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月明かりのネコのようです

118名も無きAAのようです:2015/04/16(木) 19:11:55 ID:BPLGjDYU0

『スラムその3』


上層、その中でも一際大きな建物。
この地域の首相の仕事場だった。

今は深夜だが、建物の窓はところどころが明るい。
熱心なことだと思った。
音を立てないように駐車場に回る。

('A`)「……」

懐中電灯を持った警備員が三人見られた。
目当ての車がどこにあるかは、昼間に見つけてある。
手元の機械に小さく声を吹き込む。

('A`)「駐車場に着いた」

応えたのは、あの名前のない女。

『やっとか。こっちは準備できてる』

('A`)「やってくれ」

少し待つ。
綿密な計画と言うほど考えてある訳ではないが、自信はあった。


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