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糞ったれBAR NEETのようです
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川д川「」カタカタカタカタ
川д川「……おっ、レア装備ゲットォ」カタカタカタカタ
川д川「」カタカタカタカタ
川д川「」カタカタカタカタ
川д川「あ?『あけおめ〜ことよろ〜』って何だぁ?」
川д川「」カタカタカタカタ
川д川「あ―もう年越してたのかよぉ。1年なんかあっという間だよなぁ」ピンポーン
川д川「……」ピンポーン
川д川「……無視だ無視ぃ、こんな時間にインターホン鳴らすとかロクな奴じゃねえだろうしぃ」ピンポーンピンポーン
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(# ゚∀゚)「ずばり! モテるカクテルを教えて欲しいっす!!」
川д川「……」
ノパ⊿゚)「……」
川д川「……」
ノパ⊿゚)「……」
川д川「……」
ノパ⊿゚)「……」
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(;゚∀゚)「なっ!? 何なんすかこの空気!?」
(*゚ぺ)「だからこういう雰囲気になるぞって、来る前に忠告したじゃん」
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(;゚∀゚)「俺の相談ってそんなに変か!?」
ノパ⊿゚)「変というか、下らないな」
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(;゚∀゚)そ「ちょっ!? 辛辣っす!!」
川д川「まぁ気持ちは分かんねぇ事もねぇけどよぉ、酒なんざモテる為に飲むもんじゃねぇぞぉ?」
_
(;゚∀゚)「いや、だって! なんかバーで酒飲んでる男ってかっこよく無いっすか!?」
ノパ⊿゚)「それはその人の雰囲気や人間性も相まって魅力になるんだ。酒を飲むからかっこよくなる訳じゃない」
ノハー⊿゚)「むしろ、そんな事を気にしながら飲む方がカッコ悪いな。そんな事じゃ酒も美味しく飲めないだろう」
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(;゚∀゚)「うぐっ!?」
川д川「まぁヒートの言うとおりだわなぁ。そんなもん気にする方がバカだわなぁ」
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(;゚∀゚)「でっ……でも! とりあえず来週までには酒に詳しくなりたいんっすよ!!」
ノパ⊿゚)「来週に何かあるのか?」
(*゚∀゚)「デートなんだって」
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(;゚∀゚)「来週の週末に、ようやく気になってた女の子と2人っきりでデートする機会が出来たんすよ!! ただ、その娘の趣味がバー巡りみたいで……」
川д川「あぁ、要するにその女の趣味を詳しく知りたいって訳ねぇ」
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(;゚∀゚)「うっす。前に別の女の子とデートした時も酒に詳しくも無いのにカッコつけてカクテル頼んだら潰れて失敗しちゃったんで……」
川д川「ちなみにそん時は何を飲んだんだぁ?」
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( ゚∀゚)「なんだっけ? 確か、『マティーニ』だっけ?」
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川д川「……お前って普段、酒あんま飲まないやつかぁ?」
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(;゚∀゚)「今はまあ、飲みますけど。当時はからっきしでした」
ノハ;゚⊿゚)(そりゃあ……まあ、そんなやつが飲んだら)
川;д川(潰れるだろうなぁ、間違いなくぅ)
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(;ー∀ー)「だから、そ―いう経緯もあって、今度ばかりは失敗したくないんすよ!!」
ノハー⊿゚)「まあ、カクテルについて多少教えるくらいだったらいいか。それでモテるかは知らんが」
川д川「『酒を飲めない男は男じゃない』ってなぁ。まぁ教えてやんよぉ」
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(* ゚∀゚)「あっ、あざ――――っす!!」
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………………………………………
…………………………………
……………………………
………………………
…………………
…………
…
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マティーニはあかん
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川д川「んでぇ、実際のとこどういう酒が飲みたいんだよぉ?」
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(;゚∀゚)「どういうって、えっ、どういう意味っすか?」
ノパ⊿゚)「そこからか。じゃあ普段飲む酒は?」
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( ゚∀゚)「ダチと飲む時はビールとかジントニとかかな。あっ、あとは『モスコミュール』ってやつは美味かったっす」
川д川(居酒屋で飲むタイプかぁ)
ノパ⊿゚)「度数が高いのは飲めないのか?」
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( ゚∀゚)「あっ、飲もうと思えば飲めるっす。テキーラとかはたまに飲むんで」
(;*゚∀゚)「ウチは逆にテキーラ苦手だぞ」
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( ゚∀゚)「まあ、俺も美味いとは思わないけどな」
川д川(流石兄弟がこの場に居たら大変だったなぁ)
ノハー⊿゚)「では逆に飲めないものは無いか? そっちから候補を絞った方が早そうだ」
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( ゚∀゚)「焼酎とポン酒はアウトっす。あとハイボール? も好きじゃないっすね」
ノパ⊿゚)「ふむ。甘い酒はどうだ? 好きか?」
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( ゚∀゚)「甘すぎじゃなければ、はい。『カルーアミルク』とかは嫌いっすけど」
(*゚∀゚)「『カルーアミルク』美味しいじゃんっ」
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( ゚∀゚)「お前はお子ちゃま舌だからだろ」
(#*゚∀゚)「なんだと―!」
川;д川(何だよぉ……『カルーアミルク』美味しいじゃんかよぉ)←甘党
ノパ⊿゚)「なら生クリームやミルク系に、甘すぎるリキュールなどは除くか」
