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ζ(゚ー゚*ζ想像力豊かなようです
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巣の上でひたすら獲物を待ってじっとしている蜘蛛、せっせと働く蟻、水を気持ち良さそうに泳ぐ魚、人を見つけるとすぐに隠れる蜥蜴、楽しそうに集まって木の実を食べる小鳥達.....彼らは何を思って生きているのだろうか?ただ本能に従って生きているのだろうか?だとしたら数百年も生きることができるというゾウガメはその何百年の間、何も考えることなくただ生きるという本能のためだけに長すぎる時を過ごしているのだろうか?それとも実は巣の上でひたすら獲物を待っている蜘蛛も「暇やわ、獲物全然おらへんわ」とか考えているのかもしれない。『人間以外の生き物達は何を思って生きているのか?』この問いは人には解明できないことなのかもしれない。
そんな問いに挑む少女がここに2人いた....。
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ミセ*゚ー゚)リ「ねぇねぇデレちゃん」
ζ(゚ー゚*ζ「なーに?」
問いかけたのがミセリちゃん、答えたのがデレちゃん。2人は揃って赤のランドセルに白い体操服.....典型的な田舎の小学生だ。
ミセ*゚ー゚)リ「あの蛙さん達....悲しそうにゲコゲコ言ってるね」
ζ(゚ー゚*ζ「言ってるね」
ミセ*゚ー゚)リ「何で悲しそうなんだろうね」
ζ(゚ー゚*ζ「それはね....」
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小さな小さな蛙の町....田んぼ町の蛙さんはいつも仲良し
ζ(゚ー゚蛙*ζ「ミセリちゃん!今日も田んぼは泥々で気持ちいいね」
ミセ*蛙゚ー゚)リ 「そうだねー」
ζ(゚ー゚蛙*ζペタペタ
ミセ*蛙゚ー゚)リ ペタペタ
ζ(゚ー゚蛙*ζ「あ、蝿だよ」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「どっちが先に捕まえられるか勝負しよう」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「いいよ、それー!」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「ていやー」
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ζ(゚ー゚蛙*ζ「結局逃げられちゃったねー」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「あーあー」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「デレ!ご飯取ってきたわよー」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「あっママ!」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「ツンおばさんこんにちは」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「ミセリちゃんこんにちは」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「パパは?」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「お仕事よ」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「パパたいへんだねー」
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( 蛙´∀`)「ミセリ〜、ご飯モナ」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「お父さん!」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「ミセリちゃんのパパはお仕事無いの?」
ξ蛙゚⊿゚)ξコソコソ「こ、コラ」
( 蛙´∀`)「今失礼な事考えたモナね?」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「い、いえそんな事は」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「ママひどーい」
( 蛙´∀`)「私の家は家族の団らんを大事にしてるからだモナ」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「そういう事でしたか、すみません」
( 蛙´∀`)「気にして無いモナ。ミセリ〜帰るモナよ」
( 蛙´∀`)「蛙だけに」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「そういうことだからデレちゃん、バイバイ」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「ばいばーい」
ξ蛙゚⊿゚)ξ「さ、デレも帰るわよ」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「はーい」
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蛙さん達は楽しく楽しく暮らしていました。ところが.....
ζ(゚ー゚蛙*ζ「最近雨降らないねー」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「晴れは好きだけど雨が降らないのは困るねー」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「地面がカチカチになっちゃうよー」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「それはたいへんだねー」
ζ(゚ー゚蛙*ζ「ママもパパも心配してたよ」
ミセ*蛙゚ー゚)リ「うちもだよ」
ζ(゚ー゚蛙*ζゲコゲコ「はぁ〜」
ミセ*蛙゚ー゚)リゲコゲコ「はぁ〜」
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ζ(゚ー゚*ζ「っていう理由だよ」
ミセ*゚ー゚)リ「そうなんだ!デレちゃんスッゴーイ!」
ζ(゚ー゚*ζ「えへへへ」
/ ,' 3「そこの子達よ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、荒巻おじいさんおはようございます」
ミセ*゚ー゚)リ「おはようございまーす」
/ ,' 3「いい挨拶じゃが....学校は良いのか?」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ」
ζ(゚ー゚*ζ「アサピー先生に怒られちゃう」
ミセ*゚ー゚)リ「荒巻おじいさんさようなら」
ζ(゚ー゚*ζ「さようならー」
/ ,' 3「フォッフォッフォッ気を付けてな」
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デレ達が忘れていたのは学校の時間だけではなかった。
そう、田んぼは池や川などから水を引いている。つまりカラカラになることはないということを....たとえ田んぼがカラカラになってしまっても他のところに行けば良いだけということを......。
作者は忘れていたのは処女作のスレタイのAAだけではなかった。
そう、小学生は集団登校をするということを......。
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(-@∀@)「それで遅刻した理由は?」
ζ(゚ー゚*ζ「蛙の気持ちを考えてました」
ミセ*゚ー゚)リ「ました」
(-@∀@)
(-@∀@)は?
一話終わり
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こんな感じで進んで行きます。>>1が無駄に賢そうという....
