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これを魔女の九九というようです
498
:
名も無きAAのようです
:2021/12/25(土) 18:52:10 ID:wfKNAKAs0
o゚ 。 ドクオは、世話の焼ける使い魔だった。o 。.゚
。 。o゚ 。 . 。°。o 、o゚ 。 . 。o 。
。o 。.゚。 。o゚ 。 . 。° 。 。o゚ 。
o 。 。 。o゚ 。
°o 。.゚
お使いを頼むとだいたい間違うし、すぐ迷子になる。
歩くのも遅いし、言葉だって聞き取り辛い時がある。
要領を得ない時には、手を取って想いを読み取った。
こんな事をしているから上達しないのだろう。
自覚していたけれども、一番的確に伝わった。
だからだろうか。
大掛かりな魔法を行う時は、最高の助手役を務めてくれた。
複雑な文語を使うよりも、身振り手振りから
意図を察する方が、彼の性に合っていたのかもしれない。
けれどもわたしには、とても新鮮な事のように思えた。
だって今までは、粛々と一人で準備するのが常だったから。
ζ(゚ー゚*ζ(二人で一つなんだ)
はたとそう気付いたのは、随分と経ってからだ。
魔女にとって使い魔は、最上の鏡として機能する。
しかし使い魔自身にも、数多の境界が眠っている。
それらを尊重し、互いに引き出す事でより多くの力を手にすることが出来る。
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