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月明かりのネコのようです
194
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 19:41:25 ID:ZDx3VL.Q0
(゚、゚;トソン
もとの椅子に座る。
大きく深呼吸をして、トラウマを遠ざける。
(゚、゚;トソン
そう、モララーは、死んだ。
病院に着いて間もなく、息を引き取ったらしい。
らしい、というのは、あれから誰もモララーの顔を見ていないからだった。
家族以外、遺体と会うことは許されなかった。
彼の家は上層とはいえ大きな葬式などが行われる程ではなかったようで、モララーの家族を除けば、トソンが見た顔が、彼の最後の表情だった。
苦しみに満ちたあの表情を、忘れることはないだろう。
その後、部員に話をした。
何故か上手く話せた。
決意は固まっていた。
その部員も、彼女に向かって大きく頷いた。
『通信機を完成させよう』
トソンは、モララーのできなかったことを完成させることが、彼の為になると話した。
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