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いいね
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昼休み、外のベンチに1人座って山を見ている少年が1人。そこに近づく少女が1人....。
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ζ(゚ー゚*ζ「ねぇ何見てるの?」
(;'A`)「え、え、えっと、鳥を見てました」
ζ(゚ー゚*ζ「なんで敬語なのー?」
(;'A`)「い、いえなんでも....」
ζ(゚ー゚*ζ「へんなのー。鳥を見るのって楽しい?」
('A`)「楽しいですよ。何というかかわいいじゃないですか」
ζ(゚ー゚*ζ「敬語やめてよー」
('A`)「あ、はい」
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ホッホホッホホーホッホホッホホーホッホホッホホー
ζ(゚ー゚*ζ「あの茶色い鳥は何?」
('A`)「あの鳴いてるやつ?山鳩だよ」
ζ(゚ー゚*ζ「鳩山?かわいいね」
(;'A`)「鳩山は違うやつだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「私は宇宙人になりたいんですよ」
(;'A`)「分かっててやったんかい」
ζ(゚ー゚*ζ「以外とドクオ君って話してて楽しいね」
(;'A`)「いえ、滅相もない」
ζ(゚ー゚*ζ「山鳩さんかわいいなー」
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ホッホホッホホーホッホホッホホー
('A`)「のんびりと鳴いてるなぁ。何考えてるのかなぁー」
ζ(゚ー゚*ζ「私分かるよ」
('A`)「えっ」
ζ(゚ー゚*ζ「それはね.....」
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ζ(゚ー゚鳩*ζ「今日も木の上は気持ちいいなぁ」
山鳩のデレちゃんは木の枝の上にふんわりとお座りして休んでいます。
ζ(゚ー゚鳩*ζ「あー、退屈ね。何しようかしら」
そう思うとデレちゃんは向こうの電柱の天辺に飛び移りました。
ζ(゚ー゚鳩*ζ「あー、学校が見える〜。あの子達はテスト中かな?」
窓越しに見えるのは紙にプリントに向き合う子供達.....それをただ見ているだけの先生は暇そうだ。
ζ(゚ー゚鳩*ζ「あのくるくるの金髪の子、絶対に100点なんだろうなぁ。あの子賢そうだしなぁ」
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ζ(゚ー゚鳩*ζ「あっちの教室は理科をやってるのかな?」
その教室では先生が液体と液体を混ぜ合わせています。ゴポゴポしてます。
ボン
その教室はアフロの人だらけになってしまいました。
ζ(゚ー゚鳩*ζ「アサピー先生どじっ子だなー」
どうやらあのアフロ頭を掻いている先生はデレとミセリの担任のようです。
ζ(゚ー゚鳩*ζ「遅刻したくらいで怒るからお薬が爆発するんだよーだ」
デレちゃんはまだ蛙の日の事についてご立腹のようです。
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ζ(゚ー゚鳩*ζ「あっちの教室は音楽かな?」
その教室では先生がオルガンを弾いて子供達が歌っていました。
ζ(゚ー゚鳩*ζ「いいなー。楽しそうだなぁ〜」
デレちゃんは子供達が羨ましくなってしまいました。
ζ(゚ー゚鳩*ζ「いいなー。あっ」
ζ(゚ー゚鳩*ζ「私も歌えばいいんだ」
ζ(゚ー゚鳩*ζ「そぉれ」
ζ(゚ー゚鳩*ζホッホホッホホーホッホホッホホー
ζ(゚ー゚鳩*ζホッホホッホホー「歌えた!楽しいなぁ」
ζ(゚ー゚鳩*ζホッホホッホホーホッホホッホホー
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ζ(゚ー゚*ζ「って鳴いてたらいつの間にかお昼休みになってたんだよ」
(*'A`)「内藤さん凄い!」
ζ(゚ー゚*ζフフフン「でしょでしょ」
ーおーいドクオ、サッカーしようぜ
('A`)「あ、分かった!すぐ行く」
('A`)「そういうことだから、ゴメン」
ζ(゚ー゚*ζ「いいよ、友達いたんだね」
(;'A`)「あ、そんな風に見えた?」
ζ(゚ー゚*ζ「うん!」
(;'A`)「そんなにハッキリと言わなくても.....それに内藤さんと俺って同じクラスじゃん」
ζ(゚ー゚*ζ「からかっただけだよ」
('A`)「なーんだ、良かった。じゃあサッカーしてくる」
ζ(゚ー゚*ζ「いってらっしゃーい」
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ーデレちゃん
ζ(゚ー゚*ζ「何ですか?」
(-@∀@)「勝手に聞かせて貰いましたが私はどじっ子なんかじゃありませんよ」
そう言いながらアサピー先生は木の根っこに躓いて盛大に前へと倒れていった。
2話おわり
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寒い
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またまた昼休み、学校にある小さな池を覗く少女達が数人....
