ガラス部分も薄汚れておる…)
( ФωФ)(にしても今何時であろうか)カパッ
(;ФωФ)「!?」
(;ФωФ)(23時だと…!確か電車に乗ったのは4時半くらいだったぞ…!)
(;ФωФ)「どういうことであるか…」
345
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:06:12 ID:ve6xdsNA0
チリン…チリン…
(;ФωФ)ビクッ
(;ФωФ)(鈴の音…)
(;ФωФ)「うう………」
(;ФωФ)(ていうかヒッキーは何してるのであるかあああああ!!早く戻ってこんかああああ!!)
(-_-)「杉浦さん」
(;ФωФ)そ「にゅああ!」ビクンッ
(-_-)「いきなり叫ばないでくださいよ」
(;ФωФ)「後ろから声かけられたから…それより何か成果はあったであるか?」
(-_-)「いいえ。改札方面は特にめぼしいのはなかったんですけど別の場所にですね」
( ФωФ)「ほう」
(-_-)「とりあえず線路の方まで降りてください」ピョン
(;ФωФ)「…危なくないか?」
(-_-)「どうせ廃線ですから大丈夫でしょう。足元気をつけて」
(;ФωФ)「むぅ…」ピョン
346
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:06:53 ID:ve6xdsNA0
と( -_-)「こっちです」スタスタ
(;ФωФ)つ「結構グイグイ行くのであるな…」
( ФωФ)「それに我輩は夜目がきくから腕を掴まんでも…」
(-_-)「さっきも言った通りここら辺草とか石があるんで、転ばないように」
( ФωФ)「わざわざ気を使わんでいいのに…」
(-_-)スタスタ
( ФωФ)スタスタ
347
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:07:46 ID:ve6xdsNA0
( ФωФ)(さっきより口数が少ないな。さっきよりもテンションが下がったのかもしれんが)
( ФωФ)(それによくまぁこんな所探索である。逆に尊敬するわ)
チリンチリン…
ドン…ドン…
( ФωФ)(それに鈴の音も近くなったような…微かに太鼓の音も…)
( ФωФ)「………」
( ФωФ)「なぁ」
(-_-)「なんですか?」
( ФωФ)「きさらぎ駅ではだんだんと自分の名前を忘れると聞いたことがあるか貴様自信の名前は覚えてるであろうな?」
(-_-)「何言ってるんですか」
(-_-)「僕は小森ヒッキー。ちゃんと自分の名前は覚えてますよ」
( ФωФ)「…それを聞いて安心したのである」
(-_-)「それはどうも。あ、見えてきましたよ」
348
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:08:36 ID:ve6xdsNA0
チリンチリン…
ドンッ…ドンッ…
(;ФωФ)
(-_-)「着きました。このトンネルの向こうに人が居ましてね」
チリン…
(-_-)「話してみたところ最寄りの駅まで送ってくれるみたいなんですよ」
(; ω )(ダメだ、ここに入ってはいけない)
(; ω )(今までのに比べて桁が違いすぎる…おぞましいくらいだ…)
チリン…
(-_-)「どうしたんですか?顔色が悪いですよ?」
(; ω )「ダメである…ここには入ってはならぬ…」
(-_-)「もしかして怖いとか?」
(-_-)「安心してください。もうすぐ帰れますよ」ググ…
(; ω )(こいつ…!そんなもやし体型のどこに力が出るのである…腕が千切れるぐらいだ…!)
チリン…
349
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:09:16 ID:ve6xdsNA0
(; ω )(早く助け…助けを呼ばねば…)
(-_-)「行きましょう。待たせては相手に失礼ですし」
(; ω )(声が…)
350
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:09:59 ID:ve6xdsNA0
チリン
(-_-)「ねぇ」
351
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:10:40 ID:ve6xdsNA0
「杉浦さん!!」
(;ФωФ)「!」ハッ
(;-_-)「もー勝手にどっか行かないでくださいよ!探したじゃないですか!」タッタッタッ
(;ФωФ)「ヒ、ヒッキー…どうしてここが…?」
(-_-)「前の方木とか鉄くずの山が塞いでて通れなかったんですよ。だから反対側から辿ってみたら杉浦さんが居て…」
(-_-)「ん?」
(-_-;)
(*-_-)「わー!何これ凄い!僕がもう一人居るじゃん!」
そ(-_-;)
(*-_-)「きさらぎ駅にも行けて自分のドッペルゲンガーまで見れるだなんて今日は運がいいなぁ!」
(;ФωФ)(むしろ悪い方である!)
352
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:11:28 ID:ve6xdsNA0
(*-_-)「ねぇねぇ偽物の方の僕!僕なら勿論オカルト好きだよねぇ!?アサピーみたいに否定派だったらいくら僕とは言えどぶっ飛ばすけど!」
そ(-_-;)
(;ФωФ)(容赦ねぇ〜!)
(*-_-)「どうせならもっと早く会いたかったな!あ、納豆にネギ入れるタイプ?」
(-_-;)「………」
ミ(;-_-)
タッタッタッ…
(;-_-)っ「あっ!逃げないでよ!」
(;-_-)っ「カムバック僕!ぼくうううううう!!」
353
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:12:20 ID:ve6xdsNA0
シーン…
(;-_-)「あー…行っちゃった…」
(;+ω+)「と、とりあえず助かったのである…」ヘナヘナ
(-_-)「?よくわからないけどどういたしまして」
(-_-)「そうだ!窓口の方調べたら時刻表見つけたんですよ!後数十分くらいで電車来るっぽいです!」
( ФωФ)「そうなのか。では急いで戻れんとな」ニホーンブレイクコウギョー♪
(;-_-)「あれ!?ここ電話繋がるんですか!?」
( ФωФ)「怪人アンサーがこれほどの怪異で電話が繋がらぬと思うか。…呼ばれた所にホイ参上、怪人アンサーだ。」ピッ
( ФωФ)「ぬ、なんだ貴様か…。うん?ちょうど隣におるぞ」
354
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:13:04 ID:ve6xdsNA0
( ФωФ)「ちょうどお前宛だったぞ」
(-_-)「僕?誰だろう。もしもし」
『バカァ―――――!!』キーン
(;-_-)「さ、貞子さん!?どうして!?」
『どうしたもこうしたもないわよ!!なんでアンタは心霊スポット行かない代わりにきさらぎ駅なんか行こうとするの!』
(;-_-)「なんで知ってるの…教えた覚えないはずだけど…」
『アサピー君から聞いたの』
(;-_-)「あんの瓶底眼鏡がああああああ!!」
『むしろ感謝しなさいよ!!私がこうして気づいんたんだから!!』
『それで!?そこで飲み食いはした!?』
(;-_-)「し、してない!」
『ならばオッケー!!後は電車が来るのを待ちなさい!!来たら乗って!!寝ちゃダメだからね!!じゃあ!!』ブツッ ツーツーツー…
(;ФωФ)「凄い剣幕であったな…」
(;-_-)「貞子さんキレると怖いから…よいしょっと」
355
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:13:46 ID:ve6xdsNA0
( ФωФ)「それでいつ電車は来るであるか?」
(-_-)「もう少し…って来た」
(;ФωФ)「…乗って大丈夫かこれ」
(;-_-)「乗らなきゃダメですよ!」
(;+ω+)「暗い場所にずっと居たから目が…」
―――――
――――
356
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:14:37 ID:ve6xdsNA0
カタンカタン
(-_-)
( ФωФ)
(-_-)「ねぇ、杉浦さん」
( ФωФ)「なんであるか?」
(-_-)「人、居ますね」
( ФωФ)「ああ」
(-_-)「乗った瞬間眩い光が出たのはびっくりしましたけど…戻れましたね」
( ФωФ)「…そうであるな」
(-_-)「寝ちゃダメですよ」
( ФωФ)「寝ないのである」
『次は〜ラウンジ〜ラウンジ〜お出口は右側です』
(-_-)「…言うまでもありませんでしたね。降りますよ」
( ФωФ)「うむ」
357
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:15:22 ID:ve6xdsNA0
(;ФωФ)「ぐはぁ!生きている心地がしなかったのである!」
(;-_-)「外少し明るいなぁ…まだ夕方だったんだ…」
(;ФωФ)「とりあえず無事に帰れて何より…家まで送っていくのであるよ」
(;-_-)「今日は色々ありがとうございます…」
358
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:16:09 ID:ve6xdsNA0
――
――――
(-_-)「あ、着きました」
( ФωФ)「そうであるか」
(;-_-)「送っていただいてありがとうございます」
( ФωФ)「気にするでない。…それではまた明日学校で会おう」
(-_-)ノシ「さようならー」
359
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:17:02 ID:ve6xdsNA0
(-_-)「ふぅ…ちょっと遅くなっちゃけどただいまー」ガチャ
ミセ*゚ー゚)リ「ちょっとどこまでほっつき歩いてたのさー!」
(;-_-)「ごめん姉ちゃん…ちょっと用事があって…」
ミセ*゚ー゚)リ「それなら連絡入れてよね!貞子ちゃんアンタの帰り待ってたんだから!」
(;-_-)「え”」
ミ川д川ヒョコ
川^ヮ川「お帰りなさーい」
(;-_-)「タ、タダイマー…」
360
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:17:46 ID:ve6xdsNA0
川д川「お姉さん今日はすいません…ご飯ご馳走までしてもらって…」
ミセ*゚ー゚)リ「いいのいいの!うちと貞子ちゃんの仲なんだから!お母さんも喜ぶし」
川*д川「そう言ってもらえると嬉しいです。あ、ヒッキー君ちょっとお借りしてもいいですか?」
ミセ*゚ー゚)リ「うちのバカ弟に用があったんでしょ?いいよー」
川д川「それじゃあお言葉に甘えて…」
川ヮ川「ヒッキー君おいでー」ズルズル
((((-_-;)「おいでーとか言いながら引っ張らないで…ぎゃあああああ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「今日の晩御飯筑前煮だかんねー!!」
361
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:18:36 ID:ve6xdsNA0
バタン
(;-_-)「あの…貞子さん…」
川#゚д川「おバカ―――――ッ!!」
(;-_-)「ひぎゃああああ!!さっきの笑顔はどこにいいいいい!!」
川#д川「なんできさらぎ駅なんて行こうとするの!!ちょっとコンビニ行こうみたいなノリでさぁ!!」
(;-_-)「好奇心でつい…」
川#д川「好奇心!?アンタバカァ!?」
川#д川「昔はまだまともだったのに!!いつからこうなったんでしょうね!!」
(;-_-)「うう…ごめんなさい…」
川#д川「反省してる?」
(;-_-)「してます…」
362
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:19:19 ID:ve6xdsNA0
川#д川「半分怪しいけどあんまり長くお邪魔してると悪いからこれくらいにしとくわ」
(;-_-)「ごべんなさい…」
川#д川「また行ったら次は容赦しないからね!!後晩御飯ご馳走様でした!!お姉さんとお母さんに言っといて!!」
(;-_-)「伝えときます…」
川#д川「それじゃあ私帰るから」
(;-_-)「玄関まで送るよ…」
川#д川「ありがと」
363
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:20:12 ID:ve6xdsNA0
ミセ*゚ー゚)リ「あ、もう帰っちゃうの?」
川д川「はい。あまり長く居ると悪いしお母さんに心配かけちゃうので…」
ミセ*゚ー゚)リ「そっか。また遊びにおいでね」
川*д川「ありがとうございます」
川д川「それじゃあね。ヒッキー君、また明日」
(;-_-)「う、うん…気をつけて」
パタン
ミセ*゚ー゚)リ「そういや貞子ちゃん怒ってたけど何かした?」
(;-_-)「筑前煮美味しかったって…」
ミセ;゚ー゚)リ「筑前煮美味しくてキレてたの!?」
(;-_-)「あ、いや!違う!」
おわり
364
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:21:39 ID:ve6xdsNA0
九話投下終了。次回は十話投下予定です
365
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:23:52 ID:galSp4n20
エヴァヲタの俺はアンタバカァで鼻血吹いた
ってのは冗談でスギちゃん懐かしすぎてワロタ乙
366
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:35:43 ID:.xqtQwk.0
俺は木更津キャッツアイが懐かしくてワロタ乙
367
:
名も無きAAのようです
:2016/02/11(木) 23:36:28 ID:Ky0IesF.0
乙
木更津キャッツアイってそんなに懐かしいもんだっけ…
368
:
名も無きAAのようです
:2016/02/12(金) 00:21:05 ID:5seCrLj20
《《《《号 外》》》》
こんな情報を入手しました!
極秘情報です。
【清原和博と○薬中毒】の秘密・・・。
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http://www.girlsheaven-job.net/11/spa_fckagoshima/blog/17905452/
【ベッキーのその後】の秘密・・・。
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http://www.girlsheaven-job.net/11/spa_fckagoshima/blog/17905452/
【清原と暴力○】の秘密・・・。
↓↓↓↓↓↓↓
http://www.girlsheaven-job.net/11/spa_fckagoshima/blog/17905452/
369
:
名も無きAAのようです
:2016/02/12(金) 00:21:49 ID:hSJ9v/tE0
乙乙
きさらぎ駅ちょうど調べたところだったから怖くて怖くて……
ロマかわいい
370
:
名も無きAAのようです
:2016/02/12(金) 00:23:23 ID:5seCrLj20
《《《《号 外》》》》
こんな情報を入手しました!
極秘情報です。
【清原和博と○薬】の秘密動画・・・。
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http://www.girlsheaven-job.net/11/spa_fckagoshima/movie/
371
:
名も無きAAのようです
:2016/02/12(金) 00:26:20 ID:5seCrLj20
《《《《号 外》》》》
こんな情報を入手しました!
極秘情報です。
【清原和博と○薬】の秘密動画・・・。
↓↓↓↓↓↓↓
http://www.girlsheaven-job.net/11/spa_fckagoshima/movie/
372
:
名も無きAAのようです
:2016/02/12(金) 00:30:21 ID:5seCrLj20
☆★☆★号 外★☆★☆
この中に昔の過去が見れる。
探してね!
【浜崎あ○み】高校時代の画像GET・・・。
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http://www.cityheaven.net/km/spa_fckagoshima/A6ShopMovieList/?of=y
373
:
名も無きAAのようです
:2016/02/12(金) 00:41:53 ID:7k5kdJvA0
一転してガチのホラーじゃねえか……
374
:
名も無きAAのようです
:2016/02/12(金) 00:50:32 ID:1iQ37JAY0
死んだ後に無限湧きするタイプでクソワロタ
375
:
名も無きAAのようです
:2016/02/12(金) 01:21:19 ID:cLhiAxjY0
親知らず子知らずとかめっちゃ懐かしい
376
:
名も無きAAのようです
:2016/02/12(金) 01:37:33 ID:ALwOdcps0
そりゃ、貞子もおこるよなぁ
面白かった、乙
377
:
名も無きAAのようです
:2016/02/12(金) 02:34:45 ID:woPZGIt20
なにげにロマが危なかったな
378
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:40:24 ID:RGipSJvw0
<_プー゚)フ「にへー…ここ数ヶ月でおばけ増えてない…?おばけっつーか都市伝説系だけど…」
「おやもみあげ君。何か心配事でもあるのかい?」
<_;プー゚)フ「もみあげ君ってなんだ!俺ポルターガイストだし!からあげくんみたいに言うな!」
「ツッコミが長い。10点」
<_;プー゚)フ「採点厳しいな!」
「お、いいツッコミだ。プラス50点。ご褒美にママレモンをあげよう」
<_;プー゚)フ「いらねぇよ!せめて俺みたいなおばけじゃなくて主婦にあげなさい!」
「うーんマイナス40点。これでエクストのひとしくん人形はトイレにボッシュートされます。テレッテレッ」
<_;プД゚)フそ「俺のひとしくうううううううん!!」
「はふん…キュートやビコーズは元気してるかなぁ」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第十体目:トイレの女神様
379
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:41:16 ID:RGipSJvw0
( <●><●>)
爪'ー`)「よ!お邪魔してるぜ!」
( ∵)「これはこれはお初にお目にかかります。人体模型のビコーズと申します」
( <●><●>)「あ、ご丁寧にどうも…テケテケのワカッテマスです」
( <●><●>)「…私が居ない間に増えましたね」
(-@∀@)「ははは見ての通り増えたよははは」
( <●><●>)「心境は?」
(-@∀@)「泣きたい」
( <●><●>)「ま、まぁ…賑やかでいいんじゃないですか…」
(-@∀@)「全然よくないよヒッキー鼻毛もげろ」
(-_-)「あ”?」
( <●><●>)「帰ってきた気がしますねぇ。この光景久々」
爪;'ー`)「に、日常光景なんだな…」
( <●><●>)「そりゃあもう」
380
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:42:16 ID:RGipSJvw0
(-_-)「そういやメリーさん以来ですね」
( <●><●>)「そうですね…早くこっちに戻ろうと思ったんですがもう手芸部の皆さんが可愛くて可愛くて」
(*<●><●>)「ショボン君が最近私のことを見てもあまりビビらなくなりましてねー」
(*<●><●>)「それにでぃさんが猫好きだったり貞子さんがクッキー焼いてきて皆で食べたりしまして!」
(*<●><●>)「今度手芸部の皆さんでショボン君オススメのラーメン屋行くことになりましてね!私は行けませんけど楽しそうにして…あぁもう可愛い」キャッキャッ
(;-_-)「満喫してるなぁ…」
( <●><●>)「コホン…にしても今日のキュートさんは機嫌悪そうですねぇ」
o川*゚―゚)oムスー
o川*゚―゚)σ
( <●><●>)「左ですか?」
381
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:43:00 ID:RGipSJvw0
爪'ー`)〜♪
('、`*川「ねぇ、そろそろいいでしょ?」
爪'ー`)「もうちょっと待ってな…今尻尾の手入れしてっから」
('、`*川「そんなのモフれば変わらないわよ。はやくはやくー」
爪;'ー`)「お前ら乱暴にやるからボサボサになるんだよー!!」
ξ゚⊿゚)ξワシャワシャ
爪;'ー`)「言ったそばから!めっ!」
(;ФωФ)「コラコラ…邪魔しちゃダメであるよ…」
( <●><●>)「フォックスさん?」
o川*゚―゚)o「あいつ来てから皆キューちゃんのこと構ってくれないの」
o川#゚ー゚)o「それにあいつが来てから最年長枠取られたし!!最古参で最年長はキューちゃんで十分だっつーの!!」
( <●><●>)「えぇ…」
382
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:43:54 ID:RGipSJvw0
o川*゚―゚)o「キューちゃんは一応プリティーエンジェル小学生なんだしさ…もっと頭とか撫でてもらいたい次期だもん…」
(-@∀@)「前者いらなくない?」
o川*゚ー゚)o「うっせぇ」
( ∵)「つまりキュートさんは甘えたいと?」
o川*゚―゚)o,「ま、まぁそうなるかな…」
(-_-)「それなら…」
( <●><●>)つ”ナデナデ
( ∵)つ”ナデナデ
( -_-)つ”ナデナデ
o川;゚ー゚)o「……」ナデラレ
o川;゚ー゚)o「なんか絵面がやばいよ!!ヒッキーはまだいいとして成人男性と人体模型に撫でられるって犯罪臭が凄いよ!!ていうか一斉に撫でんな!!」
(;-_-)「そ、それなら全員で一斉に抱きしめるとか…」
o川;゚Д゚)o「キューちゃん潰れるわ!!一斉から離れろ!!」
383
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:44:47 ID:RGipSJvw0
(;-_-)「じゃ、じゃあ胴上げするとか…」
o川;゚ー゚)o「いやいやいや運動部か!!」
(;-_-)アセアセ
o川;゚ー゚)o「………」
o川;-ー-)o「はぁ…なんかどうでもよくなっちゃった…」
o川*゚ー゚)o「でも少しは元気出たわ。ありがと」
(;-_-)「うん…」
( ∵)「女の子は笑顔の方がお似合いですよ」
o川*^ー^)o「へへっ、ビコーズもありがとね」
(*∵)
384
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:45:46 ID:RGipSJvw0
( <●><●>)ホゲー
(-_-)「あれ…どうしました?ずっとこっくりさん見てますけど」
爪'ー`)「俺がイケメンだから見とれてたとか?」
( <●><●>)「いや…狐見てると故郷を思い出しましてね」
( <●><●>)「道路によく狐の死体があったなぁ…と」
爪;'ー`)「人の顔見て物騒なこと思い出すなよ!!傷つくわ!!」
385
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:46:33 ID:RGipSJvw0
从 ゚∀从つ「うぃーっス」ガラッ
('、`*川「ハインちゃんいらっしゃい」
从;゚∀从「どうも…ってなんスかこの絵面。作戦会議?」
(;-_-)「あ!そうだ!次の都市伝説何にするか決めてたんだ!」
从 ゚∀从「あ、そうだったんですか」
(;つ-_-)つ「ここまで制覇してくると難しいなー…まだノート数ページは残ってるし…」ベター
(-@∀@)ノセノセ
(#-_-)「人がうつぶせになった瞬間英和辞典を積み重ねるんじゃない!!」ドサー
(#-@∀@)「何起きてんだよ!!」
(#-_-)「逆ギレすんな!!お前なんか眼鏡と白衣取ったらただの通行人Aなんだよ!!」
(#-@∀@)「言ったね?ぶっちゃけ言うとお前なんか没個性の塊だから。ただの背景だから」
(#-_-)「はぁー?」
从 ゚∀从「あー…やっぱ1日1回はこれ見ないと落ち着かないなぁ」シミジミシジミ
( <●><●>)「1回くらいは仲良くしてほしいんですけどね」
从;゚∀从「えっ…仲のいいヒッキーさんとアサピーさんとか気持ち悪…」
( <●><●>)「貴方もなかなか酷い人ですね」
386
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:48:43 ID:RGipSJvw0
(;-_-)「うーん…でもホント困ったなぁ何か身近な都市伝説とかないのかな…アサピーもげろ」
( ∵)「身近な都市伝説ですか…」
(-@∀@)「そんなことより今月期末テストなかった?ヒッキーたんすの角に小指ぶつけろ」
(;-_-)「お前!!唐突に嫌なこと思い出させるのやめろよ!!」ガタッ
<从;゚∀从>「うぎゃああああ嫌だあああああ赤点回避いいいいいいい!!」
<(;-_-)>「英単語おおおおおおおお!!」
<从;゚∀从>「年号ううううううううう!!」
<(;-_-)>「794うぐいすうううううう!!」
<从;゚∀从>「へいあんきょおおおおおお!!」
<(;-_-)>「1192つくろおおおおおおおお!!」
<从;゚∀从>「鎌倉幕府うううううううううう!!」
(-@∀@)「お前ら面白いな」
( ∵)ハッ
( ∵)ノ「七不思議から攻めていくのはどうですか!?」
387
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:51:23 ID:RGipSJvw0
<(;-_-)>
<从;゚∀从>
( ∵)「あら…」
( ∵) ハッ
(;∵)「もしかしてビコーズは空気嫁!?人体模型なのに空気嫁!?」
(*-_-)σ「…それだ!!」
(;∵)「ビコーズが空気嫁な所ですか!?」
(;-_-)「いやそっちじゃなくて!」
( ∵) ホッ
(*-_-)「最初調べたのもキュートさんだし!残りの七不思議を調べればいいんだ!」
从;゚∀从「なるほど…身近にある都市伝説と言えば七不思議っスね。後日数学と英語教えてくださいアサピーさん」
(-@∀@)「はいはい」
388
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:52:03 ID:RGipSJvw0
(*-_-)「うちの学校の七不思議って何かある?あ、浮遊霊とかはつまんないからナシね」
( ∵)「ビコーズとキュートさん含めてヒッキーさんが興味を示しそうなのは『トイレの女神様』が居りますが…」
从;゚∀从「そんなの居るんだ…何げにトイレ関連多いなうちの学校」
o川;゚ー゚)o「女神調べんの…アイツうちの学校でもかなりのクセ者よ…」
(-_-)「見つけにくいとか?」
o川;゚ー゚)o「いや…性格に難ありというか掴みどころなさすぎ…その前に人の話聞かないし」
( <●><●>)「トイレだけに人の話を流すんですね。分かります」
o川*゚ー゚)o「会いに行くなら場所だけ伝えるけど」
( <●><●>)「スルーされたのはワカッテマス」
389
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:52:48 ID:RGipSJvw0
(*-_-)「是非教えて!」
o川*゚ー゚)o「西校舎二階の女子トイレ一番奥の個室」
(*-_-)「ふむふむ…!今夜早速調べようじゃないか!アサピー!ハイン君!」
从;゚∀从「うぇえ…また女子トイレ入るのかぁ…」
(-@∀@)「いいえという選択肢は?」
(-_-)「ない。来なかったとしても家まで行って引きずり出す」
(;-@∀@)「はいとYESしかないのかよ!クソが!」
390
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:54:01 ID:RGipSJvw0
―夜
(*-_-)「夜の校舎♪夜の校舎♪」ルンルン
从;-∀从「うう…これで忍び込むの何回目なんだろうか…折角不良卒業したのに…」
<_プー゚)フ「不良だったの?」
从;゚∀从「昔ママチャリで大暴れしたことがあって…」
<_プー゚)フ 从∀゚ 从
从∀゚ 从
<_プー゚)フ
从∀゚;从「なんじゃあこりゃあああああああ!!」
<_;プー゚)フ「ジーパン刑事だあああああ!!」
391
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:55:18 ID:RGipSJvw0
(-@∀@)「何どうしたの」スタスタ
从;゚∀从「なんか絵本とか出てきそうな典型的なおばけが出てきました!」
<_;プー゚)フ「きゃー!!人間だー!!きゃー!!」
(-@∀@)
(-@∀@)「おばけなの?」
<_;プー゚)フ「そうだぞーおばけだぞーこわいんだぞー」
(-@∀@)「いいかい、おばけなんてこの世には存在しないんだよ」
<_;プー゚)フ「存在自体拒否されたんだけど!?」
从 ゚∀从「うちの先輩そういう人間なので…」
392
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 22:57:57 ID:RGipSJvw0
三(*-_-)「なになに!?おばけ出たの!?」
从;゚∀从「はい!オレンジ色のテンプレおばけが…」
そ从∀゚;从「っていない!?」
(-@∀@)「ごめん。デコピンしたら破裂しちゃった」
从;゚Д从「うえええええええ!?何してるんですかああああああああああ!!?」
(-@∀@)「ちょっと手が滑って…」
从;゚∀从「いやいや破裂しちゃいましたけど!?」
<_;プー゚)フ「あーびっくりした…」ポヨンッ
(-@∀@)「あ、復活した」
<_;プー゚)フ「いきなり何するんだよー!」
(-@∀@)「つついたら破裂しそうだったから…ごめんね」
<_;プー゚)フ「とか言いながらデコピンの構えしてんじゃねーよー!」
393
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:00:33 ID:RGipSJvw0
(;-_-)
<_;プー゚)フ「もう何なんだよお前らー!おうちかえれー!」
(;-_-)「あっ、いや!僕達押し入り強盗とかじゃなくてここの生徒だから!」
<_;プー゚)フ「ごーとーだと!?」
(;-_-)ノ「違う!!警報ベル押そうとしないで!!僕達ここの生徒でちょっと用事があってここに来たから!」
<_プー゚)フ「よーじ?忘れ物あるなら俺が届けてやろうか?」
(;-_-)「忘れ物とかじゃなくてその…『トイレの女神』について調べてきたんだけど」
<_プー゚)フ「女神?女神に会いにいくんだったらこれ持ってった方がいいよー」ポスン
(-_-)「おにぎり…?」
<_プー゚)フ「女神の好物。さっき俺が家庭科室でにぎにぎしてきた」
从;゚∀从「よくその姿でおにぎり握れたな…」
<_プー゚)フ「俺ポルターガイストだから物を動かしたりするの得意なんだ。白衣ってことは科学部、科学部ってことはビコビコの知り合いか!」
从*;゚∀从「あっ!俺そのまま白衣で帰って気づかずに来ちゃったんだ…!」
<_プー゚)フ「あはは!とんだおドジだ!そこの眼鏡もドジ踏んだな!」
(-@∀@)「僕の場合白衣は皮膚の一部みたいなものだから」
<_;プー゚)フ「すげぇ!!」
394
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:01:21 ID:RGipSJvw0
<_プー゚)フ「女神の居場所分かる?案内しようか?」
(-_-)「事前に聞いたから大丈夫だよ。ありがとう」
<_プー゚)フ「わかった!それじゃあ俺はイタズラしてくるから気をつけて行くんだぞ!」
(-_-)「もう慣れてるから大丈夫」
<_プー゚)フ「ホンジャマカ〜。あ、間違えたほんじゃーなー」
395
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:02:08 ID:RGipSJvw0
―女子トイレ
从; ∀从「まさか人生で二度も女子トイレ入るとは思わないよなぁ…過去の俺…」
(-@∀@)「もう慣れた」
从;゚∀从「最初入ったときも平然としてましたよね」
(-_-)「奥の個室かぁ…どうやって呼び出すんだろ…」
(-@∀@)「よし」
(;-_-)「よしじゃないよ!!前みたいにドア蹴飛ばすのやめろよ!?」
从;゚∀从「流石に二つもドアぶっ壊したらやばいっス!」
(-@∀@)「ストレス解消に蹴飛ばしたかったんだけど…」
(;-_-)「これで先生にも信頼される秀才の裏の顔だよ…」
从;゚∀从(俺よりも不良してる気がする…)
396
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:04:13 ID:RGipSJvw0
从;゚∀从「あー…呼び方とか分からないんですか?」
(;-_-)「特に聞かされてないから…」
从;゚∀从「それならおにぎりお供えとかしたらいいんじゃないですかね…?そもそも女神ってどんなのだろう」
(-@∀@)「普通はきこりの斧みたいなのを想像するんだけど…ヒッキーをトイレにぶち込んだらきれいなヒッキーとか出てくるんだったら興味深い」
从 ゚∀从「もしきれいなヒッキーさんが出てきたら俺達は『いえ、もっときたないの!』って答えるべきなんでしょうか」
(;-_-)「なんで僕がぶち込まれる前提になってるの!それに汚くないしあんな濃い顔になるなんて嫌だよ!」
『ツッコミがくどい。5点』
(;-_-)「どこからともなくダメだしまでされた!!」
lw´- _-ノvつ「おおっと簡潔にまとまったな。プラス十点差し上げよう」キィ
397
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:05:08 ID:RGipSJvw0
(;-_-)
lw´- _-ノv「おんやぁ?男子高校生じゃないか。もし私が女子高生だったら写真撮ってSNSに拡散させちゃうな」
lw´- _-ノv「あ、おにぎり貰っていい?」
(;-_-)「あ…ハイどうぞ…オレンジおばけからの差し入れです…」
lw´- _-ノv「あい」
(;-_-)σ「…もしかしなくとも女神様?」
lw´- _-ノv「ん。お便所女神シュールさんのこたぁ私だよ」モグモグ
从;゚∀从「女神様なのにジャージなんですね…」
lw´- _-ノv「女神っつーのは母性や女性らしさを強調させるためにおっぱいを丸出しにしてるらしいけどシュールさんは幼気な男子高校生におっぱいぱいを晒すわけにゃいかないからなぁ」
lw´- _-ノv「後ジャージの方が楽」
(;-_-)「絶対後者ですよね!」
lw´- _-ノv「ぬーん?確かにここは西校舎だが?」
(;-_-) (め、めんどくせぇ…)
398
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:06:08 ID:RGipSJvw0
lw´- _-ノv「まぁシュールさんに晒すほどのおっぱいぱいはねぇがな!わっはっは!」
(;-_-)「………」
lw´- _-ノv「どうした少年よ、胸より脚フェチだったかい?」
(;-_-)「いや…シュールさんって掴みどころなさすぎてある意味凄いなって…」
lw´- _-ノv「それが僕ちんの特徴だからね。とろろぶっかけてオクラと納豆を混ぜたのがあたくしの性格だからぬ」
lw´- _-ノv「あーこれに醤油垂らして麦飯かっこみたいなーおにぎりごっそさん」
从 ゚∀从「一人称も安定しないんですね…」
lw´- _-ノv「不思議で電波ちゃんってこんなんだろ?コロコロ変わるだなんてどこぞの黒幕を思い出すな」
399
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:07:47 ID:RGipSJvw0
lw´- _-ノv「それで何用でござーますかね?自分は年中暇ぽよあげぽよでござるんよ」
(;-_-)「特に用事はないんですけど…」
lw´- _-ノv「なーに冷やかし冷奴?僕は忙しんだよっちゃんイカ」
(;-_-)「さっき年中暇って言いましたよね!?」
lw´- _-ノv「言ったかぬ?おねーさん三歩歩けば忘れちゃう体質なのなの。棒も歩けば犬に当たるってね!」
(-_-;)σ「アサピー!!今すぐこの人が居る個室のドアぶっ壊してくれない!?」
(-@∀@)「えっ、やだーヒッキー君ったらドアぶっ壊せだなんて乱暴ー(裏声)」
lw´- _-ノv「こわぁーい。マジチョベリバさげぽよーナウでヤングなバカウケー」
(#-_-)「うがあああああああ!!お前らしっぺしてやるうううううう!!」ジタバタ
从;゚∀从「落ち着いてくださいヒッキーさん!!」オサエツケ
400
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:08:59 ID:RGipSJvw0
(#-_-)ゼェ…ゼェ…
从;゚∀从ノシ「落ち着きましたか…」
(;-_-)「一応…」
(-@∀@)「普段僕にしかキレてこないヒッキーがここまで怒るなんて天変地異レベルだよ」
lw´- _-ノvゝ「いやぁ〜照れますな〜頬にアスタリスク出ちゃうよ〜」
lw´- _-ノv「こう見えても女神は『人を怒らせる天才』の異名を持ってるからね!えっへんころころどんぐりこ!」
(;-_-)「ふんぞり返るなし!」
从 ゚∀从「とうとう敬語まで消えてきましたね」
lw´- _-ノv「すまないね。僕、人を弄りたおして最終的にストレスで吐血する様を見るのが好きなものでね」
(;-_-)「めっちゃ害悪!」
lw´- _-ノv「ナイスツッコミ80点。お詫びと言っちゃあなんだが石…ではなく一緒に食事をしようジャマイカ」
(-@∀@)「トイレの隅で固くなった食いかけのパンとかじゃないよね」
lw´- _-ノv「女神様はそんなワルイージじゃないよ…ついておいで、ご馳走しちゃる」
401
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:09:43 ID:Dfe68eg.0
( ∵)σ
デコピン、支援
402
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:10:12 ID:RGipSJvw0
―家庭科室
lw´- _-ノv ゴソゴソ
从;゚∀从「あの…勝手に冷蔵庫漁っちゃっていいんですかね…」
lw´- _-ノv「安心したまえ。使う分の食材はシュールさんがきっちりかっちり調達しってっからんらん落花生」
lw´- _-ノv「んで何食べたい?青春の一ページに刻まれた忘れたいあの日の記憶?」
从;゚∀从「そんな苦い思い出食べたくも思いだしたくもないっス」
(-_-)「おおっとー突然右手が疼きだしてアサピーの方にー」
(-@∀@)「そこらへんにあったおぼんガード!」
(#-_-)「Fuckin shit!」
403
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:11:15 ID:RGipSJvw0
lw´- _-ノv「おこりんぼだなぁ君は。そんな君にカレーを作ってやろうぞ」
lw´- _-ノv「今回は君の意見を聞いちゃる。何カレーがいい?」
(-_-)「……野菜多めのカレーがいいです」
lw´- _-ノv「おっけおっけふろおっけ。問題ナッシング二人共?」
从 ゚∀从「好き嫌いないんで」
(-@∀@)「僕も問題ないよ。…母さんに晩御飯いらないって連絡しなきゃ」
从;゚∀从「俺も連絡入れとこ…」
404
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:12:13 ID:RGipSJvw0
lw´- _-ノv「それではレッツクッキン!あーんど!」
lw´- _-ノv∂「ナナフシーズ!八時だョ!全員集合!」パッティーン
lw´- _-ノv∂
(;-_-)
从;゚∀从
(-@∀@)
lw´- _-ノv
o川;゚ー゚)o「跡部景吾なのかドリフターズなのかハッキリしなさい!」ガラッ
(;∵)「ビコーズ達はナナフシではなく七不思議ですよ!」
<_;プー゚)フ「ツッコミ全部取られた!無念!」
从;゚∀从「いっぱい来た!」
405
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:13:20 ID:RGipSJvw0
w´- _-ノv「おお来たか長さん」
o川;゚ー゚)o「アンタがリーダーポジションじゃないのかい!」
lw´- _-ノv「ひがしむらや〜まぁ〜」
o川;゚ー゚)o「まさかの志村ポジション!?」
lw´- _-ノv「そうです!私が変な女神様です!」
o川;゚ー゚)o「そうだね!」
<_プー゚)フ「めがみ〜俺達女神のコントに付き合わされる為に呼ばれたわけじゃないよね?」
lw´- _-ノv「おおっと忘れた。これから晩御飯の時間だからもみあげ君は野菜を切っておくれ」
<_プー゚)フ「あーい」
lw´- _-ノv「女神はキュートとビコーズでダブルデートしてくるから」
<_プー゚)フ「あーい」
o川*゚ー゚)o「あーいじゃねぇよ」
406
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:15:26 ID:RGipSJvw0
o川*゚ー゚)o「アンタいつもアイルーキッチンばりにやってるんだからさっさと作っちゃいなさいよ」
lw´- _-ノv「えー」
(;∵)ノ「えっくんも無茶なさらずに…」
<_;プー゚)フ =lニフ「大丈夫大丈夫」フヨフヨ
<_フ>д<)フ・'.。゜三三=lニフ「えくちっ」バビュン
三三=lニフ ギューン
(;-_-)そ「うぎゃあ!」スッコーン
(;-_-)「い、今包丁が飛んできましたけど!?」
从;゚∀从「おまけにヒッキーさんの足元ギリギリに刺さりましたよ!?」
lw´- _-ノv
o川*゚ー゚)o
( ∵)
o川*゚ー゚)o「お願いだからエクストはじっとしてて」
<_プー゚)フ「あい」
407
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:17:14 ID:RGipSJvw0
――
――――
lw´- _-ノv グツグツ
<_プー゚)フ「なんやかんやあって女神が全部作ることになってなんやかんや完成直後で」
爪'ー`) ('、`*川
( <●><●>) (*ФωФ)σξ*;゚⊿゚)ξ
<_プー゚)フ「なんやかんや人が集まった!以上!」
(;∵)「ビコーズはお皿を運びってきゃああああ!!」ズッコケ
<_;プー゚)フそ「にぎゃあ!とっさのポルターガイスト!」
(;∵)「た…助かった…ありがとうございますえっくん」
<_;プー゚)フ「おドジは踏むなよビコビコ」
o川*゚ー゚)o(こいつらお互いをあだ名で呼ぶカップルみたいだな…)
408
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:18:24 ID:RGipSJvw0
('、`*川「悪いわねぇ。私達までご馳走になっちゃって」
lw´- _-ノv「いいんだよ口裂けのお姉さん。皆で食べたほうが楽しいダンガンロンパ」
('、`*川「あらあら学級裁判でも起きるのかしら」
爪;'ー`)「あ…俺のは玉ねぎ抜いてくれよ…食えねぇから」
lw´- _-ノv「了解だワン公」
爪;'ー`)「犬じゃねぇし!狐だし!」
( <●><●>)「一応狐もイヌ科ですけどね」
409
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:19:22 ID:RGipSJvw0
lw´- _-ノv「さぁて来週の…じゃなくてカレーが出来上がったZOY」
lw´- _-ノv「キュート、配膳頼むよ」
o川*゚ー゚)o「お任せ☆」
o川*゚ー゚)o「さあさ並んだ並んだー!キューちゃんのエプロン姿は拝められないけどカレーは食えるよー!」
<_プー゚)フ「まずはおーれ!」フヨフヨ
o川*゚ー゚)o「アンタご飯食えるの…?」
<_;プー゚)フ「毎日キュートと一緒にご飯食べてるじゃん!」
o川*゚ー゚)o「冗談冗談。はい」
<_*プー゚)フ「わーい!」グルグル
o川*゚ー゚)o「こぼさないでよー」
lw´- _-ノv「二番手は僕だよ」
o川*゚ー゚)o「ご飯大盛り?」
lw´- _-ノv「モチのロンよ。米はいいねぇ、米は人の心を潤してくれる。リリンの生み出しto川*゚ー゚)o「後ろつっかえてるから後にしてくれる?」
lw´- _-ノv
410
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:20:20 ID:RGipSJvw0
爪'ー`)「玉ねぎ抜きで頼むぞ」
o川*゚ー゚)o「おっけー玉ねぎ大量ねりょうかーい」
爪'ー`)
o川*゚ー゚)o「…玉ねぎだけ残して後は誰かに押し付けちゃえばいいのよ。後ろつっかえるし全部取るの難しいから」
爪'ー`)「そうする」
411
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:21:25 ID:RGipSJvw0
(-_-)「あ…僕は少なめでいいよ」
o川*゚ー゚)o「ヒッキーは細いんだしちっちゃいんだからもっと食べなさい。育ち盛りなんだし」ノセノセ
(;-_-)「えぇ…母さんみたいなこと言うなぁ…」
从*゚∀从「俺は大盛りで!」
o川*゚ー゚)o「はーい。…ほら、ハインだって大盛りなんだから」
(;-_-)「僕とハイン君じゃ胃袋が違うよ…」
('、`*川「もし食べきれなかったら私が食べてあげようか?あ、ワカちゃんの分もあるから私のは二皿ちょうだい」
(;-_-)「是非お願いします…」
o川*゚ー゚)o「はいはいな。ワカッテマスさんはどのくらい食べますー?」
( <●><●>)「中盛りくらいで!」
o川*゚ー゚)o「はーい!」
('、`*川「…ワカちゃんってご飯食べれるっちゃ食べれるけど消化器官とかどうなってるのかしら…」
o川*゚ー゚)o「…コート脱いだら小宇宙が広がってそうね…」
412
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:22:05 ID:RGipSJvw0
( ФωФ)「我輩は中盛りで頼むぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「私大盛りねー」
o川*゚ー゚)o「ロマネスクさん中盛り、ツンちゃん大盛りね」
(;ФωФ)「見た目の割によく食べるであるな…」
ξ*゚⊿゚)ξ「大盛りだなんて朝飯前よー」フンスフンス
( ФωФ)「…太るぞ」
ξ#゚⊿゚)ξ「刺すわよ怪人パッパラパー」
(;ФωФ)そ
413
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:23:01 ID:RGipSJvw0
o川*゚ー゚)o「…で」
o川*゚ー゚)o「最後はクソメガネか」
(-@∀@)「僕の分だけナシって言ったら圧力鍋投げるぞ」
o川*゚ー゚)o「あったりー!キューちゃんの行動が事前に読めたのでボーナスとしてカレーを食べる権利をさずけよう」
(-@∀@)「やけに素直だね」
o川;*゚ー゚)o「うっせバーカ!大盛りにしてやる!」ノセノセ
(-@∀@)「わーい僕の為に大盛りにしてくれたんだねーありがとうキュート」
o川;*゚д゚)o「わああああああああああ!!違うし!早くあっち行けし!」
o川;*゚ー゚)o-3
o川;*゚ー゚)o(初めて名前で呼ばれたもんだからびっくりした…)ノセノセ
414
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:23:54 ID:RGipSJvw0
lw´- _-ノv「ん、全員カレーが行き届いたようだねプロテインだね」
lw´- _-ノv人「ではおててのしわとしわを合わせて」
lw´- _-ノv人「なーむー」
「「「「いただきまーす」」」」
lw´- _-ノv人
lw´- _-ノv人「いただきマンドリル」
415
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:24:56 ID:RGipSJvw0
<_*プー゚)フ「んめー!!女神の料理は世界一だー!!」
lw´- _-ノv「そうだろうそうだろう!もっと褒めるがよいぞよいぞ!」
<_プー゚)フ
<_プー゚)フ「褒め…?」
lw´- _-ノv「米炊けるほどの涙流してやろうかこんちくしょうめ」
( ∵)「皆さん美味しそうですねー」
<_プー゚)フ「あ、そっか…ビコビコはご飯くえねーもんあー」
( ∵)「はい…でもお腹も空きませんし気にしてませんから」
( ∵)ジュルリ
<_;プー゚)フ(めっちゃ見てくる…)
416
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:25:43 ID:RGipSJvw0
爪*'ー`)「うめぇ!誰か玉ねぎだけ食ってくれ!」モグモグ
( <●><●>)「それなら私のお皿に移してくれれば」
爪'ー`)「おう。すまねぇな」
( <●><●>)モグモグ
爪'ー`)「………」モグモグ
爪'ー`) (こいつのコートの下ってどうなってるんだろう)ピラッ
( <●><●>)「…えっち」
爪;'ー`)そ「違うからな!?そういう意味で覗いたわけじゃねぇし誰も得しないからな!?」
爪;'ー`)(ホントに小宇宙広がってた…)
417
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:26:25 ID:RGipSJvw0
从*゚〜从「うま〜。お米の炊き加減も絶妙だ…」
('、`*川「ホントねぇ…アサピーちゃんあーん」
(-@∀@)「…しないよ?」
('、`*川「なによぅ…じゃあヒッキーちゃんあーん」
(;*-_-)「い、いいです…自分で食べられますから…」モグモグ
('、`*川「ウブねぇ…」
从;゚∀从(逆にこっちが食われそうだよなぁ…口の大きさ的な意味で)
418
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:27:20 ID:RGipSJvw0
o川*゚ー゚)o「……」
o川*゚ー゚)o「ツンちゃんあーん」
ξ*゚⊿゚)ξ「あー」
ξ*゚〜゚)ξ モグモグ
ξ;゚⊿゚)ξ「…キュート、アンタ人参嫌いで押し付けたでしょ」
o川*゚ー゚)o「バレた?」
ξ;-⊿-)ξ「バレバレよ…」
( ФωФ)「……」
( ФωФ)「ツン、我輩にもあーんしてくれないか?」
ξ;*゚д゚)ξそ
ξ;*゚д゚)ξ「そそそそんな恥ずかしいこと出来るわけないじゃないの!!一人で食べてなさい!!」
o川*゚ー゚)o「じゃあキューちゃんがロマネスクさんにあーんしてあげようか?」
ξ;*゚д゚)ξそそそ
ξ;*゚д゚)ξ「し、仕方がないわね!あーんしてやるからこっち向きなさい!」
(*ФωФ)「うむ!」
o川*>ー゚)o-☆
(*ФωФ)b
419
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:28:22 ID:RGipSJvw0
―――
――――
<_*プー゚)フ「うへー…おなかいっぱーい…」
从*-∀从「食べたら眠くなってきたーむにゃむにゃ…」
<_*プー゚)フ「泊まるのか?枕投げする?」
从;゚∀从「い、いや!泊まらない!帰らなきゃ!」ハッ
lw´- _-ノv「そうだなあかなり長いこと居たからね。カラスが鳴くから帰らなきゃ」
(;-_-)「もうとっくにカラスも鳴かない時間だと思いますが…」
(;-_-)「とりあえず今日はごちそうさまでした。美味しかったです」
lw´- _-ノv「そうかえそうかえ!そいっつあよかった東海道新幹線!」
('、`*川「おおっと帰りは私が送るわ」ズザッ
(-@∀@)「滑り込むように来たね」
从 ゚∀从「色んな意味で心強いっス」
('、`*川「さ、お母さん達が心配する前に帰りましょう」
lw´- _-ノv「さよなら三角またきて四角ー。女神はいつでも君の心に居るぞー」
o川*゚ー゚)o「それじゃあ私達も戻るとするわ」
lw´- _-ノv「キュートはもっと僕の蕎麦煮て、そばにいていいのよ?」
o川*゚ー゚)o「アンタはセクハラかますからNG」
lw´- _-ノv「ちぇー」
420
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:29:07 ID:RGipSJvw0
lw´- _-ノv
lw´- _-ノv「…さて、皆も帰ったことだし僕もトイレに篭ってネットサーフィンでもすっかなー」
<_プー゚)フ「俺もイタズラの続きを…」
lw´- _-ノv「あ、エクストはお皿洗いと後片付けね」
<_プー゚)フ
<_プー゚)フ「えっ」
おわり
421
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:30:47 ID:RGipSJvw0
十話投下終了。本来ならもっとおシリアスな展開になる予定だったのですが納得いかなかったのでいつものノリで
422
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:34:34 ID:RGipSJvw0
〜十話まで行ったので今更メイン紹介〜
(-@∀@) 科学部。青鬼でいうひろしタイプ
从 ゚∀从 科学部。青鬼でいう卓郎タイプ
(-_-) オカルト部。青鬼が出たら自ら突っ込む
423
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:38:59 ID:Dfe68eg.0
乙。
lw´‐ _‐ノvはシリアスクラッシャーだからな……
424
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:48:12 ID:RGipSJvw0
おけま2 〜都市伝説とか都市伝説じゃないのとか〜
|゚ノ ^∀^) …魔法使い。なかなかのボイン+黒ニーソが生む絶対領域
ξ゚⊿゚)ξ…メリーさん。べ、別に杉浦のことなんか好きじゃないんだから///
( ∵)…人体模型。ここだけの話発光したりするのでパトランプみたいなことができる
( ´_ゝ`)…阿型。テンションは高いけど石像なので表情が変えられない。解せぬ
(´<_` )…吽型。テンション低い方。ツッコミ寄りだと思ってるけど割とボケ寄り
爪'ー`)…こっくりさん。冬と夏になると尻尾の毛が抜け落ちるので掃除が大変
lw´- _-ノv…トイレの女神様。一人称が安定しないけど大体は「僕」。お米食べろ!
