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僕たちのピグマリオン先生のようです 2
1
:
名も無きAAのようです
:2014/12/10(水) 04:07:45 ID:XxKTrglI0
前のスレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/13029/1360526084/l30
有り難きまとめさんはグレーゾーンさん
http://boonzone.web.fc2.com/pygmalion_sensei.htm
348
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:22:29 ID:NyJkz7j.0
o川;*゚ー゚)o 「新婚夫婦なのに同じ部屋で寝てないの!?」
(;'A`)「うるせーよ、お前ら宿題出すぞ!」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ、でも夫婦なんですし同じ部屋で寝るの嫌がることなんてしませんから気にしないでください」
(;'A`)「そ、そうか。分かった…」
爪'ー`)y-「修学旅行中なんだから変な気起こすなよ、ドクオ」
('A`)「フォックス、お前修学旅行終わったら補講な」
爪;'ー`)y-「お、横暴だぁ!!」
349
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:23:11 ID:NyJkz7j.0
川 ゚ -゚)「そろそろご飯の時間も終わりだな」
( ^ω^)「お?もうかお?」
川 ゚ -゚)「ヒッキー先生がほとんど食べ尽くしたからな」
( ^ω^)「あぁ、そういう…」
(-_-)「はーい、みなさん食事の時間は終わりみたいなので後は自分の部屋に戻ったり、各自自由行動してくださーい」
350
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:23:52 ID:NyJkz7j.0
ミセ*゚ー゚)リ《貞子ちゃん、露天風呂あるから入りにいこう》
川д川「いいですよ」
o川*゚ー゚)o「あ、私たちも行くー!」
ξ゚⊿゚)ξ「クーも行きましょ」
川 ゚ -゚)「あぁ、もちろん」
351
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:24:42 ID:NyJkz7j.0
( ゚д゚ )「俺らも風呂入りに行くか」
( <●><●>)「そうですね」
( ´_ゝ`)「もしかして高知、女子風呂に監視カメラ設置してたりするの?」
(; ゚д゚ )「馬鹿か!覗きなんかするわけないだろうが!」
爪'ー`)y-「ちぇっ、使えねーな」
从; ゚∀从「君たちねぇ…」
( ><)「ちんぽっぽちゃんのならともかく、他の女子のみてもなんも面白くないんです」
( ^ω^)「そうだお、ペニサス先生の以外なんてみても意味ないお」
(;-_-)「すごい会話してるね、皆…」
('A`)「まぁ、健全な高校生男子の会話だな、うん」
352
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:25:39 ID:NyJkz7j.0
川д川「ミセリちゃん、お風呂でもメガホンもってるんですね」
ミセ*゚ー゚)リ《ミルナが防水用に作ってくれたの》
o川*゚ー゚)o「愛を感じるね!」
ミセ;*゚ー゚)リ《愛っていうか、私たちは親友だから…》
o川*゚ー゚)o「親友だからってだけじゃないと思うけどなぁ、ミルナ君のミセリちゃんに対する熱い視線は」
川д川「ミルナ君は眼力すごいですもんねぇ」
o川*゚ー゚)o「いや、そういうことではなくてね…」
川 ゚ -゚)「キュート、貞子にその手の話を振っても無駄だぞ」
o川*゚ー゚)o「ちぇー、じゃあクーちゃんは好きな人とかいないのー?」
川 ゚ -゚)「ふふふ、恋バナは夜部屋でするのが相場と決まってる。今はノーコメントだな」
ξ゚⊿゚)ξ「クー、キュートの好きな人聞いといて、私部屋違うから聞けないから。キュートの奴、いつも人のことばかり聞いて来て自分の話全くしないのよ」
o川;*゚ー゚)o「ギクリ」
川 ゚ -゚)「ほほう、心得た」
o川;*゚ー゚)o「さーて、お風呂も入ったし、早く上がってさっさとねないとだねー!」
川д川「お風呂上がったらコーヒー牛乳でも飲みましょうか」
ミセ*゚ー゚)リ《そうだね!》
353
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:26:33 ID:NyJkz7j.0
('A`)「はー、いい湯だなぁ」
(*-_-)「ですねぇ」
( ><)「そういえばワカッテマス君は好きな人とかいないんですか?」
( ゚д゚ )「確かに。長い付き合いだが聞いたことないな」
( <●><●>)「うーん、恋はしたことがないので…」
爪*'ー`)y-「恋はいいぞー!ぜひするべきだぞ!」
( <●><●>)「ふむ、では、貞子さんにでも恋して見ますかね」
爪;'ー`)y-「おぉい!?」
从; ゚∀从「なんで貞子!?」
( <●><●>)「私の知っている中では一番モテているように思えますので…」
(-_-)「へぇ、貞子さんってモテるんだー」
( ^ω^)「そういうヒッキー先生はペニサス先生にアプローチされてるとか聞いたことがあるお、羨ましすぎて禿げそうだお」
(-_-)「いやだなぁ、ペニサス先生にはロマネスク先生がいるじゃないか」
('A`)「あの2人は親子って感じだけどな」
( ;^ω^)「おー…ライバル多いお」
('A`)「どこが良いんだ、あんなダメ教師」
( ^ω^)「ドクオ先生にだけは言われたくないですお、生徒に手だしたロリコン教師にだけは」
('A`)「泣くぞ」
(;-_-)「まぁまぁ…そろそろ上がりましょうか」
( <●><●>)「そうですね、泣かれても困りますし」
('A`)「お前らの俺の扱い酷くね?」
爪'ー`)y-「何を今更」
354
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:28:37 ID:NyJkz7j.0
川д川「コーヒー牛乳美味しかったですね」
ミセ*゚ー゚)リ《だね!》
o川*゚ー゚)o「よーし!お風呂上がって部屋に戻ってきたわけだし、寝よっか!」
川 ゚ -゚)「お前の好きな人聞くまでは寝かせんぞ、キュート」
川*д川「私も気になります」
ミセ*゚ー゚)リ《私もー!》
o川;*゚ー゚)o「じゃあ貞子ちゃんとミセリちゃんが言うなら言うよ!」
川д川「寝ましょうか」
ミセ*゚ー゚)リ《そうだね!》
川 ゚ -゚)「おい」
o川*゚ー゚)o「ってか、クーちゃんは好きな人いるの?」
川 ゚ -゚)「お前が言ったら言う」
o川*゚ー゚)o「おやすみ、クーちゃん」
川 ゚ -゚)「仕方ない、なら他の2人の好きな人は…」
川д川「スヤァ…」
ミセ*゚ー゚)リ 《あ、メガホンの電池切れそうだから寝るね!おやすみー》
川 ゚ -゚)「お前ら全員シャイか…」
355
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:29:40 ID:NyJkz7j.0
爪'ー`)y-「修学旅行、夜やることといえば…!」
( ^ω^)「まくら投げと相場が決まってるお!」
( ><)「えー、まくら投げなんかより恋バナでもしましょうよ」
( ´_ゝ`)「キューちゃんの可愛さを朝まで語っても良いなら」
( <●><●>)「ミルナはミセリさんとはいつ結婚するんですか?」
(; ゚д゚ )「付き合ってもないのに結婚の話に吹っ飛ばすなよ」
从 ゚∀从「…」
爪'ー`)y-「なんだよ、ハイン。眠いのか?」
从 ゚∀从「いや、ツンさんとドクオ先生今頃どうしてるかなぁと」
爪'ー`)y-「どうしてるってそりゃ…」
( ´_ゝ`)「新婚夫婦が旅行ですることなんて決まってるじゃないか」
( ^ω^)「おっおっ、そうだお!まくら投げに決まってるじゃないかお!」
( ´_ゝ`)「だからどうしたらそんなに純粋なままで成長できるの?なんなの?」
( ;^ω^)「お?」
356
