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これを魔女の九九というようです

144名も無きAAのようです:2015/05/15(金) 13:05:02 ID:iiVptxPU0
そういえばペニサスが寝付くまでドクオがそばにいるはずなのだ。
彼が帰ってこないということは、つまりペニサスが起きているということになる。
もしかすると、僕たちの会話が気になってこっそり盗み聞きしていたのかもしれない。
そう思うと僕は落ち着かない気分になった。

(´・_ゝ・`)「少し様子を見に行ってきましょうか?」

(´・ω・`)「そうしてもらえるとありがたいね。きっと僕やデレが行けばますます寝なくなるだろうから」

ショボンの言葉に後押しされ、僕は階段へと向かった。
階下から様子を伺うと、二階の廊下の電気は消されていた。
部屋に入ったのは確かなのだろう。
真っ暗闇の中では、この急な階段を使うのは無理だからだ。
どこかほっとした気持ちで、僕は二階の電気をつける。
そしてゆっくりと、足音を立てないように上っていった。

二階は、しぃんと静まり返っていた。
僕は静かに、ゆっくりとペニサスの部屋へ向かう。
扉の前で佇み、僕は耳をすました。
話し声は、聞こえない。
しかしなにやら奇妙な音が聞こえた。

かり、かり。

ぷちん。

…………。

かり、かり。

ぷちん。

…………。


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