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ζ(゚ー゚*ζ「メダカさんかわいいねー」
l从・∀・ノ!リ人「気持ち良さそうなのじゃ」
ミセ*゚ー゚)リ「でもメダカさんってトンボの幼虫に食べられちゃうって理科で言ってたね」
ζ(゚ー゚*ζ「悲しいねぇー」
l从・∀・ノ!リ人「メダカの学校とか言ってる場合じゃないのじゃ」
ミセ*゚ー゚)リ「メダカさんは怖がりながら生きてるのかなぁ?」
ζ(゚ー゚*ζ「違うよ」
l从・∀・ノ!リ人「じゃあどう思って生きているのじゃ?」
ζ(゚ー゚*ζ「それはね.....」
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ここは楽しい楽しいメダカの学校
キンコンカンコーン
ζ(゚ー゚魚*ζ「次は算数かー、やだなー」
ミセ*魚゚ー゚)リ「潰れないかなー」
l从・∀・魚ノ!リ人「妹者は算数好きなのじゃ」
ビービー警報発令中警報発令中
ζ(゚ー゚魚*ζ「潰れたねー」
ミセ*魚゚ー゚)リ「今年で何回だろうねー、トンボ警報」
l从・∀・魚ノ!リ人「10回なのじゃ」
全校生徒は直ちに卵を見つけ次第至急食べなさい。
l从・∀・魚ノ!リ人「絶対に獲ってやるのじゃ」
ミセ*魚゚ー゚)リ「私も負けないよー」
ζ(゚ー゚魚*ζ「私だって」
3匹は一斉にスタートしました。
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ζ(゚ー゚魚*ζ「どこだどこだー」
('A`魚)「あっ、内藤さんも探してるの?」
ζ(゚ー゚魚*ζ「そーだよ。誰が最初に見つけられるか勝負してるんだー」
('A`魚)「俺もだわ」
ζ(゚ー゚魚*ζ「じゃあドクオ君も敵だね」
('A`魚)「そうなるな」
ζ(゚ー゚魚*ζ「負けないわ」
('A`魚)「俺も負けない」
ζ(゚ー゚魚*ζ「言ってる間に先を越されちゃう!バイバイドクオ君」
('A`魚)「おう、バイバイ」
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ζ(゚ー゚魚*ζ「よーし、見つけるぞー」
ζ(゚ー゚魚*ζ「この水草の影なんかどうだろう」
ガサガサ
ζ(゚ー゚魚*ζ「ないかー、気にしないで次行かないと」
ガサガサ
ζ(^ー^魚*ζパクッ「あったー!」
ミセ*魚゚ー゚)リ「負けちゃったー」
l从・∀・魚ノ!リ人「凄いのじゃ」
ζ(゚ー゚魚*ζ「ふっふっふー」
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ζ(゚ー゚*ζ「こんな感じで幼虫になる前に食べちゃってるから大丈夫なんだよー」
ミセ*゚ー゚)リ「そうなんだ!デレちゃんスッゴーイ!」
l从・∀・ノ!リ人「びっくりなのじゃ」
ζ(゚ー゚*ζ「へへーん」
キンコンカンコーン
ζ(゚ー゚*ζ「あ、昼休み終わっちゃった」
l从・∀・ノ!リ人「急いで戻るのじゃ」
ミセ*゚ー゚)リ「あれ?アサピー先生?」
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(-@∀@)ブツブツ「まず魚は中脳が大きく大脳が小さい....大脳は記憶とかを司ると言われていますね。その大脳が小さい...。つまり魚に感情などは無.....」ブツブツ
ζ(゚ー゚*ζ「なんか怖いね」
ミセ*゚ー゚)リ「さっさと戻ろ」
l从・∀・ノ!リ人「賛成なのじゃ」
-
(-@∀@)ブツブツ
(-@∀@)ブツブツ
(-@∀@)ブツブツ
(-@∀@)「あれ?誰もいませんねぇ」
キンコンカンコーン
5時間目は終わってしまった。
3話おわり
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3話短けぇ。ネタが思いつき次第投下していきます
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乙〜
好きな雰囲気
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乙乙。ゆるさが堪らん
みんな可愛いな
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乙
あさぴーがコケる所とか妙な寒さで逆にワロタ
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蟻の巣をほじくってる少年が2人....そこに、1人の少女が向かっていく
( ・∀・)オラオラ
_
( ゚∀゚)オラオラ
ζ(゚ー゚;ζ「かわいそうだよ!やめてあげてよ」
( ・∀・)「楽しいからいいじゃん」
ζ(゚ー゚#ζ「ダメって言ってるでしょ!この蟻さん達はね.....」
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ζ(゚ー゚蟻*ζ「えっさほいさ、今日もトンネルを掘るのは大変だなぁ」
( 蟻・∀・)「でも、沢山掘ると女王も喜んでくれるしね」
_
(蟻゚∀゚)「なら頑張らないとな」
えっさほいさえっさほいさ
ξ蟻゚⊿゚)ξ「あなた達もうそろそろ休憩してもいいわよ」
ζ(゚ー゚蟻*ζ「あ、女王さん!」
( 蟻・∀・)「見てください!沢山掘りましたよ」
ξ蟻゚⊿゚)ξ「偉いわね、ありがとね」
_
(蟻゚∀゚)「喜んでいただけて光栄です。」
ξ蟻゚⊿゚)ξ「休憩後も頑張ってね」
はい!