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:30:56 ID:NyJkz7j.0
(-_-)「はーい、みなさん見回りですよー。ちゃんと寝てくださいね」
爪'ー`)y-「あ、ヒッキー!お前も一緒に寝よーぜ!」
(;-_-)「え?」
( ´_ゝ`)「一人で寝るのさみしいでしょ?一緒に寝よ寝よ!」
(-_-)「うーん、そうだね、見回りもちょうどおわったし…」
(* ゚д゚ )「先生、俺の布団一緒にシェアしましょ!」
(;-_-)「あ、ありがとうミルナ君。でも、布団余ってるのが有るみたいだからそれを使うよ」
( ゚д゚ )「そうですか……」
( ><)「そのうちミセリさんにも本当に誤解されますよ…ミルナ君」
357
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:31:41 ID:NyJkz7j.0
('A`)「……はぁ」
ξ゚⊿゚)ξ「先生、どうしてソファで丸まってるんですか?」
('A`)「それはこの部屋にベッドが一つしかないからだよ、ツン」
ξ゚⊿゚)ξ「でも大きいから2人で寝れますよ?」
('A`)「うん、そうだな。サイズ的にはな」
358
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:32:32 ID:NyJkz7j.0
ξ゚⊿゚)ξ「…先生は、私と一緒に寝るの嫌なんですか?」
(;'A`)「ばっ、嫌なわけないだろ!」
ξ゚⊿゚)ξ「でも、普段も別々の部屋だし…新婚夫婦なのに」
(;'A`)「そりゃそうだが、それはお前のためを思ってのことで…!」
ξ゚⊿゚)ξ「…私のためを思ってくれるなら一緒に寝てください」
(;'A`)「いや、でも」
359
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:33:16 ID:NyJkz7j.0
ξ゚ -゚)ξ「…私だって、して欲しいのに」
(;*'A`)そ「はぁああああ!?つ、ツン、お前自分が何言ってんのか分かってんのか!?」
ξ゚⊿゚)ξ「分かってますよ」
(;'A`)「お前なぁ…」
ξ゚⊿゚)ξ「…ダメ、ですか?」
(;'A`)「…わかったけど、どうなってもしらねーからな」
360
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:35:25 ID:NyJkz7j.0
ξ*゚⊿゚)ξ「えへへ」
('A`)「…えーと、ツン。お前がして欲しかったのってこれか?」
ξ*゚⊿゚)ξ「はい!念願の先生からの腕枕です!」
('A`)「はぁー…」
ξ;゚⊿゚)ξ「や、やっぱりワガママいい過ぎましたか…?」
('A`)「いや、そんなことはない。ただ自分自身に呆れただけだ」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
('A`)「ほら、良いから早く寝ろ。明日も早いんだから」
361
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:37:03 ID:NyJkz7j.0
ξ*゚⊿゚)ξ「でも、こんな幸せなのに、寝るのなんか勿体無いなぁ…」
('A`)「……ツン、お前そういう表情と発言は俺以外の男の前でやるなよ?」
ξ゚⊿゚)ξ「え?」
('A`)「それと、腕枕が好きなら毎日してやるから今日は寝ろ」
ξ*゚⊿゚)ξ「本当ですか!?やったぁ!」
('A`)「約束は守る。って、わけでおやすみ」
362
:
修学旅行1日目
:2015/06/29(月) 03:38:00 ID:NyJkz7j.0
ξ゚⊿゚)ξ「あ!寝る前に一つ、いい忘れてました」
('A`)「ん?何だ?」
ξ*゚⊿゚)ξ「大好きですよ先生、おやすみなさい」
('A`)「…おう」
('A`)(……絶対今日寝れる気がしねぇ)
363
:
名も無きAAのようです
:2015/06/29(月) 03:38:58 ID:NyJkz7j.0
修学旅行編
1日目終了。
使用したお題は修学旅行編終わったらまとめてのせます
364
:
名も無きAAのようです
:2015/06/29(月) 04:43:04 ID:JFezPl76O
乙!
365
:
名も無きAAのようです
:2015/06/29(月) 12:30:41 ID:UaWjvkSU0
乙!ツンが可愛すぎる
366
:
名も無きAAのようです
:2015/06/29(月) 14:49:05 ID:nGtSwLng0
ドクオめ
367
:
名も無きAAのようです
:2015/06/29(月) 18:37:43 ID:tVtLfLbY0
キュートは兄者の事が好きだと信じたいなおつ!
368
:
名も無きAAのようです
:2015/06/30(火) 12:12:06 ID:qAKy9/Zc0
乙!この反応だと貞子も好きな人いるんかな…
それともいないから誤魔化しただけか?
369
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:24:55 ID:nONj0tLY0
( <●><●>)「姉妹校のミッションスクールでの聖書学、中々面白かったですね」
川д川「そうですね、ためになりました」
o川;*゚ー゚)o「はー、まさか修学旅行にまで来て勉強するとは思わなかったね」
( ´_ゝ`)「ドックンなんて爆睡してたしね」
('A`)「疲れが溜まってて、昨日あんまり寝れなかったからつい…」
爪'ー`)y-「ゆうべはお楽しみでしたね」
(;'A`)「ドラクエネタやめんか」
370
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:25:38 ID:nONj0tLY0
(-_-)「午前中はみなさんお勉強お疲れ様でした、午後からはグラバー園を各自で見学してきてください。夕方にはバスに戻ってきてくださいねー」
ミセ*゚ー゚)リ《わーい、グラバー園、来たかったんだぁ!》
( ゚д゚ )「そうなのか?」
ミセ*゚ー゚)リ《うん!建物も素敵だし、ここに住みたいくらいだよ》
( ゚д゚ )「ふーん…いくらくらいなんだろうな、ここ」
( ;><)「ミルナ君、世界遺産登録しようとしている所を買おうとしないでくださいなんです」
( <●><●>)「ミルナが本当にキュートさんに惚れなくて良かったと心から思います」
371
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:26:18 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「くしゅん!誰かがまたキューちゃんのこと褒めてるのかなぁ?」
( ;´_ゝ`)「キューちゃんモテるから心配だなぁ」
从 ゚∀从「ねぇ、ツンさん。昨日はどうだった?」
ξ゚⊿゚)ξ「別に、ぐっすり安眠したけど?」
从 ゚∀从「なら良かった、ドクオ先生午前中ずっと居眠りしてたから昨日は2人とも寝れなかったのかと思ったよ」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね、先生大丈夫かしら…」
372
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:26:59 ID:nONj0tLY0
川 ゚ -゚)「どこか行きたいとこあるか?」
川*д川「ガーデンカフェ行きたいです」
爪'ー`)y-「いいな、グラバー園のソフトクリームは美味しいって有名みたいだし」
( *^ω^)「おっおっ、それなら500円の価値あるお」
川 ゚ -゚)「ふむ。ガーデンカフェあれかな?」
373
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:27:52 ID:nONj0tLY0
(*-_-)「あ、皆もソフトクリーム食べに来たの?」
爪'ー`)y-「ヒッキー、やっぱり食べてたのか」
(*-_-)「もちろん!食べるミルクセーキも食べたよ!」
( ^ω^)「その太らない体質が妬ましいですお」
川д川「燃費悪いですよね、ヒッキー先生って」
(;-_-)「酷いなぁ」
川 ゚ -゚)「ドクオ先生は一緒じゃないんですか?」
