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これを魔女の九九というようです
289
:
名も無きAAのようです
:2015/06/27(土) 13:14:41 ID:Um.BtjGM0
あまり自信がない口調で彼女はこう言った。
('、`*川「今までわたしって記憶がなかったでしょう」
(´・_ゝ・`)「そうだね」
('、`*川「それってつまり人間としての自分をかなり失っていた状態で、魔女としての力がすごく不安定だったの」
認識しなければ、いないも一緒。
それは自分の記憶にも適応されるのだろう。
('、`*川「だけど記憶を取り戻したことでその境界線がはっきりしたことでわたしは本来の力を手に入れることができた」
ペニサスがコーヒーに手を伸ばす。
口に含むと、彼女の眉間に皺が寄った。
そういえば僕が淹れたから、彼女の分も砂糖が入っていないんだった。
しかしペニサスはもう一口飲み進めた。
('、`*川「……師匠が消える前に、わたしは無意識に祈っていたの」
('、`;*川『消えちゃだめ!!!!』
透明な澱に抗うように叫ぶその声が、脳裏によぎる。
ああ、もしかして。
('、`*川「わたしが祈りをそのまま口に出したことで、師匠は呪いにかかってしまったんだと思う」
(´・_ゝ・`)「だから透明な死を迎えたのに僕たちの記憶に残っているのか」
僕の質問に彼女は頷いた。
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