<_プー゚)フ…ポルターガイスト。デコピンどころか軽くつつくだけで破裂するのでスペランカー並に脆い
425
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 00:06:43 ID:fHKZ5SuA0
乙
426
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 00:28:10 ID:uFJ9OUBw0
乙、
ドリフの下りはジェネレーションギャップが浮き彫りになってワロタ
427
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 00:31:06 ID:WA6rF16s0
たくさんキャラが出てきて楽しいね
乙
428
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 01:18:04 ID:HJxVwwbo0
おいついた 乙!
429
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 15:51:41 ID:mQwKZ4HgO
ξ;*゚д゚)ξそそそ←なんか吹いた
乙ー
430
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:01:50 ID:C3P2NrPo0
(*-_-)「休日って最高だなぁ…誰にも邪魔されずゴロゴロしてたい…」ウダウダ
(*-_-)「どうせなら撮り溜めしてたホラー映画でも見…」
ミセ*゚ー゚)リ「どっこいしょー」ドサッ
(;-_-)「ぎゃ!」ベチャ
ミセ*゚ー゚)リ「ふっふっふ…家のソファーを独り占めするとはいけませんなぁおにーさん」
(;-_-)「いてて…何すんだよ姉ちゃん…」
ミセ*゚ー゚)リ「見ての通りソファー独り占めするバカ弟の邪魔しに来たのだよ。オラっ!半分陣地よこせや!」ゲシゲシ
(;ノ-_-)ノ「横腹蹴らないで!退くから!」
ミセ*゚ー゚)リ「よろしい、どこの家でも姉は強し。歯向かうなんてできっこないよなあ!?」
(;-_-)「くっそ…休日じゃなくても家に帰ったらだらしない癖に…そのうちメタボルフォーゼするぞ!」
ミセ;*゚ー゚)リ「そんな健康に悪そうなプリキュアにはなりたくないわ!」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第十一話:人面犬
431
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:03:08 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「なんだよメタボルフォーゼって…初めて聞いたぞそんな単語…」
ミセ*゚ー゚)リ「しかし私の年齢でもプリキュアになれるのだろうか…」
(-_-)「大学生かあ…消費期限ギリギリって感じがする」
ミセ#゚ー゚)リ「大学生で消費期限ギリギリってどういうことだよ!!まだ21だぞ!?お前はロリコンか!?」
(;-_-)「ええええええ!?どうしてそういう解釈になったの!?」
ミセ#゚ー゚)リ「まだまだピチピチ潤い肌だっつの…」
432
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:03:53 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「………」ジー
(;-_-)「な、何…」
ミセ*゚ー゚)リ「いやぁ私とヒッキーって姉弟だけど似てないなぁって」
(-_-)「そりゃあそんなには似てないでしょ」
ミセ*゚ー゚)リ「私くせっ毛なのにヒッキーさらさらだし」ワシャワシャ
(;-_-)「雑な撫で方やめてよ」
ミセ*゚ー゚)リ「目とかも私がぱっちりなのに対して糸目だし、性格も真反対だし」
(;-_-)「何もかも似てたら気持ち悪いじゃん…」
ミセ*゚ー゚)リ「それもそうだね。あははーヒッキーの頭ぼさぼさー!」
(;-_-)「もー!姉ちゃんがやったくせに!」
433
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:05:04 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「そういえばホラー映画見るんだっけ」
(*-_-)「うん。撮り溜めしてた奴一気に見ようと思って」ワクワク
ミセ*゚ー゚)リ「好きだねぇ…あ、どうせならアイス買ってきて」
(;-_-)「えーめんどくさ…姉ちゃん行ってきてよ」
ミセ*゚ー゚)リ「姉ちゃんは今日バイトのシフト入ってないから一歩足りとも動きたくないの!」
(;-_-)「コンビニ遠いじゃん…」
ミセ*゚ー゚)リ「チャリ使えばいけるいけるっしょ。ほら早く行け」ゲシゲシ
(;-_-)「だぁー!もう分かったよ!買ってくるから蹴るなっての!」
ミセ*゚ー゚)リ「お金渡しとくからヒッキーの分も買っちゃいな。私モナカねー」
(;-_-)「はいはい…」ガチャ
434
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:06:04 ID:C3P2NrPo0
(;-_-) バタン
(;-_-)「ほんっと扱い酷いんだからあのド貧乳バカ姉…」
ミセ#゚ー゚)リ「聞こえてんのよ」ガチャ
ミセ#゚ー゚)リ「言っとくけどねぇ!私ド貧乳とかじゃなくてスレンダーなだけだから!胸ぐらいあるし!あるから!」
(;-_-)「うるさいなあ!奈良盆地のくせに!行ってきます!」ガチャバタン
ミセ#゚ー゚)リ「おい!奈良盆地ってなんだよ!?凹んでねぇから!!」
ミセ#゚ー゚)リ「帰ったら覚えとけよ…」
435
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:07:01 ID:C3P2NrPo0
(-_-)「っとに姉って生き物は…」ブツブツ
(;-_-) (あ、ワカッテマスさん捕まえたときに使った虫あみカゴに入りっぱなしだ…まぁいいか)ガチャン
三( -_-) (もう姉ちゃんの金でダッツ買ってやる。勿論僕の分だ。姉ちゃんはモナカって言ったし何も間違ってないもんねーだ)シャカシャカ
三( -_-) (さっさと買ってさっさと帰ろう…B級ホラー映画が僕を待っているんだ…)シャカシャカ
三( -_-) (パニック映画も結構好きなんだけどなんでサメ率高いんだろうなぁ…サメを殴れ!)シャカシャカ
三( -_-)「お、坂道」
三(*-_-)「ふぅー!!」シャー
三(*-_-) (風が気持ちいい…!坂道最高!上り坂は地獄だけど!)
436
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:07:58 ID:C3P2NrPo0
(-_-)「っとと」カタン
三( -_-) (よーしもうすぐコンビニに…)
(::::::)ガサガサ
(;-_-)"「へ?」キキッ
(::::::)ガサガサ ザリッ
(;-_-) (路地裏になんか居る…?野良猫か何かかな)
(;-_-) (うーん…気になるし見に行こう。好奇心には勝てないしちょっとくらい寄り道してもいいよね)カタンッ
437
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:09:38 ID:C3P2NrPo0
(-_-)「よいしょっと」
(-_-)「野良猫やーい」ガサガサ
(::::::)
(-_-)「あ、いたいた。何猫かなー?トラ柄?ブチ?三毛?」
ミ( ´ー`)クルッ
(-_-)
( ´ー`)
( ´ー`)「何だヨ」
(;-_-)
( ´ー`)「あっち行けヨ」
(;-_-)
(;-_-) (な、何これ!?犬!?猫!?首長いしトカゲっぽいし薄い緑色だし!なんかのほほんとした顔だし!)
( ´ー`)「オメーどこ中ダーヨ」
(;-_-) (なんかヤンキーみたいなこと言い出した!)
( ´ー`)「……俺のことは忘れろヨ」スタスタ
(;-_-) ポカーン
(;-_-)そ
(;-_-)「ちょ、待てよ!」ダッ
438
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:10:30 ID:C3P2NrPo0
(((( ´ー`)ポテポテ
三(;-_-)「ストップストップ!ステイ!」ダダダ
そ(´ー`;)
三三(;´ー`)ドヒュルルルルルルン
(;-_-)そ(早っ!!なんちゅうスピードで走ってんだあのUMA!!)
(;-_-) カタッ
(;-_-) (あ…そうだ自転車を使えば…)カシャン
(;-_-) (待ってろなんかよくわからない生き物!!)
439
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:11:23 ID:C3P2NrPo0
三三三(;´ー`)「なんだヨあの人間…突然キムタクの真似して追い掛けやがってヨ…」ドヒュルルルルルルン
<ウオオ…
三三三(;´ー`)「うん?」ドヒュルルルルルルン
「うおおおおおおおおお!!」
三三三三(´ー`;)「な、なんだ!?」ドヒュルルルルルルン
三三三三三(#;-_-)「待たんかオラああああああああああああああああ!!」シャカシャカシャカ
三三三三そ(´ー`;)「ぬおおおおおおおおお!!?」
三三三三三三(;´ー`)「こんなのに追われて止まる奴がどこに居るんだヨォ!!」バヒュルルルルルルン
三三三三三(;-_-)「さらに加速した!?」
三三三三三三三(;´ー`)「俺はその気になれば通常の3倍のスピードで逃げ切ることができるんだヨ!!じゃあナ!!」バヒュルルルルルルン
三三三三三(;-_-)「シャア専用ザクか!!それならこっちだって!!」シャカシャカシャカ
三三三三三(;-_-) (しかしここらへん人通りの少ない場所でよかった!)シャカシャカシャカ
三三三三三(;-_-) (男子高校生が血眼になってよくわからない生き物追いかけてるんだもん!!ご近所さんにどう説明すればいいんだ!!)
440
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:12:29 ID:C3P2NrPo0
三三三三三(;-_-)「そこの車!!止まりなさい!!」シャカシャカシャカ
三三三三三三(;´ー`)「車じゃねぇから止まらネーヨ!!」ドゥルッシュラアアアアアアアアアアア
三三三三三三(;´ー`) (ぐっ…こいつなかなかしつけーヨ…)ドゥルッシュラアアアアアアアアアアア
三三三三三三(;´ー`) (そろそろ体力も限界だし…ここらで逃げ切らないとやべぇヨ…)ドゥルッシュラアアアアアアアアアアア
三三三三三三(;´ー`)! ドゥルッシュラアアアアアアアアアアア
三三三三三三(;´ー`) (河川敷…!ここから右にジャンプすれば撒けるヨ!)ドゥルッシュラアアアアアアアアアアア
三三三(;´ー`)"ズッサァァァ
(;´ー`)「人面犬ジャァァァァァンプ!!!」ピョィィィィン
三三(;-_-)!
441
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:13:17 ID:C3P2NrPo0
三三三(;´ー`)「今回は俺の勝ちだヨ!!じゃあな!!」ダダダダ
三三(;-_-)"「この僕が…」キキィ
三三三三(#-_-)「たかが河川敷くらいで逃れると思ったら大間違えだジャ―――――ンプッ!!」シャカシャカピョィィィィン
そ(´ー`;)「名前ダサっ!!長っ!!」
三三三三(#-_-)「かあああらあああのおおおお!!」
(´ー`;)「しまっ…」
442
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:13:57 ID:C3P2NrPo0
三三三三(#-_-)彡「虫取りあみいいいいいいいい!!」バッソン
三そ(´ー`;)「うひぃ!?」
三(#-_-)「捕獲じゃい!」ガタッ
(´ー`;)「前見ろ前!」
三(#-_-)「へ?」
443
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:14:50 ID:C3P2NrPo0
キィィィィィ ドサッ!!
(メ;-_-)ノそ「うわっ!」ズッコケ
(;´ー`)「おっと!」スタッ
(メ;-_-)「いたたた…まさかすっ転ぶとは…」
(;´ー`)「お、お前あぶねーヨ!!途中自転車から飛び降りて突っ込むだなんて!!」
(メ-_-)「オカルト絡みなら僕は手段を選ばないよ」
(;´ー`)「執着が怖いわ!」
444
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:15:37 ID:C3P2NrPo0
(;´ー`)「ハァ…まさか虫取りあみで捕まえられるとは…川に突っ込むよりマシだけどヨ…」
(;´ー`)「逃げる気力もねぇヨ」コテン
(-_-)「この虫取りあみはかの有名なテケテケでさえ捕獲できる強力な武器だよ」
(;´ー`)そ「テケテケ捕獲って…お前何者だヨ!?」
(-_-)「ただのオカルト好きな普通の高校生だけど」
(;´ー`)「俺の知ってる高校生と全然違うヨ…」
445
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:16:20 ID:C3P2NrPo0
(-_-)「そういえばさっき人面犬って言ったよね?」
( ´ー`)「おうヨ。俺は泣く子も黙る人面犬だヨ」
(-_-)
( ´ー`)
(;-_-)「なんか思ってたのと違う…」
( ´ー`)「シラネーヨ」
446
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:17:15 ID:C3P2NrPo0
(;-_-)「だってさ…人面犬ってもっと犬みたいな感じなのに皮膚がトカゲっぽいし…なんかのっぺりしてるし…猫っぽい部分もあるし…」
( ´ー`)「誰がなんと言おうが人面犬だヨ」
(;-_-)「でm( ´ー`)「そうかそうかそんなに俺の昔話が聞きたいかそうかそうかー!!」
(;-_-) (意地でも言い張るつもりだ!)
447
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:18:11 ID:C3P2NrPo0
( ´ー`)「あれは…20年前の夏だった…」ホワンホワンホワーン
(-_-) (強制的に回想が始まった…)
―――――――――――――――――――――――――――――――
(*´ー`)『ったくよぉ〜…どいつもこいつも俺のこと馬鹿にしやがってヒック…』フラフラ
(*´ー`)『特にあの上司…頭なんかとっくにハゲ散らかってるくせに偉そうな態度で仕事押し付けてくるしヨ…』
(*´ー`)『頭の芝をどうにかしてから出直してこいバーロー!!』
キャフンキャフン
(*´ー`)『んお?』
▼*・ェ・▼『ワン!』
(*´ー`)『なんだお前?俺は餌なんか持ってねぇぞ』
▼*・ェ・▼スリスリ
(*´ー`)つ『ははっ。可愛い奴だな!よしよし』ナデナデ
▼*>ェ<▼クゥーン
グググ・・・
カタンッ
(*´ー`)『―あ?』
ドガシャアアアアアアン!!
――――――――――――――――――――――――――――――
448
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:19:17 ID:C3P2NrPo0
( ´ー`)「…ちょうどあの近くで工事やっててヨ。クレーンが故障したらしく気づいたらこのザマだ」
(-_-)「でもどことなく爬虫類っぽいですよね?」
( ´ー`)「…多分近くにイモリでも居たと思うヨ」
(;-_-)「うわぁ」
( ´ー`)「最初はびっくりしたヨ。鉄筋の下敷きになってたのに無傷だったし」
( ´ー`)「ほんで水面に映った自分の姿を見てこう思ったヨ」
――――――――――――――――――――――――――
(*´ー`)『あ!俺可愛い!』
――――――――――――――――――――――――――
( ´ー`)「…と」
(;-_-)「いやいやいやいやいや!!」
449
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:20:16 ID:C3P2NrPo0
(;-_-)「おかしいでしょ!?普通唖然とするか絶望するかだよね!?」
( ´ー`)「あぁ…あまりの可愛さに唖然としたよ」
(;-_-)「そっちじゃねぇよ!!なんで自分可愛いとか思ってるんだよ!!自撮り載せるメンヘラ女子かよ!!」
(;-_-)「いでっ!」ズキッ
(;´ー`)「おお…お前一応怪我人なんだから無茶するなヨ」
(;-_-)「そんなこと言ってもなぁ…自転車で登ってアイス買いに行かなきゃ…」
(;-_-)「ぶっちゃけアイス買いに行く前でよかった…じゃないと川にぶちまけちゃうところだったし…」
450
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:21:19 ID:C3P2NrPo0
(;´ー`)
(;´ー`)「しゃーねぇーなー…」
( ´ー`)「三回まわってワン!」グルグル
( ´ー`)ポワンッ
(;-_-)「え、何!屁!?」
(;´ー`)「屁じゃネーヨ!」バァーン
(;-_-)「うわあああ今まで人面犬らしき生き物が呪文を唱えたことによって高身長だけが取り柄の冴えないアラフォーサラリーマンに変身したああああああ!!」
(;´ー`)「なっげぇヨ!大体あってるけどなっげぇヨ!」
451
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:22:53 ID:C3P2NrPo0
( ´ー`)「ちなみにこれが俺の生前の姿な。自転車借りるぞ」カタン
(-_-)「冴えない顔…」
(;´ー`)「顔はもういいって」
( ´ー`)「その怪我じゃほぼ動けんだろ。途中コンビニ送ってお前の家まで送ったる」
(;-_-)「ありがとうございます」ノリノリ
三三( ´ー`)シャカシャカ
三三(;-_-)「あの…制限時間とかありませんよねその姿」
三三( ´ー`)「うーん…ざっと三時間弱だヨ」
三三(;-_-)「じゃあ早めに戻らないとダメですね」
三三( ´ー`)「そうだな。まあ三時間もありゃあ着くヨ」
452
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:24:05 ID:C3P2NrPo0
―――
―――――
(-_-)「普通に着いたしアイスも買えた…よいしょ」
( ´ー`)「おう。じゃあ俺はこれで」ボワンッ
(;-_-)つ「待って!」ガシッ
(;´ー`)"「なんだ!?尻尾掴むな!!」
(;-_-)「明日連れて行きたい場所があるんだけど…」
(;´ー`)「なんだ?保健所か?」
(;-_-)「いや保健所じゃなくて…いいからあがって。一晩泊めて明日連れてくから」
( ´ー`)「保健所じゃない?」
(;-_-)「保健所じゃない。ある意味あなたみたいなのいっぱい居るけど」
(;´ー`)「なんじゃそりゃ…」
453
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:24:51 ID:C3P2NrPo0
(;-_-)「た、ただいまー」ガチャ
ミセ*゚ー゚)リ「ちょっとヒッキー!どこまでアイス買いに行って…」
ミセ;゚ー゚)リ「うわ!凄い怪我してるじゃん!!大丈夫!?」
(;-_-)「ちょっと自転車で転んじゃって…」
ミセ;゚ー゚)リ「いやいや!?あちこち傷だらけだし血は出てるし…早くあがって!」グイッ
(;-_-)「ぬわ」
454
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:25:57 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「とりあえず座って」
(;-_-)「うん」
ミセ*゚ー゚)リ「…っと救急箱みっけ。消毒するよー」
(;-_-)「いてててて…」
ミセ*゚ー゚)リ「しみるけど我慢しな。…ホントどんくさいんだから」
(;-_-)「ぐ…ムカつくけど反論できない」
ミセ*゚ー゚)リ「当たり前でしょー。はいばんそこうラッシュ!」ペタペタペタ
(;-_-)「雑に貼りすぎ!!」
455
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:27:07 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「ほい治療完了!」
(;-_-) (ばんそうこう剥がれ落ちそうだな…)
ミセ*゚ー゚)リ「さ、アイス食べながらホラー映画鑑賞するんでしょ?」
(;-_-)「あ…いいや。部屋で休みながらアイス食べるから…はい姉ちゃんのモナカ」
ミセ*゚ー゚)リ「せんきゅう。いいの?私ソファー占領しながらドラマ見ちゃうけど」
(-_-)「う、うん」
ミセ*゚ー゚)リ「まぁその怪我だしゆっくり休みなー」
(-_-)「ありがと」パタン
456
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:28:06 ID:C3P2NrPo0
( ´ー`)「…優しい姉ちゃんだな」コソコソ
(-_-)「たまにはね。いつもはパシってくるしムカつくしちょっかいだしてくるし」ヒョイ
( ´ー`)「俺一人っ子だったからそういうの羨ましいと思うヨ」
(-_-)「正直一人っ子の方がいいよ」ガチャ
( ´ー`)「そんなもんかねぇ。今日一日お暇させてもらうヨ」
(-_-)「そんなもんだよ。なるべく僕の部屋から出ないようにしてくださいね」
( ´ー`)「おうヨ」
457
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:28:55 ID:C3P2NrPo0
パタパタ
ミセ*゚ー゚)リ「ヒッキー」ガチャッ
(;-_-)「ぬおう!?」ヒョイパタン
(;-_-)「な、何姉ちゃん?せめてノックくらいはしてよ!」
ミセ*゚ー゚)リ「ごめんごめん。さっきお母さんからメール来たけど今日の晩御飯何がいいってさ」
(;-_-)「今日…?豚の生姜焼きが食べたいなぁ」アセアセ
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあそう連絡入れとくねー」
(;-_-)「よろしくー」
ミセ*゚ー゚)リ「………」
(;-_-)アセアセ
ミセ*゚ー゚)リ「……何か隠してる?」
(;-_-)そ「い、嫌だなぁ!何にも隠してるのなんてないよ!」アセアセ
ミセ*゚ー゚)リ「ふーん…」
458
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:29:41 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「ま、ヒッキーもお年頃だし。母さんには内緒にしとくよ」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃ」パタン
パタパタ……
(;´ー`)「いきなり押入れに突っ込むなんて酷いヨ…」ガラッ
(;*-_-)「絶対変な方向で勘違いされた………」
( ´ー`)「…優しい姉ちゃんだな」
(;*-_-)「違うからああああああああああ!!そういうの一冊も持ってないし見てもないからあああああ!!」
459
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:30:35 ID:C3P2NrPo0
―――――
―――――――
(-_-)「そんなわけで連れてきたよ!!」
(-@∀@)「お前さぁ……またそういう関係のないところで増やすのやめてくれない?」
(;´ー`)ビクビク
('、`*川「珍しいタイプの人面犬ねぇ」
( <●><●>)「犬ってかマスコットみたいですね」
o川*゚ー゚)o「以外と小さめなのねー」
(;´ー`)「な、なんだよこの都市伝説の巣窟…」
(-_-)「だから昨日言ったじゃん。いっぱい居るって」
(;´ー`)「有名所ばっかじゃネーか!」
460
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:31:24 ID:C3P2NrPo0
(-@∀@)「いいから捨ててこい」
(-_-)「いや、ここに置いとくんじゃなくてもしかしたら引き取ってくれる人がこの学校に居るかもしれないから連れてきたんだ」
(-@∀@)「そんな物好き居るのかね…」
(-_-)「…レモナさん」
(-@∀@)「あの子が?」
(-_-)「前『使い魔を探してる』って言ってたんだ。まだ見つかってないだろうからレモナさんに預けるってわけ」
(-@∀@)「…科学室に置かなきゃなんでもいいけど」
(;´ー`) (俺の知らない間に話がどんどん進んで行くヨ!!)
461
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:32:08 ID:C3P2NrPo0
|゚ノ ^∀^)「…そんなわけで呼ばれてきましたわ」
('、`*川「レモナちゃんお久しぶり。相変わず可愛いわぁ」
|゚ノ*^∀^)「お久しぶりですの伊藤さん!可愛いだなんて照れちゃいますわ…」
('、`*川「その仕草が可愛いのよ」
(-_-)「それでレモナさん…使い魔はまだ見つかってないですよね」
|゚ノ ^∀^)「ええ…何度も探しても見つかりませんの」
(-_-)「じゃあこれなんてどうでしょう」
(;´ー`)「『これ』とか言うな!」
462
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:32:55 ID:C3P2NrPo0
|゚ノ ^∀^)「ほほう…ちょっと失礼」ヒョイ
(;´ー`)そ
|゚ノ ^∀^) ジー
(*;´ー`) (ち、近…)
|゚ノ ^∀^)「…はい。気に入りましたわ。貴方、なかなかひょうきんな顔をしてらっしゃるのね」
(;´ー`)そ
|゚ノ ^∀^)「それでいて…お名前はなんて言うの?」
(;´ー`)「シラネーヨ。…生前の名前とか覚えてネーヨ」
|゚ノ;^∀^)「あらまぁ…それは困りましたわねぇ…」
463
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:34:42 ID:C3P2NrPo0
('、`*川「じゃあ何か新しい名前を付けなきゃ。スベスベマンジュウガニとか」
爪'ー`)「あぶらあげ」
ξ゚⊿゚)ξ「エリザベス二世とか」
o川*゚ー゚)o「首のびーる君とか?」
(;´ー`)「どれも嫌だヨ!おまけにそっちの狐はただ食べたいだけだろ!」
464
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:36:02 ID:C3P2NrPo0
从 ゚∀从「…じゃあそのまま『シラネーヨ』でいいんじゃないですかね」
( <●><●>)「あー…」
从 ゚∀从「シラネーヨさん的にはどう思います?」
( ´ー`)「どう思いますって言われてももうそれで呼ばれてるし…シラネーヨでいいヨ」
('、`*川「じゃあそれで決定ね」
o川*゚ー゚)o「命名:シラネーヨ!」
o川*゚ー゚)o「死んでから改名するってなんかキューちゃんと一緒だね」
( ´ー`)「そ、そうなのか…改めてよろしくだヨ」
|゚ノ*^∀^)「ふふ、今日から家族ですわよシラネーヨさん」ギュッ
(;*´ー`)そ(何か柔らかい物が背中に!!)
(;*´ー`)「……………」
(;* ー )「人面犬で…よかったヨ」キュウ
|゚ノ;^∀^)そ「シラネーヨさん!?」
465
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:36:44 ID:C3P2NrPo0
从 ゚∀从「ちなみにワカッテマスさんはシラネーヨさんに名前付けるなら何にしようとしたんですか?」
( <●><●>)「そうですね。『まさる』とかでしょうか」
从 ゚∀从
从 ゚∀从(まさる)
おわり
466
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:37:34 ID:C3P2NrPo0
11話投下終了。次回は番外編を投下予定です
467
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:41:09 ID:wVkAd56Y0
乙!まさるwwwwww
シラネーヨ羨ましい……
468
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 22:24:42 ID:l4FRvn0Q0
乙
読みやすい
469
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 23:57:41 ID:bJSsfPlA0
ttp://ppn.pw/oed3l
答えはこうだ・・・。イヤァオッ!
470
:
名も無きAAのようです
:2016/02/18(木) 01:38:35 ID:XhXXuGno0
まさる吹いた
471
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 12:35:52 ID:ACUnJ15Q0
乙!
仲間増えて賑やかwww
472
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:14:51 ID:Wz.WNNvM0
番外編:見習いとベテランと時々人面犬
473
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:15:38 ID:Wz.WNNvM0
―レモナ家
|゚ノ;^∀^) スーハースーハー
|゚ノ;^∀^)「…よし!」
|゚ノ ^∀^) グッ
|゚ノ ^∀^)「…大地よ、大空よ、我の…なんとかをしなんたらーかんたらーを」
|゚ノ ^∀^)「こう…ぐわしゃってして…力を…!」
|゚ノ#^∀^)つ「『Wind』!!」バッ
(;´ー`)
カタカタ…
ブワッ!!
三(;´ー`)そ「ぬおうっ!?」
|゚ノ;^∀^)「ふぉおおお!!」バサバサバサ
474
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:16:59 ID:Wz.WNNvM0
シーン
|゚ノ;^∀^)「………」
|゚ノ;^∀^)「ハァ…また失敗ですの…」
(;´ー`)「これで何回目の失敗だヨ」
|゚ノ;^∀^)「ざっと15回目ですわね」
(;´ー`)「失敗する度吹き飛ばされる俺の気持ちにもなってくれヨ…」
|゚ノ;^∀^)「ごめんさい…」
( ´ー`)「まぁ『結界』とやらが張ってあるからある程度の被害は抑えられるけど…」
|゚ノ ^∀^)「Amazonで買っておいてよかったわ。張ってなかったら今頃ガラスがパリーン、テーブルがお空へドーンですもの」
(;´ー`)「Amazon!?結界ってそんな通販で買えるものなの!?」
475
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:17:58 ID:Wz.WNNvM0
( ´ー`)「ところでお嬢。なんでまた風の魔法なんだ…?」
|゚ノ ^∀^)「私の世界では基礎中の基礎だったりするので…」
( ´ー`)「そんな魔法を15回も失敗するのかお前さんは…」
|゚ノ;^∀^)「うう…後単純にお洗濯物が乾きやすから早めに習得したいなと…」
(;´ー`)「えらく家庭的な問題だな」
<ピンポーン
|゚ノ ^∀^)「あ、誰か来た。シラネーヨさん散らばった紙をお片付けしてくださる?」
( ´ー`)「はいはいヨ」
476
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:18:59 ID:Wz.WNNvM0
<ピンポーン
|゚ノ;^∀^)「はーい!今開けます!」ガチャ
ハハ ロ -ロ)ハ「ヨッ」
|゚ノ ^∀^)「ハ…」
|゚ノ*^∀^)「ハローさんじゃないですか!!お久しぶり!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「お久しぶりですネ、レモナっち。これNY土産の天むすとありあけのハーバーです」
|゚ノ;^∀^)「…ニューヨークなのに随分とジャパニーズなお土産ですわね…」
ハハ ロ -ロ)ハ「何言ってるンですかレモナっち。ニューヨークじゃなくて名古屋と横浜ですヨ」
|゚ノ;^∀^)「えぇ…」
ハハ ロ -ロ)ハ「マ、立ち話もアレですかラ早く中に入っちまいましょう」
|゚ノ;^∀^)「それ私のセリフですわ!」
477
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:20:27 ID:Wz.WNNvM0
ハハ ロ -ロ)ハ「てなわけでおじゃましまス」
|゚ノ ^∀^)「おじゃまされました」
ハハ ロ -ロ)ハ「いいですなァマンション暮らし。お部屋も凄くいい匂いがスる」
|゚ノ ^∀^)「パピーに頼んでペットが飼えるマンションにしてもらいましたの」
ハハ ロ -ロ)ハ「さっすが金持ち。そういや使い魔は見つかりましタ?」
|゚ノ ^∀^)「はい、あちらに…」
478
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:21:32 ID:Wz.WNNvM0
(;´皿`)))「ふぎー!」ズルズル
(;´ー`)「あ、お嬢!この魔導書はどこにしまえばいいんだ?」
|゚ノ ^∀^)「一番下の本棚」
(;´ー`)「ラジャ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「…まァなんとも個性的なのを使い魔にしましたネ」
|゚ノ ^∀^)「同じ学校の男の子から譲り受けましたの。なんでも人面犬という種族らしく…」
ハハ ロ -ロ)ハ「アレ犬なんですカ。どう見ても黄緑色の恐竜モドキにしか見えないンですが」
|゚ノ ^∀^)「本犬がそう言ってるから…」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワオ」
479
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:22:39 ID:Wz.WNNvM0
ハハ ロ -ロ)ハづ「アナタ、アナタ」チョイチョイ
(;´ー`)そ「なんだ…ってコスプレ女!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシの私服をコスプレ呼ばわりするとは失礼なワンちゃんですナ。お名前は?」
( ´ー`)「名前?シラネーヨ」
ハハ ロ -ロ)ハ「アラ?アナタお名前ないの?」
|゚ノ;^∀^)「あー…名前自体が『シラネーヨ』なんですの」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうなのですカ。名前も見た目も面白いですねェ」
( ´ー`)「…いい年こいてコスプレしてる女に言われたかネーヨ」
ハハ ロ -ロ)ハ カチン
ハハ ロ -ロ)ハつ「お口チャック!」
(;´―`)そ「もがっ!?」グイッ
ハハ ロ -ロ)ハ「レディの前で年齢の話はアウトですヨ、シラネーヨっち。それにコスプレではなくスチームパンクといいなサイ」グイッ
(;´ー`)「ぶっはぁ…息止まるかと思ったヨ…1回は死んだけど」
480
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:24:39 ID:Wz.WNNvM0
( ´ー`)「なぁなぁ」
ハハ ロ -ロ)ハ「なんですかシラネーヨっち」
(;´ー`)「それ呼びにくいと思うけどヨ…さっきのお口チャックって魔法だヨな?」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔法でスよ」
( ´ー`)「それって一般的な人間でも習得できるのか?…俺元人間だけど」
ハハ ロ -ロ)ハ「修行を重ねればできますよ。こっちの世界の人がワタシ達の世界に飲み込まれて魔法を習得するパターンも珍しくありませン」
ハハ ロ -ロ)ハ「あ、でもシラネーヨっちみたいな人間以外とかは上手く使いこなせないってヘンダーランドの大冒険でトッペマが説明してましたネ」
|゚ノ*^∀^)「北関東一の規模を誇る総合アミューズメントパークですわ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「やっぱあの映画の見所は終盤のおいかけっこですヨおいかけっこ」
|゚ノ ^∀^)「いえいえダンス対決とババ抜きを外すなんていけませんわ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ひろしが名刺投げるシーンが入ってるおいかけっこでスよ!」
(;´ー`)「一部の人しかわからない会話をするなヨ!後あの映画の名シーンは作戦タイムからの流れだ!」
481
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:26:01 ID:Wz.WNNvM0
ハハ ロ -ロ)ハ「oh、すっかりクレしんトークに花咲かせてしまいましタ。それでは戦国大合戦の話でも…」
(;´ー`)「もういいわ!ぶつかっても保険おりねーぞ!!」
|゚ノ ^∀^)「ツッコミながらもナチュラルにネタを仕込んでくるあたり流石ですわ」
482
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:26:57 ID:Wz.WNNvM0
<ボーンボーン
|゚ノ ^∀^)「あ、そろそろお茶の時間。お紅茶飲みます?」
ハハ ロ -ロ)ハ「アールグレイでお願いしまス」
|゚ノ ^∀^)「はーい!シラネーヨさんは?」
( ´ー`)「俺は普通の緑茶でいいヨ」
|゚ノ ^∀^)「了解しましたわ!それじゃあちょっとお湯沸かしてきます」
( ´ー`)「ほ、本格的だな」
483
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:27:56 ID:Wz.WNNvM0
ハハ ロ -ロ)ハ「レモナっちの淹れる紅茶はとっても美味しいのですヨ」コソッ
( ´ー`)「そうなのか…俺紅茶飲めないからよくわかんネーヨ…」
ハハ ロ -ロ)ハ「勿体ないですねェ。魔法の方はおドジだけど料理と手先の器用さは人一倍なんですあの子」
( ´ー`)「確かに初めてここに来て出された飯はめちゃくちゃ美味かったヨ…」
( ´ー`)「そういやアンタ部屋の中でもゴーグル取らないのか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「このゴーグルはワタシの魔力の源みたいな物なのデ。レモナっちも赤い髪留めつけてるでショ?あれで魔力を維持してるのですヨ」
( ´ー`)「なるほどなぁ」
484
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:29:10 ID:Wz.WNNvM0
|゚ノ ^∀^)「お茶請けは昨日焼いたクッキーとシフォンケーキでいいかしら?」
ハハ ロ -ロ)ハ「女子力ゥ〜」
( ´ー`)「女子力ゥ〜」
|゚ノ;^∀^)「えっと…お茶請けと言えばクッキーやシフォンケーキですわよね?」
( ´ー`)「ほらもう俺の知ってるお茶請けじゃねーヨ〜。俺が知ってるのはおかきとか漬物だヨ〜」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシなんかビール片手にさきいかとチータラだワ〜。塩辛や枝豆でもいいですねェ〜」
( ´ー`)「それお茶請けじゃなくておつまみだヨ〜」
ハハ ロ -ロ)ハ「oh〜ワタシトシタコトガツイマチガッチャッタヨ〜」
ハハ ロ -ロ)ハ「「HAHAHAHAHA」」(´ー` )
485
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:30:12 ID:Wz.WNNvM0
|゚ノ ^∀^)「…いらないのですか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「私もたまにはふわふわのシフォンケーキとか女子力高い食べ物めっちゃ食べたいですお願いします」ドゲザッ
( ´ー`)「俺もクッキーとかシフォンケーキ食べたいしお嬢の作る料理全般美味しいから毎日食わせてくださいお願いします」ドゲザッ
|゚ノ;^∀^)「なんか罪悪感が凄いですわ!土下座なんかしなくてもちゃんとあげますわよ!」
486
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:31:04 ID:Wz.WNNvM0
ハハ*ロ -ロ)ハ「うまいうまい」ポリポリ
|゚ノ*^∀^)「お口にあってよかった…今回はバタークッキーしか作れませんでしたけど次は色々種類多めに作りますわ」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ワーイ!」
|゚ノ ^∀^)「シラネーヨさんはクッキーはともかくフォーク掴めるのかしら…」
(*´〜`)モファモファ
|゚ノ ^∀^)「…と思いましたけど大丈夫そうですわね」
ハハ ロ -ロ)ハ「器用ですネ。自分の尻尾と首の長さを利用した食べ方」
|゚ノ ^∀^)「食べられないようでしたら私があーんしてあげようと思いましたが」
―( ´ー`)―√――
487
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:32:20 ID:Wz.WNNvM0
( ´ー`)「ぐ、ぐああああああ突然尻尾に力が入らなくなったヨー」
|゚ノ;^∀^)「大丈夫ですの!?」
( ´ー`)「せっかくお嬢が作ってくれたシフォンケーキが食べられなくなるだなんて悲しいヨー 誰かあーんさせてくれたら治るかも知れないヨー」チラッチラッ
ハハ ロ -ロ)ハ「それじゃあワタシがシラネーヨっちの分もらっちゃいますネ」
( ´ー`)「おおっとー突然尻尾の調子がよくなったヨー!!」ブンブン
|゚ノ*^∀^)「よかったぁ…もしシラネーヨさんに何かあったらどうしようかと思いましたわ…」
(*´ー`)「えっ」トゥンク
|゚ノ*^∀^)「だって動物病院に連れてくか普通の病院に連れてくか分からないのですからね!」
( ´ー`)
:ハハ*ロ∀ロ)ハ:
488
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:33:39 ID:ZySQUwdc0
尻尾のくだりいいなぁ
489
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:37:49 ID:Wz.WNNvM0
ザマァwwwww:ハハ*ロ∀ロ)ハσ: ヾ(´ー`#)コノヤロウ
ハハ*ロ∀ロ)ハ「ザマァないですネwwww女子高生のあーんだなんて罪深いにもほどがありまスwwww」
(#´ー`)「お嬢にあーんしてもらえなかったのはともかく心配の理由が病院だったんだぞ!!いや心配されたのは嬉しかったけどヨ!!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「プププwwww負け惜しみですカwwww」
(#´ー`)「アラフォーおじさん舐めんなヨ!!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「舐めたら不味そウwwwていうかバイ菌イッパイありそウwww」
(#´ー`)「俺の体臭はお嬢の使ってるボディーソープだぞおおおおおおおお!!」
490
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:39:26 ID:Wz.WNNvM0
<ボーンボーン
ハハ;ロ -ロ)ハそ「ハッ!?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「レモナっち、今何時ですカ!?」
|゚ノ ^∀^)「ちょうど四時をまわった頃ですが…」
ハハ;ロ -ロ)ハ「いけませン!!スーパーのタイムセールの時間なのをすっかり忘れてましタ!!」
ハハ;ロ -ロ)ハ ガツガツ
ハハ;ロ -ロ)ハ コウチャゴクゴク
(;´ー`)「なんつー飲み方してんだ…完全にお酒飲むおっさんみたいだぞ…」
ハハ;ロ -ロ)ハ「Shut up!てことでごめんなさいレモナっち、今日はこのへんデ」
|゚ノ;^∀^)「玄関までお見送りしますわ」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ゴメンナサイね…また遊びに来るカラ」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ほんじゃなシラネーヨっち!」
( ´ー`)「おうヨ」
491
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:40:19 ID:Wz.WNNvM0
ガチャ バタン
|゚ノ;^∀^)「今日はスーパーのタイムセールなのですね…昨日じゃなくて今日お買い物すればよかったですわ…」
(;´ー`)「専業主婦の中に入り混じるスチパン女とかシュールで仕方ねぇヨ…」
|゚ノ;^∀^)「それもそうですわね…」
|゚ノ ^∀^)「…よしっ」
|゚ノ ^∀^)「また一から修行を積み重ねてハローさんのようなベテラン魔法使いになりますわ!」
|゚ノ ^∀^)「てことでシラネーヨさん!お付き合いくださる?」
(;´ー`)「…また吹き飛ばすのだけは勘弁してくれヨな、お嬢」
|゚ノ*^∀^)「心配ご無用!ハローさんが居てくれたこの部屋にある程度魔力は溜まってますわ!今なら失敗するはず…」
492
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:41:01 ID:Wz.WNNvM0
―――――
―――――――
ブワアアアアアア!!
