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これを魔女の九九というようです
124
:
名も無きAAのようです
:2015/05/15(金) 12:37:54 ID:iiVptxPU0
('A`)「できタ」
ζ(゚ー゚*ζ「ご苦労様」
デレは僕らを円の中に入るよう指示した。
四人で入ると案外その円は狭く、僕はペニサスの手をつかんだ。
('、`*川「な、なによ」
(´・_ゝ・`)「君がうっかり倒れたりして円から出たら困るからね」
('、`*川「わざわざありがとうございます、気がきくわねっ」
緩やかな熱が、僕の手のひらに爪を立てた。
(´・_ゝ・`)「いてて」
わざと聞こえるように言っても、ペニサスはそっぽを向いたままだった。
ζ(゚ー゚*ζ「みんな、動いちゃダメよ」
デレはそう言って、優雅にワンピースの裾を持ち上げた。
真っ白で枝のように細い足。
その爪先に納められていたのは、青銅色の靴であった。
カン、カン、カン。
三度踵同士が打ち付けられ、鉄の音が響いた。
すると円から外にある雑草が軒並泡へと変化していった。
ぱちりぱちりと泡が弾けるたびに、空の月が遠のいていった。
僕たちは水中へ沈むように、暗闇の中に吸い込まれていった。
いつの間にか足元の草花たちも消え去り、どこを見渡しても無限の暗闇が広がっていた。
デレは目を閉じたまま、細々と呪文を唱えていた。
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