(-_-)「バスで寝てるよ、余程昨日疲れたんだろうね」
爪'ー`)y-「これはやはり…」
川 ゚ -゚)「…ムフフな夜を?」
( ^ω^)「きっとツンとまくら投げでもしてはしゃいでたんじゃないかお?」
川д川「もしかしたら数学の勉強をしてたのかもしれませんよ?」
(-_-)「あ、それはありえるかもね!」
川 ゚ -゚)「クーニャン、みんなが純粋すぎて生きるのがつらい」
爪'ー`)y-「修学旅行まで夜通しで数学やらなきゃいけないほど馬鹿だと思われてるツンの方が生きるのつらいと思うぞ」
374
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:28:35 ID:nONj0tLY0
( ><)「グラバー園、中々広いですね」
( ゚д゚ )「そうだな。ミセリ、他に行きたいところあるか?」
ミセ*゚ー゚)リ《あ、私そろそろレトロ写真館行かなきゃ!女子のみんなと約束してるの》
( <●><●>)「じゃあ私たちもそこに行きますかね」
( ゚д゚ )「そうだな。ちなみにレトロ写真館ってどんな所なんだ?」
ミセ*゚ー゚)リ《それはねー…》
375
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:29:19 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「えへへへー」
( *´_ゝ`)「キューちゃんめちゃカワユス!!」
从 ゚∀从「へー、レトロ衣装が着れるんだね、まるで貴族のお嬢様みたいだ」
ξ゚⊿゚)ξ「キュート似合ってるわね」
从 ゚∀从「キュートさんも似合ってはいるけど、ツンさんほどではないと思うよ」
ξ゚⊿゚)ξ「そう?ありがとう」
376
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:30:07 ID:nONj0tLY0
川 ゚ -゚)「なんかこういう格好すると、シンデレラの意地悪なお姉さん役やりたくなるな」
川;д川「えぇー…?そうかなぁ」
( ^ω^)「ピッタリだと思うお、クー」
川 ゚ -゚)「ふふふ、照れるからそう褒めるな」
爪'ー`)y-「照れる所なのか?それ」
(-_-)「貞子さんも似合ってるねー、なんか小説に出てくるお嬢様みたいだね」
川*д川「…ありがとうございます」
爪;'ー`)y-「お、俺だって似合ってると思ってたぞ!貞子!」
川 ゚ -゚)「一足遅れたな、フォックス」
川*ー川「ふふっ、フォックス君もありがとうございます」
爪;*'ー`)y-(さ、貞子の笑顔可愛い…)
爪;*'ー`)y-「お、おう!」
川 ゚ -゚)「良かったな、フォックス」
( ^ω^)「ものすごく嬉しそうで何よりだお」
爪;*'ー`)y-「うっせーやい」
377
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:30:49 ID:nONj0tLY0
ミセ*゚ー゚)リ《わーい!レトロ衣装着たかったからすごい嬉しいなぁ、どうかな?》
( <●><●>)「可愛らしいと思いますよ」
( *><)「可愛いんです!ね、ミルナ君」
( ゚д゚ )「ふーむ」
ミセ;*゚ー゚)リ《に、似合ってないかな?》
( ゚д゚ )「いや、家帰ったら似たような服作ろうかなぁと思ってな。流石にこれは売って貰えないだろうし」
ミセ;*゚ー゚)リ《作るの!?》
( ゚д゚ )「だってこういうの着たかったんだろ?俺が作ればいつでも着れるじゃないか」
ミセ;*゚ー゚)リ《そ、そりゃそうだけど…作るの大変でしょ?》
( ゚д゚ )「別に?ってか、本当にミセリは何着ても似合うな。流石は俺の親友だ」
ミセ*//-//)リ《もう、ミルナったら!そんなに褒めないでよ!》
( ><)「あーあ、リア充滅びないですかねぇ」
( <●><●>)「これで付き合っていないと言い張るのが恐ろしいですね」
378
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:31:31 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「んじゃ、みんな衣装着たみたいだし、女子全員で写真撮ろう!」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね、このスマホでだれか写真撮ってくれる?」
( ゚д゚ )「カメラのことなら俺に任せろ」
ミセ*゚ー゚)リ《そうだね、カメラのことならミルナに勝てる人はいないよ!》
川д川「なんかカメラの前に「盗撮」って単語つけたくなりますね…」
( ゚д゚ )「おいこら」
川 ゚ -゚)「まぁ、いいじゃないか。では、頼む」
( ゚д゚ )「おう、んじゃ撮るぞー。はい、チーズ」
カシャ!
379
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:32:11 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「ありがとうー」
ξ゚⊿゚)ξ「みんなに送っとくわね」
ミセ*゚ー゚)リ《わーい!待受にしよっと!》
川 ゚ -゚)「うむ、バッチリ撮れてるようだな」
( ゚д゚ )「ふふん」
川д川「やっぱり普段から撮ってるだけあって上手ですね」
( ゚д゚ )「貞子、お前のは褒めてるように聞こえないんだが?」
(-_-)「はーい、皆さん。いい写真撮れた所でそろそろ時間です、バスに戻りましょうね」
o川*゚ー゚)o「ひきにゃん先生、今日はこの後どこ行くのー?」
(*-_-)「それは行ってからのお楽しみってことで!」
从 ゚∀从「ヒッキー先生が喜んでるみたいだからご飯関係かな?」
爪'ー`)y-「それ以外思いつかないな」
(-_-)「ふふふ、それはどうかなー?」
380
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:33:11 ID:nONj0tLY0
('A`)「ふわぁあ…よく寝た。みんなグラバー園は楽しめたか?」
( ´_ゝ`)「本当にずっとバスで寝てたんだね、ドックン」
o川*゚ー゚)o「レトロ衣装着たよ!ほら、見て見てー!」
('A`)「ほう、どれどれ…」
('A`)「…」
从 ゚∀从「ツンさん似合ってますよね、先生」
ξ゚⊿゚)ξ「こら、先生を困らせるようなこと聞かないでよ」
('A`)「バスで寝てたのすげぇ後悔だわ、なんだよこの天使は…。あーあ、生で見たかったし一緒に写真撮りたかったなぁ…」
ξ;*゚⊿゚)ξそ「ふわっ!?」
从; ゚∀从「寝起きのせいで本音だだ漏れですね」
o川*゚ー゚)o「いいなー、ツンちゃん愛されてて」
( *´_ゝ`)「キューちゃんだって愛されてるよ!俺に!」
o川*゚ー゚)o「はいはい、ありがとありがとー」
381
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:34:18 ID:nONj0tLY0
(-_-)「長崎の夜景って世界新三大夜景のうちの一つなんだよ」
川д川「へぇ、そうなんですか」
(-_-)「と言うわけで、今から夜景が綺麗な所をバスで巡って行きますー」
爪*'ー`)y-「おおー!ロマンチックだな」
川 ゚ -゚)「あ、早速見えてきたな」
( *^ω^)「おー!教会がライトアップされてるおー」
ミセ*゚ー゚)リ《綺麗だね、ビロード君》
( ><)「ですねー。まぁ、欲を言えばちんぽっぽちゃんと見たかったんです」
382
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:35:11 ID:nONj0tLY0
川 ゚ -゚)「夜景はバスで巡って終わりですか?」
(-_-)「いや、山頂展望台で降りて自由行動があるよ」
ミセ*゚ー゚)リ《あ、もしかして展望台の床に一つだけハートの形をしたイルミネーションがあるとこですか?》
(-_-)「その通り!よく知ってるね」
爪*'ー`)y-「へぇ、楽しみだな!イルミネーション一緒に探そうぜ貞子!」
川*д川「楽しそうですね、一緒に探しましょ」
川; ゚ -゚)(こ、これは!フォックス自然と貞子を誘えてるじゃないか!やりおる…!)