|゚ノ;^∀^)「なんでえええええええ!?」バサバサ
(;´ー`)「やっぱりなあああああああああああ!!」
おわり
493
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:41:52 ID:Wz.WNNvM0
番外編投下終了。次回は12話を投下予定です
494
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:49:51 ID:dLHYHuDQ0
乙乙
495
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:53:00 ID:ZySQUwdc0
ほのぼのした
乙
496
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:54:01 ID:cWM.JzCg0
表現に既視感が
497
:
名も無きAAのようです
:2016/02/21(日) 00:40:05 ID:ytPmza/A0
乙
498
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:24:22 ID:xqe7s.CQ0
<ピンポーン
ガチャ
<ハーイ、アラ…
(゚、゚トソン「アサピー、友達が遊びに来てくれましたよ」
( ・∀・)「…友達?」
( ・∀・) (誰だろうなこんな休日に)テクテク
(-_-)「やあ」
( ・∀・)
( ・∀・)
(;-_-)ノシ「おーい…」
( ・∀・)ハッ
( ・∀・)「あ…ヒッキーか…」
(#・∀・)「じゃねぇよ!!なんで僕の家に来たんだ!?嫌がらせか!?塩撒くぞオラァ!!」ゲシゲシ
(;-_-)「開幕から蹴るな!!痛い!!流石に心が痛い!!」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第十二体目:河童
499
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:25:14 ID:xqe7s.CQ0
(゚、゚トソン「こらこらお友達を蹴飛ばしちゃダメですよ」
( ・∀・)σ「母さん、こいつ友達じゃない。僕の嫌いな奴ランキングぶっちぎり一位トップの人なんだけど」
(゚、゚トソン「何言ってるの!ヒッキー君からお話聞いたけど学校のお友達で一番仲がいいってお母さん聞きましたよ!?」
(*-_-)+「そうですとも!お母さん!僕はアサピー君の一番の親友ですから!」
:(;・∀・): ゾワァ
(゚、゚*トソン「まぁ…」
(;・∀・)「母さん!?そいつの言うこと信じちゃダメだからね!?」
(゚、゚*トソン「これからもうちの息子と仲良くしてくださいね…この子、勉強ばっかしてお友達とあまり連れてきたりしないから…」
(;・∀・)「かあああああさあああああああん!!」
500
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:26:12 ID:xqe7s.CQ0
(゚、゚トソン「あ、せっかく来てくれたんですから中に入りませんか?」
(-_-)「いえいえ、この後アサピー君と出かけるので」
(゚、゚トソン「そうなのですか。では気をつけていってらっしゃい。暗くなる前には帰ってくるのよアサピー」
( ・∀・)「…へーい」
ガチャ パタンッ
501
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:26:55 ID:xqe7s.CQ0
(-_-)「………」
(;-_-)「あー…疲れた…アサピーと親友とかうっわぁ…」
(;・∀・)「こっちのセリフだっつーの!鳥肌立ったわ!」
(;-_-)「僕も自分で言っておいて寒気が止まらないよ…ていうか本当に家でも白衣着てるんだな…眼鏡外してるくせに」
( ・∀・)「外出る以外はつけないからね、僕」
(-_-)「通りで反応が遅いわけだよ…あ、ジャージ着て玄関前集合ね。外出たら詳しいこと説明するから」
( ・∀・)「…………」
(-_-)「はっはっは!流石に家まで来られたら逃げられんだろ!」
( ・∀・)チッ
502
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:27:45 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@)ガチャ
(-_-)「あ、着替えてきたー…って」
(;-_-)そ「なんだよジャージの上に白衣って!?どんなチョイス!?」
(#-@∀@)「るせぇ!白衣がないと存在感が半分無くなるって言われた僕の気持ちが分かるか!?」
(;-_-)「え…そんなこと言われたの…」
(-@∀@)「言われたよ!!普通に悲しくなったわ!!」
(;-_-)「そ、それはお気の毒…」
503
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:28:46 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@)「後結構前になるけどさ、僕1回コンタクトで学校行ったことあるんだよね」
(-@∀@)「まぁ学校では放課後しか白衣着れないから制服の状態なワケですよ」
(-_-)「はいはい」
(-@∀@)「それでね?朝クラスメートにかけられた言葉がなんだと思う?」
(-@∀@)「『え…どちら様…?』だよ!!」
(#-@∀@)「なんだよ!!ちょっと眼鏡外してだけなのにどちら様ってなんだよ!!アサピーだよ!!」
(;-_-)「だってお前もう眼鏡白衣で固定されてるじゃん!!自分でそのキャラ作り上げたじゃん!!」
(#-@∀@)「眼鏡が本体だとかそういう眼鏡キャラ特有の設定はいいよ!!本体は僕自身だよ!!」
(;-_-)三つ「だって眼鏡取ったら別AAだもんお前!!アサピーじゃなくなるじゃん!!あ、さっきの仕返しに横っ腹殴らせて!!」ドスッ
(;-@Д@)そ「ぐべぇ!!」
504
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:29:28 ID:xqe7s.CQ0
(;-@∀@)「えっ!?普通今のタイミングで殴る!?めっちゃ痛かったんだけど!!」
(;-_-)「僕だってさっき蹴られて痛かったんだからね!!たまには仕返しさせろ!!」
(;-@∀@)「だからっておま、横っ腹はやめろよ!!痛いよ!!」
(;-_-)「痛くしてんだよ!!」
(;-_-)「その前にアサピーとコントする為に来たんじゃないよ!!」
505
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:30:24 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「もー…僕がわざわざ漫才しに来たみたいになってんじゃん…そんなことで巻き込まないっての…」
(-@∀@)「まずこれ以上オカルト関連で巻き込むのやめろ」
(-_-)「無理かな☆」
(-@∀@)「脳細胞爆発しちまえ…ずっと言いたかったけどその釣り道具とバケツとその他もろもろは何?鮎でも釣るの?」
(-_-)「惜しいなぁ河童だよ」
(-@∀@)「一ミリ足りとも惜しくない…って河童?」
(-_-)「河童」
(-@∀@)「えっと、雨降ったときに着る奴かな?」
(-_-)「それはカッパだねー」
(-@∀@)「………」
(-_-)「………」
(-@∀@)「おとなしく鮎釣りに行こうよ」
(-_-)「嫌だよ」
(#-@∀@)「クソが!!」
506
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:31:06 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@)「ほんともう嫌だこの人…入学早々関わった僕がバカだった…あの頃の自分をラリアットしたい…」
(*-_-)「へっへへ…実はですねぇ…隣町の河川敷に河童が出たという噂を聞きましてねぇ…」
(*-_-)「そんでアサピーに手伝ってもらおうかと!」
(-@∀@)「はいはいいつもの巻き込まれパターンですね腹括って行きますよもう」
(*-_-)「やっと話が分かってきたようだねアサピー君!」
(-@∀@)「お前の靴箱に発泡スチロールの砕いた奴毎日入れるからな」
(-_-)「全然分かってくれなかった!敵意丸出しだ!」
(-@∀@)「それで?隣町だから移動はバスか電車かい?」
(-_-)「バスだね。電車に釣り道具一式持ったジャージ高校生と白衣ジャージが居たら嫌だよ」
(-@∀@)「バスでもそんな変わらないと思うんだけど」
(-_-)「電車よりはいいと思うけどなぁ…あ、バス停にバス来てた!ナイスタイミング!」
(-@∀@)「僕にとってはバッドタイミングだよ」
―――――――
―――――――――
507
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:31:56 ID:xqe7s.CQ0
―河川敷
(-@∀@)「比較的綺麗だねここ」
(-_-)「定期的にボランティアがゴミ拾いしてるらしいよ。あ、蛙だ」
(-@∀@)そ
(*-_-)つ「アマガエルかー。ちっちゃくて可愛いなぁ」
(; ∀ )「…………」
(-_-)「あれ?どうしたの?顔色悪いけど」
(; ∀ )「悪いけどその蛙を見えないところに逃がしてくれないか…」
(-_-)「もしかして蛙苦手だった?」
(; ∀ )"コクコク
(-_-)「ふーん…」
(*-_-)「蛙苦手なんだぁ…」ニタニタ
(*-_-)「それはいいことを聞いちゃったなぁー」ニヤニヤ
(; ∀ ) (畜生…)
(;-@∀@) (い、一番知られたくない奴に知られてしまった…)
508
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:32:57 ID:xqe7s.CQ0
(*-_-)「へぇ〜弱点みたいなものかあ〜」
(*σ-∀-)σ「あのアサピーがぁ???」
(*σ-∀-)σ「くぁえるぅにぃがてぇぬぁんだっとぇ〜???」ニタニタ
(#-@∀@)イラッ
(#-@∀@)「貴様の尻に爆竹詰めてやろうか…」
(;-_-)「子供の残酷さが僕に降りかかってきた!シャレにならないからやめろ!」
爪'ー`)「自業自得だろ」ヌルッ
そ(-_-;)「ほぎゃあ!!」
509
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:33:46 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「びっくりしたぁ…なんでこんなところにこっくりさん居るんですか…」
爪'ー`)「たまたま散歩してたらお前らが居てよ。なんか喧嘩してたから仲裁に来た」
(;-_-)「仲裁するなら間に入ってきてくださいよ!なんで僕の後ろに現れるんですか!?ゴルゴか!」
lw´- _-ノv「またの名をデューク・東郷!」ザパァ!!
(;-_-)「んおおう!?」
(((lw´- _-ノv「はっはっはっージャージの匂いに誘われてみりゃあこんなところにジャニージが!!」ザプザプ
(;-_-)「言いづらいよ!!普通にジャージでいいよ!!」
lw´- _-ノvつ「まぁまぁそんな生米のような固いこと言いなさんなサバンナ!」ポンッ
(;-_-)「全身ずぶ濡れの状態で触らないでください!肩に藻が付きましたけど!?」
lw´- _-ノv「いやん!そんなすっけすけな僕を見てえっちな妄想とかするんでしょ!オカズにされるのはごめんだよ!」
(;-_-)「ぬおおおおやっぱこの人苦手だあああああ!!」
510
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:34:35 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@) (なんか知らないけど助かった…)
(-@∀@) (ていうか狐静かだな…)チラッ
爪'〜`)ムッシャムッシャ
(;-@∀@)そ(蛙食ってるし!!)
爪'ー`) ゴクン
爪'ー`)「蛙はもう俺が食っちまったから安心しな」
(-@∀@) (安心できねーよ)
爪'ー`)+「まさに胃の中のカワズってやつだな!」ドヤァ
(-@∀@) (上手くねーよ)
511
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:35:17 ID:xqe7s.CQ0
lw´- _-ノv「ほいでYOUは何しに河川敷に?」
(-_-)「河童捕まえに来たんです」
lw´- _-ノv「河童かーそうかーチェケラッチョ!まるで心霊番組にありがちなUMA捕獲隊みたいだな」
爪'ー`)y-「分かりやすい例えだな」
lw´- _-ノv「『おい!このレーダーに反応が…!』『近くにビッグフットが居る!』」
三lw´- _-ノv「『ビッグフットを見つけたぞ!捕まえろ!』」ザババババ
(;-_-)「シュールさんそっち川!」
三ヘlw´- _-ノvシ「僕ちんとお水は一心同体!!決して溺れることはブクブクブク」
(;-_-) (沈んでるじゃん!)
512
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:36:13 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「あ…結局どっか行っちゃった…」
(-@∀@)「何しに来たんだあの人は」
(;-_-)「全くだよ…あ、そういえば蛙は?」
(-@∀@)「狐が食った」
そ(-_-;)「ちょ、何してくれてるんですか!」
爪'ー`)b
(-_-;)「いやグッジョブじゃなくて!」
(-@∀@)b
(;-_-)「お前も!?」
513
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:36:56 ID:xqe7s.CQ0
―――――
――――――――
(-_-)「気を取り直して今度こそ!」チャポン
爪'ー`)「餌は?」
(-_-)「スーパーで安売りしてたキュウリ」
爪'ー`)「そこはせめて高級キュウリにするとか…」
(-_-)「嫌ですよもったいない」
爪'ー`) (食欲が勝ったな…)
514
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:37:38 ID:xqe7s.CQ0
(-_-)「そういえば今日のこっくりさんって完全人間モードですね」
爪'ー`)y-「そりゃあこの姿じゃないとタバコも買いに行けないしな」
(;-_-)「…あの、煙いし臭いんであまり寄ってもらいたくはないんですけど」
爪;'ー`)y-「なんだと!?まだ10本しか吸ってないんだが!」
(;-_-)「吸いすぎ吸いすぎ!ホント臭いんでアサピーのところでも行ってください!」
(((爪;'ー`)y-「しゃーねぇなあ…」
515
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:38:44 ID:xqe7s.CQ0
爪'ー`)y-「y(-@∀@)「臭い寄るな」
爪;'ー`)y-「俺まだ何も言ってないよ!?」
(-@∀@)「せめてタバコ消してからこっち来てください」
爪'ー`)「わーったよ…」ハイザライレイレ
爪'ー`)「んで何見てんの」
(-@∀@)「アリの観察」
爪'ー`)「ありんこか」
(-@∀@)「ありんこです」
516
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:39:33 ID:xqe7s.CQ0
爪'ー`)ジー
爪'ー`)「ありんこって食えないかな…」
(-@∀@)「日本だと食べられてないけど外国だと食用として食べられてるらしいよ」
爪'ー`)「そうなのかぁ…どんな味すんだろ」
(-@∀@)「噂によると酸っぱい味がするとか」
爪'ー`)「なんか昆虫食に詳しくない?科学部ってこんな感じなの?」
(-@∀@)「流石に虫は食べないわ」
爪'ー`)「にしてもありんこって力持ちだよな。えいっ!ありんこ捕まえてやる!」
(-@∀@) (いくら元が狐とはいえ20代半ばの成人男性がアリの観察してる光景はちょっと…)
(-_-) (お前も言える立場じゃないぞー)
517
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:40:29 ID:xqe7s.CQ0
爪'ー`)ノシ ペスペス
爪;'ー`)そ
爪;'ー`)「うわ!腕にありんこ登ってきた!アサピー取ってくれ!」
(-@∀@)「はいはい」
(;-_-) (ちくしょう後ろでほのぼのしやがって!)
518
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:41:26 ID:xqe7s.CQ0
爪;'ー`)「あーびっくりした…」
ガサガサ
ミ,,゚Д゚彡 ミャー
爪'ー`)「お、ありんこの次は猫だ」
(-@∀@)「長毛の野良猫か。あまり見かけないタイプの野良だな」
(-@∀@)づ「おいでおいで」
(((ミ,,゚Д゚彡 テチテチ
ミ,,゚Д-彡" スリスリ
爪'ー`)「人馴れしてるな」
(-@∀@)「多分どこかで餌でも貰ってるんだろう。よしよし」ナデナデ
ミ,*-Д-彡 ゴロゴロ
519
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:42:35 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-) (後ろがもの凄くほんわかしてる――――!!)
(;-_-) (長毛の野良猫とか触りたい!!もふもふしたい!!)ググッ…
(;-_-)そ「ってぎゃー!!かかってるし!」
(((;-_-)つ/"「しかも結構大物…めっちゃ引っ張られるううううう!!」ズルズル
(#-_-)つ/"「負けるかああああああああ!!」
(-_-;#)つ/"「後ろのお二人さん!!ちょっとヘルプ!!僕一人の力じゃ…」
ミ,,゚Д゚彡 ヨジヨジ
(;-@∀@)「こらこら白衣によじ登らない」
爪'ー`)a「いいなー俺も撫でたい」
(-_-;#)つ/"「ほのぼのしてんじゃねぇええええええええええええ!!」チャポンッ
(;-_-)つ/「あれ…急に軽く…」
520
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:45:40 ID:xqe7s.CQ0
/彡ミ ヽ
/ / \ \
| ノノノノ ) )
( ゚∈゚/ /
! !/ 丿
| /
| (
!ヽ/丶ヽ彡
ヽ \ r' /
.* `ゝ- '
人从从 \\\\
「きゅうううううりいいいいいいいいいいいいいいい!!」ザッパァ!!
(;-Д-)そ「ほんぎゃあああああああああああああああああああ!!!」
521
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:46:33 ID:xqe7s.CQ0
(*゚∋゚)"バリバリムシャムシャ
(;-_-) (うおおおおおなんだああれえええええ!!スクール水着を着た2mニワトリが凄い勢いでキュウリを貪っているううううう!!)
(*゚∋゚)"「三日ぶりの飯だ!!うまいうまい!!最高だぁ!!」バリバリバリ
(;-_-) (うおわあああああああああおまけに喋ったああああああああああ)
( ゚∋゚)「む?」
( ゚∋゚) (-_-;)
(;゚∋゚)そ「人間!?」
(;-_-)「変態!!」
522
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:47:17 ID:xqe7s.CQ0
(;゚∋゚)「へ、変態とはなんだ人間!!これでもれっきとした服装なんだぞ!!」
(;-_-)「うるせぇ変態!!警察に通報するぞ!!」
(;゚∋゚)「通報だと…!?この服装がいけないのか!?」
(;-_-)「自分の姿鏡で見てこいよ変態!!」
(;゚∋゚)「この服装がダメなのだな!?」ヌギッ
(;-_-)「うあああああああ変態だああああああああ!!」
(;゚∋゚)「こ…これでも足りないと言うのか人間!!」
(;-_-)「へんた…ブーメランパンツだあああああああああ!!」
523
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:48:07 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@)「さっきからうるさいけど…」クルッ
(;゚∋゚)ヘンタイジャナイ! (-_-;)))ヘンタイダー!!
(-@∀@)
(;-@∀@)そ「変態だー!!」
爪;'ー`)そ「ぎゃー!!半裸ニワトリ!!」
(;゚∋゚)そ「いやだから変態じゃ…うるさいぞ狐!!」
爪;'ー`)そ「は!?べ、別に俺狐とかじゃねぇし!!」
( ゚∋゚)「獣臭いぞ狐」
爪;'ー`)そ「けもの…!あ、あれだよ…さっき猫と戯れてたからきっとその臭いが…」
( ゚∋゚)「…お前の後ろにあぶらあげが飛んでいるぞ」
ミ爪*'ー`)"「えっ、どこどこ!?」キョロキョロ
(;-_-) (間抜けすぎる…)
524
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:48:51 ID:xqe7s.CQ0
――――――
――――――――
(;゚∋゚)「まずは名を名乗るべきだったな…」
(;-_-)「あ、いや…名を名乗るとか以前に変態確定なんで…」
(;゚∋゚)「我の名はクックル。世間では河童と呼ばれる種族だ」
(;-_-)「か、河童!?」
( ゚∋゚)「河童だ」
(;-_-)「体白いのに!?」
( ゚∋゚)「アルビノだ」
(;-_-)「頭のトサカは!?」
( ゚∋゚)「突然変異だ」
(;-_-)「腕に生えてる羽毛は!?」
( ゚∋゚)「飾りだ」
(;-_-)「じゃあその前に着てたスクール水着は!?」
( ゚∋゚)「趣味だ」
(;-_-)「やっぱ変態じゃねぇか!!!」
(;゚∋゚)「変態ではない!!」
525
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:49:35 ID:xqe7s.CQ0
( ゚∋゚)「もう一度言うぞ?我はクックル。このような奇妙な見た目をしているがれっきとした河童だ」
( ゚∋゚)「昔は仲間がたくさん居たのだがな…川が汚染され、住む場所を埋め立てられだんだん数を減らしていった。我はその生き残りだ」
( ゚∋゚)「あぁ…昔は忍者と相撲をとったり仲間と相撲とったり子供と相撲とったりしていたなぁ…」
( ゚∋゚)「まぁ皆エリア51に連れ去ったのだが」
(;-_-) (エリア51ってなんだよ!?)
(-@∀@)ノ「一応質問するけど就職するならどこがいい?」
( ゚∋゚)「ケンタッキーかな」
(;-_-)「やっぱニワトリじゃねぇかあああああああ!!」
526
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:50:29 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「なんだよケンタッキーって…完璧に食用にされる側じゃん…」
( ゚∋゚)つ□「ちなみに30年前の写真もあったりするぞ」
(;-_-)つ「写真あるのかよ!!」
527
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:51:22 ID:xqe7s.CQ0
爪'ー`) (-_-) (@∀@-)
o□
「どれどれ…」
【(*゚ー゚)】
爪'ー`)" ( -_-)" (-@∀@)"
o□
( ゚∋゚)
爪'ー`) (-_-) (@∀@-)
o□
【(*゚ー゚)】
528
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:52:16 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「いやいやいやおかしいでしょ!?」
( ゚∋゚)「何がだ?」
(;-_-)σ【(*゚ー゚)】
「これが!?」
(;-_-)σ ( ゚∋゚)
「これ!?」
( ゚∋゚)「今も昔もさほど変わらないだろ」
(;-_-)「骨格から変形してますけど!?突然変異ってそういうタイプ!?」
(-@∀@)「ほら…ポケモンとかさ…最初は可愛いけど最終的にはゴツくなるとかあんじゃん…」
(;-_-)「いやまぁ…ううん…そうなるのかなぁ…」
爪'ー`) (納得した!)
529
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:53:09 ID:xqe7s.CQ0
( ゚∋゚)「………」
( ゚∋゚)「あの頃は未熟だったんだ…」
( ゚∋゚)「人間共に住処を奪われ、餌は取れなくなり、環境汚染のせいで仲間は病に」
( ゚∋゚)「だから我は強くなろうとした。仲間の為に、人間共に復讐をしようと」
( ゚∋゚)「そして強くなった!復讐を果たした!仲間の敵を打てた!」
( ゚∋゚)「……しかし、強くなって何を得た?何を感じた?達成感?」
( ゚∋゚)「いいや、虚無感だ」
( ゚∋゚)「そんなことしても仲間など帰ってこないなんて分かっている」
:( ∋ ):「結局我のしたことなんて……ただの自己満足としか言いようがない…」
530
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:54:16 ID:xqe7s.CQ0
( ;∋;)「一人ぼっちは…とても悲しいのだ…!」
(-_-)「………」
爪'ー`),
(-@∀@)「………」
(-@∀@) (凄いしんみりした空気だけど見た目が見た目だから思ったより悲しめねぇ…)
(;-_-) (でも趣味でスクール水着着てる変態だしなぁ)
爪'ー`) (クソッ!さっき吸ったタバコが目にしみて涙が出そうだぜ…別に悲しくて泣きそうになってるんじゃないからな!)
531
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:55:30 ID:xqe7s.CQ0
ミャオン
( ;∋;)「!」
ミ,,゚Д゚彡 ニャーン…
爪'ー`) (さっきの野良猫…!)
ミ,,゚Д゚彡ニャニャウ…
ミ,,゚Д-彡"スリスリ
( ;∋;)「はは…暖かいな」
ミ,,゚Д゚彡 ニャウ!
( ;∋;)「………」
532
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:56:14 ID:xqe7s.CQ0
( ;∋;)「こんな我だが…一緒に暮らさないか?」
( ;∋;)「お前も…一人ぼっちだったんだろう…」
ミ,,゚Д゚彡 ニャー!!
( つ∋;)「ははは…」
( ゚∋゚)「今日から家族だ!」
ミ,,^Д^彡 ニャー!!
533
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:56:56 ID:xqe7s.CQ0
(-_-)「………」
(-_-)「なんだ…最終的にはいい話にまとまったじゃないですか」
爪'ー`)「違う生き物同士、助け合って生きていくのも悪くないさ」
(-_-)「それもそうですね」
爪'ー`)「俺達はもう帰ったほうがいいな。河童!分かってると思うがその猫連れた状態で水の中入るんじゃねぇぞ!」
( ゚∋゚)「はい!」
534
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:57:45 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@)「…………」
(-@∀@) (違う…皆勘違いしてる…)
(-@∀@) (あれは…!)
(;-@∀@) (獲物を狙う目だ!)
ミ,,゚Д゚彡 ジュルリ
おわり
535
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:58:37 ID:xqe7s.CQ0
12話投下終了。次回は13話投下予定です
536
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 23:00:07 ID:UmWfKLQU0
アルビノでスク水着てるってレベル高いなあww
乙ー!
537
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 23:11:08 ID:nzSpmKNg0
クックル逃げて超逃げて
538
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 23:13:57 ID:FDawJKrQ0
乙乙!クックルはそのうち喰われるのか…
539
:
名も無きAAのようです
:2016/02/23(火) 00:00:32 ID:ZneFVYDk0
乙
胃の中の蛙ワロタ
540
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:01:02 ID:eAGn1gVw0
ザァァァァ…
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「む…」
(´<_` )「どうした兄者よ。潰れたかたつむりでも落ちてたか?」
( ´_ゝ`)「開幕から潰れたかたつむりの話題ってお前…いや、何やら厄介なモノが紛れ込んできたなと思ってな」
(´<_` )「厄介なモノ…ああ、アレか。クレームおばさんの襲来か」
( ´_ゝ`)「いやそれも厄介だけどね?色んな意味で厄介だけどね?もっと別の奴あるでしょ?」
(´<_` )「そうだな。厄介と焼き芋は似てるって話だな」
( ´_ゝ`)「いやもう…何お前?雨のせいで俺の話聞こえないの?」
(´<_` )「そうだね。プロテインだね」
( ´_ゝ`)「もうこいつとコンビ解消したい」
「ぽぽぽ…ぽっぽぽ…ぽぽ…」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第十三話:八尺様
541
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:02:03 ID:eAGn1gVw0
―下駄箱
ザァァァァ…
川;д川「天気悪いと思ったけど予想以上に雨降ってきちゃった」
川;д川(雨の日はお洗濯物が乾かないし湿気で髪の毛ボサボサになっちゃうのが嫌だなぁ)
川д川(うう…肌寒い…夏だから涼しいのは嬉しいけど半袖じゃあ…部活ないし、早く帰ろう)
「ぽぽぽ…ぽっぽぽっぽ…」
542
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:03:08 ID:eAGn1gVw0
川д川
川д川(なんだろう今の声…幻聴かな…?)
「ぽぽ…ぽっぽ…」
川;д川(やっぱ幻聴じゃない…)
川;д川(雨に混じって変なのが紛れ込んで来たのかな。別に珍しいことじゃないんだけど)
川д川"(でも気になる…声の主はどこだろう)キョロキョロ
( )
「ぽっぽっぽぽっぽぽぽぽ」
川д川(ああアレか。にしても背が高い…私背の高い幽霊って好きじゃないから近寄りたくはないし…)
川д川(背が高くて白いワンピースを着てる女性…?)
川;д川「まさか」
(*‘ω‘*)「ぽっぽ!」ズゥゥゥン
川;゚д川そ「きゃん!?」
543
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:04:14 ID:eAGn1gVw0
(*‘ω‘*)「おっと。驚かせてしまったっぽ」
川;д川「そりゃ上から覗かれたらびっくりしますよ…」
(*‘ω‘*)「ぽっぽっぽ。ちょいと霊感の強い女の子が居たからちょっかいかけようと思ったっぽ」
川;д川「相手が私でよかったですけど…ダメですよこんなことしちゃ」
(*‘ω‘*)「ありゃりゃ怒られちまったっぽ。そんでちょっと聞くけど時間あるっぽ?」
川д川「一応ありますけど質問の内容によっては追い払いますよ」
(*‘ω‘*)「やや。私はただ雨に濡れた男子生徒や透けブラ目当てでここに来たっぽ」
川д川 スッ
(*‘ω‘*)「ってのは冗談でー…無言で折りたたみ傘突き出してこられちゃ怖いっぽ」
544
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:05:10 ID:eAGn1gVw0
(*‘ω‘*)「この学校に小森ヒッキー君って言う男の子居ない?」
川д川「……私の幼馴染ですけど危害加える様だったら容赦しませんよ」
(*‘ω‘*)「そんな殺すだとか呪うだとか物騒なことはこれっぽっちも考えてないから安心するっぽ!」
(*‘ω‘*)「ほんで私はその子のいる場所に案内してもらいたいんだけど…」
川д川「…まぁ悪い人には見えないからいいですけど」
(*‘ω‘*)「信じてくれて嬉しいっぽ!よろしく頼むっぽ!」
545
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:06:26 ID:eAGn1gVw0
川д川「一応聞きますけどなんの幽霊…というか類なんですかね。浮遊霊とか地縛霊とか」
(*‘ω‘*)「んー…世間って言っていいのかな?よく『八尺様』って呼ばれる存在だっぽ」
川д川「やっぱり…なんとなくそんな感じはしてました」
(*‘ω‘*)「やっぱ見た目で分かっちゃうっぽね。身長デカいと目立つし、全身真っ白けっけだし」
川д川「帽子も目立っちゃいますし…後八尺様がぽぽぽ言う理由ってあるんですかね」
(*‘ω‘*)「ああアレ鼻歌」
川;д川「鼻歌であんなぽぽぽ言っちゃうんですか…」
(*‘ω‘*)「言っちゃうんだっぽ」
(*‘ω‘*)「ぽぽっぽぽぽ♪」
川;д川(鼻歌って言えるのかなぁ)
546
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:07:20 ID:eAGn1gVw0
川д川「あ、着きましたよ」
(*‘ω‘*)「ここに居るんだっぽ?」
川д川「居る…って保証はありませんけど活動してる部室がここなので」
(*‘ω‘*)「活動してる部室なのにその本人が居ないって珍しいっぽ」
川;д川「それはまぁ…深い事情がありまして…」
(*‘ω‘*)「ねーちゃんも苦労してるっぽね…」
547
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:08:33 ID:eAGn1gVw0
川д川つ「お邪魔します」ガラッ
(*‘ω‘*)「私もお邪魔しますっぽ」ステステ
Σ(;*‘ω‘*)そ「あいたっ!」ガツンッ
川д;川「大丈夫ですか!少しかがまないと…」
(;*‘ω‘*)「ぽっぽっぽ…最近の教室の入口は随分と低いっぽ…」
川;д川「それただ八尺様が大きいだけだと思います…」
(*‘ω‘*)「そんなことないと思うっぽけどねー。それで本人は?」
川д川「居ましたけど…」
548
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:09:41 ID:eAGn1gVw0
(;-_-)zzz
(*‘ω‘*)「寝てるっぽね」
川д川「寝てますね。また夜ふかしして怖い話でも漁ってたのかなあ」ツンツン
(;-_-)zzz「ううん…松崎しげるが…松崎しげるが闇から無数に…」
川;д川「どんな寝言よ…」
549
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:10:24 ID:eAGn1gVw0
川д川ノシ「ええい!とりあえず起きろ!」ペチペチ
(;-_-)「後五分寝かせてよ…母さん…」ムニャムニャ
川#д川つ「誰がお母さんだ!」ギュウ
(;-_->「あだだだだほっぺ痛い寝起きなのに痛い!!」
川#д川「おはよ」
(-_-∩;)「いたたた…最近僕殴られたり蹴られてばっかだなぁ…貞子さん何か用?」
と川д川「私は特に用はないけど。こっちの人が」
(*‘ω‘*)「ぽ!君が小森ヒッキー君っぽね!」
(-_-;)「そうですよ僕が小森ヒッキーですよ…」
(*‘ω‘*)「ぽっぽっぽ。流石っぽね。これくらいの怪異に動じない精神!」
川д川(ただ寝ぼけてるだけだと思う)
550
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:11:26 ID:eAGn1gVw0
(;-_-)「それで僕になんか用ですかね…えっと…なんか妙に身長高いお姉さん」
(*‘ω‘*)「八尺様だっぽ」
(;-_-)そ「ええ!?あの八尺様!?」
(*‘ω‘*)「そうだっぽ!洒落怖と言えば八尺様、八尺様と言えば洒落怖!」
(*‘ω‘*)「余談だけど洒落怖のじいちゃんの頼もしさは異常」
(*-_-)「わー…本物に会えるだなんて感激です!握手してください握手!」
(*‘ω‘*)つ「ぽっぽ…私もなかなか人気者だっぽ…」ニギニギ
(*-_-)つ「すごっ!手がデカい!冷たい!」ニギニギ
川д川(オカルト好きとは言えど背の高い幽霊見てよく平然としてられるよなぁ)
川д川
川;д川そ(私もじゃん!普通に会話して案内しちゃってるじゃん!)
551
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:12:09 ID:eAGn1gVw0
(*-_-)「貞子さんも握手してもらわないの?」
川;д川「えっ」
(*‘ω‘*)つ「遠慮するこたぁないっぽ」
川;д川つ「じゃあ…」ニギニギ
川;д川つ(何この状況!何この状況!!)
(*‘ω‘*)つ(女の子手はスベスベしてていいっぽ…)ニギニギ
552
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:13:12 ID:eAGn1gVw0
川д川「それで…八尺様はヒッキー君にどんな用があるんですか?」
(*‘ω‘*)「おっと忘れてたっぽ。ヒッキー君…というかここの学校が私達の中で有名でね」
(*-_-)「え…!?僕ってそんな有名人!?」
(*‘ω‘*)「なんでも『都市伝説が多く集まる学校』として幽霊ネットワークであちこち話題になってるっぽ!」
川д川ジトー
(;-_-)
553
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:14:02 ID:eAGn1gVw0
(*‘ω‘*)「最初は少数だったのがだんだんと数を増やし今では都市伝説の巣窟だとか…」
川д川ヒヤヤカー
(;-_-) (さ、貞子さんの視線が冷たい…!僕女の子に冷ややかな目で見られて興奮するような性癖持ってないよ…!)
(*‘ω‘*)「そんな都市伝説を経った数名の高校生で集めるんだからもう凄いっぽ!まるで都市伝説ホイホイだっぽ!」
川д川「ヒッキー君?」
(;-_-)「ごめんなさいごめんなさい僕は弱小メンタルの男の子ですううううううう!!」
(*‘ω‘*)「彼、どうしたっぽ?」
川д川「何でもないです多分発作的な何かです」
(*‘ω‘*)「発作かー」
(;-_-) (軽く流された…)
554
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:14:45 ID:eAGn1gVw0
(*‘ω‘*)"「それで都市伝説達ってこの教室には居ないのかっぽ?」キョロキョロ
(-_-)「ここじゃなくて科学室に集まってるんですよ…一部他の場所に居ますけど」
(*‘ω‘*)「それなら案内してほしいっぽ!今の時代他の都市伝説との交流は大事だから」
(;-_-)「おばけ同士コミュニケーションとるんですね…」
(*‘ω‘*)「ぽっぽっぽ…ある程度仲良くしないとグループに入れねぇ場合もあるっぽ」
(;-_-)「ぎゃあああ!なんか辛い現実を押し付けられてるみたいで悲しい!」
555
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:15:40 ID:eAGn1gVw0
川д川「あ…話してる途中悪いけど私帰るね」
(-_-)「うん。雨酷くなってきてるし…」
川;д川「夏だしゲリラ豪雨とか降ってもおかしくないからね…じゃあお先失礼するよ」ガラッ
(-_-)「また明日ー」
パタム
(*‘ω‘*)「仲いいっぽね」
(-_-)「幼馴染なので」
(*‘ω‘*)「昔から仲がいいのはいいことだっぽ。他の男子に取られる前に行動に移すっぽよ」
(;-_-)「?」
(*‘ω‘*)「鈍感か」
556
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:16:32 ID:eAGn1gVw0
(;-_-)「言ってることよくわからないんですが…科学室移動しますよ」
(*‘ω‘*)「頼むっぽよー」
(-_-)「頭ぶつけないようにしてくださいよ」
(*‘ω‘*)「次は大丈夫だっぽ」カガミカガミ
(*‘ω‘*)「…ふぅ、変に屈むと背中が痛くて困るっぽ。もうちょっと天井高くするとかできないと思わないっぽ?」
(;-_-)「そりゃ八尺様が来るだなんて前提で学校が建てられた訳じゃないし…」
(;-_-)「ていうかずっと上向いて会話してるから首が痛いんですよ!」
(*‘ω‘*)「確かにヒッキー君は男子高校生にしちゃあちょっと小柄だっぽ。育ち盛りなんだからもっと食べるっぽ」
(;-_-)「身長が2m以上ある女性に『小柄』って言われてもなあ…」
557
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:17:16 ID:eAGn1gVw0
(*‘ω‘*)「そういやみかんゼリーを買い占めてきたけど科学室に大体何人居るっぽ?」
(-_-)「よくコンビニ入れましたね。ざっと8人くらい?」
(*‘ω‘*)「8人か。じゃあ十分足りる量だっぽ」
(;-_-)「お金持ってるんですか?」
(*‘ω‘*)「私ら都市伝説は脅かした分だけ給料とか支払われるっぽ。結構金あるっぽよ」
(;-_-)「何その某モンスター映画みたいなシステム…」
(*‘ω‘*)「まぁ古代エジプトでも死後、お金とかに困らんように金銭やるるぶを棺だか壺なんかに入れてるし」
(;-_-)「るるぶじゃなくて死者の書ですね!ピラミッドの中から古びたるるぶ出てきたらそれこそオカルトですよ!」
558
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:19:18 ID:eAGn1gVw0
(-_-)「あ…なんやかんや話してたら科学室着いた」
(*‘ω‘*)「ふむふむ。ここが都市伝説の巣窟と化してる場所か」
(;-_-)「心霊スポットみたいな言い方するなぁ…またアサピーに変な物連れてきたって蹴られそうだけど」
(*‘ω‘*)「………」
(-_-)「八尺様?」
(*‘ω‘*)「ああ、すまないっぽ。ちょっと考え事を」
(-_-)「自己紹介とかですかね」
(*‘ω‘*)「自己紹介…面白いこと言うっぽね。まあそんなところだっぽ」
559
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:20:13 ID:eAGn1gVw0
(*-ω-*)
(*‘ω‘*) (…これは仲間内で話し合うしかないっぽ)
(*‘ω‘*) (ここに『もう一匹』厄介なのが紛れ込んだってことを)
おわり
560
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:21:00 ID:eAGn1gVw0
13話投下終了。次回は14話を投下予定です
561
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:23:47 ID:F5T4G2nA0
乙!
不穏…
562
:
名も無きAAのようです
:2016/02/27(土) 00:15:43 ID:dKwcsC0Y0
乙!どういうことだ…
563
:
名も無きAAのようです
:2016/02/27(土) 12:48:45 ID:quqLkMrE0
http://urx.red/rNMm
564
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:24:04 ID:fXdrx0Ls0
―科学室
(*‘ω‘*)「皆の衆。集まったか」
o川*゚ー゚)o「一番の新参の癖に偉そうねアンタ」
(*‘ω‘*)「うるせぇロリっ娘。この場所の異変にいち早く気づいたのは私っぽ」
o川;*゚ー゚)o「ぐぬぬ…反論できないのが悔しい」
(*‘ω‘*)「…それじゃあいいっぽね?坊や達が来る前に私らでなんとか解決するっぽ」
( <●><●>)「何が始まるんです?」
(*‘ω‘*)「第三次対戦だ」
(;ФωФ)「これってシリアスであるよな!?シリアスな場面であるよな!?」
lw´- _-ノv「そりゃあ八尺ちゃんが『厄介な奴』が紛れ込んだって話てるんだからおしおしリアス式海岸だしょ」
o川*゚ー゚)o「シリアスクラッシャーが居る時点でシリアスも何もないわよ」
( ∵)zzz
<_プー゚)フ「ビコビコ寝るなー!!おきんしゃーい!!」
ξ゚⊿゚)ξ ウダウダ
(;´ー`) (本当に重大な出来事なのかヨ…)
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第十四体目:???
565
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:25:11 ID:fXdrx0Ls0
(*‘ω‘*)「静粛に静粛に!これ以上黙らんと口の中に玉ねぎ丸ごとぶちこむっぽ」
(;´ー`)「ヒィィィ!!拷問だヨ!!」
爪;'ー`)「玉ねぎ丸ごとだけはやめてくれ!!」
( <●><●>)「イヌ科の皆さんが慌て始めましたね」
(*‘ω‘*)「これは緊急事態だっぽ。それだからこうして都市伝説共をかき集めたも同然!」
|゚ノ;^∀^)「都市伝説でもない私が呼び出されたのは何故ですの!?」
(*‘ω‘*)「枠が余ってたから」
|゚ノ;^∀^)「私こう見えても一般生徒の一般人ですのよ!!」
('、`*川「魔法使えて人面犬使い魔にしてる時点で一般人でもないわよ」
566
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:27:07 ID:fXdrx0Ls0
( ´ー`)「…にしても俺は未だにここのメンツになれネーヨ…こわいよーお嬢ー」スリスリ
|゚ノ ^∀^)「あらあら怖がりですわねぇ。よしよし」
(*´ー`)「お嬢〜もっとナデナデして〜」
o川#゚д゚)o「ムキー!!元おっさんの癖にカマトトぶってんじゃねぇぞワンコ!!」
(#´ー`)「あ"あ"?俺のプリティフェイスとボディーに勝てるわけネーヨ!!ベロベロバー!!」
o川#゚ー゚)o「は?ここのプリティ担当はキューちゃんだから?抱かれたいようじょランキングNo.1だから」
(;ФωФ)「こらこら喧嘩はいかんぞ…」
('、`*川「アサピーちゃん居ないんだからよその子と喧嘩しないのー」
lw´- _-ノv「そうだぞー!キュートは七不思議№1のプリチー族だ!ちなみに僕は七不思議№1の米好きやでぇ!てやんでぇ!」
( ∵)zzz
(*‘ω‘*)「こいつら話聞かねえな…」
爪'ー`)「大体そんなもんだぜ。俺も現在進行形でそうだ」
(*‘ω‘*)「ダメダメじゃねぇかっぽ」
567
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:28:09 ID:fXdrx0Ls0
――
――――
(*‘ω‘*)「…落ちついったっぽ?もう話していいかっぽ?」
lw´- _-ノv「おーけーおーけーOK牧場!」
( ∵)「ビコーズは問題ありません」
|゚ノ ^∀^)「よだれ垂れてますわよ」
('、`*川(ビコーズちゃんのどこによだれが出る部分があるんだろう)
(*‘ω‘*)「…なんか腑に落ちないけどまぁいいっぽ」
568
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:29:09 ID:fXdrx0Ls0
(*‘ω‘*)「私がここに入る前、凄い嫌なオーラを感じたっぽ」
ξ゚⊿゚)ξ(オーラ…まさか美輪さんが…!?)