働き蟻達は皆女王蟻が大好きでした。どんなに辛い仕事でも女王蟻の為と思えば頑張ることができました。
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ξ蟻゚⊿゚)ξ「エサを取ってきてくれる?」
ζ(゚ー゚蟻*ζ「分かりました!」
( 蟻・∀・)「了解です!」
_
(蟻゚∀゚)「お任せください」
ξ蟻゚⊿゚)ξ「頼んだわ」
よいしょ、よいしょ
働き蟻達はエサを求めて行進します
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ζ(゚ー゚蟻*ζ「あ、あんなところにキャラメルがありますよ」
Ω「俺が一番乗りだぜ!」
Ω「俺が!」
Ω「俺だよ!」
Ω「いや、俺だ!」
ΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩ
「俺だぁーーーーー」
( ;蟻・∀・)「よせ、そこには小さな水溜まりが....」
ドボボボボボ
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(蟻゚∀゚)「あちゃー」
ζ(゚ー゚蟻*ζ「みんな死なないで」
Ω「くそー、水溜まりか。キャラメル欲しいのにな」
ζ(゚ー゚蟻*ζ「欲しいねー」
( 蟻・∀・)「石を置いたらいつか渡れるんじゃないかな」
Ω「お前頭いいな」
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蟻達はせっせと石を運びます。しかし石と言っても人間に取っての石ではありません。砂を一粒一粒小さな水溜まりに置いていきます。
ζ(゚ー゚蟻*ζ「おお」
心苦しいけど仲間達の死骸と石が合わさって橋がかかりました。こうして今日のエサを私達は手に入れました。
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ζ(゚ー゚蟻*ζ「水溜まりが引いたら埋めてあげないといけないねー」
_
(蟻゚∀゚)「そうだな」
( 蟻・∀・)「あれ?巣が騒がしいぞ」
ζ(゚ー゚蟻;ζ「げっ、サムライ蟻の襲撃だ」
_
(蟻゚∀゚)「なんだと」
( 蟻・∀・)「子供達が拐われていく」
ζ(゚ー゚蟻;ζ「あんなの勝てないよ」
_
(蟻゚∀゚)「でも戦わないと」
( 蟻・∀・)「いくぞー!」
蟻酸ぴゅっ、蟻酸ぴゅっ、顎でバキッ
サムライ蟻との戦いはそれはそれは凄ましいものだった。
-
(-蟻@∀@)「も、もうダメです…」ガクッ
ζ(゚ー゚蟻;ζ「アサピーさん!」
何とか善戦したものの結局サムライ蟻は強く、何匹か拐われてしまった。そして、何匹もの仲間達が殺されてしまった
_
(蟻゚∀゚)「もう俺も脚が一本折れちまったから外では働けねぇ」
( 蟻・∀・)「そうか、ジョルジュお疲れ」
_
(蟻゚∀゚)「巣の中で安全ライフを満喫させて貰うぜ」
ζ(゚ー゚蟻*ζ「お疲れー」
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それからも私達は何度も苦難を乗り越えていった。今日もエサ探しだ
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ζ(゚ー゚蟻*ζ「零れたジュース見っけ」
( 蟻・∀・)「よしオッケー」
私達はお腹にジュースを貯めていく。勿論巣に持ち帰るためだ。
( 蟻・∀・)「帰ろっか」
ζ(゚ー゚蟻*ζ「フェロモンで通り道を書いとかないと」
( 蟻・∀・)「そうだn.....」プチッ
ζ(゚ー゚蟻;ζ「えっ?」
( ^Д^)「蟻なんか潰れろ潰れろ」
ζ(゚ー゚蟻;ζ「きゃああああああ」
ζ(゚ー゚蟻;ζ「逃げなきゃ」
私は一生懸命走る。お腹に貯めたジュースを巣に届けないといけないから、届けないと女王が悲しむから.....女王の為に.....ただそれだけを胸に私は走り続けた。だが何万倍も大きい人間に勝てる筈もなく....
ζ(゚ー゚蟻;ζ「うっ」プチッ
腹が潰れる....体の感覚が無くなっていく。あぁジュース、届けられなかったな.....。女王様ごめんなさ.....い
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ーーーーーーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーーーーー
ζ(゚ー゚#ζ「って感じで蟻さんは頑張ってるんだよ!」
( ;∀;)グスッ
_
( ;∀;)グスッ「蟻さんごめんなさい」
ζ(゚ー゚*ζ「分かったならいいんだよ」
(-@∀@)「ちょっといいですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「先生何ー?」
-
(-@∀@)「働き蟻は雌しかいませんよ」
ζ(゚ー゚*ζ
( ・∀・)
_
( ゚∀゚)
ζ(゚ー゚*ζ「このオナベ」
( ・∀・)「違うから」
_
( ゚∀゚)「ちげーよ」
ζ(゚ー゚*ζ「先生も」
(-@∀@)「えっ?なんでバレたんですか?」
( ・∀・)
_
( ゚∀゚)
ζ(゚ー゚*ζ「え?」
4話おわり
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水に石というか砂を置いて渡ったり、死んだ仲間を埋めたりするのは本当っぽいです。サムライ蟻って言うのは他の蟻の巣から卵だったかサナギだったか幼虫だったか忘れたけどを連れ去って、奴隷にする蟻だったはず.....。たぶん
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へー蟻って賢いなあ……ってアサピーおい
乙乙
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アサピーがオナベという噂が広まったが結局アサピーは男だった。残念。
放課後、帰ろうと下駄箱まで歩く少女が2人
ζ(゚ー゚*ζ「今日も楽しかったねー」
ミセ*゚ー゚)リ「ねー」
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アラヤダコノコガコンナケガヲシテルノヨ!