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(;゚∀゚)「あと! やっぱり名前がカッコいい酒がいいっす!! いや、バカっぽいって思われるかもしんないっすけど!!」
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(;゚∀゚)「やっぱりデートの時は、少しくらいカッコつけたいんで」
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川д川「まためんどくせぇ注文だなぁ……」
ノハー⊿゚)「名前がカッコいい、ねえ。男からみたらどういうのがカッコいいんだろうな?」
川д川「『ジャック・ローズ』はぁ? 俺もまぁ、たまに飲むけどよぉ」
ノパ⊿゚)「ああ、あれなら確かに飲みやすいな。名前もそれっぽいし」
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(* ゚∀゚)「おお! なんかカッコいいっすね! どんな酒なんすか!?」
ノハー⊿゚)「……飲みながらの方が覚えるだろう。ミルナ、酒貰うぞ?」
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( ゚∀゚)そ「作ってくれるんすか!?」
ノパ⊿゚)「特別に、な。後輩ちゃんも飲むか?」
(*゚∀゚)「飲むぞ――!」
川;д川(なぁんか我が家が確実に隠れ家的バーへと変貌してる気がするぅ)
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【ジャック・ローズ】
<参考レシピ>
・カルバドス(アップル・ブランデー)…1/2
・グレナデンシロップ…1/4
・ライムジュース…1/4
材料を氷と共にシェークしてカクテルグラスに注ぐ。
カルバドスベースとして最も有名なカクテルがこの『ジャック・ローズ』だ。
アルコール度数は20°前後。
日本ではカルバドスが使われることが多いが基本的には普通のアップル・ブランデーでも問題は無い。
見た目は鮮やかな赤色でらライムの酸味とグレナデンシロップの濃厚な甘味がカルバドスの優雅な林檎の香りを引き立て、口内でなんとも言えない複雑なハーモニーを奏でる。
ちなみに同名のメンズファッションブランドがあるが、関連性は恐らく無いと思われる。
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ノパ⊿゚)「ほらよ。飲みな」スッ
(*゚∀゚)「いただきま―す!」ゴクッ
_
( ゚∀゚)「頂くっす」ゴクッ
_
( ゚∀゚)そ「」
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(* ゚∀゚)「これっす! こ―いうカクテル飲みたかったんすよ!! あっ、美味いっすマジで!」
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(* ゚∀゚)「こう、なんか? 甘くて、それでいて酒の味がしっかりっていうか? マジでパねぇっす!!」ゴクゴク
川д川(語彙が貧弱なやつぅ……)
ノパ⊿゚)「ん」スッ
川д゚川「あぁん?」
ノハー⊿゚)「私の作るカクテル飲んだこと無かっただろ? 飲みな」
川д川「……もらうぅ」チビ
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(*゚∀゚)「甘酸っぱくて美味しいぞっ! それなのにお酒の味がしっかりしてる!!」
(*゚∀゚)「ライムかな? でもこの甘さと真っ赤な色は……なんだろ?」
ノパ⊿゚)「グレナデンシロップ。つまりザクロだな」
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( ゚∀゚)そ「えっ!? ザクロの酒なんすか、これ!?」
ノハー⊿゚)「違う違う、グレナデンシロップは酒じゃなくてあくまで副材料だ。メインはカルバドスだ」
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( ゚∀゚)「かるばどす?」
(*゚∀゚)「ウチも飲んだことないぞっ!?」
ノパ⊿゚)「簡単に言うと、生産地方が限定されたアップルブランデーだよ」
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( ゚∀゚)そ「ブランデーっすか!? パねぇ、なんか高級な感じがする!!」
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(*゚∀゚)「あぁ、この風味ってリンゴなのか―。言われないと分からないけど、ふんわり香って美味しいぞ」
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( ゚∀゚)「えっ? リンゴの味するか? これ?」
(*ー∀゚)「……全く、どっちがお子ちゃま舌なんだか」
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(;゚∀゚)「うぐっ!?」
川д川「……」チビ
ノパ⊿゚)「どうだ、ミルナ?」
川д゚川「……お前、まだ27だよな?」
ノハ;゚⊿゚)「何だよいきなり」
川д川「いや、にしては美味い酒作るなぁと思ってぇ」
ノパ⊿゚)「まあ、16の頃からバーテンダーの修行してたからな。身内の店で」
川д川「ふぅん。まぁ、美味いよぉ。本当にぃ」ゴクゴク
ノハ*゚⊿゚)(やった! 気に入ってくれた!!)
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ひーちゃんがヒロインしてる?・・・・・・
-
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(* ゚∀゚)「美味かったっす! ご馳走さまっす!!」カラン
(*^∀^)「美味しかったぞっ」カラン
ノパ⊿゚)「ん。なら良かった」
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(* ゚∀゚)「ブランデーって美味いんすね! なんか無駄に高い酒のイメージがあったっす」
ノハー⊿゚)「ピンきりだよ。高いやつは本当に高いし、安くても美味しいものはいくらでもある。カルバドスはちょっと特殊だが」
(*゚∀゚)「普通のブランデーのカクテルも飲んでみたいぞっ」
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( ゚∀゚)「おいおい! 今日は俺の好みの酒を見つける為に来たんだぞ?」
(*゚ぺ)「なんだよジョル兄のケチっ」
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(# ゚∀゚)「んだと!?」
川д川「……ヒートォ」
ノパ⊿゚)「ん?」
川д川「『スティンガー』」
ノパ⊿゚)「あぁ、了解」
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川д川「ベースは奥の部屋に置いてある『リシャール ヘネシー』でなぁ」
ノハ;゚Д゚)そ「ばっ!? バカかお前は!! そんか高級酒でカクテルなんか作れるか!!」
川д川「んだよケチィ。じゃあ『ヘネシー XO』な」
ノハ#゚⊿゚)「『レミーマルタン VSOP』だ! はい、もう決定!!」
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( ゚∀゚)「何の話だ?」
(*゚∀゚)「さあ?」
ノハ#ー⊿ー)(ったく! こいつの金銭感覚はどうなってんだ!!)