( ^ω^)(貞子を誘うとかじゃなくて、多分本当にハートのイルミネーション探したいだけなんだろうなぁ…)
(*-_-)「2人とも見つけたら教えてね」
爪'ー`)y-「ってか、三人で探せばよくね?」
川д川「それもそうですね、人手が多いほうが良いですし」
(*-_-)「そうだね!じゃあみんなで探そっか!」
川 ゚ -゚)「」
( ^ω^)「やっぱりフォックスは馬鹿だお」
383
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:36:20 ID:nONj0tLY0
('A`)「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「先生ー!!」
o川*゚ー゚)o「展望台までの山路、くねくねしてたもんね」
( ´_ゝ`)「うん、俺でも酔うかと思ったくらいだからね。ドックンには生き地獄だったと思うよ」
从; ゚∀从「ドクオ先生、大丈夫ですか?」
('A`)「……俺のことはほっといて良いから、自由行動してこい。せっかくの夜景なんだから」
从; ゚∀从「でも…」
( *´_ゝ`)「んじゃ、お言葉に甘えて…キューちゃん!俺と一緒に夜景楽しもっか!」
o川*゚ー゚)o「いいよー」
( *´_ゝ`)「じゃあ行ってきまーす!」
从; ゚∀从「なんて薄情なんだ…」
ξ゚⊿゚)ξ「高岡くんも皆と一緒に夜景見てきていいわよ。…あ、でも兄者とキュート以外にしたほうがいいかもね」
从 ゚∀从「え?なんで?」
ξ゚⊿゚)ξ「兄者、なんか緊張してたっぽいから」
从; ゚∀从「へ?」
384
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:37:33 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「兄者くん、夜景すっごく綺麗だね!」
( ´_ゝ`)「そうだね、キューちゃんには負けるけど」
o川*゚ー゚)o「言われなくても知ってた」
( ´_ゝ`)「流石キューちゃん!」
o川*゚ー゚)o「へへん、キューちゃんはなんでも知ってるのだ」
( ´_ゝ`)「なんでも知ってるのかぁ」
o川*゚ー゚)o「なんでも知ってるよー!」
385
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:38:31 ID:nONj0tLY0
( ´_ゝ`)「じゃあ俺がキューちゃんのこと好きなのも?」
o川*゚ー゚)o「何を今更。そんなの私じゃなくても知ってるよ」
( ´_ゝ`)「そっかぁ。キューちゃん、大好きだよ」
o川*゚ー゚)o「はいはい、ありがとねー」
( ´_ゝ`)「本当に好きだよ、キューちゃん」
o川*゚ー゚)o「……なんかいつもとノリが違う気がするのは気のせいかな?」
( ´_ゝ`)「俺はいつでも真剣だけど、今日は何時もよりも真剣なノリではあるかなー」
o川*゚ー゚)o「えーと、じゃあ、つまり…」
( ´_ゝ`)「うん、つまりね」
( ´_ゝ`)「一年生の頃からずっとずっと大好きでした。付き合ってください」
o川*゚ー゚)o「…まじ告白ってことかぁー」
386
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:40:25 ID:nONj0tLY0
从; ゚∀从「兄者がキュートさんに告白ー!?」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ、おそらく。修学旅行に告白って定番よね」
从; ゚∀从「ふ、振られちゃうんじゃないかな、兄者…」
ξ゚⊿゚)ξ「そうねぇ、キュートは誰に告白されても振るし」
从 ゚∀从「え、キュートさんってモテるの?」
ξ゚⊿゚)ξ「同学年には性格ばれてるからアレだけど、年下とか年上にはモテモテよ?ファンクラブもあるし」
从; ゚∀从「ええええ!?いや、まぁ、確かに顔はアイドルみたいだけど…」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ、性格知ってるとね」
从; ゚∀从「顔が良くても兄者なんて一番キュートさんの性格知ってるハズなのに…」
ξ゚⊿゚)ξ「なんか誤解してるみたいだけど…」
从 ゚∀从「誤解?」
ξ゚⊿゚)ξ「兄者はキュートの顔じゃなくて性格に惚れたのよ?」
从 ゚∀从「…いやいや、それはないでしょー」
ξ゚⊿゚)ξ「ちなみに、高校一年生の時のキュートの写真これね」
从 ゚∀从「どれどれっと…」
【o川@-@)o】
从; ゚∀从「!?」
387
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:41:07 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「兄者くんは私が眼鏡かけてた時から好きだったよね」
( *´_ゝ`)「うん、眼鏡っ子のキューちゃんも可愛かったなぁ」
o川*゚ー゚)o「全然モテてなかったけどね、私。話しかけてくれる男子なんて兄者くんだけだったし」
( ´_ゝ`)「あの時は幸せだったなぁ…キューちゃん独り占めできたし…」
388
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:41:50 ID:nONj0tLY0
( *´_ゝ`)『キュートちゃん!』
o川@-@)o『あ、流石くん』
( ´_ゝ`)『今日もフルートの練習してるんだね』
o川@-@)o『うん、私上手に吹けないから…』
( ;´_ゝ`)『えぇ!?十分上手だと思うけどなぁ』
o川@-@)o『ありがと、流石くん』
( ´_ゝ`)『ねぇ、今日もフルート聞いてていいかな?』
o川@-@)o『別にいいけど…』
( *´_ゝ`)『ありがとう!』
o川@-@)o(変な人…私のフルートなんて聞いて楽しいのかなぁ)
389
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:42:40 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「毎日フルート聞きに来てたよね」
( ´_ゝ`)「キューちゃんのファンクラブ出来てからは聞きにいけなくなっちゃったけどね…」
o川*゚ー゚)o「兄者くん、ファンクラブの人たちに目つけられてるもんねぇ」
( ´_ゝ`)「別にどうでもいいけどね、俺にとってはキューちゃんさえいればいいし」
o川*゚ー゚)o「あー、一年生の時もそんなこと言ってたね」
390
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:43:21 ID:nONj0tLY0
( ´_ゝ`)『いやぁ、今日も綺麗な音色だなぁ…』
o川*@-@)o『さ、流石くん。良かったら今度の吹奏楽部の演奏会来ない?』
( ;*´_ゝ`)『え!?いいの?』
o川*@-@)o『うん、これチケットだから…』
( *´_ゝ`)『嬉しいなぁ!一生の宝物にするよ!』
o川;@-@)o『いや、そのチケット出さないと会場入れないから…』
( ;´_ゝ`)『そ、そうか。残念…』
391
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:44:11 ID:nONj0tLY0
( *´_ゝ`)『キュートちゃん!演奏会良かったよ!フルート最高だった!』
o川*@-@)o『ありがとう、流石くん。私は下手だったけど、先輩とかの演奏上手だったでしょ?』
( ;´_ゝ`)『あー…ごめん、他の人の演奏は分かんない』
o川;@-@)o『え?分かんないって?』
( ;´_ゝ`)『他の人たちの演奏は全然興味なかったから見ても無いし、聞こうともしなかったんだ。キュートちゃんのフルートの音色だけは聞いてたけど…』
o川;@-@)oそ『ガビーン!?それじゃ演奏会の意味無いじゃん!』
( ´_ゝ`)『あー、そうだね。他の楽器うるさいなぁとしか思わなかったし…キュートちゃんのフルートさえ聞ければ俺は良いかな』
o川;*@-@)o『冗談でもそんなこと言われたら照れちゃうよ…』
( ´_ゝ`)『え、冗談じゃないよ?』
o川;*@-@)o『むむむ…』
392
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:44:59 ID:nONj0tLY0
从; ゚∀从「うーん、ビックリ。今と見た目全然違うね」
ξ゚⊿゚)ξ「でしょ?昔のままのキュートだったらあの二人今頃普通に付き合ってたと思うわ」
从 ゚∀从「それがどうしたらあんな関係に…」
ξ゚⊿゚)ξ「なんていうか、うん…それはね…」
393
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:45:40 ID:nONj0tLY0
( *´_ゝ`)『キューちゃん本当可愛い…』
ξ゚⊿゚)ξ『本当にキュート好きなのね』
( ´_ゝ`)『うん、結婚したい』
ξ゚⊿゚)ξ『まず付き合ってからにしなさいよ…』
( ´_ゝ`)『なんて告白すれば良いかなぁー』
ξ゚⊿゚)ξ『キュート、アイドルヲタだからキュートの好きなアイドルの曲歌いながら告白とか?』
( ´_ゝ`)『絶対に振られるよ、フラグばきばきだよ』
ξ゚⊿゚)ξ『じゃあ「君ならアイドルになれるよ」とか言えば?』
( ´_ゝ`)『…うーん、それちょっと良いかも言ってみる!じゃあね、ツンたん!』