スミマセンスミマセン
ζ(゚ー゚*ζ「アサピー先生の声がするよ」
ミセ*゚ー゚)リ「怒られてるね」
ζ(゚ー゚*ζ「見に行く?」
ミセ*゚ー゚)リ「見に行く!」
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあ行くよー」
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(゜д゜@「家の子の足を見なさいよ!物凄く痛そうじゃない!ねぇ痛いでしょ、トソンちゃん」
(-、-トソン「は....はい」
(゜д゜@「ほら、この子も痛いって言ってるわ。あなた担任でしょ!なんでこの子が怪我しないように見ておかなかったの!」
(-@∀@)「以後気を付けます」
(゜д゜@「あらやだ!もっと誠意のある対応ができないわけ?あなたそれでも社会人なの?」
(-@∀@)「申し訳ありません」
(゜д゜@「あらやだ!何も伝わってこないわよ!そもそもあなたのそのニヤケ面が気に入らないのよ!もっと まともな顔はできないの?」
(-@∀@)「申し訳ありません。これは仕様でして....」
(゜д゜@「あらやだ!何ワケわかんないこと言っちゃってんのよ」
(-@∀@)「え、えっと」オロオロ
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ζ(゚ー゚*ζ「先生かわいそー」
ミセ*゚ー゚)リ「あのオバサンうるさいね」
ζ(゚ー゚*ζ「トソンちゃんのお母さんってあんなのなんだね」
ミセ*゚ー゚)リ「なんかトソンちゃんも困ってるみたいに見えるよ」
ζ(゚ー゚*ζ「確かに」
ミセ*゚ー゚)リ「どうして、怪我したくらいであんなに怒ってるのかな?」
ζ(゚ー゚*ζ「うーん。あっ、分かった」
ミセ*゚ー゚)リ「何々?」
ζ(゚ー゚*ζ「それはね.....」
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あらやだオバサンの幼少期
ζ(゚ー゚@*ζ「今日も学校か....嫌だわ」
ミセ*@゚ー゚)リ「いってらっしゃい」
ζ(゚ー゚@*ζ「ママ、いってきます....」
ζ(゚ー゚@*ζ「ああ、下駄箱に靴はっと....」
ζ(゚ー゚@*ζ「やっぱり無いか....」
あらやだオバサン幼少期はいじめられていたようです。
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ザワザワ
ζ(゚ー゚@*ζ「おはよう....」
シーン
ζ(゚ー゚@*ζ「はぁ....」
あんなに騒がしかった教室もあらやだオバサン幼少期が入っただけで静まりかえってしまいました。
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席に着こうとしたとき、あらやだオバサン幼少期は誤って人にぶつかってしまいました。
ζ(゚ー゚@*ζ「あ、ご...ごめんなさい」
从´ヮ`从ト「いいよいいよ、気にしないで」
そんな風に返してくれたのに、もう既に友達とタッチ仕合っこをしています。大方あらやだオバサン幼少期菌とか言って擦り付けあいをしているのでしょう。
ζ(;ー゚@*ζ「うぅ」
あらやだオバサン幼少期は溢れそうになる涙をグッと堪えて本を取り出しました。
ζ(゚ー゚@*ζ「あ、あれ?」
取り出した本....その本はページが所々破られていました。
ζ(;ー;@*ζ「ぐすっぐすっ」
涙が溢れて溢れて止まりません。
(-@∀@)「よーし、朝の会初めますよー。起立、礼」
ー初めまーす
ζ(;ー;@*ζ「ぐすっぐすっ」
泣いている生徒がいるのに誰一人....先生さえも全く気に留める事なく朝の会が進行していきます。
-
午前中はそれ以来特に何も起こりませんでしたが、それは給食の時間に起こりました…。
ζ(゚ー゚@*ζ(給食が私の分だけ並んでないのは何時も通り....後で自分でよそわなきゃ)
ベシャッ
ζ(×ー×@*ζ「きゃっ」
<゚Д゚=> 「わりぃ」
あらやだオバサン幼少期に味噌汁が浴びせられたのです。本人は偶然を装っているもののきっとわざとでしょう。
ζ(;ー;@*ζ「ぐすっぐすっ」
泣いていても当然誰も声をかけません。ぶつけた男の子も味噌汁を拭くこともなく友達とじゃべっています。
ζ(;ー;@*ζ「ぐすっぐすっ」
あらやだオバサン幼少期は泣きながら雑巾で味噌汁を片付けました。その姿を見て皆笑っていました。先生さえも.....。
-
次の日
ζ(;ー;@*ζ「ぐすっぐすっ」
ミセ*@゚ー゚)リ「どうしたの?もう学校に行く時間よ」
ζ(;ー;@*ζ「行きたくない」
ミセ*@゚ー゚)リ「昨日の事?」
ζ(;ー;@*ζ「うん」
ミセ*@゚ー゚)リ「お母さんに任せなさい」
ζ(;ー゚@*ζ「どうやるの?」
ミセ*@゚ー゚)リ「まぁ見てなさい」
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学校
ミセ*@゚ー゚)リ「担任出てこんかい!」
(-@∀@)「はいはい何でしょうか?」
ミセ*@゚ー゚)リ「てめぇ、家の子に何してくれとんじゃい!お前それでも社会人か! いじめられてる子がいたら守ってやるのが大人やろ?ちゃうんか?うん?」
(-@∀@)「ですから、当クラスでいじめなど無.....」
ミセ*@゚ー゚)リ「うっさい!口答えすんなこの腐れ眼鏡!」
口汚く担任を罵る母の背中があらやだオバサン幼少期にはとてもカッコよく見えた.....。
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ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
-
ζ(;ー;*ζ「っていう過去があったんだよー」
ミセ*;ー;)リ「悲しい話だねぇー!」
カワイソー
アノヒトニソンナカコガ
ウッルイセンガ
カワイソー
カワイソー
カワイソー
(゜д゜@「あらやだ!そんな過去なんて背負って無いわよ!」
-
カワイソー
カワイソー
カワイソー
カワイソー
(゜д゜@
(゜д゜@「トソンちゃん帰るわよ」
どうやらあらやだオバサン更年期は居心地が悪くなってしまったようだ。
(-、-トソン 「ありがとうございました」ペコリ
ζ(゚ー゚*ζ「トソンちゃんはどうして感謝してるんだろうね?」
ミセ*゚ー゚)リ「どうしてだろうねー」
-
(-@∀@)「ちょっといいですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「先生何?」
(-@∀@)「あなたの想像に出てくる私って大体残念な役じゃないですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「気のせい気のせい」
(-@∀@)「そうですか」
5話おわり
-
急に重い?話....あらやだを出したかっただけです。モンペはたぶん別の生き物だからセーフ....