ノハ*゚ぺ)(……でも正直リシャールは飲みたい)
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しえん
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【スティンガー】
<参考レシピ>
・ブランデー…2/3
・ホワイト ペパーミント…1/3
材料を氷と共にシェークしてカクテルグラスに注ぐ。
名前の通りシャープな味わいが魅力のブランデーベースの『スティンガー』。
アルコール度数は32°前後と強め。
材料が2種類だけなので素材によって味が大きく左右されるので出来るだけしっかりとした物を使用するとよい。
ブランデー本来の膨らみのある甘味と香りをホワイトペパーミントがスッキリと閉じ込めてくれる、バランスの取れた1品。
シェークで作るのが主流だが、ブランデーは水っぽくなりやすいスピリッツのためステアで作るのもオススメ。
ちなみに作中でミルナがリシャールで作れと注文したが、よっぽどの金持ちでない限り止めた方がよい。
破産する。
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来てた支援
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これか
http://item.rakuten.co.jp/sake-sato/3245996673214-1/?scid=af_pc_etc&sc2id=67889001
確かに破産する
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30万……
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ミルナすげええええ
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リシャール…とんでもねぇな…
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一度で良いからこんな酒飲んでみたいもんだ
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寝落ちか?
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てか来ねえなどうした
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ノパ⊿゚)「ほれ。ブランデーベースのカクテル『スティンガー』だ」スッ
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( ゚∀゚)「おっ! また名前もカッコいいっすね!!」ゴクッ
(*゚∀゚)「いただきま―す」ゴクッ
川д川「……」チビッ
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(* ゚∀゚)「あっ!! 美味い!! さっきよりもガツンと来るのにすっげぇスッキリっす!!」
(*゚∀゚)そ「ミントだ! ミントの味がするぞ!!」
ノパ⊿゚)「ブランデーとホワイトペパーミントのみのシンプルなカクテルだからな。ベースのブランデーの味がしっかり出てるだろ?」
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(* ゚∀゚)「ブランデーってこんなにコクがある酒だったんすね! いやあ、偏見持ってたっす!!」ゴクゴク
(;*゚∀゚)「美味しいな―。でも強いな、これ」チビ
ノハー⊿゚)「30°以上あるからな。度数も名前も男らしい酒だろ?」
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(* ゚∀゚)「最高っす! 今日来てよかったっす!!」ゴクゴク
(*゚∀゚)(ウチはゆっくり飲むぞ―)チビ
川д川「ん。美味いぃ」チビ
ノパ⊿゚)「そ―言えばミルナはどんな酒が好みなんだ? 比較的、雑食のように見えるが」
川д川「『オーガズム』、『グラスホッパー』、『B‐52』、『ゴールデン・キャデラック』とかぁ?」チビ
ノハ;ー⊿ー)「……胸焼けしそうだな」
川д川「そう言うヒートはぁ?」
ノパ⊿゚)「普段はラム酒ばかりだが……カクテルならまあ、甘過ぎなければ何でも。ミルナとは真逆だな」
川д川「ふぅん」チビ
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(* ゚∀゚)「ご馳走さまっす!」カラン
ノパ⊿゚)「ん。いい飲みっぷりだな」
川д川「ブランデーベースで片寄り過ぎちまったなぁ。ラストに他のベースでいってみるかぁ」カラン
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( ゚∀゚)「どんなのっすか?」
ノパ⊿゚)「ふむ。では私のオススメでいいか?」
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(* ゚∀゚)「もちっす!」
ノハー⊿゚)「では、ラムベースの『XYZ』をご馳走しよう!」
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【X.Y.Z】
<参考レシピ>
・ホワイト ラム…1/2
・ホワイト キュラソー…1/4
・レモンジュース…1/4
材料を氷と共にシェークしてカクテルグラスに注ぐ。
ラムベースの代表的ショートカクテルがこの『X.Y.Z』。
アルコール度数は26°とやや強め。
名前の由来はアルファベットの最後から。つまり意味するものは、これ以上が無い程にカンペキなカクテルという意味。
名前の通り、かなり酸味と甘味、そしてラムのうま味とバランスのとれたカクテルなので、ある程度酒が飲める人ならばファンになること間違いなしだろう。
ちなみにベースをブランデーに変えると、有名な『サイドカー』というカクテルになる。
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ノパ⊿゚)「さあ飲んでみな」スッ
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( ゚∀゚)「頂くっす」ゴクッ
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( ゚∀゚)そ「」
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(* ゚∀゚)「あっ! 俺これが一番好きっす!! マジで美味いっす!!」ゴクゴクッ
(*゚ぺ)「ジョル兄ってさっきから同じことばっかり言ってないかぁ?」チビ
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(* ゚Д゚)「いやマジで美味いんだっつうの! めっちゃサッパリして、自然に甘いのにキレがあるんだよ!!」ゴクゴク
ノハー⊿゚)「『XYZ』。名前の由来は、それ以上が無いっていうくらい完璧なカクテル。だからな」
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(* ゚∀゚)「マジかっけぇ!! このカクテル俺の定番決定っす!!」
川д川「……ん、美味いぃ」チビチビ
(*゚∀゚)「この調子でデートも上手くいけばいいな」
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(* ゚∀゚)「やるぞ! 俺はやるぞおおおぉぉ!!」ゴクゴクッ
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ノハー⊿゚)「……ふぅ。タダ働きなんか久々だが、まあたまにはいいか」
川д川「……」チビチビ
ノパ⊿゚)「随分とゆっくり飲むな。実は弱いのか?」
川д川「いやぁ? 強い方だぜぇ? ただよぉ、せっかく作ってくれたなら味あわなきゃってなぁ」
ノハ*゚⊿゚)「そ、そうか」
川д川「ん、やっぱあれだな。今日飲んでみて思ったけどよぉ……」
ノパ⊿゚)「??」
川д川「お前の作る酒ぇ、好きだぜぇ?」
ノパ⊿゚)「」
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なんだこの天然ジゴロ
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川*д川(美味い美味いぃ)チビ
ノハ ⊿ ))「……わ…… わ……!!」
川д川「あん?」
ノハ*>⊿<)つ「私も好きだああああぁぁぁ旦那様ああああぁぁぁ!!」ガシッ
川#д゚川「だああああぁぁぁ最後の最後で台無しじゃねえか糞ったれえええぇぇぇ!!」
(;*゚∀゚)「えっ!? あの二人ってそういう関係だったのか!?」チビ
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(* ゚∀゚)「マジか! マジでパねぇな!!」ゴクッ
川#д゚川「誤解してねぇで助けて下さいよ糞ったれがああああああぁぁぁ!!」
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【CLOSE】
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以上です。支援ありがとうございました。
次はボイン姉ちゃんとラム酒。
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乙。
ミルナは着実に外堀を埋められてるな。
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乙!
