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Ammo→Re!!のようです

278名も無きAAのようです:2015/06/27(土) 23:56:39 ID:m/DZJGrM0
(-@∀@)「も、持ちのロンですよ!!」

待つこと三分。
湯きりを行い、粉末タイプのソースをまんべんなくふりかけ、よく混ぜる。
液体タイプのソースと粉末タイプの最大の違いは、麺に絡みやすいか否かという点だ。
前者の液体タイプは十分すぎるほどよく麺と絡まるが、若干多すぎる問題が生じてしまう。

対して粉末のソースは絡みにくいが水分を吸い、麺と無駄なく合わさって味に均一性が生まれる。
どちらも気をつけなければならないのが、麺にだけソースを和えるのではなく具材にも合わせてやることだ。
こうして出来上がった麺の半分を紙皿に載せ、最後に刻まれた青のりをかけて完成である。
二人はそれを立ったまま啜り、黙々と食事を始めた。

甘辛いソースの味が食欲を沸立て、少量のキャベツを奥歯で大切に噛み締めると、甘みを含んだ水がしみ出した。
それも僅かの量だが、ソース一色の味の中に新鮮な存在だった。
麺を啜る音だけで、会話はなかった。
美味いかどうか、それはトラギコの口からは出てこなかったが、無言で啜るその音が十分に感想の役割を果たしている。

食事を手早く済ませ、アサピーはインスタントコーヒーを入れた。
砂糖は大匙三杯入れ、二人は現像室に向かった。
あの部屋は窓を閉め切り、外部の光が一切差し込まないようになっている。
誰かに外から見られる心配は全くない。

部屋のエアコンを入れ、室温を低くする。

(=゚д゚)「じゃあ、計画を話すラギ。 この街の地図はあるラギか?」

(-@∀@)「パンフレットに使ったものでしたら……ここに」


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