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これを魔女の九九というようです
183
:
名も無きAAのようです
:2015/06/05(金) 16:54:31 ID:HOaUlsmE0
ショボンは再び口を開いた。
(´・ω・`)「このままだとペニサスは死ぬよ」
(´・_ゝ・`)「……!」
絶句する僕に、ショボンはさも当然といった表情で、こう言った。
(´・ω・`)「死ぬよ、君が殺すんだ」
魔女と使い魔の間にできる精神的な繋がりは、僕やペニサスが思っている以上にとても強力なものだという。
魔女は無条件で使い魔に対して魔法を使えるし、使い魔の祈りを魔女が肩代わりすることでそれを魔法に昇華することができる。
……僕たちは二つ過ちを犯した。
一つ目はペニサスが中途半端に魔法の知識を得ていたこと。
二つ目は、僕が大して生きたいという意思を持っていなかったこと。
(´・ω・`)「君の蘇生は非常に中途半端だ。今こうして活動できていることが奇跡といっても過言ではない」
前述の通り、死者の祈りと魔女の認識が蘇生を成立させる要となる。
死んで間も無くペニサスに見つかったことで、僕はその存在を認めてもらえた。
これが腐っていたり白骨化していたら、僕は蘇生出来なかっただろう。
その後会話をするために一時的に蘇生した僕は、その後使い魔になることを誓った。
ここがそもそもの間違いだったのだ。
僕は、僕の意思で生きたいと望んだわけではなかった。
その時も、今までも、ずっとペニサスの祈りにしがみついて生きてきた。
彼女が僕に生きて欲しいと祈っていたから、僕は生きてこれたのだ。
(´・ω・`)「生きる気力のない君を生かし続けるには膨大な労力が必要になる」
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