<_プー゚)フ(人生で1回はオーロラ見てみたいなー。あ、人生なんてなかった)
( <●><●>)「そのオーラとは一体どんな感じで…?」
(*‘ω‘*)「とにかく嫌な感じだったぽ。湿っぽい何か…泥と関係ありそうな…」
o川*゚ー゚)o「泥?それなら泥田坊とかそういう妖怪が紛れ込んだとか?」
(*‘ω‘*)「いや、泥田坊は少なくとも田んぼにしか出ないっぽ。それにあんな土塊如き私がビビらんっぽ」
( ´ー`)「なぁ、泥田坊ってなんだヨ?」コソッ
爪'ー`)「田んぼに出てくる泥んこ妖怪だな。誰彼構わず『田を返せー、田を返せー』って言うもんだからうるさいんだよアレ」
(;´ー`)「なんだその迷惑妖怪…」
569
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:30:11 ID:fXdrx0Ls0
(*‘ω‘*)「少なくとも私はここに来たばっかだから詳しいことは分からないけど最初からここに居たのかが気になるっぽ」
ξ゚⊿゚)ξ「確か古参はキュートだっけ」
(*‘ω‘*)「どれくらいからここに?」
o川*゚ー゚)o「ざっと一、二ヶ月前くらいから…でもアンタの言う通りそんな気配なんてしなかったわよ」
('、`*川「じゃあ一ヶ月前は居なかったって可能性があるわよね」
o川*゚ー゚)o「うーん…大体そんな凶悪な何かが学校に入ってきたらシュールが真っ先に気づくと思うし…ああ見えても強いのよシュールって」
( ФωФ)「えっ…」
lw´- _-ノv「ちょいちょちょーい。今頼りなさそうだなって思ったでしょ杉浦くーん」
<_プー゚)フ「悲しいけどRPGでいう裏ボス的存在だからなー」
( ∵)「認めたくないけど確実に実力を持ってるのは女神様です。怒ったらスッポンで顔くっつけてくるけど」
lw´- _-ノv「お前らぁ〜?」
570
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:32:00 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノv「ぺぬぅ〜ん…まぁ確かにそんな不審人物や生徒と教師に危害を与えるものは私とキュートがプリキュアに変身して追っ払ってるけど…」
o川;*゚ー゚)o「変身してないしキューちゃん何もしてないわよ!!」
lw´- _-ノv「何を言うキュアウォシュレット!」
o川;*゚ー゚)o「そんなトイレ掃除しかしてなさそうなプリキュア存在しねぇよ!!」
|゚ノ*^∀^)「プリキュア…」
(;´ー`)そ「ま、まさかお嬢…!プリキュアに憧れて…!?」
(*‘ω‘*)「ふざけてると炊飯器にオレンジジュース注ぐぞ」
lw´- _-ノv「一ヶ月前は何もなかった。変化があったのはついこの間だ」
(;ФωФ)「急に真面目になった!」
( ∵)「女神様はお米が好きですからね」
571
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:33:28 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノv「この前雨降ってたろ?あの時に”奴”が現れたの」
lw´- _-ノv「…ちょいと訂正するけど現れたっつーかだんだんと回復した感じかなぁ。人々から忘れ去られるのが僕らの『本当の死』って訳よ」
ξ゚⊿゚)ξ「…つまりこの間の雨と誰かがその”奴”を認識がリンクしたってこと?」
lw´- _-ノv「そうなるな」
('、`*川「…雨ってのは分かるけど誰がそいつを知ってるのかしら」
|゚ノ ^∀^)「ヒッキー君…って可能性もありそうですけど」
o川*゚ー゚)o「むしろヒッキーなら喜んでそいつに向かっていくわよね」
( <●><●>)「あ」
('、`*川「どうしたの?」
( <●><●>)「今思い出しましたけど…」
572
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:34:12 ID:fXdrx0Ls0
( <●><●>)「今日ヒッキー君お休みですよ」
o川*゚ー゚)o
('、`*川
( ФωФ)
|゚ノ ^∀^)
ξ゚⊿゚)ξ
( ∵)
爪'ー`)
lw´- _-ノv
<_プー゚)フ
(*‘ω‘*)
573
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:35:05 ID:fXdrx0Ls0
ξ;゚⊿゚)ξ「ええええええ!?一番理解が出来そうな奴が休みじゃないの!!」
( <●><●>)「なんでも熱が出たって貞子さんから聞きました」
(;*‘ω‘*)「くっ…”奴”め…一番理解のある人間を妨害するとは…」
( <●><●>) (私は八尺様のせいだと思う)
574
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:36:06 ID:fXdrx0Ls0
(;∵)「い、今何時ですか!?」
<_;プー゚)フ「ちょうど2時だ…3時半から放課後ティータイムだから…」
ξ;゚⊿゚)ξ「後一時間半しかないじゃないの!!どうするのよまだ何も解決できてないわよ!!」
lw´- _-ノv「どうすっぺなぁ…」
575
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:39:48 ID:fXdrx0Ls0
|゚ノ;^∀^)「あ、あの…」
('、`*川「どうしたのレモナちゃん。何かいい案でも?」
|゚ノ;^∀^)「いや…皆さんがお話してる間部屋の中を探索してたのですが」
ξ゚⊿゚)ξ「暇なのね」
|゚ノ;^∀^)「ひ、暇…まぁ言い方を変えればそうなるのかもしれませんけど」
|゚ノ;^∀^)「そしたら壁と棚の間からですね…」
|゚ノ;^∀^)つ( ゚д゚ )
「このようなお方が…」
('、`*川
('、`*川「なにその得体の知れない何か…」
|゚ノ;^∀^)「分かりませんが…何やらヌメヌメしていらっしゃいますわ…」
o川;*゚ー゚)o「よく触れるわねぇ…キューちゃん絶対無理」
( ´ー`) (ヌメヌメのお嬢…)
( ´ー`)ボタボタ
爪'ー`)「鼻血出てるぞワン公」
576
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:40:56 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノvσ「あー!!!」
|゚ノ;^∀^)そ
lw´- _-ノvσ「そいつそいつ!!八尺ちゃんの言ってた危険な奴そいつー!!」
|゚ノ;^∀^)「ええええええマジですのおおおおお!!触っちゃいましたああああ!!」ブンブン
( ゚д゚ )"「とりあえず下ろしてくれません?」
o川;*゚ー゚)o「喋った!!」
(;∵)「敬語キャラビコーズと被りますぞ!!」
( <●><●>)「その前に敬語キャラの原点私ですしー!!第三の敬語キャラとかいりませんからー!!」
Σ( ゚д゚;)
577
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:41:22 ID:uJE7GBf60
こっちみんな
支援
578
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:41:37 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚ )「ゲコッゲゲッ」
('、`*川「…これが八尺ちゃんの言ってた危険な奴?」
ξ゚⊿゚)ξ「見た感じは無害そうね…見た目が気持ち悪いけど」
Σ( ゚д゚ )
(*‘ω‘*)「紛れもなくこいつっぽ。こいつから祟り神みたいなオーラするっぽ」
ΣΣ( ゚д゚ )
579
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:42:46 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚;)「ゲコッ…さっきから言いたい放題言ってますけどわ、私無害な蛙ですよ!?」
<_プー゚)フ「無害だって!」
(*‘ω‘*)「そう言ってる奴が一番あぶねぇっぽ。全裸で外歩き回ってる奴が『俺変態じゃないよ?』とか言ってくるぐらい信用ならん」
( ;д; )「ゲコォ〜…私が一体何をしたと言うんですかぁ〜…」
(*‘ω‘*)「泣いたって許されると思うなよ!?」
( <●><●>)「もはや一方的なイジメですね」
580
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:43:37 ID:fXdrx0Ls0
( ;д; )「だから私は無害な蛙だって言ってるじゃないですかぁ!!」
lw´- _-ノv「本当に無害?」
( ;д; )「無害で平和主義な蛙ちゃんです…」
('、`*川「ペコポン侵略とか考えてないでしょうね?」
( <●><●>)「もしくは薬害から誕生した蛙とか」
( ゚д゚;)「ゲッ、宇宙人でもB映画でもないですよ!!れっきとした地球生まれです!!」
lw´- _-ノv「女神様に言い逃れはできないな」
( ゚д゚;)「ゲ!?貴方も私をケロン人か何かと!?」
lw´- _-ノv「いや、そうじゃなくて」
581
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:45:48 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノv「人間食っとったろ。お主」
( ゚д゚ )「………」
( ゚д゚ )「昔の話ですよ…」
lw´- _-ノv「だから僕はチミを危険視した理由よ」
( ゚д゚ )「仕方がないじゃないですか。こっちも生きるのに必死なんだから」
( ゚д゚ )「ああでも子供は美味しかったかなあ」
|゚ノ;^∀^)「貴方…!」
( ゚д゚ )「勘違いしないでくださいよね。昔の話ですから」
(*‘ω‘*)「…昔は昔でも人を食ったことには変わらんっぽ」
( ゚д゚ )「…なんでそう簡単に私を悪役に仕立て上げるのですかねぇ」
( ゚д゚ )「少なくとも、ここに居る何人かは人を殺してるじゃないですか」
(*‘ω‘*)「………」
('、`*川「…………」
( +ω+)
ξ;゚⊿゚)ξ
( <●><●>) (すき焼き食べたい)
582
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:48:21 ID:fXdrx0Ls0
( д )「……だろ」
lw´- _-ノv「うん?」
( ゚д゚#)「おかしいだろ!!」
ξ;゚⊿゚)ξそ
( ゚д゚#)「お前らだって!!何回は人を殺してるはずだ!!なのに…なのに俺だけ…!」
( ゚д゚#)「人間を食うな!?そんなもん人間が作ったルールじゃねぇかよ!!」
(*‘ω‘*)「何も食うなとはいってないっぽ」
( ゚д゚#)「だけど言ってる意味は似たようなものだろ!」
( ゚д゚#)「人間は勝手だ!俺…俺らの住処を奪うわ挙句の果てには子供に惨たらしい殺され方をして…」
( ゚д゚#)「だから食べたんだよ!!たくさん!!これは仕返しだ!!殺された蛙達の仕返しだ!!」
爪'ー`)「河童のときと似てるな…」
( ゚д゚ )「河童…?ああ、あの弱虫か」
( ゚д゚ )「あいつも人間共に住処を奪われて環境汚染で仲間を殺されてるっつーのによ」
( ゚д゚ )「復讐を果たして罪悪感を感じたァ?バカだろ。悪いのは人間なのに」
lw´- _-ノv「………」
583
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:50:38 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノv「………」
lw´- _-ノv「すまんね。勝手にこちらの理由で君を悪者に仕立てあげてしまった」
( ゚д゚ )「いえ…こちらこそ急に怒鳴り散らして申し訳ないです」
( ゚д゚ )「……何より人を食べたのは事実です」
爪'ー`)「あ、気になってたんだけどよ。お前ってここ最近現れたのか?」
( ゚д゚ )「はい。百年も前からこの街に住み着いてましたが誰も私のことを認識してませんし人々の記憶にも忘れさられてました」
584
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:52:54 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚ )「…が、ここ最近昔私のことを知ってる人から思い出したと言うのでしょうか…認識されましてね」
( ゚д゚ )「そして雨!蛙は乾燥に弱いですからね。雨を全身に浴びて完全回復ミルナちゃん!と言うワケですね」
('、`*川「さっきまで人食ってたりブチギレてた奴の発言じゃないわね」
( ゚д゚ )「私基本的には明るい性格なので…」
( ∵)「…本当に危険なお方だったのでしょうかね」
(;*‘ω‘*)「いや危険だし!人食ってたし!見た目もなんかグロイし!」
( ゚д゚ )「蛙を見た目で判断しないでください」
(;*‘ω‘*)「人食ってる時点で害悪だっぽ!!」
( <●><●>)「なんでしょうねこのブーメランが飛び交う感じ」
585
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:54:20 ID:fXdrx0Ls0
('、`*川「ええとミルナちゃんって言ったかしら…?ミルナちゃんがここに居るってことはこの学校に昔ミルナちゃんのこと知ってるって人が居る訳?」
( ゚д゚ )「おっと感がよろしいようで」
( ゚д゚ )「はい。この学校に居ますよ名前は確か…(-@∀@)「なんで部室にレモナさん居るの」ガラッ
|゚ノ;^∀^)「あ…ごめんなさいお邪魔してます」
o川#゚ー゚)o「空気読めよクソメガネ」
(-@∀@)「なんで開幕から喧嘩売られなきゃならないんだよ…」
( ゚д゚ )「あ、どうも」
(-@∀@)
ガラッバタン!!
(-@∀@)つ│ ガラッ
( ゚д゚ )「お久しぶりです」
ガラッバタン!!
586
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:55:20 ID:fXdrx0Ls0
(;´ー`)「ちょ…逃げるようにドア閉めて行ったぞ!なんかしたのかヨ!」
( ゚д゚;)「ええ!?私は無実ですよ!!」
('、`;*川「子供食べてたくせに無実もあるか!キュート、ちょっとアサピーちゃんの様子見てきて!」
三o川*゚ー゚)o「がってん承知!」カベトオリヌケ
587
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:56:04 ID:fXdrx0Ls0
<ヌワー!!
|゚ノ;^∀^)「廊下からキュートちゃんの叫び声が!!」
('、`;*川「何かあったのキュート!?」
o川;*゚ー゚)o「クソメガネが白衣被ってしゃがんでるぐらい弱ってるんだけど!!傍から見たら大福みたい!!」
+('、`*川「えっ」キラン
|゚ノ;^∀^)「伊藤さんの目が輝きましたわ!」
('、`*川「ちょ、ちょっとそのアサピーちゃん連れてきてくれる?」ソワソワ
o川*゚ー゚)o「はいはいな」
588
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:57:37 ID:fXdrx0Ls0
(;-@∀@)つと川*゚ー゚)o
('、`;*川「あ、あのアサピーちゃんが怯えてる…!」
(;ФωФ)そ「なんだと!?」
(;<●><●>)「明日はゲリラ豪雨どころかゴリラ豪雨!?」
(;*‘ω‘*)「…私にはさっぱり理解できないっぽ」
lw´- _-ノv「アサピー君は幽霊だろうが妖怪だろうがなんであろうと片っ端から拒否しておまけに足癖も悪い高校生なのだよワトソン君」
(;*‘ω‘*)「なるほど…っていつからお前はホームズになったっぽ!」
589
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:58:48 ID:fXdrx0Ls0
o川;*゚ー゚)o「アンタが怯えるって相当やばくない?」
(;-@∀@)「だってアイツは…」
( ゚д゚ )"「あの…」
(;-@∀@)そ
三三三三三(;-@Д@)「もう嫌だああああああ!!家帰るうううううう!!」
ガチャ バタン
( ゚д゚ )「蛙だけに…」
(*‘ω‘*)「上手くねぇっぽ」
590
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:00:20 ID:fXdrx0Ls0
('、`;*川「掃除用具入れに引きこもっちゃったけど…お家はそこじゃないわよー!」
( ゚д゚ )「いや本当にお話だけでも…」ガチャ
(;-@Д@)「!?!?!?!?」
(; Д )"ガクッ
( ゚д゚;)「あ…気絶しちゃいました…」
(;ФωФ)「なんだと!?」
('、`#川
ミう「何してくれてんのよおおおおおおおおおおおおおお!!」ヒュンッ
Σ( ゚д゚)―三
「あふんっ!!」メスグッサァァァァ!!
591
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:01:18 ID:fXdrx0Ls0
('、`*;川「ど、どうすんのこれ!?」
爪;'ー`)「とりあえずロッカーから引きずり出せ!蛙は触れるな!」
(;∵)))「そぉい!!」ズルズル
(*‘ω‘*)「本当に引きずり出したっぽね」
<_;プー゚)フ「てーへんだーてーへんだー!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「本当にどうするの!?埋めちゃう!?」
('、`;*川「埋めちゃダメでしょ!!死体隠すんじゃあるまいし!!」
(;´ー`)「保健室だ!!保健室運べ!!」
592
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:03:02 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノv「レモナちゃん運べるかい?」
|゚ノ;^∀^)「いえ…流石に殿方を運ぶ程の腕力はありませんわ…」
ξ;゚⊿゚)ξ「だよね!レモナちゃんが片手でアサピー持ち上げたらこっちがびっくりだもん!」
|゚ノ;^∀^)「極端すぎませんか!?」
o川;*゚ー゚)o「もう!今日一日で色んなことありすぎよ!!」
593
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:03:57 ID:fXdrx0Ls0
从 ゚∀从つ ガラッ
('、`*川「!!」
从;゚∀从「わ…!なんかいっぱい居る…アサピーさん倒れてる!?何これとうとうキュートさんがしびれを切らして…」
o川;*゚ー゚)o「違うわよ!!」
594
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:04:48 ID:fXdrx0Ls0
('、`;*川「ハインちゃんナイスタイミング!!」ガバッ
(;<●><●>)「救世主!!」ガバッ
ξ;゚⊿゚)ξ「今すっごくピンチなんだから!!」ガバッ
(;ФωФ)「頼れる人間はお前しかおらんぞ!」ガバッ
(;∵)「ビコーズはもう泣きそうです!」ガバッ
爪;'ー`)「俺達には何もできない!!」ガバッ
<_プー゚)フ「勇者様!勇者様!」ガバッ
(*‘ω‘*)「未来を救うっぽ!」ガバッ
(;´ー`)「マジもんのヘルプだヨ!!」ガバッ
|゚ノ;^∀^)「私が無力ばかりに…!」ガバッ
从;゚∀从「え!?え!?なんで皆抱きつくんですか!?誰か説明してくださいよ!!」
lw´- _-ノv「僕も空気を読んで抱きつくよ」ガバッ
从;゚∀从「増えた!」
( ゚д゚ )「私は空気を読んで抱きつかない」
595
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:06:02 ID:fXdrx0Ls0
从;゚∀从「なんかよくわからないけどアサピーさんを保健室に運べばいいんですかね!」
('、`;*川「そう!読み込みが早いわね!」
o川;*゚ー゚)o「クソメガネが戻ってきたらまるまる説明するから!」
从;゚∀从「うぃっす!男、高岡ハイン!保健室に向かいます!」
596
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:06:50 ID:fXdrx0Ls0
从;゚∀从「よいしょい!!手がふさがってるので誰かドア開けてください!!俺はアサピーさんみたいに足癖悪くないので!!」
|゚ノ;^∀^)つ「さり気なくDis入りましたわね!」ガラッ
三三三从;゚∀从「高岡!いっきまーす!」ダダダ
<_プー゚)フ「すげー。力持ちだー」
lw´- _-ノv「そうして彼らは星に…」
( ∵)「余計なフラグ立てないでください女神様」
597
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:07:44 ID:fXdrx0Ls0
―保健室
从;゚∀从(着いたのはいいけどおぶってるからドア開けられねぇ…レモナさん連れてくれば良かった)
从;゚∀从(ええい!ままよ!)ガラッ
从゚Xナ从「なんやドアを足で開けてはアカンよ」
从;-∀从「ごめんなさい…」
从゚Xナ从「ほんで今日はどないした?怪我か?体調不良か?それとも全身を改造されたか?」
从;゚∀从「あ、いやそうじゃなくて部活の先輩が倒れて…」
从゚Xナ从「背負ってるのアサピー君か。わざわざここまで運んできたんか。ご苦労なこった」
598
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:08:41 ID:fXdrx0Ls0
从゚Xナ从「倒れたっつーのは貧血?」
从;゚∀从「あーえっと…なんというか…」
从;゚∀从「アンモニア臭が鼻に入った衝撃で後ろに倒れ、頭をぶつけて気絶しちゃったんですよ」
从゚Xナ从「なんやそれ。まじ魑魅魍魎やな」
从 ゚∀从 (ごめんなさい嘘です)
从゚Xナ从「まぁええわ。ベッド空いてるからそこに寝しとき」
从;゚∀从「はい…」
从゚Xナ从「高岡君は部活戻る?」
从;゚∀从「いえ、ここで待ってます」
从゚Xナ从「分かった。それにしてもうちら髪型似てるな」
599
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:09:44 ID:fXdrx0Ls0
从 ゚∀从「よいしょっと…」
从;゚∀从「あ、やべっうつぶせに寝かしちゃった。まぁいいや」
从;-∀从 (…大丈夫かなぁ)
600
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:10:54 ID:fXdrx0Ls0
――――――――――――――――――――――――――
( ・∀・)『お母さん、おばけ追っ払うのはどうしたらいいのかな』
(゚、゚トソン『おばけが見えるんですか?』
( ・∀・)『見えるっていうか…視界の端にチラチラ居るって感じかな…』
( つ∀;)『僕…嫌だよ…おばけなんか見たくもないし怖いよ…お母さん…』グスッ
(゚、゚トソン『…………』
(゚、゚トソン『いいですか、お母さんの話をよく聞いてください』
(゚、゚トソン『おばけを追っ払うにはおばけなんか居ないって思い込むんです』
( つ∀;)『おばけを…?』
(゚、゚トソン『はい。アサピーがおばけを怖がってるから余計に見えてしまうのですよ』
(゚、゚トソン『お母さんも子供の頃はおばけが見えて怖い思いをしました。だから居ないと思い込めばおばけも諦めてどっか行っちゃいます』
( づ∀・)『…すぐ見えなくなる?』グスッ
(゚、゚トソン『それはちょっと難しいですね。でもいつか、絶対。おばけなんて居ないって思い続ければ忘れてしまいますよ』
( ・∀・)『じゃあ僕…頑張るよ…』
(゚、゚トソン『その域ですよ!もしものときおばけが襲うようになれば格闘技で反撃しなさい!』
( ・∀・)『うん…?』
(゚、゚トソン『まずは…チョークスリーパーとかがいいですね。相手の首をこう…』
(;・∀・)『お母さん!?』
――――――――――――――――――――――――――
601
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:11:50 ID:fXdrx0Ls0
( -∀-)「…………」
( -∀-) (懐かしい夢見たな…僕にもこんな時期あったっけ…)
( -∀-) (幽霊やお化けなんか居ないってずっと思い続けてたのに)
( -∀-) (なんで見えちゃうのかなぁ…嫌だなぁ…)
( -∀-) (ていうかここどこだろう。いい加減起きなきゃ…)
( ・∀・) パチッ
(;・∀・)「視界暗っ!?」ガバッ
从;゚∀从「あ、目が覚めた!」
602
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:13:29 ID:fXdrx0Ls0
(;・∀・)「高岡…?それにここは…」
从;゚∀从「保健室っス。アサピーさん気を失ってたんですよ」
(;-∀-)ゞ「…まじかぁ。まさかこんなところヒッキーに見られてないだろうね」
从;゚∀从「今日はお休みみたいです」
(;・∀・)「よかった。こんなところ見られたら記憶飛ぶまで殴ってるわ」
从;゚∀从「余計な被害増やさないでくださいよ!」
603
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:14:30 ID:fXdrx0Ls0
( ・∀・)「…まぁいいや。部室に戻るよ。僕の眼鏡は?」
从 ゚∀从「寝かせるときに外しました。どうぞ」
(-@∀@)ヾ「ありがとう。それじゃあ戻ろうか…戻りたくないけど」
从 ゚∀从「うっす」
604
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:15:16 ID:fXdrx0Ls0
从゚Xナ从「おりょ。もう目が覚めたんか」
(-@∀@)「はい。もう大丈夫なので部室戻ります」
从゚Xナ从「とりあえず安静にはしとき。お大事にな」
(-@∀@)「はい。失礼しました」
从 ゚∀从「たー」ガラッ
(-@∀@) (毎回思うけどなんでうちの学校の保健師はメカメカしいんだろう)
605
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:16:27 ID:fXdrx0Ls0
――――
―――――――
(-@∀@)つ ガラッ
('、`;*川「アサピーちゃん平気だった!?」
(-@∀@)「ちょっと意識ぶっ飛んでたけど大丈夫。…少しフラフラするかな」
|゚ノ;^∀^)「全然大丈夫じゃないですわ…とりあえず座ってくださいな」
(-@∀@)「そうするよ」
( ゚д゚ )「大丈夫でしょうか…?」
(-@∀@)「そうだねー100%お前のせいかなー」
( ゚д゚;)「うぐぅ…」
606
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:17:36 ID:fXdrx0Ls0
爪'ー`)「ずっと疑問に思ってたけどお前らってどういう関係なんだよ」
o川;*゚ー゚)o「そうよ!!気絶するレベルってやばいわよ!」
(-@∀@)「あー…話せば長くなりそうだけど簡潔にまとめれば僕のトラウマ」
( ゚д゚ )「…彼が小学生ぐらいのときに私達は1回お会いしてるのですよ」
(;-@∀@)σ「1回じゃないよね!?お前家にまでついてきたよね!?あっれ本当に怖かったんだからなお前!!」
( ゚д゚;)「ごめんなさいごめんなさい!!」
( <●><●>)「通常運転に戻りましたね」
ξ゚⊿゚)ξ「ある意味安心するわ」
607
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:19:50 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚ )「さっきもお話した通り、私とアサピー君は過去に1回お会いしてるのですよ」
( ゚д゚ )「最近の子供で私のこと見えるのは珍しいなーって思って、彼の後ろに見守る感じに。まぁ怖がれましたけど」
ξ゚⊿゚)ξ「ストーカーじゃねぇか」
(*‘ω‘*)「元祖ストーカー都市伝説のメリーさんが言うっぽ?」
( ゚д゚ )「…しかし時間が経つにつれ私のことを忘れたのでしょうか、怖がるどころかオカルト否定派に成長してましてねぇ」
( ゚д゚ )「なんだかんだで私のこと思い出してくれてよかったです」
(-@∀@)「よくないよふざけんなせっかく忘れてたのに」
('、`*川「…つまりはアサピーちゃんのトラウマと同時にオカルト否定派にさせた元凶みたいなものね」
o川*゚ー゚)o「なるほど。それでずっと認めなかった訳」
(-@∀@)「…認めたらまた現れそうだったから」
(*‘ω‘*)「認めなくても現れたっぽ」
(-@∀@)「…そうだね。あれ以来蛙はトラウマレベルになったよ。見るだけで気持ち悪くなる」
爪'ー`)「…前河川敷に行ったとき蛙見て青ざめてたらしいな」
( <●><●>)「ならばそれが原因で見えてしまったって可能性がありますね」
(;-@∀@)「…結局はヒッキーが原因じゃねぇか…」
608
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:20:43 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚ )「あの、せめて私のことを嫌いになるなとは言いませんが」
( ゚д゚ )「もう1回謝らせてください。…過去に私は貴方を怖がらせたうえにトラウマを植え付けてしまった」
( ゚д゚ )「だから…」
609
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:21:23 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚;)「ごめんなさい!!」
( ゚д゚;)「ずっと言いたかった!また会ったときに必ず言おうと思ってた!!」
( ゚д゚;)「まさかここまで性格を歪ませると思わなかったんです!!」
(-@∀@)「おい」
o川*゚∀゚)o
:('、`*川:
( <●><●>)ンンッww
(;ФωФ)ゴホンゴホン
(-@∀@)「笑うなお前ら」
610
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:22:34 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚;)「そんなワケで…和解の握手をさせてください!」レロンッ
(;´ー`)「舌で握手すんの!?」
( ゚д゚;)「えっ!?基本中の基本じゃありません!?」
ξ゚⊿゚)ξ「ひくわー」
Σ( ゚д゚;)
611
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:23:40 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚;)「しゃあひょうじょ!」
(;-@∀@)
(*‘ω‘*)「ドン引きしてるっぽよ」
(;-@∀@)「あー…そのですねー…」
(;-@∀@)「やっぱ生理的に無理です!!ごめんなさいッオェ」
ΣΣ( ゚д゚;)「しょんなぁ!!」
おわり
612
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:24:40 ID:fXdrx0Ls0
14話投下終了。次回で最終回です
613
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:25:51 ID:uJE7GBf60
乙
614
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:38:19 ID:jXT8uiIk0
おつ
おもしろかったー!
615
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:38:25 ID:cDTEOHcs0
まじで!!??
乙
616
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 23:19:08 ID:d6qN1Pn.0
おつ!
最終回とかまじか
本編終わっても不定期で続けて欲しい
617
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 23:48:16 ID:RSZIQXdk0
乙!
もう最終回なのか
618
:
名も無きAAのようです
:2016/02/29(月) 17:19:51 ID:pmTZaS.s0
ねーやん懐かしすぎw
619
:
名も無きAAのようです
:2016/02/29(月) 17:35:45 ID:8dnZyO6.0
マジ魑魅魍魎やな
ってセリフがすげーしっくりくる話だよな
620
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 22:51:22 ID:uENdjY620
小学生の頃からお化けとか幽霊とか非科学的な物は信じなかった。
……例えそれが見えてたとしても
だから徹底的に否定したんだ。『この世に幽霊も妖怪も存在しない』と
でもここ最近は…――
621
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 22:52:46 ID:uENdjY620
(-_-)「すいへーりべーぼくのふね……」ペラペラ
(-@∀@)「ものの二日で回復しやがったねお前って奴は」
(-_-)「うるさいなぁ。僕は熱が出たときは必ずとんこつラーメンを食べる程の食欲があるんだぞ!」
(-@∀@)「何その自慢……高熱出てるときなんかにこってりしたものなんか食べたくも想像したくもないわ……」
从;゚∀从「まぁそれが普通っスよね」
(;-_-)「えぇー……ハイン君は高熱のとき食べたいとか思わない?ビーフシチューとか?」ペラペラ
从;゚∀从「せめておかゆとかにしましょうよ!キツイっス!」
(;-_-)「なんで!?」
(-@∀@)「それが一般的な反応なんだよ。お前が変なの」
(-_-)「ひっどいなぁ……ななまがりしっぷすくらーくか……」ペラペラ
(-_-)「あ」
622
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 22:54:08 ID:uENdjY620
(*-_-)「都市伝説記録ノートが全部埋まった!!」ガタッ
(;ФωФ)そ「ぬぅあ!!我輩のトランプタワー、『バベルの塔』が!」 バッサァ
(;-_-)「あ、ごめんなさい‥…っていうかものすごく崩れそうな名前つけましたね!?」
(;ФωФ)「いや、いいのである。物はいつか壊れる運命。次は『ベルリンの壁』を……」
(;-_-)「なんで全部崩れるような名前つけるんですか!!」
623
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 22:54:54 ID:uENdjY620
('、`*川「それで、ヒッキーちゃんの都市伝説記録ノートが全部埋まったの?」
(-_-)「はい。全ページびっしりと」
('、`*川「よくやるわねぇホント」
o川*゚ー゚)o「好きなことには打ち込むタイプね」
(-_-)「これでもオカルト部ですから」
624
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 22:56:13 ID:uENdjY620
o川*゚ー゚)o「懐かしいわね。あの日のことちゃんと覚えてるわ。……ちょっとヒッキーのこと恨んでるのよ?」
(;-_-)そ「え!?なんか僕悪いことしましたか!?」
o川*゚ー゚)o「あの日、アンタがそんな計画さえ立てなければキューちゃんのトイレのドアは半壊されずに済んだのよ?」
o川*゚ー゚)o「今でこそはちゃんと修理してもらったけどさ」
从;゚∀从「……それはアサピーさんのせいじゃ」
(-@∀@)「否定はしない」
o川*゚ー゚)o「まぁ99.9%はクソメガネのせいなんだけど残りの1%はヒッキーよ。さっきも言ったけどあんなこと企画しなければドアは壊れなかったのに」
(;-_-)「……なんか申し訳ない気持ちが」
o川*゚ー゚)o「気にしないで!ちょっと恨んでるって言っても昔のことだし、今は全然気にしてないわよ!」
o川*゚∀゚)o「でもクソメガネ、アンタだけだは本当にダメダメだわwwwwww」
(-@∀@)「今も昔も変わらない程腹立たしいな。お前って奴は」
o川*゚ー゚)o「……だけど」
625
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 22:57:16 ID:uENdjY620
o川;*゚-゚)o「さ、最近はまぁ?き、嫌いではないわよ?別に」
o川;*゚-゚)o「ドア壊されたことはムカついたけどさ……アンタとの会話が楽しいっていうか……その……」モジモジ
o川;*゚-゚)o「居ないと寂しい?みたいな……」
(-@∀@)「そうなんだ。僕はお前が嫌い」
o川#゚ー゚)oイラッ
o川#゚Д゚)o「キューちゃんのデレ返せやああああああああああああああああああああ!!!」ガクガク
(-@∀@))"「はっはっはっはっ」ユサブラレ
从;゚∀从「せっかくキュートさんがデレたんだから仲良くしましょうよ!」
626
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 22:58:14 ID:uENdjY620
ξ゚⊿゚)ξ「科学室にツンデレは二人もいらないわ」ヌッ
そ从∀゚;从「わぁ!びっくりしたぁ!」
ξ゚⊿゚)ξσ「キュートちゃん、科学室にツンデレは二人もいらないわ!」カァァァァァ!!
o川;*゚ー゚)o「二回も言うな!ていうか別にツンデレとかじゃないし!」
(;-_-)
o川;*゚ー゚)o「『え……嘘でしょ!?』みたいな顔すんな!」
ξ;゚⊿゚)ξ
o川;*゚ー゚)o「お前もかあああああああああああ!!
627
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 22:59:33 ID:uENdjY620
――
――――――
o川; ー )oゼェ…ゼェ…
('、`*川「キュート大丈夫?」
(-@∀@)「科学室の水飲む?」
o川;*゚ー゚)o「飲めねぇだろ!!ざっけんな!!」
( <●><●>)「ペットボトルのお茶なら私持ってますが」
o川*゚ー゚)o「ホント?買って一ヶ月くらい経った醤油みたいに変色した緑茶とかじゃないでしょうね」
( <●><●>)「どんだけ私信用されてないんですか。さっき自販機で買ってきた新品ですよ」
o川*゚ー゚)o「サンクス。……よくその姿でお茶買えたわね」
( <●><●>)「どうせ私達の姿なんて実体出さなきゃ霊感持ちしか見えませんよ。よじ登れば解決です」
o川;*゚ー゚)o「下半身のない成人男性が自販機によじ登ってるとかシュールだなぁ」
三lw´- _-ノv「呼んだ?」シュビビン
o川*゚ー゚)o「呼んでない。帰れ」
lw´- _-ノv三 ショボボボーン
628
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:00:20 ID:uENdjY620
( <●><●>)「ほんで、ノートが全部埋まったワケですね」
('、`*川「それはさっき私が言ったわよ」
( <●><●>)「なんとなく二回言っとかないと話それそうなんで。それで最後に埋まったのが……」
(*‘ω‘*)「私だっぽ」
(-_-)「ですね。最後は八尺様で終わってます」
从 ゚∀从「あれ……もう一匹は……」
(-@∀@)「高岡」
从;゚∀从「……っとすいません」
629
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:01:19 ID:uENdjY620
(-_-)「何?なんか他に居たの?」
(-@∀@)「ナンニモイナイヨー」
(;-_-)「棒読みなうえにカタコトって怪しすぎるわ!」
<ゲコッゲゲッ
(;-_-)「しかも準備室の方から蛙の鳴き声g(;-@∀@)「僕には何も聞こえないなーなんだろうまだヒッキー君は熱が下がってないのかー病院行こうか!!!」
从;゚∀从(必死すぎる!!)
630
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:02:31 ID:uENdjY620
从;゚∀从「えーっと……」
从;゚∀从b「あ、あのアレっス!一昨日くらいにデルタ先生が科学準備室に蛙を飼い始めてそれで鳴き声が聞こえるってワケですよ!」
(-_-)「そうなの?アサピー蛙苦手なのに大丈夫なの?」
(;-@∀@) ビクッ
(;-@∀@)「な、鳴き声くらいなら平気だし……姿さえ見えなければ……」
(-_-)「なんか汗凄いけど」
(#-@∀@)「夏は汗をかくものなんだよ」
(;-_-)「えぇ逆ギレされた!!怒りのツボと笑いのツボが分からない奴だなぁ!!」
631
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:03:33 ID:uENdjY620
('、`*川(アサピーちゃんのトラウマってことで話し合った末科学室に置く代わり昼と夕方には準備室に引きこもってるのよね。牛の首並にタブーになってるけど)
爪'ー`) (おまけに蛙はステルス状態になってるぜ!まぁその方が恐怖感増すけどな!)
( ФωФ)(何やら伊藤とこっくりからよくわからぬテレパシーが……)
632
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:04:39 ID:uENdjY620
('、`*川「それで、ヒッキーちゃんはノートが埋まっても続けるのかしら?」
(-_-) 「…………」
(-@∀@) (続けるって言ったら塩酸飲ませる……)
(-_-)「いえ、続けるつもりはありません。これで終わりです」
('、`*川「……そうなの」
(;-_-)「そろそろテストも近いし……長々と続けられる自信とかないし……三年になったら忙しくなりそうだし……」
('、`*川「それじゃあヒッキーちゃん科学部来なくなっちゃうの?」
(-_-)「いや?全力で邪魔しに来て全力でアサピーに喧嘩売りますけど?」
(-@∀@)「いっぺんくたばれ」
633
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:05:44 ID:uENdjY620
o川*゚ー゚)o「ま、いいんじゃない?好きにすれば。私もハインが卒業するまでここを離れるつもりないし?」
('、`*川「えぇー……十数年は一緒に居ましょうよ……」
o川;*゚ー゚)o「廃校になるまで居座るつもりかアンタは」
('、`*川「だってこんなに楽しくて温かいの久しぶりだもん。ね、ワカちゃん?」
( <●><●>)「そうですね。私はある雪の日、凍える吹雪の中死んで行きました」
( <●><●>)「だから大人数でわいわい騒げるのはとても嬉しいです。あの時私を呼び出してくれたこと、感謝しますよ」
634
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:06:39 ID:uENdjY620
ξ゚⊿゚)ξ「……私もロマに会えたこと感謝してる」
o川*゚ー゚)o「あれ、ツンちゃん居たの?」
ξ゚⊿゚)ξ「ずっと後ろに」
(*‘ω‘*)「なんともホラー展開だっぽね。ぽっぽっぽ」
ξ;゚⊿゚)ξ「洒落怖代表の八尺様に言われてもなぁ……」
635
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:07:30 ID:uENdjY620
爪'ー`)「なんかほっこりしてきたけどここに来た都市伝説って何かしら不憫な目にあってるよな」
(*‘ω‘*)「そうなのかっぽ?新参だけど特に……」
爪'ー`)「俺もあんまりだけど」
o川*゚ー゚)o「まずキューちゃんがドア壊されてー」
('、`*川「そんで私が無視されてー」
( <●><●>)「虫あみで叩かれー」
( ФωФ)「回し蹴り食らったのである」
(*‘ω‘*)「Oh……」
爪;'ー`)「……古参組は大変だな」
636
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:08:41 ID:uENdjY620
(-_-)「あ、そうだ」
(-_-)「都市伝説記録ノートをアサピーにあげようじゃないか!」
(-@∀@)「ありがとう焚き火に使わせてもらうよ」
(;-_-)そ「ふざけんな!神聖なバイブルを焚き火だと!?」
(-@∀@)「そんな禍々しいバイブルがあってたまるか」
(-@∀@)「……それにそういうのはオカルト部が持ってた方がいいだろ」
(;-_-)「元々はお前にあげる予定だったんだけどなあ」
(-@∀@)「そんなもん貰ったって僕は認めるワケないだろ」
(-_-)「それもそうだね。『オカルト大好き!』とか言うアサピー気持ち悪いもん」
(-@∀@)「お前ホント嫌い」
637
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:09:41 ID:uENdjY620
从 ゚∀从「………」
从 ゚∀从「これで、終わりなんですね」
(-_-)「うん」
从 ゚∀从「怖かったけど俺は全体的に楽しかったっス」
(*-_-)「そう言ってもらえると嬉しいな」
(-@∀@)「やっとこの巻き込まれも終わると思うとスッキリするよ……あ、残りの都市伝説共は残りたいなら残りな」
('、`*川「全員残るわよ」
(-@∀@)「そう」
638
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:11:05 ID:uENdjY620
(-_-)「いや〜都市伝説がとうとう終わってしまったワケだから次はー……」
(-_-)+「ホラー映画鑑賞会といきましょうか」
(-@∀@)
(-@∀@)「は?」
(-_-)「いや『は?』じゃなくて、ホラー映画鑑賞会」
(-@∀@)「…………」
639
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:12:03 ID:uENdjY620
(#-@∀@)「ってめぇコラァァァァァァァ!!!表出ろやああああああああああ!!」
(#-_-)「上等だボケェ!!!無理やりでもホラー色に染めてやるからなぁぁぁぁぁぁ!!」
(#-@∀@)「やっと終わったと思ったのに…!!しかもお前さっきオカルト大好きになった僕が気持ち悪いとか言ってただろ!?どういう風の吹き回しだ!?」
(#-_-)「言いましたけど?確かに気色悪いけどその頑固頭にホラー要素を埋め込んで無駄口叩けないようにしてやるからなぁぁぁぁぁ!!」
(#-@∀@)「ざけんなカス!!」
(#-@∀@) (『ここ最近は楽しいと思えてきたし幽霊も妖怪もまぁ悪くはない』って言おうとしてたけど……取り消しにする!!)
640
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:13:15 ID:uENdjY620
(#-@∀@) (オカルトもホラーも嫌いだ!!)
(-_-#)オカルトとサイエンスのようです(#-@∀@)
〜おしまい〜
641
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:17:32 ID:.q4dOzPE0
乙乙!!最初からずっと読んでたぞ!!!
本当面白かった!
芋部も楽しみにしてる
642
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:19:38 ID:uENdjY620
これにて完結。短いようで長いような
割とボツネタ等が多いので近いうち何本か番外編を投下予定です
支援絵、レス等ありがとうございました!
643
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:26:10 ID:GW1zRecc0
本編終わってしまうけど番外編はあるのか!
楽しみにしてるぞ、乙
644
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:26:54 ID:uENdjY620
最後のおまけ
(*‘ω‘*)…八尺様:身長が2mあるけど本当は小柄な女の子になりたかった。みかん大好きオレンジ邪道。白ワンピは汚れが目立つっぽ
( ゚д゚ )…蛙の妖怪:見た目は某神隠し映画の蛙を一回り大きくした感じ。和解できるかと思ったら出来なかったよ!設定段階ではかなりのゲス
645
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:33:24 ID:944J1z2I0
乙、綺麗に終わってよかった
夏休みに突如出現した大妖怪とすったもんだする劇場版とか来ない?
646
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:44:53 ID:LVnRWwHE0
完結乙!
番外編も楽しみだ
647
:
名も無きAAのようです
:2016/03/07(月) 23:46:23 ID:zdRrh3vU0
完結乙
648
:
名も無きAAのようです
:2016/03/08(火) 11:15:04 ID:ACyXWASM0
http://bit.ly/1iCEP4a
649
:
名も無きAAのようです
:2016/03/08(火) 16:15:12 ID:Wh3Ql0/s0
>>624
99.9+1=100.9
650
:
名も無きAAのようです
:2016/03/08(火) 17:55:51 ID:IfwartIA0
1話から読んでたがキャラも濃くてたのしい話だった!!完結乙!
番外まってる
651
:
最終回
:2016/03/08(火) 20:14:21 ID:/lkawLT20
( ・∀・)「…僕はシベリアに戻るけど、お前はどうする?」
从 ゚∀从「俺も帰りますよ」
爪'ー`)y-「あ?帰る?」
从 ゚∀从「うん、僕もシベリアに戻ろうと思ってね」
爪;'ー`)y-「は、はぁああ!?なんでだよ!」
从 ゚∀从「最初からそのつもりだったんだ」
爪;'ー`)y-「なんだよ、それ…」
从 ゚∀从「何?」
爪'ー`)y-「せっかく、仲良くなれたのに…悲しいじゃねーかよ」
从 ゚∀从「……ツンデレキャラだったのか、フォックス」
爪'ー`)y-「あ?」
652
:
名も無きAAのようです
:2016/03/08(火) 20:16:44 ID:/lkawLT20
あああ、すいません、誤爆しました!
申し訳ありません!