ヒート可愛いし、くそ羨ましい
次回も楽しみにしてる!
ボイン姉ちゃん誰だろ…
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乙!
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乙
ボイン期待
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乙乙、もはやミルナは諦めるしか選択肢が……
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ボインはペニサスかブーンと予想
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乙!!
姉者の予感
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乙乙
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10時過ぎに投下ーつまり30分後ー。
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川;д川「つ……疲れたぁ」
ノパ―゚)「うむ、まあまあ飲める味になったな。2週間でこれなら大したものだ」
川;д川「そりゃあねぇ? 毎日毎日半日以上シャカシャカクルクルやってりゃあ上手くもなりますよぉ? 糞ったれぇ」
ノパ―゚)「私が居ない時にもちゃんと練習してるみたいだな。関心関心」
川;д川(だってよぉ、ヒートって怒ると怖いんだもん)
川д川「っつうかよぉ、お前の仕事は大丈夫なのかよぉ?」
ノパ⊿゚)「基本的に顔を出すだけだからな。各店舗ごとに優秀なスタッフが揃っているしな」
川д川「ん……各店舗ぉ?」
ノパ⊿゚)「ああ。渋谷に1店舗と伊勢佐木の方に2店舗の計3店舗だ」
川;д川「お前……27だよなぁ?」
ノハ;゚⊿゚)「だからそうだってば! あっ……あんまり女に年齢の話をするなよ!!」
川;д川(27の若さで3店舗の経営ってぇ、ヒートって想像以上にチートじゃねぇ?)
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ピンポーン
ノパ⊿゚)「ん? 今日は誰か来るのか?」
川д川「いやぁ? ったく。どいつもこいつもよぉ『どちらさまですかぁ?』っと」
『あっ、どうも。椿野と申しますが此方さんのお宅で間違いありませんか?』
川д川「……」
川д川「……」
川;д川「誰だぁ?」
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【糞ったれBAR NEETのようです】
【OPEN】
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川д川そ「あぁ! ワカッテマスの婚約者の人かぁ!!」
(*‘ω‘ *)「そうです。いっつもいっつもウチの馬鹿が世話になってると聞いたので遅ればせながらながらご挨拶にと」
川д川「いやぁ、お気になさらずにぃ? 俺もワカッテマスと飲むの楽しいしぃ?」
(*‘ω‘ *)「そう言って頂けると助かりますっぽ。あの馬鹿はとにかく酒癖が悪いもんですからなかなか飲み友達が出来なくて……」
ノパ⊿゚)「ミルナミルナ、ワカッテマスって誰だ?」ボソボソ
川д川「下の階に住んでる元ホストだぁ。よく弟と一緒に飲みに来るんだよぉ」ボソボソ
ノハ;゚⊿゚)(完璧にバーじゃないか、この家)
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(*‘ω‘ *)「バカッテマスの奴から甘いものが好きと聞いたので、これつまらない物ですが良かったらどうぞっぽ」ガサッ
川*д川「お? ケーキだぁ、どうもぉ。あっとりあえず立ち話も何ですしぃ、何か飲んできますかぁ?」
(*‘ω‘ *)「あぁ、ではお言葉に甘えますっぽ。正直ワカとビロの話を聞いて気になってたっぽ」
川∀川「ケケケッ、んじゃ支度してくんでちょっと待ってなぁ」スタスタ
ノハ;ー⊿ー)(……やっぱバーだろ、ここ)
……………………………………
………………………………
…………………………
……………………
………………
………
…
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(*‘ω‘ *)「改めまして、私はあのバカッテマスの婚約者『椿野ぽっぽ』と申しますっぽ」
川д川「はいどうもぉ、俺はミルナなぁ。ちなみにニートォ」
ノパ⊿゚)「私は素直ヒート。バーを経営している」
(*‘ω‘ *)「二人は恋人か何かかっぽ?」
ノハ*゚⊿゚)「そうで川#д川「違いますぅ!」」
ノハ#゚⊿゚)「」ツネッ
川;д川そ「いでぇ!? 止めろっつうのぉ!!」
(*‘ω‘ *)(ああ、そういう感じかっぽ。可愛い可愛い)
川д川「もうだいぶ遅い時間だけどよぉ、家は近所なのかぁ?」
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来たな支援だ
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(*‘ω‘ *)「家は新宿だけど、ぶっちゃけほとんどワカの家で寝泊まりしてるんだっぽ」
川д川「新宿ねぇ、家賃高いだろうにぃ」
(*‘ω‘ *)「ああ、貰い物だから実質タダだっぽ」
川д川「」
ノパ⊿゚)「」
(*‘ω‘ *)「ぽ?」
川;д川「なぁ、ヒートォ。俺が引き込もってニートやってる間に世間では家をプレゼントするのがトレンドになったのかぁ?」ヒソヒソ
ノハ;゚⊿゚)「生憎だが27年、生きてきてそんな話は聞いた事も無いぞ」ヒソヒソ
(*‘ω‘ *)「まあ、あっちの家は使わないんで将来的にビロにでもあげようかな―って思ってるっぽ」
川;д川「それはまた豪快な事でぇ」
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ノハ;゚⊿゚)「あの、失礼ですが……お仕事は何を?」
(*‘ω‘ *)「ん? キャバ嬢やりながらグラドルやってたんだっぽ。今はたまにモデルやったり? 実質ほとんど専業主婦みたいなもんだっぽ」
川д川(キャバ嬢にグラドルにモデルねぇ。なぁるほど、どうりでぇ)
ノハ;゚⊿゚)(私も別に貧乳という訳ではないが、正直彼女を目の前にすると……)
(*‘ω‘ *)←ドタプ〜ン(Iカップ)
ノパ⊿゚)←フツウーン(Cカップ)
ノハ;´⊿`)(自信無くす)グスン
(*‘ω‘ *)(この娘どうしたんだっぽ?)
