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これを魔女の九九というようです

50名も無きAAのようです:2015/04/30(木) 17:36:41 ID:q9TyRmLg0
(´・_ゝ・`)「切れかけの蛍光灯ってどうにも落ち着かないよね、不気味でさ」

(,,゚Д゚)「そ、そうっすよね」

(´・_ゝ・`)「僕の近所にもこれよりもっとひどい状態の街灯があってさー」

(,,゚Д゚)「あー、あのトンネルは雰囲気ありますよね」

ははは、と僕らは笑い合い、固まった。
僕は気付いてはいけないことに気付いてしまった。
ギコは言ってはいけないことを言ってしまった。

(´・_ゝ・`)「ギコくん、」

(,,゚Д゚)「…………」

沈黙ののち、ギコは僕に向かってハサミを投げつけた。

(´・_ゝ・`)「あぶなっ」

い、という言葉と同時にドスンという衝撃。
ふー、ふー、という荒い息が目前で聞こえる。

(,,゚Д゚)「なんでだ」

僕の腹に突き立てられたカッターナイフが抉るように震えた。

(,,゚Д゚)「なんっっっで死なねえんだよおおおおおお!!!!!???」

蹴り飛ばされ、僕は床に転がった。
全然痛くないものだから、僕は悠長に殴られ続けた。

(,,゚Д゚)「昨日!!!確かに殺しただろおおおがよぉぉぉぉぉ!!!!!」

(´・_ゝ・`)「ギコくんだったのか」

改めて、僕は犯人と対峙する。
夜叉のような顔つきになったギコくんは、憎々しげに叫ぶ。

(,,゚Д゚)「死ね!死ね!!死ねェェェェェ!!!!!!」

ごめん、もう死んでるんだ。死んでるけどうごいちゃってるんだよ。
なんて言ったら、彼はますます取り乱すだろう。
僕は代わりに問う。

(´・_ゝ・`)「僕、君に何かしたっけ」


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