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これを魔女の九九というようです
89
:
名も無きAAのようです
:2015/05/08(金) 17:25:30 ID:v1Qmnnm20
『どうしてそんなことを言うんだい。君は、ただ生きているだけでいいのに』
そう言われた瞬間、ペニサスは憧憬や願望を持つことが悪い事なのかと悩んだ。
どうして魔女になってはいけないかを問うても、師匠は口を噤むばかり。
けれどもどうしても助けたかった。
師匠は世界中の不幸を摘み取ろうとしているのだそうだ。
無数に散らばる全ての不幸を。
('、`*川「みんなに幸せでいてほしいって、師匠は言うけど。でも、帰ってくるとすごく疲れた顔をしてる時があるの」
(´・_ゝ・`)「つまり君はお師匠さんの幸せを願っているんだね」
('、`*川「うん」
(´・_ゝ・`)「いい子だね、ペニサスくんは」
('、`*川「でも魔女になることで師匠を不幸にするのかなとも思うの」
(´・_ゝ・`)「だけど君は師匠のためになにかしたいんだろう?」
('、`*川「そうね」
(´・_ゝ・`)「生きているだけでいいなんて、ずっとそのままそこで留まるのは無理だよ。ペニサスくんは若いんだし先があるんだから、やりたい事なんて幾らでも思いつくだろう」
そういえば、と僕は聞きそびれていたことを思い出した。
(´・_ゝ・`)「ペニサスくんは一体いくつなんだい?」
('、`*川「…………」
ペニサスは黙してしまった。
もしかして聞いてはいけないことだったんだろうか。
背中をつぅっと冷や汗が流れた。
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