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これを魔女の九九というようです

98名も無きAAのようです:2015/05/08(金) 17:38:21 ID:v1Qmnnm20
恭しく、滑稽な言い回しで躑躅の魔女は頭を下げた。
ペニサスは戸惑ったように一歩前へと出た。

('、`*川「ペニサス、です。彼はわたしの使い魔のデミタス」

軽く会釈をすると、石の魔女はじっと僕は見つめた。

〈::゚-゚〉「死体か」

(´・_ゝ・`)「轢き逃げされたところをペニサスくんに見つけてもらいましてね」

〈::゚-゚〉「そりゃおもしれえ」

石の魔女は目を細めてそう言った。

('、`*川「えっと、ほとんど独学で勉強してるのであんまり魔法は使えないです」

〈::゚-゚〉「師匠抜きで勉強してサバトに来れるなんて大した奴だね」

('、`*川「そんな、わたしなんて……」

从 ゚∀从「こいつなんて途中の道でビビって帰っちまったんだぜ」

〈::゚-゚〉「それを言うならお前だって行き方を間違えて三ヶ月は出そびれたじゃねえか」

('、`*川「あ、あの……」

从 ゚∀从「要するに一発で来れたペニサスはスゲーってことだよ」

躑躅の魔女の褒め言葉に、ペニサスは複雑そうな顔をした。

('、`*川「わたしはすごくないです。運転したのはデミタスだし……」

(´・_ゝ・`)「でも地図は君が持ってたじゃないか」

〈::゚-゚〉「地図?」

从 ゚∀从「んー? 独学だったんじゃねえの?

('、`*川「独学といっても、師匠の書庫から本を読んでて……」


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