653
:
名も無きAAのようです
:2016/03/08(火) 20:17:54 ID:R8fQRxnU0
よかった、何事かと思った
654
:
名も無きAAのようです
:2016/03/09(水) 10:08:09 ID:whLj5Tek0
もう番外編始まったかとおもった
655
:
名も無きAAのようです
:2016/03/09(水) 12:29:16 ID:EoJflbWY0
http://urx.red/rNLl
656
:
名も無きAAのようです
:2016/03/09(水) 12:48:57 ID:aG5B/FiE0
今流行ってます!
http://ur0.pw/syMu
657
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:12:01 ID:HY/lS9z60
>>649
よくよく見なくても計算ミスしてましたね……
658
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:12:42 ID:HY/lS9z60
番外編投下します
659
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:13:59 ID:HY/lS9z60
番外編:狐とキツネ
ミーンミンミンミー…
ジワジワジジワー…
('、`;*川「あっつ―――い!!」
('、`;*川「暑いわ!!なんでこんなに暑いのよ!!」
o川*゚ー゚)o「そりゃ夏だからでしょ」パタパタ
('、`;*川「キュートは暑くないの?」
o川;*゚ー゚)o「あっついわよ!うちわで扇いでも腕疲れるだけだし袖まくりまくってほぼノースリーブ状態だし!」
('、`;*川「ホントやってられないわ……」バッサバッサ
660
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:15:48 ID:HY/lS9z60
爪'ー`)「暑いのは分かるが男も居るからなースカートバサバサするなら表でやれー」
('、`;*川「いいのよスカートの下レギンスだし。別に見られても……」
爪'ー`)「だからってはしたないだろ」
('、`;*川「こんなクソ暑い時期にはしたないもあるか!スカートめくったままこっくりちゃん追いかけてやる!」タッタッタ
爪;'ー`)そ「ぎゃあ!そんな格好で向かってくんな!痴女かオメーは!」ササッ
ξ゚⊿゚)ξ「二人共うるさーい」
661
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:16:48 ID:HY/lS9z60
(*‘ω‘*)「ぽっぽっぽ。ペニサスの気持ちは分かるっぽ。夏場のスカートは蒸れるっぽよ」
('、`*川「ほれ見なさい」
爪'ー`)「そういうモンなの?穿いたことないから分かんねぇや」
o川*゚ー゚)o「穿いてたら大問題だろ」
('、`*川「その点八尺ちゃんやツンちゃんのワンピースは涼しそうね」
(*‘ω‘*)「おまけに帽子で太陽の光をガードっぽ」
ξ゚⊿゚)ξ「私はいつものワンピースだけど裸足のせいでそう見えるのかしら」
o川*゚ー゚)o「よくよく見たらキューちゃん以外の女性陣ワンピースじゃん……キューちゃんもワンピース欲しいなぁ」
爪;'ー`)「夏の女子会話が始まった!杉浦ー!」
662
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:17:47 ID:HY/lS9z60
(;+ω+)「なんであるか……」グデー
爪;'ー`)「早速のびてるな。大丈夫か?」
Ъ(;+ω+)「我輩より蛙の心配をした方がいいぞ」
( д )チーン
爪;'ー`)「蛙うううううううう!!」
663
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:19:07 ID:HY/lS9z60
(;゚д゚ )「ゲロ!三途の川の向こうに50年前食べたおじいちゃんがおいでおいでと!」
爪;'ー`)「道連れにされかけてるじゃねーか」
( ゚д゚ )「彼にはお孫さんが居ましてね……」
爪;'ー`)「重たい話に持っていくのはやめろや!」
(;゚д゚ )「まぁお孫さんには食べずに見逃しましたけど。それに蛙は暑さと乾燥には弱いのですよ……おまけにここ数日は晴天ばかり……」
(;ФωФ)「蛙じゃなくてもこの暑さは誰でもキツいぞ」
(;゚д゚ )「ですよね。私そろそろ蛙の干物になりそうです」
爪'ー`)「伊藤ー!なんか冷たい飲み物とかないのかー?」
('、`*川「シューちゃん達がお冷持ってくるって」
爪'ー`)「把握。ちょっと様子見てくるわ」
ξ゚⊿゚)ξ「とか言ってタバコ吸いに行くんでしょ」
爪;'ー`)「そ、そんなことねぇってー」ガラッ
664
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:19:47 ID:HY/lS9z60
(;+ω+)グデー
ξ゚⊿゚)ξ「………」
ξ゚⊿゚)ξづ ナデナデ
(;ФωФ)「ツン?」
ξ*゚⊿゚)ξ「別に心配してるわけじゃないし。撫でてるだけだし」
(*ФωФ)「そうであるか」
( ゚д゚ )「あの、私にはナデナデしてくれないんですかね?」
ξ゚⊿゚)ξ「なんか生理的に無理」
(;゚д゚ )「そこまで言いますか!?今日の私麦わら帽子被っててプリチー☆みたいな!」
ξ゚⊿゚)ξ「なんかヌメヌメしてそうだし……」
(;゚д゚ )「ヌメヌメしてませんよ!」
665
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:20:27 ID:HY/lS9z60
( ∵)づ「ではビコーズがナデナデしてさしあげましょう」ナデナデ
( ´д` )「ゲコォ………」
( ∵)「なんですかその微妙なお顔は」
666
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:21:11 ID:HY/lS9z60
lw´- _-ノv「おまたせー」ガラッ
<_プー゚)フ「おたませー」
o川;*゚ー゚)o「おー待ってた……ってなんつーカッコしとんじゃお前は」
lw´- _-ノv「うん?テケテケのTシャツについてかい?」
( <●><●>)「見た目が暑いと言われてTシャツに着替えされましたよ」
o川;*゚ー゚)o「いやそっちじゃなくて!いやまぁワカッテマスさんのTシャツも珍しいけど!」
lw´- _-ノv「それじゃあ普段見ない僕のお馬テール、もといポニーテールかいかい?」
o川;*゚ー゚)o「そうでもなくって……」
667
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:22:07 ID:HY/lS9z60
o川;*゚ー゚)o「なんでスクール水着着てんのよ!」
lw´- _-ノv「クールビズ。」シレッ
o川;*゚ー゚)o「そんなプール行くみたいな格好で校内をうろつくな!」
(*‘ω‘*)「随分思い切ったっぽね」
lw´- _-ノv「いくら女神でも暑いものは暑いからねん。そういえばさっき廊下ですれ違った狐君が顔真っ赤にして逃げてったなぁ」
lw´- _-ノv「鼻血まで出しちゃって!酷いね!ぷんすか!」
o川;*゚ー゚)o「お前が原因だよ!」
('、`*川「もうちょっと食べた方がいいんじゃない?」
lw´- _-ノv「痩せ型体質だからなー」
o川;*゚ー゚)o「ツッこむところそこじゃなーい」
668
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:23:03 ID:HY/lS9z60
lw´- _-ノv「おっと。折角キンキンに冷やしてきたお水一リットル持ってきたから冷たいうちに配らなきゃね」
<_プー゚)フ「配るの手伝うぜ!」
lw´- _-ノv「助かるヨーグルト。エクスクラメーションマー君」
<_;プー゚)フ「エークースートー!本名の方が短いよ!」
669
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:24:06 ID:HY/lS9z60
( ゚д゚ )「私はそのまま流し込んでください」ベローン
<_プー゚)フ「お、おう。そのままでいいんだな」ダバババ
(0゚д゚ )ウルオイーン
('、`*川(心なしか潤ってる……)
<_;プー゚)フ「ぎゃ!ちょっとこぼした!」
( <●><●>)「何やってるんですか。はいタオル」ゴシゴシ
<_プー゚)フ「自らタオルに……!」
670
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:24:55 ID:HY/lS9z60
lw´- _-ノv「よしこちゃん。全員に行き届いたかな?」
<_プー゚)フ「おふざけしてる間に配り終わってた……」
( ФωФ)「まだこっくりが戻っておらんぞ」
lw´- _-ノv「あら、どこまでタバコ吸ってきてるのかすら」
イ从゚ ー゚ノi、「それに私まだお冷貰ってないわよ」
lw´- _-ノv「そいつはすまねぇ……って」
イ从゚ ー゚ノi、
lw´- _-ノv
671
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:27:08 ID:HY/lS9z60
lw´- _-ノv「なんだチミは!」
イ从゚ ー゚ノi、「玉藻前……は昔使ってた名前ね。今はお銀とでも名乗ればいいかしら」
( <●><●>)「クレヨンしんちゃんに居そうな名前ですね」
('、`*川「また新参ちゃんが増えるのねぇ。アサピーちゃん怒るかなぁ」
o川*゚ー゚)o「前に比べれりゃ普通に会話してくれるようになったし大丈夫じゃない?」
イ从;゚ ー゚ノi、「ちょちょちょちょ!もっといい反応しなさいよ!私玉藻前よ!白面金毛九尾の狐よ!」
( ФωФ)「今頃狐が一匹増えた所で何も思わんである」
ξ゚⊿゚)ξ「こちとら地方の都市伝説だの妖怪だの集まりだもん」
イ从;゚ ー゚ノi、「えええええええええ!?」
672
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:28:41 ID:HY/lS9z60
lw´- _-ノv「さて、冗談はよしこちゃんとして。玉藻前さんよ。危害を加えようならそれなりの対応をしてもらうぞ」
o川*゚ー゚)o(そのフレーズ気に入ったのかな)
(*‘ω‘*)「それにこっちには最終兵器として蛙の妖怪が居るっぽよ!」
(;゚д゚ )「ゲコッ……狐はちょっと……」
イ从゚ ー゚ノi、「ふふっ。好戦的な子は好きよ?だけでそんな目的で遊びに来たんじゃないの」
イ从゚ ー゚ノi、「ここらへんに強い妖気やらを感じたから覗いてみただけ。安心なさいな」
lw´- _-ノv「それなら歓迎するぞ!いきなり怪しい狐が紛れ込んでるでびっくりドンキー」
o川*゚ー゚)o「アンタの格好も十分怪しいわよ」
673
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:30:37 ID:HY/lS9z60
( ∵)「そういえば玉藻前って倒されると殺生石って言う臭い石になりますよね」
('、`*川「最後っ屁ってやつね」
ξ゚⊿゚)ξ「うわっ……」
イ从;゚ ー゚ノi、「屁じゃないから!硫化水素だからね!?毒ガスだからね!?」
<_プー゚)フ「つまり屁……!」
イ从;゚ ー゚ノi、「屁じゃないってば!」
イ从;゚ ー゚ノi、「ったく本当緊張感の欠片もないわねここの子達……」
674
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:33:23 ID:HY/lS9z60
イ从゚ ー゚ノi、「あ、そういえばさっきもう一匹狐が居るって言ってたわね」
lw´- _-ノv「居るんば居るんば。そろそろ帰ってくると思うんだけど」
爪;'ー`)「クソ……ひどい目にあった……」ガラッ
lw´- _-ノv「あ、帰ってきた」
イ从゚ ー゚ノi、
爪'ー`)
イ从゚ ー゚ノi、
イ从^ ー^ノi、「久しぶりぃ」ニタァ
爪;'ー`)「うぎゃあああああああああああああああ!!俺に安息の地はないのかあああああ!!」
イ从゚ ー゚ノi、「何よぉ。数百年ぶりの再会なのに怯えることないじゃないのよフォックス」ワキワキ
('、`*川「フォックス?」
爪;'ー`)「俺の本名」
('、`*川「ほーう。じゃあ今度からフォックスちゃんて呼ぼー」
675
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:34:20 ID:HY/lS9z60
<_プー゚)フ「ほんで知り合いかー?」
爪;'ー`)「知らない知らない!あんな変態狐知らない!」
(;ФωФ)「知ってるではないか」
( <●><●>)「何げに昔馴染みや知り合いの妖怪や幽霊だったパターン多いですよね」
―――――
――――――――
676
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:35:37 ID:HY/lS9z60
イ从゚ ー゚ノi、「いやぁびっくりだわ。まさかフォックスがここに居たなんてさ」
イ从^ ー^ノi、「昔いっぱい遊んだもんねー」
爪;'ー`)
イ从^ ー^ノi、「ねぇ〜?」
爪;'ー`)「………」
( ∵)「怯えてますけど」
イ从゚ ー゚ノi、「いやね、この子弟みたいですっごーっく可愛いんだけどさ」
<_プー゚)フ(何か嫌な予感がする)
イ从゚ ー゚ノi、「その分すっごーっくウブちゃんだから体触るだけで逃げるんだもん」
爪;'ー`)「お前の手つきがいやらしいんだよ!怖いし!」
イ从゚ ー゚ノi、「フォックスは耳と尻尾の付け根が弱いわね」
爪;'ー`)「ほらすぐそんなこと言う!怖い!」
o川;*゚ー゚)o「結果的にアンタとんでもビッチじゃねぇか!!」
( ФωФ)「ツンの教育上あまりよろしくない輩だな……」
イ从゚ ー゚ノi、「勘違いしないでよぉ。気に入った男しか食わないの」
o川;*゚ー゚)o「それをビッチって言うんだよ!」
677
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:36:35 ID:HY/lS9z60
<_;プー゚)フ「ツ、ツン!俺と一緒に水遊びしない?」
ξ*゚⊿゚)ξ「する」
<_;プー゚)フ「じゃあ今すぐ行こうかー!今日は猛暑日だからなー!」
ξ*゚⊿゚)ξ「ホース持ってこなきゃね!」ガラッ パタン
イ从゚ ー゚ノi、「ほほう。あのおばけなかなかやるわね。純粋な子に汚れた大人の話を聞かせないようにと……」
o川*゚ー゚)o「話そうとすんなし」
イ从゚ ー゚ノi、「アンタは水遊びしに行かないの?見た感じ小学生だし」
o川*゚∀゚)o「こう見えても立派な大人なのでー!」
イ从゚ ー゚ノi、「ちびっこが背伸びしてるようにしか見えないわよ」
o川#゚ー゚)o「んだコラ狐ビッチババア!!」
('、`;*川「こーら」
678
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:37:41 ID:HY/lS9z60
イ从゚ ー゚ノi、「まぁさっきも言ったとおり1000年ちょっと前は男食い漁ってたワケだけど」
( ゚д゚ )「奇遇ですね。私もいっぱい食べてました」
lw´- _-ノv「僕もからあげのつまみ食いをいっぱいしてました」
爪;'ー`)「お前ら『食べた』は別々だろ。女神に至っては別すぎるし」
イ从゚ ー゚ノi、「今は年取っちゃって、性欲もそんなに……」
爪;'ー`)「500年ちょっと前襲ってきたのは?」
イ从;゚ ー゚ノi、「あ、あれは発情期で……」
o川;*゚ー゚)o「生々しい話やめろ狐共!」
('、`*川「……ヒッキーちゃん達居なくてよかったわね」
o川;*-ー-)o「全くよ!」
679
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:39:47 ID:HY/lS9z60
lw´- _-ノv「ほにょにょにょ……」
イ从゚ ー゚ノi、「何?私の顔になにかついてる?」
lw´- _-ノv「いや、ずっと思ってたけどその着物暑くないの?」
イ从;゚ ー゚ノi、「暑いわよ。暑いの苦手だけどこれしか服ないんだもの」
lw´- _-ノv「ならば!タラバ!家庭科室に僕のTシャツと半ズボンがあるんだけど着てかない?涼しいぞよ」
イ从*゚ ー゚ノi、「本当?現代の服って興味あるの私」
lw´- _-ノv「じゃあ試着してみますお客さん?一名様家庭科室ご案内しちゃいます?」ガラッ
(;ФωФ)「その前にお前はちゃんとした服を着てこい!」
―――――
―――――――……
680
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:41:07 ID:HY/lS9z60
('、`*川「……てことがあってね」
(-@∀@)「何もしなくても引き寄せられるのかよ。この部屋はゴキブリホイホイか」
('、`;*川「言い方を自重しなさい。それですっかりTシャツフェチになっちゃって」
(-@∀@)「最終的に住み着いたと」
('、`*川「そういうこと。……なんかごめんなさいね」
(-@∀@)「伊藤さんが謝る必要はないでしょ」
681
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:41:53 ID:HY/lS9z60
イ从゚ ー゚ノi、「ねぇ〜?高岡君だっけ?これからお姉さんと遊ばなぁ〜い?」
从;*゚∀从「あ……いや、その」
(-@∀@)「少なくとも学校の関係者に手を出すのはやめろよ」
イ从゚ ー゚ノi、「それじゃあフォックス!」
爪;'ー`)「嫌だよ!」
(-@∀@)「……なんでまぁこう個性的というか変なのしか集まらないんだか」
(-_-)「自分も十分変人の癖に」ボソッ
(-@∀@)「ブーメラン突き刺さってるぞ」
おわり
682
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 22:44:24 ID:HY/lS9z60
>>645
を見てなんとなくネタが思いついたので投下。次回も近いうちに
683
:
名も無きAAのようです
:2016/03/10(木) 23:15:32 ID:OCDLOi860
乙乙
684
:
名も無きAAのようです
:2016/03/11(金) 01:25:29 ID:o6RixzIo0
乙!
685
:
名も無きAAのようです
:2016/03/11(金) 01:26:36 ID:Iv9hhsvo0
なんだかんだ続いてくれることに安堵してる
乙
686
:
名も無きAAのようです
:2016/03/11(金) 09:36:32 ID:zxdqDddo0
ビッチ大妖怪と吸った揉んだしたいよう
687
:
名も無きAAのようです
:2016/03/11(金) 15:48:11 ID:idwNCXbg0
数年後、それぞれ科学部とオカルト部の顧問となり仲良く小競り合いを続ける二人の姿が……
……みたいな?
688
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:09:02 ID:H/rEf5jU0
番外編:キョンシー
( ´_ゝ`)「ひゃっほーう!!夜じゃ夜じゃあー!!満月じゃあー!!」
( ´_ゝ`)「体が動くぞー!!口も自由に閉じたり開いたりできるぞー!!」
( ´_ゝ`)「おとじゃー♪さあお前のでっばんなのーよー♪」
(´<_` )「うるせぇ変な替え歌で盛り上がるな。近所迷惑だ」
( ´_ゝ`)「安心しろ。ここら一帯は人通りも少ないし家もないだろ」
(´<_` )「兄者が無駄に遠吠えとかするから変な噂流れるんだよ」
( ´_ゝ`)「なんと!それはすまなかった。自重するワオーン!」
(´<_` )「ねぇ俺の話聞いてた?」
689
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:10:11 ID:H/rEf5jU0
( ´_ゝ`)「まぁそれはさておき。この前のボール遊びの続きをするぞ吽形」
(´<_` )「了解だ阿形。ウルトラハイパースペシャルアタックとか言って変な所飛ばすのだけは勘弁な」
( ´_ゝ`)「同じ失敗は繰り返さないから安心しろ。てりゃー!」ポーン
(´<_` )「ナイスボール……ほい」ポーン
( ´_ゝ`)「かーらーのー」
( ´_ゝ`)「ストーンヘッドスクリュー!!」ベコッ!!
(´<_` )「ただのヘディングだろうが!また変な所飛ばしやがってこの野郎」
( ´_ゝ`)「メンゴメンゴ☆ お詫びに俺の肉球をぷにぷにする権利をさずけよう」
(´<_` )「俺達に肉球なんかないだろ。……ったくこのバカは」ガサガサ
( ´_ゝ`)「なんだかんだで吽形がボール取ってくれるから優しいな」
690
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:11:03 ID:H/rEf5jU0
( ´_ゝ`)" ピクッ
( ´_ゝ`)(この感覚……前にもあったような。いやしかし今回は違うな)
( ´_ゝ`)(何か異臭がする……腐臭だなこりゃ)スンスン
(´<_` )「取ってきたぞー。……ってどうした阿形。ボーッとして」
( ´_ゝ`)「いやなんだか腐臭がしてだな。お前も何か気配を感じないか?」
(´<_` )「別に」
( ´_ゝ`)「なんだよお前!前も俺が何か嫌な物を感じたとき全く気づかないしよ!犬なんだから嗅覚は鋭い方だろ!」
(´<_` )「石ころに嗅覚もクソもないだろ」
( ´_ゝ`)「そうだけどさ!そうだけどさ!もっとこう……ノれよ!50年以上もコンビ組んでるんだから!」
691
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:12:10 ID:H/rEf5jU0
( ´_ゝ`)「しかも俺達はアレだぞ?俺がミーだったらお前がケイで俺が浜田だったらお前は松本で稲葉だ!」
(´<_` )「ピンクレディーかダウンタウンかB'zかでハッキリしろよ」
( ´_ゝ`)「とにかく!俺が『何やら不穏な気配がする…』って言ったら弟者は『そうだな……久々に本気を出すか……』って気だるそうに反応しろよ!強キャラ感出したい!」
(´<_` )「ただの願望じゃねぇか」
( ´_ゝ`)「本当に昔からノリ悪いんだから……ていうか本格的に臭ってきたんだけど!クサ!鼻曲がりそう!」
(´<_` )「俺全然臭わない」
( ´_ゝ`)「弟者絶対ブルーチーズとかくさやとか平気で食えるタイプだよ……まぁ石に味覚はないが
692
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:13:10 ID:H/rEf5jU0
ピョン ピョン
( ´_ゝ`)「ほら足音も聞こえてくる!段差をうさぎ跳びするような音が!」
(´<_` )「確かに足音は聞こえるが……ていうか俺達元の場所に戻った方がいいんじゃないか?」
( ´_ゝ`)「そうだな。もしかしたら一ヶ月風呂入ってない人間かもしれん」スタッ
(´<_` )「神社に願掛けする人間に悪い奴は居ないさ」スタッ
ピョン ピョン
【+ 】ゞ゚)「………」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
693
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:14:45 ID:H/rEf5jU0
(´<_` )「なぁ兄者。なんかこの人肌青白くね?」
( ´_ゝ`)「しかもなんか両腕を前に突き出してるぞ。先頭の人は腰に両手をつけるのが基本だろ?」
(´<_` )「前ならえの話じゃなくて。……どうやらこいつ人間じゃないぞ」
( ´_ゝ`)「いや、人間だよ。"元"な」
(´<_` )「元人間ときたか。見た目はまんまだしな。おかしいのは様子だけだ」
( ´_ゝ`)「あ、思い出した。あいつキョンシーって言う中国の妖怪だよ。動き回る死体だ」
( ´_ゝ`)「しかし死後硬直してるせいか関節が曲がらなくて飛び跳ねての移動しかできないんだ」
(´<_` )「つまりゾンビってワケか。ラクーンシティーに帰れ!」
( ´_ゝ`)「いや別に傘マークの製薬会社からのじゃないから。ゾンビとキョンシーって違うから」
694
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:15:29 ID:H/rEf5jU0
【+ 】ゞ゚)「ヴヴー………」
(´<_` )「唸ってるぞ」
( ´_ゝ`)「ならばこっちも唸り返そう。ヴ〜……」
【+ 】ゞ゚)「ヴ〜……」
( ´_ゝ`)「ガルルル……」
【+ 】ゞ゚)「ヴア"ァ"ァ……」
(´<_` )「犬の喧嘩かよ」
695
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:16:35 ID:H/rEf5jU0
【+ 】ゞ゚)「ドガァ!!」バッ
( ´_ゝ`)彡「うわぁ!ジャイアンみたいな怒り方した!」ヒョイ
【+ 】ゞ゚) ガブゥ
(´<_` )「そして全く関係ない俺が噛まれたああああああああ」
( ´_ゝ`)「吽形おおおおおおおお!!俺達全く表情が変わらないから緊張感がわかないぞおおおおおお!!」
(´<_` )「そっちじゃねぇよおおおおおおおおおお」
696
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:17:38 ID:H/rEf5jU0
【+ 】ゞ゚) ガジガジ
(´<_` )「齧るんじゃない!!痛くもないけどなんか嫌だ!!」
【+ 】ゞ゚)「血………血がホシイ………肉……食べたい……」
(´<_` )「血も肉もねぇよ!!中身も石だよ!!ていうか見てないで助けろ阿形!」
( ´_ゝ`)「ここで俺の新技を見せる時が来たようだな!」
(´<_` )「お前の新技とか誰も興味ないから早くしろ」
( ´_ゝ`)三○#)_ゞ )・'.。゜
「10倍増し増しわんわんパンチ!!」ドグシャア!!
(´<_` )「名前の割に相当ダメージ入ったな」
697
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:18:31 ID:H/rEf5jU0
(#)_ゞ ) キュー
(´<_` )「ふぅ……とりあえず助かったぜ」
( ´_ゝ`)「俺もびっくりした……って」
(#)_ゞ )
( ´_ゝ`)「こいつ動かないぞ」
(´<_` )「ホントだ。まるでオブジェだな」
( ´_ゝ`)「こんな臭いオブジェ嫌だなぁ……で、こいつどうする?」
(´<_` )「埋めるか」
( ´_ゝ`)「うーん。埋めてもいいんだけど神社の近くで死体が埋まってるってもなんか……」
698
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:19:20 ID:H/rEf5jU0
( ´_ゝ`)「とりあえず復活させて話し合ってみるべ。まずは教会に向かうべきか?」
(´<_` )「ドラクエじゃあるまいし。確かさっき札みたいなの額に付けてたよな」
( ´_ゝ`)つ【+ 】「これか」
(´<_` )「それだな。俺噛まれるの嫌だから兄者付けてこい」
( ´_ゝ`)「ちぇーめんどくせぇー。まぁ噛まれたら10倍増し増しわんわんパンチ喰らわすけど」ペトッ
【+ 】ゞ゚) パチッ
(´<_` )「おっ、目が覚めたな」
【+ 】ゞ゚)「血……血……おなか……スイタ……」
(´<_` )「起きても相変わらずだな。血の代わりにケチャップでも吸ってろ」
699
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:20:19 ID:H/rEf5jU0
( ´_ゝ`)「血はないけど代わりになる物は一応あるぞ」ザカザカ
(´<_` )「おい、土の下に人間の死体が埋まってるとかそういうのじゃないだろうな」
( ´_ゝ`)「んな物騒な。えーっと確か……あったあった」
( ´_ゝ`)「ほねっこ!」
(´<_` )「……なんでそんなの隠し持ってたんだ兄者」
( ´_ゝ`)「前ヒッキーに貰ったんだよね。まさかこんなことを予想してアイツは……!」
(´<_` )「偶然の産物だろ」
700
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:21:07 ID:H/rEf5jU0
( ´_ゝ`)「てことでキョンシー。血肉はないけどほねっこはあるぞ」ポイッ
(´<_` )「せめて手渡ししてやれよ」
( ´_ゝ`)「腕ごと持ってかれそうだからヤダ」
(´<_` )「なんとなく分かる」
【+ 】ゞ゚)バリバリバリ
( ´_ゝ`)「おーおー凄い食いっぷりだ」
【+ 】ゞ゚) カンショク
(´<_` )「数分で完食したな。ピラニアみたい」
701
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:21:56 ID:H/rEf5jU0
【+ 】ゞ゚)「謝謝。とりあえず腹は満たされました」
(´<_` )「阿形!こいつ中国語話したぞ!」
( ´_ゝ`)「そりゃ中国の妖怪なんだから中国語くらい喋るだろ。……さっきよりはまともに会話できそうだな」
【+ 】ゞ゚)「あー…あー…。大丈夫ですね」
【+ 】ゞ゚)「紹介遅れました。キョンシーのオサムというものです」
( ´_ゝ`)「こりゃどうも。狛犬の阿形。もとい兄者です」
(´<_` )「そんな片割れ狛犬の吽形。もとい弟者です」
【+ 】ゞ゚)「祝好。さっきは齧ってしまってすいませんね弟者さん」
(´<_` )「あー……べ、別に気にしてないぞ」ススス
( ´_ゝ`)「とか言いながら距離を離すんじゃないぞ」
702
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:23:04 ID:H/rEf5jU0
( ´_ゝ`)「してオサムとやら。何故中国妖怪がこんなジャパニーズの街中に?」
【+ 】ゞ゚)「それがよく分からないんですよね。気づいたらゴミ捨て場に居ました」
(´<_` )「ゴミ捨て場に死体遺棄かよ。物騒だな」
(´<_` )「というかゴミ捨て場に居たなら近隣の人間にバレたりしないのか」
【+ 】ゞ゚)「朝昼夕は土の中で隠れてましたから見つかったりは……まぁ死臭は隠せないのでゴミ溜め近くに」
(´<_` )「ふむふむ」
【+ 】ゞ゚)「最近はロクにご飯も食べられなくてですね……おまけに満月の夜。もう暴走モードですよ」
( ´_ゝ`)「使徒を……喰ってる…!」
(´<_` )「お前はいちいちパロディー挟まないと気がすまないのか」
【+ 】ゞ゚)「ははは。面白い方達ですね」
703
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:23:59 ID:H/rEf5jU0
( ´_ゝ`)「だって俺達50年以上は一緒だからな。まさに阿吽の呼吸ってヤツよ。……どっこいせ」スタッ
(´<_` )「何があろうが俺達狛犬はどちらかが欠けてちゃいけないし」スタッ
( ´_ゝ`)「さてオサムよ。これから朝が始まる。これでお別れだ」
(´<_` )「ぶっちゃけ戻っても会話できるけど眠くて眠くて」
【+ 】ゞ゚)「石でも寝るんですか」
( ´_ゝ`)「まぁな。……そろそろタイムリミットだ」
(´<_` )「前みたいにボール遊びしたまま朝日が登ったみたいなのはごめんだぜ」
( ´_ゝ`)「たった一晩だけど、楽しかったぞ」
704
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:24:50 ID:H/rEf5jU0
【+ 】ゞ゚)!
【+ 】ゞ゚)「はい!僕もとってもたのs タイヨウノヒカリドバー
【+ 】ゞ゚:;「あ」
【+ 】ゞ::.. サラサラ
( ´_ゝ`)
(´<_` )
(´<_` )「嘘だろ!?」
( ´_ゝ`)「そういえばキョンシーって日の光に当たるとアウトなんだっけ」
おわり
705
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:27:57 ID:H/rEf5jU0
>>687
(*-_-)つ「なーはっはっはー!科学部諸君!元気にしてるかー!」ガラッ
ζ(゚ー゚;*ζ「きゃ!びっくりした!なんで小森先生が科学部来てるんですか!?」
(;-_-)「あ、ごめん……つい昔の癖が抜けなくて」
ζ(゚、゚*ζ「もー…用があるのは小森先生じゃなくて朝日先生の方です!」
(;-_-)「生徒にボロクソ言われた!」
ζ(゚ー゚;*ζ「そこまで言ってませんよ!人聞きの悪い!」
706
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:28:42 ID:H/rEf5jU0
_
( ゚∀゚)ノシ「お、小森先生だやっほー。世界史教えてくれ!」
(-_-)「『教えてください』でしょ?」
_
(;゚∀゚)「……教えてください」
(-_-)「よろしい。でも世界史って暗記さえすれば点数取れると思うんだけどなぁ」
ζ(゚ー゚*ζ「そうだよ長岡君。教科書とノートぺらぺらっと復習すればいけるって」
_
(;゚∀゚)「その暗記が出来ねぇんだよ!世界史得意なヤツに言われると凹むわ!」
707
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:29:32 ID:H/rEf5jU0
ζ(゚ー゚*ζ「ふっふーん。歴史は好きですからね!逆に私の敵は数学ですよ数学」
ζ(゚ー゚;*ζ「あの憎き小数点さえ……小数点さえ無ければ……」
_
( ゚∀゚)「小数点無くてもボロボロじゃん」
ζ(゚、゚;*ζ「それは言わない約束だよ!!」
(;-_-)「とりあえず長岡君には世界史のプリント用意しとくから」
_
( ゚∀゚)「うぃーっす……」
708
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:30:36 ID:H/rEf5jU0
(-@∀@) ガラッ
ζ(゚ー゚*ζ「あ、先生来た」
(-@∀@)「用ってなんだい部長」
(-@∀@)「……ってなんで小森先生がここに居るんですか」
(;-_-)「人の顔見た瞬間嫌な顔するのやめてくださいよ!メンタル削れる!」
(-@∀@)「アンタは昔からメンタルは強い方でしょう。自分の持ち場に帰ってください」
(-_-)「今日オカルト部ないんで暇なんですー」
ζ(゚ー゚;*ζ「あのー……」
(-@∀@)「ああごめんね。この人が邪魔するから」ゲシゲシ
(;-_-)「肘鉄……肘鉄はやめ……うげっ」
709
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:31:51 ID:H/rEf5jU0
ζ(゚、゚*ζ「えっと、部活の活動予算についてなんですけど」
ζ(゚、゚*ζ「具体的にここなんて埋めればいいんですかね?」
(-@∀@)「その部分は自分達が部活に必要な物を話あって決めればいいよ。難しく考える必要はないさ」
ζ(゚ー゚*ζ「そう言われてもなー……長岡君何か部活に必要な物とかある?」
_
( ゚∀゚)「おっぱい」
ζ(゚ー゚;*ζ「そんなの部活に必要にないよ!」
710
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:33:00 ID:H/rEf5jU0
イ从゚ ー゚ノi、「ほほう」ヌギッ
(;-_-)そ
(;-_-) ミイ从#)゚ ー゚ノi、「そこの坊やの期待に答えて私の豊満ボディを見せてあげあぁん!!」ペシーンッ!!
と彡
(-@∀@)ハァー……
人('、`;*川 ゴメンナサイ
Ъ(-@∀@)「とりあえずその変態は連れてけ」ボソッ
"('、`;*川 コクコク
('、`;*川つイ从;゚ ー゚ノi、<イヤアアアアアアアン
711
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:34:02 ID:H/rEf5jU0
_
( ゚∀゚)「小森先生どうしました?突然何もない所にビンタして」
(-_-)「ちょっと虫が飛んでたから……」
_
( ゚∀゚)「今の時期は蚊が多いっすからねぇ」
(-_-)「そうだね。嫌になっちゃうね」
ζ(゚ー゚*ζ「……よし!あらかた内容は分かりました!」
(-@∀@)「それはよかった。ちなみに提出日は?」
ζ(゚ー゚*ζ「来週の月曜日までです」
(-@∀@)「ならまだ時間はあるね。四時半から職員会議始まるからそろそろ戻らなきゃ。明日の放課後までにはハンコ押しておくから」
ζ(゚ー゚*ζ「はーい」
(-_-)「なら僕もそろそろ戻らなきゃ」
(-@∀@)「さっさと戻ってください」
(;-_-)「ほんっと昔から態度変わりませんねぇ!?」ガラッ
パタン
712
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:34:44 ID:H/rEf5jU0
_
( ゚∀゚)「小森先生と朝日先生ってうちが母校でおまけに同級生だったってのは聞いたことあるんですけど仲悪いんですね」
(-@∀@)「昔に比べりゃまだいい方だよ?」
ζ(゚ー゚;*ζ「……まぁ一方的に朝日先生がズケズケ毒吐いたりしてますし」
(-@∀@)「高校時代なんて目が合っただけでも喧嘩するレベルだったけどなぁ。あ、職員会議始まるから僕は戻るよ」
ζ(゚ー゚;*ζ「あ、すいません長々と……」
('、`*川 ワタシモツイテクー
ζ(゚、゚*ζ
713
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:35:28 ID:H/rEf5jU0
ζ(゚、゚*ζ「あの、最後にいいですか?」
(-@∀@)「手短に」
ζ(゚、゚*ζ「先生の隣に綺麗な黒髪の女の人……結構口が裂けてますけど何か心当たりは?」
(-@∀@)
(-@∀@)「……津出、ちょっと勉強のしすぎで疲れてないかい?学校のことも大事だけど時々休息も必要だ」
(-@∀@)「それじゃあ」
パタンッ
714
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:36:18 ID:H/rEf5jU0
ζ(゚ー゚;*ζ「あっ……」
_
( ゚∀゚)「先生の隣にそんなの居たの?でも朝日先生オカルト信じてないって校内でも有名じゃん。言っても無駄だぜ?」
ζ(゚ー゚*ζ「そうなんだけど……」
ζ(゚、゚*ζ(先生と妙に親しいのが気になるなぁ。時々小学生くらいの女の子とかオレンジのおばけとか。下半身の無い男の人とか先生の近くに居るし)
ζ(゚、゚*ζ(………よくわかんない人)
おわり
715
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:38:34 ID:H/rEf5jU0
今回は二本立て。ジョルジュの眉毛がずれまくった……
とりあえず1000埋まる番外編やら小ネタを投下すると思います
716
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 22:43:19 ID:j0y1vo/A0
投下おつ!
大人版オカルトとサイエンスも最高だ.....!!
なんだかんだで続いてるからいつまでも楽しみ
717
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 23:25:14 ID:FSiLZVr20
うわぁ軽い気持ちで書いた
>>687
が拾われててすげー恐縮
そしてデレちゃんはおばけと絡んでいても違和感がない!ふしぎ!
718
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 23:47:45 ID:K1ixJrQE0
大人版のヒッキーとアサピーまじかw
貞子とかハインはどうなってんのかな
719
:
名も無きAAのようです
:2016/03/15(火) 01:09:22 ID:MUI3.QVc0
オカサイセカンドシーズンイイね!
720
:
名も無きAAのようです
:2016/03/15(火) 01:16:22 ID:npSV4pdY0
そういや狛犬との絡みはレモナのときしか描写はなかったような?
もう一個誰かあった気もするけど、ヒッキーもアサピーも彼らと絡んでる場面はないよね。
721
:
名も無きAAのようです
:2016/03/15(火) 04:51:14 ID:9sGx.FpY0
>>720
七話終了後にヒッキーがこっそり会いに行ってるので認識はあります アサピーとは会ってません。ていうかそのような描写がないので分からないですよね……すいません
722
:
名も無きAAのようです
:2016/03/15(火) 14:50:12 ID:bahP6KRg0
http://urx.red/rNME
723
:
名も無きAAのようです
:2016/03/15(火) 19:29:36 ID:kwg6Eag20
>>720
のくだりで一話書いてもらえると非常に嬉しい
724
:
名も無きAAのようです
:2016/03/15(火) 23:03:51 ID:EuaqC1Ho0
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1991.jpg
いまさらだけど完結おめでとう
完結してくれて嬉しい
725
:
名も無きAAのようです
:2016/03/16(水) 18:35:02 ID:.T8aVisg0
>>724
今までの都市伝説達が居る!!凄い!!二人の表情が好きです
ありがとうございます
726
:
名も無きAAのようです
:2016/03/16(水) 19:47:51 ID:3yj4O95s0
手芸部のメンバーとか後半出番無くて寂しかったから大人版オールキャストして欲しい
727
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:30:44 ID:5gByHsoI0
今回も二本立て
728
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:32:58 ID:5gByHsoI0
>>723
(-_-)「あ、ここの神社か。昔行ったことあるなぁ」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
(-_-)「そんでこれがレモナさんの言ってた例の狛犬だよね。もしもーし」コンコン
( ´_ゝ`)「………」
(;-_-)「……反応無し?」
729
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:34:02 ID:5gByHsoI0
( ´_ゝ`)「……ただいま留守にしております。ピーっという発信音の後にメッセージを入れてください」
(´<_` )「ピーッ」
( ´_ゝ`)「おい弟者!ピーって言いたかったのに!何美味しい役割持っていくんだよ!」
(´<_` )「たかだか一言くらいで文句を言うな。してどれくらいの価値があるんだ兄者よ」
( ´_ゝ`)「キャビアくらいかな」
(´<_` )「マジかよピーッは世界三大珍味なのか」
( ´_ゝ`)「それだと放送禁止用語じゃねぇか。チン味だよチン味」
(´<_` )「てめぇ!最低な下ネタ吐きやがって!キャビアさんとフォアグラさんとトリュフさんに謝れ!」
(;-_-) (か、会話に入れない……)
730
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:35:01 ID:5gByHsoI0
(´<_` )「おい、兄者。せっかく参拝客が来たのにこんなくだらない会話してていいのか」
( ´_ゝ`)「あーすまぬすまぬ。それでいくらお賽銭入れてくれるのかな?諭吉を入れてくれるのなら人生をハッピーにしてあげることもないな」
(´<_` )「君の人生はバラ色に!老後も安泰!今ならポッキリ一万円!」
(;-_-)「金にがめつい狛犬だな!」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
(´<_` )「やべっ、聞こえてたらしい」
( ´_ゝ`)「そうなら早く言ってよ!盗み聞きなんてお兄ちゃんのえっち!」
(;-_-)「いやもう最初からまる聞こえでしたけど。しかもこっちから話しかけたし!」
731
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:35:54 ID:5gByHsoI0
( ´_ゝ`)「そうなのか気付かなかった。授業中Zzz……っと夢見てた」
(;-_-)「気づいてたよね!僕が話しかけてから漫才始めたよね!」
(´<_` )「ふむ……阿形のボケにツッコミを返せるとはなかなかやるな貴様。この神社の賽銭箱に100円を入れる権利をさずけよう」
(;-_-)「ああもうめんどくさい狛犬だな!100円でも200円でも入れてやるよチクショウ!」チャリンチャリン
( ´_ゝ`)「短気は損気だぞ。でもお賽銭ありがとう」
(;-_-)「誰のせいだと思ってるんだ……」
732
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:37:05 ID:5gByHsoI0
( ´_ゝ`)「まさかここ数日で俺達の声が聞こえる人間が現れるとはなぁ」
(´<_` )「最近の高校生は妙なのが多いな」
(-_-)「まぁ僕達が変だと思うんだけど……あ、僕は小森ヒッキーって言います」
( ´_ゝ`)「ホントに変なヤツだ。狛犬に向かって自己紹介をしてる。俺は阿形の兄者だ」
(´<_` )「傍から見れば独り言だがな。俺は吽形の弟者」
(;-_-)「ペラペラくっちゃべってる狛犬だって十分変だよ!」
733
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:37:54 ID:5gByHsoI0
(´<_` )「ふむ。確かに一理あるな」
( ´_ゝ`)「だけど俺達喋らないと死んじゃう病なの」
(´<_` )「待て。俺達に死の概念はあるのか?」
( ´_ゝ`)「破壊されたら死ぬと思うぞ」
(´<_` )「しかしまた作り直されたら生き返ると思うんだが」
( ´_ゝ`)「それは俺達ではなく別の狛犬だろ」
(´<_` )「だが俺達の魂はどうなるんだ?そもそも宇宙って何?俺達って本当にどんな存在?」
( ´_ゝ`)「ぐわああああ脳みそが固い俺には無理難題な話だああああ」
(´<_` )「何を言う。元々俺達表も裏も石で出来てるじゃないか」
( ´_ゝ`)「こりゃあうっかり」
( ´_ゝ`)「「はっはっはっはっ」」(´<_` )
(;-_-)「会話に入る隙も無い!!完璧に二匹の世界だよ!!」
734
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:38:43 ID:5gByHsoI0
(´<_` )「ハッ!通りであの時お嬢さんが呆れていたワケか!」
(;-_-)「今頃気づくの!?3人グループで1人会話に入れない状態だよコレ!」
( ´_ゝ`)「すまっぬすまっぬ」
(;-_-)「スマスマみたいに言うな!」
735
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:39:32 ID:5gByHsoI0
(;-_-)-3「……ハァ、もう一人連れてこようと思ったけど連れてこなくてよかったよこの調子じゃ」
( ´_ゝ`)「なんだ?もう一人連れてくる予定だったのか?」
(-_-)「これ以上刺激したらガチ喧嘩になりそうだからやめた」
(´<_` )「一体何をしたんだ……」
(;-_-)「まぁ喧嘩はいつものことなんで気にしないでください」
( ´_ゝ`)「ダメじゃないか。友達は大事にするものだぞ」
(-_-)
736
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:40:49 ID:5gByHsoI0
(-_-)「何言ってるんですか……」
( ´_ゝ`)「どうした?」
(#-_-)「あんな奴友達でもないですよ!!!」
( ´_ゝ`)そ
そ(´<_` )
737
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:41:59 ID:5gByHsoI0
(#-_-)「都市伝説呼び出しても信じないし!!ウザイし!!一年の頃移動教室でスリッパに履き替えたら僕の上履き蹴飛ばすし!!」
(#-_-)「その癖して頭いいしよおおおおおおおおおお!!性格の悪い出来杉君かっつーの!!」キシャー
( ´_ゝ`)「突然キレだした!若者怖っ!!」
(´<_` )「今のは明らかに兄者が地雷踏んだだろ」
( ´_ゝ`)「そんなこと言っても今日あったばかりの人の地雷なんてわからないだろう!?」
(´<_` )「もっと場の雰囲気をな……」
( ´_ゝ`)「いやいや理不尽すぎるから!!無理だから!!初見殺しだから!!」
(´<_` )「ちょっとだんすぃー謝りなさいよーヒッキー怒っちゃってるわよー」
( ´_ゝ`)「お前はクラスの女子か!!俺は悪くねぇ!!」
(#-_-)「るっせぇ!!!漫才始めるな!!」
(´<_` )「ペロッ……これは八つ当たり!」
( ´_ゝ`)「コナンで青酸カリはアーモンド臭って覚えるよな」
738
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:42:39 ID:5gByHsoI0
(´<_` )「……あー。とりあえず、な?一旦家に帰ったほうがいいぞ。夏とは言えど夕方だし」
( ´_ゝ`)「とっととお家に帰りなさい!」
(´<_` )「いや別に目の前に居る相手は闇のしもべ達でもないのだが」
(;-_-)「……確かにもう六時だし、帰らなきゃなぁ」
(;-_-)「しかも姉ちゃんからメール五件来てるし」
(´<_` )「ほれほれ帰るべき家があるんだ」
( ´_ゝ`)「嫌なことあればまた来ればいい」
(-_-)「暇さえあればこっち来る予定ですけどね」
739
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:43:40 ID:5gByHsoI0
(-_-)「それに僕はオカルトの為なら手段も選ばないし危険な目にあってもやめないからね!」
(´<_` )「好奇心は猫も殺すぞー」
(-_-)「何言ってるんですか。そんなことで死にきれませんよ」
( ´_ゝ`)「フラグ!めっちゃフラグ立ってる!」
(-_-)「そんなフラグ折ってもえないゴミの日に出してやりますよ。あ、話聞いてくれたお礼にさっきコンビニで買ったほねっこあげます」ポンッ
( ´_ゝ`)「お供え物みたいに置くなし!」
(´<_` )「俺にはくれないの?」
( ´_ゝ`)「貰ったって食えりゃしないだろ。……とりあえず貰えるのは貰うけどな」
(-_-)ノシ「それじゃあまたいつの日か」
(´<_` )「おー」
( ´_ゝ`)「気をつけて帰れよー」
740
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:44:24 ID:5gByHsoI0
( ´_ゝ`)「………」
( ´_ゝ`)「次の日、彼は無残な姿で発見された……」
(´<_` )「洒落にならないからやめなさい」
おわり
741
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:46:40 ID:5gByHsoI0
>>726
(*´・ω・`)「いやー、久しぶりだね!高校の旧友と飲めるだなんて!」
(-@∀@)「久しぶりに会うのはいいけどさ」
(*ФωФ)
づξ゚⊿゚)ξ o川*゚3゚)o〜♪ ( <●><●>)
(-@∀@)「なんか余計なの居ない?」
o川*゚ー゚)o ゲシッ
(-@∀@)「蹴るなアホ」ゲシゲシ
o川#゚ー゚)o「やんのかコラ!」ゲシゲシ
(#-@∀@)「お前が元凶だろうが!」
742
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:47:34 ID:5gByHsoI0
( <●><●>)「何年経っても変わらないですねぇ……」
(*-_-)「小学生と大人が喧嘩する図って面白いから写真撮っとこ」パシャ
川д川「やめなさい」
(´・ω・`)「えっ?杉浦さんの他に居るの?」
(#゚;;-゚)「キュートちゃんと……ワカッテマスと、杉浦さんの膝の上に金髪の女の子……」
(;´・ω・`)「そんなに居るの!?」
川;д川「居るよ!相変わらずの零感だねショボン君!」
从 ゚∀从「俺でさえ見えるようになったのに……」
(;´・ω・`)「ハイン君に負けた……」
从;゚∀从「何の勝負なんスか!?」
743
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:48:35 ID:Xsw1ZS3w0
チン味好きよ
744
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:48:55 ID:5gByHsoI0
( ФωФ)「しかし本当に久々であるな。二人共べっぴんさんになりおって……」
(*#゚;;-゚) テレテレ
川д川「褒めても何も出ませんよー」
ξ゚⊿゚)ξ「………」
( ФωФ)「いやいや!大人になってさらに綺麗になったであるぞ」
(*#゚;;-゚)「……そんなこと言われたことないから……嬉しい
745
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:49:39 ID:bz3FOgHw0
http://urx.red/rNMm
746
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:49:47 ID:5gByHsoI0
ξ゚-゚)ξ ムッ
( ФωФ)"
(*ФωФ)「おんやぁ〜?ツンヤキモチ焼いたであるかぁ〜?」
ξ#゚⊿゚)ξ「ハァ!?そんなんじゃないし!」
(*ФωФ)「気にすることはないぞ。我輩がいっちばん大好きなのはツンだからな!」
(#゚;;-゚) (親バカ?)
