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これを魔女の九九というようです

229名も無きAAのようです:2015/06/20(土) 13:19:23 ID:vdSRrPRY0
目が覚め他頃にはすっかり日は高くなっていた。
今日は風が強かった。
ぼーっと空を眺めていると、灰色の雲が猛スピードで動いているのがわかった。
今は晴れているが、もしかすると雨が降るのかもしれない。
起き上がり、僕は辺りを見回した。
教会内にペニサスの姿はない。

(´・_ゝ・`)「……ペニサスくん?」

ゆっくりと出入り口へと向かう。
みし、ぎし、と呻く床が僕の不安を煽る。
もしかしたら、僕が寝ている間に連れ去られたのでは。

(´・_ゝ・`)「うわっ」

顔に蜘蛛の巣が引っかかり、僕は手を振るった。
その拍子に、床から伸びていた植物と手がぶつかった。
はて、昨日はこんなにこの草は伸びていただろうか?
少し気にかかったものの、それより先にペニサスがどこにいるのかを知るのが先だった。

ようやく出入り口に辿り着いた。
すると、見覚えのある後ろ姿が自転車のそばに立っていた。

(´・_ゝ・`)「ペニサスくん!」

呼ぶと、彼女は振り向いた。

('、`*川「デミタス」

少し驚いたような表情を浮かべる彼女の右腕は、ショッキングピンクの袋が抱えられていた。


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