-
おつ
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マジかよアサピー最低だな
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乙乙
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お昼休み、校庭を歩く先日の件で仲良くなった3人
(゚、゚トソン「暖かいですね」
ζ(゚ー゚*ζ「そーだねー」
ミセ*゚ー゚)リ「朝は凄く寒かったけどねー」
(´・ω・`)「うっ、くっ」
ミセ*゚ー゚)リ「ショボン君何してるの?」
(´・ω・`)「見ての通りパイプを登ったり降りたりしてるのさ」
ζ(゚ー゚*ζ「コアラさんみたいだね」
(´・ω・`)「そう、コアラごっこをしてるんだよ」
(゚、゚トソン「変わった人ですね」
(;´・ω・`)「ほ、ほらコアラっていつも気だるそうだからさ....その気持ちを知りたいと思ってさ」
ミセ*゚ー゚)リ「コアラさんの気持ちは分かった?」
(;´・ω・`)「え?いや、分からなかったよ」
(゚、゚トソン「そういえばなんでコアラって何時も気だるそうなんでしょうね?」
ζ(゚ー゚*ζ「へへーん、それはね....」
-
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ζ(゚ー゚コ*ζ「あー今日も赤ちゃんを背負うのは疲れるわー」
(-コ@∀@)「ばぶう」
ζ(゚ー゚コ*ζ「ねぇミセリさん」
ミセ*コ゚ー゚)リ「そうよねぇ」
(コ´・ω・`)「ばぶう」
ζ(゚ー゚コ*ζ「サロンパスが欲しいですねぇ」
ミセ*コ゚ー゚)リ「剥がすときにとても痛いですわ」
ζ(゚ー゚コ*ζ「あらそうでした」
ζ(゚ー゚コ*ζ「オホホホホホホ」
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ミセ*コ゚ー゚)リ「あー、肩こるー」
ζ(゚ー゚コ*ζ「この子達を地面に置いておくことができたらいいんですけどねぇ」
ミセ*コ゚ー゚)リ「そんな事したら子供達はたちまち食べられてしまいますからねぇ」
ζ(゚ー゚コ*ζ「はぁ」
ミセ*コ゚ー゚)リ「子供もイマイチかわいくないですしねぇ」
(-コ@∀@)「ばぶう」
(コ´・ω・`)「ばぶう」
ζ(゚ー゚コ*ζ「先が思いやられますねぇ」
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(゚、゚コトソン「うふふふ、いい情報は要りませんか?」
ζ(゚ー゚コ*ζ「あなた誰よ」
(゚、゚コトソン「すみません、私全国をまわっている情報屋ですわ」
ζ(゚ー゚コ*ζ「大変なお仕事ですね」
(゚、゚コトソン「そう!大変なんです....が毎日ある方法を使って元気モリモリなんです」
ミセ*コ゚ー゚)リ「どんな方法なのかしら?」
(゚、゚コトソン「私は情報屋ですよ。タダで教える訳にはいきませんの」
ζ(゚ー゚コ*ζ「その情報はいくらなの?」
(゚、゚コトソン「ユーカリ1kgでどうでしょう?」
ミセ*コ゚ー゚)リ「高すぎるわ」
(゚、゚コトソン「じゃあ売らないだけですわ」
ζ(゚ー゚コ*ζ「買います買います」
(゚、゚コトソン「毎度あり」
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ミセ*コ゚ー゚)リ「教えてくださる?」
(゚、��コトソン「『よく寝る』ですよ」
ζ(゚ー゚コ*ζ「そんな手があったんですね」
ミセ*コ゚ー゚)リ「すごいわ」
(゚、゚コトソン「ではさようなら」
ζ(゚ー゚コ*ζ「さよーならー」
ミセ*コ゚ー゚)リ「さよーならー」
(-コ@∀@)「ばぶう」
(コ´・ω・`)「ばぶう」
-
次の日
ζ(゚ー゚コ*ζ「よく寝ましたねぇ」
ミセ*コ゚ー゚)リ「12時間なんて今までじゃ考えられませんわ」
ζ(゚ー゚コ*ζ「なんだか体がスッキリしますねぇ」
ミセ*コ゚ー゚)リ「そうですわねぇ」
(-コ@∀@)「ばぶう」
(コ´・ω・`)「ばぶう」
ミセ*コ゚ー゚)リ「この子達の顔を見てもイライラしませんわ」
ζ(゚ー゚コ*ζ「そうねぇ」
それからデレコアラとミセリコアラは毎日12時間キッチリと眠りました。
ζ(゚ー゚コ*ζ「なんだか最近前よりまして体がダルいですねぇ」
ミセ*コ゚ー゚)リ「12時間寝ているのにおかしいですわ」
ζ(゚ー゚コ*ζ「はぁダルい」
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ーーーーーーーーー
-
ζ(゚ー゚*ζ「って感じで寝すぎなんだよ!」
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんすっごーい!」
(゚、゚トソン「まさか寝すぎだったからとは思いませんでした」
(;´・ω・`)「僕って何か悪いことしたっけ?」
ζ(゚ー゚*ζ「なんとなくだよ☆」
(;´・ω・`)「ならいいけど」
(゚、゚トソン「ところでなんでパイプを登ったり降りたりしていたんですか?」
(;´・ω・`)「いや、だからコアラの気持ちを....」
(゚、゚トソン「真面目なショボン君がそんな変な人な筈がありません」
(;´・ω・`)「えっ、いや僕を買い被りすぎだよ」
-
(゚、゚トソン「テストは100点、帰宅は絶対に5時より早い、宿題は絶対に忘れない....そんなショボン君がですよ?」
(;´・ω・`)「真面目な変人もいるんじゃないかな?」
ζ(゚ー゚*ζ「ショボン君って変人なの?」
(;´・ω・`)「いや、違うけど」
ミセ*゚ー゚)リ「なら教えてよ」
(;´・ω・`)「いや、だからコアラ....」
ζ(゚ー゚*ζ「教えてー」
ミセ*゚ー゚)リ「教えてよー」
(゚、゚トソン「教えてください」
(;´・ω・`)「そ、その気持ちいいから...さ」
そう言って少年は走り去っていきました。
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ζ(゚ー゚*ζ「へんなのー」