(´・ω・`) (どうしよう見えないから杉浦さんが悲しい人に見える)
747
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:51:01 ID:5gByHsoI0
从 ゚∀从「そういえば何でキュートさん達も着いてきたんですか?」
o川*゚ー゚)o「そりゃ元手芸部メンバーと会えるし、ハインにも会えるからよ」
( <●><●>)「本当は都市伝説全員で集まりたかったんですけどね。まともな外見かつ成人してるのは杉浦さんだけですし。それと人数的にキツイ」
( <●><●>)「そんなこんなで杉浦さん以外は実体化してないので見える人しか見えません」
(-@∀@)「まぁ居酒屋に蛙やら人体模型やら連れてこられても困るけどさ」
748
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:52:08 ID:5gByHsoI0
o川*-ー-)o「ペニサスも連れて来たかったけどねぇ。あの人アルコールの匂いでも酔っちゃうしおまけに酔ったらキス魔だし」
(;-_-)「そうなの?お酒強いイメージあったんだけど」
( <●><●>)「めっちゃ弱いですよ。実際に被害者ですからね、私達。ウイスキーボンボン一つであそこまで酔えるんですか」
( ФωФ)「流石に蛙にはしなかったな」
ξ゚⊿゚)ξ「ビコーズですらやれたのにね」
川;д川「な……なんか大変だねそっちも」
o川*゚ー゚)o「ホントによ!おまけにペニサスってクソメガネ大好きじゃん?この場に連れてきたら真っ先にやられてたわね」
川д川「あー……」
(-@∀@)「口裂け女のキスとか普通に頭持ってかれそうなんだが」
749
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:53:15 ID:5gByHsoI0
(´・ω・`)「うーん……そっちの話に全くついていけない……」
ξ゚⊿゚)ξ「ごめん……って言っても聞こえないわよね」
(#゚;;-゚)
グイグイ(#゚;;-゚)づ(´・ω・`)
(´・ω・`)「どうしたのでぃ」
(#゚;;-゚)「ツンちゃん?が『ごめん』って……」
(;´・ω・`)「いやいや見えない僕が悪いから気にしなくてもいいよ!」
从;゚∀从「でもせっかく集まったのにショボンさんだけ話についてけないってアレっスよね。何か別の話題にしましょう」
(#゚;;-゚)「……じゃあ、皆のお仕事の話とか……」
( <●><●>)「確かにそれは気になりますね」
o川*゚ー゚)o「クソメガネとヒッキーは分かるけどハイン達は?」
750
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:54:15 ID:5gByHsoI0
川д川「私幼稚園の先生」
(´・ω・`)「実家のパン屋引き継いでるよ」
(#゚;;-゚)「デザイナー」
从 ゚∀从「薬剤師っス」
o川*゚ー゚)o「へぇー……」
o川;*゚ー゚)o「ってハイン薬剤師なの!?」
从;゚∀从「そうですけど……」
(-_-)「一人だけランクが違うじゃん……」
从;゚∀从「一応小さい頃から薬剤師の仕事したいと思ってたんですけどおかしいですかね?」
( ФωФ)「おかしくはないがビックリしたであるよ」
751
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:55:10 ID:5gByHsoI0
(;´・ω・`)「ビックリしたといえばヒッキー達がうちの母校の教師になってることだよ!ずっと言いたかった!」
(;´・ω・`)「職場で喧嘩とかしないの!?」
(-@∀@)「それは全くないない」
(-_-)「でもコイツのこと先生って呼ばなきゃならないしこんな奴に敬語使うのが苦痛」
(#-@∀@)「その言葉そっくりそのまま返してやりますよ小森先生」
(#-_-)「やだなぁ朝日先生ったらぁ〜今も昔も怒りっぽいんだからぁ〜☆」
从;-∀从「……結局、変わらないんですね」
ξ゚⊿゚)ξ「むしろ安心する」
752
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:56:16 ID:5gByHsoI0
川;д川「さっきからツッコまないでいたけどショボン君そんなに飲んで大丈夫?」
(´・ω・`)「平気だよ貞子さん。アルコールと辛い食べ物には強いさ」
(´・ω・`)+「それに僕の尻とお腹はやわじゃないからね!」
川;д川「ふんぞり返って言うセリフじゃないよぉ……」
(´・ω・`)「むしろ皆飲まないの?」
(;-_-)「僕そんな強くないから」
(#゚;;-゚)"コクコク
(-@∀@)「僕も」
川д川ノ「実は言うと私も」
从;゚∀从「どんだけ飲めない人居るんですか!」
( ФωФ)「我輩はいけるのだがなぁ」
(´・ω・`)「じゃあ注ぎますね」
( ФωФ)「うむ」
753
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:57:06 ID:5gByHsoI0
(-@∀@)「僕達お酒飲めないけどヒッキーに至ってはお酒入ると絡み酒になるから非常にめんどくさいんだよ」
(;-_-)「飲み会のとき他の先生に言われたけどそんな酷いの?」
(;-@∀@)「自覚ないのかよ!」
( <●><●>)「逆に気になるのですが」
(-@∀@)「じゃあ話すよ。都市伝説共は知ってると思うけど数学のニュッ先生って人が居るんだ」
o川*゚ー゚)o「あの陰湿教師?」
(-@∀@)「そうそう。それであの人泣き上戸でさー」
(#゚;;-゚) (陰湿教師は否定しないんだ)
754
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:58:03 ID:5gByHsoI0
――――――
――――――――……
(*-_-)『イエーイ!!ニュッ先生飲んでますー?』
( ;ν;)『ほっといてくださいよ……どうせ俺なんて……俺なんて……!』ズビズビ
( ;ν;)『クズ野郎でカスでアホで嫌われ者でえ"え"え"え"え"!!』
(*-_-)『なーに言ってるんですか!ちゃんとした先生じゃないですか!』
( ;ν;)『……じゃあ、小森先生、俺のいい部分を教えてくださいよ』
(*-_-)『長所ですね!任せてください!』
(*-_-)『えっとですねー………先生の長所はー………』
(;-_-)『あー……………』
(#;ν;)『ねぇのかよ!!』
――――――――
――――――――――……
755
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:58:51 ID:5gByHsoI0
(-@∀@)「……ってことがこの前」
(;-_-)「全然覚えてないんだけど!」
从;゚∀从「どっちにしろ可哀想な人ですね」
(-@∀@)「まぁ僕はその光景を見ながら大爆笑してたんだけどさ」
从;゚∀从「もうダメだこの人達!」
川д川「お酒はほどほどにってことね……」
756
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 22:59:36 ID:5gByHsoI0
(*ФωФ)「うむうむ。そうであるなー」ヒック
川д;川「なんか杉浦さん顔赤いような?」
( <●><●>)「もしかしなくとも酔ってますね」
(*ФωФ)「何言ってうであるか〜そんにゃことないであるよ〜」
(#゚;;-゚)「お酒は好きだけど弱いタイプなのかもね……」
(;´-ω-`)「そうきたかあ」
757
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:00:31 ID:5gByHsoI0
o川*゚ー゚)o ウズウズ
(-@∀@)「どうしたの?トイレ?」
o川#゚ー゚)o「……っとに!アンタはデリカシーってのがないの!?」
(-@∀@)「デリカシーも何もお前トイレの花子さんじゃん」
o川;*゚ー゚)o「そうだった!」
758
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:01:16 ID:5gByHsoI0
o川*゚ー゚)o「あ、それでね。なんかお酒見てたらキューちゃんも飲みたくなっちゃって」
(#゚;;-゚)σ「いいの……?あんな風になっちゃうよ……?」
(*ФωФ)「ツンは本当に可愛くて優しくていい子であるなーもう誰にも渡さないのであるよー」スリスリ
ξ;゚⊿゚)ξ「お酒臭い!寄るな!」
(#゚;;-゚)σ
o川;*゚ー゚)o「いや、あんな風には絶対ならないから……」
o川*゚ー゚)o「てな訳でハイン!おビールプリーズ!」
从 ゚∀从「確かに年齢自体は成人ですけど平気?」
o川*゚ー゚)o「飲まなきゃ分かんない!」ゴクゴク
从;゚∀从「一気飲みはやばいんじゃ……」
759
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:02:40 ID:5gByHsoI0
o川*゚ー゚)o「…………」
o川;゚ー゚)o「まっじぃ……」
从;゚∀从「だから言ったじゃないですか!」
o川;゚ー゚)o「口の中苦い……ワカッテマスさんモツ煮ちょうだい」
( <●><●>)「はいはいあーんしてください」
o川;゚д゚)o アーン
o川;゚〜゚)o ムシャムシャ
川;д川「クラクラしたりとかしてない?大丈夫?」
o川*゚ー゚)o「う、うん。特に変な感じはしない」
(;-_-)「小学生のキュートさんが飲めて成人の杉浦さんが飲めないのはなんかなぁ」
( <●><●>)「でも最年少ですし」
(;-_-)「やっぱそれ関係あるのかな」
760
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:04:32 ID:5gByHsoI0
――――
――――――
(*#´;;-`)~~ ←結局飲んだ
从 ゚∀从「そろそろお開きにします?」
( ФωФ)「そうであるな。ツンが寝てしまったし」
ξ-⊿-)ξ スヤスヤ
从 ゚∀从「あ、酔いが覚めたっぽいっスね」
(;´・ω・`)「でぃ、立てるかい?」
〜(*#´;;-`) ヒガシー
(;´・ω・`)「……しょうがないなぁ。送っていくよ」
761
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:05:12 ID:5gByHsoI0
川д川「送り狼になっちゃダメよ」
(*;´・ω・`)そ「ならないよ!?」
川д川「……心配だから私も着いてく」
从 ゚∀从「……俺も」
(;´・ω・`)「どんだけ信頼されてないの僕!」
从 ゚∀从「てことで俺達電車なんで先に帰ります」
川*д川「久々に皆に会えて楽しかったよ。また機会があれば一緒に行こうね……」
o川*゚ー゚)o「バイバイ皆ー!気をつけてー!」
762
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:06:11 ID:5gByHsoI0
( <●><●>)「そういえばアサピー君は何で来ました」
(-@∀@)「車だけど」
o川*゚ー゚)o「それなら学校まで送ってってよー」
(;-@∀@)「まぁ結構な距離あるし一人寝ちゃってるの居るから構わないけど……」
o川*゚ー゚)o「ひゃっほーい!たまには気が利くわねクソメガネ!」
(-@∀@)「一言余計だよ」
(*-_-)「じゃあ僕も家まで送ってほしいなー!」
(-@∀@)「歩いて帰れ」
(;-_-)そ「扱い!!」
おわり
763
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:07:33 ID:5gByHsoI0
作中で描写し忘れたけど大人でぃちゃんは眼鏡。また近いうちに
764
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:08:54 ID:Xsw1ZS3w0
和む乙
765
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:34:07 ID:6PjfpyEY0
流石兄弟の漫才はやはりいいものだ
乙
766
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:47:05 ID:k6FlPHC.0
乙ー
会話のいたるところででニヤっとしちゃう
767
:
名も無きAAのようです
:2016/03/17(木) 23:51:26 ID:rr/wStA60
>>723
です。
拾ってくれてありがとうございます。ここまで書いてくれるとは思わなんだ
768
:
名も無きAAのようです
:2016/03/18(金) 00:15:40 ID:oh9B/OiI0
おつー
面白いなー1スレで終わっちゃうの勿体無い
769
:
名も無きAAのようです
:2016/03/18(金) 05:07:17 ID:p162T2B.0
大人になっても誰も結婚やらなんやらはしてないのね
大人版面白いね、もっと読みたいな
770
:
名も無きAAのようです
:2016/03/18(金) 10:54:31 ID:ZAgTUzCM0
http://urx.red/rNME
771
:
名も無きAAのようです
:2016/03/18(金) 11:14:20 ID:hCRAjvBA0
でぃのヒガシネタが好き
772
:
名も無きAAのようです
:2016/03/18(金) 17:31:03 ID:8axV4i6U0
AAの古いネタも押さえてあってほっこり
773
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:44:25 ID:AP8AJiDo0
番外編というか小ネタ二本投下
774
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:45:40 ID:AP8AJiDo0
从 ゚∀从「思ったんスけど」
从 ゚∀从「アサピーさんって部活で白衣脱いだことないですよね」
(-@∀@)「まぁ、言われてみれば」
(-_-)「放課後以外だったら普通に制服なんだけどねぇ」
从;゚∀从「俺学年違うから分からないんですよ」
(-_-)「そっか。上の学年の階ってなんか行きづらい雰囲気あるし……」
从;゚∀从「俺からみたら世紀末っスよ世紀末」
(;-_-)「学校にモヒカントゲ付き肩パッドは居ないよ!!」
775
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:46:48 ID:AP8AJiDo0
从 ゚∀从「それでちょっと白衣脱いだアサピーさん見てみたいんですけど」
(-@∀@)「いいよ別に」
从;゚∀从「ホントっすか!?」
(;-@∀@)「なんでそんな食いつくの!?」
从;゚∀从「だってレアですよ!ねぇキュートさん!」
o川*゚ー゚)o「なんでキューちゃんに話振るの」
从 ゚∀从「なんとなく隣に居たから……」
776
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:49:44 ID:AP8AJiDo0
(-@∀@)ノ「とりあえず言われた通り脱いだよ」ポーイ
从;゚∀从「白衣放り投げちゃダメですよ!」
( ∵)「そうです!脱いだ服はちゃんとたたまなきゃいけませんよ!」
(-@∀@)「なんでそんなこと人体模型に注意されなきゃならないんだ」
( ∵)「もう……次はありませんからね!?」タタミタタミ
从∀゚;从「結局たたんでくれてる!お母さんみたい!」
o川*゚ー゚)o「新ジャンル:人体模系オカン」
从 ゚∀从「需要なさそうですねそれ……」
( ∵)そ
777
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:50:33 ID:AP8AJiDo0
('、`*川「あら、袖捲ってたのね」
(-@∀@)「夏場は暑いから……」
('、`*川「………」
('、`*川「………」モミモミ
(-@∀@)「無言で人の二の腕揉むのやめてください」
('、`*川「柔らかくない……」
(-@∀@)「ケチつけるのもやめろ」
778
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:51:27 ID:AP8AJiDo0
从 ゚∀从人「しっかし本当にレアっスね……拝んどこう……」
从 -∀从人「テストでいい点が取れますように……」
(-@∀@)「拝むくらいだったら勉強した方が点数取れるんじゃないか?」
从;-∀从「……そっスね」
(;-@∀@)「ていうかそろそろ白衣着てもいいよね。着てないと落ち着かない……」ソワソワ
o川*゚ー゚)o「えっ何それキモッ!白衣フェチキモ!」
(;-_-)「ホントだ気持ち悪っ!!常に着てないと落ち着かないとかキモッ!」
(-@∀@)「ぶっ飛ばすぞお前ら。……ちなみにこの世からオカルトがなかったらどうする?」
(-_-)「首吊って死ぬ」
从;゚∀从「真顔!?」
779
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:52:14 ID:AP8AJiDo0
('、`*川「うーん……せっかく白衣脱いでるなら眼鏡も外しちゃいなさいよほらほら」
从 ゚∀从「アサピーさんが野球拳の如く脱がされていきますね」
(-@∀@)「その例え方やめろよ」
( ・∀・)⊃-@-@「まぁ外せって言われたら外すけどさ」チャッ
('、`*川
从 ゚∀从
(-_-)
o川*゚ー゚)o
( ・∀・)「……何?」
780
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:53:21 ID:AP8AJiDo0
('、`;*川「ど、どちら様?」
( ・∀・)「アサピーですけど」
从;゚∀从「部室に知らない人が居る…!」
(;・∀・)「アサピーですけど!!!」
(((*∵)ノシ「みなさーん時間をかけた分綺麗に畳めましたよ〜」
(;∵)そ「ってきゃあ!知らない人!」
(;・∀・)「もういいよその流れ!流石に傷つくわ!」
781
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:54:09 ID:AP8AJiDo0
(;・∀・)「どうせアレなんだろ?眼鏡キャラの本体は眼鏡なんだろ?本体はこっちだっつーの!」
(;-_-)「アサピーの場合眼鏡が本体とかじゃなくて白衣来てないから別人に見えると思うんだ……まだ白衣着てればギリギリ……」
(;・∀・)「くっ……ここで白衣キャラのデメリットが……」
o川*゚ー゚)o「今日のクソメガネはボケにまわるわね」
('、`*川「でも本当に別人……一回鏡見て確かめたら?私手鏡持ってるから貸してあげる」
( ・∀・)「そんなこと言ったって……」
( ・∀・)「………」ジー
('、`*川「どう?」
782
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:54:55 ID:AP8AJiDo0
(;・∀・)「誰!?」
o川;*゚ー゚)o「お前もかよ!!」
おわり
783
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:56:45 ID:AP8AJiDo0
ξ゚⊿゚)ξ「私、メリーさん。今貴方の後ろに居るの」
( ^ν^)
ξ゚⊿゚)ξ「…私、メリーさん。今貴方の後ろに居るの」
( ^ν^)プリントペラペラ
ξ゚⊿゚)ξノシ「おーい」
( ^ν^)ゴクゴク
ξ#゚⊿゚)ξ「後ろに居るっつってんでしょ!」
( ^ν^)
ξ#゚⊿゚)ξ「………」
ξ;⊿;)ξ「うぇぇ……」
(-@∀@) (泣いた!)
784
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:57:41 ID:AP8AJiDo0
ξ;⊿;)ξ「ヒグッ……なにもぉ……無視しなくでもいいじゃん……」グスグス
(-@∀@) (気づけ!その人霊感ない人だ!でも実体化しないだけでも偉いぞ!)
ξづ⊿;)ξ
(-@∀@) ハァ
(-@∀@)「先生」コソッ
(-_-)「どうしました……ってツンさんのことですよね」コソッ
(-@∀@)「まさにそうなんですけど、ちょっと杉浦さん呼んでくれませんかね?今手が離せないんで」
(-_-)「そのことだったら任せてください」
(-@∀@)「どうも。後でコーヒー奢ります」
(;-_-)「……僕がコーヒー飲めないの知ってますよね」
(-@∀@)「じゃあ飴で」
(;-_-)「さらにランクが下がった!」
785
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:58:24 ID:AP8AJiDo0
_,
ξ;-;)ξづ
(-@∀@)「ほら、袖引っ張ってきてますよ」
(;-_-)「とりあえず職員室出ましょう」ヒソヒソ
_,
ξ;-;)ξ"
786
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 21:59:30 ID:AP8AJiDo0
(-_-) ガチャ
イ从゚ ー゚ノi、「あら?」
(-_-)「奇遇ですね」ヒソッ
イ从゚ ー゚ノi、「ええ本当。ここに戻ってきたとしても普段会わないからねぇ」
イ从゚ ー゚ノi、「……ここの生徒と教師達って霊感ある子少ないの?」
(-_-)「多分……」
イ从゚ ー゚ノi、「なら全裸で徘徊しても誰も見られないワケね!心置きなく露出プレイができるわ!」
(;-_-)「やったら全力で止めますよ?」
イ从゚ ー゚ノi、「やぁねぇ冗談よ。私、『待て』ができる狐なんだから我慢くらい楽勝よ」
イ从゚ ー゚ノi、「そ・れ・に、焦らしってなかなか興奮でk(-_-)「こんな痴女は放っておいて杉浦さん呼びましょうかツンさん」
ξ;⊿;)ξ「うん……」
イ从゚ ー゚ノi、「あぁん!放置されるのもイイ……」
787
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 22:00:36 ID:AP8AJiDo0
(;-_-)「全くあの変態狐は……」
ξづ⊿;)ξ
(;-_-)「ツンさんも!ニュッ先生なんかターゲットにしても気づかないし逆に返り討ちに合いそうだからダメですよ!」
(;-_-)「どうせなら……あー……渡辺先生とかにしなさい!」
ξづ⊿;)ξ「保険室の先生?」
(-_-)「そうそうあの人なら」
(*-_-)「あれれ〜?後ろに可愛い女の子が居るよぉ〜」
(-_-)「みたいな感じで終わると思うから。見えるか知らないけど」
ξ゚⊿゚)ξ「……控え目に言ってヒッキー気持ち悪い」
(;-_-)「それは自分でもやってて思ったから言わないで」
788
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 22:01:19 ID:AP8AJiDo0
ξ゚⊿゚)ξ「とりあえず、次からは渡辺先生をターゲットにすればいいのかしら」
(-_-)「ごめん言い方悪かったけど先生とのお約束条項その1は?」
ξ゚⊿゚)ξ「『生徒及び学校関係者に危害をあたえない』」
(-_-)「そうそう。だから相手に気をつけるようにしなさい」
ξ゚⊿゚)ξ「はーい」
789
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 22:02:06 ID:AP8AJiDo0
(-_-)「それじゃあ杉浦さん呼ぶから待ってて」
ξ*゚⊿゚)ξ「べ、別にロマに会いたいなんて思ってないわよ?」
(-_-)「はいはい」ピッピッ トゥルルルル
『呼ばれた所にホイ参上、怪人アンサーだ。』ガチャ
(;-_-)「毎回それ言ってますよね」
『お約束だからな。それでどうした?ヒッキーから電話をかけるのは珍しいであるな」
(;-_-)「えっとですね、お宅のツンさんが泣いちゃって……」
『なぬ!?それは本当であるか!?』
(;-_-)「今はもう泣き止んだんですけど……」
『そこで待ってろ!今迎えに……ってぬあ!我輩の所にババが戻ってきた!』ガチャ ツーツーツー
(;-_-) (ババ抜きしてたの!?)
790
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 22:02:51 ID:AP8AJiDo0
ξ゚⊿゚)ξ「なんだって?」
(-_-)「すぐ迎えに来るって……(;ФωФ)「ツうううううううン!!!」ドドドドド
(;-_-)「言うまでもないですね」
(;ФωФ)「ツン!大丈夫であるか!?おーよしよし可哀想に可哀想に!」
ξ゚⊿゚)ξ「うん……私が選んだ相手が悪かったから……」
(;ФωФ)「相手は誰であったか?」
(-_-)「ニュッ先生です」
( ФωФ)
( ФωФ)「ほう」
(;-_-) (あっ、やべ。余計なこと言った)
791
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 22:03:34 ID:AP8AJiDo0
(;-_-) (この人ツンさん関連になると面倒だからなぁ)
( ФωФ)「ならば我輩の手で消してやろうではないか」
(-_-)「……先生とのお約束条項その1」
( ФωФ)「……『生徒及び学校関係者に危害をあたえない』」
(-_-)「ですよね?」
(;ФωФ)「はい」
(#-_-)「大体貴方って人は過保護というか大袈裟と言いますか……」
(; ω )(教師になってからというもの説教が心に突き刺さるのである……)
(#-_-)「聞いてますか!?」
(;ФωФ)「聞いてます!!」
792
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 22:04:19 ID:AP8AJiDo0
ζ(゚ー゚;*ζ ソローリ
ζ(゚ー゚;*ζ(小森先生が全身真っ黒な人にお説教してる……)
ζ(゚ー゚;*ζ(ま、まさか泥棒だったり!?)
ζ(゚ー゚;*ζ(えらいこっちゃえらいこっちゃ!)ワタワタ
ξ゚⊿゚)ξ(……あの子隠れてるつもりなんだろうけどバレバレ……)
おわり
793
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 22:05:39 ID:AP8AJiDo0
次は投下は多分四月。もしかしたら三月投下かもしれない
794
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 23:17:39 ID:O7e88tEE0
おつ
白衣がアイデンティティーかよ
メリーさんのツンちゃんはかわええなー
795
:
名も無きAAのようです
:2016/03/23(水) 01:11:02 ID:IuQ8/3rs0
このロマホント好きかわいい
796
:
名も無きAAのようです
:2016/03/23(水) 03:07:59 ID:fZml5SEU0
大人なヒッキーカッコいいわ
797
:
名も無きAAのようです
:2016/03/23(水) 07:25:31 ID:c96crUfc0
ヒッキー先生も昔は散々周りを巻き込んでたけどな
798
:
名も無きAAのようです
:2016/03/23(水) 10:44:07 ID:nhZEmmtc0
御約束条項懐かしいな
799
:
名も無きAAのようです
:2016/03/23(水) 11:31:52 ID:6frMAfRo0
http://is.gd/4twCxM
800
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 22:41:12 ID:7pOm.LmI0
番外編:从 ゚∀从入部までの流れ
从;゚∀从 スーハースーハー
从;゚∀从(高校を入学して数週間。そろそろ真面目に部活動を決めなきゃいけない時期!)
从;゚∀从(……だけど早めに決まってよかったぜ!さっすが俺!)
从;゚∀从(元々実験とか理科の授業とか好きだし……中学に科学部無かったからこれを期に入部したんだけど……)
从;゚∀从(どうもこの部室に入る瞬間ってのが緊張するんだよなぁ……先輩怖い人だったらちょっと嫌だな……)
从;-∀从「…………」
801
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 22:42:04 ID:7pOm.LmI0
从;゚∀从「ええい、ここで立ち止まってたら放課後を無駄にするだけだ!」
从;゚∀从「失礼します!!!」ガラッ
(-@∀@)「あ、君が新入部員かい?」
从;゚∀从「うっす!一年の高岡ハインリッヒと言います!」
(-@∀@)「威勢がいいね。運動系の部活に向いてそうだけど……僕は部長のアサピーだよ。よろしく」
从 ゚∀从「よろしくお願いします。……ってよく見たら俺とアサピーさんしか居ないんですね」
(-@∀@)「ほっとんど幽霊部員だからねぇ。まともに部活来てるの僕しか居ないから卒業していった先輩に部長の座を押し付けられ……任されたんだよ」
从 ゚∀从(押し付けられたんだ)
802
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 22:43:26 ID:7pOm.LmI0
(-@∀@)「ま、勉強するなり昼寝するなりゆっくりしていって」
从 ゚∀从「普段実験とかは?」
(-@∀@)「一人でやってても悲しいじゃん……逆に怪しい実験してるみたいになるじゃん……」
从;゚∀从「え?科学部ってなんか怪しい実験とか変な薬とか大量生産するもんじゃないんですか!?」
(-@∀@)「日々フラスコに変な液体ゴボゴボさせてる訳じゃないからね」
从 ゚∀从「でも折角だしなんかやりましょうよ」
(-@∀@)「そう言ってもなぁ。あ、カルメ焼き食べる?」
从*゚∀从「わーい!いただきます!」
803
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 22:44:34 ID:7pOm.LmI0
从*゚〜从「ちょうど三時のおやつって感じでいいですね」モグモグ
(-@∀@)「小腹空いたらちょくちょくカルメ焼き作ってたからね。ちょっと遅いおやつタイムだ」
从 ゚∀从(先輩優しい人でよかったなぁ……カルメ焼き貰ったし、のんびりできていいかも)
从 ゚∀从(この部活入って正解かn(-_-)「やあやあ失礼するよー!!」ガラッ
(-@∀@)
(-_-)「あれ、見かけない子居る。一年生?」
从;゚∀从「うっす。一年の高岡ハインリッヒです」
(-_-)「僕は小森ヒッキーだよ。よろしくねー」
从 ゚∀从「どうも……ヒッキーさんも科学部なんですか?」
(-_-)「僕?僕はオカルト部だよ」
从;゚∀从「え?でもなんで科学室なんかに……」
804
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 22:45:42 ID:7pOm.LmI0
(#-@∀@)「また来たのかテメェ!!」
そ从∀゚;从「うぇぇ!?」
(#-_-)「また来てやりましたよヴァァァァカ!!」
从;゚∀从そ「ちょ、ちょちょちょ先輩方!なんで顔合わせた瞬間喧嘩してるんスか!?」
(#-@∀@)「そりゃこの腐れ脳みそが嫌いに決まってるからだよ」
(#-_-)「は?腐れ脳みそって言ったねこのカス!アホ!メガネ!」
(#-@∀@)「言いましたけどぉ〜?何回も言わせんじゃねぇよオカルトマニアが!」
(#-_-)「……っと憎たらしいな。財布に入ってるお金全部洗濯されちまえ」
(#-@∀@)「そういうお前こそ会計の時小銭足りなくて恥ずかしい思いをすればいい」
从;゚∀从「ストップストップ!喧嘩はやめてくださいよみっともない!」
805
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 22:46:54 ID:7pOm.LmI0
从;゚∀从「と、とりあえずなんでお二人方はそんな仲悪いんですか」
「こいつが幽霊信じないから」(#-_-)σ Ъ(@∀@-#)「幽霊とか非科学的な物信じろってうるさい」
「何セリフ被らせてるんだよ!」(#-_-) (@∀@-#)「そっちが譲るべきだろバカ!」
从;゚∀从(仲悪いのが一周して仲良しに見える!)
(#-@∀@)「しかも僕が納得するまで毎日来るからな、こいつ」
从;゚∀从「え!?毎日来てるんですか!?」
(#-_-)「僕のオカルトの執着心を舐めるんじゃない!!認めるまで毎日来てやるからな!!」
(-@∀@)「毎日来るどころか廊下ですれ違う度喧嘩してるだろ」
(-_-)「あ、そうだった」
从 ゚∀从「あ、あの……大変言いにくいのですが俺が見る限り仲が良いように見えますが……」
キッパリ(;-_-)「「絶対ない」」(@∀@-;)キッパリ
从;゚∀从(やっぱ仲いいよね!?)
806
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 22:47:56 ID:7pOm.LmI0
从;-∀从「ハァ……毎日この状態が続くとなると疲れるなぁ……」
(-@∀@)「何後輩困らせてるんだよー引っ込めー」
(-_-)「認めたら大人しく引っ込むから安心して」
(-@∀@)「絶対無理☆」
(#-_-)「この野郎!!今度こそギャフンと言わせてやるから覚悟しろよ!!!」
从 ゚∀从「言ったそばから喧嘩しなーい」
(-@∀@)「だんだん僕達の扱いに慣れてきたな」
从 ゚∀从「おかげさまで」
807
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 22:48:37 ID:7pOm.LmI0
从 ゚∀从「しっかし毎回口喧嘩するのにお互い『死ね』とか『殺す』とか言わないんですね。俺が見てないだけかもしれまんせんが」
(-_-)「いや、言わないよ?」
从;゚∀从「言わないんですか。なんか意外」
(-@∀@)「だって殺すとか物騒だし」
(;-_-)「死ねとかもあまりいい言葉じゃないからね」
从;゚∀从(こ……)
从;゚∀从(この人達の基準が分からねぇ――――――!!!)
おわり
808
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 22:49:25 ID:7pOm.LmI0
今回は短め。また近いうちに
809
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 23:37:45 ID:eJkeDBko0
乙!やっぱり仲いいなwww
810
:
名も無きAAのようです
:2016/04/05(火) 23:58:04 ID:Vr3EPh4s0
仲良しやん!
811
:
名も無きAAのようです
:2016/04/06(水) 11:08:33 ID:7l442rNw0
http://ow.ly/3zsUBU
812
:
名も無きAAのようです
:2016/04/06(水) 12:14:50 ID:D5pyZzmo0
まるでどっかの猫とネズミ
813
:
名も無きAAのようです
:2016/04/06(水) 15:06:46 ID:7l442rNw0
http://ow.ly/3zvGs9
814
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:33:37 ID:6OZnAEDg0
番外編:ホラー鑑賞会
(-_-)「ホラー見ようよ!」
从 ゚∀从「突然っスね」
(-@∀@)「一人で見てろ」キッパリ
(;-_-)「一人でもいいけどさー……こういうのは皆で見るのが楽しいじゃん……」
( <●><●>)「まぁB級ホラーとかは大人数で見ると楽しいですよね」
(-_-)「だよねー。バタリアンとか」
('、`*川「あっちのホラーは音と演出で脅かしてくるけど日本のホラーはじわじわくる系だし」
(-_-)「外国だとシリアルキラーとかモンスターが多いし、お化けとか出てくるのはゴーストバスターズとか?」
( <●><●>)「あれは完全にコメディじゃないですか」
(-_-)「そっか。エクソシストとか……は悪魔だし、洋画ホラーの幽霊系はチャイルド・プレイぐらい?」
('、`*川「殺人鬼の魂がが乗り移ったって設定だから近い感じね」
从;゚∀从「なんかホラー映画談義始まりましたよアサピーさん!」
(-@∀@)「近寄りたくもないね」
815
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:36:25 ID:6OZnAEDg0
(-_-)「まぁ今回見るのはホラー映画じゃなくて怖い話の方なんだけど」
o川*゚ー゚)o「本当にあった方?」
(-_-)「本当にあった方。僕が好きな話録画したの」
从;゚∀从「うわぁ……ヒッキーさんが選ぶのとか絶対怖い話じゃないですか……」
(;-_-)「それは個人差があるかもしれないなぁ」
(-_-)「あ、ホラー苦手な人とか居たら退室してもいいんだよ?」
o川*゚ー゚)o「むしろこのメンバーに怖いの苦手もへったくれもないと思うんだけど」
(;-_-)「……確かにそうだねここに来るメンツなんて」
(-@∀@)←オカルト、ホラー否定派
从 ゚∀从←ほぼスパルタでメンタル強化
o川*゚ー゚)o('、`*川( <●><●>)( ФωФ)ξ゚⊿゚)ξ爪'ー`)(*‘ω‘*)←都市伝説&七不思議の皆さん
イ从゚ ー゚ノi、←妖怪
【欠席枠】v( ゚д゚ )v←妖怪その2 lw´- _-ノv<_プー゚)フ( ∵)←七不思議
(;-_-)「……だもんね」←オカルト部
816
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:37:19 ID:6OZnAEDg0
( ФωФ)「それに我輩達は泣く子も黙る都市伝説ズだぞ?我輩達こそがホラーだ!」ドヤァァァァァ
(-_-)「す、杉浦さんがいつもになく格好良く見える……」
('、`*川「何よ、かっこいいこと言うじゃないの。杉ちゃん」パチパチパチ
( <●><●>)「よくぞ言ってくれましたね」パチパチパチ
爪'ー`)∩ 「よ、日本一!」
( +ω+)「ふっ……そう褒めるでない。体の一部奪っちゃうぞ」
(-@∀@)「洒落にならねーよ」
817
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:38:58 ID:6OZnAEDg0
o川*゚ー゚)o「あの、盛りがってる所悪いけどDVD持ってきたとしてもプレーヤーとテレビ無ければ意味ないわよね?」
('、`*川「それだったら視聴覚室という手もあるわよ」
o川*゚ー゚)o「視聴覚室なんかでホラー見たら怒られちゃうでしょ」
(-_-)+「それに関してはポータブルDVDプレーヤーを持ってきてあるから大丈夫!」
o川*゚ー゚)o「あ、なーんだ。それならよかった」
(;-_-)「ホントは13日の金曜日とか持ってきたかったけどちょっと気まずいシーンとかあるから……一人で見る時だったらいいけど」
三イ从゚ ー゚ノi、「一人で見るってことはヒッキーもそういうのに興味あるってことよね」スッ
(;-_-)「あ、いや……そんな意味で言った訳じゃ……」
イ从゚ ー゚ノi、「何よーお姉さんに教えなさいよー」グリグリ
(;-_-)「教えるも何も……指で鎖骨弄らないでください!」
イ从゚ ー゚ノi、フー
(*;-_-)そ「ひぎゃあ!」
イ从゚ ー゚ノi、「あら、いい反応」
818
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:39:39 ID:6OZnAEDg0
o川*゚ー゚)o「はいはい自重なさいな」
(*‘ω‘*)「これ以上続けるようなら目にみかんの汁とシャンプー入れるっぽよエロ狐」
イ从;゚ ー゚ノi、「酷い!拷問じゃないの!」
爪;'ー`)「おい、エロ狐ってくくりやめろよ!俺まで変態みたいな扱いじゃねぇか!」
イ从゚ ー゚ノi、「助け舟じゃないのかい」
o川*゚ー゚)o「自分の胸に手を当てて考えなさいよ」
イ从゚ ー゚ノi、
と ソッ……
イ从゚ ー゚ノi、「……でかい!」
o川#゚"Д゚)o「あ"?」
('、`*川「今まで見たことない顔してるわよキュート」
819
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:40:45 ID:6OZnAEDg0
(;-_-)「もう嫌だ……話の元凶作ったの僕だけど耳に息吹きかけられるなんて……」
爪'ー`)「そのレベルだったらまだいいぜ……俺なんか……俺なんかよ……」
(;-_-)「ひ、被害者が……!」
(-@∀@)「あ、終わった?」
(;-_-)「会話に入ってこないと思ったらそっちで避難しやがって……」
(-@∀@)「近寄りたくもない空間だったからつい」
从 ゚∀从「杉浦さんが電波ソング歌ってくれました。小声レベルでしたけど」
ξ゚⊿゚)ξ「意外な一面を見れたわ」
(;-_-)そ「何それすっごい気になる!!」
( ФωФ)「ふっふーん」
820
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:41:33 ID:6OZnAEDg0
(;-_-)「杉浦さんの電波ソングも気になるけど本題は怖い話だから……」ジュンビジュンビ
('、`*川「どんな話?」
(-_-)「具体的に言ったらネタバレになっちゃうけど、マイナーっちゃマイナーなのかな。割と古い話だし」
('、`*川「昔のは怖いの多いわよね」
(-_-)「そうですねー……最近のだとラストがいい話風に終わっちゃって……もっと後気味悪いのが……」
(-_-)「あ、始まった」
(*‘ω‘*)「電気消すっぽ?」
从 ゚∀从「遮光カーテン無いんで消しても明るいかと」
(*‘ω‘*)「じゃあ点けっぱなしでいいっぽね」
821
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:42:18 ID:6OZnAEDg0
( <●><●>)「……これ見たことありますねぇ」
(-_-)「それなら話の内容知ってますね」
( <●><●>)「はい。これ以上話しても面白味がないので黙ります」
ξ゚⊿゚)ξ「主人公は一人暮らしの女性かしら」
从;-∀从「もうそれだけでフラグじゃないっスか」
(-@∀@)「薄暗い部屋だね。目が悪くなりそうだ」
从;゚∀从「……アサピーさんは変な所注目しますね
822
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:42:58 ID:6OZnAEDg0
o川*゚ー゚)o「視点変わった。……誰の視点?」
(-_-)「誰だろうねぇ」
从;゚∀从「うおお……画質の悪さで余計怖く見える……」
( ФωФ)
( ФωФ)「ツン、怖くなったらその、手を握ってもいいのであるぞ?」
ξ*゚⊿゚)ξ「平気」ワクワク
( ФωФ)「……楽しそうであるな」
823
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:44:38 ID:6OZnAEDg0
(-_-)「………」
从;゚∀从ドキドキ
ξ*゚⊿゚)ξワクワク
イ从゚ ー゚ノi、シンケン
从;゚∀从そ「ふおわっ!!」
( ФωФ)ビクッ
从;゚∀从「なんか出てきた!ナチュラルに出てきた!」
(*‘ω‘*) (首いてぇっぽ。しゃがむっぽ)
( ФωФ)「む。テンプレ的な幽霊だな」ギュウウウウ
ξ゚⊿゚)ξ「ロマ、ロマ。手が痛い」
(;ФωФ)「すまん」パッ
('、`*川「なるほどあの場面は……」
824
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:46:16 ID:6OZnAEDg0
从;゚∀从「あああ逃げて!」
o川*゚ー゚)o「……逃げようとしないわね」
从;゚∀从「いや逃げろよ!!危険が危ないわ!!」
o川*゚ー゚)o「懐かしいフレーズ」
イ从゚ ー゚ノi、「この女性はどうなるのかしら……」
(-@∀@)「死ぬんじゃない?」
( <●><●>)「軽いですね」
825
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:47:02 ID:6OZnAEDg0
イ从゚ ー゚ノi、「………あら?」
从;゚∀从「え?これだけ?」
( ФωФ)「特に害することはしなかったな」ミチミチ
爪;'ー`)「いでででででで尻尾!尻尾千切れる!!」
( ФωФ)「すまん」ギュウウウウ
爪;'ー`)「申し訳ないと思ったら手を離せや!!」
826
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:48:06 ID:6OZnAEDg0
('、`*川「何事もなくエピローグっぽい雰囲気入ったわね」
o川*゚ー゚)o「なんとなくいい話っぽい?」
( <●><●>)ニヤニヤ
(*-_-)ニヤニヤ
从 ゚∀从(なんで二人共ニヤニヤしてるんだろう)
从;゚Д从そ「ってうぎゃあああああああ!!」
(;ФωФ)そ「ぬおおおおおおおおおおおお!!」
(*‘ω‘*)「うおっ」
ξ;゚⊿゚)ξそ「にゅい!」
(-@∀@)「うわびっくりした」
爪;'ー`)「お前らの声とラストにビビったよクソ……」ドキドキ
827
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:49:29 ID:6OZnAEDg0
(-_-)「はい、この話はこれでおしまい」ピッ
从;゚∀从「ビックリしたぁ!めちゃくちゃ怖いじゃないですかこれ!」
(-_-)「だって怖い話だもの。怖くなきゃ意味ないじゃん」
(;ФωФ)「しかもわざと音量デカくしただろう!心臓飛び出るかと思ったわ!」
(-_-)「皆の反応が気になったから……」
(;ФωФ)「なんて奴だ……」
('、`*川「杉ちゃんドヤ顔で語ってたけど一番ビビってたわよね」
(;ФωФ)「我輩のこと褒めてた癖に!我輩のこと褒めてた癖に!」
ξ゚⊿゚)ξ「どうどう」
828
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:50:22 ID:6OZnAEDg0
o川i゚―゚)o
(*‘ω‘*)「キュートなんか硬直してるっぽ」
(-@∀@)「都市伝説の癖に情けないなぁ。流石小学生って言ったところか」
o川*゚ー゚)o「準備室で寝てる蛙連れてくるぞ貴様」
(-@∀@)「参りました」
从;゚∀从「折れるの早っ!」
829
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 20:52:24 ID:6OZnAEDg0
( <●><●>)「いやぁ。いくらオチを知ってるとは言えやっぱ怖いですね。何かがちびりました」
(-_-)「割と短めの話だから物足りないですよね。また明日何本か持ってきます」
ξ゚⊿゚)ξ「私も何か物足りないわ」
('、`*川「顔の道、スーパーマーケット、訪問者、お寺に泊まるのとカラオケボックスとか色々あるわね」
(-_-)「その話全部家にあるんで見ようと思えば見れますよ」
(;ФωФ)「もう勘弁してほしいのである……」
おわり
830
:
名も無きAAのようです
:2016/04/10(日) 21:01:52 ID:6OZnAEDg0
ヒッキー達が見てた話は"ネット動画サイト"で検索すれば出てくると思います。気になる人はどうぞ。一応音量注意で
831
:
名も無きAAのようです
:2016/04/11(月) 00:11:05 ID:aCQ7ensQ0
ワカッテマスがちびるって何が出るんだろうな
乙
832
:
名も無きAAのようです
:2016/04/11(月) 07:36:09 ID:k97OuB060
おつおつ!ロマネスクの反応ワロタwwww
>>831
腸液とかじゃないかな
833
:
名も無きAAのようです
:2016/04/12(火) 16:33:47 ID:wXr36/1s0
http://ow.ly/3zsUBU
834
:
名も無きAAのようです
:2016/04/12(火) 19:28:02 ID:jh./sbpA0
なんで最後ああなったんだろ?
