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これを魔女の九九というようです

500名も無きAAのようです:2021/12/25(土) 18:56:11 ID:wfKNAKAs0

゚ . ホテルのエントランスで一人待っていると、
。°。タキシード姿の彼がやって来た。°。  . ° 
゚ ゚゚ 。 ° .  。° ..゜° .。. 。 。° .o
°。o 。° . 。° ..゜
 。.゚ 。 ゚o 。.。o゚ 。 
    。o 。.゚
    .゚  。 
       。o゚。 


(´・ω・`)「今日も一段と美しいね」

普段から想像も出来ないような美辞麗句を彼が吐く。
思わず、わたしは吹き出した。

ζ(゚ー゚*ζ「今更になってお祝いなんて、どうしたの」

(´・ω・`)「どうもしないよ、お祝いがしたかっただけさ」

彼の猫は逃げ出さない。
そのままわたしの手を取って、揚々と最上階へと連れ去った。
逃げる気にもならず、わたしはされるがままだった。

ζ(゚ー゚*ζ「魔法以外で、こんな景色を眺めるなんて初めてね」

(´・ω・`)「まったくだ」

煌びやかに輝くビル郡に感心するふりをしながら、
わたしはドクオのことを考える。
程近い距離にある裏路で、ドクオは待つと言っていた。
いかにも格式高い場所へと連れられたら、
ガチガチに緊張してしまうと本人が渋ったからだ。

ζ(゚ー゚*ζ(いい機会だから、挨拶させようと思っていたのに)

半分はそう思いながら、
もう半分は夜景を見せてあげたいと考えていた。


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