ミセ*゚ー゚)リ「よく分かんないねー」
(゚、゚トソン「ですね」
(-@∀@)「ふふふふふふふ」
ζ(゚ー゚*ζ「先生どうしたの?」
(-@∀@)「ショボン君はかわいいなと思いましてね」
ミセ*゚ー゚)リ「えー?それって....」
(゚、゚トソン「ホモですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「えー、先生そっち系の人なんた」
(-@∀@)「そうとりますか....」
(゚、゚トソン「どうしてホモになったんでしょうね?」
ζ(゚ー゚*ζ「それはね....」
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ある寒い日の事だった
(-@∀@)「しなくていい!」
6話おわり
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>>68訂正
ミセ*コ゚ー゚)リ「教えてくださる?」
(゚、゚コトソン 「『よく寝る』ですよ」
ζ(゚ー゚コ*ζ「そんな手があったんですね」
ミセ*コ゚ー゚)リ「すごいわ」
(゚、゚コトソン「ではさようなら」
ζ(゚ー゚コ*ζ「さよーならー」
ミセ*コ゚ー゚)リ「さよーならー」
(-コ@∀@)「ばぶう」
(コ´・ω・`)「ばぶう」
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前といい今回といい変な話が続いている気がするので次は原点回帰します
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性の目覚めか……
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登り棒って登れたことないなあ
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学校の帰り道、土手に並んで寝転ぶ少女が2人
ζ(゚ー゚*ζ「気持ちいいね」
ミセ*゚ー゚)リ「ねー」
見上げる空は雲一つ無い澄んだ青。そんな青に飛行機が白い線を描いていきます。
ζ(゚ー゚*ζ「気持ちよさそうだねー」
ミセ*゚ー゚)リ「ねー」
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ζ(゚ー゚*ζ「あー、鳥さんだよ」
ミセ*゚ー゚)リ「あれは鳶かな」
ζ(゚ー゚*ζ「鷹じゃない?」
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃん物知りー」
ζ(゚ー゚*ζ「鳶だと都合が悪いからだよ」
ミセ;゚ー゚)リ「急にどうしちゃったの?」
ζ(゚ー゚*ζ「いいのいいの」
ミセ;゚ー゚)リ「ならいいけど」
ζ(゚ー゚*ζ「そんな事より鷹さんくるくる回ってるねー」
ミセ*゚ー゚)リ「羨ましいなー」
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ζ(゚ー゚*ζ「あんな空を飛べたら気持ちいいだろうねー」
ミセ*゚ー゚)リ「ねー。あの鷹さんはどんな風に思ってるんだろーねー」
ζ(゚ー゚*ζ「考えてみるね」
ミセ*゚ー゚)リ「私も考えてみる」
ζ(゚ー゚*ζ「分かった!」
ミセ*゚ー゚)リ「どんなのどんなの?」
ζ(゚ー゚*ζ「それはね.....」
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ζ(゚ー゚鷹*ζ「今日はいい飛行日和だー」
空はどこまで行っても青く、太陽の光が明るく照らしています。
日陰に入ると寒い、というくらいの日向にいるにはちょうどいい温度です。
ζ(゚ー゚鷹*ζ「下はどうなってるのかなー」
見下ろすとかわいい女の子が2人寝そべって仲良くおしゃべりしています。
鳶デレちゃんはなんだか心まで暖まるような心地がしました。
ζ(゚ー゚鷹*ζ「他も見てみるよー」
-
寝そべっている2人の向こうには泥棒と思わしき人とそれを自転車で追いかける警官がいます。
あまり深刻に見えないその光景は
ζ(゚ー゚鷲*ζ「平和だなー」
と、言うしかないような光景でした。
-
急に風が吹いて少し視点がずれるとそこには学校がありました。
上からみる校庭は茶色い水溜まりのようでした。
そんな水溜まりの上を滑る眼鏡をかけたアメンボが見えます。
あのアメンボはなぜあんな水溜まりの真ん中で突っ立っているのでしょうか?
(-@∀@)「ショボン君かわいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
とっても大きな声なので空まで届いてきます。うるさいホモです。
ζ(×ー×鷹*ζ「耳がキンキンするよー」
仕返しにと、鷹デレちゃんは下降していってアメンボに糞をかけてやりました。
アメンボが何やら喚いているようなので鷹デレちゃんは気分が良くなりました。
-
ζ(゚ー゚鷹*ζ〜♪
楽しくって楽しくって歌を歌い出してしまいそうな様子で鷹デレちゃんはくるくると空を回ります。
ミセ*鳥゚ー゚)リ「楽しいなー楽しいなー」
ζ(゚ー゚鷹*ζ「あれは....」
あれは獲物です。
あの獲物はとても楽しそうです。
-
ζ(゚ー゚鷹*ζ「あっ」
ふと視点を学校に戻すとアメンボが弁当を食べています。
いや、あれは人間でした。
あんなにちっぽけだからアメンボと間違えてしまいました。
ζ(゚ー゚鷹*ζ「にっしっし」
これでお腹も満たせそうです。
小鳥も殺さなくていいし、飛ぶのは気持ちいいし、今日はとってもいい日です。
ζ(゚ー゚鷹*ζ「とりゃー」
そう叫ぶと一気に人間へと滑空していきました。
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一個抜かした
>>83の後ろ
ζ(゚ー゚鷹*ζ「うーん」
あんなに楽しそうにしているのを殺してしまうのは心苦しいです。
でもあれを捕まえないとお腹が苦しいです。
さぁどうしましょう?