-
川д川「キャバ嬢って事はワカッテマスとも夜職関係で知り合ったのかぁ?」
(*‘ω‘ *)「そうそう。ウチの後輩がワカんとこのホストクラブのスタッフに『沈められた』から文句言いに言ったのが最初だったっぽ」
ノパ⊿゚)「?? 沈む?」
(*‘ω‘ *)「よくある話なんだけど、ホストにハマった売れないキャバ嬢が効率よく貢ぐために風俗の仕事をするようになるんだっぽ。そこまで落ちると後は地獄」
ノハ;゚⊿゚)「ああ、だから沈む……」
(*‘ω‘ *)「まあぶっちゃけそこら辺は自己責任だったから気にしてなかったんだけど、そのホストがウチの後輩を薬漬けにしていたのが発覚して、殴り込みに行ったんだっぽ」
ノハ;゚⊿゚)そ「薬!?」
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(*‘ω‘ *)「まあ、薬自体も珍しい事じゃないっぽ。んでまぁ、そこで何やかんやあって当時ナンバーワンだったワカと知り合って、薬を捌いてたゴミホストを取っ捕まえたんだっぽ」
(*‘ω‘ *)「付き合いはそれからだっぽ。まあ、もう私もワカも夜の仕事は卒業したし良い思い出だっぽ」
ノハ;ー⊿ー)(ドロドロし過ぎて良い思い出っぽさ0なんだけど!?)
(*‘ω‘ *)「夜の世界は楽しいし華やかだっぽ。でもその裏はドロドロのぐちゃぐちゃ。人生がめちゃくちゃになる人だって腐るほど居るっぽ」
(*‐ω‐ *)「だから私は引退したんだっぽ。まあ、十分に稼がして貰ったし、ワカやビロとも出会えて、色んなコネも手に入れたから収穫は充分過ぎる程だったし」
川;д川「なぁんか大変なんだなぁ」
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(;*‘ω‘ *)「……っと、下らない事を話して申し訳無かったっぽ。え―と、ヒートさんだっけ?」
ノハ;゚⊿゚)「あ、ああ」
(*‘ω‘ *)「バーの経営者なら是非オススメの酒を教えて欲しいっぽ。普段はバーボンばっかなんでたまには違うのを飲んでみたいんだっぽ」
ノパ⊿゚)「私のオススメか……好みが偏るが大丈夫か?」
(*‘ω‘ *)「飲めない酒は無いからお任せするっぽ!」
ノパ⊿゚)「じゃあ『キャプテン・モルガン・プライベートストック』だな! ミルナ、あるか?」
川д川「へいへぃ、ウチには何でもありますよぉっとぉ」ゴトン
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(*‘ω‘ *)「ワカからは聞いてたけど、本当にそこら辺のバーよりも立派な店構えだっぽ。あっ、店じゃないのか」
川д川「そこら辺をちゃんと理解してくれてるだけで有りがたいわなぁ。ヒートォ、飲み方はぁ?」
ノパ⊿゚)「ストレートで。常温ツーフィンガーで頼む」
川д川「……」
ノパ⊿゚)「どうした?」
川д川「いやぁ、何でもねえよぉ」
川;д川(やっぱり姉妹なんだなぁ……性格のぶっ飛び具合はあんなに違うのによぉ)
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【キャプテン・モルガン・プライベートストック】
『キャプテン・モルガン』シリーズの中でも、もともと生産者達が楽しむために作られた上質な『スパイスド・ラム』、それが『キャプテン・モルガン・プライベートストック』。
アルコール度数は40°。
バニラを思わせる濃厚な甘い香りと、まろやかで柔らかい舌触りにスパイスの絶妙なハーモニー。
ラム初心者もラムマニアも十分に美味しいと感じる事が出来る名品だ。
価格は少し高めに感じるかもしれないが1000ミリでの販売なので、そこを考慮するとコストパフォーマンスにも優れているだろう。
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初遭遇
しえん
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ノハー⊿゚)「私はラム酒が大好きでな。中でもこのプライベートストックは私のお気に入りさ」
(*‘ω‘ *)「ラム酒……カクテルでくらいしか飲んだこと無いっぽ」
ノパ―゚)「ふふっ、ラム酒はハマると深いぞ? では乾杯しよう」
(*‘ω‘ *)「乾杯だっぽ」カチン
ノパ⊿゚)「」チビ
(*‘ω‘ *)「」チビ
(*‘ω‘ *)そ「おぉ! これは美味いっぽ」
ノパ⊿゚)「お、なら良かった」
-
(*‘ω‘ *)「バニラみたいな甘さだっぽ。でもそれだけじゃなくて色々な味がふんわり薫って……ハーブ? スパイス?」
ノパ⊿゚)「ご名答。これはラムの中でもスパイスド・ラムと言われる物でな、ラム本来の味に様々なスパイスが添付され、絶妙な味わいを産み出すんだ」
ノハー⊿゚)「中でもこのキャプテンモルガンシリーズのプライベートストックはコストパフォーマンスにも優れていてな。ラム入門者にオススメだ」チビ
(*‘ω‘ *)「ラムにも色々な種類があるのかっぽ?」
ノパ⊿゚)「代表的なのはホワイト、ゴールド、ダークの三種類だな。これは単純に熟成期間が違う場合が殆どで、色が薄ければ熟成が短くて、濃ければ長い」
ノパ⊿゚)「あとは製法の関係もあって風味で分ける場合もある。ライト、ミディアム、ヘビーとね。分かりやすいだろう?」
(*‘ω‘ *)「色々な分け方があるのかっぽ」チビ
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ノハー⊿゚)「まあ、ラムは馬鹿みたいに種類のある酒だからな。あれこれ勉強する前にまず出来るだけ飲んで覚えて欲しい」チビチビカラン
(*‘ω‘ *)「どんな酒も飲んで覚えるのが一番だっぽね」チビチビカラン
ノパ⊿゚)「では次はちょっと変わり種で『ブラック・スパイスド・ラム』にいってみよう。ミルナ、『クラーケン』を頼む」
川д川「へいへぃ、どうぞぉ」ゴトッ
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【クラーケン】
何とも特徴的なボトルにラベルがトレードマークの『クラーケン』は日本では珍しい『ブラック・スパイスド・ラム』だ。
アルコール度数は47°。
もともとダークラムなのでコクがあり、飲み口はまろやかながら非常にスパイシー。
11種類の秘密のスパイスが絶妙なバランスで口内に弾けるように広がり、ラム本来の甘味を引き立ててくれる。
ちなみにこの特徴的なボトルデザインは、ビクトリア朝時代のラムのボトルのレプリカだそうだ。
.
