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これを魔女の九九というようです

93名も無きAAのようです:2015/05/08(金) 17:30:17 ID:v1Qmnnm20
('、`*川「デミタスのバカ」

(´・_ゝ・`)「すまなかった」

('、`*川「アホ」

(´・_ゝ・`)「まさか寝過ごすとは思わなくて」

('、`*川「オタンコナス」

(´・_ゝ・`)「だからごめんって」

('、`*川「ドテカボチャ」

(´・_ゝ・`)「ずいぶん懐かしい罵り言葉だねそれ」

('、`*川「うどんで首吊って死んじゃえ」

(´・_ゝ・`)「うどんが勿体無いよ」

ふざけているように見えるが、必死であった。
僕はきいきいと音を立てながら自転車を漕いでいるし、ペニサスは振り落とされまいと必死にしがみついていた。
そろそろ太ももが限界であった。
しかし漕ぐのを止めるわけにはいけなかった。
昨日の話を聞いてしまったら、彼女の決断をふいにするわけにもいかなかった。

('、`*川「次の角を右!」

吹き荒れる春風に、彼女の声が巻き上げられる。
僕はそれに従ったが、もはやどこをどう走っているのかわからなかった。
今まで何回も細かく角を曲がり続けていたからだ。
ただ何故か、人にも車にも出会うことはなかった。
路地にも大きな通りにも、だ。
一人くらい見かけても不思議ではないはずなのだが。


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