ξ゚⊿゚)ξ『え、冗談だったのに……。ま、いいか』
394
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:46:45 ID:nONj0tLY0
ξ゚⊿゚)ξ「あれは本当に失言だったわ…」
从 ゚∀从「大した失言ではないんじゃない?」
ξ゚⊿゚)ξ「いや、その助言した次の日からキュート変わっちゃったのよ。眼鏡外して、一人称も「私」から「キューちゃん」になったし」
从; ゚∀从「そんなに一気に人が変わるような発言かなぁ、それ」
ξ゚⊿゚)ξ「さぁ?兄者がなんてキュートに言ったかわからないけど、あの日からキュートはモテはじめて今みたいな関係になったのよ」
从 ゚∀从「なんだかなぁ…ますます告白してたら失敗してるんじゃないかと思えてきた」
ξ゚⊿゚)ξ「…そうねぇ」
395
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:47:58 ID:nONj0tLY0
( ´_ゝ`)「キューちゃんとの昔話もいいけど、そろそろ告白の返事欲しいなぁ」
o川*゚ー゚)o「私が兄者くんとねぇ…」
( ´_ゝ`)「うん、俺だけのアイドルになってよ、キューちゃん」
o川*゚ー゚)o「…んー、悪いけど兄者くん、それは無理かなぁ。キューちゃんはみんなのアイドルだからさ」
( ´_ゝ`)「…そっか、そうだよね。キューちゃんは絶対にアイドル歌手になれるよ!ごめんね、変なこと言って」
396
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:48:51 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「私がアイドル歌手になるのは、まあ、確定だとしてさー。一つ問題があるんだよね」
( ;´_ゝ`)「え?どんな問題?」
o川*゚ー゚)o「いくらキューちゃんでも、いつまでも皆のアイドルではいられないんだよね。飽きられちゃうだろうし、年齢的にもキツくなるだろうし」
( ´_ゝ`)「キューちゃんはずっと愛されるアイドルでいられるとおもうし、どんなに年を重ねても可愛いと思うけどなぁ」
o川*゚ー゚)o「ないない、現実は厳しいんだよ。きっと私も皆のアイドルでいられなくなる時が来るよ」
( ´_ゝ`)「キューちゃん…」
397
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:49:45 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「…だからその時、皆に飽きられて誰も私のことを見てくれなくなった時、そんな時が来たら兄者くんだけのアイドルになってあげてもいいよ?」
( ;*´_ゝ`)そ「きゅ、キューちゃん、それって、いつかは俺だけのアイドルになってくれるってこと!?」
o川*゚ー゚)o「まぁ、いつになるかわからないし、もしかしたらおばあちゃんになってからかも知れないけどねー」
( *´_ゝ`)「キューちゃんがおばあちゃんになったとしても、キューちゃんはいつまでもたっても俺のアイドルだよ!やったあああ!!」
o川*゚ー゚)o「…馬鹿みたい、ずっと待つ気なの?」
( *´_ゝ`)「もちろん!だって俺は本当にキューちゃん、君さえいれば何にもいらないくらい君のことが大好きなんだから!何年でも何十年でも、ずっとずっと待ち続けるよ 」
o川*゚ー゚)o「…なるべく早く、アイドル歌手になるように努力するよ」
( *´_ゝ`)「キューちゃんの夢が叶うように俺も応援するよー!」
398
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:50:30 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「あ、そろそろバスに戻らないと」
( ´_ゝ`)「バスの場所まで手繋いでくれてもいいんだよ?」
o川*゚ー゚)o「いくら払う?」
( ;*´_ゝ`)「繋いでくれるの!?ちょ、ちょっと待って、お財布の中身確認するから!」
o川*゚ー゚)o「…」
ギュッ
( ;*´_ゝ`)「…え?」
o川*゚ー゚)o「まぁ、どうせいつかは兄者くんだけのアイドルになるんだし、手くらいタダで繋いであげるよ。ファンサービスの一つとしてね」
( *;_ゝ;)「もう俺死んでもいい…」
399
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:51:11 ID:nONj0tLY0
('A`)「…はっ、今何時だ?」
ξ゚⊿゚)ξ「帰りのバスの発車時刻ですよ、先生」
从 ゚∀从「いっそホテルに帰るまで寝てれば良かったのに…」
o川*゚ー゚)o「全くドックンはどうしようもないねぇ」
( ´_ゝ`)「まぁ、そんな所がドックンのいい所でもあるけどね」
从 ゚∀从「二人ともいつも通りだね」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね、いつも通りね」
ξ゚⊿゚)ξ(兄者の奴、告白しなかったのかしら…?)
400
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:52:22 ID:nONj0tLY0
川д川「はー、クタクタですよ」
ミセ*゚ー゚)リ《でも、ハートのイルミネーション見つかって良かったね》
川д川「そうですね!」
o川*゚ー゚)o「今日は疲れたからお風呂も最高だねぇ」
川 ゚ -゚)「キュート、兄者となんかあったか?」
o川*゚ー゚)o「別にー、いつも通りだよ」
川 ゚ -゚)「なんだつまらん。さっさと告白すりゃいいのに」
o川*゚ー゚)o「なんで私が告白しなきゃいけないのよー」
401
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:53:20 ID:nONj0tLY0
川 ゚ -゚)「他の男からの高価なプレゼントとかは受け取らないくせに、兄者からのプレゼントは受け取ったりしてるから特別扱いしてるのかなぁと」
o川;*゚ー゚)o「そ、そりゃ友達だからね!」
川 ゚ -゚)「この前お前んちいったとき、兄者からもらったプレゼント大事そうに保管してたように思えたが?」
o川;*゚ー゚)o「私の恋バナより、ツンちゃんに話聞きなよ!」
川 ゚ -゚)「確かに。昨日はどんな夜を過ごした?」
ξ゚⊿゚)ξ「秘密」
川 ゚ -゚)「なんだよー、ケチケチするなよー」
o川;*゚ー゚)o「ほっ…やっと解放された」
o川*゚ー゚)o(…)
402
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:54:48 ID:nONj0tLY0
( ;*´_ゝ`)『キュートちゃん!』
o川@-@)o『流石くん、今日はやけにテンション高いね』
( ´_ゝ`)『キュートちゃん、アイドルとか好きなの?』
o川;*@-@)o『え!?あ、まぁ、うん…。私と正反対でいいなぁって…』
( ´_ゝ`)『なにいってるのさ、キュートちゃんなら他のどのアイドルよりも皆に愛されるアイドルになれるよ!!』
o川;@-@)o『えぇ!?私がアイドル?』
( ´_ゝ`)『うん!皆に愛されるアイドル歌手とかなれるよ』
o川;@-@)o(流石くんって、もしかしてアイドル歌手とかがタイプなのかな…?)
( ;´_ゝ`)『…あー、でも皆にキューちゃんとられるのいやだなぁ…。やっぱり取りやめ!キュートちゃん、俺だけのアイドルになってくれない?!』
o川@-@)o(皆に愛されるようなアイドル歌手になれば流石くんも…)
( ´_ゝ`)『…おーい?キュートちゃん、聞いてる?』
o川@-@)o『うん、私頑張って皆に愛されるアイドル歌手になるよ!』
( ´_ゝ`)『いや、あの、だからそれは…』
o川*゚ー゚)o@-@『そのためには、この眼鏡はもう卒業かなぁー』
( ;´_ゝ`)『!!??』
o川*゚ー゚)o『頑張って皆のアイドルになるよ、流石くん…、いや、兄者くん!じゃあ、コンタクト買いに行かなきゃだから今日はもうかえるねー!』
( ;´_ゝ`)『あの、ちょ、まっ…!』
『キューちゃーん!!』
403
:
修学旅行2日目
:2015/07/01(水) 06:55:40 ID:nONj0tLY0
o川*゚ー゚)o「皆のアイドルになったら、その時はきっと…」
川д川「きっと?」
o川;*゚ー゚)o「なななんでもない!あは、あははは!」
川д川「変なキュートちゃん…」
404
:
名も無きAAのようです
:2015/07/01(水) 06:57:07 ID:nONj0tLY0
修学旅行2日目終了
消費したお題は修学旅行編終わってからまとめてのせます。
405
:
名も無きAAのようです
:2015/07/01(水) 07:09:40 ID:PLI1bAJg0
乙!
406
:
名も無きAAのようです
:2015/07/01(水) 08:42:38 ID:q3W8/YI20
兄者ぁぁぁぁぁ!!
爆発して欲しいけどオメデトウ!!!!
407
:
名も無きAAのようです
:2015/07/01(水) 15:48:01 ID:jxiDINu.0
なんだこれキュートめちゃくちゃ可愛い
408
:
名も無きAAのようです
:2015/07/01(水) 17:46:24 ID:LF0Fq4Fs0
兄者が報われタァァァあああ!!
爆発四散しろ!乙!