鷹デレちゃんは迷ってしまいました。
ζ(゚ー゚鷹*ζ「うーん、うーん」
なかなか決まりません。
そうこうしているうちに獲物は何処かに消えてしまっていました。
いつもなら獲物に逃げられたらとっても腹がたちます。
しかし今日は特になんとも思いませんでした。
結局最初からあれを殺してしまう気は無かったようです。
楽しい気分は人(鷹)を優しい気持ちにしてくれるんだなーと鷹デレちゃんは思いました。
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ζ(゚ー゚*ζ「みたいな優しい気持ちになってるんだよー」
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんすっごー.....あっ」
ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの?」
空に目をやるとそこにはデレちゃんの想像のように鷹は滑空していました。
-
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、本当にアサピー先生を狙ったんだ!」
ミセ*゚ー゚)リ「食べられてる.....」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ?」
もう一度空に目をやると.....
そこには小鳥を捕まえた鷹が意気揚々と空を舞っていました。
7話おわり
-
※今更だけど想像内の出来事は実際に起きてる事ではないです。
-
乙乙
鷹デレちゃんかわええ
-
ζ(゚、゚*ζ「ねぇママ?」
ξ゚⊿゚)ξ「どうしたの?」
ζ(゚、゚*ζ「パパはいつ帰ってくるの?もう3ヶ月だよ....」
ξ゚⊿゚)ξ「お父さんはお空を旅してるのよ」
ζ(゚ー゚*ζ「へー、パパすごーい!」
-
番外編?おわり
今長くなりそうなのを書いております
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wktk
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ある日の放課後
ζ(゚ー゚*ζ「ねぇねぇ、アサピー先生」
(-@∀@)「何ですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「何回やってもミセリちゃんにトランプで勝てないの!」
(-@∀@)「そうですか」
ζ(゚ー゚*ζ「勝ち方教えてー」
(-@∀@)「どうして負けているのかを見てみない事にはなんとも....」
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあミセリちゃん呼んでくる!」
ζ(゚ー゚*ζ≡≡≡≡≡≡
(-@∀@)「元気ですねぇ」
-
ζ(゚ー゚*ζ「先生!呼んできたよ」
ミセ*゚ー゚)リ「こんにちは」
(-@∀@)「こんにちは。早速ですが3人でトランプをやりましょうか」
ζ(゚ー゚*ζ「はーい!」
ミセ*゚ー゚)リ「何をするんですか?」
(-@∀@)「7並べでもやりましょうか。配りますよ」
シュッシュッシュッ
ζ(゚ー゚*ζ「わー7が3つもあるー」
ミセ*゚ー゚)リ「スペードの7は私だから私からね」
(-@∀@)「ふふふふ」
-
ダイジェスト
ζ(゚ー゚*ζ「はい、スペードの6」
ミセ*゚ー゚)リ「スペードの5」
(-@∀@)「グローバーの8」
ζ(゚ー゚*ζ「スペードの8」
-
ζ(゚ー゚;ζ「出せるのがないよー、パス」
ミセ*゚ー゚)リ「私もパスにしようかなー」
(-@∀@)「ハートの8」
ζ(゚ー゚*ζ「やったー出せたハートの9」
ミセ*゚ー゚)リ「スペードの1」
(-@∀@)「ハートの10」
-
ζ(゚ー゚*ζ 2位
ミセ*゚ー゚)リ 1位
(-@∀@)3位
-
ζ(゚ー゚*ζ「やったー!先生には勝てたー」
ミセ *゚ー゚)リ 「先生よわーい」
(-@∀@)「負けちゃいました」
ζ(゚ー゚*ζ「でもミセリちゃんにはやっぱり勝てないなー」
(-@∀@)「その理由は分かりましたよ」
ミセ *゚ー゚)リ 「どんなのですか?」
(-@∀@)「例えるならミセリちゃんは犬、デレちゃんは猫だねぇ」
ミセ *゚ー゚)リ 「それってどういう意味?」
(-@∀@)「普通に教えたら面白く無いじゃないですか。これの意味は自分で調べて来なさい」
ζ(゚ー゚*ζ「えー」
(-@∀@)「解けたら宿題を一個免除できる券をあげましょう」
ζ(゚ー゚*ζ「やるやるー!ミセリちゃん行こー」
ミセ *゚ー゚)リ 「ちゃっちゃと終わらせちゃおー」
-
内藤家
ζ(゚ー゚*ζ「ねぇママー」
ξ゚⊿゚)ξ「なにー?」
ζ(゚ー゚*ζ「アサピー先生が私は猫、ミセリちゃんは犬って言うんだけどどういう意味なのかなー?」
ξ゚⊿゚)ξ「えー、猫は気ままで犬は従順ってことかしら?」
ζ(゚ー゚*ζ「そんなのあるんだー」
ξ゚⊿゚)ξ「結構よく聞くことよ」
ζ(゚ー゚*ζ「そうなんだー」
-
御前家
ミセ *゚ー゚)リ 「お父さん、お母さん」
( ´∀`)「どうしたモナ?」
|゚ノ ^∀^)「ミセリどうしたの?」
ミセ *゚ー゚)リ 「私が犬で、デレちゃんが猫って先生に言われたんだけど、どういう意味かなー?」
( ´∀`)「レモナはどう思うモナ?」
|゚ノ ^∀^)「犬は従順で猫は気まぐれってことかしら?」
( ´∀`)「僕もそれだと思うモナ」
ミセ *゚ー゚)リ 「お父さん、お母さんありがとう」
( ´∀`)「どういたしましてモナ」
リハ´∀`ノゝ「ぱぱはなにもしてないよ?」
( ´∀`)「盲点だったモナ」
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