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これを魔女の九九というようです
486
:
名も無きAAのようです
:2021/12/25(土) 18:37:14 ID:wfKNAKAs0
使い魔には、いくつか制約が存在する。
一、魔女一人につき一体までの契約とす。
二、双方の同意あっての対等な関係であり、強要や脅迫は通用しない。
三、使い魔は魔女の第二の生を担う者、軽んじて扱うことなかれ。
いわゆる使い魔の三原則と呼ばれる制約だ。
響きから誤解されやすいのだが、使い魔は奴隷や召使ではない。
人間である自分も、魔女である自分も、どちらも結局は自分だ。
優劣をつける事は出来ない。
並行して存在する事実を、下等とする他人に預けることはできない。
しかし、彼は違う。
ζ(゚ー゚*ζ(彼にとって、この世全てに存在するものは救済の対象)
救いの手を差し伸べることが出来るのは、強者のみ。
救済を受ける側は、絶対的に弱者である。
一見すると真理のように思える彼の信念は、一つの弱点を生む。
誰を相手取っても、平等な関係を築けないことだ。
魔女と使い魔は絶対的に平等な関係を結ばなくてはならない。
仮にその関係性が揺らいだ時には、使い魔は魔女の元を去るだろう。
するとどうなるか。
人間としての自分を見失い、境界の均衡は崩れ、
魔女は透明な澱へと閉じ込められる。
だから は、使い魔を作れない。
本当に、一人ぼっちなのだ。
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