-
(;*‘ω‘ *)そ「うお!? 真っ黒だっぽ!! それにボトルの形が……」
ノパ⊿゚)「かなり変わっているだろ? 海外の一部地域ではこの『クラーケン』のシャツやグッズまで販売されるぐらいだからな」
(*‘ω‘ *)「真っ黒の酒っていったら『カルーア』や『ギネス』くらいしか知らなかったっぽ。頂きます」チビ
ノパ⊿゚)「ん」チビ
(*‘ω‘ *)そ「あっ!! 私これ好きだっぽ!! なんかラム酒なのにラム酒じゃないみたい!!」
ノパ⊿゚)「さっき飲んだものよりも全体的にスパイシーだろう? 刺激的ながら深みのある甘さが特徴だよ」
(*‘ω‘ *)「う―ん……全然違う酒なのに何故か『カルーア』っぽい風味を感じるっぽ。色のせいかな?」チビチビ
ノパ⊿゚)「スパイスのせいじゃないかな? 種子系リキュールにもスパイスは入っているから似た感覚を受けるんだろう」チビチビ
(*‘ω‘ *)「は―、面白い酒だっぽ」チビチビ
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川д川(俺ぇ、全然喋って無いんですけどぉ)
川д川(……)
川д川(……なんか甘い酒取って来よぉ)スタスタ
(*‘ω‘ *)「……」
(*‘ω‘ *)「……なぁ、ヒート」
ノパ⊿゚)「ん?」チビ
(*‘ω‘ *)「ぶっちゃけあのミルナとは寝たのかっぽ?」
ノハ; Д )そ「ごふぁっ!?」
(*‘ω‘ *)「あ―……その様子だとまだかっぽ」
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ノハ;゚Д゚)「いっ、いきなり何を言うんだよ!?」
(*‐ω‘ *)「いや―見るからに恋する乙女って感じだから、ちょっとお姉さん応援したくなったんだっぽ」
ノハ;゚⊿゚)「お姉さんって、大体私の方が年上だろうが!? いや多分だけど」
(*‘ω‘ *)「この椿野ぽっぽ様を舐めちゃダメだっぽ。そこら辺のジジババの10倍は濃密な人生を歩んでる自覚はあるっぽ」チビチビ
ノハ;゚⊿゚)「いや、まあそれは何となく話を聴いて納得は出来るが……」
(*‘ω‘ *)「こうして自宅まで通うほど気に入ってる男なんだろ? とっとと押し倒しちまえっぽ」
ノハ;//⊿//)「んなっ!? そんなハレンチな真似出来るか!?」
-
(*‘ω‘ *)「……」
ノハ;゚⊿゚)「な、なんだよ」
(;*‘ω‘ *)「……もしかして処女なのかっぽ?」
ノパ⊿゚)「」
ノハ;//⊿//)「……っ!!」カアァ…!
(*‘ω‘ *)(なにこの娘、可愛いっぽ)
ノハ;//⊿//)「ミ、ミルナ――!! 『ロンリコ151』をトリプルで2つ持ってこ――い!!」
「いきなり何ですかあああぁぁ!?」
(*‘ω‘ *)(私にもこんな純粋な時期が……あ、無かったわ)
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【ロンリコ 151】
なんと言ってもそのアルコール度数の高さが特徴のラムが『ロンリコ 151』。
アルコール度数は驚きの75.5°。
アルコール独特の刺激に目を奪われがちだが、ラム酒独特のサトウキビの甘味もしっかりと感じられる完成度の高い1品。
飲み方としては『ジャック・ター』というカクテルの材料としても有名だ。
飲みやすいからといって無理をしても責任は持てない。
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支援!ボインってちんぽっぽの事だったのか
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支援!
なかったわ、で吹いた
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ノハ;//⊿//)「っ!!」ゴクゴク!
川;д゚川「おいおぃ!? お前大丈夫かぁ!?」
ノハ;//⊿//)「うっ、煩い!! 黙って飲ませろ!!」ゴクゴク
(*‘ω‘ *)「ぽぽぽっ、からかい過ぎたっぽ。」チビ
(*‘ω‘ *)「ん? この酒強いっぽ」
川;д川「ラムで言う151っつ―のはアルコール度数の事なんだよぉ。プルーフ表記で151だから度数は75.5°っつ―化けもんだぁ」
(*‘ω‘ *)「ふぅん。通りで」チビ
川д川「無理して飲まなくてもいいぞぉ?」
(*‘ω‘ *)「夜の女を舐めんなっぽ。こちとら毎晩毎晩浴びる程に飲まされて来たんだからこのぐらい何とも無いっぽ」チビ
川;д゚川(昔は世界で2番目にアルコールの強い酒って言われてたラムなのになぁ……)
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クラーケン期待して見に行ったけどそこまでじゃなかった
-
ノハ;//⊿//)「……っ!」ゴクゴクゴクゴク
川;д川(そしてヒートは一体なぁにがあったんだぁ?)
