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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

487名も無きAAのようです:2016/04/01(金) 17:49:24 ID:GnBXv.tI0


 山道に入ると、すぐに金髪の少女が口を開いた。

ξ゚⊿゚)ξ「千年僧は絶対に居るからな」

 少女の名はツンといい、ぶっちゃけ忍者だった。
 詳しい事はよく分からないが、とにかく忍者だった。納得出来ない奴は前に出ろ殺すぞ。

 _、_
( ,_ノ` )「居なけりゃ次の場所に行く、居ればコイツの事を聞くだけだ……」

 ツンと並んで歩きながら、渋澤は腰の刀に手を添える。

 渋沢の腰には二本の刀があった。
 片方はしっかり手入れされた刀。もう片方は、鞘すら色褪せるほど古ぼけた刀だった。
 そして彼が手を添えたのは古ぼけた刀で、彼が千年僧を目的とする理由はこの刀にあった。


ξ゚⊿゚)ξ「……後ろ、来てるぞ」
 _、_
( ,_ノ` )「あいよ」

 ツンが言うまでもなく、渋澤は背後に忍び寄る気配を察していた。


 _、_
( ,_ノ` )「てめえは退いてな」

 渋澤が言うまでもなく、ツンは既に姿を消していた。


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