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これを魔女の九九というようです
97
:
名も無きAAのようです
:2015/05/08(金) 17:36:16 ID:v1Qmnnm20
(´・_ゝ・`)「彼女は箒に乗れないんだよ」
从 ゚∀从「だろうな。アタシも乗れねえもん」
('、`*川「乗れないの?」
从 ゚∀从「向き不向きがあるんさね。アタシは盥が一番安定して遠くまで飛べるよ」
体育座りで盥の中に収まる様を想像して、僕は笑いそうになった。
まさか初対面の相手にそんな失礼なことをするわけにはいかないので、頰を噛んで凌いだが。
从 ゚∀从「ま、チャリはおよしよ。せっかく魔女になるんだったら人間の移動道具なんか使っちゃいけないよ」
('、`*川「知らなかったのよ、箒以外にも空を飛べる道具があるなんて」
从 ゚∀从「誰か教えてくれる奴はいないのか?」
('、`*川「いるけど、でも……」
さあ着いた、と躑躅の魔女はペニサスの手を離す。
そこはどうやら、教会のようだった。
すっかり朽ち果てているが、屋根の天辺についた十字架で僕はそう判断した。
潰れた教会が魔女の集まりになっているとは、なんとも皮肉であった。
〈::゚-゚〉「それが例の魔女かい?」
角ばった顔の魔女が、くぐもった声でしゃべった。
よく見ると顔は石で出来ていた。
いや、顔ばかりではなく体も石であった。
真っ黒なローブから見えた手はキラキラと輝きを放っていた。
どうも水晶かなにかで出来ているようだった。
从 ゚∀从「そうそ、さぁ自己紹介をどうぞ。お嬢さん」
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