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これを魔女の九九というようです

490名も無きAAのようです:2021/12/25(土) 18:41:29 ID:wfKNAKAs0
ζ(゚ー゚*ζ「魔法を使って、様々な事を成すの」

('A`)「おじょうさんとおしゃべりが出来るのも、魔法ってやつか」

ζ(゚ー゚*ζ「そう、そうなの。あなたってとても賢いのね」

褒めるついでに撫でてあげたら、彼はこそばゆい声をあげた。

('A`)「さわるのはよしてよ。あんまり、慣れていないんだ」

ζ(゚ー゚*ζ「ああ、ごめんなさいね」

謝ると、彼の触覚が揺れた。
気にするなと言外に伝えてくるような動きだった。
おおらかと言えば、    だって似たようなものだけれども、
彼の動きや言葉遣いからは愛嬌が感じられた。
要するに、一目で気に入ってしまったのだ。
わたしは、彼に使い魔のことを説明した。
運がいいことに、彼もわたしに興味を持ってくれた。
いつぞやかに行われた深海でのお茶会を、彼は目撃していたのだ。

('A`)「びっくりしたぁね。
   あんな風に飲みくいしている様を見たのは、はじめてさ」

朗らかに言われるも、もう随分と前の話。
恥ずかしさと懐かしさが入りまじる気持ちになった。


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