409
:
名も無きAAのようです
:2015/07/05(日) 19:54:23 ID:MASfsnaw0
キューちゃんマジキュート
410
:
名も無きAAのようです
:2015/07/16(木) 22:18:25 ID:m6Vz8W8Y0
追い付いた
時事ネタで台風で学級閉鎖おなしゃす
411
:
名も無きAAのようです
:2015/07/17(金) 19:29:40 ID:cHm63zTM0
先生パワーでそれるんだよなぁ…
412
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:29:10 ID:./B1hJXk0
(-_-)「ついに修学旅行も最終日ですね、皆さん」
川 ゚ -゚)「今日は昼から自由行動で、夕方空港に集合ということでしたよね」
(-_-)「流石クーさん、その通りです!みなさん、最終日を自由に楽しんできてくださいね。でも、ちゃんと時間通りに空港に来てくださいよー。そうでないとおいて行くことになりますから」
爪'ー`)y-「歩いて帰れるのかな、長崎から自宅まで」
( ^ω^)「時間をかければいけるお」
川;д川「置いて行かれる前提で話さないでくださいよ…」
(-_-)「では皆さん、空港で会いましょうー!」
413
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:30:09 ID:./B1hJXk0
川 ゚ -゚)「さて、どこに行こうか」
( ´_ゝ`)「秘宝館行こうぜ、秘宝館」
( ^ω^)「秘宝館ってなんだお?」
川 ゚ -゚)「もしかしてあのNo.1と名高い秘宝館に行きたいのか?」
( ´_ゝ`)「流石クーちゃん、わかってるー」
爪'ー`)y-「なんか秘宝館とかいいな、探検隊作って行こうぜ!」
( *^ω^)「おー!それは楽しそうだお!秘密の宝を探し出す旅に出るおー」
川 ゚ -゚)「貞子、お前はどうする?」
川;д川「なんか嫌な予感がするのでやめておきます」
川 ゚ -゚)「ははは、するどいな」
( ´_ゝ`)「とりあえず制服だとやべぇから浴衣に着替えようぜ。変装用に持って来たんだ」
( *^ω^)「変装とか、ますます面白くなってきたお!」
爪'ー`)y-「お土産いいのあったら買ってくるぜ、貞子!」
川д川「いや、結構ですので…。楽しんできてください」
414
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:30:58 ID:./B1hJXk0
ミセ*゚ー゚)リ《あ、貞子ちゃん》
川д川「ミセリちゃんと皆さん」
( ゚д゚ )「ビロードが異文化コミュニケーションを取りたいとかいうから今から異文化巡りをしようとおもうんだが、一緒にどうだ?」
( ><)「長崎だから普段は触れらない異文化を学べるチャンスかと思いまして!」
( <●><●>)「私たちと行動することこそ、知識人の貞子さんにはピッタリかと思いますが?」
川д川「嬉しいお誘いですが、一人でどうしても行きたい所があるんです」
ミセ;*゚ー゚)リ《一人で?大丈夫なの?迷子にならない?》
川д川「大丈夫ですよ、いざとなったらタクシー使いますし」
( ゚д゚ )「そうか。気をつけろよ」
川д川「えぇ、ではまた後で」
415
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:31:44 ID:./B1hJXk0
o川;*゚ー゚)o「き、緊張するー!」
ξ゚⊿゚)ξ「良かったわね、大好きなアイドルのライブチケットとれて」
o川*゚ー゚)o「うん!でも、いいの?ツンちゃん私になんか付き合って…」
ξ゚⊿゚)ξ「私もライブ行ってみたかったし構わないわ」
o川*゚ー゚)o「でも折角の修学旅行なのに」
ξ゚⊿゚)ξ「ライブには元々興味あったからいいのよ。…それに、あんたが隣に居ないならどんなとこまわっても楽しくないし」
o川*;ー;)o「つ、ツンちゃんがデレたっ…!」
ξ゚⊿゚)ξ「はいはい、良いから楽しい思い出作りしましょー」
o川*;ー;)o「うん!ツンちゃん大好き!」
ξ゚⊿゚)ξ「そりゃどうも」
416
:
名も無きAAのようです
:2015/09/09(水) 05:32:17 ID:3Uu9rEdE0
ktkr
417
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:32:29 ID:./B1hJXk0
(-_-)「やっぱり空港が一番お土産揃ってますね」
('A`)「満足のいくお土産はかえたか?」
(;-_-)「はい!あり過ぎてお財布の中がさみしいことになってますよー」
('A`)「どうせほとんど自分で食う用だろうが」
(-_-)「ははは、そうなんですけどね。あ、でも、ロマネスク先生とペニサス先生にも買いましたよ!」
('A`)「おー、俺もペニサスのお土産にゼクシィ買ったぜ」
(;-_-)「本当に怒られますよ?」
('A`)「アイツからかうの楽しいから仕方ない」
(-_-)「好きな子いじめちゃう小学生男子みたいですね」
('A`)「ねーよ。それにしても、ペニサスもはやく結婚すりゃいいのになぁ」
(-_-)「ペニサス先生にはロマネスク先生がいるし、大丈夫ですよ」
418
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:33:11 ID:./B1hJXk0
('A`)「ヒッキーはペニサス狙ったりしねぇーの?」
(;-_-)「え!?僕がペニサス先生をですか!?」
('A`)「仲良いし、ペニサスはお前のこと気に入ってるみたいだし、いいんじゃねーの?」
(;-_-)「いきなりそんなこと言われても…うーん」
('A`)「悪りぃ悪りぃ。ペニサスが相手じゃ誰だって嫌だよな」
(;-_-)「ペニサス先生がどうとかよりも、僕が誰かと付き合ったり結婚したりというのが想像つきませんね」
(;'A`)「えー、なんだそれ。もしかして初恋もまだとかなのか?」
(-_-)「初恋、ですか」
('A`)「そうだよ、初恋。思い出してみろよ」
419
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:35:01 ID:./B1hJXk0
(-_-)「初恋……」
('A`)「高校生とか大学生の時に恋愛の一つや二つあったろ?」
(*-_-)「あ、それなら勉強に恋してました!」
('A`)「べ、勉強…?」
(*-_-)「はい!色んな本を読んで勉強して知識が身に付くのが楽しくて楽しくて!」
(;'A`)「やっぱりお前、変わってんなぁ…」
(-_-)「そうですかね?」
('A`)「…今の話聞いて思ったけど、貞子とお前ってなんか似てるな」
(-_-)「え?僕と貞子さんが?」
('A`)「去年アイツの担任だった時に似たようなこと言われたよ」
(-_-)「なんて言われたんですか?」
('A`)「前の高校生活はどんなだった?って聞いたら、『別に何もありませんでしたよ。私には勉強しかなかったし、これからもそうですので』ってな」
(-_-)「…そうですか」
('A`)「まぁ、でも今は楽しそうに学校通えてるし本当よかったよ。お前のおかげだな」
(-_-)「そんなことは…あはは」
(-_-)(…そういえば貞子さん、今頃何してるのかな)
420
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:36:07 ID:./B1hJXk0
「…ふふふ、我ながら完璧ですね」
ζ(゚ー゚*ζ「どっからどうみても私が貞子だとは気付かないですね、これなら!」
ζ(゚ー゚*ζ「これだけ変装すればあの子だって気付かないはずです!」
ζ(゚ー゚*;ζ「…本当は会うべきじゃないんだろうけど、元気にしてるかどうかだけ確認をね、うん」
ζ(゚ー゚*ζ「さーて、お目当ての本屋さんはーっと…」
421
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:37:03 ID:./B1hJXk0
「お、おい、そこの赤いリボンの二つ結びのあんた!」
ζ(゚ー゚*;ζ「は、はい!?私でしょうk…」
ζ(゚ー゚*ζ「…あなたは」
(; ^ν^)「やっぱり…」
ζ(゚ー゚*;ζ(この人、確か私に痴漢した人…。なんでここに!!?まさか逆恨みとか……!?)
