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これを魔女の九九というようです
141
:
名も無きAAのようです
:2015/05/15(金) 13:00:47 ID:iiVptxPU0
(´・ω・`)「ここにいるよりも君は部長として働いていた方が幸せなんじゃないかって僕は思うんだよ」
(´・_ゝ・`)「なにが幸せかなんて僕の勝手じゃないですかね」
(´・ω・`)「君と、君に関わった人達の記憶を操作したら元の生活に戻れる。なんなら鼓動も血液も付け加えて、死んでいることも忘れさせることだって出来るよ」
(´・_ゝ・`)「そこまでして戻りたいと思う生活でもなかったですよ」
実際そうであった。
たとえ魔法を使ったとしても僕が死んでいることに変わりはない。
それに僕は、ペニサスと緩やかに生活することに慣れてしまった。
洗濯や掃除をして、庭に水を撒き、何が食べたいのかを話し合って買い物をする。
そして時折ペニサスの魔法を見れたのなら、もうそれだけで十分楽しいと僕は思えたのだ。
(´・ω・`)「……畑違いの場所に来たって馴染めやしないよ」
(´・_ゝ・`)「ご心配しなくとも、ペニサスくんは僕に肥料を与えてくれていますよ」
(´・ω・`)「彼女の知識じゃ、君は枯れる」
(´・_ゝ・`)「あなたが魔法を教えれば済むのでは?」
(´・ω・`)「…………」
すう、と息を吸う音が響く。
短く吸ったそれを、ショボンはゆっくりと吐き出した。
まるで頭に上った血の温度を冷ますかのように。
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