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('A`)は撃鉄のようです
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振り返ると同時に、男の右肩がふっと軽くなった。
男は一瞥して理解する。右腕は、消えて無くなっていた。
「お゙っ……!」
突然の激痛に傷口を押さえて身を捩る。
男はなんとか目を見開いてトラックを見直したが、そこには炎の塊があるだけだった。
運転席で黒い影がバタバタしているが、あれを助けている余裕は最早無い。
「くっそ――」
男は唾棄し、残った左手で光源を取り出した。
しかし出来なかった。その時すでに、男の左手は地面に落ちていた。
死の直前、男の眼前を黒い影が過ぎる。
何が起きたのか、誰にやられたのか。
そのどちらも理解出来ないまま、男は後ろから心臓を貫かれた。
( д )「…………」
ミルナとしての意識を失いながら、なお動き続けるその肉体。
黒甲冑を着た“それ”は、男の胸に突き刺した腕を引き抜き、喉を鳴らした。
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