(; ^ν^)「こ、この前は悪かった!つい出来心で…本当すまん!」
ζ(゚ー゚*;ζ「…え?」
422
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:40:10 ID:./B1hJXk0
( ^ν^)「まさかまたあんたに会えるとは思わなかった」
ζ(゚ー゚*ζ(私は一生会いたくなかったんですがねぇ…)
( ^ν^)「あ、名乗り忘れてたが俺は卯速ニュッだ、この前は本当に悪かったな。お詫びにそこの喫茶店で奢らせてくれないか?」
ζ(゚ー゚*;ζ「え、いや、あの、その」
(; ^ν^)「やっぱりそんなんじゃ許して貰えないよな。くそ、謝罪なんてしたことねぇからよく分からん…」
ζ(゚ー゚*;ζ「別に謝罪なんてもういいですよ。それよりもなんで長崎に?」
( ^ν^)「修学旅行で来ててな。あ、ちなみに俺の通う学校は名門校で、俺はそこで常に学年主席なんだ」
ζ(゚ー゚*ζ(名門校の学年主席が痴漢って…ろくでもない学校ですね)
423
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:41:58 ID:./B1hJXk0
( ^ν^)「俺、この前は本当に悪いことしたと思ってるんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「まぁ、はい…」
( ^ν^)「それでお詫びといっちゃなんだがよ」
ζ(゚ー゚*ζ「だからお詫びなんて…」
( ^ν^)「お詫びに名門校で、学年主席の彼氏とかいらね?」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「…えーと」
( ^ν^)「将来有望だぞ」
ζ(゚ー゚*ζ「はは、ははは。ちょ、ちょっとトイレ行って来ます」
( ^ν^)「そうか、トイレの入り口で待ってるわ」
424
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:42:51 ID:./B1hJXk0
ζ(゚ー゚*ζ(さてと)
ζ(゚ー゚*ζ(痴漢に告白されてしまった…)
ζ(゚ー゚*;ζ(人生初の告白が変装中でしかも痴漢からって…最悪だなぁ)
ζ(゚ー゚*;ζ(そんなことより、いつまでもトイレにいるわけにも行かないし、何か打開策を…)
ζ(゚ー゚*;ζ(なんか変装でもしてあの人にばれないようにトイレから出れれば良いんだけど)
ζ(゚ー゚*ζ「…ん?変装?」
425
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:43:55 ID:./B1hJXk0
( ^ν^)「遅いな…、化粧でも直してんのかな」
川д;川 コソッ
( ^ν^)「…」
川д;川(ガン見されてるけど、服も変えたしこれならバレないはず…!)コソコソッ
( ^ν^)「おい」
川д;川「あ!あの、赤いリボンの女の子ならお化粧直しを…」
( ^ν^)「なんでテメェがこんな所に居るんだよ、土井貞子」
川;д川「……!?」
426
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:47:11 ID:L3UaGDQE0
( ^ν^)「どこのエリート学校に行ったかと思ってたのに、その制服…聖vipのじゃねーか」
川;д川「…」
( ^ν^)「にしても久々だな、それにそんな馬鹿校に行ったとは思ってなかったぜ。まぁ、お前が居なくなったおかげで学年主席は俺のものになったがな」
川;д川「それってつまり、あなたはシベリアの生徒…!?」
( ^ν^)「……は?」
川;д川(シベリアの生徒も来ているなんて…これは厄介なことになる前にさっさと空港に行った方が良さそうですね)
川д川「では、私は急ぎますのでお達者で…」
( #^ν^)「ちょっと待て!!」
川;д川「は、はい?!」
( #^ν^)「お前まさか、俺のこと覚えてねぇーのか!?」
川;д川「…え、あ、いや、覚えてますよ!」
( #^ν^)「明らかに覚えてなかっただろ!ふざけんな!お前、中学の頃からずっと同じクラスだっただろうが!」
川;д川「ええ!?そうだったんですか?」
( #^ν^)「…やっぱり覚えてなかったんじゃねーか」
川д川「あ」
427
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:49:18 ID:./B1hJXk0
(-_-)「お土産買い終わっちゃうと暇ですねー」
('A`)「…ありゃ?」
(-_-)「どうかしたんですか?」
('A`)「いや、シベリア大学付属高校の制服着てる奴がちらほらいるなぁと」
(-_-)「シベリア…」
('A`)「あの名門校と修学旅行同じ場所だったんだなー」
(-_-)「シベリアって、貞子さんと高岡君が転校してきた学校ですよね」
('A`)「あぁ、そうだな」
(;-_-)「…貞子さん、大丈夫かな」
('A`)「なぁに、大丈夫だろ。貞子だって他の奴らといるだろうし、絡まれたりとかはないさ」
(-_-)「…きっと何か問題が起きても誰かが助けてくれますよね」
('A`)「心配しすぎなんだよ、ヒッキーは」
(;-_-)「そうですよね、あははは」
428
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:50:01 ID:./B1hJXk0
( #^ν^)「ふざけやがってふざけやがって…!」
川д川「…すいません」
( #^ν^)「俺はな!!入学当初から、いつもいつもいつもお前のせいで二位だったんだよ!お陰であだ名は「万年2位」だった!」
川д川「えーと、なんかそれは申し訳ないことをしてしまいましたね」
( #^ν^)「俺は努力してお前を抜かすために勉強し続けた!中学三年間は一度も抜くことが出来なかったから、高校の三年間では抜かしてやろうと思ったのに、それなのにお前は…!!」
429
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:50:52 ID:./B1hJXk0
川д川『失礼しました』ガラッ
(; ^ν^)『おい、土井!お前、転校するって本当か!?』
川д川『…えぇ、まあ』
( #^ν^)『ふざけんな!お前、不登校になってやっと帰ってきたと思ったら転校だと!?俺はずっとお前を負かすために努力してきたんだぞ!勝ち逃げする気かよ!』
川д川『勝ち逃げ…?何の話か分かりませんが、私に関わらない方がいいかと思いますが』
( ^ν^)『…ってか、何で転校するんだよ、この学校のレベルが低いからか?』
川д川『貴方に教える義理はありません』
( #^ν^)『なんだと!』
川д川『…それにしてもビックリしました。この学校にまだ私に話し掛けてくる人がいるなんて』ボソッ
( ^ν^)『あ?』
川д川『…何の話かまったく分かりませんでしたが、これからも努力し続けて頑張ってくださいね』
( ^ν^)『…お前が居ないなら、努力しなくても俺がこの学校のトップに決まってんだろ、くそが』
430
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:52:14 ID:./B1hJXk0
川д川「あー…確かに転校の手続きした時にそんなことがあったような」
( #^ν^)「それすらも忘れてるとはな」
川д川「すいません。でも、私が居なくなったんだから貴方がトップなんでしょう?」
( ^ν^)「当たり前だろ、お前以外は俺の敵にならねーよ」
川д川「ならよかったじゃないですか、トップになれて」
( ^ν^)「そりゃあトップになれて嬉しいさ。でもな、お前が居なくなって俺がトップになったというのに、いつまでもお前は俺の邪魔をしてるんだよ」
川д川「邪魔をした覚えはないのですが…」
( #^ν^)「お前が勝ち逃げしたせいで、『土井貞子がいないから一位になれているだけ』と馬鹿にされるんだよ!」
川д川「なるほど」
( #^ν^)「…なぁ、土井。お前はいつまでたっても万年2位の気持ちが分かるか?一番じゃなきゃ意味がねーんだよ」
川д川「…そんなことは」
( ^ν^)「一番じゃなきゃ、ライバルだと思ってた奴に名前すら覚えてて貰えないんだぜ?」
川;д川「それは、その…」
431
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:53:24 ID:./B1hJXk0
( ^ν^)「馬鹿らしい。まさか存在すら認知してもらえてなかっただなんて、滑稽だよな」
川;д川「ごめんなさい」
( ^ν^)「…傷でも付ければ、俺のこと意識するようになるのか?なぁ、土井」
川;д川「お、落ち着いてください!!もう二度と忘れませんから!!」
( ^ν^)「…忘れるもなにも、最初から眼中になかったくせに」
川;д川「ちょ、近付かないで下さ…」
