[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
これを魔女の九九というようです
125
:
名も無きAAのようです
:2015/05/15(金) 12:38:41 ID:iiVptxPU0
やがて暗闇は滲み、白んでいった。
その白に、無数の色が襲いかかる。
ぶちまけられた極彩色の絵の具。
混ざり、食んで、犯し、溶けていく。
その光景に僕は思わず酔いそうになった。
やがて無造作に散らばっていた色はひとつの色に収束した。
モノクロ。
灰色がかった一昔前の映画色。
白い家具。
黒い鉄パイプのベッド。
気付けばそこは居間であった。
('、`*川「もう着いちゃったの……?」
呆気にとられるペニサスに、デレは自慢気に微笑んだ。
ζ(゚ー゚*ζ「初心者なら大仰な儀式を形作るだろうけど、わたしくらいになれば必要なものを必要なだけ揃えればあれくらい簡単に出来るわよ」
('、`*川「わたしもデレさんみたいな魔女になりたいです……」
カチリ、と部屋の灯りがついた。
ドクオが気を回して、スイッチを探したのだろう。
ζ(゚ー゚*ζ「……あなたはわたしじゃなくて、ショボンになりたいんでしょ?」
すぅっと目を細め、デレはそう言った。
('、`*川「師匠みたいになりたいけど、でも師匠は魔法教えてくれないですし……」
ζ(゚ー゚*ζ「だってショボンはあなたに魔女になって欲しくないんだもの」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板