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これを魔女の九九というようです
143
:
名も無きAAのようです
:2015/05/15(金) 13:03:17 ID:iiVptxPU0
苦しげに吐き出されたそれに、デレは少し驚いたようだった。
しかしそれでも彼女は言葉を紡ぐ。
ζ(゚ー゚*ζ「……でも、感謝してるわ。あなたがいなかったら、わたしは変われなかった」
(´・ω・`)「…………」
一瞬困ったような顔をして、ショボンは押し黙った。
僕はその姿を見て、なにか矛盾めいたものを感じていた。
ペニサスは彼を、この世の不幸を根絶やしにしようと駆け回る人だと称した。
他人の幸せを誰よりも願っている人だとも。
けれども本当にそうなのだろうか?
彼の考える幸せとは、一体何なのだろうか。
僕はちらりと壁に掛けられた時計を見た。
もうすぐ深夜の二時になろうとしている。
時間を確認した途端、僕の口から欠伸が逃げ出していった。
(´・ω・`)「……今日はお開きにしようか」
(´・_ゝ・`)「そうしてもらえると助かります」
なんせ風呂もまだなのだ。
これから寝る支度をしなければならないと思うと、少し気が滅入った。
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオ、まだ二階にいるのかしら」
ふと思い出したように、デレは呟く。
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