「あれ?そこにいるのは万年2位のニュッじゃないか」
( #^ν^)「あ!?今は学年首席だっつーの!!」
( ;^ν^)「って、お前は…」
川;д川「あ…」
432
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:55:25 ID:./B1hJXk0
从; ゚∀从「えっ、ニュッだけじゃなくて貞子もいるじゃないか!2人でなにしてるの?」
( ^ν^)「別にお前には関係ねーだろ」
川;д川「た、高岡くん!助けてください」
从; ゚∀从「ニュッ、お前もしかして貞子いじめてるの?」
( ^ν^)「どちらかというと精神的にやられたのは俺の方なんだけどな…」
从# ゚∀从「いくら中学からの仲だとしても、貞子をいじめるのは許さないぞ!」
( ;^ν^)「…なんだと?」
从 ゚∀从「そういう訳だから、貞子は返してもらうよ。そろそろ空港に向かわなきゃいけない時間だしね。いこう、貞子」
川;д川「は、はい!」
(; ^ν^)「ちょ、ちょっと待て!」
从 ゚∀从「悪いけど待てないよ。じゃあね、ニュッ。久々に顔見れてよかったよ」
(; ^ν^)「…」
433
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:57:11 ID:L3UaGDQE0
o川*@∀@)o「ライブ最高だったぁああ!!」
(;'A`)「キュート、なんで一年の時の姿に…」
ξ゚⊿゚)ξ「アイドルのライブに行く時の彼女なりの正装らしいです」
('A`)「これが正装なのか…」
(* ´_ゝ`)「眼鏡っ娘キューちゃん、最高っ…!」
( ;><)「兄者くんのキュートさんに対するフィルターはんぱないんです…」
434
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:58:56 ID:L3UaGDQE0
(-_-)「…貞子さんと高岡君、まだかなぁ」
( ^ω^)「もしかして2人でデートとかしてたりして…」
爪;'ー`)y-「そそそそんなまさか!」
( ´_ゝ`)「それは無いと思うよ?ハインはシベリアの奴と遊んでくるって言ってたし」
('A`)「ハインの奴、制服いまだにシベリアのだから紛らわしいな」
川 ゚ -゚)「シベリアの集合写真に紛れて写真に写ったら、心霊写真の出来上がりですね」
(; ´_ゝ`)そ「なるほど、それ目当てで…!」
从; ゚∀从「そんな訳ないだろう」
( <●><●>)「やっと来ましたか。遅かったですね、お二人とも」
川д川「まぁ、ちょっと色々ありまして…」
川 ゚ -゚)「行きたい所には行けたのか?」
川д川「残念ながら、今回は行けませんでした。そっちはどうでしたか?」
川 ゚ -゚)「ふふふ、聞きたいか?」
( ^ω^)「貞子、聞かないでくれお」
爪'ー`)y-「やめてくださいお願いします」
( ´_ゝ`)「俺らにはまだ早すぎたのさ…」
川;д川「そ、そうですか」
435
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 05:59:40 ID:L3UaGDQE0
(;-_-)「貞子さん。色々って、絡まれたりでもしたの?」
川д川「絡まれたというか、なんというか…」
从 ゚∀从「昔のクラスメイトに絡まれてたけど、俺が仲裁に入ったんで何事もなく終わったのでご心配なく」
(;-_-)「えっ!?大丈夫だったの?」
川д川「高岡君が助けてくれたので怪我一つありませんよ」
(;-_-)「そっか、ならよかった…」
从 ゚∀从「ヒッキー先生が心配しなくとも、どんなことがあっても貞子は俺が守りますから大丈夫ですよ」
(*-_-)「そっか、高岡君は頼もしいなぁ」
川;д川「嬉しいですけど、気持ちだけで結構ですので…」
436
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 06:00:42 ID:L3UaGDQE0
('A`)「おい、そろそろ飛行機に乗るぞー」
(-_-)「おっと、皆さん揃ってますか?」
(; ^ω^)「点呼取ったのに一人足りないお」
( ><)「あ、それミセリさんかと」
ミセ*゚ー゚)リ こくり
爪;'ー`)y-「スピーカーまた引っかかったのか…」
(*-_-)「じゃあ全員揃ってるようですし、帰りましょう!」
437
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 06:01:23 ID:L3UaGDQE0
川д川「…」
( #^ν^)『…なぁ、土井。お前はいつまでたっても万年2位の気持ちが分かるか?一番じゃなきゃ意味がねーんだよ』
( ^ν^)『一番じゃなきゃ、ライバルだと思ってた奴に名前すら覚えてて貰えないんだぜ?』
川д川「申し訳ないこと、しちゃいましたね…」
爪'ー`)y-「何が?」
川д川「…いえ、なんでもありませんよ」
爪'ー`)y-「ふーん?」
438
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 06:02:14 ID:L3UaGDQE0
( ^ν^)「……」
(* ^Д^)「修学旅行楽しかったな!もう帰りの飛行機だなんて、あっという間だったよなぁ」
( ^ν^)「そうだな」
(; ^Д^)「…なんだよ、楽しく無かったのかー?ってか、自由時間わざわざ私服に着替えてお前一人で何してたんだ?」
( ^ν^)「それはライブ……いや、そんなことより聞きたいことがあるんだが」
( ^Д^)「聞きたいこと?」
( ^ν^)「…白髪で、高岡って名字の奴、中高一貫クラスにいたか?」
(; ^Д^)「はぁ?何を言い出すかと思えば…」
439
:
修学旅行3日目
:2015/09/09(水) 06:03:02 ID:./B1hJXk0
( ^Д^)「高岡なんて生徒、そもそもシベリアには居ないだろ」
( ^ν^)「……だよな」
440
:
名も無きAAのようです
:2015/09/09(水) 06:04:51 ID:Hg63IJdw0
やっぱりホラーじゃないか
441
:
名も無きAAのようです
:2015/09/09(水) 06:07:52 ID:./B1hJXk0
修学旅行編、終わり。
消化したお題。
まくら投げ
覗き
おやつ
猥談
見回り
アイドル
迷子
財布
秘宝館
探検隊
異文化コミニュケーション
自由行動
集合
点呼
442
:
名も無きAAのようです
:2015/09/09(水) 06:16:10 ID:./B1hJXk0
おまけ。
今年も百物語参加させて頂きました。この作品でも百物語に参加したかったけど、修学旅行編が間に合わなかったので皆のホラー耐性についてのイラストだけでも書いてみたり
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1802.jpg
1.お化け屋敷にて
2.ホラゲー
3.映画館にてホラー映画
4.自宅にてホラー映画
443
:
名も無きAAのようです
:2015/09/09(水) 06:16:23 ID:3Uu9rEdE0
乙
ハインまさか……
444
:
名も無きAAのようです
:2015/09/09(水) 07:16:06 ID:X.6iq88o0
えっ?…………えっ!?ハイン……
修学旅行編面白かった!長崎行ってみたくなったよ。
乙でした
445
:
名も無きAAのようです
:2015/09/09(水) 13:05:29 ID:AMmQmk0Y0
おつ
446
:
名も無きAAのようです
:2015/09/10(木) 00:22:37 ID:3mFlFFf.0
弟者が存在する以上ホラーではない
よな?な?
447
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 10:49:28 ID:zaq1DvXg0
ミセ*゚ー゚)リ《もうすぐハロウィンだねー》
川д川「そういえばそうですね」
( ゚д゚ )「貞子は何の仮装するんだ?」
川д川「え、しませんけど」
(; ゚д゚ )「駄目だろ!この学校には生徒会主催のハロウィン仮装パーティがあるんだぞ」
川;д川「そうなんですか!?」
ミセ*゚ー゚)リ《そっかぁ、知らなかったんだね》
( ゚д゚ )「まぁ、まだ間に合うだろう。ちゃんと用意しておけよ?」
川д川「2人はもう決めてあるんですか?」
ミセ*゚ー゚)リ《私はミルナにお任せで作って貰うつもり》
( ゚д゚ )「貞子のも何か作ってやろうか?衣装の指定はできないがな!」
川д川「ミルナ君のオススメ衣装ってのがちょっと怖いのでお断りします、気持ちだけ受け取っておきます」
( ゚д゚ )「残念、貞子にピッタリのキャラクターがいるからそれの衣装作ろうと思ったのに…」
川д川(断って本当に良かった)
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