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これを魔女の九九というようです

438名も無きAAのようです:2017/10/11(水) 21:56:28 ID:PogJdj520
ζ(゚ー゚*ζ「また引っ越したの?」

(´・ω・`)「家がバレると面倒だからね」

ブロッケン山から立ち去ってすぐ、どこか遠い所へと逃げて来たのだろう。
自分の起こした事態が、どれほどの迷惑と労力をかけて解決したのか。
推し量るわたしの心中は、申し訳なさでいっぱいだった。

ζ(゚、゚*ζ「ごめんなさい……」

(´・ω・`)「大丈夫だよ」

ぎゅっと抱き締められると、幼い時分に戻ったような気になった。
このままずっとこうしていられたら、と思うわたしを
置き去りにして、ショボンは離れていく。
ふかふかの枕背もたれにしてわたしは座った。
そしてようやく、

ζ(゚、゚*ζ「あ」

太ももの先から、両足が消え失せている事に気が付いた。

ζ(゚ー゚*ζ(起き上がろうとしても、これじゃ力が入らないよね)

道理で、と冷静に納得するわたしに、後悔や怒りは芽生えない。

(´・ω・`)「魔法で治した方がいいよ」

ショックで言葉を失ったと思ったのか、    は優しく声を掛ける。


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