(*‘ω‘ *)(度数の割には甘めで飲みやすいっぽね。今度買ってオレンジジュースか何かで割って飲むっぽ)
ノハ;//⊿//)「……っ!!」ゴクゴクカラン
…………………………………
…………………………
……………………
………………
…………
…
-
ノハ*ー⊿ー)「ん……みるなぁ……Zzz……」
川;д川「そりゃぁ、151を2杯イッキすればこうなるわなぁ」
(*‘ω‘ *)「なかなか面白い人だっぽ。今度は経営について色々と聴いてみたいもんだっぽ」チビ
川;д川「あんまりイジメんなよぉ? 変なとこだけ中身はガキなんだからぁ」
(*‐ω‘ *)「愛しの彼女が虐められるのは辛いかっぽ?」
川;д川「そんなんじゃ無いっつぅのぉ」
(*‘ω‘ *)「彼女いい娘だっぽ。一途に思われて幸せじゃないかっぽ」
川д川「……まだ出会ってから1ヶ月も経ってねぇんだよぉ。んなもん分かるかぁ」
(*‘ω‘ *)「ミルナみたいな人には、こういうしっかりとした引っ張ってくれる姉さん女房がピッタリっぽ。うん、間違いないっぽ」チビ
川д川「初対面だろぉ? あんたぁ」
-
(*‐ω‘ *)+「夜の女を舐めんじゃねえっぽ。30分もあれば『カモ』の弱点から求めているものまで丸裸。ましてや性格なんて筒抜けだっぽ」
川;д川「えぇ……怖いんだけどぉ」
(*‘ω‘ *)「こちとら歌舞伎町の薄汚い派閥争いを潜り抜けて1位の座を死守してきた、男を見るプロみたいなもんだっぽ。その私が言うんだから信憑性はあると思うけど?」
川д川「ふぅん」
(*‘ω‘ *)「ミルナとヒートは、絶対に相性がいいっぽ」チビチビ
川д川「どうですかねぇ」
(*‘ω‘ *)「……」チビチビ
川д川「……」
-
(*‘ω‘ *)「まあ話した感じ、ちょっと純粋過ぎるけどヒートはミルナに本気みたいだっぽ?」
川д川「ケッ。そんなに会ってすぐ本気になるかよぉ」
(*‘ω‘ *)「時間じゃないんだっぽ。時間じゃ。まあ、ゆっくり考えて欲しいっぽ。ご馳走さま」カラン
川д川「もういいのかぁ?」
(*‘ω‘ *)「バカッテマスと愛しのビロのお弁当の仕込みがあるんだっぽ。まあ、今度はワカとビロと来るっぽ」スタスタ
(*‐ω‘ *)「おやすみなさい」スタスタ
ガチャッ カランカラン
川д川「……」
川д川「……キャラ濃いやつぅ」
-
川д川「……んん?」
川;д゚川「……コースターの下にいつの間に万札がある、だとぉ?」
川д川「確かにあの男前な姉さんとワカッテマスだったら相性も良さそうだけどよぉ?」
ノハ*ー⊿ー)「……Zzz……Zzz」
川д川「俺と、ヒートがぁ? ねぇ?」
川д川「……」
ノハ*ー⊿ー)「……Zzz……Zzz」
川д川「……来客用のベッド整えよぉっとぉ」スタスタ
ノハ*ー⊿ー)「……Zzz……Zzz」
ノハ*ー∀ー)「……だんなさまぁ……えへへ……Zzz……」
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【CLOSE】
.
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>>423 好み別れる。俺は好き。
ボトルデザインはラムにしては面白いと思うけどそうでも無かった?
ラムはあんま詳しくないからスマン。
支援ありがとうございました。
次は、はんなり娘と和風カクテル。
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乙乙また楽しみにしてる
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乙!
ワカビロぽっぽ組キャラ濃いなぁ!
次も楽しみにしとりやす
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クラーケンのボトル俺はかっこいいと思ったよ
乙
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>>430
俺もラムよくしらんけどクラーケンっていうからイカの形ぐらいしてるのかと思ってたからそうでもないんだなーっておもった
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乙!何か他のキャラのせいでちんぽっぽがまともな気がする
ヒートが可愛い
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ぽっぽ姐さんかっこいいな
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乙
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今夜投下じゃー。京都弁がイミフ。
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京都弁変換ジェネレーターっていうのがあったはず
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語尾にどす付けとけばいいだろ
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投下しますが、京都弁がかなり適当です。
ご了承下さい。
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( ・∀・)「どんとすとっぷみーなーう♪っと」
( ・∀・)+(久々に買い物なんかしちゃったよ。やっぱりイケメンたるもの常にオシャレに気を使わないとね!)
(;・∀・)(まあ、バーテンダーって安月給だから古着屋オンリーなんですけどね)
( ・∀・)(珍しく連休取れたからな―ちょっと早いけどミルナのとこにでも遊びに行こうかな―?)
