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これを魔女の九九というようです
41
:
名も無きAAのようです
:2015/04/30(木) 17:24:24 ID:q9TyRmLg0
('、`*川「これ食べたら、轢き逃げ犯を探すわ」
(´・_ゝ・`)「あ、ああうん」
急に聞こえてきた物騒な単語に、僕は少し面食らった。
(´・_ゝ・`)「どうやって探すんだい?」
('、`*川「スクライングするの」
(´・_ゝ・`)「スク……なんだって?」
ごくんと最後のひとかけらを飲み込み、ペニサスはどこか誇らしげに説明し始めた。
とはいえ例の寝間着のままなので格好はつかないのだが。
('、`*川「占いとかでよく水晶玉とか覗いて予言したりするでしょう?あれやるのよ!」
(´・_ゝ・`)「あー……」
紫色のベールで顔を隠した怪しげな老婆が巨大な水晶玉相手に手で覆う様を思い浮かべ、僕は頷いた。
('、`*川「わたしの部屋から黒い鏡持ってきて」
入ったから分かるでしょ、とペニサスは畳んだ掛け布団を僕に託した。
(´・_ゝ・`)「ついでにこれも戻して来いと」
('、`*川「話が早くて助かるわ」
早速僕はペニサスの部屋へ向かった。
いよいよ犯人が分かる。
自然と気分が高揚し、僕は滑るように階段を駆け上がった。
そしてあの真っ黒い鏡を手にして、慎重に階段を降りた。
黒曜石は言ってみれば天然のガラスである。
落としたらきっと粉々に砕けてしまうだろう。
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