花が気に食わなかったから?完全に蛇足だと思うのだが
835
:
名も無きAAのようです
:2016/04/12(火) 22:29:26 ID:SEAZNv0M0
とりあえずあの女は電気を付けるということを覚えた方がいい
蛍光灯切れてんの?
836
:
名も無きAAのようです
:2016/04/15(金) 18:45:58 ID:pqkuGxZk0
http://jump.cx/I7R2D
837
:
める
:2016/04/15(金) 23:49:29 ID:ps1PV.KA0
熊本地方今度は大雨
bitly.jp/?gf26et02
838
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:42:23 ID:bFgRTb3U0
番外編:女神と愉快な仲間達
lw´- _-ノv「あーあーマイクテス、マイクテス」
lw´- _-ノvo ウ"ェッホン
lw´- _-ノv「テレビをご覧になられている皆様、ご機嫌はいかかでしょうか」
lw´- _-ノv「現在時刻はちょうど午後1時を過ぎた所です」
lw´- _-ノv「生徒の皆様はたらたらとかったるい授業を受け、寝ている方や窓の外を眺めている方、気になるあの子n( ´ー`)「一体どういう始まり方なんだヨ」
839
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:43:11 ID:bFgRTb3U0
lw´- _-ノv「なんだ首長ワン公。君の首は相変わらず覗きに適しているね」
(;´ー`)「首長竜みたいに言うなヨ!!おまけに人聞きの悪いこと言いやがって!!」
lw´- _-ノv「ツッコミがくどい。4点」
(;´ー`)「微妙な点数だな!」
lw´- _-ノv「簡潔かつ分かりやすい。プラス10点やろう」
( ´ー`)「わー全然嬉しくネーヨー」
<_プー゚)フ「女神の扱いにはまだまだ慣れないようだな!ワン公!」
( ゚д゚ )「いや、むしろワン公さんは短時間で手馴れている様に見えますが……」
( ´ー`)「何これ新しいイジメ?」
840
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:43:57 ID:bFgRTb3U0
lw´- _-ノv「ぶっちゃけシラネーヨよりワン公の方が呼びやすくない?」
( ´ー`)「ネーヨ」
lw´- _-ノv「女神様は人の名前覚えるのが苦手ちゃんこ鍋なんだ。許してくれ」
( ´ー`)「まず名前を覚える努力をしろヨ」
<_プー゚)フ「まだまだ新参だからなーワン公。俺なんか最古参だから名前ぐらい覚えて……」
lw´- _-ノv「からあげくん」
<_プー゚)フ「もらってね―――――!!」
( ゚д゚ )「ドンマイです」
841
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:45:02 ID:bFgRTb3U0
( ゚д゚ )「しかし名前というか、ニックネームを貰えるというのはいいですね。生まれた時に貰えるプレゼントみたいな物です」
<_プー゚)フ「確かにー。"蛙"なんて種族名みたいな物だしな」
( ´ー`) (顔に似合わずポエマーだな……)
lw´- _-ノv「よし、それなら"ゲロゲロくん"と名付けようではないか」
(*゚д゚ )「わーい名前だー!!」ピョンピョン
lw´- _-ノv「はっはっは。蛙のように飛び跳ねて」
( ´ー`)「蛙だヨ」
<_プー゚)フ「うーん。なんかエチケット袋みたいな名前だなー」
( ゚д゚ )"ピタッ
( ゚д゚ )「…………ゲコっ」
<_;プー゚)フ「その意味深な鳴き声は何!?怖いんだけど!?」
(;´ー`)「今のはお前が悪い」
<_;プー゚)フ「えー」
842
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:45:50 ID:bFgRTb3U0
( ゚д゚ )「……せっかく名前を貰ったのは嬉しいけどやっぱり蛙のままで良いです」
lw´- _-ノv「そうか。残念だな。ゲロ」
(;゚д゚ )「直接的すぎませんか!?」
<_プー゚)フ「うえー女神きちゃねぇー」
lw´- _-ノv「なんか僕が不潔みたいじゃんかその言い方!」
( ゚д゚ )「実際おトイレの女神様ですし……その……」
lw´- _-ノv「別に汚くねぇし!綺麗だし!美人だし!べっぴんさんだし!」
(;´ー`)「最後の3つは要らないと思うけど!?」
843
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:46:32 ID:bFgRTb3U0
lw´- _-ノv「なんでぇなんでぇ!お前ら『トイレの女神様』を知らないのか!?」
lw´- _-ノv「トイレにはそれはそれは綺麗な女神様が居るんやで!?」
( ゚д゚ )「別個体じゃないんですか?」
lw´- _-ノv「ちょ、なかなか酷い事言うなキミ。トイレに流すぞ」
(;゚д゚ )「や、やめてください!」
lw´- _-ノvσ「しかも洋式ではなく、和式でだ!」
(;゚д゚ )「ヒィィィィ!!」
<_プー゚)フ「そんなに変わらなくない?」
(;´ー`)「なんて恐ろしいことを……」
<_プー゚)フ「お前もかよキタネーヨ」
(;´ー`)「シラネーヨ!!!」
844
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:47:21 ID:bFgRTb3U0
lw´- _-ノv「全く!女神様に歯向かう奴は皆おトイレに流してやるからな。放課後トイレットの最高権力を持つのはこの女神様だ」
<_プー゚)フ「思ったけどその"放課後トイレット"ってチーム名そろそろ変えない?」
lw´- _-ノv「なんで?」
<_;プー゚)フ「いやなんでって……集まるの別に放課後じゃないし……俺おトイレのお化けじゃないし……」
( ゚д゚ )「毎回思うんですけど女神さんのネーミングセンスはちょっとアレですね」
lw´- _-ノv「そうかそうかそんなに流されたいのか。一列に並べ」
<_;プー゚)フ(;゚д゚ )
lw´- _-ノv「……と思ったけどそろそろチーム名を変えたい所だったんだよねん」
<_;プー゚)フ(;゚д゚ )ホッ
( ´ー`)「命拾いしたなお前ら……」
845
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:48:03 ID:bFgRTb3U0
( ゚д゚ )「それで、一体どんなチーム名にするんですか?」
<_プー゚)フ「聞いて驚け!見て笑え!某じゃる丸にちなんで都市伝説ちっちゃいものクラブだ!」
(;´ー`)「確かに俺達は他に比べりゃちっちゃいけど女神はちっちゃくないだろ」
lw´- _-ノv「いや、僕もちっちゃいよ」
( ゚д゚ )「人間の器がですか?」
lw´- _-ノv「蛙テメェボットン便所に突き落としてやろうか」
( ゚д゚ )「ごめんなさい」
lw´- _-ノv「それで僕の何が小さいか」
lw´- _-ノv「それはおっぱいだ」
( ´ー`)
<_プー゚)フ
( ゚д゚ )
846
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:48:56 ID:bFgRTb3U0
( ´ー`)「うん……自分で言ってて悲しくないのか?」
<_プー゚)フ「女神の場合小さいって言うかほぼ無いに等slw´- _-ノv「塩撒くぞ」
<_プー゚)フ「ごめんなさい」
(;´ー`)「お前ら学習しねぇな!」
847
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:49:48 ID:bFgRTb3U0
( ゚д゚ )「とりあえずちっちゃいものクラブはやめましょう。なんか悲しくなってきました」
<_プー゚)フ「じゃあ都市伝説長いものクラブ」
( ゚д゚ )lw´- _-ノv「「都市伝説長いものクラブ?」」
( ´ー`)「ラーメン三銃士っぽくするのやめろヨ」
<_プー゚)フ「まずヘラネーヨが首が長いじゃん?」
( ´ー`)「シラネーヨな」
<_プー゚)フ「そんで蛙は舌が長い!」
( ゚д゚ )「商売道具みたいなものですからね」レロォ
<_プー゚)フ「さらにさらに、女神は髪が長い!」
lw´- _-ノv「目標はギネスに登録にされることです」
<_プー゚)フ「ほらほらピッタリだ!」
848
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:50:34 ID:bFgRTb3U0
lw´- _-ノv「ふむ。確かに共通点が皆一緒だがからあげくんどうなんだい?」
<_プー゚)フ「俺は名前が長い!」
( ´ー`)「そんな長いのか?」
<_プー゚)フ「長いぞ。エクストプラズマンだ!」
lw´- _-ノv「エクステプラグマン?」
<_プー゚)フ「エクストプラズマンだ!」
lw´- _-ノv「エクレアプリンマン?」
<_;プー゚)フ「ちーがーう!!」
( ゚д゚ )「だんだん美味しそうな名前になってますね」
( ゚д゚ ),ジュルリ
<_;プー゚)フ「お、俺ポルターガイストだから美味しくないし!」
849
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:51:18 ID:bFgRTb3U0
(;´ー`)「とりあえずエネミーコントローラーは置いといて」
<_;プー゚)フ「置いとくなし!名前でイジられるの慣れてるけど!」
(;´ー`)「嫌な慣れだな」
( ゚д゚ )「……それでは今日から私達」
lw´- _-ノv<_プー゚)フ「「都市伝説長いものクラブ……!!」」(´ー` )(゚д゚ )
キーンコーンカーンコーン
lw´- _-ノv「お、いい感じにチャイムが鳴ったね。これは帰りのHRが終わったチャイムかな?」
850
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:52:05 ID:bFgRTb3U0
コンコン
lw´- _-ノv「あーい」ガチャ
|゚ノ ^∀^)「こんにちはですわ女神さん」
lw´- _-ノv「こんにゃくは。あ、間違えたこんにちはレモナ」
<_プー゚)フ「おっつー」
( ゚д゚ )「お勉強お疲れ様です」
|゚ノ ^∀^)「まぁまぁ皆さんこんにちは。シラネーヨさんのお迎えに……」
三三(*´ー`)「お嬢ー!!」
|゚ノ;^∀^)「ふわっつ!!ビックリしましたわ!!」
(*´ー`)「俺お嬢が居なくて寂しかったんだヨー」ゴロゴロニャーン
|゚ノ ^∀^)「あら……それは申し訳ない事をしましたわ」
851
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:52:52 ID:bFgRTb3U0
<_プー゚)フ「ほぼ毎日見てるけどレモナに対してのデレっぷりが凄いな」
lw´- _-ノv「それほど好きなんだろう。誰かを好きになるっていいじゃない」
<_プー゚)フ「でもアレはなー……」
lw´- _-ノv「まだ可愛い方だろうに。ロマネスクなんかもっと凄いぞ」
<_プー゚)フ「例えば?」
lw´- _-ノv「夜中暇だったから話相手にしてもらおうと思ったけど一方的に僕相槌しか打てなかったしツンの話で夜が明けた」
<_プー゚)フ「oh……」
おわり
852
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 21:54:15 ID:bFgRTb3U0
今回はここまで。何かリクエストがあれば消化します
853
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 22:29:17 ID:Mw8P3vR60
乙!
854
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 22:38:37 ID:vinnjDnE0
長芋のクラブとは斬新なんだな
855
:
名も無きAAのようです
:2016/04/21(木) 22:39:51 ID:nqM0d.Ns0
長芋かは知らんが芋クラブなら俺知ってるよ
856
:
名も無きAAのようです
:2016/04/22(金) 20:00:38 ID:gDNubZg60
ロマとツンの出会いってあったっけ?
857
:
名も無きAAのようです
:2016/04/22(金) 22:15:34 ID:15LMDW8I0
>>855
お芋マスターズですね、わかります
858
:
名も無きAAのようです
:2016/04/22(金) 22:15:35 ID:SxzPXjMk0
質問のフリしたリクエストですねわかります
859
:
名も無きAAのようです
:2016/04/30(土) 19:03:26 ID:xz9YKqCk0
投下の代わりにo川*゚ー゚)oを置いときますね
http://imepic.jp/20160430/684330
http://imepic.jp/20160430/684350
860
:
名も無きAAのようです
:2016/04/30(土) 19:28:58 ID:hH44CGLs0
中指中指ペペロンチーノ
861
:
名も無きAAのようです
:2016/04/30(土) 21:39:00 ID:LwSXoYlY0
指1本足りなくない…?
862
:
名も無きAAのようです
:2016/05/01(日) 10:25:00 ID:.KHVEhA20
天国に送ってやるって意味だよ
863
:
名も無きAAのようです
:2016/05/06(金) 23:51:58 ID:cccwykmk0
>>856
「ヘリカルちゃん、お誕生日おめでとう。今年で何歳だっけ?」
*(‘‘)*v「ごさい!!」
「ふふふ。それじゃあ二歳よ」
*(‘‘)*「ヘリカルにさいじゃないもん!ごさいだもん!」
「そうね。もう今年で五歳……子供の成長って早いわ……」
*(‘‘)*「おかあさん!ヘリカルのプレゼントは?」
「勿論ちゃんと用意してたわよ。はい、メリーさん人形」
*(*‘‘)*「わー!可愛いお人形さん!」
っξ゚⊿゚)ξ
「気に入った?」
*(*‘‘)*「うん!」
864
:
名も無きAAのようです
:2016/05/06(金) 23:52:40 ID:cccwykmk0
「それじゃあもう遅いから寝ましょうね。ヘリカルちゃん」
*(*‘‘)*「はーい!ツンちゃんと一緒にねるー!」
っξ゚⊿゚)ξ
「ツンちゃん?」
*(*‘‘)*「お人形さんの名前!つり目だからツンちゃん!」
(メリーさん人形なんだけど……ま、いっか)
―――――
―――――――
865
:
名も無きAAのようです
:2016/05/06(金) 23:53:49 ID:cccwykmk0
*(‘‘)*(……なーんて時期もあったなぁ)
*(‘‘)*(すっかり暗くなっちゃった。昔なら門限がなんやらで怒られちゃうな)
*(‘‘)*(今じゃ私も立派な成人で、大学2年生で、バイトでゴタゴタしちゃって、一人暮らしまでしちゃって)
*(‘‘)*っξ゚⊿゚)ξ ヒョイ
*(‘‘)*(もうお人形さん遊びなんてする年齢じゃないし捨てちゃう訳だし……)
*(‘‘)*(十数年前のだからボロボロ。友達にもまだそのボロ人形飾ってるのなんて言われちゃうし)
*(‘‘)*「……ごめんね」
866
:
名も無きAAのようです
:2016/05/06(金) 23:54:32 ID:cccwykmk0
*(‘‘)*っξ゚⊿゚)ξソッ
*(‘‘)*「…………」
ガサガサ
ミ,,゚Д゚彡
*(;‘‘)*「あっ」
ミ,,゚Д゚彡"クワエクワエ
三三ミ,,゚Д゚彡タタタタ
*(;‘‘)*「持ってっちゃった……捨てるからいいけど……」
867
:
名も無きAAのようです
:2016/05/06(金) 23:55:18 ID:cccwykmk0
――神社
( ´_ゝ`)「今夜も月が出てるぞぉ」
(´<_` )「だな。だがしかし今は人間が活発してる時間だ。動くのはまだだぞ」
(((( ´_ゝ`))))「そうだな」ウズウズ
(´<_` )「小刻みに震えるんじゃない。我慢しろ」
( ´_ゝ`)ピタッ
(´<_` )「そうだ。その調子だ」
(((( ´_ゝ`))))「もう我慢できなぁい!」
(´<_` )「もうちょっと耐えろよ!耐え切ったらコーンフレークやるから」
( ´_ゝ`)「貰えた所で食えないぞ俺達」
(´<_` )「どうやって消化するんだろうな」
868
:
名も無きAAのようです
:2016/05/06(金) 23:56:09 ID:cccwykmk0
ガサガサ
( ´_ゝ`)!
( ´_ゝ`)「何奴!」
(´<_` )ファーァ
( ´_ゝ`)「緊張感持てよ。おい」
(´<_` )「そんなもんとっくの昔にもえるゴミと一緒に捨てた」
( ´_ゝ`)「緊張感ってもえるゴミなんだな」
869
:
名も無きAAのようです
:2016/05/06(金) 23:56:51 ID:cccwykmk0
ミ,,゚Д゚彡ニャーン
( ´_ゝ`)「……猫だぞ弟者」
(´<_` )「猫だな兄者……よく見たら何か咥えてないか?」
( ´_ゝ`)「どれどれ……あ、本当だ。人形を咥えてるぞ」
( ´_ゝ`)「コラッ!猫!そんな乱暴に咥えたら人形が可哀想だろ!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!」
ミ,,゚Д゚彡
( ´_ゝ`)「駄目だあいつ全く聞いてくれねぇ」
(´<_` )「そりゃそうじゃ」
( ´_ゝ`)「オーキド博士……いや吽形!」
(´<_` )「バカでアホでスカポンタンな阿形には任せきれんから俺がなんとか交渉してやろう」
( ´_ゝ`)「そこまで言わなくてもよくない?俺の心砕け散ったよ?パーンって」
870
:
名も無きAAのようです
:2016/05/06(金) 23:57:48 ID:cccwykmk0
ステステ(´<_` ))))
ミ,,゚Д゚彡!
ミ,#゚Д゚彡ニャーオグルルルルカァー
"o(´<_` )ニャーン ニャオー
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡ニャ?
(´<_` )ニャーオゴロゴロニャンニャンニャンニーハオニャン
ミ,;゚Д゚彡そニャー!?フニャフニャーゴ!?
(´<_` )ゴージャスデリシャスデカルチャー
ミ,;-Д-彡 ニャー……フニャー……
ミ,,゚Д゚彡" ペロペロ
ミ,,゚Д゚彡ノシ
タッタッタ…… ガサッ
(´<_` )「交渉成功だ」
( ´_ゝ`)「お前猫だっけ?」
(´<_` )「狛犬だが」
871
:
名も無きAAのようです
:2016/05/06(金) 23:58:40 ID:cccwykmk0
( ´_ゝ`)「……まぁ細かい事は置いといて。あの猫になんて言ったんだ?」
(´<_` )「その人形を離さなければ高熱が出て末代まで呪われるからウチでよければ預かろうと話を持ちかけたらすぐOKが出たぞ」
( ´_ゝ`)「脅してんじゃん!!完全に脅しじゃん!!」
(´<_` )「いや……案外洒落にならないかもしれないぞ。少なくともこの人形には魂が宿ってる」
( ´_ゝ`)「マジかよ」
(´<_` )「マジだよ」
872
:
名も無きAAのようです
:2016/05/06(金) 23:59:37 ID:cccwykmk0
( ´_ゝ`)「なんで緊張感とか察しとか悪い癖にそういう所には反応するんだよ!」
(´<_` )「知らん。やはり俺達は二匹で一つみたいな感じじゃないと本領発揮できないよ的なアレだろ」
( ´_ゝ`)「うーわ適当にまとめた」
(´<_` )「しばらくはウチの神社で預かろう。一人じゃ寂しかろうに」ズルズル
( ´_ゝ`)「運び方雑だなー」
(´<_` )「うっさい。お前も手伝えよ」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「あー今ちょっと足が筋肉痛で動けなくてあいたた」
( ´_ゝ`)「ぐわーおまけにぎっくり腰になってしまったぞーあいたたた」
(´<_` )「いっそのこと砕け散れ」
873
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:01:02 ID:I6jlJJDE0
――さらに数日経った後の夜
ξ-〜-)ξムニャムニャ
ξ-⊿゚)ξ「………」
ξ゚⊿゚)ξ"ムクッ
874
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:02:18 ID:I6jlJJDE0
ξ゚⊿゚)ξ「私何でここに……しかも動けるし喋れる」
(´<_` )「起きたか」
( ´_ゝ`)「グッモーニングサンシャイン。あ、今夜だ」
ξ;゚⊿゚)ξ「ぎゃ!石ころが喋ってる!しかも動いてる!」
(´<_` )「おーい鏡鏡。鏡見ろ」
( ´_ゝ`)「お嬢さんに特大ブーメラン一つ」
ξ;゚⊿゚)ξ「……アンタ茶々入れないと話せないワケ?」
( ´_ゝ`)「そんな事はない!ないったらないぞ!ないんだからね!」
(´<_` )「言いすぎて逆に怪しいぞ阿形」
( ´_ゝ`)「ペロッペロ……これは……砂!」
(´<_` )「じゃりじゃりするな」
ξ;-⊿-)ξ「オーケー分かった。アンタらどっちもめんどくさいタイプね」
875
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:02:58 ID:I6jlJJDE0
( ´_ゝ`)「めんどくさいタイプだってよ弟者」
(´<_` )「お前の事だろ兄者」
( ´_ゝ`)「俺めんどくさくないし!超めんどくないし!」
(´<_` )「その時点でめんどくさいんだよお前」
( ´_ゝ`)「ちゃうねん!ちゃちゃちゃうねん!」
ξ;゚⊿゚)ξ「やかましい!!もう喋んな!!」
876
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:04:05 ID:I6jlJJDE0
( ´_ゝ`)
(´<_` )
ξ゚⊿゚)ξ「……あー、とりあえず助けてくれたのと場所を貸してくれたのは感謝するわ。ありがとね」
ξ゚⊿゚)ξノシ「動けるようになったし、今の私にアンタら必要ないわ。ヘリカルの元へ帰る。んじゃーねー」テテテテ
( ´_ゝ`)「………」
( ´_ゝ`)「行ってしまったぞ」
(´<_` )「だな。かなり生意気だったが」
( ´_ゝ`)「俺はああいう生意気お嬢様系は好きだぞ」
(´<_` )「理解出来ぬ」
877
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:04:53 ID:I6jlJJDE0
ξ゚⊿゚)ξテテテテ
ξ*゚⊿゚)ξ(歩けるって素晴らしいわ……こんなに楽しい事だったのね!)
ξ*゚⊿゚)ξ(心なしか身長も伸びたような気がするし、ヘリカルビックリするかなぁ)
ξ゚⊿゚)ξ"
ξ゚⊿゚)ξ(……いきなり帰るのもアレだろし電話かけた方がいいよね)ピッピッピ
878
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:04:59 ID:bb5abK.E0
来たか支援
879
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:05:52 ID:I6jlJJDE0
*(;‘‘)*「もう!電車が遅れてすっかり夜だよ!早く帰れる予定だったのに!」
*(‘‘)*サラバーチキュウヨー
*(‘‘)*「……?誰よこんな時に……しかも非通知?」ピッ
*(‘‘)*「もしもし?」
『私、メリーさん。今三丁目の角に居るの』ブッ ツーツーツー
*(;‘‘)*「………」
*(;‘‘)*「何よ……こんな時代にメリーさんだなんて……」
*(;‘‘)*「ど、どうせイタズラ電話よね?」
880
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:06:38 ID:I6jlJJDE0
「どわっ!」*(;‘‘)*そ サラバーチキュウヨー
*(;‘‘)*「もしもし!?」
『私、メリーさん。今イスカンダルに居るの』ブッ ツーツーツー
*(;‘‘)*「ネタに乗っかってきた!メリーさん結構ノリノリだな!」
*(;‘‘)* サラバーチキュウヨー
*(;‘‘)*「今度は何!?」
『私、メリーさん。イスカンダルってのは嘘よ。今電柱の後ろに居るの』ブッ ツーツーツー
*(;‘‘)*「んな事三度目の電話かけてくんな!さっきので言え!」
「私、メリーさん。今貴方の後ろに居るの」
*(;‘‘)*「んなああああもうしつこい!……って」
*(;‘‘)*「え?」
881
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:07:27 ID:I6jlJJDE0
ξ゚⊿゚)ξ「……お久しぶり」
*(‘‘)*「ツンちゃん……」
ξ゚⊿゚)ξ「私、戻ってきたのよ。ヘリカルの為に」
*(‘‘)*「ごめん……そう言ってもらえるのは嬉しいんだけどもうツンちゃんと遊ぶ年じゃないし……」
*(‘‘)*「おまけにもうボロボロで汚いしさ……だから捨てたんだよ?お願いだから戻ってこないで」
ξ;゚⊿゚)ξ「う、嘘よね……昔は私の事大事にしてくれたじゃない!?」
*(;‘‘)*「別れ際の彼女か!ここまで執着して戻ってくる人形なんてお断りだよ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「酷いよ……大好きって言った癖に!!ずっと居るって約束したのに!!」
*(;‘‘)*「第一そんな約束した覚えないし……ていうかドラマ始まっちゃうから早く帰りたいんだけど」
ξ ⊿ )ξ「………」
882
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:08:41 ID:I6jlJJDE0
ξ#゚⊿゚)ξ「殺してやる!!!」
*(;‘‘)*そ「ほわっつ!?」
ξ#゚⊿゚)ξ「そんな酷い事言うヘリカルなんてヘリカルじゃない!!ころしてでもうばいとる!!」
*(;‘‘)*「あたしゃアイスソードか!!そんなメンヘラヤンデレ人形要らないよバカ!!」
ξ#;⊿;)ξ「バカって言ったー!!殺してやるー!!」
*(;‘‘)*「めんどくせぇなツンちゃん!!ていうか誰か助けて!!」
ξ#;⊿;)ξ「誰も助けなんかこない……私を捨てた事、あの世で後悔なs
三三川 ゚ -゚)チリンチリン
ξ; ⊿ )ξそ「はうわっ!!」ドグシャア
883
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:09:49 ID:I6jlJJDE0
川 ゚ -゚)「む……?何かぶつかったか?」
*(;‘‘)*(ツンちゃんが自転車に轢かれてぶっ飛ばされた……)
*(;‘‘)*(た、助かったの……?)
。+゜*。川 ゚ -゚)。+゜*。「そこの人。怪我は無かったか?」
*(‘‘)*「い……」
*( ;;)*「命の恩人んんんんんんん!!」
川;゚ -゚)「な、なんだ!?私は何もしとらんぞ!?」
884
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:10:33 ID:I6jlJJDE0
ξ;-⊿-)ξ「い、いたたたた……」
ξ;゚⊿゚)ξ「とんだ邪魔が入ったわ。作戦失敗ね」
ξ゚⊿゚)ξ「………」
ξ゚⊿゚)ξ「あの神社戻ろう……」テテテテ
885
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:11:45 ID:I6jlJJDE0
(*ФωФ)「ふほほほほwww大量である大量であるwww」
(*ФωФ)「今の所正答率はほぼ無しに等しいであるなwwwなんせ四丁目の田中さんのおばあちゃんの娘の好きな食べ物の原材料www我輩も知らんwwww」
(*ФωФ)「これでまたコレクションが増えたのであるwwww人体これくしょんwwww略して人これwwwww」
ξ゚⊿゚)ξ(あの神社どこだっけ……)
ξ゚⊿゚)ξ「ん?」
( ФωФ)「む?」
( ФωФ)
ξ゚⊿゚)ξ
886
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:13:37 ID:I6jlJJDE0
( ФωФ)メトメガアウーシュンカンスキダートキヅイーター
ξ゚⊿゚)ξアナタハイマードンナーキモチーデーイルーノー
( ФωФ)モードレナイーフータリダトーワカッテイテモー
ξ゚⊿゚)ξスーコシダケーコノママヒトミソラサナイデー
ξ゚⊿゚)ξ「いやなげぇよ」
887
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:14:17 ID:I6jlJJDE0
ξ゚⊿゚)ξ(ていうか不審者が居る……全身黒づくめで体のパーツ抱えてる……怖……)
(((ξ゚⊿゚)ξ(近寄らないでおこう。ついでに見なかったことにしよう)
(;ФωФ)「ま、待ってくれ!」
ξ゚⊿゚)ξ「……何?」
(;ФωФ)「小娘よ。名を何というのだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「初対面相手に小娘なんて言われたくないんだけど」
(;ФωФ)「す、すまない……してお嬢さん。名前を教えてはくれないか?」
ξ゚⊿゚)ξ「メリー……は芸名みたいなもんか。ツンよ」
888
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:15:15 ID:I6jlJJDE0
ξ゚⊿゚)ξ「で、アンタは?見るからに一般人じゃないでしょ?」
( ФωФ)「……我輩は杉浦ロマネスク。またの名を怪人アンサーである」
ξ゚⊿゚)ξ「唐傘アーケード?」
(;ФωФ)「怪人アンサー」
ξ゚⊿゚)ξ「からあげアイスクリーム?」
(;ФωФ)「違う!!なんであるかその最悪な組み合わせ!!めっちゃギトギトしてそう!!」
ξ゚⊿゚)ξ「はいはい怪人アンサーね。ちょっとした冗談よ」
ξ゚ー゚)ξ「……ま、これからは同業者同士仲良くしましょ。私まだまだ新人だけど」
( ФωФ)ドキッ
889
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:15:59 ID:I6jlJJDE0
(*;ФωФ)「あーそうだ……一つだけ言いたい事があってだな……」モジモジ
ξ゚⊿゚)ξ「うん?」
(*;ФωФ)「そのー……我輩一目惚れって言うのであるか……」
(*;ФωФ)「我輩と付き合ってほsξ゚⊿゚)ξノシ「用事思い出したから帰るねーばいばーい」スタコラサッサー
(;ФωФ)そ
890
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:17:03 ID:I6jlJJDE0
ξ゚⊿゚)ξ「はービックリした。初対面だしあんな不審者猫目野郎に告白されるとか逃げるが勝ちよ」
ξ;-⊿-)ξ「でも同業者ってのがちょっとキツイわね……またどっかで会う可能性もあるし……」
ξ゚⊿゚)ξ「……神社戻る前にもう一回ヘリカルの所行こ。一応私の家でもあるしね」
―――――
―――――――
891
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:17:54 ID:I6jlJJDE0
*(‘‘)*「もう今日は散々だよ……電車は遅れるわ捨てた人形は帰ってくるどころか動き出してヤンデレ化するしドラマは見逃すし……」
*(‘‘)*「今日の占い最下位だったからかなぁ。以外と当たるのね」
*(;‘‘)*そサラバーチキュウヨー
*(;‘‘)*(嘘でしょ!?まだかかってくるつもりなの!?)
*(;‘‘)*(非通知……)「もしもし?」
『私、メリーさん。今貴方の後ろに居るの』
*(;‘‘)*「早いな!何の前触れもなく来たな!」
『いちいち電話かけるのも電話代勿体無いかなーと思って』
*(;‘‘)*「いやまぁそうだけどさ……でもこっちだって対策をしてるんだよ?」
892
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:19:19 ID:I6jlJJDE0
『対策?』
*(;‘‘)*「ツンちゃん今後ろに居るって言ったよね?でも私今壁に背を向けて座っているの。後ろは壁よ」
*(;‘‘)*「ふふふ……伊達にメリーさんコピペを読んでる訳じゃないのよ?」
『そうね、確かに後ろは壁だわ。ちょっと言葉が足りなかったみたい』
*(;‘‘)*「……どういう意味?」
『簡潔に言えば今の私は*かべのなかにいる*状態よ』
*(;‘‘)*「ハァ―――!?そんなのアリなの!?」
『だってここのアパート壁と壁の間に隙間があるでしょう?』
*(;‘‘)*「隙間って言っても虫くらいしか入れないし!」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ細かい事は気にするなって話よ」ヌルッ
*(;‘‘)*「壁からヌルッとツンちゃんが出てきた!!もう何でもアリだ!!」
893
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:20:00 ID:I6jlJJDE0
ξ゚⊿゚)ξ「こんばんはヘリカル。さっきぶりね」
*(;‘‘)*「そうだねこっちからすれば迷惑極まりないよ!」
ξ゚⊿゚)ξ「そんな冷たい事言わないで……一生私無しじゃ生きられない体にしてあげる……」
*(;‘‘)*「ひぃぃぃなんか字面だとちょっとエッチ感j……ってふおおおふぉおおおおお!?」
ξ゚⊿゚)ξ「今更怖がってるの?」
*(;‘‘)*「そうじゃなくて!後ろ!志村後ろ!」
ξ(゚△゚ξ彡「私は志村じゃなくて……後ろ?」クルッ
894
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:21:01 ID:I6jlJJDE0
( ФωФ)
ξ(゚△゚ξ
( ФωФ)
ξ(゚Д゚;iξ「いやああああああああああああああああああ!!!」
*(;‘‘)*「すっげぇ!!ツンちゃんが滅茶苦茶ダメージ受けてる!!すっげぇ!!」
895
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:22:02 ID:I6jlJJDE0
ξ;゚Д゚)ξ「そんな事言ってないで助けてよぉ!!」
*(;‘‘)*「嫌だよ!!こんな黒マント大男!!怖いよ!!」
(´ФωФ)
*(;‘‘)*「あっ、ヘコんだ!デカイのは図体だけだ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「その調子よヘリカル!そのまま撃退してちょうだい!」
*(;‘‘)*「これ以上何か言ったら殺されそうだからヘリカルちゃんは黙ります!」
896
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:22:43 ID:I6jlJJDE0
( ФωФ)「……おい、女」
*(;‘‘)*「うっひゃあああああ勘弁してくださいマジでお命だけはああああああ警察に通報するうううううう!!」
(;ФωФ)「通報だけは勘弁してほしいのである!後ろに居る人形を我輩に渡してくれればそれでいい!」
*(‘‘)*「ツンちゃん?」
( ФωФ)「うむ」
*(‘‘)*「あげますあげます。なんなら普通に持ってってください!」
ξ;゚⊿゚)ξそ
897
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:23:39 ID:I6jlJJDE0
( ФωФ)「だそうだが、ツン」
ξ;゚⊿゚)ξ「誰がアンタみたいな猫目好きになるのよ!何かストーカーみたいになってるし!」
(*ФωФ)「そんな冷たい事言わないで欲しいであるよぉ〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「ほんっとに嫌!離して!」
(*ФωФ)「嫌である〜」
「離せってつってんでしょうがあああああああああ!!!」ξ;゚Д゚)ξ三三○)ФωФ)・'.。゜「レバニラッ!!」
898
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:24:26 ID:I6jlJJDE0
三三三ξ#;⊿;)ξ「うわあああああんあの狛犬に言いつけてやるううううう!!」
ガチャ バタン
*(;‘‘)*(い、生きた心地がしなかった……)
(∩ФωФ)"スリスリ
899
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:25:24 ID:I6jlJJDE0
( ФωФ)「フフフ、ハハハ……なかなか照れ屋ではないか」
( ФωФ)(こう見えても執念深い男でな。たかだか一発殴られた程度で諦めるか)
( ФωФ)「いつの日か、必ず我輩の物にしてみせるからな」
(∩ФωФ)"スリスリ
( ФωФ)「ビンタの方がご褒美感あったよなぁ……」
*(;‘‘)*「あの、すいませんいい加減帰ってくれます?」
(;ФωФ)「あ……ごめんなさい」
おわり
900
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:26:30 ID:I6jlJJDE0
今日はここまで。この調子なら5、6月には埋まりそう
901
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:53:40 ID:VBkhIOCg0
乙
902
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 00:59:05 ID:TUr85yGk0
フサくんは犬だって主張してるよ
ってのは置いといてここからどう進展するのか楽しみだ乙
903
:
名も無きAAのようです
:2016/05/16(月) 07:14:43 ID:pFb/Q.560
読み直してるけどキュートちょっとアホの子だな
>>33
http://i.imgur.com/AqDi5vr.jpg
904
:
名も無きAAのようです
:2016/05/16(月) 08:07:56 ID:uyB5zhuk0
ワロタwwww
905
:
名も無きAAのようです
:2016/06/23(木) 18:53:22 ID:JAUSzRqk0
貞子の恋は報われたのだろうか
906
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 19:45:18 ID:kC8VhDOU0
番外編:合格発表とかの過去話
('、`*川「毎回思うんだけど」
('、`*川「アサピーちゃんとヒッキーちゃんっていつから仲悪いのかしらね」
o川*゚ー゚)o「あ、それ気になるー」
('、`*川「気になるわよね。私達が来た頃にはもう犬猿の中だったし」
o川*゚ー゚)o「犬猿ってか近所の犬の喧嘩みたいな……」
+('、`*川「まぁ確かに……って事でそこらへんどうなのかしらハインちゃん」
从;゚∀从「そこ俺に振るんスか」
907
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 19:46:58 ID:kC8VhDOU0
从 ゚∀从「んー……でも俺が入部してきた時からあんなんでしたし……」
(*‘ω‘*)「少なくとも一年以上喧嘩しっぱなしってことっぽね」ヌウ
そ从∀゚;从「うわビックリした!上から覗き込むの反則っスよ!」
(*‘ω‘*)「ぽっぽっぽっぽ。すまないっぽね、そのガールズトーク私にも混ぜて欲しいっぽ」
从;゚∀从「ガールズってか……傍から見たらかなり奇妙な光景っスよこれ……俺ガールじゃないし」
从 ゚∀从「ていうか気になるんなら本人に聞けばいいじゃないですか」
('、`*川「その本人達が居ないし……」
(-@∀@) ガラッ
('、`*川「本人来たわ」
(-@∀@)「何かな?」
908
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 19:48:27 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)「ってうわ……なんか今日少なくない?」
('、`*川「皆今日お出かけしたりシュールちゃんの所行ったりしてるのよ」
(-@∀@)「ふーん」
o川*゚ー゚)o「クソメガネも寂しいなんて感情あるのね」
(-@∀@)「むしろ居なくて心が晴れやかなんだけど」
o川*゚ー゚)o「可愛くねぇな!」
(-@∀@)「男に可愛いとか言うなよ。気持ち悪いな」
o川*゚ー゚)o「は?」
从;゚∀从「もーヒッキーさん居ない時ぐらい喧嘩しないでくださいよー」
(*‘ω‘*)「ぽ……?」
909
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 19:51:32 ID:kC8VhDOU0
(*‘ω‘*)σ「そういえばさっきお前とヒッキーがいつから仲悪いのかの話をしてたっぽ!」ズビシャァァァン
(*‘ω‘*)「て事で?その話を?根掘り葉掘り聞きたいっぽよ」
(-@∀@)「そんな事話題にしてたのかよ」
('、`*川「ごめんなさいね、でも気になるし」
o川*゚ー゚)o「気になる」
(-@∀@)「女子ってそういう話好きだよな……」
从 ゚∀从「女子じゃないけど俺も気になるっス」
(*‘ω‘*)「ほんで具体的にいつぐらいっぽ」
(-@∀@)「うーん……僕が覚えている限り合格発表の時ぐらいかな……」
从;゚∀从「入学前から!?どんだけ遡るんですか!?」
(;-@∀@)「言うほどかな!?あの時は確か……」
――――
――――――
910
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 19:52:48 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)σ(自分の番号はー……あった)
(-@∀@)(ちょっと緊張したけど……よかった……)
(-@∀@)(さ、親に報告入れて帰るとするかな……ってうん?」
:(;-_-): ガタガタガタ
(-@∀@)
(-@∀@)「あの、大丈夫?」
(;-_-)そ「ぬひぃ!?は、はい!大丈夫です!この通り!」
(-@∀@)「全然大丈夫そうに見えないんだけど……もしかして落ちた?」
(;-_-)「あ、いや……まだ確認してないから……」
911
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 19:54:13 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)「番号は?」
(;-_-)「444です……」
(-@∀@)「う、うわぁ……」
(;-_-)「うわぁとか言わないでよ!!」
(-@∀@)「ごめんごめん。探してあげるから」
(;-_-)「なんか申し訳ない……」
912
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 19:55:35 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)「……あ」
(;-_-)「あ!?」
(-@∀@)「あったよ」
(;-_-)「本当ですか!?」
(-@∀@)「こんな所で嘘つく程僕はイジワルじゃないよ」
(-_-)「よ、よかったぁ……」
(-@∀@)「とりあえず合格おめでとう」
(-_-)「ありがとう……そっちも合格したんだよね?」
(-@∀@)「うん」
913
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 19:56:41 ID:kC8VhDOU0
(-_-)「じゃあクラスが同じになるかもしれないね」
(-@∀@)「ははは、そうかもしれないね。ところで部活は何入るか決めたかい?」
(-_-)「あ、オカルト部に入ろうと思って……」
(-@∀@)「ほう」
(*-_-)「僕オカルトとか好きなんだよね……都市伝説とか妖怪とかさ……いつか会ってみたいよ」
(-@∀@)
(-@∀@)「……言っちゃ悪いけど現実と妄想の区別を分けた方が……」
(;-_-)そ「もしかして幽霊とか信じない派!?」
(-@∀@)「当たり前だろ」
914
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 19:58:22 ID:kC8VhDOU0
(;-_-)「うっわ信じらない!ないわーオカルト否定派とかないわー」
(-@∀@)イラッ
(-@∀@)「……なんでも押し付けるのは良くないと思うよ」
(;-_-)「だってオカルト信じない部類とかもはや敵でしかないし……ないないありえない」
(#-@∀@)「そんな非科学的な物信じる方がアレだろ!」
(#-_-)「はいはい科学科学!世の中には科学じゃ証明出来ない物もあるっつーのにそうやってインテリ系は……」
(#-@∀@)「オカルト野郎に言われたくないな!」
(#-_-)「るせぇ!デビルアローは超音波!デビルイヤーは地獄耳!デビルウィングは空をとび!デビルビームは熱光線!」
(#-@∀@)「誰がデビルマンのうた歌えつった!つーか古いわ!チョイスどうなってやがる!」
(#-_-)「とか言って通じてるじゃねーか!やーいやーい!おっさん!」
(#-@∀@)「お前も同罪じゃああああああああああああああああ!!!」
―――――
―――――――
915
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 19:59:35 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)「……ていう事があって」
从;゚∀从(く、くっだらねぇ……)
o川*゚ー゚)o(しょうもねぇ事で喧嘩してんなコイツら)
('、`*川(あらあらうふふ、可愛いわぁ)
(*‘ω‘*)(デビルマンってそんなに古かったけ)
(-@∀@)「それで数日経ってクラス発表あったんだけど」
―――――
――――――
916
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 20:00:46 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)(僕とした事が初っ端からやらかしてしまうとは……)
(-@∀@)(まぁあいつとはクラス違うだろうし、もうこれっきり……)ガラッ
(-_-)
(-@∀@) ピシャッ
917
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 20:02:27 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)(いやいやいやいや)
(-@∀@)(ないないないないぜっっっったいない)
(;-@∀@)(なんで居るんだよ!なんでクラス同じなんだよ!)
(;-@∀@)(誰だよこのクラス配置した教師!訴えてやる!クソが!)
(´・ω・`)「入らないのかい?」
(-@∀@)「あ、いや……入ります」
(´・ω・`)「じゃあ先に入っていいよ」ガラッ
(-@∀@)「どうも……」
(-_-)ゴゴゴゴ
(-@∀@)ゴゴゴゴ
(;´・ω・`)?
(#-_-)p ピッ!!
(#-@∀@)凸 ビシッ!!
(;´・ω・`)(ええええええ!?初日から学級崩壊!?)