( ・∀・)「ばーにんするーざすかーい♪……ん?」
li イ; ゚ -゚ノl|! ))キョロキョロ
( ・∀・)(何だあの人? 若いのに着物なんか着て。色白和風な美人さんだな―)
( ・∀・)(それに何かキョロキョロしてる。困ってる感じだな……)
-
( ・∀・)「あの―すみません」
li イ; ゚ -゚ノl|「はい?」
( ・∀・)「何かお困りですか? よかったらお手伝いしますけども」
li イ; ゚ -゚ノl|「ああ、えぇと。ペットが迷子になってしまいして……」
( ・∀・)「なるほどね。んじゃ僕も協力しますよ!」
li イ*゚ヮ゚ノl|「ほんまですか? おおきに……嬉しいわぁ」
( ・∀・)(関西弁? いや、京都弁ってやつかな?)
( ・∀・)「え―と、特徴とか教えてもらっていいですか」
li イ*´ヮ`ノl|「そうねぇ、赤茶色の毛につつまれててねぇ、それはもうフワフワとしてまして……」
( ・∀・)(ふわふわ?)
-
li イ*゚ヮ゚ノl|「大きさは丁度、私の掌くらいで。あっ、名前は『こなゆき』ちゃんって言いはるんですけどね」
(;・∀・)(掌サイズって事はハムスターか。この広い公園で見つかるかな―?)
li イ;´ -`ノl|「いっつも私の右肩にちょこんと乗ってはるんですけどね、気がついたら居なくなってしもうたんですよ」
(;・∀・)そ「えっ? 肩に乗っけてたんですか!?」
li イ ゚ -゚ノl|「えぇ。まあ、たまに頭の上とか私のお着物にペッタリとしがみついてはったりするんですけどね?」
(;・∀・)「最近のハムスターってそんなにアグレッシブなんですか!?」
li イ; ゚ -゚ノl|「?? こなゆきちゃんは子鼠ちゃんと違いますえ?」
(;・∀・)「へ? だってふわふわの掌サイズなら……」カサカサ!
-
( ・∀・)「……」
( ・∀・)「……カサカサ?」
li イ*゚ヮ゚ノl|そ「まあ! お兄はんの頭の上にこなゆきちゃんが!! 心配しましたわぁ、こなゆきちゃん!!」
((※))←こなゆきちゃん
( ・∀・)
| __ |
\/O88O)/
/\((゜Д゜)/\ ←『こなゆきちゃん』
/\(ノニニ|)/\ (チリアンコモン)
/(ニニノ\ 通称…タランチュラ
| ∪∪ |
li イ*´ヮ`ノl|「こなゆきちゃんったら、ほんまに男前に眼が無いさかい……困った娘やわ」
-
li イ*´ヮ`ノl|「お兄はん、ほんまにおおきにな。私、京からやどがい……あぁ、引っ越して来ました『小雪苺娘』と申します」
li イ*゚ヮ゚ノl|「袖振り合うも。と言う事やし、よろしかったらお兄はんのお名前も教えて頂けへんでしょうか?」
((※))
( ・∀・)「」
li イ*゚ヮ゚ノl|「……」
li イ*゚ -゚ノl|「……?」
li イ; ゚ -゚ノl|「あら? 目を開けたまま寝てはるなんて……器用なお人やわ」
-
【糞ったれBAR NEETのようです】
【OPEN】
.
-
川д川「……はぁ、タランチュラなんて初めて見たわぁ。大人しいんだなぁ」
〜※)) カサカサ
li イ*´ヮ`ノl|「えぇ、こなゆきちゃんは『チリアンコモン』って種類の蜘蛛さんでしてな? ウチの娘達の中では一番に大人しくて、ほんまに可愛いんどす」
川д川「一番ってことは他にも飼ってるのかぁ?」
li イ*゚ヮ゚ノl|「えぇ、自宅の方に。『コバルトブルーレッグスパン』のみぞれちゃんに『キングバブーン』のひょうがちゃん。あっこれが写メどす」
川*д川「おぉ、デカイのと青いのがいるぅ。すげぇなぁ」
li イ*´ヮ`ノl|「みんな私の大事な娘なんどす。毒の関係であんまりお散歩は出来なんけどねぇ」
川д川「ふぅん、大変なんだなぁ」
-
li イ*゚ヮ゚ノl|「でも、こなゆきちゃんと一緒にお酒が飲める所が在るなんて夢みたいやわぁ。ほんまにおおきにな? モララーはん」
(;・Д・)「あっ、大丈夫ですんで、ほんと、はい、気にしないで下さい、はい」
川;д川「端っこで縮こまって何やってんだぁ? 糞ったれぇ」
(;・Д・)「いや、もう本当に僕の事は気にしないで下さい!! マジで!!」
川;д川「お前ぇ虫ダメだったのかぁ」
( ;∀;)「いや、だって怖くないの!? むしろミルナは何で怖くないの!?」
川;д川「いやぁ、タランチュラなんて珍しいもん滅多に見ること無いしよぉ? 慣れれば可愛いぞぉ。つぅかお前がこの嬢さん連れて来たんだろうがぁ」
li イ ゚ -゚ノl|「そうですよぉ。いけずな事、言わんとぉ」
( ;∀;)「僕がおかしいの!? 僕が間違ってる訳!? ねえ!?」
-
li イ*゚ヮ゚ノl|「こなゆきちゃんもモララーはんのこと、大好きやって言ってると思いますよ?」
〜※))カサカサカサカサ
( ;Д;)「カサカサカサカサ跳ね回ってるようにしか見えないんだよ―――!!」
li イ*゚ヮ゚ノl|(あら、可愛らしい泣き顔)
川;д川「つぅかよぉ、お前が勝手に連れてきた客人なんだから俺に押し付けねぇでテメェでもてなせやぁ。そもそも勝手に家に連れ込みやがってぇ」
( ;Д;)「だってタランチュラと一緒にまったりお酒を楽しめるところ探してるって言われたらここしか浮かばなかったんだよ―――!!」
川;д゚川(いや、俺が虫が嫌いな人間だったらどうするつもりだったんだよぉ。マジでぇ)
li イ*´ヮ`ノl|(あんなに涙目で……ほんまにおもろいお兄はんやなぁ)
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