―――――
―――――――
918
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 20:03:45 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)「まぁそんな感じでなんやかんや……」
从;゚∀从「なんやかんやで済ませちゃうんですか!?」
o川*゚ー゚)o「よくまぁここまで……」
(*‘ω‘*)「呆れて何も言えねぇっぽ」
(-@∀@)「お前らが聞いてきたんだろ……」
('、`*川「微笑ましいわー」
o川;*゚ー゚)o「全然微笑ましくないでしょ……」
919
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 20:05:20 ID:kC8VhDOU0
(-_-) ガラッ
(*‘ω‘*)「お、噂をすれば何とやらっぽ」
(-_-)「何の話?」
(-@∀@)「ようデビルマン」
o川*゚ー゚)o「おいっすデビルマン」
从 ゚∀从「デビルマン先輩ちーっす」
('、`*川「いい天気ねデビルマン」
(*‘ω‘*)「便乗するっぽデビルマン」
(;-_-)「何事!?」
おわり
920
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:05:55 ID:kC8VhDOU0
番外編:
>>741
の車中内とか
( <●><●>)「とりあえず送ってもらえるとして」
( <●><●>)「誰が何処に乗ります?」
(-@∀@)「決めるも何も都市伝説共を後ろの席にぶち込んで助手席はヒッキーでいいと思うけど」
o川*゚ー゚)o「ブチ込むってキューちゃん達お荷物かい」
(-@∀@)「お荷物だろ」
o川*゚ー゚)o「お前ん家に速達便で送られてきてやろうか」
(-@∀@)「どんな脅しだよ」
921
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:07:22 ID:kC8VhDOU0
( <●><●>)「まぁアサピー君の言うとおりでもいいですけど……シートベルトから一人溢れますよ?」
( ФωФ)「むしろ我輩達にシートベルトは必要なのか?」
(-_-)「杉浦さんはシートベルト付けた方がいいよね?ツンさんくっつけてる訳だし」
( ФωФ)「むぅ……そうであるな。じゃあお言葉に甘えてシートベルト席に……」
o川*゚ー゚)o「ツンちゃんひっつき虫みたい」
( <●><●>)「それ本人に言ったら怒りますよ」
o川*゚ー゚)o「寝てるからいいの!」
922
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:08:34 ID:kC8VhDOU0
( <●><●>)「それで残り一席と言いたい所ですが……」
( <●><●>)「キュートさんに譲ります」
o川*゚ー゚)o「いいの?」
( <●><●>)「はい。今いるメンツでは最年長ですけど見た目は小学生ですし」
o川*゚ー゚)o「なんか今余計な一言が聞こえたけどワカッテマスさんが言うなら」
(-@∀@)「ようババア」
o川#゚ー゚)o「るっせーなクソガキ」
923
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:09:48 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)「それじゃあもういいね。車出すよ」ガチャ
(-_-)「おじゃまー。あ、充電器借りてもいい?」
(-@∀@)「図々しいなお前……」
924
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:11:03 ID:kC8VhDOU0
o川*゚ー゚)o「車だ車だー!テンション上がるー!」
ξ-⊿-)ξスヤスヤ
o川*゚3゚)o「本当に起きないなーツンちゃん」
( ФωФ)「まぁもう夜遅いし……」
o川*゚ー゚)o「むしろ本領発揮でしょ。なんか危なっかしいからワカッテマスさん抱えとくわ」
( <●><●>)「すいませんね」
o川*゚ー゚)o「車内でゴロゴロ転がる上半身とかなんか嫌だし……」
(-@∀@)「運転集中出来なくなりそうだなそれやられると」
(;ФωФ)「心配する所はそこなのか」
925
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:12:25 ID:kC8VhDOU0
(-_-)「ていうか思ったんだけどさーこの車お化けまみれだよね」
o川*゚ー゚)o「今更過ぎんでしょ。科学室戻ったらもっといっぱいよ」
( <●><●>)「車内だけじゃなく貴方達の身の回りがホラーですよ」
(-@∀@)「こんなもん乗せてたら交通事故合いそうだな……」
o川;*゚ー゚)o「ちょ、やめてよ」
926
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:13:36 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)「その時はお前らも全員道連れだから」
(;-_-)「事実的な被害僕とアサピーだけじゃん!」
(-@∀@)「確かにそうだったわ……お前と一緒に死ぬとか絶対に嫌だ。何が何でも生き残ってやる」
(-_-)「僕だってお断りだよ。奇跡的な生還果たしてお前の墓に唾吐いてやるよ!ぺっぺ!」
ξ-〜-)ξムニャムニャ
(;ФωФ)「コラッ!静かにするのである!ツンが起きちゃうでしょ!」
o川*゚ー゚)o「お母さんか」
( <●><●>)「多分これぐらいじゃ起きませんよ」
927
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:15:01 ID:kC8VhDOU0
( <●><●>)「むしろ話しながら運転してるアサピー君の方が気が散りませんか?」
(-@∀@)「いや、会話してくれないと睡魔に襲われて寝るから」
(-_-)「よし!ガンガン話そう!」
( ФωФ)「さっきからわちゃわちゃしておるけどな」
o川*゚ー゚)o「ねー」
928
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:16:17 ID:kC8VhDOU0
( <●><●>)「案外このメンバーでも話付きませんね。これで全員居たらどうなるんでしょう」
(-@∀@)「車に人体模型乗せて走りたくないなぁ」
o川*゚ー゚)o「いやいや八尺様の時点で無理でしょ」
(-_-)「それはあれじゃない?本家洒落怖みたいに後ろから憑いてくる形で」
(-@∀@)「そしたら後ろの車が詰まるだろ」
(;ФωФ)「いやもうその前にパニックになると思うぞ……」
o川*゚ー゚)o「マシュマロマンみたいにライト当てられるのかな」
(;-_-)「ゴーストバスターズ!?」
( <●><●>)(なんか変な方向に成長しましたね)
929
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:17:59 ID:kC8VhDOU0
(;ФωФ)「いやあの掃除機みたいなのじゃ対処出来ないであろう」
o川*゚ー゚)o「むーん……案外行けたりするかもよ?」
(-_-)「そこは田舎のお祖父ちゃんに頼んだりしてそこから隣村の神社とか行ってお祓いとかしてもらわなきゃ……」
o川*゚ー゚)o「出た!洒落怖の祖父ちゃんの頼もしさ!」
( <●><●>)「もうそこからは勝ち枠ですからね。事件解決して数年経つと亡くなりますけど……」
( ФωФ)「友人宅に逃げ込んだりキーホルダーがお守り代わりになるのも手だな」
(-_-)「それで大体貰ったお守りが熱くなったり盛塩が黒くなったりしてさー」
(-@∀@)「く、詳しいな」
(*-_-)「はっはっは!オカルト部を舐めないでいただこうか!!」
(-@∀@)「元、だろ」
(;-_-)「それ言わないでよ……悲しくなるだろ……」
930
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:19:20 ID:kC8VhDOU0
o川*゚ー゚)o「そっかー、もうアンタ達が卒業してそんな経つのかー」
( ФωФ)「早いものであるなぁ」
o川*゚ー゚)o「それで二人して教師になって戻ってきた時はびっくりしたけどね」
(;-_-)「僕だってまだキュートさん達が居る事にびっくりだよ……」
o川*゚ー゚)o「だってキューちゃん最初から居た訳だし」
( <●><●>)「そういえばそうでしたね」
931
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:20:22 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)「昔みたいに活発的じゃないけどなんか……」
o川*゚ー゚)o「なんか?」
(-@∀@)「職員室でウロチョロされると集中出来ないっつーか……」
(;-_-)「まぁ視界に入るよね」
( <●><●>)「お化けなんて自己主張激しいものですよ」
(-@∀@)「お願いだからもうちょっとその自己主張を抑えろ」
( <●><●>)「ぶーぶー」
(-@∀@)「窓から放り投げるぞ」
( <●><●>)「ごめんなさい」
932
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:21:55 ID:kC8VhDOU0
o川*゚ー゚)o「あ」
o川*゚ー゚)o「今電話ボックスの中に幽霊居た!」
( <●><●>)「髪の長い赤いワンピース?」
o川*゚ー゚)o「そうそうそれ。あの感じだと地縛霊かなー」
(-_-)「そこらへんに居そうな奴だなぁ。興味ないや」
( ФωФ)「我輩目が合ったんだが」
o川*゚ー゚)o「あーあ」
( <●><●>)「これはもうお持ち帰り確定ですね」
( ФωФ)「えっ……いらない」
(;-_-)「酷い言い方ですね」
933
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:22:59 ID:kC8VhDOU0
( ФωФ)「我輩ツン以外の女とか居らんし……」
o川*゚ー゚)o「でも地縛霊だから憑いてこないでしょ!」
( <●><●>)「目ぇすっごい血走ってましたけど」
o川*゚ー゚)o「これほど都市伝説詰め込んだ車だから寄ってこないっしょ!」
( ФωФ)「むしろ疑似餌に……」
o川*゚ー゚)o「憑いてこないっしょ!」
(-_-)「キュートさん……」
934
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:24:01 ID:kC8VhDOU0
(-@∀@)「とかなんだ話してるうちに学校付いたぞー」
o川*゚ー゚)o「んお、マジか」
ξ-⊿-)ξスヤスヤ
o川*゚ー゚)o「結局ツンちゃんぐっすりだし」
( ФωФ)「ぐっすりであるな。珍しい」
( <●><●>)「てな訳でここでお別れですね」ガチャ
935
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:25:04 ID:kC8VhDOU0
o川*゚ー゚)o「今日はサンキューね!タダ乗りタクシー!」
(-@∀@)「料金払わせるぞ」
o川;*゚ー゚)o「うげ、クソメガネにお金払いたくない……」
( ФωФ)「夜道気をつけるであるよ。おやすみー」
(-@∀@)「おやすみ、そっちこそ昼らへんにニュッ先生狙うなよ」
バタンッ
936
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 21:26:11 ID:kC8VhDOU0
(-_-)「………」
(-_-)「さっきからずっと黙ってたけどさ」
(-@∀@)「うん」
(-_-)「サイドミラーにさっきの電話ボックスの女が居るんだけど」
(-@∀@)「お前らマジでふざけんな」
おわり
937
:
名も無きAAのようです
:2016/07/18(月) 23:06:38 ID:8SHWnehs0
ほのぼの、癒される
938
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 14:51:41 ID:.RX2zxt.0
番外編:科学部の津出と長岡
ζ(゚、゚;*ζ「ハァ……」
_
( ゚∀゚)「どうしたんだよため息なんてついて。二日目か?」
ζ(゚ー゚*ζ「セクハラで訴えるよ長岡君。部活についてなんだけど……」
_
( ゚∀゚)「部活?広い部室に部員二人で特にする事もなく精々カルメ焼きを作るか色の付いた火で遊ぶかして大抵はくっちゃべって放課後を過ごす科学部がどうしたんだ?」
ζ(゚ー゚;*ζ「やめて!そんな長々と真実を話さないで!だからこそ悩んでるの!」
_
( ゚∀゚)「でもよー人数が増えたって対してやる事は変わんねぇと思うぞ?」
_
( ゚∀゚)+「それに二人の方が秘密結社みたいでカッコイイ……!」
ζ(゚ー゚;*ζ「それ絶対後者だよね。どうあがいてもレオナルド博士しか居ないよこの秘密結社」
939
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 14:52:50 ID:.RX2zxt.0
ζ(゚、゚*ζ「うーん……でもこのままじゃ本当に科学部無くなっちゃいそう……どう発展すればいいのかな……」
_
( ゚∀゚)ポクポクチーン
_
( ゚∀゚)ノ「ハイ!この部活には一つ足りないモノがあります!」
ζ(゚、゚*ζ「部員は足りないのは百も承知だけど……」
_
( ゚∀゚)「おっぱいが足りないと思います!」
ζ(゚、゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「長岡君そういう事ばっか言ってると女の子にモテないよ?」
_
( ゚∀゚)「……ハイ」
940
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 14:54:09 ID:.RX2zxt.0
ζ(゚、゚*ζ「長岡君は使えないし……どうしたものか……」
_
( ゚∀゚)
ζ(゚、゚*ζ「べっこう飴でも配って部員募集しようかな……」
_
( ゚∀゚)
ζ(゚ー゚*ζ(部員自体は少ないけどー……)チラッ
_
( ゚∀゚)(普段温厚な女子に冷ややかな目で見られるとメンタル削られる)
o川*゚ー゚)o ('、`*川
ζ(゚ー゚*ζ(……居るんだよなぁ〜〜〜〜)
_
( ゚∀゚)(もうそれはアレだよ。歯医者行った時のドリルみたいな。キュイイイイイン!!って)
941
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 14:55:22 ID:.RX2zxt.0
o川*゚ー゚)o
ζ(゚ー゚*ζ(ツーサイドアップの女の子とー)
_
( ゚∀゚)(あー……歯医者と言えば俺虫歯治さないといけないんだった)
('、`*川
ζ(゚ー゚*ζ(黒髪が綺麗なマスクしてるお姉さんとー)
_
( ゚∀゚)(美人でボインな先生だったらいいなー)
( <●><●>)
ζ(゚ー゚*ζ(黒いダッフルコートとマフラーした下半身が迷子のお兄さんとー)
_
( ゚∀゚)(あわよくばボイン先生のおっぱいが俺の顔にドカンと!)
942
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 14:56:44 ID:.RX2zxt.0
ξ゚⊿゚)ξ
ζ(゚ー゚*ζ(ワンピースを着た金髪の女の子とー)
_
( ゚∀゚)(……でも歯医者行きたくねぇ)
( ФωФ)
ζ(゚ー゚*ζ(黒いマントした老け顔の人とー)
_
( ゚∀゚)(怖いもん。そもそも病院嫌いだし)
爪'ー`)
ζ(゚ー゚*ζ(狐のお兄さんとー)
_
( ゚∀゚)(……デレがずっと無言で俺悲しい)
イ从*゚ ー゚ノi、
ζ(゚ー゚*ζ(鼻息が荒い狐のお姉さんかー)
943
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 14:57:43 ID:.RX2zxt.0
_
( ゚∀゚)ノシ「おーい」
ζ(゚ー゚*ζ「……濃いなぁ」
_
(;゚∀゚)そ「うぇぇ!?濃い!?俺の眉毛が!?」
ζ(゚ー゚*ζ「え?おかずのり?」
_
(;゚∀゚)「おかずのり!?今までそんなの言われた事ないのに!」
944
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 14:58:44 ID:.RX2zxt.0
ζ(゚ー゚;*ζ「え?え?」
_
(;゚∀゚)「デレが俺の眉毛をおかずのりって……」
ζ(゚、゚;*ζ「な、長岡君に言ったワケじゃないよ!幻聴だよ幻聴!」
_
( ゚∀゚)「そうか幻聴か」スッ
ζ(゚、゚*;ζ(切り替え早ー)
945
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 14:59:51 ID:.RX2zxt.0
( ゚∀゚) チッチチチオッパーイ
_
( ゚∀゚)「おっと電話だ。ちょっと抜けるぞー」ボインボイーン
ζ(゚ー゚*ζ「うん」
_
( ゚∀゚)「ついでに飲み物も買ってくるわ。何がいい?」チッチチチオッパーイ ボインボイーン
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあサイダーお願い」
_
( ゚∀゚)「おっけ」モゲ!モゲ!
ζ(゚ー゚;*ζ「……早く電話出なよ」
946
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 15:01:14 ID:.RX2zxt.0
ガラッ ピシャン
ζ(゚ー゚*ζ「はふぅ……」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚;*ζ(ちょっと待ってコレある意味チャンスじゃない?)
キャッキャッo川*゚ー゚)o ('、`*川ウフフ
ζ(゚ー゚;*ζ(あの科学部に住み着いてる先住民に話しかける事が出来る……!)
ζ(゚ー゚;*ζ(科学部じゃ飽き足らず学校中見かけるし……)
ζ(゚、゚;*ζ(……誰にしようかな)
947
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 15:02:42 ID:.RX2zxt.0
キャッキャッo川*゚ー゚)o ('、`*川ウフフ
ζ(゚ー゚*ζ(仲良く話してる二人じゃ気が引けるしなぁ)
爪'ー`)
ζ(゚ー゚*ζ(一番近くに居るあの人でいいか)
ζ(゚ー゚;*ζ(でも……ど、どう話しかけようかな)
ζ(゚ー゚;*ζ(1:普通に話しかける 2:あの人が席に立った瞬間を狙ってこっそり話しかける
3:別の人に話しかける 4:諦める)
ζ(゚、゚;*ζ(クイズミリオネアじみてきた……テレフォンなんか使えないし……)
948
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 15:04:03 ID:.RX2zxt.0
(((爪'ー`)
そζ(゚、゚;*ζ(ってこっち来た!早いよ!みのさんでさえまだ時間くれるよ!)
ζ(>、<;*ζ(……こうなったら)
三三三爪;'ー`)とζ(゚Д゚;*ζ(5:無理矢理引きずり込むでファイナルアンサー!!!)グイグイッ
爪;'ー`)「なんだお前!なんだお前!」
とζ(゚皿゚;*ζ「うるさい!私と一緒にシンガポールに突入するのよ!」
爪;'ー`)「シンガポールって何!?女スパイか何かなの!?」
949
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 15:05:25 ID:.RX2zxt.0
爪;'ー`)(そ、そうだ……他の奴らに助けを……!)
キャッキャッo川*゚ー゚)o ('、`*川ウフフ
(*ФωФ)ξσ)゚⊿゚)ξ 〜イ从*゚ ー゚ノi、オアゲカイニイコー
ワタシハカテイカシツニ(<●><●> ))))
爪;'ー`)(気づいてねぇぇぇぇぇぇぇ!!!見向きもしねぇぇぇぇぇ!!)
950
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 15:06:27 ID:.RX2zxt.0
ζ(゚ー゚;*ζ(ハッ!前方に科学準備室のドアが!!)
ζ(>、<;*ζ(……こうなったら)
「チェストォ!!」ζ#;゚o゚)ζ┌┛そ バァン!!
爪;'ー`)(うぇぇぇぇぇぇぇ!?)
ζ(゚ー゚#;ζ「そしてブチ込む!!」ドサァ
ミつ
ミ爪;'ー`)そ「うおうっ!」
ζ(゚ー゚*ζ「ミッションコンプリーッツ……」
951
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 15:07:29 ID:.RX2zxt.0
ζ(゚ー゚;*ζ「じゃないよおおおおおお!!」
爪;'ー`)(忙しい奴だな……)
ζ(゚ー゚;*ζ「普通に話しかけようと思ったのになんでこんな手間かけてるのおおお!!」
ζ(゚ー゚;*ζ「私のバカバカバカああああ!!こんなんだからいつまでたってもナス食えないのよおおお!!」
爪;'ー`)(いやナスは関係ないと思う……)
952
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 15:08:33 ID:.RX2zxt.0
爪'ー`)「あのー」
そζ(゚ー゚;*ζ「ひゅいっ!」
爪;'ー`)「今までアグレッシブだった女子が可愛い声出しても無駄だと思うぞ!?」
ζ(゚ー゚;*ζ「あ、あの……なんかごめんなさい……私の中のクイズミリオネアがファイナルアンサーして……」
爪;'ー`)「お、おう……言ってる事分からないけど謝罪の気持ちは伝わったぞ……多分」
953
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 15:09:28 ID:.RX2zxt.0
――
――――
ζ(゚ー゚*ζ「やっぱ朝日先生の知り合いなんですか?あの人達」
爪'ー`)「知り合いっつーか……旧友と言えばいいのか……文句言われそうだけど」
ζ(゚ー゚*ζ「ほえー……あの人オカルト否定派でも有名なのに以外です」
爪'ー`)(まぁ元凶はヒッキーだけど)
954
:
名も無きAAのようです
:2016/08/06(土) 15:10:40 ID:.RX2zxt.0
ζ(゚ー゚*ζ「わぁ……なんか今までモヤモヤしてたのがスッキリした気分」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、私が霊感強いのは内緒にしててくださいね!」
爪'ー`)「いやもうここに居る奴ら知ってるから」
ζ(゚ー゚*ζ
爪'ー`)「しょっちゅうチラチラ見てたらそりゃバレるだろ」
ζ(゚ー゚*ζ
爪'ー`)「て言うか一回アサピーの後ろに居た伊藤の事見破っただろお前」
ζ(゚ー゚;*ζ ダラダラ
<ウワアアアアアアアアアアン
_
(;゚∀゚)そ「準備室からデレの叫び声が!?」
おわり
955
:
名も無きAAのようです
:2016/08/07(日) 00:00:50 ID:SDAA5gMU0
ヒッキー先生に相談だ!
956
:
名も無きAAのようです
:2016/08/07(日) 00:35:48 ID:fWoB5CJk0
デレちゃんきゃわわ
957
:
名も無きAAのようです
:2017/02/25(土) 09:29:16 ID:IVZ/LNMo0
完結おめでとうございます
(*‘ω‘ *)
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2342.jpg
958
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:29:09 ID:xeunlkv60
>>957
気づくのが今になって申し訳ない。素敵な支援絵ありがとうございます
八尺様(*‘ω‘*)がとても可愛らしい……
959
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:30:08 ID:xeunlkv60
ζ(゚、゚*ζ「先生、いい加減に誤魔化すのをやめたらどうですか」
(-@∀@)
(-@∀@)「何かな?」
ζ(゚、゚*ζ「ですから……」
ζ(゚、゚*ζ「………」
ζ(゚ー゚;ζ「あー……えっとー……」
(-@∀@)「……長岡が居ないけど彼は何か用事でもあるのかい?」
ζ(゚ー゚*ζ「今日は科学部を開かないって前もって連絡したんですよ」
ζ(゚ー゚*ζ「先生と一体一でお話するために」
(-@∀@)「うわぁ策略的……こっわぁ……」
ヾζ(゚、゚;ζ「こ、怖くありませんよ!こんな無害な生徒他にはありませんって!」アタフタ
(-@∀@)「うん。君って大事な場面で失敗する事多いの先生知ってるから」
ζ(゚ー゚;ζ「そ、そうですか……あはは……」
960
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:30:51 ID:xeunlkv60
ζ(゚、゚*ζ「……っとと、本題はそこじゃないんです」
ζ(゚ー゚*ζ「今まで見て見ぬフリして深くのめり込もうとしませんでしたけど」
ζ(゚ー゚*ζ「ある件を境に吹っ切れましたので正直に言います」
ζ(゚ー゚*ζ「先生、幽霊見えますよね」
(-@∀@)「……幽霊なんてのはこの世に存在しないんだよ」
ζ(゚、゚*ζ「居るじゃないですか……すぐそこに」
('、`*川「…………」
<_プ―゚)フ「………」
961
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:31:35 ID:xeunlkv60
('、`*川「……もうバラしてもいいんじゃないの?」
ζ(゚、゚*ζ「ほら、黒髪のお姉さんもそう言ってますし」
(-@∀@)「何のことだかさっぱり」
('、`*川「意地っ張りねぇ、エクストちゃん泣きそうよ?」
<_プД゚)フ「忘れたとか言わせねぇかんなー!俺はしつこいぞー!」
<_プД゚)フ「ばかー!あほー!しかめっ面ー!クソメガネー!」
(#-@∀@)チッ
ζ(゚、゚*ζ(顔に出た)
('、`*川(わっかりやすーい)
962
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:32:20 ID:xeunlkv60
ζ(゚ー゚*ζ「先生、私誰にも言いませんよ」
ζ(゚、゚*ζ「言ったところで誰も信じませんし……見えてるの私ぐらいですから……」
('、`*川「ほらほらこう言ってるわよー正直に吐いちゃいなさーい」
<_プー゚)フ「吐けー!罪が軽くなるぞー!」
(-@∀@)「………」
(-@∀@)ハァー……
(-@∀@)「……津出の言う通り見えるよ。昔から」
(-@∀@)「しかも僕が高校からの付き合いだし、あぁ思い出すだけでも腹立つ」
('、`*川「私にとっては運命の出会いだけどね」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、それは知ってます」
('、`*川「私とアサピーちゃんのドラマティックな出会いが!?」
ζ(゚ー゚;ζ「いや、そっちじゃなくて……」
(-@∀@)「勝手にそっちから着いて来たんだろうが……」
(-@∀@)「それで、誰から聞いた?」
ζ(゚ー゚*ζ「狐のお兄さんです!」
(-@∀@)
963
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:33:07 ID:xeunlkv60
(-@∀@)「フォックス」
爪'ー`)「なんだー?」ヒョイ
ζ(゚ー゚;ζ(机から生えてきた……)
(-@∀@)「何バラしてんじゃアホ」ベシッ
爪;'ー`)そ「理不尽!!」
ζ(゚、゚;ζ「その前に先生……可愛そうですよ……いじめないでください」
爪'ー`)「うわ……優しい……大天使……」
(-@∀@)「甘やかすな」
爪'ー`)「そんな事言っても俺達甘やかされた事ないんだけど」
(-@∀@)「住まわせてるだけでも感謝しろよお前」
<_プー゚)フ「俺は元々学校に住んでるけどな!」
964
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:33:55 ID:xeunlkv60
('、`*川「……だからね、今後とも仲良くしてちょうだいな」
('、`*川「口裂け女と友達になるって凄い事よ、自慢モノになるわ」
(-@∀@)「それはそれで困る」
('、`*川「分かってるって」
ζ(゚、゚*ζ「そう言うと……」
ζ(゚ー゚*ζ「黒髪のお姉さん達は今日から部員の一人って事ですね!」
爪'ー`)「そういう解釈で来たかー」
<_プー゚)フ「文字通りの幽霊部員だな!」
爪'ー`)「俺幽霊じゃありませんー妖怪ですー」
('、`*川「あら?こっくりさんってのは低級の狐の霊じゃなかったからしら?」
爪;'ー`)「ちっげぇし!!妖怪だし!!低級でもねぇし!!」
965
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:34:35 ID:xeunlkv60
ζ(゚ー゚*ζ「では今日からよろしくお願いします!科学部部長のデレがこう……」
ζ(゚ー゚*ζ「えーっと……」
ζ(゚、゚;ζ「なんだ……?」
(-@∀@)「無理しなくていいから」
ζ(゚、゚;ζ「ごめんなさい……」
('、`*川「また一層と賑やかになるわねぇ」
<_プー゚)フ「あいつらにも伝えないとなー」
ζ(゚、゚;ζ「……長岡君にはどう説明しようかなぁ」
<_プー゚)フ「まゆげなら大丈夫そうだけど」
ζ(゚、゚*ζ「長岡君だし平気か」
(-@∀@)(自分の知らない場所で色々と言われてる長岡が不憫でならない……)
966
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:35:22 ID:xeunlkv60
(-@∀@)「あ、後一つ言っておくけど」
(-@∀@)「小森先生にはこの件内緒にしておいてほしいんだ」
ζ(゚、゚*ζ「はぁ……分かりましたけど何故?」
(-@∀@)「ムカつくから」
ζ(゚、゚;ζ(大人気ない)
('、`*川(大人気ないわね)
爪'ー`)(昔と変わらないなホント……)
<_プー゚)フ(大人気ねー)
(-@∀@)「それと絶対めんどくせぇ事になるから……アイツ昔からそうだから……」
(-@∀@)「思い返すだけで殴りたくなる……財布落としちまえクソが……」
ζ(゚ー゚;ζ「先生!?」
(-@∀@)「ごめんごめんつい昔の私怨が」
ζ(゚ー゚;ζ(何があったのかな……)
967
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:36:06 ID:xeunlkv60
(-@∀@)「と言うワケで小森先生が来る前に僕は戻るよ。お前らも散った散った」
<_プー゚)フ「えーもうちょっとここに居たいのにー」
(-@∀@)「絶対アイツ科学部来るから。分かってんだよ。絶対昔の癖でこっち来るんだよ」
(-@∀@)「だからほれ、早k(*-_-)「科学部元気ー!?」ガラッ
ζ(゚、゚;ζ「あ」
(-_-)「……って朝日先生も居たんですか。そりゃ顧問だから持ち場ですよね」
(-@∀@)っ
<;-_-)「痛い!何で僕いきなりつねられてるの!?何で!?」
('、`*川(まーた始まったわね)
おわり
968
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:37:01 ID:xeunlkv60
おまけ
o川*゚ー゚)o「そういやペニサスってさぁ、四六時中マスク付けてるよね」
o川*゚ー゚)o「まぁ口裂け女がマスク付けてるのは当たり前だしアイデンティティーなんだろうけど」
('、`*川「そうね……なんせ私が口裂け女になる前から付けている物だから体の一部って言ったところかしら」
o川;゚ー゚)o「そんな前から!?」
('、`*川「えぇ、寝る時も決して外さないし」
o川*゚ー゚)o「多少息苦しいけど風邪ひいた時とかはそうね」
('、`*川「お風呂入る時だって」
o川;゚ー゚)o「もっと息苦しいよ!」
('、`*川「顔を洗う時にだって外した事はないわ」
o川;゚ー゚)o「マスク装着したまま!?」
('、`*川「でも小学校の給食当番の時は毎回マスクを忘れてきたのよねぇ」
o川;゚ー゚)o「意味分かんねぇよ!!」
969
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:38:43 ID:xeunlkv60
結構前に1000埋めるまで番外編を書くなんたら言ってたのを思い出したので投下。また気まぐれに
970
:
名も無きAAのようです
:2017/03/09(木) 23:50:21 ID:JhBF061c0
乙
971
:
名も無きAAのようです
:2017/03/10(金) 21:13:36 ID:AEFmIutM0
来てたのか、乙
972
:
名も無きAAのようです
:2017/03/10(金) 22:13:51 ID:oJAe/ypU0
オカサイ読めるとは…
番外編の更新楽しみにしてる
973
:
名も無きAAのようです
:2017/03/14(火) 10:20:13 ID:wUnbz2h20
1000越えても気が向いたらまた建てて欲しいなあ
974
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 21:58:32 ID:SH/aiJo.0
番外編:はないちもんめ
イ从*゚ ー゚ノi、 とξ(゚△゚#ξつ(ФωФ;)
イ从*゚ ー゚ノi、「うふふふふ……アンタよく見たら私好みじゃないの……」
(ФωФ;)「む、むぅ」
とξ(゚△゚#ξつ「こんの女狐……!ロマが困ってるからやめなさいよ!」
イ从゚ ー゚ノi、「あらあら可愛らしいお人形さんが。ちっちゃくて見えなかったわぁ」
とξ(゚△゚#ξつ「わざとだろ!とにかく手を出すならフォックスとかにしなさいよ!」
爪;'ー`)「俺に押し付けなるな!」
イ从゚ ー゚ノi、「フォックスはちょっと……最近マンネリ化が……」
爪;'ー`)「それはそれで傷付くぞ!?」
975
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 21:59:21 ID:SH/aiJo.0
( <●><●>)「すぐそこで修羅場が起こっているのはワカッテマス」
(*∵)「Foooo!!なかなか美味しい展開が来ましたよ!!」ドキドキ
( <●><●>)「貴方そういう昼ドラ的展開が好きなんですか」
(*∵)「ドロドロだけじゃなく恋愛モノなら大体いけますね!好きな漫画は東京大学物語!」
( <●><●>)「見た目の割に乙女チックな趣味ですねぇ」
( ∵)+「ふっ、人は見た目じゃなく中身だと昔骸骨標本の荒巻さんに教えてもらいましたよ」
( <●><●>)「貴方人間ではないでしょうに」
( ∵)「ガワは人間です。ハイ」
( <●><●>)「その言い方は怖いからやめなさい」
976
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:00:10 ID:SH/aiJo.0
('、`*川
('、`*川「少し思ったんだけどさ」
o川*゚ー゚)o「どったのやぶからエクスカリバーに」
('、`*川「聖剣突き出てるわよ。いやぁこれだけメンバーが増えると花いちもんめが出来そうかなーって」
o川*゚ー゚)o「何故花いちもんめ……ドッチボールとかバスケじゃないんだ……」
('、`*川「バスケなんかやったら八尺ちゃん無双になるでしょ」
(*‘ω‘*)「ぽっぽっぽっぽ。モデル体型は困るっぽねぇ」ヌゥ
o川*゚ー゚)o「うわビックリした。アンタはモデルっつーか怪獣よ」
(*‘ω‘*)
(*‘ω‘*)「つまりゴジラ!」
(*‘ω‘*)「日本を代表する怪獣映画に洒落怖を代表する私!」
(*‘ω‘*)b「なかなか見る目あるっぽね、おちびちゃん」
o川*゚ー゚)o「褒めたつもりないっつーか……」
o川#゚ー゚)o「誰がおちびちゃんよ!!」
('、`*川「八尺ちゃんから見たら誰でもおちびちゃんよ」
(*‘ω‘*)「そんなもん徳川幕府が倒れた頃から知ってるっぽ」
o川*゚ー゚)o「いや何歳よアンタ」
977
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:00:51 ID:SH/aiJo.0
('、`*川「てなわけで皆ちゅうも〜〜〜っく!!」
('、`*川「注目しない子はもれなく小峠カットにしちゃうわよ〜」ジャキンジャキン
o川*゚ー゚)o「脅さないの」
イ从゚ ー゚ノi、
爪;'ー`)
(;ФωФ)
ξ゚⊿゚)ξ
( <●><●>)
( ∵)
(*‘ω‘*)
从;゚∀从
(;-_-)
(-@∀@)
978
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:01:44 ID:SH/aiJo.0
('、`*川
('、`*川「やだ……皆が私を見ている……特にアサピーちゃん」ポッ
从;゚∀从「いやいや脅しまで使って注目浴びせたのに恥ずかしがらないでくださいよ!!」
('、`*川「ごめんさい私赤面症なの」
( <●><●>)「完結して一年経ったのにここで新たな設定をぶち込んできますか」
o川*゚ー゚)o「はいはいメタメタ」
从;゚∀从「……で、話戻しますけど、一体全体何をやろうってんですか?」
('、`*川「よくぞ聞いてくれたわ!三泊四日の熱海旅行行きチケットをプレゼント!」
从;゚∀从「え!?そんな豪華な物くれるんスか!?」
('、`*川「いや言ってみただけ」
从;゚∀从「畜生俺の熱海が!!」
(-@∀@)「それで本題は何?3キロ太った?」
('、`*川「んふふ違うわ。今の発言アサピーちゃんだから許されたけど他の男共が言ったら八つ裂きにするからね」
( ФωФ)(っぶねー……)
ξ゚⊿゚)ξ(ロマ……地雷踏みそうになったわね……)
('、`*川「題して〜……」デレデレデレデレ
('、`*川「第一回!チキチキ☆花いちもんめたいか〜い!」ドンドンパフパフ
(-_-)「花いちもんめって……かごめかごめと並んでやたら都市伝説扱いされるあの?」
('、`*川「口減らしの歌だなんて言われてるあの花いちもんめよ」
(-_-)「でもなんでいきなり……」
('、`*川「人数増えたから」
(-_-)「えぇ……」
979
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:02:58 ID:SH/aiJo.0
イ从゚ ー゚ノi、「なーんだ、てっきり大乱交スマッシュブラザーズ(意味深)かと思ったのに……」
o川*゚ー゚)o「それ考えてるのアンタだけだから安心して」
イ从゚ ー゚ノi、「いやもしかしたらフォックスとか……」
爪;'ー`)「思ってないからな!?」
('、`*川「うーん……想像してたとはいえまとまりがないわねぇ……」
( ФωФ)「脱出ゲームで絶対脱出出来なさそうであるからな」
( <●><●>)「むしろドアぶち破って強行突破しますよこのメンバー」
(-_-)「あー……」チラッ
从 ゚∀从「スゲー納得できますねー……」チラッ
(-@∀@)「なんで僕を見るんだよ」
980
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:03:57 ID:SH/aiJo.0
ξ゚⊿゚)ξ「でも花いちもんめやるとしてもここじゃ狭いと思うわよ?」
('、`*川「流石に科学室じゃあねぇ……」
(-@∀@)「え、なんで僕達も参加する流れになってるの」
从;゚∀从「俺も遠慮しとくっス……」
(*-_-)「見てる方が絶対楽しい」
('、`*川「あら?三人抜けちゃうの?だったら代わりのメンバーとして……」
ξ゚⊿゚)ξ「シュールとエクスト?」
('、`*川「それとレモナちゃんとシラネーヨちゃんね」
( ∵)「場所はどうしますか」
ξ゚⊿゚)ξ「もういっそのこと屋上でいいわよ」
('、`*川「まぁスペース的にも丁度いいか……」
(;-_-)「屋上だとなんか集団自殺みたいだな……」
从;゚∀从「発言がネガティブすぎません!?」
――――
――――――………
981
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:04:41 ID:SH/aiJo.0
【屋上】
|゚ノ ^∀^)「久々に集まってみればまぁまぁ……」
(;´ー`)「なんかホットパンツ履いたねーちゃんが居るんだけど!?」
イ从゚ ー゚ノi、「和服より楽だからもっぱらこれよ」
lw´- _-ノv「ちなみにTシャツ教に勧誘したのは女神様です」
<_プー゚)フ「女神様に憑いてったけど俺皆とおてて繋げないじゃん……」
('、`*川「それじゃあ皆、適当にチーム作ってー」
ガヤガヤ ザワザワ
(-@∀@)
从;゚∀从
(*-_-)
(-@∀@)「何が嬉しくて人外共のレクレーションを見なきゃならないんだよ……」
从;゚∀从「でも下手なバラエティー番組は面白そうじゃないですか」
(-@∀@)「確かに絵面は面白いけどさ……」
(*-_-)「すっげぇ!!すっげぇ!!妖怪大戦争だ!!」
(-@∀@)「横に居るコイツが興奮しすぎて気持ち悪い」
从;゚∀从「まぁまぁ」
(-@∀@)「鼻息当たりそうな勢いだわこれ……」
(((<_プー゚)フ フヨフヨ
(-@∀@)「……あれ、参加しないの?」
<_プー゚)フ「俺皆とおてて繋げないからここでお前らと見てる……」
(-@∀@)「涙拭けよ……」
<_プー゚)フ「ないてねーし……」
982
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:05:40 ID:SH/aiJo.0
('、`*川「よし、これで行きましょう!」
lw´- _-ノv('、`*川(∵ )(<●><●> )(ФωФ )(´ー` )
(*‘ω‘*)|゚ノ ^∀^) イ从゚ ー゚ノi、爪'ー`)o川*゚ー゚)oξ゚⊿゚)ξ
( <●><●>)「なんか私捕獲された宇宙人みたいなんですけど」ブラー
|゚ノ;^∀^)「こっちはお隣さんとの身長差がやばいですわ!」
o川*゚ー゚)o「……フォックスさんと手ぇ繋いでるとなんかなぁ……」
( ФωФ)「めっちゃロリコン……」
爪'ー`)「え?それお前が言うの?」
('、`*川「それじゃあスタート!」
lw´- _-ノv('、`*川(∵ )(<●><●> )(ФωФ )(´ー` )
「「「かってうれしいはないちもんめー♪」」」
(*‘ω‘*)|゚ノ ^∀^) イ从゚ ー゚ノi、爪'ー`)o川*゚ー゚)oξ゚⊿゚)ξ
lw´- _-ノv('、`*川(∵ )(<●><●> )(ФωФ )(´ー` )
「「「まけてくやしいはないちもんめー♪」」」
(*‘ω‘*)|゚ノ ^∀^) イ从゚ ー゚ノi、爪'ー`)o川*゚ー゚)oξ゚⊿゚)ξ
(-@∀@)「なにこの百鬼夜行」
从 ゚∀从「滅多にお目にかかれない代物っスね。俺感動して涙出そう」
(-@∀@)「そんなんで涙無駄にするなよ」
(-_-)(カメラ持って来ればよかったなぁ……この光景を高画質で収めたい……)
<_プー゚)フ(体育の見学ってこんな気分なんだなー)
983
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:06:43 ID:SH/aiJo.0
('、`*川「……それじゃあ誰にする?」
( ФωФ)「ツン」
lw´- _-ノv「キュート」
( ´ー`)「お嬢」
('、`*川「絶対言うと思った」
( ∵)「て言うか今思いましたけどフォックスさんハーレムじゃないですか」
( ∵)「ここは一番おっさんの杉浦さんをポイしましょう」
( ФωФ)「言っとくけど我輩最年少だからな?」
( <●><●>)「ぶっちゃけ誰でもいいんですけどねぇ、あえてここはレモナさんで」
( ФωФ)「は?お前ツンを選ばないとか体バラバラにするからな?」
( <●><●>)「既に下半身が無いと言うのにその仕打ちは酷くありません?」
lw´- _-ノv「キュート選ばんとかマジトイレの水に流すよ?」
( ´ー`)「お嬢選ばないとか噛むぞ?」
( <●><●>)「こいつらめんどくせぇ!!」
( ∵)「ぶっちゃけましたね。じゃあキュートさんに一票」
('、`*川「私もキュートに一票」
lw´- _-ノv「はい三対一でキュートにけって〜〜いバーカバーカ負け犬共め」
(;´ー`)「クッソ犬だから余計にムカつく!」
( ФωФ)「おのれ……」
984
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:07:23 ID:SH/aiJo.0
(*‘ω‘*)「あの中だったら誰が欲しいっぽ?」
イ从゚ ー゚ノi、「そうね……杉浦ちゃんがウブで手の出しようがあるわね」
(*‘ω‘*)「そういうのじゃなくて」
ξ゚⊿゚)ξ「地獄の炎に焼かれたいか女狐……」
|゚ノ;^∀^)そ「な、仲間割れはいけませんわ!」
爪'ー`)「出来れば一番無害そうなのがいい」
o川*゚ー゚)o「それだったらビコーズとか?」
ξ゚⊿゚)ξ「あー……」
o川*゚ー゚)o「見た目はともかくあの中じゃ一番マシな方よ」
ξ゚⊿゚)ξ「それだったら私ロマが欲しい」
イ从゚ ー゚ノi、ジュルリ
ξ゚⊿゚)ξ「ロマいらない」
爪;'ー`)「手のひら返し早っ!」
(*‘ω‘*)「……それじゃあビコーズでいいっぽね?」
o川*゚ー゚)o「私は構わないわ」
ξ゚⊿゚)ξ「私もー」
イ从゚ ー゚ノi、「私の手にかかれば人体模型もダッチワイフよ」
爪'ー`)「ビコーズ全力で逃げて」
(*‘ω‘*)「……よし」
爪;'ー`)「今の何処に『よし』の要素があったんだ!?」
985
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:08:17 ID:SH/aiJo.0
('、`*川「こっちは決まったわよー。そっちは?」
(*‘ω‘*)「こっちもちょうど決まったっぽ」
('、`*川「じゃあいっせーのせで行きましょう」
(*‘ω‘*)「任せろっぽ」
('、`*川「それじゃあいっせーの……」
('、`*川「キュート」
(*‘ω‘*)「ビコーズ」
('、`*川「あらビコーズちゃんが欲しいの?」
(*‘ω‘*)「なんか一番無害そうだから。まぁそっちは大体予想はついてたっぽ」
('、`*川「確かこれじゃんけんで決めるのよねぇ。でもそれじゃあなんだか味気ないし……」
イ从゚ ー゚ノi、「それじゃあこれなんてどうかしら」
986
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:09:09 ID:SH/aiJo.0
イ从゚ ー゚ノi、「ガチバトル」
('、`*川
(*‘ω‘*)
イ从゚ ー゚ノi、「愛する者をかけての勝負よ。じゃんけんなんて生ぬるいわ」
('、`*川「……確かにそうね。ギンちゃんの言う通りよ」ジャキン
(*‘ω‘*)「ぽっぽっぽ……洒落怖としての本気を出す時間が来たっぽねぇ……」
o川*゚ー゚)o「え、何この空気」
( <●><●>)「雲行きが怪しくなりましたねぇ」
o川*゚ー゚)o「いやいや呑気に解説してる場合じゃないって」
(*∵)「ビコーズったらモテモテ……」ポッ
o川;゚ー゚)o「自惚れしてる場合じゃないっつーの!!」
987
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:10:08 ID:SH/aiJo.0
イ从゚ ー゚ノi、「フフ……大妖怪としての力、見せてあげる」ゴゴゴゴゴ
o川;゚ー゚)o「ちょちょちょちょやばいってやばいって……」
o川;゚ー゚)o「クソメガネー!!!!止めろー!!!止められなかったら貞子呼んでこーい!!!」
(-@∀@)「もう呼んであるよ」
川д川 キィ
イ从゚ ー゚ノi、('、`*川(*‘ω‘*)
イ从゚ ー゚ノi、('、`*川(*‘ω‘*)
「「「あ」」」
川д川「全員正座」
―この後めちゃくちゃ説教された
おしまい
988
:
名も無きAAのようです
:2017/06/20(火) 22:34:39 ID:TsMyECRo0
久々に乙
エクスカリバーで吹いた
989
:
セフレ人妻出会い掲示板
:2017/06/22(木) 19:58:49 ID:XCLFgGws0
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